JP2019124170A - 車両用発電ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンの騒音及び振動を低減できると共に車両への搭載性を向上可能な車両用発電ユニットを提供すること。【解決手段】本発明の一実施形態である車両用発電ユニット1は、エンジン2と、エンジン2によって駆動可能な発電機3と、を備える車両用発電ユニットであって、車両の後方に配置されていると共に、発電機3の重心とエンジン2のクランクシャフト2aの重心との軸線がエンジン2のシリンダブロック2b及びヘッドの内部に位置するように発電機3が配置されていることを特徴とする。これにより、エンジン2の騒音及び振動を低減できると共に車両への搭載性を向上させることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、エンジンとエンジンによって駆動可能な発電機とを備える車両用発電ユニットに関する。
特許文献1には、エンジンとエンジンによって駆動可能な発電機とを備える車両用発電ユニットを、リアフロアパネルの下方における連結部材よりも車両後方に配置した電気自動車の後部構造が記載されている。
特許文献1に記載の電気自動車の後部構造によれば、発電機がエンジンのクランクシャフトと同軸に配置されている場合、発電機の重量がエンジンの慣性質量に追加されないためにエンジンの騒音及び振動(NV)が大きくなる可能性がある。また、発電機が車両の幅方向に飛び出るために車両用発電ユニットの車両への搭載性が悪化する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、エンジンの騒音及び振動を低減できると共に車両への搭載性を向上可能な車両用発電ユニットを提供することにある。
本発明に係る車両用発電ユニットは、エンジンとエンジンによって駆動可能な発電機とを備える車両用発電ユニットであって、車両の後方に配置されていると共に、前記発電機の重心と前記エンジンのクランクシャフトの重心との軸線が前記エンジンのシリンダブロック及びヘッドの内部に位置するように前記発電機が配置されていることを特徴とする。
本発明に係る車両用発電ユニットによれば、発電機の重量がエンジンの慣性質量に追加されるので、エンジンの騒音及び振動を低減できる。また、発電機が車両の幅方向に飛び出ないので、車両用発電ユニットの車両への搭載性を向上できる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である車両用発電ユニットの構成について説明する。
図1(a),(b)は、本発明の一実施形態である車両用発電ユニットの構成を示す模式図である。図1(a),(b)に示すように、本発明の一実施形態である車両用発電ユニット1は、車両の後方に配置され、エンジン2と、エンジン2によって駆動可能な発電機3と、を備えている。
エンジン2は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関により構成され、クランクシャフト2aと、シリンダブロック2bと、を備えている。発電機3は、発電機3の重心とクランクシャフト2aの重心との軸線L1がシリンダブロック2b及びエンジン2のヘッドの内部に位置するようにエンジン2のヘッドの上部に配置されている。換言すれば、発電機3は、シリンダブロック2bを中心としてクランクシャフト2aのある側とは反対側に配置されている。発電機3は、チェーン4を介してエンジン2と接続されており、チェーン4を介してエンジン2の駆動力が伝達されることによって駆動して発電する。なお、チェーン4の代わりに増速機やベルトを介してエンジン2と発電機3とを接続してもよい。
このような構成を有する車両用発電ユニット1によれば、重量物である発電機3をクランクシャフト2aの慣性主軸L2から遠ざけることができるので、エンジン2の慣性質量を上げ、エンジン2の騒音及び振動を低減できる。また、発電機3は、エンジン2のヘッドの上部に配置されているので、エンジン2の左右・前後方向の大きさを短縮し、車両内のスペースを有効利用できる。また、発電機3とクランクシャフト2aのような重量物とをシリンダブロック2bを挟んで一直線に配置することにより、車両用発電ユニット1の重心がシリンダブロック2b内に収まるので、エンジンブラケットをシリンダブロック2bに付けやすくなり、エンジンブラケットが複雑化することを抑制できる。
ここで、図2に示すように、カムシャフト5に繋がるカムチェーン4aを介してクランクシャフト2aに発電機3を接続してもよい。なお、図2中、符号6は、発電機3にトルクを伝達するチェーンテンショナー6を示している。このような構成によれば、従来部品であるカムチェーン4aを用いてクランクシャフト2aと発電機3とを接続できるので、部品点数が増えることを抑制できる。
また、図3に示すように、クランクシャフト2aとカムシャフト5とを繋ぐカムチェーン4a及びカムシャフト5と発電機3とを繋ぐチェーン4bを介してクランクシャフト2aに発電機3を接続してもよい。このような構成によれば、チェーンテンショナー6がなくても発電機3にトルクを伝達することができる。
さらに、図4(a),(b)に示すように、カムシャフト5に発電機3と繋がるギア7a,7bを設け、ギア7a,7bを介して発電機3を駆動してもよい。このような構成によれば、エンジン2のヘッド上における発電機3の設置位置の自由度を高めることができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 車両用発電ユニット
2 エンジン
2a クランクシャフト
2b シリンダブロック
3 発電機
4,4b チェーン
4a カムチェーン
5 カムシャフト
6 チェーンテンショナー
7a,7b ギア
2 エンジン
2a クランクシャフト
2b シリンダブロック
3 発電機
4,4b チェーン
4a カムチェーン
5 カムシャフト
6 チェーンテンショナー
7a,7b ギア
Claims (1)
- エンジンとエンジンによって駆動可能な発電機とを備える車両用発電ユニットであって、
車両の後方に配置されていると共に、前記発電機の重心と前記エンジンのクランクシャフトの重心との軸線が前記エンジンのシリンダブロック及びヘッドの内部に位置するように前記発電機が配置されていることを特徴とする車両用発電ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018005417A JP2019124170A (ja) | 2018-01-17 | 2018-01-17 | 車両用発電ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018005417A JP2019124170A (ja) | 2018-01-17 | 2018-01-17 | 車両用発電ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019124170A true JP2019124170A (ja) | 2019-07-25 |
Family
ID=67398278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018005417A Pending JP2019124170A (ja) | 2018-01-17 | 2018-01-17 | 車両用発電ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019124170A (ja) |
-
2018
- 2018-01-17 JP JP2018005417A patent/JP2019124170A/ja active Pending
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