JP2019123498A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】表皮材をつり込むための係合部材が溝から抜けるのを抑えることができる乗物用シートを提供する。【解決手段】乗物用シートは、固定フレームの前端部に設けられ、第1位置と、第1位置よりも前方に位置する第2位置との間を前後に移動可能な可動フレームと、固定フレームの上から前方へ延びて可動フレームの前端部を巻き込むように設けられた表皮材と、表皮材の左右両端部に沿って延びるトリムコード25と、を備えている。可動フレームは、可動フレームの上面から可動フレームの前面を通って可動フレームの下面まで延びるトリムコード25が係合する溝330を有している。溝330は、表皮材から離れる方向へ延びる第1溝部331と、第1溝部331から異なる方向へ延びる第2溝部332とを有し、トリムコード25は、表皮材から延びて第1溝部331に入る本体部25Aと、本体部25Aから延びて第2溝部332に入る引掛部25Bとを有する。【選択図】図8

Description

本発明は、着座面の長さを調整可能な乗物用シートに関する。
従来、乗物用シートにおいて、着座する乗員の体格に応じて、着座面の前後の長さを調整可能に構成されたものが知られている。例えば、特許文献1で開示されている乗物用シートは、シートクッションの固定フレームの前端部に設けられる可動フレームが、固定フレームに対して前後にスライド移動するようになっている。そして、固定フレームと可動フレームを覆う表皮材が、固定フレームの上から前方へ延び、可動フレームの前端部を巻き込むようにして固定フレームの下まで延びている。表皮材は、前端に、後方へ延びるストラップが設けられており、このストラップにより、前端が後方へ向けて引っ張られている。この乗物用シートでは、可動フレームが前方へ移動すると、表皮材が可動フレームに引っ張られて、表皮材の前端が前方へ移動し、可動フレームが後方へ移動すると、表皮材の前端がストラップに引っ張られて後方へ移動するようになっている。
特開2011−189783号公報
ところで、表皮材の左右端を可動フレームにつり込んでおくために、可動フレームに、表皮材の左右端に固定した係合部材が係合する溝を設けることが考えられる。しかしながら、上述した技術のように、可動フレームが移動する構成であると、係合部材が溝に対して移動可能である必要があるため、係合部材が溝から抜けやすくなってしまう。
そこで、本発明は、表皮材をつり込むための係合部材が溝から抜けるのを抑えることができる乗物用シートを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の乗物用シートは、固定フレームと、前記固定フレームの前端部に設けられ、第1位置と、前記第1位置よりも前方に位置する第2位置との間を前後にスライド移動可能に構成された可動フレームと、前記固定フレームの上から前方へ延びて前記可動フレームの前端部を巻き込むように設けられた表皮材と、前記表皮材に設けられ、前記表皮材の左右両端部に沿って延びる係合部材と、を備え、前記可動フレームは、左右の両端部に、前記可動フレームの上面から前記可動フレームの前面を通って前記可動フレームの下面まで延びる前記係合部材が係合する溝を有し、前記溝は、前記表皮材から離れる方向へ延びる第1溝部と、前記第1溝部から異なる方向へ延びる第2溝部とを有し、前記係合部材は、前記表皮材から延びて前記第1溝部に入る延出部と、前記延出部から延びて前記第2溝部に入る爪部とを有することを特徴とする。
このような構成によれば、表皮材が引っ張られたときに、爪部が第2溝部の縁に引っ掛かるので、係合部材が溝から抜けるのを抑えることができる。
前記した乗物用シートは、前記第2溝部は、前記第2溝部の前記表皮材側に位置する壁の前記第1溝部側の端部から前記爪部へ向けて突出する突出部を有することが望ましい。
これによれば、爪部が突出部に引っ掛かりやすいので、係合部材が溝から抜けるのをより抑えることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第2溝部は、前記第1溝部から左右方向内側へ向けて延び、前記爪部は、前記本体部から左右方向内側へ向けて延びていることが望ましい。
