JP2013064537A - 全館空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】既に個別空調装置を設置している部屋がある場合に、その部屋に新たに空調ダクトを設けなくても、空調対象とする複数の部屋全体を同じ温度に空調できる全館空調システムとする。
【解決手段】全館空調装置1のリモコン13を個別空調装置14が設置されている部屋Dに設け、リモコンに13に、個別空調装置14の赤外線受信機に運転入り切り、空調目標温度の赤外線信号を送信する赤外線送信機と、部屋Dの室温を検出する温度センサを付属させる。リモコン13は、全館空調装置14により空調される部屋A〜Cを空調目標温度に制御すると共に、部屋Dの室温を検出し、検出した室温に応じて個別空調装置14の運転の入り切りを行い、部屋Dの室温を部屋A〜Cと同じ空調目標温度に制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、家屋の複数の部屋全体を設定された温度に空調する全館空調システムに関する。
例えばヒートポンプなどの一つの空調ユニットを用いて家屋の複数の部屋全体を同じ温度に空調する全館空調装置は公知である(例えば特許文献1)。全館空調装置では、空調ユニットと各部屋との間を空調ダクトで接続し、空調ユニットで生成した空調風(冷気または暖気)を空調ダクトを経由して各部屋に供給する。そして、各部屋の温度を温度センサにより検出し、検出温度に応じて各部屋に供給する空調風量を加減することによって各部屋を設定された温度に保持する。
なお、本発明とは直接関係はないが、特許文献2には、電気機器を遠隔操作するリモコン装置において、リモコン装置と電気機器との間に障害物が介在すると、リモコン装置から送信されたリモコン信号が電気機器に到達できないので、電気機器とリモコン装置との間に中継装置を設け、リモコン装置から送信されたリモコン信号を中継装置により中継して電機機器に到達させることが記載されている。
特開平11−294839号公報 特開平5−64271号公報
家屋に新たに全館空調装置を導入しようとすると、空調ユニットと部屋とを接続する空調ダクトを配管するための大がかりな工事が必要となるので、多額の工事費用を要する。また、全館空調装置を取り入れてはいるが、一部の部屋では個別空調装置(部屋用エアコン)を利用している家屋において、個別空調装置を利用している部屋も全館空調装置による空調対象に含めようとする場合、程度の差はあっても、やはり大がかりな配管工事を必要とする。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、既に個別空調装置を設置している部屋がある場合に、その部屋に新たに空調ダクトを設けなくても、空調対象とする複数の部屋全体を全館空調の一元管理の下で同じ温度に空調することができる全館空調システムを提供することにある。
請求項1〜3の発明によれば、全館空調装置によって空調される複数の部屋の他、個別空調装置によって空調される部屋がある家屋において、個別空調装置を全館空調用制御装置により制御できるので、個別空調装置によって空調される部屋も全館空調装置によって空調される複数の部屋と同様に空調することができる。
請求項4および5の発明によれば、全館空調装置はなく、個別空調装置によって空調される部屋が複数ある家屋において、各部屋を空調する個別空調装置を全館空調用制御装置によって統一的に制御できるので、それら複数の部屋全体を同一の温度に空調することができる。
しかも、上記の請求項1〜5の発明によれば、個別空調装置の受信機が送信機から送信された冷暖房の入り切りの空中伝播信号を受信する場合、偶然に人が横切って送信機から送信された空中伝播信号を受信できなかった場合、この不受信が検知されて、受信できなかったと同じ内容の空中伝播信号が送信機から再送信されるので、冷暖房の入り切りがいつまでも行われなくなるという個別空調装置に対する制御異常を防止することができる。
請求項6の発明によれば、個別空調装置の受信機が送信機から送信された空調伝播信号を正常に受信したか否かの判定を、送信前の室温変化の勾配と送信後の室温変化の勾配とを比較することによって行うので、温度変化の傾向をより正確にとらえて、より正確な判定を早期に行うことができる。
本発明の第1の実施形態を示すもので、空調制御のための電気的構成のブロック図 個別空調装置とリモコンの電気的構成を示すブロック図 リモコンの正面図 全館空調システムを適用した家屋の模式図 リモコンによる個別空調装置の制御を示すフローチャートその1 リモコンによる個別空調装置の制御を示すフローチャートその2 リモコンによる個別空調装置の制御を示すフローチャートその3 リモコンによる個別空調装置の制御を示すフローチャートその4 リモコンによる個別空調装置の制御を示すフローチャートその5 リモコンによる個別空調装置の制御を示すフローチャートその6 リモコンによる個別空調装置の制御を示すフローチャートその7 個別空調装置による空調温度の変化の一例を示すグラフ 本発明の第2の実施形態を示すもので、空調制御のための電気的構成のブロック図 2台のリモコンの構成を示すブロック図 全館空調システムを適用した家屋の模式図 本発明の第3の実施形態を示すもので、空調制御のための電気的構成のブロック図 本発明の第4の実施形態を示すもので、空調制御のための電気的構成のブロック図 全館空調システムを適用した家屋の模式図 本発明の第5の実施形態を示すもので、空調制御のための電気的構成のブロック図
以下、本発明を実施形態により具体的に説明する。
[第1の実施形態]
図1〜図12は第1の実施形態を示す。まず、図4により全館空調装置1について説明する。ここでは、説明の簡単化のために、複数、例えば4つの部屋A〜Dを有する家屋2に全館空調装置1が設けられていて、その4つの部屋A〜Dのうち、3つの部屋A〜Cを全館空調装置1によって空調するものとして説明する。
全館空調装置1は、空調ユニット3と、空調ダクト4〜6と、開閉弁7〜9と、温度センサ10〜12と、リモートコントローラ(以下、リモコン)13を備えている。空調ユニット3は、例えば屋外機と屋内機とからなり、ヒートポンプなどの周知の熱交換機を有する。空調ダクト4〜6は空調ユニット3の屋内機と各部屋A〜Cとを接続しており、空調ダクト4〜6の各部屋A〜C側の端部は吹出口4a〜6aを構成している。開閉弁7〜9は、各空調ダクト4〜6に設けられ、各空調ダクト4〜6を開閉する。温度センサ10〜12は、各部屋A〜Cに設置されて室内温度を検出する。
