JP2019132222A - ポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇圧特性を向上可能なポンプ装置を提供する。【解決手段】駆動流体Aの流れを利用して吸引流体Bを吸引するポンプ装置1は、ノズル13、流体導入部14、及び、混合部15を備える。ノズル13は、駆動流体Aを噴射可能な噴射口を有する。流体導入部14は、駆動流体Aによって吸引される吸引流体Bを導く。混合部15は、ノズル13が噴射する駆動流体Aの下流側に設けられ、駆動流体Aと吸引流体Bとを混合する。ポンプ装置1では、駆動流体Aと吸引流体Bとが合流をする仮想座標平面S0において流体導入部14に近い側を流れる吸引流体B1の圧力損失は、仮想座標平面S0において流体導入部14から遠い側を流れる吸引流体B2の圧力損失に比べ小さい。【選択図】図2

Description

本発明は、ポンプ装置に関する。
冷凍サイクルに適用されるエジェクタ等のポンプ装置について、駆動流体と吸引流体とが合流する以降の混合部におけるエジェクタの効率を上げる課題が従来からあった。そこで特許文献1には、複数の駆動ノズルが設けられたノズルのうち、中央部分に配置する中央駆動ノズルにおける流体の圧力と、周辺部分における流体の圧力とに圧力差を設け、当該圧力差を利用して混合部において駆動流体と吸引流体とを短い距離で均質に混合するポンプ装置が記載されている。
特開2008−133796号公報
しかしながら、特許文献1に記載のポンプ装置ではノズルの位置と吸引流体が供給される流体導入部との位置関係によっては、ポンプ装置の昇圧特性が低下するおそれがある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、昇圧特性を向上可能なポンプ装置を提供することである。
本発明は、駆動流体(A,Af)の流れを利用して吸引流体(B,B3)を吸引するポンプ装置であって、ノズル(13,23,33)、流体導入部(14,34)、及び、混合部(15,35)を備える。ノズルは、噴射口(11,12,32)から駆動流体を噴射する。流体導入部は、吸引される吸引流体を導く。混合部は、駆動流体と吸引流体とを混合する。本発明のポンプ装置では、駆動流体と吸引流体とが合流をする領域(S0)において流体導入部に近い側を流れる吸引流体(B1,B4)の圧力損失は、当該領域において流体導入部から遠い側を流れる吸引流体(B2,B5)の圧力損失に比べ小さい。
また、本発明のポンプ装置では、ノズル、流体導入部、及び、混合部を備えており、駆動流体と吸引流体とが合流をする領域において流体導入部に近い側を流れる吸引流体の流速は、流体導入部から遠い側を流れる吸引流体の流速よりも遅い。
また、本発明のポンプ装置では、ノズル、流体導入部、及び、混合部を備えており、流体導入部に近い側の吸引流体の流路の断面積は、流体導入部に遠い側の吸引流体の流路の断面積に比べ大きい。
本発明のポンプ装置では、駆動流体と吸引流体とが合流をする領域において流体導入部に近い側を流れる吸引流体の圧力損失が、当該領域において流体導入部から遠い側を流れる吸引流体の圧力損失に比べ小さい。また、流体導入部に近い側を流れる吸引流体の流速が、流体導入部から遠い側を流れる吸引流体の流速に比べ遅い。また、流体導入部に近い側の吸引流体の流路の断面積は、流体導入部に遠い側の吸引流体の流路の断面積に比べ大きい。本発明のポンプ装置は、これらの構成または当該構成による流体の特性によって圧力損失が小さくなるため、昇圧特性を向上することができる。
第一実施形態によるポンプ装置が適用される冷凍サイクルの模式図である。 第一実施形態によるポンプ装置の断面図である。 図2のIII−III部断面図である。 第一実施形態によるポンプ装置の構成を説明する模式図である。 第一実施形態によるポンプ装置の斜視図である。 第一実施形態によるポンプ装置の流体導入部接続角度と昇圧量との関係を表す図である。 第二実施形態に係るポンプ装置の断面図である。 第二実施形態によるポンプ装置の構成を説明する模式図である。 第三実施形態に係るポンプ装置の断面図である。 第三実施形態によるポンプ装置の構成を説明する模式図である。 第四実施形態によるポンプ装置の断面図である。 第五実施形態によるポンプ装置の断面図である。
以下、複数の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、他の実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第一実施形態)
