JP2019130640A - 腰袋 - Google Patents

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啓介 島
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Abstract

【課題】先端が尖ったり曲がった工具であっても、ポケット部に挿入し易いと共に、これら挿入した工具が引き出し易く、ポケット部が破損し難い腰袋を提供する。【解決手段】ベース部材1とカバー部材2からなり、前記ベース部材1はベルト取付部5を有している。前記カバー部材2は、内生地2aの表裏面に、この内生地2aの工具挿入側を被うようにして外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bの巻付部を前記内生地2aに固着している。前記ベース部材1の表側に前記カバー部材2を取付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する開口6を有したポケット部3が形成されている。【選択図】図2

Description

この発明は、電気工事現場、建築工事現場等において、作業者が腰に吊り下げて使用するのに適した腰袋に関するものである。
従来、この種の腰袋としては、図12、13に示したようなベース部材11とカバー部材12とからなるものが存在する。ベース部材11の表面側にはカバー部材12を取り付けることにより、工具が挿入される上部開口16および下部開口17を有する略角筒状のポケット部13が形成されている。そして、ベース部材11の表面には、ポケット部13の上部開口16よりも上方から下端にかけてベース部材11よりも摩擦係数の小さい滑り面部材14が取り付けられ、工具の挿入時および引き出し時の摩擦が小さくなるように構成されている(特許文献1)。
このように構成された腰袋は、工具の挿入または引き出し時には、工具をベース部材11側に少し押し付けるようにして工具の出し入れを行うことでポケット部13との摩擦が小さくなり、滑らかに出し入れすることができるとしている。
さらに、この種の腰袋としては、図14、15に示したような上部開口とした大口の第一のポケット部21と上部開口とした大口の保護ポケット部22とからなるものが存在する。第一のポケット部21の前面と側面には、中口の第二のポケット部21、小口の第三のポケット部21が設けられている。そして、保護ポケット部22を第一のポケット部21より硬い素材で形成し、第一のポケット部21内の底部から下半部までの間に前記保護ポケット部22を保持したものとしている。
このように構成された腰袋は、ビット、釘、ネジ類などの各種物品や、ドライバー、スパナ、ナイフなどの先端が尖った工具を収納した場合にも底が破れたり、抜けてしまったりすることがなく、耐久性に優れたものとなるとしている。
実用新案登録第3205782号公報 特開2009−248254号公報
しかしながら、上記従来の特許文献1に記載された腰袋では、ポケット部13の上部開口16および下部開口17の縁部には、これら縁部を補強するために帯状の補強生地15を巻き付けミシン糸で縫着しているので、これら縁部の内外側面には段差18が生じている。
そのため、ポケット部13に先端が尖った工具を挿入する場合には、そのポケット部13の下部開口17の内側面の段差18に、その工具の先端が引っ掛かって挿入し難かったり、下部開口17の縁部が破損したり、またポケット部13に挿入した先端が曲がった工具を引き出す場合には、そのポケット部13の上部開口16の内側面の段差18に、その工具の先端が引っ掛かって引き出し難かったり、上部開口16の縁部が破損したりするという課題を有していた。
さらに、上記従来の特許文献2に記載された腰袋では、第一および第二のポケット部21の上部開口23の縁部や、第三のポケット部21の上部開口23および下部開口24の縁部には、これら縁部を補強するために帯状の補強生地25を巻き付けミシン糸で縫着しているので、特許文献1に記載された腰袋と同様に、これら縁部の内外側面には段差26が生じている。
そのため、特許文献2に記載された腰袋においても、これらポケット部21に先端が尖った工具を挿入する場合や、これらポケット部21から先端が曲がった工具を引き出す場合には、特許文献1に記載された腰袋と同様にこれらの工具が挿入し難かったり、引き出し難かったり、これらポケット部21の上部開口23および下部開口24の縁部が破損したりするという課題を有していた。
そこで、この発明は、上記従来の腰袋が有する課題を解決することを目的としており、先端が尖ったり曲がった工具であっても、ポケット部に挿入し易いと共に、これら挿入した工具が引き出し易く、ポケット部が破損し難い腰袋を提供することを目的としてなされたものである。
この発明の腰袋は、ベース部材1とカバー部材2からなり、前記ベース部材1はベルト取付部5を有している。前記カバー部材2は、内生地2aの表裏面に、この内生地2aの工具挿入側を被うようにして外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bの巻付部を前記内生地2aに固着している。前記ベース部材1の表側に前記カバー部材2を取付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する開口6を有したポケット部3が形成されている。
