JP2019126277A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】天板の閉状態が確実に保持されつつ、脱穀装置の保守点検における煩わしさが軽減されたコンバインを提供する。【解決手段】刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置に、機体フレームに支持された装置本体9Wと、装置本体9Wの上部に水平軸回りに揺動可能に支持され、上部を上方に開放する開状態と上部を閉塞する閉状態とに亘って揺動可能な天板20と、天板を閉状態に位置保持可能なロック機構40と、が備えられ、ロック機構40に、天板20及び装置本体9Wのうち一方に設けられた第一係合部41と、天板及び装置本体9Wのうち他方に設けられて第一係合部と係合可能な第二係合部42と、が備えられ、第一係合部41と第二係合部42とが係合する係合状態を保持可能な保持機構45が備えられている。【選択図】図6

Description

本発明は、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置に、機体フレームに支持された装置本体と、装置本体の上部に水平軸回りに揺動可能に支持され、上部を上方に開放する開状態と上部を閉塞する閉状態とに亘って揺動可能な天板と、が備えられたコンバインに関する。
例えば、特許文献1において、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置(文献の符号「6」)に、機体フレーム(文献の符号「1」)に支持された装置本体と、装置本体の上部に支持された天板(文献の符号「111」)と、が備えられたコンバインが開示されている。特許文献1における天板は、脱穀装置に対してヒンジを介して水平軸回りに揺動可能に支持されている。また、特許文献2において、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置(文献の符号「9」)に、装置本体と、装置本体の上部に支持された天板(文献では「解放側カバー36a」)と、が備えられたコンバインが開示されている。特許文献2における天板は、装置本体の上部に水平軸回りに揺動可能に支持され、上部を上方に開放する開状態と上部を閉塞する閉状態とに亘って揺動可能である。
特開2017−055706号公報(図2) 特開2011−250750号公報(図5,図6)
ところで、特許文献1及び特許文献2に開示された天板を閉状態に保持するために、天板の複数個所がボルト固定される構成が通常である。この構成であれば、天板の閉状態が確実に位置保持されるが、脱穀装置の保守点検における天板の開閉時に、複数個所でボルトの解結作業や解結作業を伴うため、保守点検に工数を要して煩わしいものとなる。
上述の実情に鑑みて、本発明の目的は、天板の閉状態が確実に保持されつつ、脱穀装置の保守点検における煩わしさが軽減されたコンバインを提供することにある。
本発明のコンバインは、
刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置に、機体フレームに支持された装置本体と、前記装置本体の上部に水平軸回りに揺動可能に支持され、前記上部を上方に開放する開状態と前記上部を閉塞する閉状態とに亘って揺動可能な天板と、前記天板を前記閉状態に位置保持可能なロック機構と、が備えられ、
前記ロック機構に、前記天板及び前記装置本体のうち一方に設けられた第一係合部と、前記天板及び前記装置本体のうち他方に設けられて前記第一係合部と係合可能な第二係合部と、が備えられ、
前記第一係合部と前記第二係合部とが係合する係合状態を保持可能な保持機構が備えられていることを特徴とする。
本発明によると、ロック機構に第一係合部と第二係合部とが備えられ、第一係合部と第二係合部との係合によって天板が閉状態に位置保持され、第一係合部と第二係合部との係合が解除されることによって、天板が揺動可能となる。つまり、脱穀装置の保守点検において天板を開閉する場合、第一係合部及び第二係合部を係合又は係合解除するだけ済み、保守点検の工数が削減されて煩わしさが低減される。また、本発明では、第一係合部及び第二係合部の係合が保持機構によって確実に保持されるため、天板の閉状態が確実に位置保持される。その結果、天板の閉状態が確実に保持されつつ、脱穀装置の保守点検における煩わしさが軽減されたコンバインが実現される。
本発明において、
前記第一係合部は、前記第二係合部と係合可能な係合位置と前記第二係合部と係合しない第一退避位置とに亘って切換可能なように構成され、
前記保持機構は、前記係合状態を保持可能な保持位置と前記係合状態を保持しない第二退避位置とに亘って切換可能なように構成され、
前記天板が前記閉状態の方向に動作して、前記第一係合部に前記第二係合部の押圧力が作用すると、前記第一係合部は、前記第一退避位置側に切換えられるように構成され、
前記天板が前記閉状態の方向に動作して、前記保持機構に前記第二係合部の押圧力が作用すると、前記保持機構は、前記第二退避位置側に切換えられるように構成され、
前記第一係合部に、前記第一係合部を前記係合位置側へ付勢する付勢機構が備えられていると好適である。
本構成であれば、天板が閉状態側に動作して、第一係合部と第二係合部とが干渉する場合であっても、天板が閉状態側にそのまま動作するだけで、第一係合部が第一退避位置側に切換えられる。また、天板が閉状態側に動作して、保持機構と第二係合部とが干渉する場合であっても、天板が閉状態側にそのまま動作するだけで、保持機構が第二退避位置に切換えられる。これにより、第一係合部を予め第一退避位置に切換えたり、保持機構を予め第二退避位置に切換えたりしておく必要が無く、天板が閉状態側に動作する際の煩わしさが軽減される。更に、付勢機構によって第一係合部が前記係合位置側へ付勢されるため、天板が閉状態になると、第一係合部と第二係合部とが係合して天板が閉状態に位置保持される。これにより、簡単な作業でロック機構が天板を閉状態に位置保持可能となる。
本発明において、
前記第一係合部に、前記天板及び前記装置本体のうち一方に揺動可能に支持された第一揺動部材が備えられ、
前記保持機構に、前記天板及び前記装置本体のうち前記第一揺動部材が設けられた側に揺動可能に支持された第二揺動部材が備えられ、
前記第一揺動部材に、前記第二係合部と当接可能な第一カムが設けられ、