空調ユニット3は、屋内機において熱交換によって生成した暖気または冷気(空調空気)を図示しない送風機によって空調ダクト4〜6に送風する。各温度センサ10〜12によって検出された各部屋A〜Cの室内温度は電気信号に変換されてリモコン13に与えられる。リモコン13は、温度センサ10〜12により検出された各部屋A〜Cの室内温度と空調目標温度との差に応じて各開閉弁7〜9を開閉或いは開度調節して各部屋A〜Cへ供給する空調空気量を調節する。これにより、各部屋A〜Cの室内温度が設定された空調目標温度に保持される。
以上のように構成された全館空調装置1によって空調される部屋A〜Cに対し、残る1つの部屋Dは個別空調装置14によって空調される。本実施形態では、この部屋Dの個別空調装置14についても、全館空調装置1のリモコン13により制御できるようにし、これにより、家屋2の空調対象とする4つの部屋A〜Dの全部を同じ温度に空調できるようにしている。
この個別空調装置14を全館空調装置1と共に一括制御する構成は次の通りである。まず、全館空調装置1のリモコン13は、個別空調装置14を設置した部屋D内の所望箇所に取り付けられている。このリモコン13は、図2に示すように、全館空調用制御装置としてのマイクロコンピュータ(以下、マイコン)15を主体とし、このマイコン15に、操作手段としての操作スイッチ16、表示器17を接続する他、温度センサ18、赤外線送信機19を接続して構成されている。本実施形態では、操作スイッチ16、表示器17、温度センサ18および赤外線送信機19は、図3に示すように、マイコン15を収納した1つのケース20に設けられている。なお、操作スイッチ16、表示器17は全館空調装置1に本来備えられているものであるが、温度センサ18および赤外線送信機19は個別空調装置1の制御のために新たに設けられたものである。
上記マイコン15は、周知のようにCPU21、ROM22、RAM23を主体として構成され、記憶手段としてのROM22に記憶された制御プログラムに従って上述のように全館空調装置1を制御して各部屋A〜Cを空調目標温度に保持すると共に、後述のように個別空調装置14を制御して部屋Dを空調目標温度に保持する。
操作スイッチ16は、図3に示すように、運転入り切りスイッチ16a、温度上げスイッチ16b、温度下げスイッチ16cを備えている。そのうち、運転入り切りスイッチ16aは全館空調装置1および個別空調装置14の運転の開始、停止を行わせるためのものである。温度上げスイッチ16bおよび温度下げスイッチ16cは空調目標温度を設定するためのものである。この場合、空調目標温度は、例えば15℃から31℃までの範囲で、0.5℃間隔で設定可能になっている。
表示器17は、冷暖房のうち現在の運転モードを表示したり、温度上げスイッチ16bおよび温度下げスイッチ16cにより設定された空調目標温度を表示したりする。
温度センサ18は、個別空調装置14により空調される部屋Dの室内温度を検出してマイコン15に与える。マイコン15は、設定された空調目標温度と温度センサ18により検出された部屋Dの室内温度とを比較して運転モードを決定する。そして、赤外線送信機19は、運転の入り切り、運転モードの別、空調目標温度などの制御情報を赤外線信号にして送信する。
一方、個別空調装置14は、個別用空調ユニット24、制御装置25、受信機としての赤外線受信機26、温度センサ27を備えている。個別用空調ユニット24は、全館空調装置1と同様にヒートポンプなどの熱交換機を有した室外機と室内機とからなり、室内機において熱交換により生成した暖気または冷気を図示しない送風機によって直接的に室内に送風する。赤外線受信機26および温度センサ27は個別用空調ユニット24の室内機に設けられている。そのうち、赤外線受信機26は赤外線送信機19から送信された赤外線信号を受信し、受信した赤外線信号を解読して制御装置25に与える。また、温度センサ27は、部屋Dの室内温度を検出して制御装置25に与える。
制御装置25は赤外線受信機26が解読して得た制御情報に基づき、個別用空調ユニット24を制御して室内機において暖気または冷気(空調空気)を生成させる。そして、制御装置25は、室内機から部屋D内に暖気または冷気を送風することにより部屋D内を空調目標温度に保持する。なお、制御装置25によって保持される室内温度は空調目標温度を中心にして上下幅がある。
本実施形態は、以上のような個別空調装置14をリモコン13によって全館空調装置1と共に一元的に管理することにより、個別空調装置14によって空調される部屋Dについても全館空調装置1により空調される部屋A〜Cと同じ温度に制御するものである。以下にリモコン13による空調制御について説明する。
まず、リモコン13は、予め個別空調装置14が本来備えるリモコンの赤外線送信機から送信される赤外線信号を解読して暖房運転の入り切り、冷房運転の入り切り、空調目標温度の数値などの制御情報に応じた各種の信号の内容を記憶手段、例えばROM22に登録(記憶)している。また、個別空調装置14に設定可能な空調目標温度範囲および空調目標温度の設定間隔(本実施形態の場合0.5℃)もROM22に登録して空調目標温度をその温度範囲を超えて設定できないようにしている。
個別空調装置14は、電源プラグが電源コンセントに差し込まれており、これにより、赤外線受信機26は常に赤外線信号を受信できるようになっている。また、制御装置25は赤外線受信機26から送られる赤外線信号の内容に応じて個別用空調ユニット24を暖房モード或いは冷房モードで運転させることができる状態になっている。
この状態で、リモコン13の温度上げスイッチ16b、温度下げスイッチ16cを操作して空調目標温度を設定し、運転入り切りスイッチ16aを操作して運転入りにする。すると、マイコン13は、全館空調装置1については、温度センサ10〜12により全館空調装置1の空調対象部屋A〜Cの室内温度を検出し、その検出温度と空調目標温度との比較結果に基づいて運転モード(冷房モード或いは暖房モード)を決定し、その決定した運転モードにて全館用空調ユニット3の運転を開始する。その後、各温度センサ10〜12の検出温度に応じて開閉弁7〜9を開閉或いは開度調節して各部屋A〜Cが空調目標温度となるように制御する。
例えば、冬季の外気温が10℃のときに、空調目標温度を20℃に設定すると、マイコン15は後述のように暖房モードにて全館空調装置1の空調ユニット3の運転を開始する。図3は、表示器17に、空調目標温度が20℃で、運転モードが暖房であるときの状態を示している。
一方、リモコン13は、個別空調装置14に対しては、次のような制御を行い、部屋Dを空調する。この空調制御の概略は、部屋Dの室内温度を検出し、この室内温度と空調目標温度との比較結果に基づいて冷暖房のいずれのモードで運転するかを決定し、決定したモードでの運転入りおよび空調目標温度を赤外線信号にして個別空調装置14に送る。個別空調装置14は、リモコン13から送信されたモードで運転を開始し、部屋Dの室内温度が空調目標温度となるように、個別用空調ユニット24の出力(冷暖房能力)、送風機の送風量などを制御する。