これによれば、乗員が乗物用シートに座ったとき、表皮材が左右方向内側へ引っ張られるが、表皮材が左右方向内側へ引っ張られると、係合部材の爪部が、第2溝部に引っ掛かる方向へ移動するので、係合部材が溝から抜けるのを抑えることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記延出部は、基端部に、切り込みが前記係合部材の長手方向に並んで設けられていることが望ましい。
これによれば、係合部材が表皮材に合わせて曲がりやすい。
本発明によれば、表皮材が引っ張られたときに、爪部が第2溝部の縁に引っ掛かるので、係合部材が溝から抜けるのを抑えることができる。
また、本発明によれば、第2溝部が、爪部へ向けて突出する突出部を有することで、爪部が突出部に引っ掛かりやすいので、係合部材が溝から抜けるのをより抑えることができる。
また、本発明によれば、爪部が、本体部から左右方向内側へ向けて延びていることで、乗員が乗物用シートに座ったときに、表皮材が左右方向内側へ引っ張られると、係合部材の爪部が、第2溝部に引っ掛かる方向へ移動するので、係合部材が溝から抜けるのを抑えることができる。
また、本発明によれば、本体部の基端部に切り込みを設けることで、係合部材が表皮材に合わせて曲がりやすい。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの外観を示す斜視図である。 シートフレームの全体を示す分解斜視図である。 クッションパッドと表皮材を示す分解斜視図である。 右側のボルスターカバーを示す図であって、左側から見た斜視図(a)と、右側から見た斜視図(b)である。 サイドフレームと右側のボルスターカバーを、係合部を通る断面で切った断面図である。 可動フレームを示す図であって、底面図(a)と、(a)のI−I断面図(b)である。 係合部材を示す斜視図である。 サイドカバーと係合部材を示す断面図である。 表皮材、クッションパッド及びボルスターカバーを、移動規制板と前側突出部を通る平面で切った断面図(a)と、連結フレーム、表皮材、クッションパッド及びボルスターカバーを、Jフックと内側固定部を通る平面で切った断面図(b)である。 シートクッションの前端部を示す底面図であって、可動フレームが第1位置に位置する状態を示す図(a)と、第1ストラップ、第1係合部材及びバネを示す斜視図(b)である。 シートクッションの前端部を示す底面図であって、可動フレームが第2位置に位置する状態を示す図である。 シートクッションの前端部を示す断面図であって、可動フレームが第1位置に位置する状態を示す図(a)と、可動フレームが第2位置に位置する状態を示す図(b)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明において、前後、左右および上下は、乗物用シートに座る人を基準とする。
図1に示すように、乗物用シートの一例としての車両用シートSは、シートクッションS1と、シートバックS2と、ヘッドレストS3とを主に備えている。車両用シートSでは、シートクッションS1の前端部が前後に移動可能となっており、乗員の体格に応じて、着座面の前後の長さを調整可能となっている。
シートクッションS1及びシートバックS2には、図2に示すようなシートフレームFが内蔵されている。シートフレームFは、シートクッションS1のフレームを構成するクッションフレームF1と、シートバックS2のフレームを構成するシートバックフレームF2とから主に構成されている。
また、シートクッションS1は、図3に示すようなクッションパッド1と、表皮材2とを備えている。シートクッションS1は、クッションフレームF1にクッションパッド1を被せ、クッションパッド1に表皮材2を被せることで構成されている。
図2に示すように、クッションフレームF1は、自動車のフロアに、スライドレールSLを介して設置されている。これにより、車両用シートSは、前後位置を調整可能となっている。
クッションフレームF1は、固定フレーム3と、固定フレーム3の前端部に設けられる可動フレーム4と、樹脂プレート9とを備えている。
