JP2019129082A - 照明装置 - Google Patents

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篠原 幸夫
Yukio Shinohara
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【課題】長尺の光源部の光軸面に対して非対称な配光特性を有する照明装置を提供する。【解決手段】照明装置40は、長尺の光源部30と光源部30用カバー板1とを具備する。カバー板1は、光源部30の長さ方向と略平行に且つ光入射面8が光源部30の光軸面Pに交差するように配置されるとともに光源部30からの光が透過する長尺のカバー板本体部2を備える。カバー板本体部2の光入射面3における光軸面Pとの交線位置Qよりもカバー板本体部2の幅方向の一方側にずれた位置に、光源部30からの光をカバー板本体部2の幅方向の他方側へ屈折反射させる透明プリズム板部7がカバー板本体部2の長さ方向に延びるように且つ起立状に設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、長尺の光源部の光軸面に対して非対称な配光特性を有する照明装置に関する。
例えば天井壁に設置される長尺の照明装置は、一般に長尺の光源部と光源部用の長尺のカバー板とを備えている(例えば特許文献1−4参照)。このカバー板は透光性を有しており、光源部の前方近傍において照明装置の光出射口を閉塞するように配置される。カバー板の光入射面には光源部からの光の配光を制御するための様々な形状の突条部が形成されている。
特開2015−90735号公報 特開2015−90763号公報 特開2015−125825号公報 特開2015−162445号公報
而して、照明装置で天井壁側から通路(例:廊下)や室内を照明する場合、その照明方法として、鉛直な側壁面に照明装置の光の少なくとも一部を照射しその反射光を照明として利用する間接照明(半間接照明を含む)が知られている。
照明装置をこのような間接照明に用いる場合、照明装置の光を側壁面側に屈折させるためカバー板は光源部の光軸面に対して非対称な配光特性を有していることが望ましい。
本発明は、上述した技術背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、光源部の光軸面に対して非対称な配光特性を有する照明装置を提供することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
[1] 長尺の光源部と、前記光源部用カバー板とを具備する照明装置であって、
前記カバー板は、前記光源部の長さ方向と略平行に且つ光入射面が前記光源部の光軸面に交差するように配置されるとともに前記光源部からの光が透過する長尺のカバー板本体部を備え、
前記カバー板本体部の前記光入射面における前記光軸面との交線位置よりも前記カバー板本体部の幅方向の一方側にずれた位置に、前記光源部からの光を前記カバー板本体部の幅方向の他方側へ屈折反射させる透明プリズム板部が前記カバー板本体部の長さ方向に延びるように且つ起立状に設けられている照明装置。
[2] 被照面から離間した位置に、前記光源部が前記被照面に沿うように且つ前記光源部の前記光軸面が前記被照面と略平行になるように設置されるものであり、
前記カバー板は、前記カバー板本体部の幅方向の前記他方側が被照面近接側になるように配置される前項1記載の照明装置。
[3] 通路の側壁面を前記被照面とし、
前記通路の天井壁における前記側壁面から離間した位置に設置されるものである前項2記載の照明装置。
[4] さらに、前記カバー板本体部の光出射面が天井壁面と略面一になるように設置されるものである前項3記載の照明装置。
[5] 前記カバー板本体部の前記光入射面に、前記カバー板本体部の光出射面から出射する出射光について前記カバー板本体部の幅方向の両側への広がりを抑制するための、前記カバー板本体部の幅方向に並んだ横断面略三角形状の複数の突条部が前記カバー板本体部の長さ方向に延びるように形成されている前項1〜4のいずれかに記載の照明装置。
[6] 前記カバー板本体部の光出射面に、出射光が拡散光になるように前記光源部からの光を拡散透過させる拡散透過層が形成されている前項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
[7] 前記光源部は、照明装置の長さ方向に列状に並んだ複数のLEDにより長尺に形成されたものである前項1〜6のいずれかに記載の照明装置。