第一実施形態によるポンプ装置を図1〜6に基づいて説明する。図1は、第一実施形態によるポンプ装置1が適用される冷凍サイクル100の模式図である。ポンプ装置1が適用される冷凍サイクル100は、ポンプ装置1、コンプレッサ53、第1の熱交換器54、気液分離器55、及び、第2の熱交換器56を有する。
冷凍サイクル100の動作の一例を図1に基づいて以下に述べる。まず、コンプレッサ53で圧縮された高温且つ高圧のガス冷媒が、第1の熱交換器54で例えば外部空気と熱交換することにより凝縮液化される。この凝縮液化された高圧の液冷媒は、ポンプ装置1のノズル13で減圧されることによって気液二相状態となる。この気液二相冷媒はノズル13より噴出し、ポンプ装置1の流体導入部14より吸引されたガス冷媒と混合して、ポンプ装置1の排出部16で昇圧される。ポンプ装置1より流出した気液二相の冷媒は、気液分離器55でガス冷媒と液冷媒とに分離される。分離された液冷媒は第2の熱交換器56に供給され、第2の熱交換器56で例えば送風空気と熱交換して蒸発したガス冷媒は、再びポンプ装置1の流体導入部14にて吸引される。また、気液分離器55で分離されたガス冷媒は再びコンプレッサ53に吸引される。冷凍サイクル100はこれらの一連の動作を繰り返す。
次に、ポンプ装置1の構成の詳細を図2及び図3に基づいて述べる。ポンプ装置1は、駆動流体Aの流れを利用して吸引流体Bを吸引するものである。ポンプ装置1の構成の概要をポンプ装置1の断面図である図2に基づいて以下に述べる。ポンプ装置1は、噴射口12から駆動流体Aを噴射するノズル13と、駆動流体Aによって吸引される吸引流体Bを導く流体導入部14と、駆動流体Aと吸引流体Bが混合される混合部15と、混合部15から駆動流体Aと吸引流体Bを外部に排出する排出部16とを有する。
外装17は、流体導入部14と、混合部15と、排出部16との金属製の外装をいう。図2に示すように、混合部15を通る流体の流路の中心軸をZ軸とし、外装17の内壁が円形である流体導入部14を通る流体の流路の中心軸をY軸とすると、図2は、ZY平面で断面を切ったときの断面図である。なお、Y軸は、流体導入部14側が−Y側になり、流体導入部14側とは反対側が+Y側となる。
外装17が有する壁体は、図2のZY平面で見たとき、大きく分けて、流体導入部用壁18、流体導入部用壁19、混合部用壁20、及び、混合部用壁21となる。流体導入部用壁18は、貫通孔であるノズル用穴181が有する。ノズル13は、ノズル用穴181を通り、流体導入部用壁18を貫いて設けられている。流体導入部用壁18と流体導入部用壁19との流体導入部14側は開口した開口部191となっている。
混合部用壁20は、流体導入部用壁18の流体導入部14とは反対側に接続している。混合部用壁20のうち、流体導入部用壁18との接続部182近傍は、管径が大きく維持される大管径部201である。混合部用壁20の接続部182から離れ、大管径部201に隣接するのが、接続部182から離れるに従い管径が小さくなる管径変化部202である。さらに管径変化部202よりも接続部182から離れ管径変化部202に隣接するのが、管径が小さい小管径部203である。さらに小管径部203よりも接続部182から離れ小管径部203に隣接するのが、管径が接続部182から離れるに従い僅かに大きくなる管径小変化部204である。管径小変化部204よりも接続部182から離れた位置は、開口した開口部205となっている。
混合部用壁21は、流体導入部用壁19の開口部191とは反対側に接続している。混合部用壁21のうち、流体導入部用壁19との接続部192近傍は、接続部192から離れるに従い管径が小さくなる管径変化部212である。さらに管径変化部212よりも接続部192から離れ管径変化部212に隣接するのが、管径が小さい小管径部213である。さらに小管径部213よりも接続部192から離れ小管径部213に隣接するのが、管径が接続部192から離れるに従い僅かに大きくなる管径小変化部214である。管径小変化部214よりも接続部192から離れた位置は、開口した開口部215となっている。
図3において、混合部15を通る流体の流路の中心軸と直交する仮想面を定義し、中心軸と交わる点を原点とする「駆動流体と吸引流体とが合流をする領域」としての仮想座標面S0を仮想面上に設定する。仮想座標面S0のX軸は、Y軸及びZ軸の双方と直交する軸である。また、仮想座標面S0の原点をPとする。仮想座標面S0では、噴射口12から噴射される駆動流体Aと流体導入部14から導入される吸引流体Bとが最初に合流する。