固定フレーム3は、左右一対のサイドフレーム3Aと、左右一対のサイドフレーム3Aを連結する板状のパンフレーム3Bと、左右一対のサイドフレーム3Aの後端部同士を連結する連結パイプ7と、左右一対のボルスターカバー100とを有している。
左右一対のサイドフレーム3Aとパンフレーム3Bは、左右一対の支持フレーム5と、一対の支持フレーム5を連結する板状の連結フレーム6とから構成されている。
支持フレーム5は、前後方向に延びる金属製のフレームである。一対の支持フレーム5は、左右に離間して配置されている。
連結フレーム6は、支持フレーム5の上に載る左右のサイドフレーム部61と、左右のサイドフレーム部61の間で板状に延びるパンフレーム部62とを有している。連結フレーム6は、サイドフレーム部61が、それぞれ、支持フレーム5に溶接等により固定されている。
本実施形態では、一対の支持フレーム5と左右の連結フレーム6のサイドフレーム部61が、左右一対のサイドフレーム3Aを構成し、連結フレーム6のパンフレーム部62が、一対のサイドフレーム3Aを連結するパンフレーム3Bを構成している。
サイドフレーム部61は、支持フレーム5を覆う略U字形状を有し、支持フレーム5の後端部から支持フレーム5より前側まで延びている。具体的に、サイドフレーム部61は、支持フレーム5の上に配置される上側サイドフレーム部61Aと、上側サイドフレーム部61Aの左右方向内側の端部から下方へ延び、支持フレーム5の左右方向内側に配置される内側サイドフレーム部61Bと、上側サイドフレーム部61Aの左右方向外側の端部から下方へ延び、支持フレーム5の左右方向外側に配置される外側サイドフレーム部61Cとを有している。そして、サイドフレーム部61は、上側サイドフレーム部61Aの前端部に、第1固定孔63が形成されている。
パンフレーム部62は、左右の内側サイドフレーム部61Bの下端同士を繋いでいる。パンフレーム部62は、前端部に、可動フレーム支持部64を有している。
可動フレーム支持部64は、可動フレーム4の形に沿って凹んだ形状を有し、前側が開放されている。そして、可動フレーム支持部64は、上方へ突出する4つのガイド突起65を有している。
また、パンフレーム部62は、左右の両端部に、第2固定孔66が前後に並んで2つずつ形成されている。なお、図2においては、左側の2つの第2固定孔66は、図示を省略しているが、右側の2つの第2固定孔66と左右対称な位置に設けられている。
ボルスターカバー100は、クッションフレームF1の左右の位置に所望の高さの土手部を形成するための部材であり、各サイドフレーム3A、具体的には、連結フレーム6の各サイドフレーム部61の上に配置されている。
可動フレーム4は、固定フレーム3に対して前後に移動可能に設けられている。具体的に、可動フレーム4は、図12(a)に示すような、可動フレーム4が最も後方に位置する第1位置と、図12(b)に示すような、第1位置よりも前方に位置する第2位置との間を前後にスライド移動可能となっている。図2に戻り、可動フレーム4は、本体フレーム8と、本体フレーム8に取り付けられたキャリアカバー200及び左右一対のサイドカバー300とを有している。
本体フレーム8は、例えば、金属板からなる。なお、本体フレーム8は、樹脂製であってもよい。本体フレーム8は、連結フレーム6の可動フレーム支持部64の上に配置される平板部81と、平板部81の前端から連結フレーム6の前側を通って下に延びた後、後方へ向けて延びる屈曲部82とを有している。
屈曲部82は、クッションパッド1と屈曲部82の間の滑りがよくなるように、表面に、上下方向に延びる突出部88が左右方向に並んで複数設けられている。また、屈曲部82は、左右の端部に、上下に並ぶ2つの第4係合孔87を有している。
キャリアカバー200は、平板部81の上に固定される樹脂製の部材である。また、サイドカバー300は、キャリアカバー200の左右両側に配置される樹脂製の部材である。