この個別空調装置14自身による部屋Dの空調制御とは別に、リモコン13(マイコン15)は、部屋Dの室内温度を常時監視し、その室内温度が空調目標温度を中心にした上下所定範囲(空調目標温度帯)から外れた場合、個別空調装置14に運転入り切りの赤外線信号を送信して個別空調装置14の運転を強制的に停止、開始して部屋Dの室内温度が空調目標温度帯からなるべく外れないようにしている(個別空調用制御手段)。この実施形態では、空調目標温度帯の上限温度を空調目標温度の+0.5℃、空調目標温度帯の下限温度を空調目標温度の−0.5℃としている。但し、上下限温度はこれに限られるものではなく、1℃上、1℃下の温度など適宜に定めれば良い。
ところで、リモコン13の赤外線送信機19から赤外線信号が送信されたとき、個別空調装置14の赤外線受信機26との間に偶然にも障害物が存在、例えば人が通ったような場合、赤外線受信機26が赤外線信号を受信できなくなることがある。本実施形態では、受信失敗の場合、その後の部屋Dの室内温度TAの変化勾配が送信前と同じ変化勾配となると予想し、この赤外線信号の受信失敗を、赤外線送信前の部屋D内の温度変化(温度勾配)と赤外線信号送信後の部屋D内の温度変化(温度勾配)との比較から検出し、赤外線信号を再送信するようにしている(再送信判定手段)。
なお、温度勾配は、温度変化のないとき、「0」勾配、温度が次第に上昇する時、「+(プラス)」勾配、温度が次第に低下する時、「−(マイナス)」勾配である。温度勾配の大小関係は、プラス勾配>0>マイナス勾配である。
ここで、正常に赤外線信号が受信された場合、送信後の想定される温度勾配は、暖房運転入りのとき、送信後の温度勾配は送信前の温度勾配を超え、暖房運転切りのとき、送信後の温度勾配は送信前の温度勾配未満、冷房運転入りのとき、送信後の温度勾配は送信前の温度勾配未満、冷房運転切りのとき、送信後の温度勾配は送信前の温度勾配を超える、ということとなる。
以下、リモコン13による個別空調装置14の制御内容を図5〜図11のフローチャートをも参照しながら説明する。なお、リモコン15による制御は実際にはマイコン15が担っているので、以下ではマイコン15を主体にして説明する。
(暖房)
マイコン15は、図示しない電源スイッチが投入されると、図5に示すように、個別空調装置14についての各種設定がなされているか否かを判断する(ステップA1)。個別空調装置14についての各種設定とは、当該個別空調装置14が本来備えているリモコンから送信される赤外線信号が各種の制御情報と関連付けてROM(記憶手段)22に登録してあるか否かということであり、登録されていれば、登録済みフラグがセットされるので、この登録済みフラグを確認することで、設定完了か否かを判断する。個別空調装置14についての設定が既になされている(ステップA1で「YES」)、または新たに設定が行われると(ステップA2で「NO」)、RAM(記憶手段)23の所定領域に記憶される後述の制御前温度勾配と入切制御中温度勾配を「0」にセットする(ステップA3)。
そして、温度上げ下げスイッチ16b、16cによって空調目標温度が設定され、運転入り切りスイッチ16aによって運転入りの操作が行われると、マイコン15は空調制御に入る。この空調制御では、マイコン15は、図6に示すように、温度サンプリングルーチンB1と冷暖房制御ルーチンB2を順に繰り返し実行する。温度サンプリングルーチンB1では、マイコン15は、まず、所定のサンプリング周期(例えば5秒)が経過する毎に温度センサ18により部屋Dの室内温度TAを計測し(ステップC1で「YES」、C2)、その室内温度TAをRAM23に記憶する。
そして、マイコン15は、次のステップC3で現在が後述の冷暖房入切制御中であるか否かを判断する。この判断は、冷暖房入切制御中フラグがセットされているか否かによって行う。現在が後述の冷暖房入切制御中でなければ(ステップC3で「NO」)、マイコン15は、代表値による温度勾配(制御前温度勾配)を算出する(ステップC4)。この代表値による温度勾配とは、現時点から過去所定期間、例えば過去5分間の室内温度TAの変化を勾配で表わしたものを言い、過去5分間を30秒間毎に区切り、各30秒間にサンプリングした室内温度(TA)の平均値を各区切りの代表値とし、そして、この各区切りの代表値から過去5分間の室内温度の変化を勾配(直線)として算出するものである。
また、ステップC3で冷暖房入切制御中であると判断したときには(ステップC3で「YES」)、マイコン15は、サンプリング結果による温度勾配(入切制御中温度勾配)を算出する(ステップC5)。このサンプリング結果による温度勾配は、冷暖房入切制御に入ってから一定時間、例えば2分経過する毎に、2分間にサンプリングした室内温度(TA)により温度変化を勾配(直線)として算出するものである。なお、この2分間は後述の運転切替待ち時間に相当する。
以上のようにしてステップC4またはステップC5で温度勾配を算出した後、マイコン15は、リターンとなって冷暖房制御ルーチン(ステップB2)に移行する。この冷暖房制御ルーチンの詳細は、図8〜図11に示されている。なお、運転を開始したばかりで、運転開始後5分が経過していないときには、ステップC4の制御前温度勾配は算出しない。このとき、制御前温度勾配は「0」となっている(ステップA3)。
冷暖房制御は図8の暖房入判断から行われる。この暖房入判断ルーチンに入ると、マイコン15は、RAM(記憶手段)23に前回の空調目標温度が記憶されているか否かを判断する(ステップD1)。前回の暖房運転時の空調目標温度が記憶されていれば、それを今回の空調目標温度THに設定し、前回の空調目標温度が記憶されていなければ、ROM22に記憶されている暖房目標温度の初期値を今回の空調目標温度THに設定する(ステップD2)。なお、初期値は暖房のとき例えば15℃、冷房のとき例えば28℃にしてある。
空調目標温度THを設定した後、マイコン15は暖房入制御中であるか否か判断する(ステップD3)。この判断は暖房入制御中フラグがセットされているか否かによって行う。ここでは暖房入制御は未だ開始されていないので、マイコン15はステップD3で「NO」と判断し、次に、現在の室内温度TA(ステップC2で計測)が空調目標温度帯の下限温度THL未満であるか否かを判断する(ステップD4)。
個別空調装置14の暖房運転開始前、室内温度は外気温と同じ或いはそれよりやや高い程度である。このため、例えば冬季では、暖房時の設定可能な空調目標温度の下限値および初期値が15℃であるから、通常、冬季では外気温(室内温度TA)は空調目標温度帯の下限温度よりも低い。従って、マイコン15は、ステップD4で「YES」と判断して暖房入制御開始フラグをセットし(ステップD5)、続いて、赤外線送信機19から暖房入の赤外線信号および温度上げ下げスイッチ16a,16bで設定された空調目標温度の赤外線信号を送信し(ステップD6)、そして、運転切替待ちを開始して運転切替待ちフラグをセットし(ステップD7:運転切替待ち設定手段)、リターンとなる。この運転切替待ちは開始時点から所定時間、例えば2分経過すると終了し、運転切替待ちフラグはリセットされる。
