JP2019128085A - 空気調和システム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明に係る空気調和システムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和システム1を示す模式図である。図1に示すように、空気調和システム1は、住宅4の空気を調整するものであり、多室空調ユニット2と、個別空調ユニット3と、複数の温度センサ9a、9b、9cと、制御装置10とを備えている。住宅4は、空調の対象となる空調対象室群からなり、例えば南側に向くLDKである空調対象室5aと、LDKに隣接する和室である空調対象室5bと、和室に隣接する寝室である空調対象室5cとを有する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る多室空調ユニット2を示す回路図である。図2に示すように、多室空調ユニット2は、複数の空調対象室5a、5b、5cの室温を調整するものであり、多室用熱源装置2aと、多室用利用装置2bとを有している。多室用熱源装置2aは、多室用圧縮機20と、多室用流路切替装置21と、多室用熱源熱交換器22と、多室用熱源送風機22aと、多室用膨張部23と、多室用カスケード熱交換器24と、多室用ポンプ25とを有している。多室用利用装置2bは、多室用利用熱交換器26と、多室用利用送風機26aとを有している。
次に、多室空調ユニット2の運転モードについて説明する。多室空調ユニット2は、運転モードとして、冷房運転及び暖房運転を有している。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、多室用圧縮機20に吸入された冷媒は、多室用圧縮機20によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。多室用圧縮機20から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、多室用流路切替装置21を通過して、凝縮器として作用する多室用熱源熱交換器22に流入する。冷媒は、多室用熱源熱交換器22において、多室用熱源送風機22aによって送られる室外空気と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、多室用膨張部23に流入し、多室用膨張部23において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する多室用カスケード熱交換器24に流入し、多室用カスケード熱交換器24において、熱媒体と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、多室用流路切替装置21を通過して、多室用圧縮機20に吸入される。
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、多室用圧縮機20に吸入された冷媒は、多室用圧縮機20によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。多室用圧縮機20から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、多室用流路切替装置21を通過して、凝縮器として作用する多室用カスケード熱交換器24に流入し、多室用カスケード熱交換器24において、熱媒体と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、多室用膨張部23に流入し、多室用膨張部23において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する多室用熱源熱交換器22に流入し、多室用熱源熱交換器22において、多室用熱源送風機22aによって送られる室外空気と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、多室用流路切替装置21を通過して、多室用圧縮機20に吸入される。
図3は、本発明の実施の形態1に係る個別空調ユニット3を示す回路図である。図3に示すように、個別空調ユニット3は、複数の空調対象室5a、5b、5cのうち特定空調室の室温を調整するものであり、個別用熱源装置3aと、個別用利用装置3bとを有している。特定空調室は、例えば最も空調空間が大きい室であり、本実施の形態1では、空調対象室5aである。個別空調ユニット3は、空調対象室5aに設けられており、空調対象室5aの室温を調整する。個別用熱源装置3aは、個別用圧縮機30と、個別用流路切替装置31と、個別用熱源熱交換器32と、個別用熱源送風機32aと、個別用膨張部33と、個別用カスケード熱交換器34と、個別用ポンプ35とを有している。個別用利用装置3bは、個別用利用熱交換器36と、個別用利用送風機36aとを有している。
次に、個別空調ユニット3の運転モードについて説明する。個別空調ユニット3は、運転モードとして、冷房運転及び暖房運転を有している。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、個別用圧縮機30に吸入された冷媒は、個別用圧縮機30によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。個別用圧縮機30から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、個別用流路切替装置31を通過して、凝縮器として作用する個別用熱源熱交換器32に流入する。冷媒は、個別用熱源熱交換器32において、個別用熱源送風機32aによって送られる室外空気と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、個別用膨張部33に流入し、個別用膨張部33において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する個別用カスケード熱交換器34に流入し、個別用カスケード熱交換器34において、熱媒体と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、個別用流路切替装置31を通過して、個別用圧縮機30に吸入される。