樹脂プレート9は、樹脂からなる板状の部材であり、可撓性を有している。樹脂プレート9は、パンフレーム3Bの上から可動フレーム4の上まで連続して延びている。また、樹脂プレート9は、左右方向においては、パンフレーム3Bの左端部から右端部まで連続して延びている。このように、樹脂プレート9を設けることで、パンフレーム3Bと可動フレーム4の段差を滑らかに繋ぐことができるので、着座フィーリングを向上させることができる。
樹脂プレート9は、図12(a)に示すように、クッションパッド1の下に配置され、後端部が、ネジBにより、パンフレーム3Bに固定されている(図12(a)参照)。
次に、ボルスターカバー100の詳細な構成について説明する。
図2に示すように、ボルスターカバー100は、樹脂製であり、前後方向に長く形成されている。各ボルスターカバー100は、サイドフレーム部61の上に配置される上壁部110と、サイドフレーム部61の左右方向内側に配置される内壁部120と、サイドフレーム部61の左右方向外側に配置される外壁部130と、サイドフレーム部61の前に配置される前壁部140とを有している。なお、左右のボルスターカバー100は、略左右対称の形状を有しているため、図4及び図5では、右側のボルスターカバー100のみを示している。
図4(a)に示すように、上壁部110は、前端部に、前側固定部111を有している。前側固定部111は、円形状に凹んだ部分であり、底に、上下方向に貫通した前側固定孔112を有している。
内壁部120は、上壁部110の左右方向内側の端部から下方へ向けて延びている。内壁部120は、下端から左右方向内側へ延びる内側突出部121が設けられている。
そして、内壁部120は、後端部と前後方向における中央部の2か所に、内側固定部150を有している。内側固定部150は、内側突出部121から左右方向内側へ延び、上下方向を向く板状に形成されている。内側固定部150は、上下方向に貫通した内側固定孔151を有している。
図4(b)に示すように、外壁部130は、上壁部110の左右方向外側の端部から下方へ向けて延びている。外壁部130は、2つの開口131と、各開口131の縁に設けられる2つの係合部132と、2つの開口131の間の位置に設けられる第1補強部133と、後端部に設けられる第2補強部134と、下端部に設けられるJフック係合部135とを有している。
開口131は、外壁部130の前端部と前後方向における中央部の2か所に形成されている。各開口131は、外壁部130を左右方向で貫通する貫通孔131Aと、貫通孔131Aの上端に形成された凹部131Bとからなる。凹部131Bは、左右方向内側へ凹むとともに、上側が開放されている。つまり、開口131の上端は、上壁部110に位置する。
係合部132は、各開口131の下端縁から左右方向内側、つまり、サイドフレーム部61側へ向けて延出している。そして、係合部132は、先端部に、上方へ延びる係合爪132Aを有している。
第1補強部133と第2補強部134は、それぞれ、外側に凸となるように外壁部130が屈曲してなるビードであり、上下方向に延びている。第1補強部133は、2つの隣り合う開口131の上壁部110に設けられる上端同士を結ぶ仮想線L1よりも下に設けられている。
このような第1補強部133を2つの開口131の間に設けることで、開口131が複数設けられた外壁部130の剛性を向上させることが可能となっている。また、第1補強部133と第2補強部134をビード形状とすることで、簡単な構成で補強部を設けることが可能である。
Jフック係合部135は、外壁部130が左右方向外側に突出するように屈曲してなる部分である。Jフック係合部135は、外壁部130の前端部と後端部に設けられている。そして、前側のJフック係合部135は、第1補強部133より前側に配置され、後側のJフック係合部135は、第1補強部133より後側に配置されている。つまり、第1補強部133は、2つのJフック係合部135の間の位置に設けられている。また、後側の開口131は、2つのJフック係合部135の間の位置に設けられている。
前壁部140は、上壁部110の前端から下方へ向けて延びている。また、前壁部140は、左右方向外側の端部が、外壁部130の前端部とつながっている。前壁部140の前面は、上方に向かうにつれて後方に位置するように、上下方向に対して後側へ倒れた面になっている。そして、前壁部140は、前方へ向けて突出する前側突出部160を有している。つまり、ボルスターカバー100は、前端部に前側突出部160を有している。