前記第二揺動部材に、前記第二係合部と当接可能な第二カムが設けられ、
前記第一揺動部材は、前記第一カムに前記第二係合部の押圧力が作用することによって前記第一退避位置側に揺動するように構成され、
前記第二揺動部材は、前記第二カムに前記第二係合部の押圧力が作用することによって前記第二退避位置側に揺動するように構成されていると好適である。
本構成によると、第一係合部の係合位置と第一退避位置とに亘る切換えが第一揺動部材の揺動によって実現され、保持機構の保持位置と第二退避位置とに亘る切換えが第二揺動部材の揺動によって実現される。また、第一カム及び第二カムの夫々が、第二係合部と当接可能な構成であるため、第一揺動部材の第一退避位置側への揺動と、第二揺動部材の第二退避位置側への揺動と、が簡素な構成によって実現される。
本発明において、
前記第二揺動部材は、前記第一揺動部材に揺動可能に支持されていると好適である。
本構成であれば、第二揺動部材は第一揺動部材に支持されているため、第二揺動部材は第一揺動部材に対して移動不能な構成となる。このため、第一揺動部材と第二揺動部材とが一体的な構成となり、第二揺動部材が第一揺動部材以外に支持される構成と比較して、コンパクトな構成が可能となる。また、保持機構が第一係合部及び第二係合部の係合状態を保持する状態で、第一退避位置側に揺動する力が第一揺動部材に作用する場合であっても、第二揺動部材を介して係合位置側の反力が、より一層確実に第一揺動部材に作用する。
本発明において、
前記脱穀装置の前方に運転部が備えられると共に、前記運転部の後方かつ前記脱穀装置の側方にグレンタンクが備えられ、かつ、前記天板が前記グレンタンクの位置する側とは反対側の機体外側に揺動するように構成され、
複数の前記ロック機構が、前記脱穀装置のうち、前記グレンタンクの位置する側の側部に、前後方向に並ぶ状態で備えられ、
前記複数のロック機構に亘るように横架され、前記複数のロック機構を連動連係するリンク機構と、前記複数のロック機構のうち最前端のロック機構に設けられて前記最前端のロック機構を操作可能な操作具と、が備えられていると好適である。
本構成によると、複数のロック機構が前後に並んで設けられるため、ロック機構が一つである場合と比較して、天板の閉状態を強固に位置保持可能となる。また、複数のロック機構がリンク機構によって連動連係され、操作具が、脱穀装置の前側寄りに位置する最前端のロック機構に備えられているため、操作具を脱穀装置及びグレンタンクの前方に配置し易くなる。このため、操作具が最前端のロック機構以外のロック機構に備えられている場合と比較して、操作具を広いスペースに配置し易く、運転部から操作可能なように操作具を配置し易くなる。
本発明において、
前記天板の端部に、前記第二係合部を取り付けるためのステーが立設され、
前記第一係合部は、前記装置本体の上端から上方に向かって延設されていると好適である。
ロック機構は脱穀装置のうち、グレンタンクの位置する側の側部に備えられている。このため、第一係合部及び第二係合部が脱穀装置とグレンタンクとの間の隙間に配置される構成であると、ロック機構が運転部から見え難くなる虞がある。本構成であれば、第一係合部及び第二係合部が装置本体の上端から出来るだけ高い位置に設けられるため、第一係合部及び第二係合部が、脱穀装置やグレンタンクに視界を遮られることなく視認され易くなる。また、本構成では、第一係合部及び第二係合部が脱穀装置とグレンタンクとの間の隙間に配置される場合と比較して、第一係合部及び第二係合部が広いスペースに設けられており、他の装置や部材と干渉する虞が低減される。
本発明において、
前記第一係合部はフックであり、前記第二係合部はピンであり、前記保持機構は前記フックの開口を前記ピンが外れないように閉塞可能であると好適である。
本構成によって、ロック機構が、ピンとフックという簡素な構成で実現され、保持機構が、フックの開口を閉塞するだけという簡素な構成で実現される。なお、本構成においてフックの開口を閉塞する状態とは、フック開口を全て閉塞する状態だけではなく、ピンが外れないようにフックの開口を部分的に閉塞する状態も含まれる。
本発明において、
前記フックは前記装置本体に設けられ、前記ピンは前記天板に設けられていると好適である。
本構成であれば、天板にフックが設けられる構成と比較して、天板側の構成がシンプルになる。また、本構成であれば、天板にフックが設けられる構成と比較して、先端が他の部材等に引っ掛かる虞が少なくなり、天板の揺動操作が円滑になる。
コンバインの左側面図である。 コンバインの平面図である。 脱穀装置の天板及び送塵弁を示す平面図である。 脱穀装置の天板の開閉を示す正面図である。 脱穀装置のロック機構を示す右側面図である。 ロック機構及び保持機構を示す拡大右側面図である。 ロック機構及び保持機構の動作を示す説明図である。 ロック機構及び保持機構の動作を示す説明図である。 ロック機構及び保持機構の動作を示す説明図である。 ロック機構及び保持機構の動作を示す説明図である。 ロック機構及び保持機構の動作を示す説明図である。 ロック機構及び保持機構の動作を示す説明図である。 ロック機構及び保持機構の動作を示す説明図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、図1に示される矢印Fの方向を「機体前側」、矢印Bの方向を「機体後側」、矢印Fの方向に向かって左側の方向、即ち図2に示される矢印Lの方向を「機体左側」、矢印Fの方向に向かって右側の方向、即ち図2に示される矢印Rの方向を「機体右側」とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1及び図2に、本発明の「コンバイン」に相当する普通型コンバインが示されている。本コンバインに、機体フレーム1と、クローラ走行装置2と、が備えられている。機体の前方に、植立穀稈を刈り取る刈取部3が設けられている。刈取部3に、植立穀稈を掻き込む掻込リール4と、植立穀稈を切断する刈刃5と、刈取穀稈を掻き込む掻込オーガ6と、が備えられている。