本発明は以下の効果を奏する。
前項1では、カバー板のカバー板本体部は光源部からの光が透過するものなので、光源部からの光がカバー板本体部の光入射面に入射すると、この光はカバー板本体部を透過して光出射面から出射する。また、プリズム板部は光源部からの光をカバー板本体部の幅方向の他方側へ屈折反射させるものなので、光源部からの光がプリズム板部に入射すると、この光はカバー板本体部の幅方向の他方側へ屈折反射されてカバー板本体部を透過し光出射面から出射する。したがって、照明装置は光源部の光軸面に対して非対称な配光特性を有している。
前項2では、カバー板は、カバー板本体部の幅方向の他方側が被照面近接側になるように配置されるので、カバー板のカバー板本体部の光出射面からの出射光の少なくとも一部を被照面に照射しその反射光を照明として利用することができ、すなわち間接照明(半間接照明を含む)を実現できる。
前項3では、通路(例:廊下)の側壁面を被照面とした間接照明(半間接照明を含む)を実現できる。
前項4では、照明装置は、カバー板のカバー板本体部の光出射面が天井壁面と略面一になるように天井壁に設置されるものなので、照明装置が天井壁に例えば埋込み状に設置された状態において天井壁面を略平坦状にすることができる。
前項5では、カバー板本体部の光入射面に所定の複数の突条部が形成されているので、出射光についてカバー板本体部の幅方向の両側への広がりを抑制することができる。
前項6は、カバー板本体部の光出射面に拡散透過層が形成されているので、出射光の均一化を図り得るし、光源部が例えば複数のLEDにより形成されている場合にはLEDのつぶつぶ感やマルチシャドウを抑制・低減することができる。
前項7では、光源部の長寿命化、照明装置の小型化、省エネ化などを図り得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明装置を天井壁に設置した状態を示す概略横断面図である。 図2は、同照明装置を天井壁に設置した状態を示す概略縦断面図である。 図3は、同照明装置の縦断面図である。 図4は、図3中のX−X線横断面図である。 図5は、同照明装置の光源部からの光の光路を説明するための、光源部及びカバー板を中心とする横断面図である。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して以下に説明する。
図1及び2において、符号「50」は通路としての廊下、符号「51」は廊下50の鉛直な側壁、符号「52」は廊下50の天井壁、符号「53」は廊下50の床壁である。
天井壁52は廊下50の長さ方向に連続して形成されており、その天井壁面52a(即ち天井壁52の下面)は平坦状であり廊下50の側壁面51aの上端に側壁面51aに対して垂直に且つ水平に配置されている。床壁53は廊下50の長さ方向に連続して形成されており、その床壁面53a(即ち床壁53の上面)は平坦状であり側壁面51aの下端に側壁面51aに対して垂直に且つ水平に配置されている。
本発明の一実施形態に係る照明装置40は、図1及び2に示すように長尺のものであり、廊下50の鉛直な側壁面51aに天井壁52側から照明装置40の光の少なくとも一部を照射しその反射光を照明として利用する間接照明(半間接照明を含む)に用いられるものである。そして、照明装置40は、天井壁52における側壁面51aから離間した近傍位置に側壁面51aに沿うように(例えば側壁面51aと平行に)複数の照明装置40が一列に並んで且つ埋込み状に設置されるものである。
したがって、本実施形態では廊下50の側壁51の側壁面51aが照明装置40による被照面Sとされており、廊下50が照明装置40による被照明空間とされており、天井壁52が照明装置40が設置される照明装置設置壁とされている。
図3及び4に示すように、照明装置40は、天井壁52に埋め込まれる長尺の埋込みボックス20、長尺のケース22、長尺の光源部30、長尺のカバー板1などを具備している。
埋込みボックス20及びケース22はそれぞれアルミニウム等の金属押出型材で形成されている。
埋込みボックス20は、図4に示すように天井壁52に埋込み状に設置された状態において下方に開口した横断面略コ字状のケース収容枠部21を備えている。この枠部21の内側にケース22が収容されており、この状態でケース22がボックス20に連結部材(図示せず)を介して分離可能に連結されている。また、図3に示すように、埋込みボックス20の長さ方向の両端にはそれぞれエンドプレート28が固定状態に取り付けられている。