前側突出部160は、ボルスターカバー100の左右方向の幅よりも薄い板状に形成され、前壁部140の左右方向内側の端部から延びている。また、前側突出部160の上端は、上壁部110より下側に設けられている。これにより、ボルスターカバー100は、前側突出部160のみが前側に突出しているので、シートクッションS1の前端部の左右方向外側部分が柔らかくなっており、乗員が乗降する際に、脚等がシートクッションS1の前端部の左右方向外側の部分に引っ掛かりにくくなっている。
このように構成されたボルスターカバー100は、図5に示すように、サイドフレーム3Aに取り付けられている。具体的には、係合部132は、外壁部130からサイドフレーム部61の外側サイドフレーム部61Cの下を通って、外側サイドフレーム部61Cの左右方向内側まで延びている。そして、係合部132の係合爪132Aは、外側サイドフレーム部61Cの下端縁に係合している。
なお、第1補強部133が、隣り合う2つの開口131の上端同士を結ぶ仮想線L1よりも下に設けられていることで、第1補強部133を、仮想線L1をまたぐように設ける場合に比べ、係合部132を外側サイドフレーム部61Cに係合させるときに、外壁部130を撓ませやすくなっている。
また、係合部132が、開口131の縁から延出しているので、開口131から係合部132と外側サイドフレーム部61Cの係合状態を確認することが可能となっている。
図9(b)に示すように、内側固定部150は、パンフレーム3Bの上、つまり、連結フレーム6のパンフレーム部62の上に重なっている。この内側固定部150の上面は、パンフレーム部62の上面と平行になっている。これにより、内側固定部150が盛り上がっている場合等と比べ、乗員が違和感を覚えるのを抑えることが可能となっている。
そして、内側固定部150は、内側固定部150の内側固定孔151と、パンフレーム部62の第2固定孔66とにネジBを挿通することで、パンフレーム部62に固定されている。これにより、乗員の体重がかかる部分でボルスターカバー100を固定することができるので、ボルスターカバー100をしっかりと固定することができる。また、内側固定部150は、パンフレーム3Bの上に重なっているので、内側固定部150に乗員の体重がかかりやすく、ボルスターカバー100をパンフレーム部62にしっかりと固定することが可能である。
図2に示すように、前側固定部111は、前側固定孔112とサイドフレーム部61の第1固定孔63にネジを挿通することで、連結フレーム6のサイドフレーム部61の上面、つまり、サイドフレーム3Aの上面に固定されている。乗員の臀部の大きさはさまざまであるため、乗員の臀部に当たるボルスターカバー100の後端部ではなく、本実施形態のように、前端部をサイドフレーム3Aに固定することで、多少、ボルスターカバー100の上壁部110が左右方向にゆがむことができ、乗員が窮屈に感じるのを抑えることが可能となっている。
以上のように、ボルスターカバー100は、前側固定部111と2つの内側固定部150のみで固定フレーム3のサイドフレーム3Aまたはパンフレーム3Bに固定されており、上壁部110の後端部及び外壁部130はサイドフレーム3A及びパンフレーム3Bにネジ等で固定されていない。これにより、ボルスターカバー100の左右方向外側は、かっちりと固定されていないので、乗員からボルスターカバー100に力がかかったときに、その力を左右方向外側へ逃がすことが可能となっている。
次に、可動フレーム4を構成する本体フレーム8、キャリアカバー200及びサイドカバーの構成について詳しく説明する。
本体フレーム8の平板部81は、上面が、連結フレーム6のパンフレーム部62の上面と略平行となるように形成されている。図6(a)に示すように、平板部81は、前後方向に延びる複数のガイド溝83を有している。ガイド溝83には、連結フレーム6のガイド突起65が入っている。これにより、本体フレーム8は、ガイド突起65がガイド溝83の内側を相対移動することで、ガイド溝83が延びる方向に沿って前後に移動可能となっている。