機体の前部における右側に、運転部7が設けられ、運転部7は、運転用のキャビンを有する。運転部7の後方に、脱穀処理後の穀粒を貯留するグレンタンク8が設けられている。グレンタンク8の左側方に、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置9が設けられている。刈取部3と脱穀装置9とに亘って、刈取穀稈を脱穀装置9に向けて搬送するフィーダ10が設けられている。グレンタンク8内の穀粒を外部に排出する穀粒排出装置11が設けられている。穀粒排出装置11に、縦搬送部11Aと、横搬送部11Bと、が備えられている。縦搬送部11Aの下端部は、グレンタンク8に連通接続されている。横搬送部11Bは、縦搬送部11Aの上端部に上下揺動可能に連結されている。脱穀装置9の後部に、脱穀装置9による脱穀処理後の排藁を細断処理する排藁処理装置12が設けられている。なお、グレンタンク8は、縦搬送部11Aを軸芯に揺動可能なように構成され、グレンタンク8が機体右方に揺動した状態で、図3の二点鎖線で示されるようにグレンタンク8が機体前後方向に対して傾斜する。この状態で、脱穀装置9の機体右方にスペースが確保され、作業者はこの箇所から脱穀装置9をメンテナンスできる。
脱穀装置9に扱室が形成され、扱室に扱胴13が設けられている。扱胴13は、機体前後方向に沿う軸芯回りで回転可能である。扱胴13は、扱胴13の前部に設けられた掻込み部13Aと、掻込み部13Aの後方に設けられた扱き処理部13Bと、を有する。扱胴13の下方に、受網14が設けられている。脱穀装置9の下部に、選別対象物を機体後方に移送しながら篩い選別する揺動選別装置15や、揺動選別装置15に選別風を送風する唐箕16、一番物の穀粒(単粒化穀粒等)を回収する一番回収部17、二番物の穀粒(枝梗付き穀粒等)を回収する二番回収部18が設けられている。これにより、本実施形態における脱穀装置9の装置本体9Wが構成されている。
〔脱穀装置の天板〕
図3及び図4に示されるように、扱室の上方は、脱穀装置9の前後に亘って天板20によって覆われている。天板20の左側部、即ち機体横外側の側部は、脱穀装置9の左側壁部9Lに複数のヒンジ20Lを介して連結されている。複数のヒンジ20Lは、前後向きの水平軸芯Xに沿って、前後に並んで左側壁部9Lに配置されている。これにより、天板20は、左側壁部9Lに対してヒンジ20Lを介して水平軸芯X回り(水平軸回り)に揺動可能なように構成されている。天板20は、機体の上下方向の揺動によって、扱胴13の上部を覆う閉状態(図4の二点鎖線で示された状態)と、扱胴13の上部を開放する開状態と、に切換可能なように構成されている。
天板20に、握り部21と、ガスダンパー22と、が備えられている。握り部21は、天板20の右側部、即ちヒンジ20Lの位置する側とは反対側の側部における前端部と後端部との夫々に設けられ、作業者が天板20を揺動操作するために掴む部分である。作業者は、前後の握り部21,21の何れか一方を操作することで、天板20が揺動可能となる。ガスダンパー22は、天板20の前端及び後端に夫々設けられている。天板20の前端に設けられているガスダンパー22は、天板20の前壁部20Fと、脱穀装置9の前壁部9Fと、に夫々揺動可能なように連結されている。天板20の後端に設けられているガスダンパー22は、天板20の後壁部20Bと、脱穀装置9の後壁部9Bと、に夫々揺動可能なように連結されている。ガスダンパー22,22の夫々は、天板20の揺動に伴って伸縮し、かつ、天板20の揺動操作が行われない状態で、天板20の開状態を保持可能なように構成されている。
図3に示されるように、天板20の内側、即ち扱胴13の位置する側に、第一送塵弁23と、複数の第二送塵弁24と、が設けられている。第一送塵弁23は、移動不能かつ揺動不能な状態で掻込み部13Aの上方に設けられている。複数の第二送塵弁24は、扱胴13の回転軸芯に沿う方向に間隔を空けて並ぶ状態で扱き処理部13Bの上方に設けられている。天板20における水平面部20Hに、前後方向に沿って等間隔に複数の取付ボス部26が設けられている。夫々の取付ボス部26の中心が縦向きの揺動軸芯Pとなっており、夫々の第二送塵弁24が、揺動軸芯P回りに揺動可能なように、取付ボス部26に支持されている。つまり、複数の第二送塵弁24は、揺動軸芯P回りに揺動して、刈取穀稈を機体後方へ送り出すための送り角度が変更可能なように構成されている。また、複数の第二送塵弁24の一端側の前後方向に亘って連動リンク25が連結され、夫々の第二送塵弁24は、連動リンク25を介して互いに連動しながら揺動する。
天板20の外側に、複数の第二送塵弁24のうちの前から二番目の第二送塵弁24と取付ボス部26を介して連結された状態で、バネ板製の調節レバー27が前方向きに延出する状態で備えられている。調節レバー27は、運転部7から窓越しに操作できる状態で設けられている。調節レバー27と二番目の第二送塵弁24とは一体的に揺動する。作業者が調節レバー27を揺動操作すると、複数の第二送塵弁24が、連動リンク25を介して、同じ揺動方向かつ同じ角度で揺動し、複数の第二送塵弁24の送り角度が変化する。調節レバー27が機体右側に揺動するほど、複数の第二送塵弁24の送り角度は大きくなり、刈取穀稈が機体後方に案内され易くなる。
調節レバー27に位置決めピン27Aが設けられている。水平面部20Hのうち、調節レバー27の揺動範囲に亘って位置決めピン27Aと対向する箇所に固定部材28が固定されている。固定部材28に、複数のピン孔28aが、位置決めピン27Aと係合可能なように形成され、一つのピン孔28aに位置決めピン27Aが挿入されることによって、調節レバー27の揺動位置が固定部材28によって保持される。これにより、複数の第二送塵弁24が、調節レバー27の揺動位置に対応する送り角度で保持される。
作業者が調節レバー27の遊端側を持ち上げると、調節レバー27の弾性変形によって位置決めピン27Aがピン孔28aから上方に外れる。この状態で、作業者が調節レバー27を揺動操作し、他のピン孔28aに位置決めピン27Aを挿入することによって、複数の第二送塵弁24の送り角度の変更及び保持が可能となる。
水平面部20Hのうち、調節レバー27の揺動範囲に亘る箇所に、上端が調節レバー27よりも上方に位置する門型状の上昇規制部材20Aが設けられている。調節レバー27は、水平面部20Hと上昇規制部材20Aとによって囲まれた領域を貫通する。作業者が、調節レバー27の遊端側を上昇規制部材20Aの上端よりも高く持ち上げると、調節レバー27と上昇規制部材20Aとが当接し、調節レバー27の上方向の弾性変形量が上昇規制部材20Aによって規制される。これにより、作業者が調節レバー27を持ち上げ過ぎて調節レバー27が塑性変形する虞が防止される。
