JP2019125448A - 燃料電池システムおよび燃料電池システムの燃料供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロトン伝導型の固体酸化物を用いた燃料電池システムにおいて、セルの破壊を防止する。【解決手段】燃料電池システム100は、水素および二酸化炭素を少なくとも含む原料ガスGGから二酸化炭素を除去して燃料ガスNGを生成する除去部120と、燃料ガスNGが供給される燃料極142と、空気極144と、プロトン伝導型の固体酸化物を含む固体電解質146とを有する燃料電池本体140と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、プロトン伝導型の固体酸化物を用いた燃料電池システムおよび燃料電池システムの燃料供給方法に関する。
プロトン(H)を伝導イオンとしたプロトン伝導型の固体酸化物を固体電解質として採用したプロトン伝導型燃料電池(PCFC:Proton-conducting Ceramic-electrolyte Fuel Cell)は、発電によって空気極側に水が生成されるため、燃料ガスが水によって薄まることがなく、高い発電効率が期待されている(例えば、特許文献1)。
プロトン伝導型の固体酸化物として、例えばイットリウムやイットリビウムがドープされたバリウムセレート系(BaCeYO、BaCeYbO)のペロブスカイト型酸化物が報告されている。
特開2016−100196号公報
しかし、上記BaCeYOやBaCeYbO等のCeを多く含むプロトン伝導型の固体酸化物は、導電率は高いものの化学安定性が低い。このため、プロトン伝導型の固体酸化物は、燃料ガス中に含まれる二酸化炭素(CO)と反応して、炭酸塩となってしまう。そうすると、固体電解質にクラックが発生したり、ピンホールが形成されたりして、セル(燃料電池本体)が破壊されてしまうという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑み、プロトン伝導型の固体酸化物を用いた燃料電池システムにおいて、セルの破壊を防止することが可能な燃料電池システムおよび燃料電池システムの燃料供給方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料電池システムは、水素および二酸化炭素を少なくとも含む原料ガスから二酸化炭素を除去して燃料ガスを生成する除去部と、燃料ガスが供給される燃料極と、空気極と、プロトン伝導型の固体酸化物を含む固体電解質とを有する燃料電池本体と、を備える。
また、原料ガスには水が含まれており、除去部は、二酸化炭素および水を除去して燃料ガスを生成してもよい。
また、除去部は、二酸化炭素分離膜を含んでもよい。
また、本発明に係る燃料電池システムは、空気極から排出されるオフガスを二酸化炭素分離膜に供給するオフガス供給部をさらに備えてもよい。
また、本発明に係る燃料電池システムは、炭素と水素とを少なくとも含む化合物を水蒸気改質して原料ガスを生成する改質器をさらに備えてもよい。
また、本発明に係る燃料電池システムは、改質器から除去部に供給される原料ガスと、除去部から燃料極に供給される燃料ガスとで熱交換を行う熱交換器をさらに備えてもよい。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料電池システムの燃料供給方法は、水素および二酸化炭素を少なくとも含む原料ガスから二酸化炭素を除去して燃料ガスを生成し、燃料ガスを、燃料電池本体の燃料極に供給する。
本発明によれば、プロトン伝導型の固体酸化物を用いた燃料電池システムにおいて、セルの破壊を防止することが可能となる。
燃料電池システムを説明する図である。 実施形態の除去部の概念図である。 燃料電池システムの燃料供給方法を説明するフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(燃料電池システム100)
図1は、燃料電池システム100を説明する図である。なお、図1中、ガスの流れを実線の矢印で示す。図1に示すように、燃料電池システム100は、改質器110と、除去部120と、ブロワ130と、燃料電池本体140と、第1熱交換器150と、第2熱交換器160とを含む。
改質器110には、炭化水素の水蒸気改質反応を促進する触媒が収容されている。改質器110は、後述する燃料電池本体140によって所定温度(例えば、600℃以上700℃以下)に加熱される。改質器110には、原料供給流路112が接続され、原料供給流路112を通じて、炭化水素(C、例えば、都市ガス)および水蒸気が供給される。
改質器110に炭化水素および水蒸気が供給されると、下記反応式(1)および反応式(2)に示す水蒸気改質反応が進行し、炭化水素が、水素(H)や一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)に改質される。