その後、マイコン15は、温度サンプリングルーチンB1に戻る。ここでは暖房入制御開始フラグがセットされているので、マイコン15は、前述したと同様にしてサンプリング周期(5秒)経過毎に検出した室内温度TAから温度勾配を算出する動作を実行する(ステップC1で「YES」、ステップC2、ステップC3で「YES」、ステップC5)。温度サンプリングB1のルーチンを終了すると、マイコン15は、暖房入判断ルーチンに移行し、ステップD1で「YES」(このとき、THは新たに設定された空調目標温度)、ステップD3で「YES」と判断し、次のステップD8では運転切替待ちフラグがセットされているので「YES」と判断し、そして、リターンとなって温度サンプリングB1のルーチンに移行する。
以後、マイコン15は、温度サンプリングB1と暖房入判断のルーチンを繰り返し、2分経過すると、ステップC5で2分間に計測した室内温度TAから入切制御中温度勾配を算出する。
一方、個別空調装置14は、赤外線受信機26が暖房入りの赤外線信号を受信すると暖房運転を開始する。これにより、部屋Dの室内温度は上昇し始める。このため、運転切替待ちの2分間でサンプリングする部屋Dの室内温度TAの勾配(ステップC5で算出する入切制御中温度勾配)が次第に大きくなってゆく。
2分間の運転切替待ち動作が終了すると、暖房入制御ルーチンの実行に入ったマイコン15は、ステップD1で「YES」、ステップD3で「YES」、ステップD8で「NO」となってステップD9に移行する。このステップD9では、入切制御中温度勾配と制御前温度勾配との大小が比較される。このとき、ステップC4で算出される制御前温度勾配は、暖房運転を開始したばかりで、暖房入制御開始前5分間を温度サンプリングがないとすると、ステップA3で「0」に設定された制御前温度勾配が適用される。
勿論、暖房運転が停止して室内温度TAが低下していた場合、制御前温度勾配はマイナスとなっている。このため、マイコン15は、ステップD9で「NO」と判断し、ステップD10に移行する。このステップD10では、空調目標温度THとステップC2で計測された部屋Dの室内温度TAとの高低が比較される。室内温度TAが未だ空調目標温度THに達していない場合には、マイコン15はステップD10で「NO」と判断し、リターンとなる。
室内温度TAが空調目標温度THを超えると、マイコン15は、ステップD10で「YES」と判断し、次のステップD11で暖房入制御を終了する(暖房入制御フラグをリセット)。その後、マイコン15は、リターンとなって温度サンプリングB1で部屋Dの室内温度を計測し、現在より5分前の室内温度に基づいて制御前温度勾配を算出する(ステップC1で「YES」、ステップC2、ステップC3で「NO」、ステップC4)。続いてマイコン15は、暖房入判断ルーチンに入ってステップD1で「YES」、ステップD3で「NO」となり、次のステップD4で室内温度TAと空調目標下限温度THLとの高低を比較する。ここでは、室内温度TAは空調目標下限温度THLよりも高いから、マイコン15はステップD4で「NO」と判断し、図9の暖房切判断ルーチンまたは冷房入判断ルーチンへ移行する。ここでは、暖房運転中であるから、暖房切判断ルーチンへ移行する。
暖房切判断ルーチンでは、マイコン15は、まず暖房切制御が開始されているか否かを判断する(ステップE1)。ここでは、未だ暖房切制御に入っていないので、マイコン15は、ステップE1で「NO」と判断し、次のステップE2に移行する。このステップE2では、空調目標帯上限温度THHと部屋Dの室内温度TAとの高低を比較するが、ここでは、室内温度TAは空調目標帯上限温度THH以下とすると、マイコン15は、ステップE2で「NO」と判断し、冷房入判断に移る。
冷房入判断は図10に示されている。この冷房入判断に入ると、通常、冬等に行われる暖房時の室内温度TAは夏等に行われる冷房運転時の空調目標温度帯の上限温度TCHよりも低いから、マイコン15は、ステップF1で「YES」(またはステップF1で「NO」、ステップF2)、ステップF3で「NO」、ステップF4で「NO」となって図11の冷房切判断ルーチンへ移行またはリターンとなる。ここでは、冷房入の赤外線信号は送信されておらず、冷房運転は行われていないので、マイコン15はリターンとなって温度サンプリングルーチンB1に入る。そして、マイコン15は、温度サンプリングルーチンで部屋Dの室内温度TAをサンプリングし、制御前温度勾配を算出する。次に、マイコン15は、暖房入判断ルーチンに入り、ステップD3で「NO」、ステップD4で「NO」となって暖房切判断ルーチンに移り、ここでステップE1で「NO」、ステップE2で「NO」となり、冷房入判断ルーチンを経て再び温度サンプリングルーチン、暖房入判断ルーチン、暖房切判断ルーチンに入るという動作を室内温度TAが空調温度帯の上限温度THHを超えるまで繰り返す。
そして、室内温度TAが空調目標帯上限温度THHを超えると、マイコン15は、ステップE2で「YES」と判断して次のステップE3で暖房切制御を開始(暖房切制御中フラグをセット)する。次いで、マイコン15は、赤外線送信機19から暖房切の赤外線信号を送信し(ステップE4)、そして、2分間の運転切替待ちを開始(運転切替待ちフラグのセット)し、リターンとなって温度サンプリングルーチンB1に戻る。
赤外線送信機19から送信された暖房切の赤外線信号が赤外線受信機26により受信されることにより、個別空調装置14は暖房運転を停止する。以後、部屋Dの室内温度TAは上昇から下降に転ずる。
運転切替待ちフラグがセットされている間、マイコン15は、暖房切判断ルーチンに入ると、ステップE1で「YES」、ステップE6「YES」と判断し、温度サンプリングB1のルーチンに戻る動作を繰り返す。そして、2分経過すると運転切替待ちが終了し、運転切替待ちフラグがリセットされる。その後の暖房切制御のルーチンでは、マイコン15は、ステップE1で「YES」、ステップE6で「NO」となり、ステップE7に移行する。このステップE7では、運転切替待ち中の2分間の入切制御中温度勾配と制御前温度勾配との大小が比較される。個別空調装置14が暖房運転を停止した場合には、制御前温度勾配(暖房運転中)よりも入切制御中温度勾配の方が小さくなるので、マイコン15は、ステップE7で「NO」と判断して次のステップE8に移行する。