ノズル13は、図2のIII−III部断面図である図3で見たとき、その輪郭が円形で、その中心が+Y側に若干寄っている。すなわち、図3に示す仮想座標面S0では、管径変化部202と管径変化部202とによって形成される流路において、ノズル13の流体導入部14側の断面積は、流体導入部14とは反対側の断面積に比べ大きくなるようノズル13は配置されている。ここで、流路の断面積は、流体の流れ方向に垂直な断面における、流体の流れる範囲の面積を言うものとする。
ノズル13は、図2のZY平面で見たとき、ノズル用穴181を通り、長い流体導入部用壁18を貫いて設けられている。つまり、ノズル13は、ポンプ装置1の外部と、内部空間を繋いでいる。そして、ノズル13の先端の噴射口12は、管径変化部202,212によって囲われる空間まで突出している。
ノズル13は、内径が比較的大きい第1の噴射口121と、第1の噴射口121に比べ内径が小さい第2の噴射口122との2つの噴射口12を有する。第1の噴射口121の中心C1及び第2の噴射口122の中心C2のX座標は0である。第1の噴射口121は、その中心C1が+Y側に寄っており、第2の噴射口122は、その中心C2が−Y側に寄っている。第1の噴射口121の中心C1の原点Pから離れた距離は、第2の噴射口122の中心C2の原点Pから離れた距離より長い。第1の噴射口121の面積は、第2の噴射口122の面積に比べ大きく、本実施形態では、その面積比は4:1である。
流体導入部14は、流体導入部用壁18と流体導入部用壁19とによって囲われる空間に略一致する。混合部15は、小管径部203,213の部位によって囲われる空間に略一致する。また、排出部16は、管径小変化部204,214の部位によって囲われる空間に略一致する。
ポンプ装置1を流れる流体は、圧力損失が可能限り少ない流路、すなわち比較的短い流路や絞りが比較的少ない流路を多く流れようとする。一方で、絞りが多い流路を流れる流体は、圧力損失が大きくなるものの、流速は速くなる。絞りの多い流路とは、例えば、流路の断面積が小さい流路である。ポンプ装置1は、複数の噴射口12があるため噴射口12の噴流に偏りがあるため、流路の絞りにも偏りが生じる。
ここで、図2に示すように、吸引流体Bのうち、流体導入部14に近い側を流れる方を上流側流れB1とし、流体導入部14から遠い側を流れる方を下流側流れB2とする。ポンプ装置1は、ノズル13によって噴射口12から駆動流体Aを噴射する。このとき、駆動流体Aによって吸引される吸引流体Bは流体導入部14から導かれる。流体導入部14から導かれる吸引流体Bは、駆動流体Aと合流する。このとき、上流側流れB1の流路の断面積が下流側流れB2の流路の断面積に比べ大きいポンプ装置1を流れる流体は、以下の特性を有する。
(a)上流側流れB1の圧力損失は、下流側流れB2の圧力損失に比べ小さい。
(b)上流側流れB1の流速は、下流側流れB2の流速よりも遅い。
ポンプ装置1の構成について、仮想座標面S0とは異なるXY座標平面S1上の断面図である図4に基づいて説明する。最初に、ノズル13の第1の噴射口121及び第2の噴射口122のそれぞれについて、原点Pから第1の噴射口121及び第2の噴射口122のそれぞれの中心C1,C2までの方向ベクトルr1、r2を求める。次に、第1の噴射口121及び第2の噴射口122の仮想座標面S0上の面積A1、A2を求める。次に、第1の噴射口121の仮想座標面S0上の面積A1と方向ベクトルr1との積である第1の噴射口121の偏心量ベクトル(A1×r1)を算出する。また、第2の噴射口122の仮想座標面S0上の面積A2と方向ベクトルr2との積である第2の噴射口122の偏心量ベクトル(A2×r2)を算出する。最後に、二つの偏心量ベクトルの総和である総和ベクトルRを求める。このときの総和ベクトルRは、仮想座標面S0上での一つのベクトルとして表すことができる
次に、求めた総和ベクトルRのX成分が0となるよう、仮想座標面S0を原点Pを中心として回転し、総和ベクトルRが原点PからY軸のプラス方向に向かうよう設定されたXY座標平面S1を新たに設定する。第一実施形態の場合、総和ベクトルRのX成分は0であるため、新たに設定されたXY座標平面S1は、仮想座標面S0と同じ座標平面となる。ポンプ装置1では、図4に示すように、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸は、XY座標平面S1の第三象限Q13又は第四象限Q14に配置するようにする。なお、総和ベクトルRは、以下の式(1)によって求められる。なお、図4には、XY座標平面S1の第一象限Q11及び第二象限Q12も示している。
