JP6189351B2 - 流路構造 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、流路構造に関する。
例えば、経路の途中で分岐される流路が知られる。当該流路において、分岐する部分の上流側の部分と、分岐する部分の下流側の部分とは、それぞれ略同一方向に延びるが、当該方向と直交する方向においてずらされた位置に設けられる。
例えば上記流路において、上流側の部分から下流側の部分に流体が流れる際に、上流側の部分に対して下流側の部分がずらされた方向に、流体の偏りが生じることがある。
本発明が解決する課題の一例は、流体に偏りが生じることを抑制できる流路構造を提供することである。
一つの実施の形態に係る流路構造は、流路が設けられた部材を備える。前記流路は、第1の部分と、複数の第2の部分と、複数の接続部と、を有する。前記第1の部分は、第1の方向に延びる。前記複数の第2の部分は、経路長が共通である。前記複数の接続部は、前記第1の部分と前記第2の部分とを接続し、第1の曲率を有して中心角が90度より大きい円弧状に延びるとともに前記第2の部分に接続された第1の端部及び当該第1の端部の反対側に位置する第2の端部を有する第1の曲部と、第2の曲率を有する円弧状に延びるとともに前記第1の曲部の前記第2の端部に接続された第3の端部を有する第2の曲部と、をそれぞれ有し、前記第1の端部における前記第1の曲部の接線が前記第2の部分が延びる方向と共通の方向に延び、前記第2の端部における前記第1の曲部の接線と前記第3の端部における前記第2の曲部の接線とが共通であり、それぞれの経路長が共通である。
以下に、第1の実施の形態について、図1乃至図3を参照して説明する。なお、実施形態に係る構成要素や、当該要素の説明について、複数の表現を併記することがある。当該構成要素及び説明について、記載されていない他の表現がされることは妨げられない。さらに、複数の表現が記載されない構成要素及び説明について、他の表現がされることは妨げられない。
図1は、第1の実施の形態に係る処理装置10を概略的に示す断面図である。処理装置10は、例えばガスのような流体を噴射するための装置であるが、処理装置10はこれに限らず、例えば流体を吸引するための装置であっても良い。
図1に示すように、処理装置10は、タンク11と、ポンプ12と、ノズル13とを有する。ポンプ12は、例えば、供給部とも称され得る。ノズル13は、流路構造の一例であり、例えば、噴射部、吸引部、構造体、及び部品とも称され得る。
図面に示されるように、本明細書において、X軸、Y軸及びZ軸が定義される。X軸とY軸とZ軸とは、互いに直交する。X軸は、ノズル13の幅に沿う。Y軸は、ノズル13の奥行き(長さ)に沿う。Z軸は、ノズル13の厚さに沿う。
タンク11は、例えば、窒素のようなガスを収容する。なお、タンク11はこれに限らず、他のガスを収容しても良いし、液体のような他の流体を収容しても良い。タンク11は、ポンプ12に接続される。
ポンプ12は、タンク11に収容されるガスを、ノズル13に供給する。なお、ポンプ12はこれに限らず、例えば、ノズル13が設けられた処理室(チャンバ)中の気体をノズル13に供給したり、外気をノズル13に供給したりしても良い。また、ポンプ12は、ノズル13から流体を吸引しても良い。
ノズル13は、基体21を有する。基体21は、部材の一例であり、例えば、管路部及び部品とも称され得る。基体21は、例えば、略直方体のブロック状に形成される。なお、基体21はこれに限らず、例えば、パイプ状に形成されても良い。
基体21は、第1の面22と、第2の面23とを有する。第1及び第2の面22,23は、それぞれ略平坦に形成される。第1の面22は、Y軸における正方向(以下、吐出方向と称する)に向く。ただし第1の面22の方向とは、面の法線方向とする。Y軸における正方向及び吐出方向は、第1の方向の一例である。第2の面23は、第1の面22の反対側に位置し、吐出方向の反対方向であるY軸における負方向(以下、吸引方向と称する)に向く。すなわち、吐出方向は、第2の面23から第1の面22に向かう方向に沿う方向である。
基体21に、複数の第1の開口部31と、第2の開口部32と、流路33とが設けられる。第1及び第2の開口部31,32は、例えば、端部、開口、孔、吐出口、あるいは吸引口、とも称され得る。流路33は、例えば、管路、ダクト、及び孔とも称され得る。
複数の第1の開口部31は、基体21の第1の面22にそれぞれ設けられる。第1の開口部31は、例えば、X軸に沿う方向において、等間隔に並んで配置される。なお、第1の開口部31の配置はこれに限らない。第1の開口部31は、例えば、処理装置10に設けられたチャンバに向かって開口する。
第2の開口部32は、基体21の第2の面23に設けられる。第2の開口部32は、例えばパイプによって、ポンプ12に接続される。このため、ポンプ12は、タンク11のガスを、第2の開口部32へ供給可能である。
第2の開口部32は、例えば、X軸に沿う方向において、最も外側に位置する二つの第1の開口部31の間の中央部分に配置される。なお、第2の開口部32の配置はこれに限らない。
流路33は、基体21の内部に設けられる。流路33は、複数の第1の開口部31と、第2の開口部32との間を接続する。言い換えると、流路33の一方の端部が複数の第1の開口部31であり、流路33の他方の端部が第2の開口部32である。
流路33は、複数の分岐部35を有する。以下、第2の開口部32に接続される分岐部35を分岐部35Aと称し、複数の第1の開口部31に接続される複数の分岐部35を分岐部35Bと称することがある。図1は、分岐部35Aと分岐部35Bとを二点鎖線で区切って示す。
第2の開口部32から流路33に供給されたガスは、分岐部35Aで二分割され、分岐部35Bでさらに二分割され、複数の第1の開口部31から吐出される。第2の開口部32から、各第1の開口部31までの経路長は、それぞれ同一である。なお、第2の開口部32から各第1の開口部31までの経路長は僅かに異なっても良い。
図2は、第1の実施形態の分岐部35を示す平面図である。分岐部35は、第1の部分41と、二つの第2の部分42と、二つの接続部43とを有する。なお、第2の部分42及び接続部43の数はこれに限らず、三つ以上であっても良い。
