JP2019133495A - 経営管理支援システム、経営管理支援方法、及び、経営管理支援プログラム - Google Patents

経営管理支援システム、経営管理支援方法、及び、経営管理支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】様々な粒度で利益の算出できるようにして経営支援を可能とした経営管理支援システム、経営管理支援方法、及び、経営管理支援プログラムを提供する。【解決手段】従業員の勤務時間を就業管理装置10が管理し、従業員の人件費を労務管理装置20が管理し、売上を売上管理装置30が管理し、就業管理装置10、労務管理装置20、および、売上管理装置30は、共通の複数のセグメントを含んでおり、共通のセグメントの中の少なくとも1つは、事業セグメントであり、共通の複数のセグメントの中で、互いに異なるセグメントの項目を関連付ける関連付けデータを管理する関連付けテーブル67を記憶部51が備え、関連付けデータに従った売上を処理装置50が算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、利益の算出を支援する経営管理支援システム、経営管理支援方法、及び、経営管理支援プログラムに関する。
損益計算書は、企業のある一定期間における収益と費用の状態を表すものであり、売上高、売上原価、販売管理費などの複数の項目が記載される。特許文献1には、中長期計画の策定を支援する経営管理支援システムが記載されている。特許文献1では、様々な中長期計画を作成するために様々な条件で損益計算を作成することができる。
特開2016−134053号公報
過去の実績を分析するにしても、予算や中長期計画を策定するにしても、様々な条件を設定して、損益計算書などの財務諸表を作成していく必要がある。一例として、事業部単位や地域単位や工場単位などの様々な粒度での損益計算書などの財務諸表の作成を試みる必要がある。
特許文献1のシステムにしても、一般に提供されている会計システムにしても、損益計算書などの財務諸表は企業全体で作成されることが多く、これより細かな粒度の財務諸表を策定することは難しく、時間の要する作業となっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、様々な粒度で利益を算出できるようにして経営支援を可能とした経営管理支援システム、経営管理支援方法、及び、経営管理支援プログラムを提供することにある。
上記課題を解決する経営管理支援システムは、従業員の勤務時間を管理する就業管理部、従業員の人件費を管理する労務管理部、および、売上を管理する売上管理部は、共通の複数のセグメントを含んでおり、前記共通の複数のセグメントの中の少なくとも1つは、事業セグメントであり、前記共通の複数のセグメントの中で、互いに異なるセグメントの項目を関連付ける関連付けデータを管理する関連付けテーブルを備える記憶部と、前記関連付けデータに従った利益を算出する処理部とを備える。
上記構成によれば、共通の複数のセグメントの中で、互いに異なるセグメントの項目を関連付ける関連付けデータを選択することにより、様々な粒度で利益を算出し、実績や予算や中長期予想を検討するための損益計算書などの財務諸表を作成することができる。
上記経営管理支援システムにおいて、前記関連付けテーブルは、複数の関連付けデータを管理し、前記処理部は、前記複数の関連付けデータの中から選択された関連付けデータに従った利益を算出することが好ましい。
上記構成によれば、関連付けテーブルに定義された複数の関連付けデータの中から所望の関連付けデータを選択する簡易な操作で、様々な粒度の利益を算出することができる。
上記経営管理支援システムにおいて、前記共通の複数のセグメントの中で、少なくとも1つのセグメントは、階層構造を備えることが好ましい。
上記構成によれば、セグメントが階層構造を有することで、様々な粒度で利益を算出することができる。
上記経営管理支援システムにおいて、前記階層構造において、下位項目の中に未算出データが存在する場合、上位項目のデータを按分して、前記下位項目の未算出データを算出することが好ましい。
上記構成によれば、未算出データが存在する場合、上位項目のデータを按分して、下位項目の未算出データを算出することができる。
また、本発明は、上記経営管理支援システムにより実行される経営管理支援方法である。
更に、本発明は、経営管理支援システムに用いる経営管理支援プログラムであり、ネットワークや可搬性記録媒体によって拡布され、サーバ装置といったコンピュータにインストールされることによって実行される。
以上のような構成によれば、様々な粒度で利益を算出できるようにして経営支援を可能とした経営管理支援システム、経営管理支援方法、及び、経営管理支援プログラムを提供することができる。