固定部材28から、運転部7の位置する側に隣接して、ラベル29が設けられている。ラベル29は、平面視で調節レバー27の揺動範囲と重複する状態で設けられている。つまり、ラベル29のうち、ピン孔28aに対応する箇所ごとに、調節レバー27の揺動角度に対応する第二送塵弁24の送り角度が表示されている。また、第二送塵弁24の送り角度の大小がラベル29に矢印で表示されている。矢印の端部のうち、送り角度が大きくなる側の端部が「開」と表示され、送り角度が小さくなる側の端部が「閉」と表示される。これにより、作業者はラベル29を確認しながら調節レバー27を操作でき、ラベル29の誤操作を防止できる。
〔ロック機構〕
図5等に示されるように、天板20を閉状態に位置保持可能なロック機構40が、天板20の右側部と、脱穀装置9の右側壁部9Rの上端部と、の連接箇所に備えられている。天板20の右側部と、脱穀装置9の右側壁部9Rの上端部と、はヒンジ20Lが位置する側とは反対側の側部である。本実施形態では、前後方向に並んで三個のロック機構40が備えられている。複数のロック機構40のうち、最前端に第一ロック機構40Aが設けられ、最後端に第三ロック機構40Cが設けられ、第一ロック機構40Aと第三ロック機構40Cとの間に第二ロック機構40Bが設けられている。ロック機構40に、フック41(第一揺動部材)と、ピン42と、が備えられている。また、第一ロック機構40Aを操作可能な操作具44と、保持機構としての保持部材45(第二揺動部材)と、が備えられている。更に、第一ロック機構40Aと第二ロック機構40Bとに亘って横架するリンク機構としての連動リンク43Aと、第二ロック機構40Bと第三ロック機構40Cとに亘って横架するリンク機構としての連動リンク43Bと、が備えられている。
脱穀装置9の右側壁部9Rの上端部に、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々に対応するための支持部9Ra,9Rb,9Rcが、前後に並ぶ状態で設けられている。支持部9Ra,9Rb,9Rcの夫々は、右側壁部9Rの上端部にボルト固定されている。また、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々に対応するために、天板20の右側部に、ステー20Sa,20Sb,20Scが立設されている。ステー20Sa,20Sb,20Scの夫々は、天板20の右側部に前後に並ぶ状態で溶接固定されている。天板20が閉状態の場合において、支持部9Raとステー20Saとは左右方向で対向し、支持部9Rbとステー20Sbとは左右方向で対向し、支持部9Rcとステー20Scとは左右方向で対向する。
第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々において、支持部9Ra,9Rb,9Rcに、フック41の下端部が連結ピン9Rpを介して揺動可能なように夫々連結される。機体側面視において、連結ピン9Rpの中心は、機体横向きの揺動軸芯Yであり、フック41は、揺動軸芯Y回りに揺動可能なように、支持部9Ra,9Rb,9Rcに夫々連結される。これにより、本実施形態における第一係合部が構成され、第一係合部は、脱穀装置9の装置本体9Wの上端から上方に向かって延設されている。
第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々のピン42,42,42は、グレンタンク8の位置する側へ突出するように、ステー20Sa,20Sb,20Scに夫々取り付けられる。これにより、本実施形態における第二係合部が構成される。
第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々において、揺動軸芯Yはピン42の下方に位置する。つまり、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々において、揺動軸芯Yとピン42とは平面視で重複する。また、ピン42の円柱周方向に沿って、中空円柱状のカラー42Aが備えられ、カラー42Aはピン42に対して相対回転自在に構成されている。
第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々において、図6乃至図13に示されるように、フック41の短手方向の一端側から他端側に凹入するU字状の凹部41aが形成されている。本実施形態では、天板20が閉状態の場合において、フック41が右側面視で時計回りに揺動し、フック41の凹部41aがピン42に鉤掛けられることによって、フック41及びピン42が係合する係合状態となる。このときのフック41の位置が、フック41及びピン42が係合可能な係合位置である。フック41の位置が係合位置である状態で、フック41の長手方向が機体上下方向に沿い、凹部41aの開口は機体前側に位置する状態となる。フック41が、係合位置から右側面視で反時計回りに揺動すると、凹部41aがピン42から外れ、フック41とピン42とが係合しない非係合状態(図7及び図8に示される状態)に切換えられる。このときのフック41の位置が退避位置(第一退避位置)である。なお、フック41の退避位置は、フック41とピン42とが非係合状態となる位置であれば良く、フック41の揺動角度や、フック41における遊端部のピン42に対する前後位置関係は、適宜変更可能である。
フック41の遊端部にカム41c(第一カム)が形成され、カム41cはピン42と当接可能である。カム41cは、フック41の係合位置側ほど揺動軸芯Yに近づくように傾斜する。カム41cとピン42とが当接した状態で、天板20が閉状態側に揺動すると、カム41cにピン42の押圧力が作用する。カム41cは、フック41の係合位置側ほど揺動軸芯Yに近づくように傾斜するため、ピン42の押圧力は、下方向の力と、フック41における退避位置側の方向の力と、に分散される。これにより、カラー42Aとカム41cとが当接してカラー42Aが回転し、ピン42に押し出される状態でフック41が退避位置側に揺動する。カム41cは、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cのうちの何れか一つに設けられる構成であっても良いし、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々に設けられる構成であっても良い。