+ nHO → nCO + (m/2+n)H …反応式(1)
CO + HO → CO + H …反応式(2)
このようにして、改質器110では、水素、二酸化炭素、炭化水素、および、水(水蒸気)を少なくとも含む原料ガスGGが生成される。原料ガス送出流路114は、改質器110と除去部120(後述する原料ガス通過流路220)とを接続する。改質器110で生成された原料ガスGGは、原料ガス送出流路114を通じて除去部120に送出される。
除去部120は、改質器110によって生成された原料ガスGGから二酸化炭素および水を除去して燃料ガスNGを生成する。除去部120は、例えば、二酸化炭素分離膜を含む。
図2は、本実施形態の除去部120の概念図である。図2に示すように、除去部120は、二酸化炭素分離膜210と、原料ガス通過流路220と、排気ガス通過流路230とを備える。原料ガス通過流路220と、排気ガス通過流路230とは、二酸化炭素分離膜210によって仕切られる。
原料ガス通過流路220には、原料ガスGGが供給される。そうすると、原料ガス通過流路220の通過過程において、原料ガスGGに含まれる二酸化炭素および水蒸気(水)が二酸化炭素分離膜210を通過して排気ガス通過流路230に到達する。こうして、原料ガスGGから二酸化炭素および水蒸気が除去された燃料ガスNGが原料ガス通過流路220から排出されることになる。
一方、排気ガス通過流路230には、スイープガスが供給される。したがって、スイープガスに二酸化炭素および水蒸気が混合された排気ガスEGが排気ガス通過流路230から排出されることになる。なお、本実施形態において、後述する燃料電池本体140の空気極144から排出されるオフガスFGがスイープガスとして排気ガス通過流路230に供給される。詳しくは後述するが、オフガスFGには水蒸気が含まれる。
したがって、スイープガスとしてオフガスFGを排気ガス通過流路230に供給することにより、二酸化炭素分離膜210における排気ガス通過流路230側の面212を加湿することができる。これにより、二酸化炭素分離膜210による原料ガスGGからの二酸化炭素および水蒸気の分離効率を向上させることが可能となる。
二酸化炭素分離膜210は、例えば、有機高分子膜、無機材料膜、液体膜、促進輸送膜である。有機高分子膜は、例えば、ガラス状高分子膜、ゴム状高分子膜、イオン交換樹脂膜である。無機材料膜は、例えば、アルミナ膜、シリカ膜、炭素膜、ゼオライト膜、セラミック膜である。液体膜は、例えば、アミン水溶液膜である。促進輸送膜は、例えば、イオン液体膜である。
図1に戻って説明すると、燃料ガス供給流路122は、除去部120(原料ガス通過流路220)と燃料電池本体140の燃料極142とを接続する。除去部120によって、二酸化炭素および水蒸気(水)が除去された燃料ガスNGは、燃料ガス供給流路122を通じて燃料極142に供給される。
ブロワ130(オフガス供給部)は、燃料電池本体140の空気極144に酸素含有ガス(例えば、空気)を供給する。
燃料電池本体140(セル)は、プロトン伝導型燃料電池(PCFC)である。燃料電池本体140は、燃料極142と、空気極144と、固体電解質146とを含む。
燃料極142(アノード)は、例えば、ニッケル(Ni)やジルコニア(Zr)を含む。空気極144(カソード)は、例えば、ランタンマンガナイト(LSM)を含む。燃料極142および空気極144は、多孔質である。
固体電解質146は、プロトン伝導型の固体酸化物を含む。プロトン伝導型の固体酸化物を含む固体電解質146を有する燃料電池本体140は、イオンとして主にプロトン(H)を伝導させる。したがって、燃料極142に燃料が供給されることにより、下記反応式(3)に示す酸化反応が進行し、空気極144に空気が供給されることにより、下記反応式(4)に示す還元反応が進行する。そして、プロトンが固体電解質146を伝導(移動)することにより、燃料電池本体140が発電する。つまり、燃料電池本体140は、燃料と酸素によって発電する。
→ 2H + 2e …反応式(3)
1/2O + 2H + 2e → HO …反応式(4)
また、燃料電池本体140において、上記反応式(3)、反応式(4)に示す反応が進行し、発電が為されると、熱が発生する。また、ブロワ130によって空気極144に空気が供給され、燃料電池本体140において、上記反応式(3)、反応式(4)に示す反応が進行することにより、燃料電池本体140の空気極144から排出されるオフガスFGには水蒸気が含まれる。