経営管理支援システムの概略構成を示す図。 (a)はセグメントテーブルを示す図、(b)〜(f)はセグメントテーブルで管理されている個別のテーブルを示す図。 関連付けテーブルを示す図。 (a)年度ごと按分率を示す図、(b)は(a)のグラフ。 (a)は損益計算書の一部を示す図、(b)は損益計算書を作成する手順を示すフローチャート。 年度ごとの売上を示す図。 (a)は年度ごとの売上を示す線グラフ、(b)は棒グラフ。 (a)〜(c)は事業ごとの売上を示す線グラフ。 年度ごとの売上原価を示す図。 年度ごとの販売管理費を示す図。 年度ごとの販売管理費を示す線グラフ。 年度ごとの販売管理費率を示す図。 次年度売上予想を示す図。 (a)は売上原価予測を説明する図、(b)は販売管理費予測を説明する図。
以下、図1〜図14を用いて、本発明が適用された経営管理支援システム、経営管理支援方法、及び、経営管理支援プログラムを具体化した一実施形態を説明する。
図1に示すように、本発明が適用された経営管理支援システムは、就業管理部としての就業管理装置10と、労務管理部としての労務管理装置20と、売上管理部としての売上管理装置30と、会計部としての会計管理装置40と、処理装置50とを備えている。就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、会計管理装置40、および、処理装置50は、ネットワークを介して相互に接続されている。
就業管理装置10は、全体の動作を制御する制御部11と、就業データベースが構築された記憶部12とを備えている。制御部11は、CPU11a、RAM11b、ROM11cなどを備えている。CPU11aは、ROM11cなどに格納された制御プログラム、通信プログラムや記憶部12のデータをRAM11bにロードして、各種プログラムを実行する。一例として、制御部11は、就業データベースか構築された記憶部12にアクセスして検索条件で指定されたデータを抽出する抽出部として機能する。
記憶部12は、大容量ハードディスクなどにより構成され、就業データを管理する就業データベースが構築されている。具体的に、就業データベースは、従業員に対して一意に付与された従業員識別データに関連付けて、就業データとして、各従業員の月単位で従業員の個人就業実績、例えば就業時間を管理する。具体的には、就業データベースは、各従業員の従業員識別データに関連付けて、毎日の職場、出勤時刻、退勤時刻、就業時間などを管理するとともに、月ごとの出勤日数、総労働時間、総残業時間、深夜残業時間、休日出勤時間、外勤日数、出張日数、休出回数、夜勤回数などが格納されている。
就業データベースは、従業員ごとの以上のような就業データを管理し、さらに、従業員が所属する部門、事業、事業所、業務ごとでも同様に管理できるようになっている。
さらに、就業データベースは、以上のような項目について、各従業員のスケジュール(予定)も管理している。一例として、スケジュール管理として、就業データベースには、毎日の予定の職場、出勤予定時刻、退勤予定時刻、予定就業時間などを管理するとともに、月ごとの出勤予定日数、予定総労働時間、予定総残業時間、予定深夜残業時間、予定休日出勤時間、予定外勤日数、予定出張日数、予定休出回数、予定夜勤回数などが格納されている。来月、再来月などの近い将来の予算などを算出するときには、各従業員の予定データが用いられる。
就業データベースは、従業員ごとの以上のようなスケジュールデータを管理し、さらに、従業員が所属する部門、事業、事業所、業務ごとでも同様に管理できるようになっている。
労務管理装置20は、全体の動作を制御する制御部21と、労務データベースが構築された記憶部22とを備えている。制御部21も、CPU、RAM、ROMなどを備えている。CPUは、ROMなどに格納された制御プログラム、通信プログラムや記憶部のデータをRAMにロードして、各種プログラムを実行する。一例として、制御部21は、労務データベースか構築された記憶部22にアクセスして検索条件で指定されたデータを抽出する抽出部として機能する。
記憶部22は、大容量ハードディスクなどにより構成され、労務データを管理する労務データベースが構築されている。具体的に、労務データベースは、従業員識別データに関連付けて、労務データとして、各従業員の月単位での人件費、例えば給与支給実績を管理するものである。具体的には、給与項目(基本給、残業手当など)に対応する金額が格納されている。また、控除項目、保険料、交通費などが格納されていてもよい。さらに、昇給や退職金等の分析用データなどを格納していてもよい。労務データベースは、従業員ごとの以上のような労務データを管理し、さらに、従業員が所属する部門、事業、事業所、業務ごとでも同様に管理できるようになっている。