Figure 2019132222
ここで、iは、1以上の整数を表す。
また、本実施形態では、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸は、総和ベクトルRに対して、180°±30°の範囲に配置されている。このことは、ポンプ装置1において、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸が配置される範囲は、原点Pを中心として第三象限Q13と第四象限Q14との境界(XY座標平面S1におけるY軸)からそれぞれ30°の範囲であることを示している。(図4参照)。
ここで、ポンプ装置1の流体導入部14を、図5に示す斜視図のように、Z軸を回転軸として0°から180°まで回転させたときのポンプ装置1の昇圧特性を評価した結果を図6に示す。なお、図5に示すポンプ装置1は、回転角度が180°のときの状態を示している。図5において、流体導入部14が回転角度0°の位置にあることは、図4においてXY座標平面の第一象限Q11と第二象限Q12との間にあることを意味する。また、図5において、流体導入部14が回転角度180°の位置にあることは、図4においてXY座標平面S1の第三象限Q13と第四象限Q14との間にあることを意味する。図6に示す実験結果から、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸を回転角0°から180°に変化させていくと、徐々に昇圧量が上昇し、回転角180°の状態になるまでに昇圧量は徐々に上昇し約20%上昇している。
このように、第一実施形態によるポンプ装置1では、吸引流体Bと駆動流体Aとが合流をするときの流体導入部14に近い側を流れる吸引流体Bの圧力損失が、吸引流体Bと駆動流体Aとが合流をするときの流体導入部14から遠い側を流れる吸引流体の圧力損失に比べ小さい。また、ポンプ装置1では、流体導入部14に近い側を流れる吸引流体Bの流速が、流体導入部14から遠い側を流れる吸引流体Bの流速に比べ遅い。また、ポンプ装置1では、流体導入部14に近い側の吸引流体Bの流路の断面積は、流体導入部14に遠い側の吸引流体Bの流路の断面積に比べ大きい。これにより、ポンプ装置1は、圧力損失が少なくなるため、昇圧特性を向上することができる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態によるポンプ装置を図7、8に基づいて説明する。第二実施形態は、ノズルが有する噴射口の数及び位置が第一実施形態と異なる。
第二実施形態によるポンプ装置2は、駆動流体Aの流れを利用して吸引流体Bを吸引するものである。ポンプ装置2は、噴射口11から駆動流体Aを噴射するノズル23と、駆動流体Aによって吸引される吸引流体Bを導く流体導入部14と、駆動流体Aと吸引流体Bが混合される混合部15と、混合部15から駆動流体Aと吸引流体Bを外部に排出する排出部16とを有する。(図2、図7及び図8参照)
図7は、第二実施形態に係るポンプ装置2の図3に対応する図である。ポンプ装置2について図2に対応する図を作成すると、ノズル23の噴射口11以外がポンプ装置1と同じになるため、図2に対応する図は省略する。図7において、混合部15を通る流体の流路の中心軸と直交する仮想面を定義し、その中心軸と交わる点を原点とする仮想座標面S0を第一実施形態と同様に設定する。仮想座標面S0のX軸は、Y軸及びZ軸の双方と直交する軸である。また、仮想座標面S0の原点をPとする。
図7に示すように、仮想座標面S0では、管径変化部202と管径変化部202とによって形成される流路において、ノズル23の流体導入部14側の断面積は、流体導入部14とは反対側の断面積に比べ大きくなるようノズル23は配置されている。
ノズル23は、内径が比較的大きい第3の噴射口113と、内径が中程度の大きさの第4の噴射口114と、内径が比較的小さい第5の噴射口115の3つの噴射口11を有する。第3の噴射口113は、その中心C3が仮想座標面S0の第2象限にあり、第4の噴射口114は、その中心C4が仮想座標面S0の第1象限にあり、第5の噴射口115は、その中心C5が仮想座標面S0の第4象限にある。第3の噴射口113の中心C3と原点Pとの間の距離は、第4の噴射口114の中心C4と原点Pとの間の距離より長い。第4の噴射口114の中心C4と原点Pとの間の距離は、第5の噴射口115の中心C5と原点Pとの間の距離より長い。