図4に示すように、ケース22の下部には下方に開口した横断面略コ字状の光源部収容枠部23が形成されている。この枠部23の内側には、光源部30、光源部30が搭載された基板32などが収容されている。
枠部23の開口は、照明装置40における光源部30からの光が出射される光出射口25とされるものであり、ケース22の長さ方向(即ち光源部30の長さ方向)に延びている。
基板32は、図3及び4に示すように長尺なものであり、枠部23の上壁部23aの下面に固定状態に設けられている。基板32の下面からなる光源部30搭載面32aには、例えば、可視光に対して高い反射率を有する塗料(図示せず)が塗工されたり可視光に対して高い反射率を有する金属(図示せず)が蒸着されたりすることにより、可視光に対する反射率を高めるための処理が施されていても良い。
光源部30は、基板32の搭載面32aにおける基板32の幅方向の中間位置に、照明装置40の長さ方向に一列に且つ一定間隔をおいて並んで多数の白色LED(例:LEDパッケージ)31が配設されることによって長尺に形成されたものである(図3参照)。これにより、光源部30の長寿命化、照明装置40の小型化、省エネ化などを図ることができる。
光源部30の光軸面Pは、図5に示すように、光源部30の幅方向の中間位置において基板32(詳述すると基板32の搭載面32a)の法線方向と光源部30の長さ方向とに延びている。光源部30から光(直接光)Lは光軸面Pに対して対称に基板32(詳述すると基板32の搭載面32a)の法線方向側へ照明装置40の光出射口25を通って出射される。
さらに、照明装置40が天井壁52に埋込み状に設置された状態において、光源部30の光軸面Pは照明装置40の光出射口25を通って鉛直下向きになるように即ち側壁面51aと平行で下向きになるように配置される(図1参照)。
図4に示すように、ケース22の上部の内側には光源部30用電源(LED用電源)29が配置されている。電源29はケース22の上壁部22aの下面に固定状態に設けられている。電源29には外部から導入された給電コード(図示せず)が接続されており、また光源部30は電源29と電気的に接続されている。
カバー板1は、光源部30を汚れや塵などから保護する役割を有するとともに、更に、光源部30からの光Lの配光を所定の配光に変換する光学レンズ板としての役割も有するものである。
カバー板1の構成について以下に詳述する。
カバー板1は透光性を有する樹脂(例:アクリル樹脂)製のものであり、光源部30からの光Lが透過する長尺のカバー板本体部2を備えており、照明装置40の光出射口25にカバー板本体部2が光出射口25を閉塞する態様にして設けられている。このようにカバー板1が設けられることにより、光源部30から前方に離間した近傍位置において光源部30がカバー板1でカバーされている。
ここで、カバー板本体部2の厚さ方向の両表面のうち光源部30側に向いた表面(即ちカバー板本体部2の内面)を光源部30からの光Lが入射するカバー板本体部2の光入射面3といい、他方の表面(即ちカバー板本体部2の外面)を光源部30からの光Lが出射するカバー板本体部2の光出射面5という。
カバー板本体部2は、板状であり、光源部30から前方に離間した近傍位置において光源部30の長さ方向と平行に且つ光入射面3が光源部30の光軸面Pに略直交するように照明装置40の光出射口25に配置されている。本実施形態では、カバー板本体部2が光出射口25をその全体に亘って閉塞するように、カバー板1が光出射口25の周縁部(詳述すると、光源部収容枠部23の幅方向の両側壁部23b、23bにおける光出射口25側の端縁部内面)に着脱自在に取り付けられている。
すなわち、図5に示すように、カバー板本体部2の光入射面3におけるカバー板本体部2の幅方向の両側縁部にはそれぞれ弾性を有する係止爪部11がカバー板本体部2の長さ方向に延びるように且つ光入射面3に対して起立状に一体に形成されている。そして、両係止爪部11、11が枠部23の両側壁部23b、23bの端縁部内面に係脱自在に係止されており、これによりカバー板1が上述したように光出射口25の周縁部に着脱自在に取り付けられている。
カバー板本体部2の光入射面3にはカバー板本体部2の幅方向に並んだ横断面略三角形状の複数の突条部4がカバー板本体部2の長さ方向に延びるように形成されている。この突条部4は、主に、カバー板本体部2を透過してその光出射面5から出射する出射光L1についてカバー板本体部2の幅方向の両側(即ち光源部30の幅方向の両側)への広がりを抑制するように出射光L1を屈折透過させて出射光L1を光軸面P近接側へ集光するためのものである。