さらに、この発明の腰袋は、ベース部材1とカバー部材2からなり、前記ベース部材1はベルト取付部5を有している。前記カバー部材2は、内生地2aの表裏面に、この内生地2aより工具挿入側に伸びる第一の延長部Eと第二の延長部Eを有した外生地2bを前記内生地2aに固着し、前記第一の延長部Eおよび第二の延長部Eをそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着している。前記ベース部材1の表側に前記カバー部材2を取付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する開口6を有したポケット部3が形成されている。
また、この発明の腰袋は、ベース部材1とカバー部材2からなり、前記ベース部材1はベルト取付部5を有している。前記カバー部材2は、内生地2aの表裏面に、この内生地2aより工具先端突出側に伸びる第一の延長部Eと第二の延長部Eを有した外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bを前記内生地2aに固着し、前記第一の延長部Eおよび第二の延長部Eをそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着している。前記ベース部材1の表側に前記カバー部材2を取付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する開口6と、工具の先端が突出する開口7を有したポケット部3が形成されている。
さらに、この発明の腰袋は、ベース部材1とカバー部材2からなり、前記ベース部材1はベルト取付部5を有している。前記カバー部材2は、内生地2aの表裏面に、この内生地2aより工具挿入側に伸びる第一の延長部Eと第二の延長部Eを有した外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bを前記内生地2aに固着し、前記第一の延長部Eおよび第二の延長部Eをそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着している。前記ベース部材1の表側に前記カバー部材2を取付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する開口6と、工具の先端が突出する開口7を有したポケット部3が形成されている。
また、この発明の腰袋は、ベース部材1と第一のカバー部材2および第二のカバー部材2とからなり、前記ベース部材1はベルト取付部5を有している。前記第一のカバー部材2および第二のカバー部材2は、それぞれ内生地2aの表裏面に、この内生地2aより工具先端突出側に伸びる第一の延長部Eと第二の延長部Eを有した外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bを前記内生地2aに固着し、前記第一の延長部Eおよび第二の延長部Eをそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着している。前記ベース部材1の表側に前記第一のカバー部材2を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第一の開口6と、工具の先端が突出する第一の開口7を有した第一のポケット部3が形成され、さらに前記第一のカバー部材2の表側に第二のカバー部材2を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第二の開口6と、工具の先端が突出する第二の開口7を有した第二のポケット部3が形成されている。
さらに、この発明の腰袋は、ベース部材1と第一のカバー部材2および第二のカバー部材2とからなり、前記ベース部材1はベルト取付部5を有している。前記第一のカバー部材2は、内生地2aの表裏面に、この内生地2aより工具先端突出側に伸びる第一の延長部Eと第二の延長部Eを有した外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bを前記内生地2aに固着し、前記第一の延長部Eおよび第二の延長部Eをそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着している。前記第二のカバー部材2は、本生地2cの裏面から、この本生地2cより工具挿入側におよび工具先端突出側に伸びる被覆部Cを有した当生地2dを重ね合わせたものとし、これら被覆部Cをそれぞれ本生地2c側に折り返して、本生地2cに固着している。前記ベース部材1の表側に前記第一のカバー部材2を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第一の開口6と、工具の先端が突出する第一の開口7を有した第一のポケット部3が形成され、さらに前記第一のカバー部材2の表側に第二のカバー部材2を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第二の開口6と、工具の先端が突出する第二の開口7を有した第二のポケット部3が形成されている。