カム41cと凹部41aとの間には中間カム41fが形成されている。中間カム41fは、フック41の退避位置側ほど揺動軸芯Yに近づくように傾斜し、カム41cと中間カム41fとの間は山形に形成されている。ピン42が、フック41に対して下方向に移動してカム41cと中間カム41fとの間の山部を越えると、ピン42は、中間カム41fに沿って凹部41aに案内される。
第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々において、フック41のうち、揺動軸芯Yと凹部41aとの間の箇所に連結部41bが設けられている。第一ロック機構40Aと第二ロック機構40Bとの夫々の連結部41bに、棒状の連動リンク43Aの両端が揺動可能なように連結され、連動リンク43Aは第一ロック機構40Aと第二ロック機構40Bとに亘って前後方向に横架する。また、第二ロック機構40Bと第三ロック機構40Cとの夫々の連結部41bに、棒状の連動リンク43Bの両端が揺動可能なように連結され、連動リンク43Bは第二ロック機構40Bと第三ロック機構40Cとに亘って前後方向に横架する。
この構成によって、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々のフック41,41,41が、連動リンク43A及び連動リンク43Bを介して互いに連動連係される。即ち、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cのうち、一つのロック機構40におけるフック41が係合位置側に揺動すると、他の全てのロック機構40におけるフック41も連動して係合位置側に揺動する。これにより、全てのロック機構40におけるフック41及びピン42は非係合状態から係合状態に切換えられる。フック41及びピン42が係合状態から非係合状態に切換えられる場合も、全てのフック41は連動して退避位置側に揺動する。
第一ロック機構40Aにおける連結ピン9Rpに、付勢機構としてのトーションバネ46が巻き掛けられている。トーションバネ46の一端部は連結部41bに係止され、トーションバネ46の他端部は支持部9Raの後下部に設けられたバネ受部9Asに係止されている。このようにトーションバネ46が装着された状態で、トーションバネ46の両端の距離が広がる方向にトーションバネ46の付勢力が作用し、フック41は係合位置側に揺動するように付勢されている。
グレンタンク8が機体右方へ揺動した状態(図3において二点鎖線で示された状態)で、脱穀装置9の機体右方に、機体前側ほど広い作業スペースが確保される。このため、操作具44が第二ロック機構40Bや第三ロック機構40Cに設けられる構成と比較して、作業者が操作具44を操作し易くなるように、操作具44は第一ロック機構40Aに設けられている。第一ロック機構40Aにおいて、操作具44は、フック41から前上方に延出する状態で設けられている。操作具44の揺動基端部はフック41に溶接固定され、操作具44はフック41を介して脱穀装置9の右側壁部9Rの前側上端部に支持されている。操作具44は、断面視で円形状の金属棒によって構成され、フック41の揺動動作と連動して、揺動軸芯Y回りに上下方向に揺動可能なように構成されている。操作具44の遊端部が機体前向きであるため、作業者は運転部7から窓越しに操作具44を操作できる。
作業者が操作具44を上下方向に操作すると、第一ロック機構40Aにおけるフック41が連動して揺動し、連動リンク43A及び連動リンク43Bを介して、第二ロック機構40B及び第三ロック機構40Cにおける夫々のフック41,41も連動して揺動する。作業者が操作具44を上方向へ操作すると、夫々のフック41,41,41は退避位置側に揺動し、作業者が操作具44を下方向へ操作すると、夫々のフック41,41,41は係合位置側に揺動する。なお、作業者が操作具44を上方向へ操作した後に下方向へ操作しなくても、トーションバネ46の付勢力によって、夫々のフック41,41,41は係合位置側に揺動する。
天板20が閉状態の場合において、夫々のフック41,41,41が係合位置に揺動すると、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々は、天板20の閉状態を位置保持する位置保持状態となる。このときの操作具44の上下位置は、上下の揺動範囲の下限位置となる。また、トーションバネ46の付勢力によって、操作具44の下限位置が保持される。あるいは、作業者が、トーションバネ46の付勢力よりも強く、操作具44を下方向に操作することによって、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々をしっかりと位置保持状態にすることができる。
作業者がトーションバネ46の付勢力に抗して操作具44を上方向に操作すると、夫々のフック41,41,41が、退避位置側に揺動し、夫々のフック41及びピン42が非係合状態に切換えられる。これにより、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々の位置保持状態は解除される。
〔保持機構〕
図6乃至図13に示されるように、第一ロック機構40Aにおいて、フック41の遊端側に、フック41とピン42との係合状態を保持可能な保持機構としての保持部材45が備えられている。フック41のうち、凹部41aの位置する箇所よりも遊端側に、保持部材45の軸芯、即ち機体横向きの揺動軸芯Zとなる円形の第一突起部41dが形成され、第一突起部41dの位置する箇所よりも更に遊端側に円形の第二突起部41eが形成されている。保持部材45に、第一突起部41dと係合可能な円形のピン孔45Aと、第二突起部41eと係合可能な長孔45Bと、が形成されている。長孔45Bはピン孔45Aを中心に湾曲する円弧状に形成されている。第一突起部41dとピン孔45Aとがピン連結され、第二突起部41eと長孔45Bとが係合する。この状態で、保持部材45はフック41に支持され、長孔45Bの穿孔範囲で、揺動軸芯Z回りに揺動可能なように構成されている。つまり、保持部材45は、フック41の遊端側に設けられ、フック41に対して相対的に揺動可能なように構成されているが、フック41に対して移動不能なように構成されている。