二つの第2の部分42は、互いに略同一な形状を有する。二つの接続部43も、互いに略同一な形状を有する。このため、一方の第2の部分42及び接続部43と、他方の第2の部分42及び接続部43とは、互いに180°回転対称(鏡面対称)に形成される。なお、第2の部分42及び接続部43はこれに限らず、他の角度での回転対称であっても良いし、互いに異なる形状を有しても良い。
第1の部分41、第2の部分42、及び接続部43は、略同一形状の断面を有する。例えば、第1の部分41、第2の部分42、及び接続部43は、同じ大きさの円形の断面を有する。なお、第1の部分41、第2の部分42、及び接続部43の断面形状はこれに限らず、例えば、Z軸に沿う方向に延びる長円のような他の形状であっても良い。
第1の部分41は、吐出方向に延びる直線状の部分である。なお、第1の部分41は、曲線状の部分を有しても良いし、吐出方向に対して傾斜する部分を有しても良い。第1の部分41は、第1の流入端部41aと、第1の流出端部41bとを有する。
第1の流入端部41aは、第1の部分41の、吸引方向の端部である。分岐部35Aの第1の流入端部41aは、図1の第2の開口部32に接続される。分岐部35Bの第1の流入端部41aは、分岐部35Aに接続される。
第1の流出端部41bは、第1の部分41の、吐出方向の端部である。第1の流出端部41bは、第1の流入端部41aの反対側に位置する。第1の流出端部41bは、二つの接続部43に接続される。言い換えると、第1の流出端部41bから二つの接続部43が延びる。
第2の部分42は、吐出方向に延びる直線状の部分である。すなわち、第2の部分42は、第1の部分41と略平行に延びる。なお、第2の部分42は、曲線状の部分を有しても良いし、吐出方向に対して傾斜する部分を有しても良い。
本実施形態において、第1の部分41と二つの第2の部分42とは、X軸に沿う方向に離間して配置される。X軸に沿う方向において、二つの第2の部分42の間に、第1の部分41が配置される。X軸に沿う方向において、一方の第2の部分42と第1の部分41との間の距離は、他方の第2の部分42と第1の部分41との間の距離に等しい。なお、第1及び第2の部分41,42の配置はこれに限らない。第2の部分42は、第2の流入端部42aと、第2の流出端部42bとをそれぞれ有する。
第2の流入端部42aは、第2の部分42の、吸引方向の端部である。第2の流入端部42aは、対応する接続部43に接続される。言い換えると、第2の流入端部42aから接続部43が延びる。すなわち、接続部43は、第1の部分41の第1の流出端部41bと、対応する第2の部分42の第2の流入端部42aとの間を接続する。
第2の流出端部42bは、第2の部分42の、吐出方向の端部である。第2の流出端部42bは、第2の流入端部42aの反対側に位置する。分岐部35Aの第2の流出端部42aは、分岐部35Bの第1の部分41の第1の流入端部41aに接続される。分岐部35Bの第2の流出端部42bは、対応する第1の開口部31に接続される。
第2の部分42の第2の流出端部42bは、第1の部分41の第1の流出端部41bよりも、吐出方向に位置する。なお、第2の部分42の第2の流出端部42bは、第1の部分41の第1の流出端部41bに対して、Y軸に沿う方向における同一位置に配置されても良いし、吸引方向に位置しても良い。
二つの第2の部分42の経路長は共通である。すなわち、一方の第2の部分42の第2の流入端部42aと第2の流出端部42bとの間の距離は、他方の第2の部分42の第2の流入端部42aと第2の流出端部42bとの間の距離に等しい。なお、二つの第2の部分42の経路長が僅かに異なっても良い。
上述のように、接続部43は、第1の部分41の第1の流出端部41bと、対応する第2の部分42の第2の流入端部42aとの間に介在する。接続部43は、第1の曲部51と、第2の曲部52とをそれぞれ有する。第1及び第2の曲部51、52は、例えば、整流部、迂回部、円弧部、曲線部、及び部分、とも称され得る。
図2に示すように、第1の曲部51は、半径がRの円弧状に延びる部分である。言い換えると、第1の曲部51は、1/Rの曲率を有する円弧状に延びる部分である。1/Rは、第1の曲率の一例である。本実施形態において、第1の曲部51の半径及び曲率は、一点鎖線で示す第1の曲部51の断面中心の、半径及び曲率である。
第1の曲部51は、第1の接続端部51aと、第2の接続端部51bとを有する。第1の接続端部51aは、第1の端部の一例である。第2の接続端部51bは、第2の端部の一例である。
第1の接続端部51aは、第2の部分42の第2の流入端部42aに接続される。第1の接続端部51aにおける第1の曲部51の接線L1は、吐出方向に延びる。すなわち、第1の接続端部51aにおける第1の曲部51の接線L1が延びる方向は、第2の部分42が延びる方向(吐出方向)と共通である。
第2の接続端部51bは、第1の接続端部51aの反対側に位置する。第2の接続端部51bにおける第1の曲部51の接線L2は、吐出方向に延びる。すなわち、第2の接続端部51bにおける第1の曲部51の接線L2が延びる方向は、第1の接続端部51aにおける第1の曲部51の接線L1が延びる方向と共通である。
第1の曲部51は、中心角が90度より大きい円弧状に延びる。本実施形態において、第1の曲部51は、中心角が180度の円弧状に延びる。このため、第1の接続端部51aと、第2の接続端部51bとが略同一方向に向く。さらに、接線L1と接線L2とが略平行に延びる。
第1の曲部51は、X軸に沿う方向において、第2の部分42の第2の流入端部42aから、第1の部分41に向かう方向に延びる。本実施形態の第1の曲部51が延びる方向は、XY平面上に存在する。なお、第1の曲部51はこれに限らず、Z軸に沿う方向に延びても良い。
第2の曲部52は、半径がRの円弧状に延びる部分である。言い換えると、第2の曲部52は、1/Rの曲率を有する円弧状に延びる部分である。1/Rは、第2の曲率の一例である。本実施形態において、第2の曲部52の半径及び曲率は、一点鎖線で示す第2の曲部52の断面中心の、半径及び曲率である。
本実施形態において、第1の曲部51の半径Rと、第2の曲部52の半径Rとは等しい。このため、第1の曲部51の曲率1/Rと、第2の曲部52の曲率1/Rとは同一である。なお、第1の曲部51の曲率と、第2の曲部52の曲率とが異なっても良い。例えば、第1の曲部51の曲率が、第2の曲部52の曲率より小さくても良い。