また、この発明の腰袋は、ベース部材1と第一〜三のカバー部材2とからなり、前記ベース部材1はベルト取付部5を有している。前記第一のカバー部材2および第二のカバー部材2は、それぞれ内生地2aの表裏面にこの内生地2aの工具挿入側を被うようにして外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bの巻付部を前記内生地2aに固着している。前記第三のカバー部材2は、内生地2aの表裏面に、この内生地2aより工具先端突出側に伸びる第一の延長部Eと第二の延長部Eを有した外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bを前記内生地2aに固着し、前記第一の延長部Eおよび第二の延長部Eをそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着している。前記ベース部材1の表側に前記第一のカバー部材2を取り付け、このカバー部材2に底部材8を取り付けることにより、各種物品や工具を出し入れする第一の開口6と、これらが落ちないようにしておく第一の底9を有した第一のポケット部3が形成されている。前記第一のカバー部材2の表側に前記第二のカバー部材2を取り付けることにより、各種物品や工具を出し入れする第二の開口6と、これらが落ちないようにしておく第二の底9を有した第二のポケット部3が形成されている。前記第一のカバー部材2の表側に前記第三のカバー部材2を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第三の開口6と、工具の先端が突出する開口7を有した第三のポケット部3が形成されている。
この発明の腰袋は、以上に述べたように構成されており、工具の持手が突出するポケット部3の開口6および工具の先端が突出するポケット部3の開口7の縁部には段差が生じることなく、先端が尖ったり曲がった工具であっても、ポケット部3に挿入し易いと共に、これら挿入した工具が引き出し易くなり、ポケット部3が破損し難いものとなった。
この発明の腰袋の第一実施形態を示す斜視図である。 図1に示すこの発明の腰袋の断面図である。 図1に示すこの発明の腰袋のポケット部の分解斜視図である。 図1に示すこの発明の腰袋のポケット部の他例の分解斜視図である。 この発明の腰袋の第二実施形態を示す斜視図である。 図5に示すこの発明の腰袋の断面図である。 この発明の腰袋の第三実施形態を示す斜視図である。 図7に示すこの発明の腰袋の断面図である。 図7に示すこの発明の腰袋の第二のポケット部の分解斜視図である。 この発明の腰袋の第四実施形態を示す斜視図である。 図10に示すこの発明の腰袋の断面図である。 従来の腰袋の一例を示す正面図である。 図12に示す従来の腰袋の断面図である。 従来の腰袋の他例を示す斜視図である。 図14に示す従来の腰袋の断面図である。
以下、この発明の腰袋を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜4は、この発明の腰袋の第一実施形態を示している。この第一実施形態の腰袋は、ベース部材1とカバー部材2とからなり、ベース部材1の表側にカバー部材2を取り付けることにより工具が挿入されるポケット部3が形成されている。これらベース部材1とカバー部材2は、柔軟性を備えた天然皮革地、人工皮革地、合成樹脂地などから構成されている。
前記ベース部材1は、ドライバー、スパナ、ナイフなどの縦長の工具が収まる程度の縦寸法および横寸法の縦長の帯形状としており、その縁部には帯状の補強生地4を巻き付け、ミシン糸などで縫着しており、このベース部材1の適宜の個所には、ベルト取付部5を有している。ベルト取付部5は、図示したものでは、ベース部材1の上部を表面側から裏面側に折り返し、その折り返した先端部をベース部材1に縫着するなどして固着しており、ベース部材1の上端から約1/3までを表面部と裏面部の二重構造となるようにし、その表面部と裏面部の間に形成されたベルト挿通孔としているが、このようなものに限定されることはない。例えば、このベルト取付部5としては、ベース部材1の表面側から裏面側にかけて貫通させた取付孔、ベース部材1の裏面側に取り付けたクリップ、面接着テープ、ボタン、磁石などとすることができる。また、前記ベルト取付部5は、ベース部材1に着脱自在にしたものとしてもよい。
なお、前記ベース部材1は、図示したものでは、一枚ものにしているが、表生地と裏生地からなる二枚ものにしたり、表生地と裏生地の間に内生地を挟み込んだ三枚ものなどにすることができる。
前記カバー部材2は、図3に示したように、略四角形状の内生地2aの表裏面に、この内生地2aより下方(工具先端突出側)に伸びる第一の延長部Eと第二の延長部Eを有した外生地2bを巻き付けたものとしている。そして、この外生地2bの上端部を前記内生地2aの上端部に縫着するなどして固着し、前記第一の延長部Eを内側に折り返し、前記第二の延長部Eを内生地2aの表面側に添うように内側に折り返し、これらの折り返した部分を重ね合わせるようにして内生地2aの下端部に縫着するなどして固着している。なお、図示していないが、前記第一の延長部Eを内生地2aの裏面側に添うように内側に折り返し、前記第二の延長部Eを内側に折り返し、これらの折り返した部分を重ね合わせるようにして内生地2aの下端部に縫着するなどして固着してもよい。
また、前記カバー部材2は、図4に示したように、略四角形状の内生地2aの裏面に、この内生地2aより下方(工具先端突出側)に伸びる第二の延長部Eのみを有した外生地2bを巻き付けたものとしてもよい。そして、この外生地2bの上端部を前記内生地2aの上端部に縫着するなどして固着し、前記第二の延長部Eを内生地2aの表面側に折り返すと共に、この延長部Eの先端部をさらに内側に折り返し、この折り返した部分が外生地2bの下端部に重なるようにし、内生地2aの下端部に縫着するなどして固着してもよい。
