JP2019133348A - 検品システム、検品方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】同一配送先にまとめて配送する複数の成果物の検品を効率化する。【解決手段】本発明の検品システムは、第1のユーザが第1の成果物を検品した際に、当該第1のユーザが検品した第1の成果物と配送先が同じである第2の成果物を、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザが検品しているか判定し、配送先が同じである前記第2の成果物を前記第2のユーザが検品していると判定した場合、前記第1のユーザと前記第2のユーザとに対して情報を通知する。【選択図】図11

Description

本発明は、出荷検品を効率化するための検品システム、検品方法、およびプログラムに関する。
従来から、商業印刷業界においては、画像形成装置と後処理装置を組み合わせることで様々な印刷物が製造されている。例えば、画像形成装置によって印刷処理が行われた印刷物に対して製本や断裁といった後加工を行うことで、書籍やフォトブック、カタログ、チラシ、チケット、名刺などの多種多様な体裁の成果物を製造することができる。この製造した成果物を出荷する際に、前記成果物は納品書や配送伝票と一緒に梱包されて出荷される。出荷時に成果物を特定するため、成果物の識別情報であるバーコードを成果物に対して付与することが行われている。
特開2006−213464号公報
しかしながら、成果物が書籍の場合は書籍の裏表紙にバーコードを印刷しておくことによって書籍を識別することが可能であるが、成果物がチラシ、チケット、名刺などの場合はデザインやスペースの都合でバーコードを印刷することが困難な場合もある。したがって、バーコード等の識別記号がない成果物の場合、成果物の特定を作業者が目視で行う必要があり手間が発生していた。
そこで、本出願人は、成果物にバーコード等の識別記号が印刷されていない場合、その成果物をカメラで撮影して当該成果物の画像の特徴に基づく類似画像検索を行うことで成果物を特定することを検討している。また、1つの配送先にまとめて送付すべき成果物が複数個ある場合、作業者は配送先に送付する成果物を仕掛品置き場からすべて探し出す必要がある。
特許文献1では、物品が保管されている容器ごとにランプなどの表示機器を設置しておき、作業者が物品をピッキングする際に該当するランプを点滅させることで、ピッキング対象の物品が保管されている容器の場所を作業者に伝えることができる。しかし、特許文献1のピッキング技術では、物品を予め品目ごとに分類して容器に保管しておく必要があり、複数の成果物が分類されずに仕掛品置き場に置かれている場合には適用することができない。特に、1つの配送先にまとめて送付すべき成果物が複数あり、その複数の成果物のうちの一部が他の作業者によって誤って仕掛品置き場から持ち出されてしまった場合は以下の問題がある。すなわち、この場合、誰がその成果物を持っているかを知ることができず、その成果物を探し出すことは更に困難である。
本発明は、作業者が成果物の1つを出荷検品する際に、その成果物と同一配送先に配送すべき他の成果物を他の作業者が出荷検品中であった場合、情報を通知することによりいずれか一方の作業者により出荷検品作業を継続可能な検品システムを提案する。
本発明の検品システムは、配送先が同じ複数の成果物に関する第1の情報、および前記配送先が同じ複数の成果物のうちの少なくとも1つを検品しているユーザに関する第2の情報を記憶する記憶手段と、第1のユーザが第1の成果物を検品した際に、前記第1の情報と前記第2の情報とに基づいて、当該第1のユーザが検品した前記第1の成果物と配送先が同じである第2の成果物を、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザが検品しているか判定する判定手段と、前記第2のユーザが前記第1の成果物と配送先が同じである前記第2の成果物を検品していると前記判定手段で判定した場合、前記第1のユーザと前記第2のユーザとに対して情報を通知する通知手段と、を備える。
本発明によれば、作業者が成果物の1つを出荷検品する際に、その成果物と同一配送先に配送すべき他の成果物を他の作業者が出荷検品中であった場合、情報を通知することによりいずれか一方の作業者により出荷検品作業を継続できる。
情報処理システムのシステム構成図である。 情報処理装置およびハードウェアを示すブロック図である。 情報処理装置およびソフトウェアを示すブロック図である。 印刷物の例である。 情報処理装置に予め登録された、印刷物それぞれの登録画像の例である。 情報処理装置に登録される注文情報の例である。 情報処理装置に登録される特徴量の例である。 情報処理装置に登録されるユーザ情報の例である。 情報処理装置に登録される出荷検品担当者情報の例である。 注文登録時のフローを示すフローチャートである。 注文の検品フローを示すフローチャートである。 検品フローを示すフローチャートである。 検品者決定フローを示すフローチャートである。 通知フローを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<検品システムの構成例>
図1は、本発明に係る検品システムの全体構成を示す図である。なお、以下の説明における検品システム全体の環境は本発明の説明を理解しやすくするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
同図において、ネットワーク100に情報処理装置101、情報処理装置102、画像形成装置103が接続される。情報処理装置101上では、検品対象となる印刷物の画像DB(データベース)や画像検索プログラム、通知送信プログラム、などのプログラムが動作する。また、情報処理装置101には、メール/電話送受信プログラムやプリンタドライバなどがインストールされる。メール/電話送受信プログラムは、情報処理装置101および102間でメール/電話の送受信を行うためのプログラムである。プリンタドライバは、画像形成装置103を制御するためのプログラムである。