第2の曲部52は、第3の接続端部52aと、第4の接続端部52bとを有する。第3の接続端部52aは、第3の端部の一例である。第4の接続端部52bは、第4の端部の一例である。
第3の接続端部52aは、第1の曲部51の第2の接続端部51bに接続される。第3の接続端部52aにおいて、第2の曲部52は、吸引方向に向く。このため、第2の接続端部51bにおける第1の曲部51の接線L2は、第3の接続端部52aにおける第2の曲部52の接線L2と共通である。
第4の接続端部52bは、第3の接続端部52aの反対側に位置する。第4の接続端部52bは、第1の部分41の第1の流出端部41bに接続される。第4の接続端部52bにおける第2の曲部52の接線L3は、吐出方向に延びる。すなわち、第4の接続端部52bにおける第2の曲部52の接線L3が延びる方向は、第1の部分41が延びる方向(吐出方向)と共通である。
第1の部分41の第1の流出端部41bから、二つの第2の曲部52がそれぞれ延びる。このため、二つの第2の曲部52の第4の接続端部52bと、当該第4の接続端部52bの近傍の部分とは、互いに共通である。言い換えると、二つの第2の曲部52は、第1の部分41に接続されるとともに、互いに接続される。
第2の曲部52は、中心角が90度より大きい円弧状に延びる。本実施形態において、第2の曲部52は、中心角が180度の円弧状に延びる。このため、第3の接続端部52aと、第4の接続端部52bとが略同一方向に向く。さらに、接線L2と接線L3とが略平行に延びる。
第2の曲部52は、X軸に沿う方向において、第1の曲部51の第2の接続端部51bから、第1の部分41に向かう方向に延びる。本実施形態の第2の曲部52が延びる方向は、XY平面上に存在する。なお、第2の曲部52はこれに限らず、Z軸に沿う方向に延びても良い。
第1の曲部51は、吸引側端部51cを有する。吸引側端部51cは、吸引方向における第1の曲部51の端部である。言い換えると、吸引側端部51cは、第1の曲部51の、最も吸引方向に位置する部分である。
第2の曲部52は、吐出側端部52cを有する。吐出側端部52cは、吐出方向における第2の曲部52の端部である。言い換えると、吐出側端部52cは、第2の曲部52の、最も吐出方向に位置する部分である。
接続部43において、第2の曲部52の吐出側端部52cは、第1の曲部51の吸引側端部51cよりも、吐出方向に位置する。このため、接続部43は、第1の部分41の第1の流出端部41bから第2の部分42の第2の流入端部42aへ向かう経路に、Y軸に沿う方向において吐出方向に向かう部分と吸引方向に向かう部分とを有する。例えば、第1の部分41の第1の流出端部41bから第2の曲部52の吐出側端部52cまでの部分と、第1の曲部51の吸引側端部51cから第2の部分42の第2の流入端部42aまでの部分とが、Y軸に沿う方向において吐出方向に向かう部分である。また、第2の曲部52の吐出側端部52cから第1の曲部51の吸引側端部51cまでの部分が、Y軸に沿う方向において吸引方向に向かう部分である。
二つの接続部43の経路長は共通である。すなわち、一方の接続部43における第1の曲部51の第1の接続端部51aと第2の曲部52の第4の接続端部52bとの間の経路長は、他方の接続部43における第1の曲部51の第1の接続端部51aと第2の曲部52の第4の接続端部52bとの間の経路長に等しい。なお、二つの接続部43の経路長が僅かに異なっても良い。
図1に示すように、分岐部35Aと分岐部35Bとは、互いに異なる形状を有する。例えば、分岐部35Aの第1及び第2の曲部51,52の曲率と、分岐部35Bの第1及び第2の曲部51,52の曲率とが互いに異なる。なお、分岐部35Aと分岐部35Bとが、略同一又は略相似の形状を有しても良い。一方、二つの分岐部35Bは、互いに略同一の形状を有する。なお、二つの分岐部35Bが、互いに異なる形状を有しても良い。
二つの分岐部35Bが互いに異なる形状を有する場合、各分岐部35Bの、第1の部分41の第1の流入端部41aからそれぞれの第2の部分42の第2の流出端部42bまでの経路長は、それぞれ等しい。さらに、一方の分岐部35Bの第1の曲部51の曲率及び中心角と、他方の分岐部35Bの第1の曲部51の曲率及び中心角とは同一である。さらに、一方の分岐部35Bの第2の曲部52の曲率及び中心角と、他方の分岐部35Bの第2の曲部52の曲率及び中心角とは同一である。
以上のようなノズル13は、例えば、三次元プリンタによって積層造形される。ノズル13は、合成樹脂や金属のような種々の材料によって作られる。ノズル13の材料として、ノズル13が供給する流体(ガス)に対して耐性を有する材料が選択される。
三次元プリンタは、例えば、Z軸に沿う方向において、材料の層の形成と、材料の層の固化とを繰り返すことで、ノズル13を形成する。流路33は、ノズル13を形成する層の積層途中において、切削加工されても良い。ノズル13を形成する層の積層途中において、例えば流路33の、下方に向く面以外の面は、切削加工され得る。
ノズル13は、積層造形以外の方法によって形成されても良い。例えば、切削によって流路33の一部がそれぞれ形成された複数の部材を互いに接合させることで、ノズル13が形成されても良い。また、曲げられた管を互いに接続することにより、ノズル13が形成されても良い。
上記の処理装置10は、例えば以下に示すようにノズル13からガスを吐出する。なお、下記の説明は一例であり、処理装置10がガスを吐出する方法や、ガスの流れは、下記に示すものに限られない。
まず、図1のタンク11に収容されたガスが、ポンプ12によってノズル13の流路33に供給される。ガスは、ノズル13の第2の開口部32から、分岐部35Aの第1の部分41の第1の流入端部41aに流入する。
ガスは、図2に示す第1の部分41の第1の流入端部41aから、第1の流出端部41bに向かって流れる。ガスは、第1の流出端部41bから、当該第1の流出端部41bに接続される二つの第2の曲部52の第4の接続端部52bに流入する。すなわち、ガスが流れる分岐部35Aの流路は、二つの第2の曲部52によって分岐される。