さらに、前記カバー部材2は、図示していないが、略四角形状の内生地2aの表面に、この内生地2aより下方(工具先端突出側)に伸びる第一の延長部Eのみを有した外生地2bを巻き付けたものとすることもできる。そして、この場合には、外生地2bの上端部を前記内生地2aの上端部に縫着するなどして固着し、前記第一の延長部Eを内生地2aの裏面側に折り返すと共に、この延長部Eの先端部をさらに内側に折り返し、この折り返した部分が外生地2bの下端部に重なるようにし、内生地2aの下端部に縫着するなどして固着することもできる。
また、前記カバー部材2は、図示していないが、略四角形状の内生地2aの表裏面に、この内生地2aの上方(工具挿入側)を被うようにして外生地2bを巻き付けたものとすることもできる。そして、この場合には、外生地2bの巻付部を前記内生地2aの上端部に縫着するなどして固着している。
さらに、前記カバー部材2は、図示したように、縦方向に二本の縫目Sを設け、これらの縫目Sに沿って山折りし易いようにしているが、縫目Sの本数は限定されることなく、二本より多くしても少なくしてもよい。また、カバー部材2には縫目Sを設けることなく、縦方向に反らして湾曲状にするようにしてもよい。
そして、前記ベース部材1の表側の中央付近から下側にかけて、前記カバー部材2を配置し、このカバー部材2の両側部をベース部材1の両側部に縫着するなどして取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する上部の開口6と、工具の先端が突出する下部の開口7を有した前記ポケット部3が形成されている。また、前記カバー部材2を、内生地2aの表裏面に、この内生地2aの上方(工具挿入側)を被うようにして外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bの巻付部を前記内生地2aに固着したものとした場合や、前記カバー部材2を、内生地2aの表裏面に、この内生地2aより上方(工具挿入側)に伸びる第一の延長部Eと第二の延長部Eを有した外生地2bを前記内生地2aに固着し、前記第一の延長部Eおよび第二の延長部Eをそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着したものとした場合には、これらのカバー部材2の両側部および下部をベース部材1の両側部および下部に縫着するなどして取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する上部の開口6のみを有した前記ポケット部3が形成されたものとすることができる。これらポケット部3は、図示したように、カバー部材2の縦方向に設けた二本の縫目Sに沿って山折りしたものとすれは、略四角筒状に形成されるが、前記したように縫目Sの本数を変えたり、縫目Sを無くしたりすることにより、略多角筒状や略半筒状などに形成することができる。
図5、6は、この発明の腰袋の第二実施形態を示している。この第二実施形態の腰袋は、ベース部材1と第一のカバー部材2および第二のカバー部材2とからなり、ベース部材1の表側に第一のカバー部材2を取り付けることにより工具が挿入される第一のポケット部3が形成され、さらに前記第一のカバー部材2の表側に第二のカバー部材2を取り付けることにより工具が挿入される第ニのポケット部3が形成されている。これらベース部材1とカバー部材2は、第一実施形態と同様に柔軟性を備えた天然皮革地、人工皮革地、合成樹脂地などから構成されている。
前記ベース部材1、前記第一のカバー部材2および第二のカバー部材2は、第一実施形態のものと同様に形成されており、このベース部材1の表側の中央付近から下側にかけて、前記第一のカバー部材2を配置し、このカバー部材2の両側部をベース部材1の両側部に縫着するなどして取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第一の上部の開口6と、工具の先端が突出する第一の下部の開口7を有した第一のポケット部3が形成されている。さらに、前記第一のカバー部材2の表側に第二のカバー部材2を配置し、このカバー部材2の両側部を前記ベース部材1の両側部に縫着するなどして取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第二の上部の開口6と、工具の先端が突出する第二の下部の開口7を有した第二のポケット部3が形成されている。また、前記第一および第二のカバー部材2を、内生地2aの表裏面に、この内生地2aの上方(工具挿入側)を被うようにして外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bの巻付部を前記内生地2aに固着したものとした場合には、これらのカバー部材2の両側部および下部をベース部材1の両側部および下部に縫着するなどして取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する上部の開口6のみを有した前記第一および第二のポケット部3が形成されたものとすることができる。これらポケット部3も第一実施形態のものと同様に形成されており、略多角筒形状や略半筒形状などに形成することができる。なお、第一の上部の開口6は第二の上部の開口6より上方に配置したものとしているが、これらの開口6、6を同位置に配置したものとしてもよく、また第一の下部の開口7は第二の下部の開口7より下方に配置したものとしているが、これらの開口7、7も同位置に配置したものとしてもよい。