ポンプ装置2の構成について、仮想座標面S0上の断面図である図7及びXY座標平面S2上の断面図である図8に基づいて説明する。最初に、ノズル23の第3の噴射口113、第4の噴射口114及び第5の噴射口115のそれぞれについて、仮想座標面S0上の原点Pから第3の噴射口113、第4の噴射口114及び第5の噴射口115の中心C3,C4,C5までの方向ベクトルr3、r4、r5を求める。次に、第3の噴射口113の仮想座標面S0上の面積A3と方向ベクトルr3との積である第3の噴射口113の偏心量ベクトル(A3×r3)を算出する。また、第4の噴射口114の仮想座標面S0上の面積A4と方向ベクトルr4との積である第4の噴射口114の偏心量ベクトル(A4×r4)を算出する。また、第5の噴射口115の仮想座標面S0上の面積A5と方向ベクトルr5との積である第5の噴射口115の偏心量ベクトル(A5×r5)を算出する。最後に、三つの偏心量ベクトルの総和である総和ベクトルRを求める。このときの総和ベクトルRは、仮想座標面S0上での一つのベクトルとして表すことができる。
第二実施形態の場合、総和ベクトルRが原点Pから第1象限へと伸びていることから、その総和ベクトルRのX成分を0とするよう、図7に示した仮想座標面S0から図8に示したXY座標平面S2のように原点Pを回転軸として右回転させ、総和ベクトルRをXY座標平面S2の原点PからY軸のプラス方向に向かうようにする。ポンプ装置1では、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸は、XY座標平面S2の第三象限Q23又は第四象限Q24に配置するようにする。なお、総和ベクトルRは、第一実施形態の式(1)によって求められる。また、図8には、XY座標平面S2の第一象限Q21及び第二象限Q22も示している。
また、本実施形態では、総和ベクトルRに対して180°±30°の範囲に流体導入部14を通る流体の流路の中心軸が配置されている。このことは、ポンプ装置2において、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸が配置される範囲は、原点を中心として、第三象限Q23と第四象限Q24との境界であるY軸からそれぞれ30°の範囲である(図8参照)。
第二実施形態によるポンプ装置2を流れる流体は、以下の特性を有する。
(a)上流側流れB1の圧力損失は、下流側流れB2の圧力損失に比べ小さい。
(b)上流側流れB1の流速は、下流側流れB2の流速よりも遅い。
このような構成を有し三つ以上の噴射口を有するポンプ装置2は、上述したように求められた総和ベクトルRに基づいてXY座標平面S2を設定する。流体導入部14を通る流体の流路の中心軸は、XY座標平面S2の第三象限Q23又は第四象限Q24に配置される。これにより、ポンプ装置2は、ポンプ装置1と同様に圧力損失が少なく、昇圧特性を向上することができる。
(第三実施形態)
次に、第三実施形態によるポンプ装置を図9、10に基づいて説明する。第三実施形態は、流体導入部の配置位置の決定方法が第一実施形態と異なる。
第三実施形態によるポンプ装置3は、駆動流体Aの流れを利用して吸引流体Bを吸引するものである。ポンプ装置3は、噴射口11から駆動流体Aを噴射するノズル23と、駆動流体Aによって吸引される吸引流体Bを導く流体導入部14と、駆動流体Aと吸引流体Bが混合される混合部15と、混合部15から駆動流体Aと吸引流体Bを外部に排出する排出部16とを有する。(図2、図7及び図8参照)
図9は、第三実施形態に係るポンプ装置3の図7に対応する図である。ポンプ装置3について図2に対応する図を作成すると、ノズル23の噴射口11以外がポンプ装置1と同じになるため、図2に対応する図は省略する。図9において、混合部15を通る流体の流路の中心軸と直交する仮想面を定義し、その中心軸と交わる点を原点とするXY座標平面S1をポンプ装置1,2と同様に仮想面上に設定する。このXY座標平面S1のX軸は、Y軸及びZ軸の双方と直交する軸である。また、このXY座標平面S1の原点をPとする。
ポンプ装置3のノズル23は、ポンプ装置2と同じく、内径が比較的大きい第3の噴射口113と、内径が中程度の大きさの第4の噴射口114と、内径が比較的小さい第5の噴射口115の3つの噴射口11を有する。