売上管理装置30は、全体の動作を制御する制御部31と、売上データベースが構築された記憶部32とを備えている。制御部31も、CPU、RAM、ROMなどを備えている。CPUは、ROMなどに格納された制御プログラム、通信プログラムや記憶部のデータをRAMにロードして、各種プログラムを実行する。一例として、制御部31は、売上データベースか構築された記憶部32にアクセスして検索条件で指定されたデータを抽出する抽出部として機能する。
記憶部32は、大容量ハードディスクなどにより構成され、売上データを管理する労務データベースが構築されている。具体的に、月次の売上高や、売上原価や、販売費及び一般管理費などが格納される。売上データベースは、従業員が所属する部門、事業、事業所、業務ごとで売上を管理している。
会計管理装置40は、全体の動作を制御する制御部41と、会計データベースが構築された記憶部42とを備えている。制御部41も、CPU、RAM、ROMなどを備えている。CPUは、ROMなどに格納された制御プログラム、通信プログラムや記憶部のデータをRAMにロードして、各種プログラムを実行する。
記憶部42は、大容量ハードディスクなどにより構成され、会計データを管理する会計データベースが構築されている。具体的に、財務諸表を作成するための会計データを管理しており、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書を生成する。貸借対照表の作成のため、「資産」、「負債」、「資本」の部に分けて事業資金を管理する。また、損益計算書の作成のため、「売上総利益」、「営業利益」、「経常利益」、「税引き前当期利益」、「当期利益(純利益)」などを管理する。さらに、キャッシュフロー計算書の作成のため、営業活動、投資活動、財務活動におけるキャッシュフローを管理する。会計データベースは、会社全体の全社会計データを管理し、さらに、部門、事業、事業所、業務ごとでも同様に管理できるようになっている。
処理装置50は、大容量ハードディスクなどにより構成された記憶部51と、処理部としての制御部52と、操作部56とを備えている。記憶部51は、セグメントテーブル61と、関連付けテーブル67とを備えている。制御部52は、CPU、RAM、ROMなどを備えている。CPUは、ROMなどに格納された制御プログラム、通信プログラムや記憶部のデータをロードして、各種プログラムを実行する。
ここでは、就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、会計管理装置40、および、処理装置50は、何れも、少なくとも部門セグメント(セグメント1)、事業セグメント(セグメント2)、事業所セグメント(セグメント3)、業務セグメント(セグメント4)を管理している。部門セグメント、事業セグメント、事業所セグメント、および、業務セグメントは、就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、および、会計管理装置40に共通する共通セグメントである。図2(a)に示すように、セグメントテーブル61は、部門テーブル62,63(図2(b)、(c)参照)、事業テーブル64(図2(d)参照)、事業所テーブル65(図2(e)参照)、業務テーブル66(図2(f)参照)を識別する識別データであるindexを管理している。
一例として、図2(b)に示すように、就業管理装置10の就業データベースにおいて、部門セグメントを管理する部門テーブル62は、セグメントテーブル61におけるindex1であり、「経理部」、「営業部」、「開発部」、「製造部」、「経理課」、「人事課」などの部門項目を管理している。ここで、「経理課」および「人事課」は、parentindexが1を示し、「経理部」の下層に位置している。このように、部門テーブル62は、階層構造を有している。そして、部門テーブル62の全体を指定できるほか、個別の項目(「経理部」、「営業部」、「経理課」などの項目)で選択することもできる。
また、一例として、図2(c)に示すように、会計管理装置40の会計データベースにおいて、部門セグメントを管理する部門テーブル63は、セグメントテーブル61におけるindex1であり、「経理部」、「営業部」、「開発部」、「製造部」などの部門項目を管理している。なお、部門テーブル63においても、「経理課」および「人事課」といった下層項目を管理していてもよいが、ここでは、上位項目である「経理部」、「営業部」、「開発部」、「製造部」しか管理していない。
就業管理装置10の部門テーブル62は、会計管理装置40の部門テーブル63と、「経理課」および「人事課」を備えている点で相違しているが、両者は、共に「経理部」、「営業部」、「開発部」、「製造部」が共通項目となっている。このように、就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、および、会計管理装置40は、部門テーブルについて、下層において異なる項目が存在することを許容しながらも、上層では、項目が共通するように管理している。