図7〜9は、この発明の腰袋の第三実施形態を示している。この第三実施形態の腰袋は、ベース部材1と第一のカバー部材2および第二のカバー部材2とからなり、ベース部材1の表側に第一のカバー部材2を取り付けることにより工具が挿入される第一のポケット部3が形成され、さらに前記第一のカバー部材2の表側に第二のカバー部材2を取り付けることにより工具が挿入される第ニのポケット部3が形成されている。これらベース部材1とカバー部材2は、第一実施形態と同様に柔軟性を備えた天然皮革地、人工皮革地、合成樹脂地などから構成されている。
前記ベース部材1および前記第一のカバー部材2は、第一実施形態のものと同様に形成されている。前記第二のカバー部材2は、図9に示したように、略四角形状の本生地2cの裏面から、この本生地2cより上方(工具挿入側)および下方(工具先端突出側)に伸びる被覆部Cを有した当生地2dを重ね合わせたものとしている。そして、これら被覆部Cをそれぞれ本生地2c側に折り返して、本生地2cに縫着するなどして固着している。また、前記カバー部材2は、図示していないが、本生地2cより上方(工具挿入側)にのみ伸びる被覆部Cを有した当生地2dを重ね合わせたものとし、この被覆部Cを本生地2c側に折り返して、本生地2cに縫着するなどして固着したものとしてもよい。前記被覆部Cは、図示した態様では、被覆部Cの端縁が露出しないように二回折りにしているが、一回折りにしてもよい。
さらに、前記カバー部材2は、図示したように、縦方向に二本の縫目Sを設け、これらの縫目Sに沿って山折りし易いようにしているが、縫目Sの本数は限定されることなく、二本より多くしても少なくしてもよい。また、カバー部材2には縫目Sを設けることなく、縦方向に反らして湾曲状にするようにしてもよい。なお、前記カバー部材2の本生地2cも、図示したものでは、ベース部材1と同様に一枚ものにしているが、表生地と裏生地からなる二枚ものにしたり、表生地と裏生地の間に内生地を挟み込んだ三枚ものなどにすることができる。
そして、前記ベース部材1の表側の中央付近から下側にかけて、前記第一のカバー部材2を配置し、このカバー部材2の両側部をベース部材1の両側部に縫着するなどして取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第一の上部の開口6と、工具の先端が突出する第一の下部の開口7を有した第一のポケット部3が形成されている。さらに、前記第一のカバー部材2の表側に第二のカバー部材2を配置し、このカバー部材2の両側部を前記ベース部材1の両側部に縫着するなどして取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第二の上部の開口6と、工具の先端が突出する第二の下部の開口7を有した第二のポケット部3が形成されている。また、前記第一のカバー部材2を、内生地2aの表裏面に、この内生地2aの上方(工具挿入側)を被うようにして外生地2bを巻き付けたものとし、この外生地2bの巻付部を前記内生地2aに固着したものとした場合や、前記第二のカバー部材2を、本生地2cより上方(工具挿入側)にのみ伸びる被覆部Cを有した当生地2dを重ね合わせたものとし、この被覆部Cを本生地2c側に折り返して、本生地2cに縫着するなどして固着したものとした場合には、これらのカバー部材2の両側部および下部をベース部材1の両側部および下部に縫着するなどして取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する上部の開口6のみを有した前記第一および第二のポケット部3が形成されたものとすることができる。これらポケット部3も第一実施形態のものと同様に形成されており、略多角筒形状や略半筒形状などに形成することができる。なお、第一の上部の開口6は第二の上部の開口6より上方に配置したものとしているが、これらの開口6、6を同位置に配置したものとしてもよく、また第一の下部の開口7は第二の下部の開口7より下方に配置したものとしているが、これらの開口7、7も同位置に配置したものとしてもよい。
図10、11は、この発明の腰袋の第四実施形態を示している。この第四実施形態の腰袋は、ベース部材1と第一〜三のカバー部材2とからなり、ベース部材1の表側に第一のカバー部材2を取り付けることにより多数の各種物品や工具が収納される第一のポケット部3が形成されていると共に、前記第一のカバー部材2の表側の前面に第二のカバー部材2を取り付けることにより少数の各種物品や工具が収納される第二のポケット部3が形成され、さらに前記第一のカバー部材2の表側の側面に第三のカバー部材2を取り付けることにより工具が一本ずつ収納される第三のポケット部3が形成されている。これらベース部材1とカバー部材2は、第一実施形態と同様に柔軟性を備えた天然皮革地、人工皮革地、合成樹脂地などから構成されている。
前記ベース部材1は、ドライバー、スパナ、ナイフなどの縦長の工具が収まる程度の縦寸法で、これら工具やビット、釘、ネジ類などの各種物品の多数が収まる程度の横寸法とした略四角形状としており、その縁部には帯状の補強生地4を巻き付け、ミシン糸などで縫着しており、このベース部材1の適宜の個所には、ベルト取付部5を有している。ベルト取付部5は、図示したものでは、ベース部材1の上部に縦長の帯形状の延長部10を設け、この延長部10を表面側から裏面側に折り返し、その折り返した先端部をベース部材1に縫着するなどして固着しており、ベース部材1の上部が表面部と裏面部の二重構造となるようにし、その表面部と裏面部の間に形成されたベルト挿通孔5としているが、このようなものに限定されることはない。例えば、このベルト取付部5としては、ベース部材1の表面側から裏面側にかけて貫通させた取付孔、ベース部材1の裏面側に取り付けたクリップ、面接着テープ、ボタン、磁石などとすることができる。また、前記ベルト取付部5は、ベース部材1に着脱自在にしたものとしてもよい。
