JP2019128747A - 起動制御装置、起動制御方法および起動制御プログラム - Google Patents

起動制御装置、起動制御方法および起動制御プログラム Download PDF

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功 中川
長谷川 満
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Abstract

【課題】中継局のバッテリーの電力消費量を抑えつつ、鳥獣の捕獲状況を遅延なく通知すること。【解決手段】中継局100は、無線通信部160と、起動制御部172とを有する。無線通信部160は、起動および停止を繰り返し、起動中に他の無線通信部との間でデータ通信を実行する。起動制御部172は、照度センサ110に測定された照度が基準照度以上である場合に、照度の低下に応じて、無線通信部160が停止してから起動するまでの期間を長くする制御を行い、照度が基準照度未満となる場合に、無線通信部160が停止してから起動するまでの期間を短くする制御を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、起動制御装置等に関する。
従来、鳥獣被害の対策として、山林、草原、農地等に罠を設置し、被害をもたらす鳥獣を捕獲している。基本的に、罠の設置場所は、人があまり頻繁に近づかない場所に設置されるため、従来技術では、罠に鳥獣が捕獲されているか否かを、センサを用いた検出機能により検出し、無線通信機能を用いて、自動的に利用者の端末に通知している。
図12は、従来技術の一例を説明するための図である。図12に示すように、このシステムは、箱罠10a,10b,10cと、中継局20とを有する。以下の説明では、箱罠10a〜10cをまとめて、箱罠10と表記する。ここでは、箱罠10を用いて説明を行うが、くくり罠等の他の罠であっても良い。
従来技術では、設備コストを削減するために、箱罠10および中継局20間の無線通信機能として、遠距離通信を想定しない近距離通信用の通信装置を用い、中継局20を介してデータ通信を実行する。また、箱罠10および中継局20は人里離れた場所に設置されるため、直接電線を接続して電力供給することが難しく、バッテリーを用いた電力供給が行われている。
なお、バッテリーの容量が大きいと、磁力が発生し、鳥獣に警戒される可能性がある。また、設置コストを低減させること等を目的として、箱罠10、中継局20のバッテリーとして、容量の少ない小型のバッテリーを用いている。頻繁にバッテリーを交換することはユーザに負担がかかるため、中継局20は、ソーラーパネル等の太陽光発電を用いて、バッテリーの充電を行っている。
また、中継局20は、バッテリーの電力消費量を節約するために、予め設定されたスケジュール情報に基づいて、起動・停止を行い、起動中に、箱罠10とデータ通信を実行して、鳥獣の捕獲状況等を受信し、サーバ等に通知している。
特開2001−186387号公報 特開2013−251047号公報 特開2010−061496号公報
しかしながら、上述した従来技術では、中継局のバッテリーの電力消費量を抑えつつ、鳥獣の捕獲状況を遅延なく通知することができないという問題がある。
鳥獣が活動する時間帯は、照度等の自然環境に依存し、一定ではない。たとえば、鳥獣には、夜行性のものが多く、夜間や暗い時間帯に活発に活動し、罠にかかりやすい。ここで、従来技術のように、予め設定されたスケジュール情報に基づいて、起動・停止を行っていると、起動・停止の間隔が広い場合には、鳥獣を捕獲してから利用者の端末に通知するまでに時間を要してしまう。また、単に、起動・停止の間隔を狭めると、電力消費量が大きくなってしまう。
1つの側面では、本発明は、中継局のバッテリーの電力消費量を抑えつつ、鳥獣の捕獲状況を遅延なく通知することができる起動制御装置、起動制御方法および起動制御プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、起動制御装置は、無線通信部と、取得部と、起動制御部とを有する。無線通信部は、起動および停止を繰り返し、起動中に他の無線通信部との間でデータ通信を実行する。取得部は、照度センサにより測定された照度を取得する。起動制御部は、照度が基準照度以上である場合に、照度の低下に応じて、無線通信部が停止してから起動するまでの期間を長くする制御を行い、照度が基準照度未満となる場合に、無線通信部が停止してから起動するまでの期間を短くする制御を行う。
中継局のバッテリーの電力消費量を抑えつつ、鳥獣の捕獲状況を遅延なく通知することができる。