保持部材45のうち、揺動軸芯Zを挟んで一端側に凹部45Cが形成され、凹部45Cはピン42に鉤掛け可能である。また、保持部材45のうち、揺動軸芯Zを挟んで凹部45Cの位置する側とは反対側の端部に先細部45Dが形成され、先細部45Dは遊端側ほど短手方向の幅が小さくなるように形成されている。これにより、保持部材45の重心が、揺動軸芯Zに対して凹部45Cの位置する側に偏重するように、保持部材45は構成されている。
保持部材45が右側面視で時計回りに揺動して、長孔45Bの端部と第二突起部41eとが当接すると、凹部45Cは揺動軸芯Zよりも機体前側に位置し、かつ、凹部41aと凹部45Cとが対向する。このときの保持部材45の位置は、保持部材45が凹部41aの開口を閉塞する保持位置となる。
保持部材45が右側面視で反時計回りに揺動し、長孔45Bの端部と第二突起部41eとが当接すると、保持部材45の位置は、図11乃至図13に示されるように、保持部材45が凹部41aの開口を開放する退避位置(第二退避位置)となる。凹部45Cは揺動軸芯Zよりも上側に位置し、先細部45Dは揺動軸芯Zよりも下側に位置する。この状態で、保持部材45の重心が、揺動軸芯Zよりも上側に位置するため、保持部材45は、自重によって、保持位置に揺動し易い構成となっている。なお、保持部材45の退避位置は、保持部材45が凹部41aの開口を開放する位置であれば良く、保持部材45の揺動角度や、保持部材45における遊端部の凹部41aに対する前後位置関係は、適宜変更可能である。
フック41とピン42とが係合する状態で、保持部材45が保持位置側に揺動して、長孔45Bの一端部と第二突起部41eとが当接すると、凹部45Cがピン42に上方から鉤掛けられ、保持部材45とピン42とが係合する係合状態となる。この状態でフック41を退避位置側に揺動しようとすると、凹部45Cのピン42に対する鉤掛けが保持されて、凹部41aの開口が閉塞された状態が保持される。このときの保持部材45は揺動せず、フック41の揺動に対する反作用の力が、保持部材45から第一突起部41dを介してフック41に伝達する。保持部材45とピン42とが係合する状態で、フック41は揺動不能となり、フック41とピン42との係合状態は解除不能となる。また、連動リンク43A及び連動リンク43Bの連動連係によって、第二ロック機構40B及び第三ロック機構40Cにおいてもフック41及びピン42の係合状態は解除不能となる。これにより、保持部材45は、第一ロック機構40Aの位置保持状態を保持する保持状態となる。つまり、保持部材45は、ピン42が外れないように、フック41における凹部41aの開口を閉塞可能である。
保持部材45が保持状態の場合において、作業者が保持部材45を操作して、保持部材45が退避位置に揺動すると、凹部45Cはピン42から上方に離れ、保持部材45とピン42との係合状態は解除される。これにより、フック41が揺動可能となり、第一ロック機構40Aの位置保持状態が解除可能となる。
上述したように、保持部材45が退避位置にある状態で、保持部材45の重心が、揺動軸芯Zよりも上側に位置するため、保持部材45は、自重によって、保持位置に揺動し易い。このため、図7及び図10に示されるように、作業者が天板20を閉め動作するときに、保持部材45が保持位置に位置する場合が多いと考えられる。このような場合でも、作業者が保持部材45を揺動操作する手間を省くため、保持部材45のうち、凹部45Cの位置する側の遊端部に、ピン42と当接可能なカム45E(第二カム)が形成されている。カム45Eの詳細は後述する。
〔ロック機構及び保持機構の動作〕
図7に示されるように、作業者が天板20の握り部21を操作して、天板20が閉状態側(矢印DWの方向)に揺動すると、フック41のカム41cとピン42とが当接する。天板20が閉状態の方向に更に揺動すると、カム41cにピン42の押圧力が作用する。カム41cは、係合位置側ほど揺動軸芯Yに近づくように傾斜するため、ピン42の押圧力は、下方向の力と、退避位置側の方向(矢印CCWの方向)の力と、に分散される。これにより、カラー42Aとカム41cとが当接してカラー42Aが回転し、ピン42に押し出される状態でフック41が退避位置側に揺動する。そして、ピン42が、凹部41aとカム41cとの間の山部付近に到達すると、カム45Eとピン42とが当接する。
図8に示されるように、天板20が閉状態側(矢印DWの方向)に更に揺動すると共にフック41が退避位置側(矢印CCWの方向)に更に揺動すると、ピン42が、カム41cと中間カム41fとの間の山部に到達する。このとき、カム45Eの後端部、即ちカム45Eの退避位置側の端部とピン42とが当接する。保持部材45が保持位置にある場合、カム45Eの退避位置側の端部と、カム41cの係合位置側の端部と、が重複する状態となる。このため、ピン42がカム41cの係合位置側の端部を越えた後、ピン42は中間カム41fに当接すると共にカム45Eに当接する。
図9に示されるように、天板20が閉状態側(矢印DWの方向)に更に揺動し、ピン42が、カム41cと中間カム41fとの間の山部を越えると、トーションバネ46の付勢力によって、第一ロック機構40Aにおけるフック41が係合位置側(矢印CW1の方向)に揺動する。このとき、中間カム41fによってピン42が凹部41aに案内され、ピン42が凹部41aに向かって入り込む。同時に、連動リンク43A及び連動リンク43Bを介して、第二ロック機構40B及び第三ロック機構40Cにおける夫々のフック41,41も、連動しながら係合位置側に揺動する。このとき、カム45Eとピン42とが当接し、カム45Eにピン42の押圧力が作用する。カム45Eは、保持位置側ほど揺動軸芯Zに近づくように傾斜するため、ピン42の押圧力は、凹部41aに向かう方向の力と、退避位置側の方向(矢印CCWの方向)の力と、に分散される。カラー42Aとカム45Eとが当接してカラー42Aが回転し、ピン42に押し出される状態で保持部材45は退避位置側に揺動する。換言すると、保持部材45は、フック41の揺動と、カム45E及びピン42の当接と、によって上方向に作用する力を受け、退避位置側に揺動する。