図2(d)に示すように、事業セグメントを管理する事業テーブル64は、就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、および、会計管理装置40において、共通しており、セグメントテーブル61におけるindex2となっている。事業テーブル64は、事業項目として、「パッケージ事業」、「会議室サービス事業」を備え、「パッケージ事業」の下層に「ソフトウェア事業」と「ハードウェア事業」とを備えている(「ソフトウェア事業」と「ハードウェア事業」はparentindexが1を示している。)。さらに、「会議室サービス事業」の下層に「貸会議室事業」を備えている(「貸会議室事業」はparentindexが4を示している。)。このように、事業テーブル64は、階層構造を有している。なお、事業テーブル64は、さらに「ソフトウェア事業」や「ハードウェア事業」や「貸会議室事業」よりもさらに事業を細かくする下層の項目を有していてもよいし、「ソフトウェア事業」や「ハードウェア事業」や「貸会議室事業」の層を備えていなくてもよい。
図2(e)に示すように、事業所を管理する事業所セグメントを管理する事業所テーブル65は、就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、および、会計管理装置40において、共通しており、セグメントテーブル61におけるindex3となっている。事業所テーブル65は、事業項目として、「名古屋」、「三重」、「岐阜」を備えている。なお、事業所テーブル65は、さらに事業所を細かに分類する下層を備えていてもよい。
図2(f)に示すように、業務を管理する業務セグメントを管理する業務テーブル66は、就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、および、会計管理装置40において、共通しており、セグメントテーブル61におけるindex4となっている。業務テーブル66は、業務項目として、「作業」を備え、「作業」の下層に、「カスタマイズ」と「梱包」と「出荷」とを備えている(「カスタマイズ」と「梱包」と「出荷」とはparentindexが1を示している。)。なお、業務テーブル66は、「カスタマイズ」と「梱包」と「出荷」より更に作業を細かに分類する下層を備えていてもよい。
処理装置50において、関連付けテーブル67は、部門テーブル62,63の項目と事業テーブル64の項目と事業所テーブル65の項目とを相互に関連付ける関連付けデータを管理する。具体的には、図3に示すように、関連付けテーブル67で管理する関連付けデータとしてのindex1-1は、セグメント1(部門テーブル62,63)のindex1(経理部)を示しており、index1-3は、セグメント1のindex3(開発部)を示している。さらに、index2は、セグメント2(事業テーブル64)の全体を示しており、index2-1は、セグメント2のindex1(パッケージ事業)を示しており、index2-2は、セグメント2のindex2(ソフトウェア事業)を示している。さらに、index23-1は、セグメント2のindex2(ソフトウェア事業)で、かつ、セグメント3(事業所テーブル3)のindex1(名古屋事業所)を示している。さらに、index234-2は、セグメント2のindex3(ハードウェア事業)で、かつ、セグメント3のindex1(名古屋事業所)で、かつ、セグメント3(業務テーブル66)のindex3(梱包)を示している。
操作部56は、キーボードやマウスであり、関連付けテーブル67で管理している複数の関連付けデータの中から1つの関連付けデータを選択することができる。処理装置50は、選択された関連付けデータに従って、就業管理装置10の就業データベース、労務管理装置20の労務データベース、売上管理装置30の売上データベース、および、会計管理装置40の会計データベースにアクセスする。そして、所定のデータを抽出し、損益計算書などの財務諸表を作成するのに必要なデータを抽出し、また、財務諸表を作成する。
一例として、図3におけるindex2の関連付けデータを選択した場合、事業単位、すなわちパッケージ事業(ソフトウェア事業とハードウェア事業)と会議室サービス事業(貸会議室事業)をまとめた事業全体の所定データを、就業データベース、労務データベース、売上データベース、および、会計データベースから抽出し財務諸表を作成する。また、一例として、図3におけるindex2-2を選択した場合、ソフトウェア事業の所定データを、就業データベース、労務データベース、売上データベース、および、会計データベースから抽出しソフトウェア事業の財務諸表を作成する。