第1の部分41が延びる方向と、第4の接続端部52bにおける第2の曲部52の接線L3が延びる方向とは、共通である。このため、ガスは、第1の部分41から二つの第2の曲部52に滑らかに流入する。言い換えると、ガスが、第1の部分41と第2の曲部52との間の接続部分で流路33の内面に衝突し難く、第2の曲部52に沿って流れやすい。従って、第1の部分41と第2の曲部52との間の接続部分において、ガスの圧力損失が増大することが抑制される。
ガスは、第2の曲部52の、第4の接続端部52bから、第3の接続端部52aに向かって流れる。ガスは、第4の接続端部52bから第2の曲部52の吐出側端部52cに向かう間、X軸に沿う方向に移動するに従って、吐出方向に移動する。さらに、ガスは、吐出側端部52cから第3の接続端部52aに向かう間、X軸に沿う方向に移動するに従って、吸引方向(つまり、Y軸負の方向)に移動する。
ガスは、第2の曲部52の第3の接続端部52aから、第1の曲部51の第2の接続端部51bに流入する。さらに、ガスは、第1の曲部51の第2の接続端部51bから、第1の接続端部51aに向かって流れる。ガスは、第2の接続端部51bから第1の曲部51の吸引側端部51cに向かう間、X軸に沿う方向に移動するに従って、吸引方向に移動する。さらに、ガスは、吸引側端部51cから第1の接続端部51aに向かう間、X軸に沿う方向に移動するに従って、吐出方向に移動する。
ガスは、第1の曲部51の第1の接続端部51aから、第2の部分42の第2の流入端部42aに流入する。ガスは、第2の部分42の第2の流入端部42aから、第2の流出端部42bに向かって流れる。ガスは、分岐部35Aの第2の部分42の第2の流出端部42bから、分岐部35Bの第1の部分41の第1の流入端部41aに流入する。
分岐部35Bにおいても、ガスは、第1の部分41から、二つの第2の曲部52で分岐され、第2の部分42に向かって流れる。ガスは、第2の部分42の第2の流出端部42bに接続された第1の開口部31から、ノズル13の外部に吐出される。
ここで、図2に示すように、流路33を流れるガスの平均流速をVと仮定する。接続部43を通るガスの平均流速Vの、ある地点におけるX軸に沿う方向の成分Vxは、Vx=V・cosθで求められる。θは、当該地点における、X軸に対する接続部43の接線の角度である。成分Vxは、第1の部分41の第1の流出端部41bから、第2の部分42の第2の流入端部42aに向かうに従って変化する。
例えば、第1の接続端部51a及び第2の接続端部51bにおける第1の曲部51の接線L1,L2は、Y軸に沿う方向に延びる。同じく、第3の接続端部52a及び第4の接続端部52bにおける第2の曲部52の接線L2,L3は、Y軸に沿う方向に延びる。このため、第1の曲部51の第1及び第2の接続端部51a,51bと、第2の曲部52の第3及び第4の接続端部52a、52bとにおいて、成分Vxは最も遅くなり、Vx=0である。
一方、吸引側端部51cにおいて、第1の曲部51の接線はX軸に沿う方向に延びる。同じく、吐出側端部52cにおいて、第2の曲部52の接線はX軸に沿う方向に延びる。このため、第1の曲部51の吸引側端部51cと、第2の曲部52の吐出側端部52cとにおいて、成分Vxは最も速くなり、Vx=Vである。
接続部43を通るガスは、第1の部分41の第1の流出端部41bから、当該第1の部分41に対してX軸に沿う方向に互いに離間した第2の部分42の、第2の流入端部42aに向かう。言い換えると、接続部43を通るガスは、全体としてX軸に沿う方向に移動する。しかし、上述のように、接続部43を通るガスは、X軸に沿う方向に向かいながら、成分Vxを変化させる。例えば、成分Vxは、第2の曲部52の吐出側端部52cから第3の接続端部52aに向かうに従って低減する。さらに、成分Vxは、第1の曲部51の吸引側端部51cから第1の接続端部51aに向かうに従って低減する。
成分Vxの最大値はVx=Vであり、このときガスのX軸に沿う方向の慣性力が最大になる。しかし、上記で述べたように、接続部43を通るガスは、成分Vxが最大値よりも小さくなり、慣性力が低減される。つまり、接続部43を通るガスの、X軸に沿う方向の慣性力が増大しにくい。このため、第2の部分42に流入したガスは、X軸に沿う方向において、大よそ均等に分布する。言い換えると、第2の部分42に流入したガスに偏りが生じることが抑制される。
例えば、分岐部35Aの第2の部分42において、ガスがX軸に沿う方向に偏ると、分岐部35Bの二つの第2の曲部52で分岐するガスの量に偏りが生じることがある。このため、各第1の開口部31から吐出されるガスの量にばらつきが生じることがある。また、分岐部35Bの第2の部分42において、ガスがX軸に沿う方向に偏ると、各第1の開口部31からガスが吐出される方向が、吐出方向に対して傾斜することがある。
本実施形態のノズル13は、上述のように、第2の部分42に流入したガスに偏りが生じることを抑制する。このため、各第1の開口部31から吐出されるガスの量にばらつきが生じることが抑制されるとともに、各第1の開口部31からガスが吐出される方向が吐出方向に対して傾斜することが抑制される。
第1の実施の形態に係る処理装置10において、接続部43は、吐出方向にそれぞれ延びる第1の部分41と複数の第2の部分42とを接続する。第2の部分42に接続される接続部43の第1の曲部51の第1の接続端部51aの接線L1は、第2の部分42と同じく吐出方向に延びる。さらに、第1の曲部51の第2の接続端部51bに接続される、第2の曲部52の第3の接続端部52aの接線L2は、第2の接続端部51bの接線L2と共通である。これにより、第2の曲部52から第1の曲部51を介して第2の部分42に流れるガスに、吐出方向と交差する方向(X軸に沿う方向)の慣性力が増大することが抑制されるとともに、圧力損失が生じることが抑制される。従って、第2の部分42から流れるガスに偏りが生じることが抑制されるため、分岐部35Bで分岐するガスの流量にばらつきが生じることが抑制されるとともに、分岐部35Bの第2の部分42から吐出するガスが吐出方向に真っ直ぐ吐出されやすくなる。