図10に示されるように、天板20が閉状態側(矢印DWの方向)に更に揺動すると、フック41が係合位置側(矢印CW1の方向)に揺動する。このとき、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々において、凹部41aとピン42とが噛み合う状態となり、フック41とピン42とが係合可能な状態となる。また、保持部材45が退避位置側(矢印CCWの方向)に揺動し、ピン42が、保持部材45における凹部45Cとカム45Eとの間の山部を越えると、保持部材45は自重によって保持位置側(矢印CCWと反対の方向)に揺動する。そして、トーションバネ46の付勢力によって、又は、作業者が操作具44を下方向に操作することによって、ピン42が凹部41aに入り込み、フック41とピン42とが係合状態になる。同時に、保持部材45は保持位置まで揺動し、保持部材45とピン42とが係合状態になる。このように、天板20を閉め動作するときに、保持部材45が保持位置に位置する場合であっても、カム45Eによって、保持部材45がピン42に押されて退避位置側に揺動する。これにより、保持部材45を人為操作することなく、天板20を閉状態側に揺動するだけで、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々が位置保持状態となり、保持部材45が保持状態となるように構成されている。
図11乃至図13に示されるように、作業者が天板20を閉め動作するときに、保持部材45が退避位置に位置する場合も考えられる。図11に示されるように、天板20が閉状態側(矢印DWの方向)に揺動すると、カラー42Aとカム41cとが当接してカラー42Aが回転し、ピン42に押し出される状態でフック41が退避位置側(矢印CCWの方向)に揺動する。このとき、保持部材45は、フック41に対して相対揺動せずに、揺動軸芯Y回りにフック41と一体的に揺動する。
図12に示されるように、天板20が閉状態側(矢印DWの方向)に更に揺動すると共にフック41が退避位置側(矢印CCWの方向)に更に揺動すると、ピン42が、カム41cと中間カム41fとの間の山部に到達する。この状態で、天板20が閉状態側に更に揺動し、ピン42が、カム41cと中間カム41fとの間の山部を越えると、トーションバネ46の付勢力によって、第一ロック機構40Aにおけるフック41が係合位置側(矢印CCWと反対の方向)に揺動する。このとき、中間カム41fによってピン42が凹部41aに案内され、ピン42が凹部41aに向かって入り込む。このときも、保持部材45は、フック41に対して相対揺動せずに、揺動軸芯Y回りにフック41と一体的に揺動する。
図13に示されるように、フック41が係合位置側に揺動した後、係合位置で停止すると、フック41の揺動による慣性力によって、保持部材45に前方向の力が作用する。上述したように、保持部材45の重心が、揺動軸芯Zよりも上側に位置するため、保持部材45に前方向の力が作用すると、保持部材45に、保持位置側(矢印CWの方向)に回転する力が作用し、保持部材45は保持位置側に揺動する。これにより、作業者が天板20を閉め動作するときに、保持部材45が退避位置に位置する場合であっても、保持部材45を人為操作することなく、ロック機構40が位置保持状態となり、保持部材45が保持状態となるように構成されている。
〔別実施形態〕
本発明は、上記の実施形態に例示された構成に限定されるものではなく、以下、本発明の代表的な別実施形態を例示する。
(1)上述した実施形態において、ヒンジ20Lは脱穀装置9の左側部に設けられ、ロック機構40は脱穀装置9の右側部に設けられているが、ヒンジ20Lは脱穀装置9の右側部に設けられ、ロック機構40は脱穀装置9の左側部に設けられる構成であっても良い。
(2)上述した実施形態において、ロック機構40は、第一ロック機構40Aと、第二ロック機構40Bと、第三ロック機構40Cと、の三個によって構成されているが、ロック機構40の数は三個に限定されず、一個や二個や四個等に適宜変更可能である。
(3)上述した実施形態において、第一係合部はフック41であり、第二係合部はピン42であるが、上述した実施形態に限定されない。例えば、第一係合部と第二係合部とがバックルや磁石によって構成されていても良い。
(4)上述した実施形態において、フック41は右側壁部9Rの支持部9Ra,9Rb,9Rcに支持され、ピン42は天板20のステー20Sa,20Sb,20Scに支持されているが、上述した実施形態に限定されない。例えば、フック41は天板20のステー20Sa,20Sb,20Scに揺動可能に支持され、ピン42は右側壁部9Rの支持部9Ra,9Rb,9Rcに支持される構成であっても良い。
(5)上述した実施形態において、保持部材45は自重によって保持位置側に揺動し、凹部45Cがピン42に上方から鉤掛けられる構成となっているが、上述した実施形態に限定されない。例えば、保持部材45を保持位置側に付勢するバネ部材が、保持部材45とフック41とに亘って設けられる構成となっていても良い。また、この状態で、凹部45Cがピン42に下方から鉤掛けられる構成であっても良い。
(6)上述した実施形態において、保持部材45は、フック41における凹部41aの開口を閉塞可能なように構成されているが、保持部材45は、凹部41aの開口を全て閉塞せず、凹部41aの開口を部分的に閉塞する構成であっても良い。つまり、ピン42がフック41における凹部41aから外れなければ、保持部材45が凹部41aの開口を閉塞する度合いは適宜変更可能である。
(7)上述した実施形態において、保持部材45は、フック41に揺動可能に支持されているが、上述した実施形態に限定されない。例えば、保持部材45は右側壁部9Rの上端部に支持され、右側壁部9Rに対して揺動可能なように構成されても良い。この状態で、保持部材45とフック41との係合によって、保持部材45は、フック41とピン42との係合状態を保持するように構成されても良い。
(8)上述した実施形態において、フック41は揺動軸芯Y回りに揺動可能に構成され、保持部材45は揺動軸芯Z回りに揺動可能に構成されているが、上述した実施形態に限定されない。例えば、フック41は右側壁部9Rの上端部に対して前後方向又は左右方向に摺動する構成であっても良い。このとき、フック41はピン42と係合するように付勢されていても良い。また、保持部材45がフック41に対して摺動する構成であっても良いし、保持部材45が右側壁部9Rの上端部に対して前後方向又は左右方向に摺動する構成であっても良い。あるいは、フック41が支持部9Ra,9Rb,9Rcに対して動作不能に固定され、ピン42がステー20Sa,20Sb,20Scに対して摺動する構成であっても良い。