情報処理装置102は、成果物をカメラで撮像することによって取得した撮像データを情報処理装置101に送信し、情報処理装置101から当該送信した撮像データに対応する成果物情報を取得する。画像形成装置103は、情報処理装置101から送られてくる印字データを含む印刷データを解析し、1ページずつドットイメージに変換して印刷する。
図1では、情報処理装置102、画像形成装置103はそれぞれ1つであるが、それぞれ複数であってもよい。また、ネットワーク100はインターネットであってもよく、例えば、情報処理装置102からインターネット越しに情報処理装置101、画像形成装置103へとアクセスする構成であってもよい。
図2は、本実施例の情報処理装置101および情報処理装置102のハードウェア構成である。情報処理装置101および102は、一般的なコンピュータ(PC)のハードウェアで構成することができる。
図2において、CPU200は、ROM202内に記憶されたプログラムや、ハードディスク等の外部メモリ210からRAM201にロードされたOS(オペレーションシステム)やアプリケーションプログラム等のプログラムを実行する。すなわち、CPU200が、読み取り可能な記憶媒体に格納された該プログラムを実行することにより、以下に述べる各フローチャートの処理を実行する各処理部として機能する。RAM201は、CPU200のメインメモリであり、ワークエリア等として機能する。
キーボードコントローラ203は、キーボード208や図示しないバーコードリーダー、ポインティングデバイス(マウス、タッチパッド、タッチパネル、トラックボールなど)からの操作入力を制御する。ディスプレイコントローラ204は、ディスプレイ209の表示を制御する。ディスクコントローラ205は、各種データを記憶するハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)等の外部メモリ210へのデータアクセスを制御する。カメラコントローラ206は、カメラ211からの撮像データ入力を制御する。ネットワークコントローラ(NC)207はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
<情報処理システムのソフトウェア構成例>
図3は、本実施例の情報処理装置101および情報処理装置102の各機能を示す機能ブロック図である。
制御部314は、情報処理装置101の各機能ブロック300〜313の実行制御を行う。注文情報登録部300は、図6に示す注文情報を情報処理装置101に登録する処理に関する制御を行う。すなわち、MIS(営業情報システム)などの上位アプリやサーバーから受信した注文情報を1行1行解析し、1行ごとの解析結果を制御部314に渡す。
注文情報管理部301は、注文情報記憶部302とのデータのやり取りを制御する。すなわち、前記注文情報の解析結果を制御部314から受信し、注文情報記憶部302に保存する。注文情報記憶部302は、前記注文情報の解析結果を記憶する。なお、注文情報記憶部302の記憶方法は、例えば、RAM201に記憶させる方法でもよいし、外部メモリ211にファイルとして保存する方法でもよい。あるいは、データベース等のデータ記憶用プログラムに記憶する方法でもよい。
画像変換処理部303は前記解析結果からPDFファイルまでのファイルパスを取得し、当該ファイルパスをもとにBitmapやJPEG等の形式にて保存した画像ファイルを取得する。
特徴量計算部304は、制御部314から渡された画像ファイルに対して一般的な特徴量計算手段を用いて特徴量を計算して、計算された特徴量のデータを制御部314に渡す。特徴量DB306は、前記特徴量を特徴量DB306に登録した後、前記画像ファイルの画像IDを制御部314に返す。そして、制御部314は、特徴量DB306から返ってきた前記画像IDを前記解析結果に紐づけて注文情報管理部301に渡す。注文情報管理部301は、受け取った前記画像IDを前記解析結果に紐づけて注文情報記憶部302に出荷検品進捗管理のために保存する。
検索部305は、制御部314から受け取った特徴量と特徴量DB306内の特徴量を比較し、特徴量の類似度が閾値より高い画像の画像IDを制御部314に返す。本実施例では、検索対象となっている画像は出荷検品のフラグがFalse(未完了)になっている画像(未完了物)のみを対象とし、全ての検索対象画像との特徴量の類似度が閾値より低かった場合は画像IDを返さず、該当結果なしとする。
ユーザ情報記憶部307は、作業員の名前やユーザID、連絡先などが記憶されている。検品実行部308は、入力として制御部314から渡された画像ファイルを特徴量計算部304に渡して特徴量の計算を行う。得られた特徴量を検索部305に渡して得られた検索結果を制御部314に渡す。通知送信部309は、情報処理装置102や画像形成装置103に対してメッセージ通知やメール送信、電話送信などの通知処理を行う。指示書作成部310は、注文情報記憶部302に記録された注文情報のうち、同一配送先に送付する成果物の情報が記載された印刷データを作成し、印刷を行う。印刷指示部311は、画像形成装置102に対して印刷データの送信を指示する。
ログイン制御部312は、情報処理装置102によるログイン処理を行う。情報処理装置102より送信されたユーザIDとパスワード双方が一致する行がユーザ情報記憶部307に存在するかどうかを確認し、存在すればTrue、存在しなければFalseを返す。出荷検品担当者記憶部313は、注文情報記憶部302に記録された配送先に対する出荷検品を行っているユーザIDを記録する。通信処理部315は、ネットワークを介して情報処理装置102や情報処理装置103との通信処理を行う。通信処理部316は、ネットワークを介して情報処理装置101との通信処理を行う。