ポンプ装置3の構成について、XY座標平面S1上の断面図である図9及びXY座標平面S3上の断面図である図10に基づいて説明する。最初に、噴射口11のうちXY座標平面S1上で断面積が最も大きい噴射口、すなわち、第3の噴射口113の原点Pから当該噴射口の中心C3までの方向ベクトルr3のX成分及びY成分を求める。
次に、第3の噴射口113の方向ベクトルr3のX成分を0とするよう、図9に示したXY座標平面S1から図10に示すXY座標平面S3のように原点Pを回転軸として左に回転させ、方向ベクトルr3をXY座標平面S3の原点PからY軸のプラス方向に向かうようにする。ポンプ装置3では、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸を、XY座標平面S3の第三象限Q33又は第四象限Q34に配置するようにする。なお、XY座標平面S3の第一象限Q31及び第二象限Q32も図10に示している。
また、本実施形態では、第3の噴射口113の方向ベクトルr3に対して180°±30°の範囲に流体導入部14を通る流体の流路の中心軸が配置されている。ポンプ装置3において、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸が配置される範囲は、原点Pを中心として、第三象限Q23と第四象限Q24との境界であるY軸からそれぞれ30°の範囲である(図10参照)。
第三実施形態によるポンプ装置3では、複数の噴射口11のうち最も断面積が大きい第3の噴射口113の方向ベクトルr3に基づいて、方向ベクトルr3のX成分を0とするようXY座標平面S3を設定する。流体導入部14を通る流体の流路の中心軸は、XY座標平面S3の第三象限Q33又は第四象限Q34に配置される。これにより、ポンプ装置3は、ポンプ装置1と同様に圧力損失が少なく、昇圧特性を向上することができる。
(第四実施形態)
次に、第四実施形態によるポンプ装置を図11に基づいて説明する。第四実施形態は、流体導入部の配置位置の決定方法が第一実施形態と異なる。
第四実施形態によるポンプ装置4は、駆動流体Aの流れを利用して吸引流体Bを吸引するものである。ポンプ装置1は、噴射口12から駆動流体Aを噴射するノズル13と、駆動流体Aによって吸引される吸引流体Bを導く流体導入部14と、駆動流体Aと吸引流体Bが混合される混合部15と、混合部15から駆動流体Aと吸引流体Bを外部に排出する排出部16とを有する。
図11は、第四実施形態によるポンプ装置4の断面図である。ポンプ装置4について図2に対応する図を作成すると、ノズル13の噴射口12以外がポンプ装置1と同じになるため、図2に対応する図は省略する。
流体導入部14は、混合部15の駆動流体A及び吸引流体Bが流れる方向に沿った流路の中心軸Zに沿って、ノズル13の噴射口12よりもノズル13側(−Z側)にある。具体的には、流体導入部14は、図11に示す噴射口12が含まれる仮想座標面S0からみて混合部15とは反対側に位置する。
また、流体導入部14は、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸(Y軸)と大管径部201のとの交点d1をZ軸に沿って伸ばした線とノズル13の第1の噴射口121を通る流体の流路の中心軸Fとの交点d2に比べ、混合部15側に配置されている。ここで、ノズル13の第1の噴射口121を通る流体の流路の中心軸Fの代わりに、ノズルのうち最も内径が大きい噴射口の中心軸や、大管径部201の交点d1に最も近い噴射口の中心軸を用いてもよい。
第四実施形態によるポンプ装置4では、流体導入部14は、流体導入部14を通る流体の流路の中心軸(Y軸)と大管径部201との交点d1をZ軸に沿って伸ばした線とノズル13の第1の噴射口121を通る流体の流路の中心軸Fとの交点d2に比べ、混合部15側に配置されている。これにより、ポンプ装置4では、第一実施形態と同じ効果を奏するとともに、ノズル13において駆動流体Aが加速される距離が長くなることによる駆動流体Aの圧損の増大を抑制することができる。
(第五実施形態)
次に、第五実施形態によるポンプ装置を図12に基づいて説明する。第5実施形態は、流体導入部の配置角度が第一実施形態と異なる。
第五実施形態によるポンプ装置5は、駆動流体Afの流れを利用して吸引流体B3を吸引するものである。ポンプ装置5の構成の概要を図12に基づいて以下に述べる。ポンプ装置5は、第1の噴射口321及び第2の噴射口322から構成される噴射口32から駆動流体Afを噴射するノズル33と、駆動流体Afによって吸引される吸引流体B3を導く流体導入部34と、駆動流体Afと吸引流体B3が混合される混合部35と、混合部35から駆動流体Afと吸引流体B3を外部に排出する排出部36とを有する。