また、平板部81は、上面に、2つの第1係合孔84と、2つの第2係合孔85と、2つの第3係合孔86とを有している。第1係合孔84は、平板部81の前端部に設けられている。第2係合孔85は、第1係合孔84の後側にそれぞれ設けられている。第3係合孔86は、平板部81の左右両端部に設けられている。
図6(b)に示すように、キャリアカバー200は、平板部81上に隆起した形状を設けるための部材であり、上面に、上に凸となる曲面201を有している。具体的に、キャリアカバー200は、後端から前方へ向かうにつれて高くなっていき、さらに前端に向かうにつれて低くなっていくようになっている。そして、キャリアカバー200は、パンフレーム部62の上面の延長面Pよりも上に突出している(図12(a)参照)。なお、キャリアカバー200の最も上に位置する部分は、キャリアカバー200の前後方向における中央部よりも前側に設けられている。このように、平板部81上にキャリアカバー200を設けることで、乗員の脚を良好に支持することが可能となっている。
また、曲面201は、図2に示すように、左右方向に長く設けられ、平板部81の左端部から右端部まで延びている。これにより、曲面201を左右方向の一部にのみ設ける場合に比べ、乗員の脚を良好に支持することが可能である。
キャリアカバー200は、図6(a)に示すように、下面に、2つの第1フック210と、2つの第2フック220と、2つの係合ボス230とを有している。第1フック210は、キャリアカバー200の前端部に設けられ、左右に並んで配置されている。第1フック210は、下方に突出し、先端部に、前側に向けて延びる第1爪部211を有している。第2フック220は、それぞれ、第1フック210の後側に設けられている。第2フック220は、下方に突出し、先端部に、第1フック210の第1爪部211とは反対側、つまり、後側に向けて延びる第2爪部221を有している。係合ボス230は、キャリアカバー200の左右両端部に設けられ、下方に突出している。
図6(b)に示すように、第1フック210は、本体フレーム8の第1係合孔84と係合している。そして、第1フック210の第1爪部211は、第1係合孔84の縁に係止されている。また、第2フック220は、第2係合孔85と係合している。そして、第2フック220の第2爪部221は、第2係合孔85の縁に係止されている。そして、係合ボス230は、第3係合孔86と係合している。
このように、キャリアカバー200に設けた第1フック210、第2フック220及び係合ボス230を、本体フレーム8の孔84,85,86に係合させるだけなので、簡単な構成で、キャリアカバー200が本体フレーム8に固定されている。
また、第1フック210と第2フック220には、先端部に、爪部211,221が設けられ、この爪部211,221が、本体フレーム8の孔84,85の縁に係止されるので、第1フック210と本体フレーム8、及び第2フック220と本体フレーム8の係合が外れにくくなっている。
図6(a),(b)に示すように、サイドカバー300は、本体フレーム8の表面に沿って、本体フレーム8の上から前側を通って下まで延びるサイドカバー本体310と、サイドカバー本体310から左右方向内側へ延びるフランジ部320とを有している。
サイドカバー本体310は、上面から前面を通って下面まで延びる溝330を有している。なお、溝330の構成については、後述する。
図6(b)に示すように、フランジ部320は、本体フレーム8の表面に沿って形成されている。フランジ部320は、左右方向に直交する方向、本実施形態では、上下方向に並ぶ第3フック321と第4フック322を有している。第3フック321と第4フック322は、フランジ部320から本体フレーム8側に突出している。第3フック321は、先端に、上を向く第3爪部321Aを有している。第4フック322は、第3フック321の下側に設けられ、先端に、第3爪部321Aとは反対側の下を向く第4爪部322Aを有している。