制御部317は、情報処理装置102の各機能ブロック318〜322の実行制御を行う。ログイン制御部318は、作業者の情報処理装置102に対するログイン処理を行う。ログイン制御部318は、情報処理装置102の制御部317と通信処理部316および情報処理装置101の制御部314と通信処理部315を介して、情報処理装置101のユーザ情報記憶部307へとアクセスする。そして、ログイン制御部318は、作業者が情報処理装置102上で入力したユーザIDとパスワード、さらにPC情報記憶部320に保存されたPC識別情報をユーザ情報記憶部307に送信し、ユーザ情報記憶部307から作業者のログインIDを取得する。
撮像部319は、カメラ211を使った印刷物の撮像開始/停止を制御し、撮像画像を生成する。撮影した写真は、情報処理装置102の制御部317と通信処理部316および情報処理装置101の制御部314と通信処理部315を介して、情報処理装置101の検品実行部308へ送信される。PC情報記憶部320は、情報処理装置102が保持するIPアドレスやMACアドレスなどのPC識別情報を記憶する。通知受信部321は、情報処理装置101の通知送信部309より送信された通知を通信処理部316と制御部317を介して受信し、通知内容をディスプレイ209に表示させる。通知送信部322は、情報処理装置102とネットワークで接続された情報処理装置(情報処理装置101を含む)に対して通知を送信する。
<情報処理システムにおいて製造される印刷物の例>
図4は、本実施例の情報処理システムにおいて製造される印刷物の一例を示す図である。
400と403はチラシを表し、それぞれサイズおよび紙面上に印刷される印刷データは異なる。401はチケットを表し、402はダイレクトメール等のキャンペーンポストカードを表し、404はパンフレット等の製本された成果物を表す。
<情報処理装置に登録される登録画像の例>
図5は、本実施例の情報処理装置101の特徴量DB306に登録される画像ファイルと図4に示した印刷物の一例との関係を示す図である。
画像ファイル500〜504はそれぞれ、印刷物400〜404に対応する。すなわち、情報処理装置101にて印刷物400〜404の印刷データを基に画像データ500〜504を生成し、画像ファイルとして注文情報記憶部302に保存しておく。
<情報処理装置に登録される注文情報の例>
図6は、本実施例の情報処理装置101の注文情報記憶部302に登録される注文情報の一例である。
・列600には前記注文情報を構成する注文それぞれを識別する注文IDが格納される。
・列601には前記注文情報を構成する配送先それぞれを識別する配送先IDが格納される。
・列602には注文それぞれの配送先名が格納される。
・列603には注文それぞれの配送先住所が格納される。
・列604には成果物IDが格納される。
・列605には成果物名称が格納される。
・列606には注文それぞれに関連する画像ファイルまでのファイルパスが格納される。
・列607には画像IDが格納される。つまり列607には、列606のファイルパスから取得した画像データを特徴量DB308に登録したときに入手できる画像IDが格納される。
・列608には成果物が置かれる仕掛品置き場の位置が格納される。
・列609には出荷検品が終了したかどうかを示すフラグが格納される。つまり、この列において、成果物の出荷検品が終了していない状態はFalse(未完了)で示され、出荷検品が終了した状態はTrue(完了)で示される。この列の初期値はFalseに設定される。
・列610には出荷検品を行った作業者のユーザIDが格納される。つまり情報処理装置102において検品を実行した際に、ユーザ情報記憶部307から取得してログイン制御部318に保存されたユーザIDが格納される。この列の初期値は空である。
・列611には出荷検品を行った情報処理装置のPC識別情報が保存される。つまり情報処理装置102において検品を実行した際に、PC情報記憶部320に保存されたPC識別情報が格納される。この列の初期値は空である。
・列612には出荷検品が行われた時刻が保存される。この列の初期値は空である。
<情報処理装置に登録される特徴量DBの例>
図7は、本実施例の情報処理装置101の特徴量DB306に記憶される情報の一例を示す図である。
・列700には、図6に示した注文情報記憶部302に記憶される情報の列604と同じ値が格納される。
・列701には列700の特徴量をもとに生成されたIDが記憶され、列700に対して一意に決定される。
<情報処理装置101のユーザ情報記憶部の例>
図8は、本実施例の情報処理装置101におけるユーザ情報記憶部307の一例を示す図である。
・列800にはユーザIDが記憶される。このユーザIDはユニークであり、同じ値をもつ行が複数あることはない。
・列801には列800のユーザ毎に設定されたパスワードが記憶される。これは、ログインを行う際に使用される。
・列802にはユーザ名が記憶される。
・列803には電話番号が記憶される。
・列804にはメールアドレスが記憶される。
・列805にはユーザが現在ログインしている情報処理装置102のPC識別情報が記憶される。ログインされていない場合は空となる。
・列806にはユーザの居室(配送検品場)が記憶される。
<情報処理装置101の出荷検品進捗記憶部の例>
図9は、本実施例の情報処理装置101における出荷検品担当者記憶部313の一例を示す図である。
・列900には注文情報記憶部302の列601に記録された配送先IDが記憶される。
・列901には、ユーザ情報記憶部307に記録された、配送先に対する検品を現在行っているユーザIDが記憶される。配送先に対する出荷検品が開始されていない場合は空となり、出荷検品が行われている場合または終了した場合に値が格納される。