カバー板本体部2の光出射面5は平坦状に形成されている。この光出射面5には、出射光L1が拡散光になるように光源部30からの光Lを拡散透過させるフロスト状の拡散透過層12が光出射面5の全体に亘って薄く形成されており、更に、拡散透過層12はカバー板本体部2の幅方向の両側端面にもそれぞれ薄く形成されている。なお、カバー板1における拡散透過層12以外の部分は無色透明である。
さらに、図4に示すように、照明装置40が天井壁52に埋込み状に設置された状態において、カバー板本体部2の光出射面5は天井壁面52aと面一になるように配置され、すなわち光出射面5は天井壁面52aと同一の高さ位置に配置される。
カバー板本体部2の光入射面3における光源部30の光軸面Pとの交線位置Qよりもカバー板本体部2の幅方向の一方側にずれた位置には、無色透明のプリズム板部7がカバー板本体部2の長さ方向に延びるように且つ光入射面3に対して起立状に一体に形成されている。プリズム板部7は、図5に示すように、光源部30からの光Lをカバー板本体部2の幅方向の他方側へ屈曲反射させるものである。
ここで、カバー板本体部2の幅方向の一方側及び他方側のうち一方側とは、側壁面51aから遠い側、即ち側壁面51a遠隔側であり、他方側とは側壁面51aに近い側、即ち側壁面51a近接側である。
本実施形態では、カバー板本体部2の光入射面3における光源部30の光軸面Pとの交線位置Qは、カバー板本体部2の光入射面3の幅方向の中間位置である。プリズム板部7がカバー板本体部2の光入射面3に形成された位置は、この交線位置Qよりも側壁面51aから離れた位置であり、詳述すると、カバー板本体部2の幅方向における交線位置Qとカバー板本体部2の一方側(即ち側壁面51a遠隔側)の側縁部との間の略中間位置である。
ここで、プリズム板部7の厚さ方向の両側面のうち光源部30側に向いた側面を、光源部30からの光L(詳述すると光源部30からの直接光L)が入射するプリズム板部7の光入射面8という。
プリズム板部7の光入射面8には、光源部30からの光Lをカバー板本体部2の幅方向の他方側(即ち側壁面51a近接側)へ屈折反射させるための、プリズム板部7の起立方向に並んだ横断面略三角形状の複数の突条部9がカバー板本体部2の長さ方向に延びるように形成されている。これにより、プリズム板部7は上述したように光源部30からの光Lをカバー板本体部2の幅方向の他方側(側壁面51a近接側)へ屈曲反射させうるものとなされている。
カバー板1は、カバー板本体部2とプリズム板部7とが一体に押出成形されるとともにこの際に同時にカバー板本体部2と拡散透過層12とが二色成形されることにより、形成されたものである。したがって、カバー板1を容易に製造することができる。
本実施形態の照明装置40では、図5に示すように、光源部30からの光L(詳述すると光源部30からの直接光L)はカバー板本体部2の光入射面3とプリズム板部7の光入射面8とにそれぞれ入射する。
カバー板本体部2の光入射面3に入射した光は、カバー板本体部2を屈折透過して光出射面5から出射する。この際、出射光L1は突条部4によってカバー板本体部2の幅方向の両側への広がりが抑制される。
プリズム板部7の光入射面8に入射した光は、その少なくとも一部がプリズム板部7によってカバー板本体部2の幅方向の他方側(側壁面51a近接側)へ屈折反射されてカバー板本体部2の光入射面3に入射し、そして上記と同様にカバー板本体部2を屈折透過して光出射面5から出射する。さらに、光源部30からの光Lのうち、もしカバー板本体部2の光入射面3にプリズム板部7が起立状に設けられていなければ光源部収容枠部23の幅方向の両側壁部23b、32bのうち側壁面51a遠隔側の側壁部23bの内面に照射されてカバー板本体部2の光入射面3に入射されることのない光L0についても、プリズム板部7によってカバー板本体部2の幅方向の他方側(側壁面51a近接側)へ屈折反射されてカバー板本体部2の光入射面3に入射する。
したがって、カバー板本体部2の光出射面5からの出射光L1についてカバー板本体部2の幅方向における光の強さの最大位置は、光源部30の光軸面Pの位置ではなく光軸面Pから側壁面51a近接側にずれた位置にある。このように、カバー板1を具備した照明装置40は、光源部30の光軸面Pに対して非対称な配光特性を有している。
さらに、カバー板本体部2の光出射面5からの出射光L1は、その少なくとも一部が側壁面51aに照射されその反射光が照明として利用される。したがって、この照明装置40によれば間接照明(半間接照明を含む)を実現することができる。