第3フック321は、本体フレーム8の上側の第4係合孔87に係合している。そして、第3フック321の第3爪部321Aは、第4係合孔87の縁に係止されている。また、第4フック322は、本体フレーム8の下側の第4係合孔87に係合している。そして、第4フック322の第4爪部322Aは、第4係合孔87の縁に係止されている。
このように、フランジ部320に第3フック321及び第4フック322を設けることで、簡単な構成で、サイドカバー300を本体フレーム8に固定することができる。また、第3フック321と第4フック322は、上下方向で並んでいるので、フランジ部320を左右方向に大きくすることなく、サイドカバー300を本体フレーム8にしっかりと固定することが可能となっている。
次に、クッションパッド1と表皮材2の詳細な構成について説明する。
図3に示すように、クッションパッド1は、ウレタンフォーム等のクッション材から構成されている。クッションパッド1は、乗員が着座する中央部11と、中央部11の左右両側に設けられる側部12とを有している。
中央部11は、連結フレーム6のパンフレーム部62と可動フレーム4の上に載る部分である。側部12は、サイドフレーム3A及びボルスターカバー100を覆う部分である。クッションパッド1は、中央部11と側部12の間、つまり、サイドフレーム3Aより左右方向内側の位置に、前端から後方へ延びる第1切り込み1Aがある。そして、中央部11は、側部12より前側に長く延びている。
中央部11は、図12に示すように、パンフレーム3Bの上から前方へ延びて可動フレーム4の前端部を巻き込むように設けられている。
図3に示すように、中央部11と側部12の間には、つり込み溝1Bが設けられている。つり込み溝1Bは、クッションパッド1の上面から凹んだ溝であり、第1切り込み1Aの後側で前後方向に延びている。つり込み溝1Bは、底部に、表皮材2をつり込むための図示しない表皮取付部材が設けられている。
図9(b)に示すように、側部12は、中央部11よりも上に張り出している。そして、つり込み溝1Bは、ボルスターカバー100の内側固定部150よりも左右方向内側に設けられている。つまり、内側固定部150は、つり込み溝1Bに対し鉛直下方の位置よりも左右方向外側に位置している。また、内側固定部150をパンフレーム3Bに固定するネジBは、つり込み溝1Bに対し、鉛直下方の位置、または、鉛直下方の位置よりも左右方向外側の位置に位置している。このようにネジBを配置することで、乗員が違和感を覚えるのを抑えることができる。
図3に戻り、表皮材2は、合成皮革や布地等からなる。表皮材2は、クッションパッド1の中央部11を覆う中央カバー21と、クッションパッド1の側部を覆う側部カバー22とを有している。表皮材2は、中央カバー21と側部カバー22の間、つまり、サイドフレーム3Aより左右方向内側の位置に、前端から後方へ延びる第2切り込み2Aがある。
中央カバー21は、側部カバー22よりも前側まで長く延びている。この中央カバー21は、図12に示すように、パンフレーム3Bの上から前方へ延びて可動フレーム4の前端部を巻き込むように設けられている。
図3に戻り、中央カバー21は、側部カバー22より前側に延びている部分の左右両端に、中央カバー21の左右両端部に沿って長く延びる係合部材の一例としてのトリムコード25が設けられている。また、中央カバー21は、前端に、バネ28で連結された第1ストラップ26と第2ストラップ27が設けられている。
側部カバー22の前端部の左右方向内側の端部には、移動規制板24が設けられている。また、側部カバー22は、左右方向外側の端部に、Jフック23を有している。
移動規制板24は、後方に開口したU字形状を有し、側部カバー22の前端部のうち第2切り込み2A側の端部に固定されている。
図9(a)に示すように、クッションパッド1の第1切り込み1Aには、ボルスターカバー100の前側突出部160が入り込んでいる。そして、前側突出部160は、移動規制板24の左右方向外側に隣接して配置されている。
図9(b)に示すように、Jフック23は、側部カバー22の左右方向外側の端部に固定されている。Jフック23は、側部カバー22から下方へ延びた後、左右方向内側へ向けて屈曲して延びる略J字形状を有している。Jフック23は、ボルスターカバー100のJフック係合部135の下端縁に係合している。これにより、表皮材2は、左右の端部が下方へ引っ張られている(図の矢印参照)。