ステップE8では、部屋Dの室内温度TAと空調目標温度THとの高低が比較される。室内温度TAが空調目標温度THまで低下する時期では、マイコン15は、ステップE8で「NO」と判断し、リターンとなって温度サンプリングルーチンB1に戻る。温度サンプリングルーチンB1では、入切制御中温度勾配を算出する。その後、マイコン15は、ステップD1で「YES」、ステップD3で「NO」、ステップD4で「NO」となって暖房切判断に入り、ステップE1で「YES」、ステップE6で「NO」、ステップE7で「NO」、ステップE8で「NO」と判断して温度サンプリングルーチンB1に戻るという動作を繰り返す。
室内温度TAが空調目標温度TH以下にまで低下すると、ステップE8で「YES」となって暖房切制御を終了し、温度サンプリングルーチンB1に戻る。この温度サンプリングB1のルーチンでは、マイコン15は、制御前温度勾配を算出する。続いてマイコン15は、暖房入制御判断に入り、ステップD1で「YES」、ステップD3で「NO」となってステップD4に移行する。そして、室内温度TAが空調目標温度帯の下限温度THL以下に低下するまでの間は、マイコン15は、ステップD4で「NO」と判断し、暖房切判断のステップE1で「NO」、ステップE2で「NO」となって冷房入判断ルーチンに入り、そして、ステップD4で「NO」となって温度サンプリングルーチンに戻る動作を繰り返す。
室内温度TAが空調目標温度帯の下限温度THL以下に低下すると、マイコン15は、暖房入り判断のステップD4で「YES」となって暖房入制御を開始し、赤外線送信機19から暖房入および空調目標温度の赤外線信号を送信する。以下、マイコン15は上述したと同様の動作を繰り返して個別空調装置14を入り切りし、部屋Dの室内温度を全館空調装置1によって空調される他の部屋A〜Cと同じ空調目標温度THとなるように制御する。
ところで、赤外線送信機19から暖房入或いは暖房切の赤外線信号を送信した際、偶然赤外線送信機19と赤外線受信機26との間を人が通ったりして赤外線信号が途中で遮られると、赤外線受信機26は赤外線信号を受信することができず、個別空調装置14は、暖房運転を開始したり、暖房運転を停止させたりすることができなくなる。このような場合、本実施形態では、赤外線信号の不受信を検出(推定)して赤外線信号を再送するようにしている。
この赤外線信号再送を暖房切の場合に適用して図12をも参照しながら説明する。なお、ここでは、不受信のとき、赤外線信号の送信前5分間と送信後とにおいて、個別用空調ユニット24の冷暖房能力と送風量に変化はないものとして説明する。図12において、室内温度TAが空調目標温度帯の上限温度THHを超えた時を時間0で示すと、この時間0の時点で赤外線送信機19から暖房切の赤外線信号が送信される。そして、この赤外線信号が赤外線受信機26に受信されなかったとする。すると、時間0の時点の後も個別空調装置14は暖房運転を継続するため、室内温度は以前と同じ温度勾配以上で上昇し続けるようになる。ここで、切信号を受信していれば、暖房運転は停止され、室内温度TAは次第に低下するので、入切制御中温度勾配未満になることが予想される。
マイコン15は、暖房切の赤外線信号を送信した時間0の直前の温度サンプリングルーチンの実行時、時間0の直前5分間にサンプリングした室内温度TAの30秒毎の代表値から当該5分間の温度勾配(制御前温度勾配)を算出する(ステップC4)。そして、時間0の直後の2分間は第1回目の運転切替待ち時間となる。この第1回目の運転切替待ち時間中の室内温度TAの変化の勾配(入切制御中温度勾配)は、時間0から2分経過直後の温度サンプリングB1のルーチン実行時、時間0からの2分間でサンプリングした室内温度TAから算出される(ステップC5)。
そして、マイコン15は、第1回目の運転切替待ち時間が経過した直後の暖房切判断ルーチンのステップE7において入切制御中温度勾配と制御前温度勾配とを比較するが、このときは暖房運転が継続されていることから、入切制御中温度勾配と制御前温度勾配とは等しいので、このステップE7では「YES」(受信失敗)と判断し、ステップE4に移行して赤外線送信機19から暖房切と空調目標温度の赤外線信号を再送信する。このとき、空調目標温度は現在の空調目標温度より0.5℃低い温度(19.5℃)を送信するものとする。
この再送信した赤外線信号が赤外線受信機26に受信され、個別空調装置14が暖房運転を停止させたとする。すると、その後、室内温度TAは徐々に低下してくるため、第1回目の運転切替待ち直後の第2回目の2分間の運転切替待ち時間での入切制御中温度勾配は制御前温度勾配よりも緩やかな右上がり傾斜または右下がりの傾斜となる。従って、入切制御中温度勾配の方が制御前温度勾配よりも小さく、第2回目の運転切替待ち時間が経過した直後の暖房切判断ルーチンのステップE7では、「NO」(受信成功)と判断し、そして、室内温度TAが空調目標温度TH以下となった時点で暖房切制御を終了する。
なお、再送した赤外線信号が赤外線受信機26に受信されなかったときには、3回目の赤外線信号の送信が上記と同様にして行われ、この赤外線信号の送信は、マイコン15が赤外線受信機26に受信されたと判断するまで繰り返し行われる。
また、暖房入の赤外線信号が受信されなかった場合も、上述の暖房切の赤外線信号が受信されなかった場合と同様にして再送信される(ステップD9で「YES」、ステップD6)。
(冷房運転)
夏の例えば30℃を超えるような暑い日に空調目標温度を所望の温度(例えば28℃)に設定すると、マイコン15は、冷暖房制御ルーチンB2の暖房入判断ルーチンにおいて、ステップD1で「YES」(またはステップD1で「NO」→ステップD2)→ステップD3で「NO」→ステップD4で「NO」となって、暖房切判断または冷房入判断へ移行する。この場合、暖房入の赤外線信号は送信されておらず、暖房運転は行われていないので、暖房切判断ルーチンではなく、図10の冷房入判断ルーチンに移行する。
この冷房入判断ルーチンにおいて、マイコン15は、ステップF1で「YES」(またはステップF1で「NO」→ステップF2)→ステップF3で「NO」となってステップF4に移行する。このステップF4では、室温TA(ほぼ30℃)と空調目標温度帯の上限温度TCHとの高低を比較する。室内温度TA>空調目標温度帯の上限温度TCH(例えば28.5℃)であれば、マイコン15は、ステップF4では「YES」と判断し、ステップF5で冷房入制御を開始し、ステップF6で赤外線送信機19から冷房入および空調目標温度(28℃)の赤外線信号を送信する。これにより、個別空調装置14が冷房運転を開始する。
仮に、冷房入の赤外線信号を赤外線受信機26が受信できなかった場合、冷房入の赤外線信号の送信時点から2分間の運転切替待ち中の入切制御中温度勾配は制御前温度勾配以上になるので、マイコン15は、ステップF9で「YES」となってステップF6に移行し、ここで、冷房入の赤外線信号および現在の空調目標温度TCより0.5℃低く定めた新たな空調目標温度TCの赤外線信号を再送信する。