財務諸表を作成するにあたって、未算出の項目があるときは、所定の按分率に従った按分処理によって未算出の項目のデータを算出する。一例として、index23-1(セグメント2のindex2(ソフトウェア事業)かつセグメント3のindex1(名古屋事業所))が選択された場合において、売上データベースでは、事業所単位の売上データや販売管理費データを有していなかったとする。このような場合、処理装置50は、全社の売上データや販売管理費データを按分して、名古屋事業所全体の売上データや販売管理費データを算出し、この後、名古屋事業所全体の売上データや販売管理費データを按分して、ソフトウェア事業における売上のデータや販売管理費のデータを算出する。按分処理にあたって、事業別の按分率が既知の場合、按分処理が容易な演算となる。
按分率は、一例として、図4(a)および(b)に示すように算出する。過去年度(一例として2012年〜2015年)について、名古屋事業所におけるソフトウェア事業やハードウェア事業などの事業別((i)〜(vi))の売上データや販売管理費データを取得し、年度ごとに実績値に基づいた按分率(按分率は合計で100)を算出する。次に、(i)〜(vi)毎に、各年の按分率を使い最小二乗法によって、本年(2016年)の按分率の予測値を算出する。その後、本年(2016年)の予測値の合計が100を超える場合、100になるように補正する。以上のように算出された按分率に従って、名古屋事業所全体の売上データや販売管理費データに対する名古屋事業所のソフトウェア事業の売上データや販売管理費データの予測値を算出することができる。
なお、按分率は、以上のように最小二乗法を利用して算出してもよいし、項目によっては、上位項目を等分する値であってもよい。一例として、営業外損益などは、本業以外の活動で経常的に発生する利息や配当であるため、各事業に等分して割り振るようにしてもよい。
次に、図5(a)に示すような損益計算書を作成する場合について説明する。図5(b)に示すように、処理装置50の制御部52は、ステップS1において、操作部56の操作に従って、関連付けテーブル67のリストの中から1つの関連付けデータを選択する。例えば、図3において、index2-1が選択されたときには、パッケージ事業の損益計算書を作成し、index2-2が選択されたときには、ソフトウェア事業の損益計算書を作成することになる。
ステップS2において、制御部52は、売上管理装置30にアクセスして、売上データベースから選択した関連付けデータに従ったセグメントの項目に対応する売上データなどを抽出する。ステップS3において、制御部52は、労務管理装置20にアクセスして、労務データベースから選択した関連付けデータに従ったセグメントの項目に対応する販売管理費となる人件費のデータなどを抽出する。
ステップS4において、制御部52は、会計管理装置40にアクセスして、会計データベースから選択した関連付けデータに従ったセグメントの項目に対応した営業外利益や特別損益などに関するデータを抽出する。営業外利益などは、企業の本業以外の活動で経常的に発生する収益であり、例えば事業部には発生しない収益である。このようなデータは、按分処理によって各事業部に割り振ることができる。また、特別損益についても、特定の事業部に関連付くものではないとき、按分処理によって各事業部に割り振られる。
ステップS5において、制御部52は、ステップS1で選択した関連付けデータに基づいて、就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、および、会計管理装置40から抽出したデータに従って損益計算処理をする。
ステップS6において、制御部52は、予算や中長期予想を行う際には、目標とする売上高などを損益計算書に入力し、再計算することによって、販売管理費や純利益などを予測することができる。一例として、本年度や次年度の売上データや販売管理費データなどは、上述した按分率に従って算出することができる。また、事業計画に従って、売上データや販売管理費データを算出することができる。
以下、損益計算書を作成する一例を図6〜図14を参照して説明する。図6は、図3に示す関連付けテーブル67において、index2の事業セグメントを選択したときの売上管理装置30から取得した売上データを示す。この企業は、「パッケージ事業」、「会議室サービス事業」を備え、「パッケージ事業」の下層に「ソフトウェア事業」、「ハードウェア事業」、「導入支援事業」、「クラウド、月額事業」、「保守事業」、「その他の事業」を備えている。また、「会議室サービス事業」の下層に「貸会議室事業」を備えている。そして、各事業について、2012年から2017年の売上金額、前年比、パッケージ事業内比率が算出されている。処理装置50は、操作部56の操作に従って、図6に示すデータから線グラフ(図7(a)参照)や棒グラフ(図7(b)参照)を生成する。なお、図6では、2014年および2015年の売上、ならびに、「導入支援事業」、「クラウド、月額事業」、および、「保守事業」の売上を省略している。
