JP2019127072A - 空調用レジスタ - Google Patents
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Abstract
Description
なお、以下の記載においては、車両の進行方向(前進方向)を前方とし、後進方向を後方とし、高さ方向を上下方向として説明する。また、車幅方向(左右方向)については、車両を後方から見た場合を基準として方向を規定する。
通風路13は、リテーナ11の4つの壁部によって取り囲まれている。これらの4つの壁部は、車幅方向に相対向する一対の対向壁部(縦壁部)21,22と上下方向に相対向する一対の対向壁部(横壁部)23とからなる。各対向壁部21,22は、吹出口16の対応する長辺部18の上流に位置し、各対向壁部23は、吹出口16の対応する短辺部17の上流に位置している。
中間フィン31及び両端フィン32,33を通過する前の空調用空気A1の流れ方向を「通過前流れ方向」とする。各対向壁部21,22において、吹出口16の長辺部18の上流側に近接し、かつ中間フィン31及び両端フィン32,33を挟み込む箇所には、空調用空気A1の流れ方向を変更するガイド面24,25が形成されている。両ガイド面24,25は、上流側ほど互いの間隔が広くなるように、上記通過前流れ方向に対し傾斜している。対向壁部21,22に両ガイド面24,25が形成されることで、上記流入口14が上記吹出口16よりも幅広となり、流入口14の開口面積S1が吹出口16の開口面積S2よりも大きくされている。
条件1:図3に示すように、中間フィン31及び両端フィン32,33が上記可動範囲の一方の端まで傾動されたとき、上流端部32aが左側のガイド面24に最接近した端フィン32と同ガイド面24とが、通過前流れ方向に対し同一傾向の方向に傾斜すること。
条件2:図4に示すように、中間フィン31及び両端フィン32,33が上記可動範囲の他方の端まで傾動されたとき、上流端部33aが右側のガイド面25に最接近した端フィン33と同ガイド面25とが、通過前流れ方向に対し同一傾向の方向に傾斜すること。
本実施形態の空調用レジスタ10では、互いに平行に配列された中間フィン31及び両端フィン32,33が、それらの下流端部に設けられたフィン軸35を支点として、互いに同期した状態で同一方向へ傾動させられる。この傾動に伴い、通過前流れ方向に対する中間フィン31及び両端フィン32,33の傾斜度合いが変化する。
さらに、本実施形態では、上記上流端部32aと対向壁部21との間隙G1を1mm以上(2mm)に設定している。そのため、図3に示すように、中間フィン31及び両端フィン32,33が可動範囲の一方の端まで傾動されて、一方の端フィン32の上流端部32aが最寄りの対向壁部21のガイド面24よりも上流の箇所に最接近したとき、空調用空気A1が、異音(笛吹音)の発生を抑制しつつ間隙G1をスムーズに流れるようにすることができる。
・吹出口16が縦長の長方形状となることで、同吹出口16の開口面積S2が小さくなる。こうした開口面積S2の小さな吹出口16を有する薄型の空調用レジスタ10では、通風抵抗となって圧力損失の一因となる中間フィン31及び端フィン32,33が、圧力損失に及ぼす影響の度合いは、非薄型の空調用レジスタよりも大きい。薄型の空調用レジスタ10では、特に対策が講じられないと、圧力損失が大きくなり、吹出口16から吹出される空調用空気A1の量が少なくなる。
・中間フィン31の数が「2」以上、又は「0」に変更されてもよい。
この場合、両ガイド面24,25の形状及び大きさが車幅方向に互いに対称の関係となる形状及び大きさに変更されてもよい。
同様に、角度α4は角度α2と同一であることが望ましいが、同角度α2を含む数度の角度範囲内に属する値であってもよい。
・中間フィン31及び両端フィン32,33が可動範囲の端まで傾動されたとき、端フィン32の上流端部32aが対向壁部21のガイド面24よりも上流の箇所に最接近することに加え、端フィン33の上流端部33aが対向壁部22のガイド面25よりも上流の箇所に最接近する構成に変更されてもよい。
・上記空調用レジスタは、横長の吹出口を有する薄型の空調用レジスタに適用されてもよい。
・上記空調用レジスタは、インストルメントパネルのうち、車幅方向におけるディスプレイ装置の両側とは異なる箇所に組込まれる空調用レジスタにも適用可能である。
・上記空調用レジスタは、空調装置から送られてきて吹出口から室内に吹出す空調用空気の向きを変更するものであれば、車両に限らず広く適用可能である。
Claims (5)
- 空調用空気の通風路が形成され、かつ前記通風路の上流端部を流入口とするとともに下流端部を吹出口とするリテーナを備え、
前記リテーナは、対向配置された一対の対向壁部を備え、