第1の曲部51は、中心角が90度より大きい円弧状に延びる。これにより、第2の接続端部51bから第1の曲部51に流入するガスの進行方向(第2の接続端部51bの接線L2が延びる方向)が、吐出方向と直交する方向(X軸に沿う方向)に対して交差するようにずれる。さらに、第1の曲部51の経路長がより長く確保される。このため、X軸に沿う方向におけるガスの慣性力が低減され、第1の曲部51を通過するガスの、当該第1の曲部51におけるX軸に沿う方向への偏りが低減される。例えば、第1の曲部51の中心角をφとすると、第1の曲部51に流入するガスの平均流速の、X軸に沿う方向における成分は、V・cos(φ−90°)となり、平均流速Vよりも小さくなる。φを0°から増やしていくと、吐出方向に対して直交する方向に向かうガスの流れの成分が増大する。さらに、この成分は、φが90°よりも大きくなることにより、はじめて減速を始める。つまり、φが90°よりも大きくなることで、ガスの慣性力が低減される。本実施形態では、φ=180°であるため、V・cos(φ−90°)=0となり、第1の曲部51に流入するガスの平均流速の、X軸に沿う方向における成分が最も小さくなる。従って、第2の部分42から流れるガスに偏りが生じることが抑制される。
以下、図3を参照して詳しく例示する。ガスが第2の接続端部51bから第1の曲部51に流入してから、第1の曲部51の中心角φの位置を通るまでのX軸方向の流速の時間平均Vaxは、
となる。Vaxが小さいほど、X軸方向のガスの慣性力が小さい。
図3は、第1の実施形態の、φに対するVaxの関係の一例を示すグラフである。なお、φに対するVaxの関係は、図3のグラフの関係に限られない。図3の横軸は、中心角φを示す。図3の縦軸は、第1の曲部51の中心角φの位置を通るまでのX軸方向の流速の時間平均Vaxを、ガスの平均流速をVで除した値を示す。
図3に示すように、Vaxはφとともに増大し、このとき吐出方向に対して直交する方向(X軸方向)に向かうガスの流れの成分が増えていく。しかし、Vaxの変化量(グラフの傾き)は、φ=90°よりも大きくなると加速的に低減を始める。さらに、Vaxは、φ=135°でピークである0.72となり、それ以降はφが増大するとともに減少する。Vaxのピーク値である0.72は、ガスの平均流速Vよりも小さくなる(Vax/V<1.0)。すなわち、X軸方向のガスの慣性力が低減される。また、φ=135°よりもφを大きくすることにより、X軸方向の平均流速Vaxをさらに低減することができる。以上より、φを135°以上に設定することで、X軸方向のガスの慣性力の低減効果を高めることができる。以上の説明は、第2の曲部52についても同様である。
第1及び第2の曲部51,52は、中心角が90度より大きい円弧状にそれぞれ延びる。これにより、第2の曲部52においてガスの進行方向がX軸に沿う方向に対してずらされるとともに、第2の接続端部51bから第1の曲部51に流入するガスの進行方向がX軸に沿う方向に対して再度ずらされる。さらに、第1及び第2の曲部51,52の経路長がより長く確保される。このため、X軸に沿う方向におけるガスの慣性力がより低減され、第1及び第2の曲部51,52を通過するガスの、当該第1及び第2の曲部51,52におけるX軸に沿う方向への偏りが低減される。従って、第2の部分42から流れるガスに偏りが生じることが抑制される。
第1の曲部51の曲率1/Rと、第2の曲部52の曲率1/Rとが同一である。このため、第1の曲部51と第2の曲部52との接続部分(第2の接続端部51b及び第3の接続端部52a)において、ガスの流れに対する抵抗が生じることが抑制される。従って、第2の曲部52から第1の曲部51を介して第2の部分42に流れるガスに、X軸に沿う方向の慣性力が作用することが抑制されるとともに、圧力損失が生じることが抑制される。
第1の部分41に接続される第4の接続端部52bにおける第2の曲部52の接線L3は、第1の部分41と同じく、吐出方向に延びる。これにより、第1の部分41から第1及び第2の曲部51,52を介して第2の部分42に流れるガスに、X軸に沿う方向の慣性力が作用することが抑制されるとともに、圧力損失が生じることが抑制される。
第2の曲部52の吐出側端部52cが、第1の曲部51の吸引側端部51cよりも、吐出方向に位置する。このため、第1の部分41から第2の部分42に向かうガスは、第1及び第2の曲部51,52の一部において、流路33の全体における進行方向(吐出方向)の反対方向(吸引方向)へ流れる。これにより、第2の曲部52から第1の曲部51を介して第2の部分42に流れるガスに、X軸に沿う方向の慣性力が作用することが抑制されるとともに、圧力損失が生じることが抑制される。
以下に、第2の実施の形態について、図4乃至図6を参照して説明する。なお、以下の複数の実施形態の説明において、既に説明された構成要素と同様の機能を持つ構成要素は、当該既述の構成要素と同じ符号が付され、さらに説明が省略される場合がある。また、同じ符号が付された複数の構成要素は、全ての機能及び性質が共通するとは限らず、各実施形態に応じた異なる機能及び性質を有していても良い。
図4は、第2の実施の形態に係る分岐部35を示す平面図である。図5は、第2の実施形態の分岐部35を示す側面図である。図6は、第2の実施形態の分岐部35を示す正面図である。図4乃至図6に示すように、第2の実施形態の接続部43は、螺旋部61をそれぞれ有する。螺旋部61は、例えば、旋回部とも称され得る。
螺旋部61は、第1の曲部51と、第2の曲部52とをそれぞれ有する。第2の実施形態の第1及び第2の曲部51,52の形状は、第1の実施形態の第1及び第2の曲部51,52の形状と同一である。なお、螺旋部61の第1及び第2の曲部51,52の形状は、第1の実施形態の第1及び第2の曲部51,52の形状と異なっても良い。第2の実施形態の第1及び第2の曲部51,52が延びる方向は、下記のように、第1の実施形態の第1及び第2の曲部51,52が延びる方向と異なる。
図6に示すように、螺旋部61において、第1の曲部51は、X軸に沿う方向に向かうに従ってZ軸に沿う方向に向かうように、X軸に対して斜めに交差する方向に延びる。例えば、第1の曲部51の第2の接続端部51bから第1の接続端部51aに向かう場合、第1の曲部51は、X軸に沿う方向に向かうに従って、Z軸における負方向(下方向)に向かうように延びる。
螺旋部61において、第2の曲部52は、X軸に沿う方向に向かうに従ってZ軸に沿う方向に向かうように、X軸に対して斜めに交差する方向に延びる。例えば、第2の曲部52の第4の接続端部52bから第3の接続端部52aに向かう場合、第2の曲部52は、X軸に沿う方向に向かうに従って、Z軸における正方向(上方向)に向かうように延びる。