図1は、本実施例にかかるシステムの一例を示す図である。 図2は、箱罠の外観の一例を示す図である。 図3は、本実施例にかかる中継局の停止・起動の期間と照度との関係を説明するための図である。 図4は、本実施例にかかる中継局の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、本実施例にかかる捕獲情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、本実施例にかかる履歴テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、本実施例にかかる判定テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図8は、本実施例にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図9は、本実施例にかかる中継局の処理手順を示すフローチャート(1)である。 図10は、本実施例にかかる中継局の処理手順を示すフローチャート(2)である。 図11は、中継局と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 図12は、従来技術の一例を説明するための図である。
以下に、本願の開示する起動制御装置、起動制御方法および起動制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例にかかるシステムの一例を示す図である。図1に示すように、このシステムは、箱罠50a,50b,50cと、中継局100と、サーバ90とを有する。中継局100は、起動制御装置の一例である。以下の説明では、箱罠50a〜50cをまとめて、適宜、箱罠50と表記する。また、鳥獣を捕獲する罠の一例として、箱罠50を用いるが、くくり罠等の他の罠であってもよい。
中継局100は、Wi−Fi(登録商標)等の近距離無線通信により、箱罠50に接続される。また、中継局100は、LTE(Long Term Evolution)/3G(Generation)等の遠距離無線通信により、サーバ90に接続される。
箱罠50は、山林、草原、農地等に設置され、鳥獣を捕獲する罠である。図2は、箱罠の外観の一例を示す図である。ここでは一例として、箱罠50aについて説明する。箱罠50b,50cに関する説明は、箱罠50aに関する説明と同様であるため説明を省略する。
図2に示すように、箱罠50aは、検出機能部60と無線通信機能部70とを有する。検出機能部60および無線通信機能部70は、バッテリーにより電力が供給される。検出機能部60については、常時バッテリーから電力供給を受ける。無線通信機能部70は、起動期間中のみ、バッテリーから電力供給を受ける。
検出機能部60は、加速度センサを有し、鳥獣6が箱罠50aの内部に侵入したことを検出すると、扉5を閉めることで、鳥獣6を捕獲する。また、検出機能部60は、鳥獣を捕獲したことを検出すると、鳥獣が捕獲されたことを示す「捕獲情報」を、無線通信機能部70を利用して、中継局100に送信する。たとえば、捕獲情報には、鳥獣を捕獲した捕獲時刻の情報と、加速度センサが計測した加速度データと、箱罠を一意に識別する罠識別情報が含まれる。
無線通信機能部70は、起動している間に、中継局100との間で近距離無線通信を実行する。無線通信機能部70は、停止期間と起動期間とを定義したスケジュール情報を基にして、起動および停止を繰り返す。なお、無線通信機能部70は、停止期間中であっても、検出機能部60により鳥獣が捕獲されたことが検出されると、起動状態に移行し、捕獲情報を中継局100に送信する。
サーバ90は、中継局100を介して、箱罠50から捕獲情報を取得する装置である。サーバ90は、捕獲情報を、ハンターや管理者などの端末装置に通知する。端末装置の図示を省略する。
中継局100は、太陽電池モジュールによりバッテリーを充電し、このバッテリーの電力により動作する。中継局100は、照度に応じた期間で起動・停止を繰り返し、起動している期間に、箱罠50との間で近距離無線通信を実行する。中継局100は、箱罠50との近距離無線通信により、捕獲情報を受信した場合には、遠距離無線通信を実行することで、サーバ90にアクセスし、捕獲情報をサーバ90に通知する。
図3は、本実施例にかかる中継局の停止・起動の期間と照度との関係を説明するための図である。中継局100は、照度センサを有しており、照度が基準照度以上である場合には、照度が小さくなるにつれて、停止してから次に起動するまでの期間を長く設定する。一方、中継局100は、照度が基準照度未満となった場合には、停止してから次に起動するまでの期間を短く設定する。ここで、「基準照度」は、夜行性の鳥獣の活動が活発になる時間帯の照度に対応するものである。