なお、前記ベース部材1は、図示したものでは、一枚ものにしているが、表生地と裏生地からなる二枚ものにしたり、表生地と裏生地の間に内生地を挟み込んだ三枚ものなどにすることができる。
前記第一のカバー部材2は、前記ベース部材1と縦寸法が略同一で、横寸法を広くした略四角形状の内生地2aの表裏面に、この内生地2aの上方(工具挿入側)を被うようにして外生地2bを巻き付けたものとしている。そして、この外生地2bの上端部を前記内生地2aの上端部に縫着するなどして固着している。さらに、このカバー部材2は、図示したように、縦方向に二本の縫目Sを設け、これらの縫目Sに沿って山折りし易いようにしているが、縫目Sの本数は限定されることなく、二本より多くしても少なくしてもよい。また、カバー部材2には縫目Sを設けることなく、縦方向に反らして湾曲状にするようにしてもよい。
前記第二のカバー部材2は、前記カバー部材2より縦寸法が短く、横寸法も短くした略四角形状の内生地2aの表裏面に、この内生地2aの上方(工具挿入側)を被うようにして外生地2bを巻き付けたものとしている。そして、この外生地2bの上端部を前記内生地2aの上端部に縫着するなどして固着しており、これ以外は前記第一のカバー部材2と同様に構成している。
前記第三のカバー部材2は、第一実施形態のものと同様に構成している。
なお、前記第一〜三のカバー部材2は、図示したように、いずれも縦方向に二本の縫目Sを設け、これらの縫目Sに沿って山折りし易いようにしているが、縫目Sの本数は限定されることなく、二本より多くしても少なくしてもよい。また、カバー部材2には縫目Sを設けることなく、縦方向に反らして湾曲状にするようにしてもよい。
そして、前記ベース部材1の表側に前記第一のカバー部材2を配置し、このカバー部材2の両側部をベース部材1の両側部に縫着するなどして取り付け、このカバー部材2の下縁部に底部材8を縫着するなどして取り付けることにより、各種物品や工具を出し入れする第一の上部の開口6と、これらが落ちないようにしておく第一の底9を有した第一のポケット部3が形成されている。なお、前記底部材8も、図示したものでは、ベース部材1と同様に一枚ものにしているが、表生地と裏生地からなる二枚ものにしたり、表生地と裏生地の間に内生地を挟み込んだ三枚ものなどにすることができる。
さらに、前記第一のカバー部材2の表側の正面に前記第二のカバー部材2を配置し、このカバー部材2の両側部を前記第一のカバー部材2の正面の両縁部に縫着するなどして取り付け、このカバー部材2の下部を折り曲げて、この折り曲げた下部の後縁部を第一のカバー部材2の下縁部に縫着するなどして取り付けることにより、各種物品や工具を出し入れする第二の上部の開口6と、これらが落ちないようにしておく第二の底9を有した第二のポケット部3が形成されている。
また、前記第一のカバー部材2の表側の側面に前記第三のカバー部材2を配置し、この第三のカバー部材2の両側部を前記カバー部材2に縫着するなどして取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第三の上部の開口6と、工具の先端が突出する下部の開口7を有した第三のポケット部3が形成されている。
なお、これら第一〜三のポケット部3は、図示したように、いずれもカバー部材2の縦方向に設けた二本の縫目Sに沿って山折りしたものとすれは、略四角筒状に形成されるが、前記したように縫目Sの本数を変えたり、縫目Sを無くしたりすることにより、略多角筒形状や略半筒形状などに形成することができる。
以上のように構成されたこの発明の腰袋は、以下に述べるようにして使用される。
先ず、第一実施形態に示す腰袋においては、使用者はベルト取付部5にベルトを取り付けて腰にぶら下げ、使用する工具の持手がポケット部3の上部の開口6から突出するようにしてこのポケット部3に工具を挿入し、この工具の先端を下部の開口7から突出させるようにする。この場合、ドライバーなどの先端が尖った工具や、万能レンチなどの先端が曲がった工具であっても、ポケット部3の下部の開口7の内側面には段差がないので、その工具の先端が下部の開口7の縁部に引っ掛かったりせず、この下部の開口7の縁部が破損したりすることがない。
そして、工具が必要となったときは、ポケット部3から引き出すが、この場合に先端が尖ったり曲がった工具であっても、ポケット部3の上部の開口6の内側面には段差がないので、その工具の先端が上部の開口6の縁部に引っ掛かったりせず、この上部の開口7の縁部が破損したりすることがない。
また、工具が不要となったときは、ポケット部3に挿入するが、この場合も前記したのと同様、工具の先端が下部の開口7の縁部に引っ掛かったりせず、この下部の開口7の縁部が破損したりすることがない。
次に、第二、三実施形態に示す腰袋においては、使用者はベルト取付部5にベルトを取り付けて腰にぶら下げ、使用する工具の持手が第一のポケット部3の上部の開口6および第二のポケット部3の上部の開口6から突出するようにしてこれらポケット部3にそれぞれ工具を挿入し、これら工具の先端をそれぞれのポケット部3の下部の開口7から突出させるようにする。この場合、先端が尖ったり曲がった工具であっても、第一のポケット部3および第二のポケット部3のそれぞれの下部の開口7の内側面には段差がないので、それらの工具の先端が下部の開口7の縁部に引っ掛かったりせず、これらの下部の開口7の縁部が破損したりすることがない。