<情報処理装置101および102における一注文の処理フロー>
図10は、注文を受け付けてから出荷検品するまでの流れを示すフロー図である。各ステップに係るプログラムは、情報処理装置101(または102)のROM202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS1000では、情報処理装置101の注文情報登録部300が、受け付けた注文の注文情報を1行1行解析し、1行ごとの解析結果を制御部314に渡す。ここでいう解析結果とは、前記注文情報を構成する成果物の情報を意味する。
ステップS1001では、情報処理装置101の制御部314が、前記解析結果からPDFファイルまでのファイルパスを取得する。そして、制御部314は、前記ファイルパスを画像変換処理部303に渡すことによって画像ファイルを取得する。
ステップS1002では、情報処理装置101の制御部314が、取得した前記画像ファイルを特徴量計算部304に渡し、取得した特徴量を特徴量DB306に登録する。このとき、前記画像ファイルの画像IDが生成される。
ステップS1003では、情報処理装置101の制御部314が、特徴量DB306から返ってきた前記画像ファイルの画像IDを取得する。そして、制御部314は、前記画像IDと前記解析結果とを注文情報登録部300に渡す。
ステップS1004では、情報処理装置101の注文情報登録部300が、制御部314を介して、前記解析結果と前記画像IDを注文情報記憶部302に格納するよう注文情報管理部301に依頼する。注文情報管理部301は、前記依頼を受けて、前記解析結果と画像IDを紐づけて、注文情報記憶部302に格納する。注文情報管理部301は、出荷検品担当者記憶部313に、前記解析結果に含まれる配送先IDを追加する。
ステップS1005では、情報処理装置102によって検品処理が行われる。
<情報処理装置101および102における注文の検品フロー>
図11は、本実施例の情報処理装置101および102によってステップS1005で行われる検品処理の詳細を示すフロー図である。各ステップに係るプログラムは情報処理装置101または102のROM202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS1100では、情報処理装置102のログイン制御部318がキーボード208から入力されたユーザIDおよびパスワードを、情報処理装置101のログイン制御部312に送信する。情報処理装置101のログイン制御部312は、受け取った前記ユーザIDおよびパスワードがユーザ情報記憶部307に存在するかどうかを確認する。そして、それが存在する場合は情報処理装置102に対してTrueを返し、存在しない場合は情報処理装置102に対してFalseを返す。Trueの場合はステップS1101へ移行する。
ステップS1101では、ログイン制御部318はPC情報記憶部320に記憶されたPC識別情報を、情報処理装置101のログイン制御部312に送信する。ログイン制御部312は受け取った前記ユーザIDに紐づくPC識別情報として、前記PC識別情報をユーザ情報記憶部307に記憶する。
ステップS1102では、情報処理装置102のログイン制御部318は、ログアウト処理要求が行われたかどうかを判断する。ログアウト処理要求が行われた場合はステップS1112へ移行し、行われてない場合はステップS1103へ移行する。
ステップS1103では、情報処理装置102の撮像部319は、カメラ211を用いて1つまたは複数の成果物を撮像して成果物の撮像画像データを取得する。また、検品実行部308は、該画像データに基づいて出荷検品を行う成果物の成果物IDと配送先IDを選択する。S1103の処理の詳細は後述する。
ステップS1104では、情報処理装置101の制御部314は、上記出荷検品要求を行った情報処理装置102のPC識別番号を通信処理部315から取得する。制御部314は上記PC識別番号をユーザ情報記憶部307に問い合わせ、上記PC識別番号と紐づくユーザIDを取得し、検品実行部308に渡す。検品実行部308は出荷検品担当者記憶部313に前記配送先IDに紐づくユーザIDが記録されているか確認する。記録されていない場合、または記録されたユーザIDが前記ユーザIDと一致する場合はステップS1107へ移行し、そうでない場合はステップS1105へ移行する。
ステップS1105では、図13の処理に基づいて、どの作業者がその配送先に対する出荷検品を行うかを、情報処理装置101の検品実行部308が決定する。詳細は図13において後述する。
ステップS1106では、情報処理装置101の検品実行部308は、S1105の決定結果に基づく通知を送信する。この通知は、出荷検品要求を行った情報処理装置102の作業者と、S1104で出荷検品担当者記憶部313に記録されていたユーザIDに対応する作業者との双方に対して行われる。詳細は後述する。
ステップS1107では、情報処理装置101の検品実行部308は、S1103によって選択された成果物の配送先IDと紐づくユーザ情報記憶部307の列801に対して、出荷検品要求を行った情報処理装置102の作業者のユーザIDを記載する。
ステップS1108では、情報処理装置101の検品実行部308は制御部314を介して指示書作成部310に対して、前記配送先に関する作業指示書を作成する指示を行う。指示書作成部310は作成した指示書情報を検品実行部308に渡し、制御部314を介して印刷指示部311に対して作業指示書の印刷指示を行う。
作業指示書には、作業者が出荷検品を行う上でどのような成果物を集めればよいかを判断するために必要な情報が記載されている。作業指示書には、注文IDや配送先情報、配送先に送付する成果物名称と部数、成果物のサムネイル等が記載されている。