図3のS10について説明する。照度センサが測定する照度が最大照度以上となる場合には、中継局100が停止してから次に起動するまでの起動間隔を、間隔T10とする。たとえば、最大照度は、所定期間中に照度センサに計測された照度のうち、最大の照度を示すものである。
図3のS11について説明する。照度センサが計測する照度が、基準照度以上であり、かつ、最大照度未満となる場合には、中継局100が停止してから次に起動するまでの起動間隔を、間隔T11とする。間隔T11は、後述の間隔T12よりも長い期間とする。すなわち、中継局100は、照度の低下にともなって、起動する頻度を下げることで、バッテリーの消費電力を抑える。
図3のS12について説明する。照度センサが計測する照度が、基準照度未満となる場合には、中継局100が停止してから次に起動するまでの起動間隔を、間隔T12とする。たとえば、間隔T12は、間隔T10と同じ長さの期間とする。すなわち、中継局100は、S11で説明した照度と比較して、照度が更に低下し、夜行性の鳥獣の活動が活発となる基準照度となった場合には、起動する頻度を上げることで、鳥獣の捕獲情報を遅延なく受信することを可能にする。
図3のS13について説明する。箱罠50の設置された場所が、ハンターが立ち入ることが容易でない場所である場合には、直ちに箱罠50に向かうことが困難であるため、夜間等に、中継局100を起動する頻度を上げてサーバ90に通知する必要がない。たとえば、箱罠50が設置された場所が、ハンターが立ち入ることが容易でない場所である場合には、中継局100は、予め設定される時刻t12(たとえば、日の出の時刻)に起動し、鳥獣の捕獲情報を通知する。
次に、本実施例にかかる中継局100の構成の一例について説明する。図4は、本実施例にかかる中継局の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、中継局100は、照度センサ110と、タイマ120と、太陽電池モジュール130と、バッテリー140と、記憶部150と、無線通信部160と、制御部170とを有する。
照度センサ110は、中継局100周辺の照度(日照量)を測定するセンサである。照度センサ110は、測定した照度の情報を、制御部170に出力する。
タイマ120は、現在の日時を計るタイマである。タイマは、現在の日時の情報を、制御部170に出力する。
太陽電池モジュール130は、太陽光を用いて発電を行う装置である。たとえば、太陽電池モジュール130は、ソーラーパネルに対応する。太陽電池モジュール130は、発電した電力を、バッテリー140に出力することで、バッテリー140の充電を行う。
バッテリー140は、太陽電池モジュール130により発電された電力を充電するバッテリーである。バッテリー140は、電力を照度センサ110、タイマ120、記憶部150、制御部170に供給する。また、バッテリー140は、制御部170の制御に応じて、電力を無線通信部160に供給する。
記憶部150は、捕獲情報テーブル151、最大照度情報152、履歴テーブル153、起動間隔情報154、判定テーブル155、管理テーブル156を有する。記憶部150は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。
捕獲情報テーブル151は、箱罠50から受信した捕獲情報を保持するテーブルである。図5は、本実施例にかかる捕獲情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、この捕獲情報テーブル151は、罠識別情報と、捕獲時刻と、加速度データとを対応付ける。罠識別情報は、箱罠50を一意に識別する情報である。捕獲時刻は、箱罠50が鳥獣を捕獲した時刻である。加速度データは、箱罠50に設置された加速度センサにより測定された加速度データである。加速度データの特徴により、箱罠50に捕獲された鳥獣の種別を推定することができる。
最大照度情報152は、所定期間において、照度センサ110により測定された照度のうち最大の照度を示す情報である。
履歴テーブル153は、照度センサ110が測定した照度の履歴を保持するテーブルである。図6は、本実施例にかかる履歴テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、履歴テーブル153は、日時と照度とを対応付ける。
起動間隔情報154は、無線通信部160が停止してから、起動させるまでの起動間隔を示す情報である。起動間隔情報154は、後述する判定テーブル144により、判定される。