上記のように、第1及び第2の曲部51,52が、X軸に沿う方向に向かうに従って、Z軸に沿う方向に向かうようにそれぞれ延びる。このため、螺旋部61は、X軸に沿う方向に延びる螺旋状に延びる。言い換えると、螺旋部61において、第1及び第2の曲部51,52は、X軸に沿う方向に向かうに従って回転するように延びる。
第2の実施形態において、第1及び第2の曲部51,52を有する螺旋部61を流れるガスの、平均流速VのX軸に沿う方向における成分Vxは、略一定である。成分Vxは、平均流速Vよりも遅い。このため、螺旋部61において、ガスの、X軸に沿う方向の慣性力が増大しにくい。従って、第2の部分42に流入したガスに偏りが生じることが抑制される。
第2の実施形態の処理装置10において、接続部43が、第1及び第2の曲部51,52を有し、螺旋状に延びる螺旋部61を有する。これにより、螺旋部61を流れるガスの進行方向が三次元的に変化する。螺旋部61を流れるガスの平均流速Vの、X軸に沿う方向における成分Vxは、平均流速Vよりも遅くなる。このため、第2の曲部52から第1の曲部51を介して第2の部分42に流れるガスに、X軸に沿う方向の慣性力が作用することが抑制されるとともに、圧力損失が生じることが抑制される。さらに、X軸に沿う方向における分岐部35の幅を短くすることができるため、ノズル13を小型化することができる。
以下に、第3の実施の形態について、図7乃至図9を参照して説明する。図7は、第3の実施の形態に係る分岐部35を示す平面図である。図8は、第3の実施形態の分岐部35を示す側面図である。図9は、第3の実施形態の分岐部35を示す正面図である。図7乃至図9に示すように、第3の実施形態の接続部43は、直部65をそれぞれ有する。
直部65は、第1の部分41の第1の流出端部41bと、第2の曲部52の第4の接続端部52bとの間に介在する。言い換えると、直部65は、第1の部分41の第1の流出端部41bと、第2の曲部52の第4の接続端部52bとの間を接続する。
直部65は、第1の部分41の第1の流出端部41bから、X軸に沿う方向に延びる。なお、直部65は、X軸に対して傾斜する方向に延びても良い。直部65は、直線状に延びるが、例えば、曲線状に延びる部分を有しても良い。
第3の実施形態の接続部43は、第2の実施形態の接続部43と同じく、螺旋部61を有する。このため、第1及び第2の曲部51,52は、X軸に沿う方向に向かうに従ってZ軸に沿う方向に向かうように、X軸に対して斜めに交差する方向に延びる。
直部65において、流路33を流れるガスに、X軸に沿う方向の慣性力が生じる。しかし、第1及び第2の曲部51,52を有する螺旋部61において、ガスの平均流速VのX軸に沿う方向における成分Vxが、平均流速Vよりも遅くなる。このため、螺旋部61において、ガスの、X軸に沿う方向の慣性力が増大しにくい。従って、第2の部分42に流入したガスに偏りが生じることが抑制される。
第3の実施形態の処理装置10によれば、接続部43に、第1の部分41と第2の曲部52との間を接続する直部65が設けられる。これにより、接続部43の形状の自由度が向上する。
以下に、第4の実施の形態について、図10乃至図12を参照して説明する。図10は、第4の実施の形態に係る分岐部35を示す平面図である。図11は、第4の実施形態の分岐部35を示す側面図である。図12は、第4の実施形態の分岐部35を示す正面図である。図10乃至図12に示すように、第4の実施形態の螺旋部61は、第3の曲部71と、第4の曲部72とをさらに有する。
第3及び第4の曲部71,72は、第1の部分41の第1の流出端部41bと、第2の曲部52の第4の接続端部52bとの間に介在する。言い換えると、第3及び第4の曲部71,72は、第1の部分41の第1の流出端部41bと、第2の曲部52の第4の接続端部52bとの間を接続する。
第3の曲部71は、第1の曲部51と同一の形状を有する。なお、第3の曲部71の形状は、第1の曲部51の形状と異なっても良い。第3の曲部71は、半径がRの円弧状に延びる部分である。言い換えると、第3の曲部71は、1/Rの曲率を有する円弧状に延びる部分である。本実施形態において、第3の曲部71の半径及び曲率は、一点鎖線で示す第3の曲部71の断面中心の、半径及び曲率である。
第3の曲部71は、第5の接続端部71aと、第6の接続端部71bとを有する。第5の接続端部71aは、第2の曲部52の第4の接続端部52bに接続される。第5の接続端部72aにおいて、第3の曲部71は、吐出方向に向く。このため、第4の接続端部52bにおける第2の曲部52の接線L3は、第5の接続端部71aにおける第3の曲部71の接線L3と共通である。
第6の接続端部71bは、第5の接続端部71aの反対側に位置する。第6の接続端部71bにおける第3の曲部71の接線L4は、吐出方向に延びる。すなわち、第6の接続端部71bにおける第3の曲部71の接線L4が延びる方向は、第5の接続端部71aにおける第3の曲部71の接線L3が延びる方向と共通である。
第3の曲部71は、中心角が90度より大きい円弧状に延びる。本実施形態において、第3の曲部71は、中心角が180度の円弧状に延びる。このため、第5の接続端部71aと、第6の接続端部71bとが略同一方向に向く。さらに、接線L3と接線L4とが平行に延びる。
図12に示すように、螺旋部61において、第3の曲部71は、X軸に沿う方向に向かうに従ってZ軸に沿う方向に向かうように、X軸に対して斜めに交差する方向に延びる。第3の曲部71は、第1の曲部51に対して平行に延びる。
図10に示すように、第4の曲部72は、第2の曲部52と同一の形状を有する。なお、第4の曲部72の形状は、第2の曲部52の形状と異なっても良い。第4の曲部72は、半径がRの円弧状に延びる部分である。言い換えると、第4の曲部72は、1/Rの曲率を有する円弧状に延びる部分である。本実施形態において、第4の曲部72の半径及び曲率は、一点鎖線で示す第4の曲部72の断面中心の、半径及び曲率である。
第4の曲部72は、第7の接続端部72aと、第8の接続端部72bとを有する。第7の接続端部72aは、第3の曲部71の第6の接続端部71bに接続される。第7の接続端部72aにおいて、第4の曲部72は、吸引方向に向く。このため、第6の接続端部71bにおける第3の曲部71の接線L4は、第7の接続端部72aにおける第4の曲部72の接線L4と共通である。