そして、冷房入の赤外線信号の送信時から2分間の運転切替待ち中の入切制御中温度勾配が制御前温度勾配よりも小さくなると、マイコン15は、ステップF9で「NO」となり、そして、室内温度TAが上記新たな空調目標温度TC以下になると、ステップF10で「YES」となって冷房入制御を終了する。
冷房運転の開始により部屋Dの室内温度TAが低下し、空調目標温度帯の下限温度TCH以下になると、マイコン15は、その後の冷房入判断ルーチンの実行において、ステップF1で「YES」、ステップF3で「NO」、ステップF4で「NO」となって冷房切判断ルーチンへ移行またはリターンとなる。ここでは、冷房運転が行われているので、冷房切判断ルーチンへ移行する。
そして、室内温度TAが空調目標温度帯の下限温度TCL未満にまで低下すると、冷房切判断ルーチンにおいて、マイコン15は、ステップG1で「NO」、ステップG2で「YES」となってステップG4で冷房切制御フラグをセットし、ステップG5で冷房切および空調目標温度TCの赤外線信号を送信する。この冷房切の赤外線信号により、個別空調装置14は冷房運転を停止する。
赤外線受信機26が冷房切の赤外線信号を受信できなかった場合、冷房切の赤外線信号の送信時点から2分間の運転切替待ち中の入切制御中温度勾配は制御前温度勾配以下になるので、マイコン15は、ステップG7で「YES」となってステップG4に移行し、ここで、冷房切の赤外線信号および現在の空調目標温度TCより0.5℃低く定めた新たな空調目標温度TCの赤外線信号を送信する。
そして、冷房切の赤外線信号の送信時から2分間の運転切替待ち中の入切制御中温度勾配が制御前温度勾配よりも大きくなると、マイコン15は、ステップG7で「NO」となり、そして、室内温度TAが空調目標温度TC以下になると、ステップG8で「YES」となって冷房切制御を終了する。
冷房運転停止により部屋Dの室内温度TAは上昇する。そして、室内温度TAが空調目標温度帯の上限温度TCHを超えると(ステップF4で「YES」)、再び冷房入の赤外線信号が空調御目標温度の赤外線信号と共に送信され、個別空調装置14が冷房運転を再開する。以後、上述したように冷房切、冷房入が繰り返され、部屋Dが全館空調装置1によって空調される部屋A〜Cと同じ空調目標温度THとなるように制御される。
このように本実施形態によれば、個別空調装置14によって空調している部屋Dについても、全館空調装置1のリモコン13による一元管理の下で、全館空調装置1による空調対象となっている複数の部屋A〜Cと同じ温度に空調することができる。従って、部屋Dについて、新たに空調ダクトを設けなくとも、他の部屋A〜Cと共に全館空調することができる。
また、全館空調装置1のリモコン13は、個別空調装置14の冷暖房運転を入り切りするための赤外線信号を送信するが、その後に温度センサ18によって検出される部屋Dの室内温度TAの温度変化が、冷暖房運転の入り切り後に予想される温度変化から外れているとき、リモコン13から送信された赤外線信号が個別空調装置14に受信されず、冷暖房運転が入り切りされていないとして、赤外線信号を再送するので、リモコン13の赤外線送信機19と個別空調装置14の赤外線受信機26との間を人が通ったりして赤外線信号が途中で遮断された場合でも、個別空調装置14の冷暖房の入り切りがいつまでも行われず、部屋Dが空調目標温度に空調されないという不具合の発生を未然に防止することができる。
この場合、冷暖房運転の入り切り後に予想される温度変化を、暖房入りおよび冷房切りの場合には、赤外線信号送信前5分間の制御前温度勾配を超える勾配、暖房切りおよび冷房入りの場合には、赤外線送信前5分間の制御前温度勾配に満たない勾配に定め、この制御前温度勾配を、赤外線信号送信後の2分間の温度センサ18により計測した実際の部屋Dの温度勾配と比較し、この比較結果から、冷暖房運転を入り切りするための赤外線信号を送信した後の室内温度TAの温度変化が、冷暖房運転の入り切り後に予想される温度変化から外れているか否かを判断するので、例えば、入り切りの赤外線信号を送信した時の室内温度と所定時間後の室内温度との差が一定値以下のとき赤外線信号が受信されていないと判断するものに比べ、部屋Dのドアの一時的な開放による室内温度の変動などの影響を受け難く、より正確な判断が可能となり、また、赤外線信号の送信後、室内温度が一定温度上昇し或いは下降するまでにはある程度の時間の経過が必要で判断に要する時間が長くかかるが、本実施形態の判断構成では、温度変化の傾向を捉える構成であるので、比較的短い時間で判断可能である。
[第2の実施形態]
図13〜図15は本発明の第2の実施形態を示す。以下、第1の実施形態と同一部分には同一符号を用いて詳細な説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
本実施形態では、家屋2の4つの部屋A〜Dのうち、2つの部屋A,Bを全館空調装置1によって空調し、残る複数の部屋、この実施形態では2つの部屋C,Dは、それぞれの室内に設置された個別空調装置14によって空調するようにしている。これら2台の個別空調装置14についても、リモコン13によって全館空調装置1と共に一括制御するために、部屋C,Dのそれぞれにリモコン13が設置されている。なお、リモコン13、個別空調装置14、その他の部品について、複数存在する場合には、各部屋のものには各部屋のアルファベット符号を数字符号に添えることで個々を区別して説明することとする。この実施形態以降の各実施形態についても同様とする。
部屋C,Dのリモコン13C,13Dのうち、部屋Dのリモコン13Dはメーンリモコン、部屋Cのリモコン13Cはサブリモコンとされ、運転の入り切りおよび空調目標温度はメーンであるリモコン13Dの操作スイッチ16Dの操作によって行うものとし、サブである部屋Cのリモコン13Cの操作スイッチ16Cとマイコン15Cとを接続する信号線は切断、或いはプログラム処理によってリモコン13Cでは運転の入り切りおよび空調目標温度の設定はできないようにされている。
リモコン13Cのマイコン15Cとリモコン13Dのマイコン15Dは例えば信号線28によって接続され、リモコン13Dの操作スイッチ16Dによる運転の入り切り信号および空調目標温度の設定信号が信号線28によってリモコン13Cのマイコン15Cに伝えられるようになっている。そして、リモコン13Cは、リモコン13Dから運転の入り切り信号および空調目標温度の設定信号が送信されると、それらの赤外線信号を赤外線送信機19から個別空調装置14に送信するようになっている。
勿論、部屋Cのリモコン13Cは、部屋Cの室内温度TAを温度センサ18Cにより検出し、第1の実施形態のリモコン13と同様にして部屋Cの個別空調装置14Cの入り切りを制御するものであり、部屋Dのリモコン13Dは、部屋Dの室内温度TAを温度センサ18Dにより検出し、第1の実施形態のリモコン13と同様にして部屋Dの個別空調装置14Dの入り切りを制御する。