図12は、第五実施形態によるポンプ装置5の第一実施形態における図2に対応する図である。外装37は、流体導入部34と、混合部35と、排出部36との金属製の外装をいう。図12の紙面上において混合部35及び排出部36の略中心を通る流体の流路の中心軸をZ軸とする。外装37の内壁が円形状に形成されている流体導入部34を通る流体の流路の中心軸とZ軸の交点をd3とする。交点d3を通り、図12の紙面奥側から手前側に沿った直線を回転軸にし、Z軸と直交するように流体導入部34を通る流体の流路の中心軸を反時計回りに回転させた軸をY軸とする。本実施形態では、流体導入部34を通る流体の流路の中心軸を反時計回りに回転する角度は、20°である。しかしながら、流体導入部34を通る流体の流路の中心軸を反時計回りに回転する角度は、−90°を超え+90°未満の範囲で変更可能である。なお、図12では、流体導入部34が位置する側を−Y側とし、流体導入部14とは反対側を+Y側とする。
ポンプ装置5の構成の詳細を図12に基づいて述べる。外装37の内壁は、図12のZY平面で見たとき、大きく分けて、流体導入部用壁38、流体導入部用壁39、混合部用壁40及び混合部用壁41を有する。流体導入部用壁38は、貫通孔であるノズル用穴381を有する。ノズル33は、ノズル用穴381を通り、流体導入部用壁38を貫いて設けられている。流体導入部用壁38と流体導入部用壁39との間には開口部391が設けられている。
混合部用壁40は、流体導入部用壁38の開口部391とは反対側に接続している。混合部用壁40のうち流体導入部用壁38との接続部382の近傍には、管径が大きく維持される大管径部401が設けられている。混合部用壁40の接続部382から離れ、大管径部401に隣接するのが、接続部382から離れるに従い管径が小さくなる管径変化部402である。さらに管径変化部402よりも接続部382から離れ、管径変化部402に隣接するのが、管径が小さい小管径部403である。さらに小管径部403よりも接続部382から離れ、小管径部403に隣接するのが、管径が接続部382から離れるに従い僅かに大きくなる管径小変化部404である。管径小変化部404よりも接続部382から離れた位置には、開口した開口部405が設けられている。
混合部用壁41は、流体導入部用壁39の開口部391とは反対側に接続している。混合部用壁41のうち流体導入部用壁39との接続部392の近傍には、接続部392から離れるに従い管径が小さくなる管径変化部412が設けられている。さらに管径変化部412よりも接続部392から離れ、管径変化部412に隣接するのが、管径が小さい小管径部413である。さらに小管径部413よりも接続部392から離れ、小管径部413に隣接するのが、管径が接続部392から離れるに従い僅かに大きくなる管径小変化部414である。管径小変化部414よりも接続部392から離れた位置には、開口した開口部415が設けられている。
流体導入部34は、流体導入部用壁38と流体導入部用壁39とによって囲われる空間に略一致する。混合部35は、小管径部403,413の部位によって囲われる空間に略一致する。また、排出部36は、管径小変化部304,314の部位によって囲われる空間に略一致する。
第五実施形態によるポンプ装置5では、流体導入部14は、流体導入部34を通る流体の流路の中心軸が混合部35及び排出部36の略中心を通る流体の流路の中心軸であるZ軸に対して90°を除く角度で交わるよう設けられている。このような構成のポンプ装置5であっても、ポンプ装置1と同様に圧力損失が少なく、昇圧特性が向上することができる。
(他の実施形態)
第一実施形態から第三実施形態では、混合部を通る流体の流路の中心軸と直交する仮想面を定義し、その中心軸と交わる点を原点とするXY座標平面S1を仮想面上に設定している。しかしながら、必ずしも混合部を通る流体の流路の中心軸と直交する仮想面を定義しなくてもよく、混合部を通る流体の流路の中心軸からずれた軸と直交する仮想面を定義しても良い。
上述の実施形態では、ポンプ装置は、冷凍サイクルに適用されとした。しかしながら、ポンプ装置は、駆動流体によって吸引流体を昇圧する機能を必要とする装置等に適用可能である。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1,2,3,4,5・・・ポンプ装置
11,12,32・・・噴射口
13,23,33・・・ノズル