第8の接続端部72bは、第7の接続端部72aの反対側に位置する。第8の接続端部72bは、第1の部分41の第1の流出端部41bに接続される。第8の接続端部72bにおける第4の曲部72の接線L5は、吐出方向に延びる。すなわち、第8の接続端部72bにおける第4の曲部72の接線L5が延びる方向は、第1の部分41が延びる方向と共通である。
第4の曲部72は、中心角が90度より大きい円弧状に延びる。本実施形態において、第4の曲部72は、中心角が180度の円弧状に延びる。このため、第7の接続端部72aと、第8の接続端部72bとが略同一方向に向く。さらに、接線L4と接線L5とが平行に延びる。
図12に示すように、螺旋部61において、第4の曲部72は、X軸に沿う方向に向かうに従ってZ軸に沿う方向に向かうように、X軸に対して斜めに交差する方向に延びる。第4の曲部72は、第2の曲部52に対して平行に延びる。
第1乃至第4の曲部51,52,71,72を有する螺旋部61は、螺旋状に延びる。このため、螺旋部61を流れるガスの、平均流速VのX軸に沿う方向における成分Vxは、平均流速Vよりも遅くなる。このため、螺旋部61において、ガスの、X軸に沿う方向の慣性力が増大しにくい。従って、第2の部分42に流入したガスに偏りが生じることが抑制される。
第4の実施形態の処理装置10において、螺旋部61は、第1の部分41と第2の曲部52との間に介在する第3及び第4の曲部71,72をさらに有する。このように、螺旋部61は、第2及び第3の実施形態のように一回転する、中心角が360度の螺旋状に限らず、二回転以上回転する螺旋状に延びても良い。これにより、螺旋部61の流路長がより長く確保され、第2の部分42に流れるガスの、X軸に沿う方向の慣性力が増大することがさらに抑制される。
接続部43は、第1及び第2の曲部51,52に加えて、第3及び第4の曲部71,72のような少なくとも一つの曲部を有しても良い。接続部43の少なくとも一部は、第1及び第2の曲部51,52を含む複数の曲部によって、例えば、渦巻状や放物線状に形成されても良い。
以下に、第5の実施の形態について、図13を参照して説明する。図13は、第5の実施の形態に係る分岐部35を示す平面図である。図13に示すように、第5の実施形態の第1及び第2の曲部51,52は、中心角が135度の円弧状に延びる。さらに、接続部43は、介在部75をさらに有する。介在部75は、例えば、直部とも称され得る。
介在部75は、第1の曲部51と、第2の曲部52との間に介在する。介在部75は、第1の曲部51の第2の接続端部51bと、第2の曲部52の第3の接続端部52aとの間で、直線状に延びる部分である。言い換えると、介在部75は、第1の曲部51の第2の接続端部51bから、第2の曲部52の第3の接続端部52aに向かう方向に延びる。なお、介在部75は、曲線状に延びる部分を有しても良い。
介在部75は、第9の接続端部75aと、第10の接続端部75bとを有する。第9の接続端部75aは、第5の端部の一例である。第10の接続端部75bは、第6の端部の一例である。
第9の接続端部75aは、第1の曲部51の第2の接続端部51bに接続される。第2の接続端部51bにおける第1の曲部51の接線L2は、介在部75が延びる方向に延びる。
第10の接続端部75bは、第2の曲部52の第3の接続端部52aに接続される。第3の接続端部52aにおける第2の曲部52の接線L2は、介在部75が延びる方向に延びる。
介在部75の長さは、第1の曲部51の半径Rよりも短い。さらに、介在部75の長さは、第2の曲部52の半径Rよりも短い。なお、介在部75の長さはこれに限らない。
第5の実施形態の処理装置10において、第1の曲部51と第2の曲部52との間に、介在部75が設けられる。介在部75に接続される第1の曲部51の第2の接続端部51bの接線L2は、介在部75が延びる方向に延びる。さらに、介在部75に接続される第2の曲部52の第3の接続端部52aの接線L2も、介在部75が延びる方向に延びる。これにより、第2の曲部52から第1の曲部51を介して第2の部分42に流れるガスに、圧力損失が生じることが抑制される。さらに、介在部75が設けられることで、流路33の設計の自由度が向上する。
介在部75の長さは、第1の曲部51の半径Rよりも短い。これにより、介在部75の長さがより短く確保され、介在部75においてX軸に沿う方向におけるガスの慣性力が増大することが抑制される。
以下に、第6の実施の形態について、図14を参照して説明する。図14は、第6の実施の形態に係る流路33の一部を示す平面図である。図14に示すように、流路33は、シフト部81をさらに有する。
シフト部81は、第1の実施形態の分岐部35と同じく、第1の部分41と、第2の部分42と、接続部43とを有する。分岐部35は複数の第2の部分42と複数の接続部43とを有するが、シフト部81は一つの第2の部分42と一つの接続部43とを有する。
流路33を流れるガスは、例えば以下に示すように、シフト部81を流れる。なお、下記の説明は一例であり、シフト部81を流れるガスの流れは、下記に示すものに限られない。
まず、ガスは、シフト部81の第1の部分41の第1の流入端部41aから、第1の流出端部41bに向かって流れる。ガスは、第1の流出端部41bから、当該第1の流出端部41bに接続される一つの第2の曲部52の第4の接続端部52bに流入する。
第1の部分41が延びる方向と、第4の接続端部52bにおける第2の曲部52の接線L3が延びる方向とは、共通である。このため、ガスは、第1の部分41から第2の曲部52に滑らかに流入する。言い換えると、ガスが、第1の部分41と第2の曲部52との間の接続部分で流路33の内面に衝突し難く、第2の曲部52に沿って流れやすい。従って、第1の部分41と第2の曲部52との間の接続部分において、ガスの圧力損失が増大することが抑制される。
ガスは、第2の曲部52の、第4の接続端部52bから、第3の接続端部52aに向かって流れる。ガスは、第4の接続端部52bから第2の曲部52の吐出側端部52cに向かう間、X軸に沿う方向に移動するに従って、吐出方向に移動する。さらに、ガスは、吐出側端部52cから第3の接続端部52aに向かう間、X軸に沿う方向に移動するに従って、吸引方向に移動する。