さらに、照明装置40は、カバー板1のカバー板本体部2の光出射面5が天井壁面52aと面一になるように天井壁52に埋込み状に設置されるので、照明装置40が天井壁52に設置された状態で天井壁面52aが平坦状になる。そのため、天井壁面52aに照明装置40を隠すための折り上げ部や幕板部などを必ずしも設けることを要しない。したがって、天井壁面52aについてすっきりとした感じを人に与えることができる。
さらに、カバー板本体部2の光出射面5に拡散透過層12が形成されているので、照明ムラを抑制して出射光L1の均一化を図り得るし、LEDのつぶつぶ感やマルチシャドウを抑制・低減することができる。
以上で本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々に変更可能である。
また、上記実施形態では、照明装置40は被照面Sが側壁面51aであって天井壁52における側壁面51aから離間した位置に設置されるものであるが、本発明ではその他に例えば被照面Sが側壁面51aであって床壁53における側壁面51aから離間した位置に設置されるものであっても良い。この場合、照明装置40はカバー板1のカバー板本体部2の光出射面5が床壁面53aと略面一になるように床壁53に埋込み状に設置されることが望ましい。
また、本発明では被照面Sが通路50の側壁面51aであることに限定されるものではなく、その他に例えば天井壁面52aや床壁面53aであっても良い。被照面Sが天井壁面52aである場合、照明装置40は例えば側壁51における天井壁面52aから離間した上部位置に設置され、また被照面Sが床壁面53aである場合、照明装置40は例えば側壁51における床壁面53aから離間した下部位置に設置される。
本発明は、光源部の光軸面に対して非対称な配光特性を有する照明装置に利用可能である。
1:カバー板
2:カバー板本体部
3:カバー板本体部の光入射面
4:突条部
5:カバー板本体部の光出射面
7:プリズム板部
12:拡散透過層
30:光源部
40:照明装置
51a:側壁面
L:光源部からの光
L1:出射光
S:被照面

Claims (7)

  1. 長尺の光源部と、前記光源部用カバー板とを具備する照明装置であって、
    前記カバー板は、前記光源部の長さ方向と略平行に且つ光入射面が前記光源部の光軸面に交差するように配置されるとともに前記光源部からの光が透過する長尺のカバー板本体部を備え、
    前記カバー板本体部の前記光入射面における前記光軸面との交線位置よりも前記カバー板本体部の幅方向の一方側にずれた位置に、前記光源部からの光を前記カバー板本体部の幅方向の他方側へ屈折反射させる透明プリズム板部が前記カバー板本体部の長さ方向に延びるように且つ起立状に設けられている照明装置。
  2. 被照面から離間した位置に、前記光源部が前記被照面に沿うように且つ前記光源部の前記光軸面が前記被照面と略平行になるように設置されるものであり、
    前記カバー板は、前記カバー板本体部の幅方向の前記他方側が被照面近接側になるように配置される請求項1記載の照明装置。
  3. 通路の側壁面を前記被照面とし、
    前記通路の天井壁における前記側壁面から離間した位置に設置されるものである請求項2記載の照明装置。
  4. さらに、前記カバー板本体部の光出射面が天井壁面と略面一になるように設置されるものである請求項3記載の照明装置。
  5. 前記カバー板本体部の前記光入射面に、前記カバー板本体部の光出射面から出射する出射光について前記カバー板本体部の幅方向の両側への広がりを抑制するための、前記カバー板本体部の幅方向に並んだ横断面略三角形状の複数の突条部が前記カバー板本体部の長さ方向に延びるように形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記カバー板本体部の光出射面に、前記光出射面から出射する出射光が拡散光になるように前記光源部からの光を拡散透過させる拡散透過層が形成されている請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 前記光源部は、照明装置の長さ方向に列状に並んだ複数のLEDにより長尺に形成されたものである請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置。
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