本実施例では、1つの配送先にまとめて出荷すべき全ての成果物の検品が完了するまで、成果物を1回撮像するごとにS1108で作業指示書の印刷を行うようにしている。この場合は、1つの配送先にまとめて出荷すべき全ての成果物のうち、検品が完了していない成果物(未完了物)を識別できるように作業指示書に印刷しておけば、作業者は足りない成果物を識別して集めやすくなる。
なお、作業指示書に関する印刷データは、S1108の時点で作成しても良いし、注文が取り込まれる図10のS1000の時点で予め作成しておいても良い。
また、S1108の作業指示書の印刷処理は、1つの配送先に対する1つ目の成果物を撮像したときにのみ実行するようにしてもよい。すなわち、同じ配送先にまとめて出荷すべき別の成果物を撮像した時点(同じ配送先に関する2回目以降の撮像時)では、S1108の印刷処理をスキップしてもよい。このような形態を取った場合は、作業指示書の印刷枚数を1枚にすることができる。
また、上述した実施例では、作業者が成果物を最初に撮影した後に作業指示書を印刷する形態について説明するが、これに限るものではない。例えば、作業者がPCにログインした後で、かつ成果物を収集してくる前の段階(すなわち、S1103の前の段階)で、次に検品および配送すべき成果物に関する作業指示書を印刷するようにしてもよい。このような形態では、注文を受けた順序に基づいて作業指示書を印刷するようにすれば、優先して検品すべき成果物を作業者に指示することができる。
ステップS1109では、情報処理装置101の検品実行部308は注文情報記憶部302内の、ステップS1103で検品を行った成果物の行に対して、検品情報を記載する。具体的には、図6の列609の検品済み列に対してTrue、列610にユーザ情報記憶部307より取得したユーザID、列611に情報処理装置102のPC情報記憶部320に記録されたPC識別情報、列612に現在時刻を記載する。
ステップS1110では、情報処理装置101の検品実行部308は注文情報記憶部301に前記配送先に紐づくすべて成果物の出荷検品フラグがすべてTrueか確認する。すべてTrueの場合はステップS1111へ移行し、終了していない場合はステップS1103へ移行する。
ステップS1111では、情報処理装置101の検品実行部308は前記ステップS1110で出荷検品が完了した配送先に対する配送処理を行う。この配送先処理は、納品書印刷を行っても良いし、配送ラベルの印刷を行っても良い。
ステップS1112では、情報処理装置101のログイン制御部312はログイン制御部312に対して現在のログイン情報とログアウト通知を送信する。ログイン制御部312はユーザ情報記憶部307から、ログアウト通知が送信したユーザIDと紐づく行の列805と列806を削除する。
<情報処理装置102における検品フロー>
図12は、ステップS1103の詳細を示した図である。
ステップS1200では、撮像部319は情報処理装置102のカメラ211を用いて成果物を撮像し、画像データを作成する。
ステップS1201では、情報処理装置102の制御部317は前記画像データを通信処理部316を介して情報処理装置101の検品実行部308に送信する。検品実行部308は前記画像データに対して、一般的な物体検出手段を用いることによって画像データ内に存在するすべての成果物画像を検出する。検出された上記成果物画像それぞれに対してトリミングを行い、すべてのトリミングされた各成果物画像の画像データを特徴量計算部304に渡し、取得した各成果物画像の特徴量を制御部314を介して検索部305に渡す。検索部305は、制御部314から受け取った各成果物画像の特徴量と、特徴量DB306内の画像データの特徴量を比較する。また、検索部305は、各成果物画像に関して、特徴量の類似度が閾値より高い特徴量DB内の画像のうち、類似度が最も高い画像データに対応する画像IDを制御部314を介して検品実行部308に渡す。検索結果となる前記画像IDが1個以上ある場合(すなわち、成果物画像に対応する画像IDが検索された場合)はステップS1202へ移行し、0個の場合はステップS1200へ移行する。
ステップS1202では、情報処理装置101の検品実行部308は前記検索によって取得した画像IDを制御部314から受け取り、注文情報管理部301に渡す。注文情報管理部301は前記画像IDと一致する図6の成果物ID604と配送先ID601すべてを、制御部314を介して検品実行部308に渡す。前記検索結果の成果物IDが複数ある場合(すなわち、撮影した画像から複数の成果物を検出し、複数の成果物それぞれに対応する成果物IDを検索した場合)はステップS1203へ移行し、複数でない場合はステップS1207へ移行する。
ステップS1203では、情報処理装置101の検品実行部308は前記配送先IDを確認し、複数ある場合はステップS1204へ移行し、無い場合はステップS1207へ移行する。
ステップS1204では、情報処理装置101の検品実行部308は、注文情報管理部301に前記配送先IDを制御部314を介して渡す。また、注文情報管理部301は、注文情報記憶部302から前記配送先IDに紐づく図6の配送先名602および配送先住所603を取得する。さらに、注文情報管理部301は、通信処理部315を介して前記配送先IDおよび前記配送先名および前記配送先住所をすべて情報処理装置102のディスプレイ209上に表示する。
ステップS1205では、情報処理装置101の制御部315はキーボード208から前記配送先IDが入力されるまで待ち続ける。入力された場合はステップS1206へ移行する。
ステップS1206では、情報処理装置101の制御部315は入力された前記配送先IDを通信処理部314経由で検品実行部308に渡す。検品実行部308はステップS1201によって特定した成果物IDのうち、前記配送先IDと紐づく成果物IDおよび前記配送先IDを検品実行部308に一時保存する。
ステップS1207では、情報処理装置101の検品実行部308は前記検索によって特定した成果物IDおよび配送先IDを検品実行部308に一時保存する。