本実施形態において、プロトン伝導型の固体酸化物は、例えば、BaCeXO3−δ(ただし、Xは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)や、BaSrCeZrYXO3−δ(ただし、Xは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)である。なお、BaCeXO3−δ(ただし、Xは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)における各元素の含有率に限定はない。また、BaSrCeZrYXO3−δ(ただし、Xは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)における各元素の含有率に限定はない。
固体電解質146が、プロトン伝導型の固体酸化物を含むことにより、酸化物イオン伝導型の固体酸化物(例えば、YSZ(イットリア安定化ジルコニア))を含む固体電解質を備えた従来の燃料電池本体(従来のSOFC:Solid Oxide Fuel Cell)と比較して、燃料極142中の燃料の濃度低下を防止することができ、発電効率を向上させることが可能となる。
オフガス送出流路124(オフガス供給部)は、空気極144と除去部120(排気ガス通過流路230)とを接続する。オフガスFGは、オフガス送出流路124を通じて、除去部120に送出される。除去部120に供給されたオフガスFGは、上記のとおり、スイープガスとして、排気ガス通過流路230を通過する。
第1熱交換器150(熱交換器)は、原料ガス送出流路114を流れる原料ガスGG(例えば、500℃)と、燃料ガス供給流路122を流れる燃料ガスNG(例えば、100℃)とで熱交換を行う。これにより、原料ガスGGが冷却され、燃料ガスNGが加熱される。
第2熱交換器160は、燃料ガス供給流路122を流れる燃料ガスNGであって第1熱交換器150によって加熱(熱交換)された燃料ガスNGと、オフガス送出流路124を流れるオフガスFG(例えば、500℃)とで熱交換を行う。これにより、オフガスFGが冷却され(例えば、100℃となり)、燃料ガスNGが加熱される(例えば、500℃となる)。
(燃料電池システム100の燃料供給方法)
図3は、燃料電池システム100への燃料供給方法を説明するフローチャートである。図3に示すように、燃料電池システム100は、改質工程S110、除去工程S120、供給工程S130を含む。以下、各工程について説明する。
(改質工程S110)
改質工程S110は、改質器110が、炭化水素を、水素および二酸化炭素に改質し、原料ガスGGを生成する工程である。
(除去工程S120)
除去工程S120は、除去部120が、原料ガスGGから二酸化炭素および水を除去して燃料ガスNGを生成する工程である。
(供給工程S130)
供給工程S130は、燃料ガスNGを、燃料ガス供給流路122を通じて燃料電池本体140の燃料極142に供給する工程である。
そして、燃料電池本体140は、燃料極142に燃料ガスNGが供給され、空気極144に空気が供給されることにより発電する。
以上説明したように、本実施形態の燃料電池システム100によれば、除去部120を備える構成により、燃料極142に供給される燃料ガスNG中の二酸化炭素の濃度を低減させることができる。また、上記燃料電池システム100の燃料供給方法によれば、原料ガスGGから二酸化炭素を除去して燃料ガスNGを生成し(除去工程S120)、こうして生成された燃料ガスNGを、燃料電池本体140の燃料極142に供給する(供給工程S130)。これにより、二酸化炭素による固体電解質146の劣化を抑制することが可能となる。したがって、固体電解質146にクラックが発生したり、ピンホールが形成されたりする事態を回避することができ、燃料電池本体140(セル)の破壊を防止することが可能となる。
また、除去部120が二酸化炭素に加えて水を除去することにより、燃料極142に供給される燃料ガスNG中の水素濃度を増加させることができる。このため、燃料電池本体140の発電効率(燃料電池本体140から取り出せる電圧)を向上させることが可能となる。
また、除去部120として二酸化炭素分離膜210を採用することにより、水蒸気の状態で水を取り除くことができる。これにより、ガスを冷却し水蒸気を凝縮させて分離する従来技術と比較して、燃料ガスNGの温度を高温に維持することができ、燃料電池本体140の発電効率の低下を防止することが可能となる。また、除去部120として、二酸化炭素分離膜210を採用することにより、燃料ガスNGから二酸化炭素および水を連続して除去することができる。
また、第1熱交換器150を備えることにより、燃料極142に供給される燃料ガスNGを原料ガスGGで加熱(予熱)することができ、燃料電池本体140の発電効率の低下を防止することが可能となる。また、二酸化炭素分離膜210に供給される原料ガスGGを冷却することができ、二酸化炭素分離膜210の性能が低下してしまう事態を回避することが可能となる。