(9)上述した実施形態において、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cに連動連係する連動リンク43A,43Bが備えられているが、連動リンク43A,43Bが備えられない構成であっても良い。
(10)上述した実施形態において、保持部材45は第一ロック機構40Aに備えられているが、保持部材45は、第二ロック機構40Bや第三ロック機構40Cにも備えられる構成であっても良い。また、保持部材45は、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの何れかに備えられても良いし、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々に複数備えられる構成であっても良い。つまり、複数の保持部材45が備えられても良い。
(11)上述した実施形態において、操作具44は第一ロック機構40Aに備えられているが、操作具44は、第二ロック機構40Bや第三ロック機構40Cにも備えられる構成であっても良い。また、操作具44は、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの何れかに備えられても良いし、第一ロック機構40A,第二ロック機構40B,第三ロック機構40Cの夫々に複数備えられる構成であっても良い。つまり、複数の操作具44が備えられても良い。
(12)上述した実施形態において、カラー42Aはピン42に対して相対回転自在に構成されているが、カラー42Aはピン42と一体的に構成されてピン42に対して相対回転不能に構成されていても良い。また、ピン42にカラー42Aが備えられていなくても良い。
本発明は、普通型コンバインのみならず、自脱型コンバインにも適用可能である。
1 :機体フレーム
7 :運転部
8 :グレンタンク
9 :脱穀装置
9W :装置本体
20 :天板
20Sa:ステー
20Sb:ステー
20Sc:ステー
40 :ロック機構
41A :第一ロック機構
41B :第二ロック機構
41C :第三ロック機構
41 :フック(第一係合部、第一揺動部材)
41c :カム(第一カム)
42 :ピン(第二係合部、第二揺動部材)
43A :連動リンク(リンク機構)
43B :連動リンク(リンク機構)
45 :保持部材(保持機構)
45E :カム(第二カム)

Claims (8)

  1. 刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置に、機体フレームに支持された装置本体と、前記装置本体の上部に水平軸回りに揺動可能に支持され、前記上部を上方に開放する開状態と前記上部を閉塞する閉状態とに亘って揺動可能な天板と、前記天板を前記閉状態に位置保持可能なロック機構と、が備えられ、
    前記ロック機構に、前記天板及び前記装置本体のうち一方に設けられた第一係合部と、前記天板及び前記装置本体のうち他方に設けられて前記第一係合部と係合可能な第二係合部と、が備えられ、
    前記第一係合部と前記第二係合部とが係合する係合状態を保持可能な保持機構が備えられているコンバイン。
  2. 前記第一係合部は、前記第二係合部と係合可能な係合位置と前記第二係合部と係合しない第一退避位置とに亘って切換可能なように構成され、
    前記保持機構は、前記係合状態を保持可能な保持位置と前記係合状態を保持しない第二退避位置とに亘って切換可能なように構成され、
    前記天板が前記閉状態の方向に動作して、前記第一係合部に前記第二係合部の押圧力が作用すると、前記第一係合部は、前記第一退避位置側に切換えられるように構成され、
    前記天板が前記閉状態の方向に動作して、前記保持機構に前記第二係合部の押圧力が作用すると、前記保持機構は、前記第二退避位置側に切換えられるように構成され、
    前記第一係合部に、前記第一係合部を前記係合位置側へ付勢する付勢機構が備えられている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記第一係合部に、前記天板及び前記装置本体のうち一方に揺動可能に支持された第一揺動部材が備えられ、
    前記保持機構に、前記天板及び前記装置本体のうち前記第一揺動部材が設けられた側に揺動可能に支持された第二揺動部材が備えられ、
    前記第一揺動部材に、前記第二係合部と当接可能な第一カムが設けられ、
    前記第二揺動部材に、前記第二係合部と当接可能な第二カムが設けられ、
    前記第一揺動部材は、前記第一カムに前記第二係合部の押圧力が作用することによって前記第一退避位置側に揺動するように構成され、
    前記第二揺動部材は、前記第二カムに前記第二係合部の押圧力が作用することによって前記第二退避位置側に揺動するように構成されている請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記第二揺動部材は、前記第一揺動部材に揺動可能に支持されている請求項3に記載のコンバイン。
  5. 前記脱穀装置の前方に運転部が備えられると共に、前記運転部の後方かつ前記脱穀装置の側方にグレンタンクが備えられ、かつ、前記天板が前記グレンタンクの位置する側とは反対側の機体外側に揺動するように構成され、
    複数の前記ロック機構が、前記脱穀装置のうち、前記グレンタンクの位置する側の側部に、前後方向に並ぶ状態で備えられ、
    前記複数のロック機構に亘るように横架され、前記複数のロック機構を連動連係するリンク機構と、前記複数のロック機構のうち最前端のロック機構に設けられて前記最前端のロック機構を操作可能な操作具と、が備えられている請求項1から4の何れか一項に記載のコンバイン。
  6. 前記天板の端部に、前記第二係合部を取り付けるためのステーが立設され、
    前記第一係合部は、前記装置本体の上端から上方に向かって延設されている請求項5に記載のコンバイン。
  7. 前記第一係合部はフックであり、前記第二係合部はピンであり、前記保持機構は前記フックの開口を前記ピンが外れないように閉塞可能である請求項1から6の何れか一項に記載のコンバイン。
  8. 前記フックは前記装置本体に設けられ、前記ピンは前記天板に設けられている請求項7に記載のコンバイン。
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