そして、工具が必要となったときは、第一のポケット部3および第二のポケット部3から引き出すが、この場合に先端が尖ったり曲がった工具であっても、これらポケット部3の上部の開口6の内側面には段差がないので、それら工具の先端が上部の開口6の縁部に引っ掛かったりせず、これら上部の開口6の縁部が破損したりすることがない。
また、工具が不要となったときは、第一のポケット部3および第二のポケット部3に挿入するが、この場合も前記したのと同様、工具の先端が下部の開口7の縁部に引っ掛かったりせず、これらの下部の開口7の縁部が破損したりすることがない。
さらに、第四実施形態に示す腰袋においては、使用者はベルト取付部5にベルトを取り付けて腰にぶら下げ、使用する各種物品や工具を第一のポケット部3の上部の開口6および第二のポケット部3の上部の開口6から、それぞれの底8に当たるようにして、これらポケット部3に挿入し、さらに使用する工具の持手が第三のポケット部3の上部の開口6から突出するようにしてこのポケット部3に工具を挿入し、この工具の先端を下部の開口7から突出させるようにする。この場合、先端が尖ったり曲がった工具であっても、第一のポケット部3および第二のポケット部3には下部の開口7が存在しないので、工具の先端が引っ掛かったりするようなことはなく、また第三のポケット部3の下部の開口7の内側面には段差がないので、その工具の先端が下部の開口7の縁部に引っ掛かったりせず、この下部の開口7の縁部が破損したりすることがない。
そして、各種物品や工具が必要となったときも、第一のポケット部3、第二のポケット部3および第三のポケット部3から引き出すが、この場合に先端が尖ったり曲がった工具であっても、これらポケット部3の上部の開口6の内側面には段差がないので、それら工具の先端が上部の開口6の縁部に引っ掛かったりせず、これら上部の開口6の縁部が破損したりすることがない。
また、各種物品や工具が不要となったときは、第一のポケット部3、第二のポケット部3および第三のポケット部3に挿入するが、この場合も前記したのと同様、工具の先端が下部の開口7の縁部に引っ掛かったりせず、これらの下部の開口7の縁部が破損したりすることがない。
以上に述べたような工具をポケット部3から引き出したり、ポケット部3に挿入する操作は、この発明の腰袋の使用中において、頻繁に行なわれるので、従来の腰袋においては、その度ごとに工具の先端がポケット部3の上部の開口6の縁部や下部の開口7の縁部に引っ掛かって挿入し難く、非常に煩わしいものであり、またこれらポケット部3の上部の開口6の縁部や下部の開口7の縁部の破損も非常に著しいものであったが、この腰袋においては、これらの課題を解消することができるものとなった。
1 ベース部材
2 カバー部材
2a 内生地
2b 外生地
2c 本生地
2d 当生地
3 ポケット部
5 ベルト挿通孔
6 開口
7 開口
8 底部材
9 底
C 被覆部
E 延長部

Claims (7)

  1. ベース部材(1)とカバー部材(2)からなり、前記ベース部材(1)はベルト取付部(5)を有しており、
    前記カバー部材(2)は、内生地(2a)の表裏面に、この内生地(2a)の工具挿入側を被うようにして外生地(2b)を巻き付けたものとし、この外生地(2b)の巻付部を前記内生地(2a)に固着しており、
    前記ベース部材(1)の表側に前記カバー部材(2)を取付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する開口(6)を有したポケット部(3)が形成されていることを特徴とする腰袋。
  2. ベース部材(1)とカバー部材(2)からなり、前記ベース部材(1)はベルト取付部(5)を有しており、
    前記カバー部材(2)は、内生地(2a)の表裏面に、この内生地(2a)より工具挿入側に伸びる第一の延長部(E)と第二の延長部(E)を有した外生地(2b)を前記内生地(2a)に固着し、前記第一の延長部(E)および第二の延長部(E)をそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着しており、
    前記ベース部材(1)の表側に前記カバー部材(2)を取付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する開口(6)を有したポケット部(3)が形成されていることを特徴とする腰袋。
  3. ベース部材(1)とカバー部材(2)からなり、前記ベース部材(1)はベルト取付部(5)を有しており、
    前記カバー部材(2)は、内生地(2a)の表裏面に、この内生地(2a)より工具先端突出側に伸びる第一の延長部(E)と第二の延長部(E)を有した外生地(2b)を巻き付けたものとし、この外生地(2b)を前記内生地(2a)に固着し、前記第一の延長部(E)および第二の延長部(E)をそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着しており、
    前記ベース部材(1)の表側に前記カバー部材(2)を取付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する開口(6)と、工具の先端が突出する開口(7)を有したポケット部(3)が形成されていることを特徴とする腰袋。
  4. ベース部材(1)とカバー部材(2)からなり、前記ベース部材(1)はベルト取付部(5)を有しており、