判定テーブル155は、照度に応じた、無線通信部160を起動させる間隔を定義する情報である。図7は、本実施例にかかる判定テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、この判定テーブル155は、照度範囲と、起動間隔とを対応付ける。照度範囲に示される「A」は、最大照度情報152に含まれる最大照度を示すものである。起動間隔は、無線通信部160に対する電力供給を停止してから、次に電力供給を開始するまでの間隔を示すものである。起動間隔は、図3に示した各間隔に対応する。
たとえば、照度センサ110に測定される照度が「A以上」である場合には、起動間隔は「1時間」となる。照度センサ110に測定される照度が「3/4×A以上、A未満」である場合には、起動間隔は「1.5時間」となる。照度センサ110に測定される照度が「1/2×A以上、3/4×A未満」である場合には、起動間隔は「2時間」となる。照度センサ110に測定される照度が「1/4×A以上、1/2×A未満」である場合には、起動間隔は「3時間」となる。照度センサ110に測定される照度が「1/6×A以上、1/4×A未満」である場合には、起動間隔は「4時間」となる。照度センサ110に測定される照度が「1/6×A未満」である場合には、起動間隔は「1時間」となる。たとえば、1/6×Aの照度が、基準照度に対応する。
管理テーブル156は、箱罠50の設置場所に関する情報を保持するテーブルである。図8は、本実施例にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図8に示すように、この管理テーブル156は、罠識別情報と、立ち入り環境と、通知フラグとを対応付ける。罠識別情報は、箱罠50を一意に識別する情報である。
立ち入り環境は、ハンターが、該当する箱罠50の設置場所に立ち入ることが容易であるか否かを示す情報である。たとえば、ハンターが、該当する箱罠50の設置場所に立ち入ることが容易である場合には、立ち入り環境が「良」となる。一方、ハンターが、該当する箱罠50の設置場所に立ち入ることが容易でない場合には、立ち入り環境が「悪」となる。たとえば、箱罠50が、崖近辺などに設置されている場合には、容易に立ち入ることができないので、立ち入り環境が悪いといえる。
通知フラグは、箱罠50に鳥獣が捕獲された場合に、立ち入り環境の良し悪しに限らず、捕獲情報の早急な通知を利用者(ハンター)が望むか否かを示す情報である。捕獲情報の早急な通知を望む場合には、通知フラグが「オン」となる。一方、捕獲情報の早急な通知を望まない場合には、通知フラグが「オフ」となる。
図4の説明に戻る。無線通信部160は、バッテリー140からの電力供給が開始されることで起動し、電力供給が停止されると処理を停止する。無線通信部160は、起動中に、各箱罠50の無線通信機能部70との間で近距離無線通信を実行する。箱罠50が鳥獣補捕獲している場合には、無線通信部160は、かかる箱罠50の無線通信機能部70から捕獲情報を受信し、受信した捕獲情報を、捕獲情報テーブル151に格納する。
また、無線通信部160は、起動中に、遠距離無線通信を実行することで、サーバ90にアクセスし、捕獲情報テーブル151に格納された捕獲情報を、サーバ90に通知する。たとえば、無線通信部160は、無線通信装置に対応する。
制御部170は、取得部171と、起動制御部172とを有する。制御部170は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって実現できる。また、制御部170は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
取得部171は、照度センサ110により測定された照度の情報を取得する処理部である。取得部171は、取得した照度と、最大照度情報152とを比較し、取得した照度が、最大照度情報152の照度よりも大きい場合には、取得した照度により、最大照度情報152を更新する。たとえば、利用者が学習期間を指定しておき、取得部171は、指定された学習期間において、最大照度情報152を更新する処理を実行してもよい。
また、取得部171は、タイマ120から現在の日時の情報を取得し、日時と照度とを対応付けた情報を、履歴テーブル153に登録する。取得部171は、照度の情報を、起動制御部172に出力する。
起動制御部172は、基準照度と、照度センサ110に計測された照度とに応じて、無線通信部160を停止させてから起動させるまでの起動間隔を判定する。起動制御部172は、判定した起動間隔を基にして、無線通信部160に対する電力の供給を制御する。たとえば、起動制御部172は、照度が基準照度以上である場合に、照度の低下に応じて、無線通信部160が停止してから起動するまでの間隔を長くする。一方、起動制御部172は、照度が基準照度未満となる場合に、無線通信部160が停止してから起動するまでの期間を短くする。以下において、起動制御部172の処理を具体的に説明する。