また、第2熱交換器160を備えることにより、燃料極142に供給される燃料ガスNGをオフガスFGで加熱(予熱)することができ、燃料電池本体140の発電効率の低下を防止することが可能となる。また、二酸化炭素分離膜210に供給されるオフガスFGを冷却することができ、二酸化炭素分離膜210の性能が低下してしまう事態を回避することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、原料ガスGGは、水素、二酸化炭素、炭化水素、および、水(水蒸気)を少なくとも含む場合を例に挙げて説明した。しかし、原料ガスGGは、水素および二酸化炭素を少なくとも含んでいればよい。
また、上記実施形態において、除去部120が、原料ガスGGから二酸化炭素のみならず水を除去する構成を例に挙げて説明した。しかし、除去部120は、原料ガスGGから、少なくとも二酸化炭素を除去できればよい。
また、上記実施形態において、除去部120が二酸化炭素分離膜210を含む構成を例に挙げて説明した。しかし、除去部120は、二酸化炭素を除去できれば構成に限定はない。例えば、除去部120は、圧力スイング吸着(PSA:Pressure Swing Adsorption)装置および温度スイング吸着(TSA:Temperature Swing Adsorption)装置のいずれか一方または両方であってもよい。
また、上記実施形態において、燃料電池システム100がオフガス送出流路124(オフガス供給部)を備える構成を例に挙げて説明した。しかし、オフガス送出流路124は必須の構成ではない。
また、改質器110に炭化水素(炭素と水素と少なくとも含む化合物)が供給される構成を例に挙げて説明した。しかし、改質器110には、炭化水素に加えて、または、代えて、炭素と水素と酸素とを含む化合物が供給されてもよい。改質器110には、例えば、アルコール(例えば、バイオエタノール)が供給されてもよい。この場合、改質器110には、アルコールの水蒸気改質を促進する触媒が収容される。
また、上記実施形態において、燃料電池システム100が改質器110を備える構成を例に挙げて説明した。これにより、燃料電池本体140の熱を効率よく利用して原料ガスGGを生成することができる。しかし、改質器110は必須の構成ではない。例えば、水素および二酸化炭素を含む原料ガスGG源から除去部120に直接原料ガスGGが供給されてもよい。
また、上記実施形態において、第1熱交換器150、第2熱交換器160を備える構成を例に挙げて説明した。しかし、第1熱交換器150、第2熱交換器160は必須の構成ではない。
本発明は、プロトン伝導型の固体酸化物を用いた燃料電池システムおよび燃料電池システムの燃料供給方法に利用することができる。
100 燃料電池システム
110 改質器
120 除去部
124 オフガス送出流路(オフガス供給部)
130 ブロワ(オフガス供給部)
140 燃料電池本体
142 燃料極
144 空気極
146 固体電解質
150 第1熱交換器(熱交換器)
210 二酸化炭素分離膜

Claims (7)

  1. 水素および二酸化炭素を少なくとも含む原料ガスから二酸化炭素を除去して燃料ガスを生成する除去部と、
    前記燃料ガスが供給される燃料極と、空気極と、プロトン伝導型の固体酸化物を含む固体電解質とを有する燃料電池本体と、
    を備える燃料電池システム。
  2. 前記原料ガスには水が含まれており、前記除去部は、二酸化炭素および水を除去して前記燃料ガスを生成する請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記除去部は、二酸化炭素分離膜を含む請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記空気極から排出されるオフガスを前記二酸化炭素分離膜に供給するオフガス供給部をさらに備える請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 炭素と水素とを少なくとも含む化合物を水蒸気改質して前記原料ガスを生成する改質器をさらに備える請求項1から4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記改質器から前記除去部に供給される前記原料ガスと、前記除去部から前記燃料極に供給される前記燃料ガスとで熱交換を行う熱交換器をさらに備える請求項5に記載の燃料電池システム。
  7. 水素および二酸化炭素を少なくとも含む原料ガスから二酸化炭素を除去して燃料ガスを生成し、
    前記燃料ガスを、燃料電池本体の燃料極に供給する燃料電池システムの燃料供給方法。
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