両対向壁部間に平行に配列され、かつ互いに同期した状態で同一方向へ傾動する複数のフィンが、それぞれ下流端部に設けられたフィン軸において前記リテーナに支持され、
前記フィンを通過する前の空調用空気の流れ方向を通過前流れ方向とした場合、各対向壁部において、前記吹出口の上流側に近接し、かつ複数の前記フィンを挟み込む箇所には、上流側ほど互いの間隔が広くなるように、前記通過前流れ方向に対し傾斜するガイド面が形成されることで、前記流入口の開口面積が前記吹出口の開口面積よりも大きく設定された空調用レジスタであって、
配列方向における両端に位置するフィンを端フィンとした場合において、各端フィンの前記フィン軸は最寄りの前記対向壁部から離れていて、同対向壁部との間に空調用空気の流路を形成しており、全ての前記フィンが可動範囲の端まで傾動されたときに、上流端部が前記ガイド面に最接近した前記端フィンと同ガイド面とは、前記通過前流れ方向に対し同一傾向の方向に傾斜するものである空調用レジスタ。 - 全ての前記フィンが可動範囲の端まで傾動されたときに、上流端部が前記ガイド面に最接近した前記端フィンと同ガイド面とは、互いに同一の角度で前記通過前流れ方向に対し傾斜するものである請求項1に記載の空調用レジスタ。
- 全ての前記フィンが可動範囲の端まで傾動されたとき、一方の端フィンの上流端部は最寄りの前記対向壁部の前記ガイド面よりも上流の箇所に最接近するものであり、
全ての前記フィンが可動範囲の端まで傾動されたとき、前記端フィンの上流端部と、前記対向壁部において前記上流端部が最接近した箇所との間には、1mm以上の大きさの間隙が形成される請求項1又は2に記載の空調用レジスタ。 - 全ての前記フィンが、可動範囲の端まで傾動されたとき、一方の端フィンの上流端部は最寄りの前記対向壁部の前記ガイド面に最接近するものであり、
全ての前記フィンが、可動範囲の端まで傾動されたとき、前記端フィンの上流端部と前記ガイド面との間には、1mm以上の大きさの間隙が形成される請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調用レジスタ。 - 前記吹出口は、相対向する一対の長辺部と、両長辺部に対し直交した状態で相対向する一対の短辺部とからなる長方形状をなし、
各ガイド面は、前記長辺部の上流側に近接しており、
各フィンは、前記短辺部の延びる方向に沿って配列されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調用レジスタ。
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JP2018008295A JP6985162B2 (ja) | 2018-01-22 | 2018-01-22 | 空調用レジスタ |
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JP2018008295A JP6985162B2 (ja) | 2018-01-22 | 2018-01-22 | 空調用レジスタ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3133904A1 (fr) * | 2022-03-24 | 2023-09-29 | Psa Automobiles Sa | Vehicule automobile comprenant un aerateur de planche de bord |
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JPH0382209U (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-22 | ||
JPH07266865A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-17 | Suzuki Motor Corp | 空調装置のベンチレータ構造 |
JP2013116650A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-13 | Howa Kasei Kk | レジスタ |
JP2015033905A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 豊和化成株式会社 | レジスタ |
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-
2018
- 2018-01-22 JP JP2018008295A patent/JP6985162B2/ja active Active
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