起動制御部172は、最大照度情報152を基にして、基準照度を算出する。たとえば、起動制御部172は、式(1)に基づいて、基準照度を算出する。式(1)のnは、利用者が適宜設定する値であり、たとえば、n=6とする。起動制御部172は、定期的に、基準照度を算出してもよいし、最大照度情報152が更新された場合に、基準照度を算出してもよい。
基準照度=最大照度(A)×1/n・・・(1)
起動制御部172は、基準照度と、照度と、判定テーブル155とを基にして、起動間隔を判定する。図7で説明したように、起動制御部172は、照度が「A以上」である場合には、起動間隔を「1時間」と判定する。起動制御部172は、照度が「3/4×A以上、A未満」である場合には、起動間隔を「1.5時間」と判定する。起動制御部172は、照度が「1/2×A以上、3/4×A未満」である場合には、起動間隔を「2時間」と判定する。起動制御部172は、照度が「1/4×A以上、1/2×A未満」である場合には、起動間隔を「3時間」と判定する。
起動制御部172は、照度が「1/6×A(基準照度)以上、1/4×A未満」である場合には、起動間隔を「4時間」と判定する。起動制御部172は、照度が「1/6×A(基準照度)未満」である場合には、起動間隔を「1時間」と判定する。
起動制御部172は、起動間隔を判定すると、判定した起動間隔により、起動間隔情報154を更新する。起動制御部172は、起動間隔情報154に基づいて、バッテリー140から無線通信部160に電力を供給する期間を制御する。以下の説明では、起動間隔情報154に示される起動間隔を、単に、起動間隔と表記する。
起動制御部172は、タイマ120から取得する時間と、起動間隔とを比較し、無線通信部160に対する電力の供給を停止したタイミングから、起動間隔を経過した時点で、無線通信部160に対する電力の供給を開始することで、無線通信部160を起動させる。また、起動制御部172は、無線通信部160を起動したタイミングから、所定時間経過した後に、無線通信部160に対する電力の供給を停止させる。起動制御部172は、上記の処理を繰り返し実行する。
ところで、起動制御部172は、履歴テーブル153、管理テーブル156の情報を用いて、他の処理を実行してもよい。以下では、起動制御部172の他の処理の一例について説明する。
起動制御部172が行うその他の処理(1)について説明する。起動制御部172は、履歴テーブル153を参照し、現在の日時から所定日時前までの照度の平均値を算出する。起動制御部172は、照度の平均値が、所定照度未満となる場合には、上記処理により判定される起動間隔を調整する。たとえば、起動制御部172は、式(2)に基づいて、起動間隔を調整する。式(2)のαは、1以上の整数である。
調整後の起動間隔=起動間隔×α・・・(2)
起動制御部172が、式(2)に基づいて、起動間隔を調整することで、無線通信部160が起動する頻度が低下する。このため、照度の平均値が所定照度未満となり、バッテリー140に充電された電力が低下した場合でも、バッテリーに充電された電力が枯渇することを防止することができる。
起動制御部172が行うその他の処理(2)について説明する。起動制御部172は、管理テーブル156を参照し、各箱罠50の立ち入り環境が全て「悪」で、かつ、通知フラグが「オフ」となっている場合には、無線通信部160に対する電力の供給を停止のままにし、タイマ120から取得する時刻が、予め定められた時刻(たとえば、日の出の時刻)となった場合に、無線通信部160に対する電力の供給を開始する。その後は、起動制御部172は、起動間隔に基づいて、バッテリー140から無線通信部160に対する電力供給を制御する。
起動制御部172が、かかる制御を行うことで、箱罠50の設置場所の立ち入り環境が悪い場合でも、ハンターは、日の出後に安全に向かうことができる。
一方、起動制御部172は、管理テーブル156を参照し、通知フラグが「オン」となっている場合には、各箱罠50の立ち入り環境が全て「悪」であっても、起動間隔に基づいて、バッテリー140から無線通信部160に対する電力供給を制御する。
起動制御部172が、かかる制御を行うことで、箱罠50に鳥獣が捕獲された旨をハンターに通知して、鳥獣に対応させることができる。
次に、本実施例にかかる中継局100の処理手順の一例について説明する。図9は、本実施例にかかる中継局の処理手順を示すフローチャート(1)である。図9に示すように、中継局100の取得部171は、照度センサ110から照度を取得する(ステップS101)。取得部171は、取得した照度が、最大照度よりも大きいか否かを判定する(ステップS102)。取得部171は、取得した照度が、最大照度よりも大きくない場合には(ステップS103,No)、ステップS105に移行する。