<情報処理装置101における検品者決定フロー>
図13は、検品を行う際に検品する成果物の配送先に対する出荷検品を他のユーザが検品を行っていた際に、どちらが検品を行うかを判定し、誰が誰に対して検品中の成果物を渡せばよいかを判定するためのフローを示したステップS1105の詳細図である。各ステップに係るプログラムは情報処理装置101のROM202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS1300では、情報処理装置101の検索実行部308は保持する配送先IDを制御部314を介して注文情報管理部301に渡す。注文情報管理部301は注文情報記憶部302から、前記配送先IDを持ち、なおかつ検品完了フラグ709がTrueである検品完了数(少なくとも1つの対象成果物の数)を取得する。注文情報管理部301は前記検品完了数を制御部314を介して検品実行部308に渡す。検品実行部308は、前記検品完了数と保持する成果物ID数(少なくとも1つの完了物の数)とを比較し、前者の個数のほうが多い場合はステップS1301へ移行し、そうでない場合はステップS1302へ移行する。
ステップS1301では、情報処理装置101の検索実行部308は、成果物の渡し先をステップS1107で取得した出荷検品要求を行ったユーザID(第1のユーザ)とする。また、検索実行部308は、渡し元を出荷検品担当者記憶部313に記録されたユーザID(第2のユーザ)と決定し、検索実行部308に記憶する。
ステップS1302では、情報処理装置101の検索実行部308は、成果物の渡し先を出荷検品担当者記憶部313に記録されたユーザID(第2のユーザ)とする。また、検索実行部308は、渡し元をステップS1107で取得した出荷検品要求を行ったユーザID(第1のユーザ)と決定し、検索実行部308に記憶する。
<情報処理装置101および102における通知フロー>
図14は、検品を行う際に検品する成果物の配送先に対する出荷検品を他のユーザが検品を行っていた際に、双方のユーザに対して通知処理を行うフローを示した図である。各ステップに係るプログラムは情報処理装置101及び情報処理装置102のROM202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS1400では、情報処理装置101の検品実行部308は渡し先および渡し元のユーザID800を通知送信部309へ送信する。通知送信部309は、ユーザ情報記憶部307に記録された渡し先のユーザ名802を取得して、通信処理部315を経由して渡し元のIPアドレス805に対して送信する。渡し元の情報処理装置102における通知受信部321は、通信処理部316を経由して渡し先のユーザ名802を受けとり、ディスプレイ209に対してユーザ名802を表示する。
ステップS1401では、情報処理装置101の検品実行部308はユーザ情報記憶部307に渡し先の電話番号803が記録されているかを確認する。記録されている場合はS1402へ移行し、記録されていない場合はステップS1403へ移行する。
ステップS1402では、情報処理装置101の検品実行部308は渡し先および渡し元のユーザID800を通知送信部309へ送信する。通知送信部309は通信処理部315を経由して、渡し元のIPアドレス805に対して渡し先の電話番号803を送信する。渡し元の情報処理装置102における通知受信部321は、通信処理部316を経由して渡し先の電話番号803を受けとり、ディスプレイ209に対して電話番号803を表示する。
ステップS1403では、情報処理装置101の検品実行部308はユーザ情報記憶部307に渡し先のメールアドレス804が記録されているかを確認する。記録されている場合はS1404へ移行し、記録されていない場合はステップS1405へ移行する。
ステップS1404では、情報処理装置101の検品実行部308は渡し先および渡し元のユーザID800を通知送信部309へ送信する。通知送信部309は通信処理部315を経由して、渡し元のIPアドレス805に対して渡し先のメールアドレス804を送信する。渡し元の情報処理装置102における通知受信部321は、通信処理部314を経由して渡し先のメールアドレス804を受けとり、ディスプレイ209に対してメールアドレス804を表示する。
ステップS1405では、情報処理装置101の制御部315はキーボード208またはディスプレイ209にによって電話ボタンが押下されたかを確認する。押下された場合はステップS1406へ移行し、押下されない場合はS1407へ移行する。
ステップS1406では、情報処理装置101の制御部315は通知送信部322に対してステップS1402で取得した電話番号を渡す。通知送信部322は、前述の電話番号に対して電話をかける。この電話をかける手段に関しては、本発明の対象ではないため説明を割愛する。
ステップS1407では、情報処理装置101の制御部315はキーボード208またはディスプレイ209にによってメールボタンが押下されたかどうかを確認する。押下された場合はステップS1408へ移行し、押下されていない場合はステップS1409へ移行する。
ステップS1408では、情報処理装置101の制御部315は通知送信部322に対してステップS1404で取得したメールアドレスを渡す。通知送信部322は、前述のメールアドレスに対してメールを送信する。メールの内容は予め設定されたテンプレートのメールを送信する。なお、メールを送信する手段に関しては、本発明の対象ではないため説明を割愛する。
ステップS1409では、情報処理装置101の制御部315はキーボード208またはディスプレイ209によってメッセージが閉じられたかどうかを確認する。閉じられた場合はステップS1412へ移行し、閉じられていない場合はステップS1410へ移行する。