    前記カバー部材(2)は、内生地(2a)の表裏面に、この内生地(2a)より工具挿入側に伸びる第一の延長部(E)と第二の延長部(E)を有した外生地(2b)を巻き付けたものとし、この外生地(2b)を前記内生地(2a)に固着し、前記第一の延長部(E)および第二の延長部(E)をそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着しており、
    前記ベース部材(1)の表側に前記カバー部材(2)を取付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する開口(6)と、工具の先端が突出する開口(7)を有したポケット部(3)が形成されていることを特徴とする腰袋。
  5. ベース部材(1)と第一のカバー部材(2)および第二のカバー部材(2)とからなり、前記ベース部材(1)はベルト取付部(5)を有しており、
    前記第一のカバー部材(2)および第二のカバー部材(2)は、それぞれ内生地(2a)の表裏面に、この内生地(2a)より工具先端突出側に伸びる第一の延長部(E)と第二の延長部(E)を有した外生地(2b)を巻き付けたものとし、この外生地(2b)を前記内生地(2a)に固着し、前記第一の延長部(E)および第二の延長部(E)をそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着しており、
    前記ベース部材(1)の表側に前記第一のカバー部材(2)を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第一の開口(6)と、工具の先端が突出する第一の開口(7)を有した第一のポケット部(3)が形成され、さらに前記第一のカバー部材(2)の表側に第二のカバー部材(2)を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第二の開口(6)と、工具の先端が突出する第二の開口(7)を有した第二のポケット部(3)が形成されていることを特徴とする腰袋。
  6. ベース部材(1)と第一のカバー部材(2)および第二のカバー部材(2)とからなり、前記ベース部材(1)はベルト取付部(5)を有しており、
    前記第一のカバー部材(2)は、内生地(2a)の表裏面に、この内生地(2a)より工具先端突出側に伸びる第一の延長部(E)と第二の延長部(E)を有した外生地(2b)を巻き付けたものとし、この外生地(2b)を前記内生地(2a)に固着し、前記第一の延長部(E)および第二の延長部(E)をそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着しており、
    前記第二のカバー部材(2)は、本生地(2c)の裏面から、この本生地(2c)より工具挿入側におよび工具先端突出側に伸びる被覆部(C)を有した当生地(2d)を重ね合わせたものとし、これら被覆部(C)をそれぞれ本生地(2c)側に折り返して、本生地(2c)に固着しており、
    前記ベース部材(1)の表側に前記第一のカバー部材(2)を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第一の開口(6)と、工具の先端が突出する第一の開口(7)を有した第一のポケット部(3)が形成され、さらに前記第一のカバー部材(2)の表側に第二のカバー部材(2)を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第二の開口(6)と、工具の先端が突出する第二の開口(7)を有した第二のポケット部(3)が形成されていることを特徴とする腰袋。
  7. ベース部材(1)と第一〜三のカバー部材(2)とからなり、前記ベース部材(1)はベルト取付部(5)を有しており、
    前記第一のカバー部材(2)および第二のカバー部材(2)は、それぞれ内生地(2a)の表裏面にこの内生地(2a)の工具挿入側を被うようにして外生地(2b)を巻き付けたものとし、この外生地(2b)の巻付部を前記内生地(2a)に固着しており、
    前記第三のカバー部材(2)は、内生地(2a)の表裏面に、この内生地(2a)より工具先端突出側に伸びる第一の延長部(E)と第二の延長部(E)を有した外生地(2b)を巻き付けたものとし、この外生地(2b)を前記内生地(2a)に固着し、前記第一の延長部(E)および第二の延長部(E)をそれぞれ内側に折り返し、これらの折り返した部分を固着しており、
    前記ベース部材(1)の表側に前記第一のカバー部材(2)を取り付け、このカバー部材(2)に底部材(8)を取り付けることにより、各種物品や工具を出し入れする第一の開口(6)と、これらが落ちないようにしておく第一の底(9)を有した第一のポケット部(3)が形成され、
    前記第一のカバー部材(2)の表側に前記第二のカバー部材(2)を取り付けることにより、各種物品や工具を出し入れする第二の開口(6)と、これらが落ちないようにしておく第二の底(9)を有した第二のポケット部(3)が形成され、
    前記第一のカバー部材(2)の表側に前記第三のカバー部材(2)を取り付けることにより、工具を挿入したとき工具の持手が突出する第三の開口(6)と、工具の先端が突出する開口(7)を有した第三のポケット部(3)が形成されていることを特徴とする腰袋。
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