取得部171は、取得した照度が、最大照度よりも大きい場合には(ステップS103,Yes)、最大照度情報152を更新する(ステップS104)。
中継局100の起動制御部172は、判定テーブル155を基にして、起動間隔を判定する(ステップS105)。起動制御部172は、起動間隔が変更となった場合に、起動間隔情報154を更新する(ステップS106)。中継局100は、処理を継続する場合には(ステップS107,Yes)、ステップS101に移行する。一方、中継局100は、処理を継続しない場合には(ステップS107,No)、処理を終了する。
図10は、本実施例にかかる中継局の処理手順を示すフローチャート(2)である。図10に示すように、中継局100の起動制御部172は、起動間隔情報154を取得し、タイマ120から時刻情報を取得する(ステップS201)。起動制御部100は、無線通信部160に対する電力供給を停止したタイミングから、起動間隔を経過したか否かを判定する(ステップS203)。
起動制御部172は、起動間隔を経過していない場合には(ステップS203,No)、ステップS209に移行する。
起動制御部172は、起動間隔を経過した場合には(ステップS203,Yes)、無線通信部160に対する電力供給を開始させる(ステップS204)。中継局100の無線通信部160は、電力が供給されると起動し、箱罠50から捕獲情報を受信して捕獲情報テーブル151に登録する(ステップS205)。無線通信部160は、捕獲情報を、サーバ90に通知する(ステップS206)。
起動制御部172は、電力供給を開始してから、所定時間経過していない場合には(ステップS207,No)、ステップS205に移行する。一方、起動制御部172は、電力供給を開始してから、所定時間経過した場合には(ステップS207,Yes)、ステップS208に移行する。
起動制御部172は、無線通信部160に対する電力供給を停止させる(ステップS208)。中継局100は、処理を継続する場合には(ステップS209,Yes)、ステップS201に移行する。一方、中継局100は、処理を継続しない場合には(ステップS209,No)、処理を終了する。
次に、本実施例にかかる中継局100の効果について説明する。中継局100は、照度が基準照度以上である場合に、照度の低下に応じて、無線通信部160が停止してから起動するまでの間隔を長くする。一方、中継局100は、照度が基準照度未満となる場合に、無線通信部160が停止してから起動するまでの期間を短くする。これにより、太陽光発電で稼働して、箱罠50と無線通信を行う際のバッテリー140の消費電力を抑え、鳥獣検出を遅延なく通知することができる。
中継局100は、無線通信部160に対する電力供給の制御を行う場合に、管理テーブル156を参照し、各箱罠50の立ち入り環境が全て「悪」で、かつ、通知フラグが「オフ」となっている場合には、無線通信部160に対する電力の供給を停止のままにし、タイマ120から取得する時刻が、予め定められた時刻(たとえば、日の出の時刻)となった場合に、無線通信部160に対する電力の供給を開始する。中継局100が、かかる制御を行うことで、箱罠50の設置場所の立ち入り環境が悪い場合でも、ハンターは、日の出後に安全に向かうことができる。
中継局100は、無線通信部160に対する電力供給の制御を行う場合に、照度の平均値が、所定照度未満となるかを確認する。中継局100は、照度の平均値が、所定照度未満となる場合には、起動間隔を調整する。かかる処理を実行することにより、照度の平均値が所定照度未満となり、バッテリー140に充電された電力が低下した場合でも、バッテリーに充電された電力が枯渇することを防止することができる。
次に、上記実施例に示した中継局100と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。図11は、中継局と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図11に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、利用者からのデータの入力を受け付ける入力装置202と、表示装置203とを有する。コンピュータ200は、照度センサ204と、タイマ205と、バッテリー206と、太陽電池モジュール207とを有する。コンピュータ200は、他の装置と無線通信を行う無線通信装置208を有する。無線通信装置208は、無線通信部160に対応する。
コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM209と、ハードディスク装置210とを有する。そして、各装置201〜210は、バス211に接続される。