ステップS1410では、情報処理装置101の検品実行部308は通知送信部309が情報処理装置102に対してメッセージを送信してから予め定められた一定期間(しきい値)を超える時間が経過していないかどうかを判断する。経過している場合はステップS1411へ移行し、経過していない場合はステップS1405へ移行する。
ステップS1411では、情報処理装置101の検品実行部308は検品実行部308内で保持する渡し先のユーザIDと渡し元のユーザIDを交換し、ステップS1400へ移行する。例えば、渡し元のユーザがメッセージに気付かない場合、渡し元のユーザは、いつまでたっても渡し先のユーザに成果物を渡すことができない。そこで、メッセージを送信してから予め定められた一定期間が経過しても、渡し元のユーザから何ら応答が無い場合には、渡し元と渡し先を交換する。これにより、渡し元のユーザは、直ちに渡し先のユーザに成果物を渡すことができる。つまり、出荷検品の効率化が図られる。
ステップS1412では、情報処理装置101の検品実行部308は出荷検品担当者記憶部313の現在検品を行っている配送先ID601に紐づくユーザID800に対して、渡し先のユーザIDを記録する。
また、ユーザ情報記憶部307に位置情報が保存されている場合は、メッセージに位置情報を加えて送信しても良い。また、注文情報記憶部302に成果物の保管場所が記憶されている場合は、保管場所をメッセージに加えて送信しても良い。
<変形例>
本実施例の検品システムが実行する機能は、ハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアにより実現してもよいし、又は、それらの組み合わせにより実現してもよい。
例えば、類似画像検索を用いた出荷検品を制御するコントローラと、配送先が同じ複数の成果物の出荷検品に関する第1の情報、および複数の成果物の出荷検品の担当者に関する第2の情報を記憶するメモリと、を備えるシステムを考える。この場合、コントローラは、以下の機能を、ハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアにより実現してもよいし、又は、それらの組み合わせにより実現してもよい。
・ 第1の情報に基づき、類似画像検索の検索対象を出荷検品が行われていない未完了物に限定する限定手段。
・ 類似画像検索を用いて、複数の成果物の中から第1のユーザが出荷検品を行う少なくとも1つの対象成果物を特定する特定手段。
・ 第2の情報に基づき複数の成果物の出荷検品の担当者が第1のユーザとは異なる第2のユーザであることが確認された場合に、第1の情報に基づき第1および第2のユーザの中から複数の成果物の出荷検品を引き続き行う担当者を選択する選択手段。
・ 選択手段により選択された担当者を第1および第2のユーザに通知する通知手段。
・ 選択手段により選択された担当者が第1のユーザである場合に、第2の情報を第2のユーザから第1のユーザに変更する変更手段。
・ 第1および第2のユーザに関する第3の情報を取得する取得手段。
なお、これらの機能が、ハードウェアにより実現されるか、ソフトウェアにより実現されるか、又は、それらの組み合わせにより実現されるかは、上述の検品システムが使用される環境、又は、上述の検品システムに課される設計制約など、に依存する。本実施例の検品システムの機能がソフトウェアにより実行される場合、その機能を実現するプログラムは、ホスト装置からネットワークを介して上述の検品システムに提供されてもよい。また、そのプログラムは、本実施例の検品システムの機能を実現するプログラムが記憶された記憶媒体(メモリカード、CDなど、のリムーバブルメモリを含む)から上述の検品システムに提供されてもよい。この場合、本実施例の検品システムは、ネットワークまたは記録媒体から取得したプログラム(ソフトウェア)を実行し、本発明に係る処理を実行する。
なお、選択手段は、第1の情報に基づき第2のユーザにより出荷検品が行われた少なくとも1つの完了物の数を取得する。また、選択手段は、少なくとも1つの対象成果物の数が少なくとも1つの完了物の数よりも多い場合に、第1のユーザを担当者として選択する。一方、選択手段は、少なくとも1つの対象成果物の数が少なくとも1つの完了物の数と同じまたはそれよりも少ない場合に、第2のユーザを担当者として選択する。
また、通知手段は、選択手段により選択された担当者と共に第3の情報を第1および第2のユーザに通知する。通知手段が第1および第2のユーザに通知を行った後、第1および第2のユーザのうち複数の成果物の出荷検品を引き続き行う担当者として選択されなかった非選択ユーザから一定期間応答が無い場合は、選択手段は以下の対応をとる。すなわち、選択手段は、非選択ユーザを複数の成果物の出荷検品を引き続き行う担当者として再選択し、通知手段は、非選択ユーザを選択手段により選択された担当者として第1および第2のユーザに再通知する。
また、検品システムが、第1および第2の情報処理装置と、第1および第2の情報処理装置を接続するネットワークと、を備える場合を考える。この場合、第1の情報処理装置は、第1のユーザによりログインされていることを第3の情報として提供し、かつ、第2の情報処理装置は、第2のユーザによりログインされていることを第3の情報として提供する。例えば、図3の通信処理部315,316は、第1、第2、および第3の情報、並びに選択手段により選択された担当者の送受信を処理する。
コントローラは、第2の情報に基づき複数の成果物の出荷検品の担当者が未登録であることが確認された場合に、第1のユーザが複数の成果物の出荷検品の担当者であることを第2の情報としてメモリに登録する登録手段をさらに備える。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
100 ネットワーク
101,102: 情報処理装置
103 画像形成装置
200 CPU
201 RAM
202 ROM