[第3の実施形態]
図16は本発明の第3の実施形態を示すもので、上記第2の実施形態の変形例に相当する。この実施形態は、第2の実施形態と同様に、2つの部屋C,Dが個別空調装置14C,14Dによって空調されるが、第2の実施形態との相違は、部屋Cには温度センサ18Cと赤外線送信機19Cを設置し、この部屋Cの温度センサ18Cおよび赤外線送信機19Cと部屋Dのリモコン13のマイコン15との間を信号線29によって接続したところにある。
この構成では、リモコン13のマイコン15は、部屋Dの個別空調装置14Dを第1の実施形態と同様に制御し、更に、部屋Cの温度センサ18Cの検出温度に基づいて部屋Cの個別空調装置14Cの入り切りを判断し、部屋Cの赤外線送信機19Dから入り切りの赤外線信号や空調目標温度の赤外線信号を送信することによって第1の実施形態と同様にして部屋Cの個別空調装置14Cを制御するようになっている。
[第4の実施形態]
図17および図18は本発明の第4の実施形態を示す。この実施形態は、家屋2に第1〜第3の各実施形態における全館空調装置1は設けられておらず、複数の各部屋A〜Dはそれぞれ個別空調装置14A〜14Dによって空調されるようになっている。
これら複数台(4台)の個別空調装置14A〜14Dを、一括制御して全部屋A〜Dを同じ空調温度に制御するために、各部屋A〜Dに第1の実施形態で説明したと同様のリモコン13A〜13Dが設置されている。
部屋A〜Dのリモコン13A〜13Dのうち、例えば部屋Aのリモコン13Aはメーンリモコン、他の部屋B〜Dのリモコン13B〜13Dはサブリモコンとされ、運転の入り切りおよび空調目標温度はメーンリモコンであるリモコン13Aの操作スイッチ16Aの操作によって行うものとし、サブである部屋B〜Dのリモコン13B〜13Dにおいて、操作スイッチ16B〜16Dとマイコン15B〜15Dとを接続する信号線は切断、或いはプログラム処理によってリモコン13B〜13Dでは運転の入り切りおよび空調目標温度の設定はできないようにされている。
そして、リモコン13A〜13Dのマイコン15A〜15Dどうしは信号線30により互いに接続され、リモコン13Aの操作スイッチ16Aによる運転の入り切り信号および空調目標温度の設定信号がマイコン15A(全館空調用制御装置)から信号線30によってリモコン13B〜13Dのマイコン15B〜15Dに伝えられるようになっている。そして、リモコン13B〜13Dは、リモコン13Aから運転の入り切り信号および空調目標温度の設定信号が送信されると、それらの赤外線信号を赤外線送信機19B〜18Dから各部屋B〜Dの個別空調装置14B〜14Dに送信するようになっている。
勿論、部屋A〜Dのリモコン13A〜13Dは、部屋A〜Dの室内温度TAを温度センサ18A〜18Dにより検出し、第1の実施形態のリモコン13と同様にして部屋A〜Dの個別空調装置14A〜14Dの入り切りを制御するものである。
[第5の実施形態]
図19は本発明の第5の実施形態を示すもので、上記第4の実施形態の変形例に相当する。この実施形態は、第4の実施形態と同様に、4つの部屋A〜Dはそれぞれ個別空調装置14A〜14Dによって空調されるが、第4の実施形態との相違は、1つの部屋、例えば部屋Aだけにリモコン13を設置し、他の部屋B〜Dには温度センサ18B〜18Dと赤外線送信機19B〜19Dを設置し、各部屋B〜Dの温度センサ18B〜18Dおよび赤外線送信機19B〜19Dと部屋Aのリモコン13のマイコン15との間を信号線31によって接続したところにある。
この構成では、リモコン13のマイコン15は、部屋Aの個別空調装置14Aを第1の実施形態と同様に制御し、更に、部屋B〜Dの各温度センサ18B〜18Dの検出温度に基づいて部屋B〜Dの個別空調装置14B〜14Dの入り切りを判断し、部屋B〜Dの赤外線送信機19B〜19Dから入り切りの赤外線信号や空調目標温度の赤外線信号を送信することによって第1の実施形態と同様にして部屋B〜Dの個別空調装置14B〜14Dを制御するようになっている。
[その他の実施形態]
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
温度センサ18、赤外線センサ19は、ケース20に設けることなく、部屋内の所望の箇所に取り付けても良い。
赤外線送信機19、赤外線受信機26は別の空中伝播信号、例えば超音波信号、電波信号を送信する送信機、受信機に代えても良い。
赤外線送信機19は、冷暖房入り切りと、空調目標温度とを時期を異ならせてそれぞれ単独で送信するようにしても良い。
第2の実施形態において、個別空調装置によって空調される部屋は3つ以上であっても良い。
第2の実施形態において、リモコン13C,13Dのマイコン15A,15Dは信号線28でなく、無線通信手段(送信機と受信機)で接続するようにしても良い。
第3の実施形態において、リモコン13のマイコン15と温度センサ16C、赤外線送信機19Cとは、無線通信手段で情報を送受するようにしても良い。
第4の実施形態において、リモコン13A〜13Dのマイコン15A〜15Dは無線通信手段(送信機と受信機)で接続するようにしても良い。
第5の実施形態において、リモコン13のマイコン15と温度センサ16B〜16D、赤外線送信機19B〜18Dとは、無線通信手段で情報を送受するようにしても良い。
第1の実施形態において、赤外線信号再送をする場合、赤外線信号の送信前5分間と送信後とにおいて、個別用空調ユニット24の冷暖房能力と送風量に変化はないものとして説明したが、冷暖房能力、送風量に変化があった場合、赤外線信号送信後に予想される温度勾配を、冷暖房能力と送風量に応じて変えれば良い。どのように変えるかは、実験などによって得たデータを基にして定めれば良い。
第4,5の実施形態において、個別空調装置14により空調する部屋は2つ以上あれば良い。
図面中、1は全館空調装置、13はリモコン、14は個別空調装置、15はマイコン(全館空調用制御装置、個別空調用制御手段、再送信判定手段)、16は操作スイッチ、18は温度センサ、19は赤外線送信機(送信機)、26は赤外線受信機を示す。

Claims (6)

  1. 全館空調用制御装置によって制御され空調対象の複数の部屋を設定された空調目標温度に保持する機能を有した全館空調装置と、
    空中伝播信号を受信する受信機を備え、受信した前記空中伝播信号の内容に応じて冷暖房運転の入り切りを行い、一つの部屋を前記受信した空中伝播信号により指示された空調目標温度に保持する機能を有した個別空調装置と、を備えた家屋において、
    前記全館空調用制御装置に、少なくとも冷暖房運転の入り切りおよび/または空調目標温度を含む制御情報を空中伝播信号にして送信する送信機を接続し、
    前記個別空調装置によって空調される部屋に、前記全館空調用制御装置に接続され室内温度を検出して前記全館空調用制御装置に与える温度センサと、前記送信機と、を設置し、