14,34・・・流体導入部
15,35・・・混合部
A,Af・・・駆動流体
B,B3・・・吸引流体
B1,B4・・・吸引流体(流体導入部に近い側を流れる吸引流体)
B2,B5・・・吸引流体(流体導入部から遠い側を流れる吸引流体)

Claims (9)

  1. 駆動流体(A,Af)の流れを利用して吸引流体(B,B3)を吸引するポンプ装置であって、
    前記駆動流体を噴射可能な噴射口(11,12,32)を有するノズル(13,23,33)と、
    前記駆動流体によって吸引される前記吸引流体を導く流体導入部(14,34)と、
    前記ノズルが噴射する前記駆動流体の下流側に設けられ、前記駆動流体と前記吸引流体とを混合する混合部(15,35)と、
    を備え、
    前記駆動流体と前記吸引流体とが合流をする領域(S0)において前記流体導入部に近い側を流れる吸引流体(B1,B4)の圧力損失は、前記領域の前記流体導入部から遠い側を流れる吸引流体(B2,B5)の圧力損失に比べ小さいポンプ装置。
  2. 駆動流体の流れを利用して吸引流体を吸引するポンプ装置であって、
    前記駆動流体を噴射可能な噴射口を有するノズルと、
    前記駆動流体によって吸引される前記吸引流体を導く流体導入部と、
    前記ノズルが噴射する前記駆動流体の下流側に設けられ、前記駆動流体と前記吸引流体とを混合する混合部と、
    を備え、
    前記駆動流体と前記吸引流体とが合流をする領域において前記流体導入部に近い側を流れる吸引流体の流速は、前記領域において前記流体導入部から遠い側を流れる吸引流体の流速よりも遅いポンプ装置。
  3. 駆動流体の流れを利用して吸引流体を吸引するポンプ装置であって、
    前記駆動流体を噴射可能な噴射口を有するノズルと、
    前記駆動流体によって吸引される前記吸引流体を導く流体導入部と、
    前記ノズルが噴射する前記駆動流体の下流側に設けられ、前記駆動流体と前記吸引流体とを混合する混合部と、
    を備え、
    前記駆動流体と前記吸引流体とが合流をする領域において前記流体導入部に近い側の吸引流体が流通可能な流路の断面積は、前記領域において前記流体導入部に遠い側の吸引流体が流通可能な流路の断面積に比べ大きいポンプ装置。
  4. 前記混合部を通る流体の流路の中心軸と直交する仮想面を定義し、前記中心軸と交わる点を原点(P)とするXY座標平面(S1,S2)を前記仮想面上に設定し、
    前記ノズルが有する複数の前記噴射口のそれぞれについての前記原点から当該噴射口の中心までの方向ベクトル(ri)と当該噴射口の前記仮想面上の面積(Ai)との積である偏心量ベクトルの総和である総和ベクトル(R)を、前記XY座標平面の原点からY軸のプラス方向に向かうよう前記XY座標平面上のY軸上に設定すると、
    前記流体導入部を通る流体の流路の中心軸は、前記XY座標平面の第三象限(Q13,Q23)または第四象限(Q14,Q24)に配置される請求項1〜3のいずれか一項に記載のポンプ装置。
  5. 前記流体導入部を通る流体の流路の中心軸は、前記XY座標平面の原点からの前記総和ベクトルに対して、180°±30°の範囲に配置される請求項4に記載のポンプ装置。
  6. 前記混合部を通る流体の流路の中心軸と直交する仮想面を定義し、前記中心軸と交わる点を原点とするXY座標平面(S3)を前記仮想面上に設定し、
    前記ノズルが有する複数の前記噴射口のうち前記仮想面上の面積が最も大きい噴射口の前記原点から当該噴射口の中心までの方向ベクトルを、前記XY座標平面の原点からY軸のプラス方向に向かうよう前記XY座標平面上のY軸上に設定すると、
    前記流体導入部を通る流体の流路の中心軸は、前記XY座標平面の第三象限(Q33)または第四象限(Q34)に配置される請求項1〜3のいずれか一項に記載のポンプ装置。
  7. 前記流体導入部を通る流体の流路の中心軸は、前記XY座標平面の原点からの前記方向ベクトルの方向に対して、180°±30°の範囲に配置される請求項6に記載のポンプ装置。
  8. 前記流体導入部は、前記混合部の前記駆動流体及び前記吸引流体が流れる方向に沿った中心軸に沿って、前記噴射口よりも前記混合部とは反対側に位置する請求項1から7のいずれか一項に記載のポンプ装置。
  9. 冷凍サイクル(100)に適用される請求項1から8のいずれか1項に記載のポンプ装置。
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