なお、2017年の売上は、予測部分であり、2012年から2016年の実績をベースに最小二乗法により算出される。
また、関連付けテーブル67において、index2-1の事業セグメントが選択されたとき、パッケージ事業の線グラフが生成される(図8(a)参照)。また、index2-2の事業セグメントが選択されたとき、ソフトウェア事業の線グラフが生成され(図8(b)参照)、index2-3の事業セグメントが選択されたとき、ソフトウェア事業の線グラフが生成される(図8(c)参照)。
図9は、売上原価を示している。処理装置50は、2016年の売上原価しか売上データベースに蓄積されていないため、2016年の原価率をそのまま2017年の予測部分に適用し、売上の延びに合わせて算出している。図10は、販売管理費を示している。2017年の販売管理費率は、全社と同じとし、58%とした。処理装置50は、図11に示すように、販売管理費のグラフと、図12に示すように、販売管理比率のグラフを生成することができる。図9および図10では、「導入支援事業」、「クラウド、月額事業」、および、「保守事業」の売上原価および販売管理費を省略している。
なお、売上原価については、2012年〜2015年についてデータが未入力であるが、全社の売上原価が既知の場合には、按分処理により、事業ごとの売上原価データを算出し入力することができる。販売管理費についても、2012年〜2015年についてデータが未入力であるが、全社の各年の販売管理費が既知であることから、按分処理によって、事業ごとの販売管理費データを算出し入力することができる。
一例として、図13ならびに図14(a)および(b)に示すように、予算や中長期予想をする場合次のようにシミュレーションを行うことができる。図13および図14では、「導入支援事業」、「クラウド、月額事業」、および、「保守事業」の売上原価および販売管理費を省略している。
1)一例として、営業部門から、2017年の売上高の伸び率が114%なので、人数、経費は変更せず、これを120%したらどうなるか。との依頼があり、これをシミュレーションする。この際。数値の実現性を検討し、セグメント間で作業者により、ソフトウェア事業+4、ハードウェア事業△7、…に調整した。
2)経営企画部門から、(i)の営業利益が265百万円なので、300百万円にしたい。原価率は不変とし、(iv)の販管費はそのままとする。との依頼があり、これをシミュレーションする。
シミュレーションの結果は以下の通りである。
(i)は、過去実績から伸ばした2017年の売上高であり、全社113%、パッケージ事業114%となった。
(ii)は、パッケージ事業の伸び率目標を120%(全社119%)に置き、各セグメントの比率をキープして、目標売上高を計算したものである。
(iii)は、数値の実現性を検討し、セグメント間で作業者により、ソフトウェア事業+4、ハードウェア事業△7、…に調整したものである。
(iv)は、(i)のPLの営業利益が足らなくて、300百万円にしたときの結果である。結果として、営業部門の(ii)の計画よりも売上が多くなっており、売上原価率を下げる、販売管理費を下げる等の施策が必要であると思われる。
このようなシミュレーションを繰り返して予算や中長期予想を立てることができる。
上記健康情報総合管理システムによれば、以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)セグメントテーブル61で管理された共通の複数のセグメントの中で、互いに異なるセグメントを関連付ける関連付けデータを関連付けテーブル67の中から選択することにより、様々な粒度の損益計算書などの財務諸表を作成することができる。そして、その粒度で実績の分析や予算や中長期予想を検討することができる。
(2)関連付けテーブルに定義された複数の関連付けデータの中から所望の関連付けデータを選択することができる。したがって、関連付けデータの選択作業が容易である。
(3)セグメントが階層構造を有することで、様々な粒度で損益計算書などの財務諸表を作成することができる。
(4)未算出データが存在する場合、上位項目のデータを按分して、下位項目の未算出データを算出することができる。そして、按分により算出されたデータを利用して損益計算書などの財務諸表を作成することができる。
なお、上記経営管理支援システムは、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・未算出データは、按分処理ではなく、作業者が身算出データを手動で入力するようにしてもよい。
・共通セグメントは、すべて階層構造を備えていなくてもよいし、すべてが階層構造を有していてもよいし、一部だけが階層構造を備えていてもよい。また、共通のセグメントにおいて、階層の数は全て同じであってもよい。