    更に、前記全館空調用制御装置に、前記個別空調装置により空調される部屋を前記空調目標温度に制御するために前記温度センサの検出温度と前記空調目標温度とを比較して前記個別空調装置の冷暖房運転を入り切りするための空中伝播信号を前記送信機から送信させる個別空調用制御手段と、前記送信機から冷暖房運転の入り切りのための前記空中伝播信号が送信された後、前記温度センサの検出温度の変化が前記個別空調装置の冷暖房運転の入り切り後に想定される温度変化から外れているとき、前記送信機から冷暖房運転の入り切りの空中伝播信号を再送信させる再送信判定手段を設けたことを特徴とする全館空調システム。
  2. 請求項1記載の全館空調システムにおいて、
    前記個別空調装置は複数の部屋にそれぞれ設けられ、
    前記個別空調用制御手段と前記再送信判定手段を有する前記全館空調用制御装置は前記個別空調装置と同数設けられ、
    それら複数の前記全館空調用制御装置は、それぞれ前記複数の部屋に設置された前記温度センサおよび前記送信機が接続されて、それぞれ前記複数の部屋を空調する前記個別空調装置を制御し、且つ、それら複数の前記全館空調用制御装置のうちの一つが前記全館空調装置の制御を行うと共に、それら複数の前記全館空調用制御装置は互いに通信可能で、設定された前記空調目標温度を共有可能にされている、ことを特徴とする全館空調システム。
  3. 請求項1記載の全館空調システムにおいて、
    前記個別空調装置は複数の部屋にそれぞれ設けられ、
    前記複数の部屋に設置された前記温度センサおよび前記送信機は一つの前記全館空調用制御装置に接続され、
    一つの前記全館空調用制御装置が前記全館空調装置と複数の前記個別空調装置の制御を行うことを特徴とする全館空調システム。
  4. 複数の部屋を、各部屋に設けられた個別空調装置であって、空中伝播信号を受信する受信機を備え、受信した前記空中伝播信号の内容に応じて冷暖房運転の入り切りを行い、部屋を受信した前記空中伝播信号により指示された空調目標温度に保持する機能を有した個別空調装置により空調する家屋において、
    前記複数の部屋と同数の全館空調用制御装置を設け、
    前記個別空調装置によって空調される前記複数の部屋に、それぞれ室内温度を検出して前記全館空調用制御装置に与える温度センサと、少なくとも冷暖房運転の入り切りおよび/または前記空調目標温度を含む制御情報を空中伝播信号にして複数の前記個別空調装置の受信機に送信する送信機と、を設置し、
    前記複数の部屋に設置された前記温度センサと前記送信機とを、それぞれ前記各全館空調用制御装置に接続し、
    更に、複数の前記全館空調用制御装置は互いに通信可能で、設定された前記空調目標温度を共有可能に構成され、
    且つ、複数の前記全館空調用制御装置は、それぞれ前記個別空調装置により空調される部屋を前記空調目標温度に制御するために前記個別空調装置の冷暖房運転を入り切りするための空中伝播信号を前記送信機から出力させる個別空調用制御手段と、前記送信機から冷暖房運転の入り切りのための前記空中伝播信号が送信された後、前記温度センサの検出温度の変化が前記個別空調装置の冷暖房運転の入り切り後に想定される温度変化から外れているとき、前記送信機から冷暖房運転の入り切りの空中伝播信号を再送信させる再送信判定手段を有することを特徴とする全館空調システム。
  5. 複数の部屋を、各部屋に設けられた個別空調装置であって、空中伝播信号を受信する受信機を備え、受信した前記空中伝播信号の内容に応じて冷暖房運転の入り切りを行い、一つの部屋を受信した前記空中伝播信号により指示された空調目標温度に保持する機能を有した個別空調装置により空調する家屋において、
    前記個別空調装置によって空調される前記複数の部屋に、それぞれ室内温度を検出して前記全館空調用制御装置に与える温度センサと、少なくとも冷暖房運転の入り切りおよび/または前記空調目標温度を含む制御情報を空中伝播信号にして複数の前記個別空調装置の受信機に送信する送信機と、を設置し、
    複数の前記部屋に設置された前記温度センサと前記送信機とを一つの全館空調用制御装置に接続し、
    前記全館空調用制御装置は、前記複数の各部屋について、設定された前記空調目標温度を前記送信機から送信させると共に、部屋を前記空調目標温度に制御するために前記温度センサの検出温度と前記空調目標温度とを比較して前記個別空調装置の冷暖房運転を入り切りするための空中伝播信号を前記送信機から出力させる個別空調用制御手段と、前記送信機から冷暖房運転の入り切りのための前記空中伝播信号が送信された後、前記温度センサの検出温度の変化が前記個別空調装置の冷暖房運転の入り切り後に想定される温度変化から外れているとき、前記送信機から冷暖房運転の入り切りの空中伝播信号を再送信させる再送信判定手段を有することを特徴とする全館空調システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の全館空調システムにおいて、
    前記再送信判定手段は、前記温度センサの検出温度を所定時間毎にサンプリングし、
    前記送信機から冷暖房運転の入り、または切りの空中伝播信号が送信されたとき、送信前の所定時間にサンプリングした前記温度センサの検出温度から当該所定時間の温度変化を勾配として算出し、送信後の一定時間にサンプリングした前記温度センサの検出温度から当該一定時間の温度変化を勾配として算出し、
    暖房入りの空中伝播信号を送信したとき、前記送信後の前記一定時間毎の温度変化の勾配が送信前の前記所定時間の温度変化の勾配と同等以下の場合、暖房運転入り後に想定される温度変化から外れているとして、暖房入りおよび空調目標温度の空中伝播信号を再び送信させ、
    暖房切りの空中伝播信号を送信したとき、前記送信後の前記一定時間毎の温度変化の勾配が送信前の前記所定時間の温度変化の勾配と同等以上の場合、暖房運転切り後に想定される温度変化から外れているとして、暖房切りの空中伝播信号を再び送信させ、
    冷房入りの空中伝播信号を送信したとき、前記送信後の前記一定時間毎の温度変化の勾配が送信前の前記所定時間の温度変化の勾配と同等以上の場合、冷房運転入り後に想定される温度変化から外れているとして、冷房入りおよび空調目標温度の空中伝播信号を再び送信させ、
    冷房切りの空中伝播信号を送信したとき、前記送信後の前記一定時間毎の温度変化の勾配が送信前の前記所定時間の温度変化の勾配と同等以下の場合、冷房運転切り後に想定される温度変化から外れているとして、冷房切りの空中伝播信号を再び送信させる、
    ことを特徴とする全館空調システム。
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