ハードディスク装置210は、取得プログラム210a、起動制御プログラム210bを有する。CPU201は、各プログラム210a、210bを読み出してRAM210に展開する。取得プログラム210aは、取得プロセス211aとして機能する。起動制御プログラム210bは、起動制御プロセス211bとして機能する。
取得プロセス209aの処理は、取得部171の処理に対応する。起動制御プロセス209bは、起動制御部172の処理に対応する。
なお、各プログラム210a,210bについては、必ずしも最初からハードディスク装置210に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVD、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200が各プログラム210a,210bを読み出して実行するようにしても良い。
50a,50b,50c 箱罠
60 検出機能部
70 無線通信機能部
90 サーバ
100 中継局
110 照度センサ
120 タイマ
130 太陽電池モジュール
140 バッテリー
150 記憶部
151 捕獲情報テーブル
152 最大照度情報
153 履歴テーブル
154 起動間隔情報
155 判定テーブル
156 管理テーブル
160 無線通信部
170 制御部
171 取得部
172 起動制御部

Claims (7)

  1. 起動および停止を繰り返し、起動中に他の無線通信部との間でデータ通信を実行する無線通信部と、
    照度センサにより測定された照度を取得する取得部と、
    前記照度が基準照度以上である場合に、前記照度の低下に応じて、前記無線通信部が停止してから起動するまでの期間を長くする制御を行い、前記照度が基準照度未満となる場合に、前記無線通信部が停止してから起動するまでの期間を短くする制御を行う起動制御部と
    を有することを特徴とする起動制御装置。
  2. 前記他の無線通信部の設置場所への立ち入りが容易であるか否かの情報を記憶する記憶部を更に有し、
    前記起動制御部は、前記記憶部の情報を基にして、前記照度が前記基準照度未満となり、かつ、前記他の無線通信部の設置場所への立ち入りが容易である場合には、前記無線通信部が停止してから起動するまでの期間を短くする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の起動制御装置。
  3. 前記起動制御部は、前記照度が前記基準照度未満となり、かつ、前記他の無線通信部の設置場所への立ち入りが容易でない場合には、予め設定される時刻まで前記無線通信部を停止させ、前記予め設定される時刻において、前記無線通信部を起動させる制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の起動制御装置。
  4. 前記記憶部は、前記無線通信部の起動制御を行うか否かの情報を更に記憶し、前記起動制御部は、前記照度が前記基準照度未満となり、かつ、前記起動制御を行う旨の情報が前記記憶部に記憶されている場合には、前記無線通信部が停止してから起動するまでの期間を短くする制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の起動制御装置。
  5. 前記起動制御部は、照度の履歴情報を基にして、前記無線通信部が停止してから起動するまでの期間を調整することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の起動制御装置。
  6. コンピュータが実行する起動制御方法であって、
    照度センサにより測定された照度を取得し、
    前記照度が基準照度以上である場合に、前記照度の低下に応じて、起動および停止を繰り返し、起動中に他の無線通信部との間でデータ通信を実行する無線通信部が停止してから起動するまでの期間を長くする制御を行い、前記照度が基準照度未満となる場合に、前記無線通信部が停止してから起動するまでの期間を短くする制御を行う
    ことを特徴とする起動制御方法。
  7. コンピュータに、
    照度センサにより測定された照度を取得し、
    前記照度が基準照度以上である場合に、前記照度の低下に応じて、起動および停止を繰り返し、起動中に他の無線通信部との間でデータ通信を実行する無線通信部が停止してから起動するまでの期間を長くする制御を行い、前記照度が基準照度未満となる場合に、前記無線通信部が停止してから起動するまでの期間を短くする制御を行う
    処理を実行させることを特徴とする起動制御プログラム。
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