・関連付けデータは、予め関連付けテーブル67に登録されていてもよいし、ユーザが企業の実情に合わせて関連付けテーブル67に登録するものであってもよい。
・就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、および、会計管理装置40の共通のセグメントは、部門セグメント、事業セグメント、事業所セグメント、業務セグメント以外に備えていてもよい。
・生産実績を管理する生産実績データベースが構築された記憶部を備えた生産実績管理装置を備えていてもよい。これにより、さらに生産数などに応じた様々な粒度の財務諸表を作成することができる。
・給与管理装置と労務管理装置とを分けてもよい。この場合、給料管理装置では、給与明細等の一般的な給与の実績データを管理し、労務管理装置では、昇給や退職金等の分析用データを管理することになる。
・経営管理支援システムは、少なくとも処理装置50を備えていればよく、就業管理装置10、労務管理装置20、売上管理装置30、会計管理装置40などの他の装置を備えていなくてもよい。一例として、売上管理装置30や生産実績管理装置は、経営管理支援システムに含まれていなくてもよい。このような場合、処理装置50は、他の装置から光ディスクなどの可搬性記録媒体から売上管理装置30や生産実績管理装置のデータが入力される。そして、選択された関連付けデータに従ってデータを抽出することになる。
・処理装置50は、損益計算書だけでなく、バランスシートやキャッシュフロー計算書を作成するようにしてもよい。
・処理装置50が算出する利益としては、「営業利益」、「経常利益」、「税引き前当期利益」、「当期利益(純利益)」などどのような利益であってもよい。
・各記憶部12,22,32,42などをクラウドに配置するようにしてもよい。
10…就業管理装置、11…制御部、11a…CPU、11b…RAM、11c…ROM、12…記憶部、20…労務管理装置、21…制御部、22…記憶部、30…売上管理装置、31…制御部、32…記憶部、40…会計管理装置、41…制御部、42…記憶部、50…処理装置、51…記憶部、52…制御部、56…操作部、61…セグメントテーブル、62…部門テーブル、63…部門テーブル、64…事業テーブル、65…事業所テーブル、66…業務テーブル、67…関連付けテーブル。

Claims (6)

  1. 従業員の勤務時間を管理する就業管理部、従業員の人件費を管理する労務管理部、および、売上を管理する売上管理部は、共通の複数のセグメントを含んでおり、前記共通の複数のセグメントの中の少なくとも1つは、事業セグメントであり、
    前記共通の複数のセグメントの中で、互いに異なるセグメントの項目を関連付ける関連付けデータを管理する関連付けテーブルを備える記憶部と、
    前記関連付けデータに従った利益を算出する処理部と
    を備える経営管理支援システム。
  2. 前記関連付けテーブルは、複数の前記関連付けデータを管理し、
    前記処理部は、前記複数の関連付けデータの中から選択された関連付けデータに従った利益を算出する
    請求項1に記載の経営管理支援システム。
  3. 前記共通の複数のセグメントの中で、少なくとも1つのセグメントは、階層構造を備える
    請求項1または2に記載の経営管理支援システム。
  4. 前記階層構造において、下位項目の中に未算出データが存在する場合、上位項目のデータを按分して、前記下位項目の前記未算出データを算出する
    請求項3に記載の経営管理支援システム。
  5. 従業員の勤務時間を管理する就業管理部、従業員の人件費を管理する労務管理部、および、売上を管理する売上管理部は、共通の複数のセグメントを含んでおり、前記共通の複数のセグメントの中の少なくとも1つは、事業セグメントであり、
    前記共通の複数のセグメントの中で、互いに異なるセグメントの項目を関連付ける関連付けデータを管理する関連付けテーブルを記憶部が記憶しており、
    前記関連付けデータに従った利益を処理部が算出する
    経営管理支援方法。
  6. 従業員の勤務時間を管理する就業管理部、従業員の人件費を管理する労務管理部、および、売上を管理する売上管理部は、共通の複数のセグメントを含んでおり、前記共通の複数のセグメントの中の少なくとも1つは、事業セグメントであり、
    経営管理支援システムに、
    前記共通の複数のセグメントの中で、互いに異なるセグメントの項目を関連付ける関連付けデータを管理する関連付けテーブルを記憶部が記憶しており、
    前記関連付けデータに従った利益を処理部が算出する
    経営管理支援方法を実行させるための経営管理支援プログラム。
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