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、個別用圧縮機30に吸入された冷媒は、個別用圧縮機30によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。個別用圧縮機30から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、個別用流路切替装置31を通過して、凝縮器として作用する個別用カスケード熱交換器34に流入し、個別用カスケード熱交換器34において、熱媒体と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、個別用膨張部33に流入し、個別用膨張部33において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する個別用熱源熱交換器32に流入し、個別用熱源熱交換器32において、個別用熱源送風機32aによって送られる室外空気と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、個別用流路切替装置31を通過して、個別用圧縮機30に吸入される。
温度センサ9a、9b、9cは、各空調対象室5a、5b、5cに設けられており、各空調対象室5a、5b、5cの室温を検出する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る制御装置10を示すハードウエア構成図である。図4に示すように、制御装置10は、空気調和システム1の動作を制御するものであり、通信部11と、制御部12と、記憶部13とを有している。通信部11、制御部12及び記憶部13は、内部バスで接続されている。通信部11は、通信ポートに接続された送受信回路であり、通信ポートを介して通信の送受信をする。制御部12は、例えばマイクロコンピュータであり、通信部11が受信したデータを、必要に応じて記憶部13に格納する。また、制御部12は、記憶部13に格納されたデータを読み出し、読み出したデータを、通信部11を介して送信対象に送信する。記憶部13は、各種データを記憶し、例えばRAMである。
図6は、本発明の実施の形態1に係る空気調和システム1の動作を示すフローチャートである。図6に示すように、空気調和システム1において、各温度センサ9a、9b、9cは、それぞれの空調対象室5a、5b、5cの室温を検出している(ステップST1)。判定手段41は、温度センサ9aによって検出された特定空調室の室温と、温度センサ9b、9cによって検出されたそのほかの空調対象室5b、5cの室温との温度差ΔTが温度差閾値ΔTthを超えたかを判定する(ステップST2)。ここで、特定空調室とは、個別空調ユニット3が設置された空調対象室5aである。
図7は、本発明の実施の形態2に係る空気調和システム100を示す模式図である。本実施の形態2は、空調対象室5a、5b、5cの給気グリル7a、7b、7cにシャッタ114が設けられている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図9は、本発明の実施の形態2に係る空気調和システム100の動作を示すフローチャートである。図9に示すように、空気調和システム100において、各温度センサ9a、9b、9cは、それぞれの空調対象室5a、5b、5cの室温を検出している(ステップST11)。判定手段41は、温度センサ9aによって検出された特定空調室の室温と、温度センサ9b、9cによって検出されたそのほかの空調対象室5b、5cの室温との温度差ΔTが温度差閾値ΔTthを超えたかを判定する(ステップST12)。ここで、特定空調室とは、個別空調ユニット3が設置された空調対象室5aである。
Claims (4)
- 送風ダクトを介して複数の空調対象室に接続され、複数の前記空調対象室の室温を調整する多室空調ユニットと、
複数の前記空調対象室のうちの特定空調室に設けられ、前記特定空調室の室温を調整する個別空調ユニットと、
それぞれの前記空調対象室の室温を検出する複数の温度センサと、
前記多室空調ユニット及び前記個別空調ユニットの動作を制御するものであって、前記温度センサによって検出された複数の前記空調対象室の室温のばらつきに基づいて、前記多室空調ユニットの制御対象から前記特定空調室を除外する制御装置と、
を備える空気調和システム。 - 前記制御装置は、
前記個別空調ユニットが停止した状態で、前記温度センサによって検出された前記特定空調室の室温と、前記温度センサによって検出されたそのほかの前記空調対象室の室温との温度差が温度差閾値を超えたかを判定する判定手段と、
前記判定手段によって温度差が温度差閾値を超えたと判定された場合、前記個別空調ユニットの動作を開始させると共に、そのほかの前記空調対象室の室温に基づいて前記多室空調ユニットを動作させる動作制御手段と、を有する
請求項1記載の空気調和システム。 - 前記特定空調室における前記多室空調ユニットから供給された空気が吹き出される給気グリルに設けられ、前記給気グリルを通過する空気の量を調整するシャッタを更に備え、
前記制御装置は、
前記判定手段によって温度差が温度差閾値を超えたと判定された場合、前記シャッタを閉じる開閉手段を更に有する
請求項2記載の空気調和システム。 - 前記特定空調室は、複数の前記空調対象室のうち最も空調空間が大きい
請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和システム。
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CN110749053A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-02-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器的控制方法及装置 |
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2018
- 2018-01-24 JP JP2018009362A patent/JP7018775B2/ja active Active
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CN110749053B (zh) * | 2019-10-29 | 2020-11-10 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器的控制方法及装置 |
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