203 キーボードコントローラ
204 ディスプレイコントローラ
205 ディスクコントローラ
206 カメラコントローラ
207 ネットワークコントローラ

Claims (12)

  1. 配送先が同じ複数の成果物に関する第1の情報、および前記配送先が同じ複数の成果物のうちの少なくとも1つを検品しているユーザに関する第2の情報を記憶する記憶手段と、
    第1のユーザが第1の成果物を検品した際に、前記第1の情報と前記第2の情報とに基づいて、当該第1のユーザが検品した前記第1の成果物と配送先が同じである第2の成果物を、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザが検品しているか判定する判定手段と、
    前記第2のユーザが前記第1の成果物と配送先が同じである前記第2の成果物を検品していると前記判定手段で判定した場合、前記第1のユーザと前記第2のユーザとに対して情報を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする検品システム。
  2. 前記第1のユーザが検品した前記第1の成果物は、類似画像検索により、複数の成果物の中から特定されることを特徴とする請求項1に記載の検品システム。
  3. 前記第2のユーザが前記第1の成果物と配送先が同じである前記第2の成果物を検品していると前記判定手段で判定した場合、前記第1のユーザと前記第2のユーザの中から、前記第1の成果物および前記第2の成果物と配送先が同じである前記複数の成果物の検品を引き続き行うユーザを選択する選択手段を、更に備え、
    前記通知手段は、前記第2のユーザが前記第1の成果物と配送先が同じである前記第2の成果物を検品していると前記判定手段で判定した場合、前記第1のユーザと前記第2のユーザとに対して前記選択手段で選択されたユーザに関する情報を通知する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の検品システム。
  4. 前記選択手段により前記第1のユーザが選択された場合に、前記第2の情報を前記第2のユーザから前記第1のユーザに変更する変更手段をさらに備える、
    請求項3に記載の検品システム。
  5. 前記選択手段は、
    前記第1のユーザにより検品された第1の成果物の数が前記第2のユーザにより検品されている第2の成果物の数よりも多い場合に、前記第1のユーザを、前記第1の成果物および前記第2の成果物と配送先が同じである前記複数の成果物の検品を引き続き行うユーザとして選択する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の検品システム。
  6. 前記選択手段は、
    前記第1のユーザにより検品された第1の成果物の数が前記第2のユーザにより検品されている第2の成果物の数と同じまたはそれよりも少ない場合に、前記第2のユーザを、前記第1の成果物および前記第2の成果物と配送先が同じである前記複数の成果物の検品を引き続き行うユーザとして選択する、
    請求項3乃至5のいずれか1項に記載の検品システム。
  7. 前記第1および第2のユーザに関する第3の情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記選択手段により選択されたユーザに関する情報と共に前記第3の情報を前記第1および第2のユーザに通知する、
    請求項3乃至6のいずれか1項に記載の検品システム。
  8. 前記通知手段が前記第1および第2のユーザに通知を行った後、前記第1および第2のユーザのうち前記複数の成果物の前記出荷検品を引き続き行うユーザとして選択されなかった非選択ユーザから一定期間応答が無い場合に、前記選択手段は、前記非選択ユーザを前記複数の成果物の前記出荷検品を引き続き行う前記担当者として再選択し、前記通知手段は、前記非選択ユーザを前記複数の成果物の前記出荷検品を引き続き行うユーザとして前記第1および第2のユーザに再通知する、
    請求項3乃至7のいずれか1項に記載の検品システム。
  9. 前記第3の情報は、前記第1および第2のユーザそれぞれのログイン情報であることを特徴とする請求項7に記載の検品システム。
  10. 前記第1のユーザが検品した前記第1の成果物と配送先が同じである第2の成果物を検品しているユーザが存在しないと前記判定手段で判定した場合、前記第1のユーザを、前記複数の成果物のうちの少なくとも1つを検品しているユーザとして前記第2の情報に登録する登録手段をさらに備える、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の検品システム。
  11. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の検品システムの各手段として機能させるためのプログラム。
  12. 配送先が同じ複数の成果物に関する第1の情報、および前記配送先が同じ複数の成果物のうちの少なくとも1つを検品しているユーザに関する第2の情報を記憶手段に記憶させるステップと、
    第1のユーザが第1の成果物を検品した際に、前記第1の情報と前記第2の情報とに基づいて、当該第1のユーザが検品した前記第1の成果物と配送先が同じである第2の成果物を、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザが検品しているか判定する判定ステップと、
    前記第2のユーザが前記第1の成果物と配送先が同じである前記第2の成果物を検品していると前記判定ステップで判定した場合、前記第1のユーザと前記第2のユーザとに対して情報を通知する通知ステップと、
    を備えることを特徴とする検品方法。
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