ガスは、第2の曲部52の第3の接続端部52aから、第1の曲部51の第2の接続端部51bに流入する。ガスは、第1の曲部51の第2の接続端部51bから、第1の接続端部51aに向かって流れる。ガスは、第2の接続端部51bから第1の曲部51の吸引側端部51cに向かう間、X軸に沿う方向に移動するに従って、吸引方向に移動する。さらに、ガスは、吸引側端部51cから第1の接続端部51aに向かう間、X軸に沿う方向に移動するに従って、吐出方向に移動する。
ガスは、第1の曲部51の第1の接続端部51aから、第2の部分42の第2の流入端部42aに流入する。ガスは、第2の部分42の第2の流入端部42aから、第2の流出端部42bに向かって流れる。
接続部43を通るガスは、第1の部分41の第1の流出端部41bから、当該第1の部分41に対してX軸に沿う方向に互いに離間した第2の部分42の、第2の流入端部42aに向かう。言い換えると、接続部43を通るガスは、全体としてX軸に沿う方向に移動する。しかし、接続部43を通るガスは、X軸に沿う方向に向かいながら、成分Vxを変化させる。例えば、成分Vxは、第2の曲部52の吐出側端部52cから第3の接続端部52aに向かうに従って低減する。さらに、成分Vxは、第1の曲部51の吸引側端部51cから第1の接続端部51aに向かうに従って低減する。
成分Vxが変化するため、接続部43を通るガスの、X軸に沿う方向の慣性力が増大しにくい。このため、第2の部分42に流入したガスは、X軸に沿う方向において、大よそ均等に分布する。言い換えると、第2の部分42に流入したガスに偏りが生じることが抑制される。
第6の実施形態に示すように、流路33が分岐する分岐部35に限らず、シフト部81のような他の部分に第1の部分41、第2の部分42、及び接続部43が設けられても良い。これにより、X軸に沿う方向におけるガスが流れる位置が平行移動させられるとともに、平行移動されたガスに偏りが生じることが抑制される。
以上説明した複数の実施形態において、ガスが、第1の部分41から第2の部分42に向かう方向に流れ、第1の開口部31から吐出される。しかし、ノズル13において、ガスは、第2の部分42から第1の部分41に向かう方向に流れても良い。この場合、ノズル13は、複数の第1の開口部31から、均等に流体を吸引することができる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、流路の接続部が、第1の部分と第2の部分とを接続し、第1の曲率を有して中心角が90度より大きい円弧状に延びるとともに第2の部分に接続された第1の端部及び当該第1の端部の反対側に位置する第2の端部を有する第1の曲部と、第2の曲率を有する円弧状に延びるとともに第1の曲部の第2の端部に接続された第3の端部を有する第2の曲部と、をそれぞれ有し、第1の端部における第1の曲部の接線が第1の方向に延び、第2の端部における第1の曲部の接線と第3の端部における第2の曲部の接線とが共通である。これにより、流体に偏りが生じることを抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…処理装置、13…ノズル、21…基体、33…流路、35,35A,35B…分岐部、41…第1の部分、42…第2の部分、43…接続部、51…第1の曲部、51a…第1の接続端部、51b…第2の接続端部、51c…吸引側端部、52…第2の曲部、52a…第3の接続端部、52b…第4の接続端部、52c…吐出側端部、61…螺旋部、75…介在部、75a…第9の接続端部、75b…第10の接続端部、L1〜L5…接線。
Claims (10)
- 第1の方向に延びる第1の部分と、
経路長が共通な複数の第2の部分と、
前記第1の部分と前記第2の部分とを接続し、第1の曲率を有して中心角が90度より大きい円弧状に延びるとともに前記第2の部分に接続された第1の端部及び当該第1の端部の反対側に位置する第2の端部を有する第1の曲部と、第2の曲率を有する円弧状に延びるとともに前記第1の曲部の前記第2の端部に接続された第3の端部を有する第2の曲部と、をそれぞれ有し、前記第1の端部における前記第1の曲部の接線が前記第2の部分が延びる方向と共通の方向に延び、前記第2の端部における前記第1の曲部の接線と前記第3の端部における前記第2の曲部の接線とが共通であり、それぞれの経路長が共通な、複数の接続部と、
を有する流路が設けられた部材、
を具備する流路構造。 - 前記複数の第2の部分は、それぞれ前記第1の方向に延びる、請求項1の流路構造。
- 前記第2の曲部は、中心角が90度より大きい円弧状に延びる、請求項1又は請求項2の流路構造。
- 前記第1の曲率と前記第2の曲率が同一である、請求項1乃至請求項3のいずれか一つの流路構造。
- 前記第2の曲部は、前記第3の端部の反対側に位置するとともに前記第1の部分に接続される第4の端部を有し、
前記第4の端部における前記第2の曲部の接線が前記第1の方向に延びる、
請求項1乃至請求項4のいずれか一つの流路構造。 - 前記第1の方向における前記第2の曲部の端部が、前記第1の方向の反対方向における前記第1の曲部の端部よりも、前記第1の方向に位置する、請求項1乃至請求項5のいずれか一つの流路構造。
- 前記接続部は、前記第1の曲部及び前記第2の曲部を有し、螺旋状に延びる螺旋部を有する、請求項1乃至請求項6のいずれか一つの流路構造。
- 前記接続部は、前記第1の曲部と前記第2の曲部との間に介在し、前記第1の曲部の前記第2の端部に接続される第5の端部と、前記第2の曲部の前記第3の端部に接続される第6の端部と、を有するとともに、前記第1の曲部の前記第2の端部から前記第2の曲部の前記第3の端部に向かう方向に延びる介在部をさらに有し、
前記第1の曲部の前記第2の端部の接線は、前記介在部が延びる方向に延び、
前記第2の曲部の前記第3の端部の接線は、前記介在部が延びる方向に延びる、
請求項1乃至請求項6のいずれか一つの流路構造。 - 前記介在部の長さは、前記第1の曲部の曲率半径よりも短い、請求項8の流路構造。
- 前記第2の曲部は、中心角が135度より大きい円弧状に延びる、請求項1乃至請求項9のいずれか一つの流路構造。
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