このように、表皮材2の左右の端部が下方へ引っ張られていると、その下にあるクッションパッド1も左右方向へ引っ張られるが、本実施形態では、移動規制板24が、その左右方向外側に配置されるボルスターカバー100の前側突出部160に当たるので、表皮材2の左右方向への移動が規制されている。これにより、クッションパッド1の前端部の型崩れを抑えることが可能となっている。
中央カバー21に設けられたトリムコード25は、図7に示すように、中央カバー21の左右の端部に沿って長く延びる板状の本体部25Aと、本体部25Aとは異なる方向を向き、本体部25Aの端部から延出する爪部の一例としての引掛部25Bとを有し、略L字状の断面を有している。トリムコード25は、本体部25Aの引掛部25Bとは反対側の端部(基端部)が、中央カバー21に縫製により固定されている。
そして、本体部25Aは、中央カバー21に固定される基端部に、切り込み25Cがトリムコード25の長手方向に並んで設けられている。このように、切り込み25Cを設けることで、トリムコード25が中央カバー21に合わせて曲がりやすくなっている。
このトリムコード25は、図8に示すように、可動フレーム4のサイドカバー300に設けられた溝330内に入り込んでいる。
ここで、溝330の構成について詳しく説明する。
溝330は、表皮材2から離れる方向に延びる第1溝部331と、第1溝部331から異なる方向、本実施形態では、左右方向内側へ延びる第2溝部332とを有している。また、第2溝部332は、表皮材2側に位置する壁332Aの第1溝部331側の端部から突出する突出部の一例としての返し部333を有している。
トリムコード25は、本体部25Aが第1溝部331に入り、引掛部25Bが第2溝部332に入っている。これにより、中央カバー21が引っ張られて、トリムコード25に溝330の外側(例えば、図8では上方)へ引っ張る力が働いても、引掛部25Bが第2溝部332の縁に引っ掛かるので、トリムコード25が溝330から抜けるのを抑えることが可能となっている。
また、返し部333が引掛部25Bに向けて突出しているので、引掛部25Bが返し部333に引っ掛かりやすく、トリムコード25が溝330から抜けるのをより抑えることが可能となっている。
また、引掛部25Bは、本体部25Aから左右方向内側へ向けて延びている。これにより、乗員が車両用シートSに座ったとき、中央カバー21が左右方向内側へ引っ張られるが、引掛部25Bが第2溝部332に引っ掛かる方向へ移動するので、トリムコード25が溝330から抜けるのを抑えることが可能となっている。
図10(a)に示すように、第1ストラップ26と第2ストラップ27は、中央カバー21の可動フレーム4の下に位置する前端を後方へ引っ張るための部材である。本実施形態では、中央カバー21のしっかりと引っ張ることができるようにするために、第1ストラップ26と第2ストラップ27は、幅広のベルト状の部材となっている。
第1ストラップ26は、中央カバー21の前端の左端部に固定されている。第2ストラップ27は、第1ストラップ26と左右に間隔をあけて配置され、中央カバー21の前端の右端部に固定されている。
第1ストラップ26は、中央カバー21の前端から後方へ延びた後、連結フレーム6の下側に設けられた第1係合部67に引っ掛かることで、延びる方向を左右方向内側へ変えて延びている。
第1係合部67は、ワイヤからなり、連結フレーム6に固定しやすいように、パンフレーム部62の下面に設けられている。第1係合部67は、パンフレーム部62の下方でパンフレーム部62と略平行に延びる係合部本体67Aと、係合部本体67Aの前端からパンフレーム部62側へ延びる前端部67Bと、係合部本体67Aの後端からパンフレーム部62側へ延びる後端部67Cとを有している。
係合部本体67Aは、前後方向に対して斜め45度になるように、前から後に向かうにつれて左右方向内側、つまり、右側に位置するように延びている。そして、図10(b)に示すように、前端部67Bは、パンフレーム部62に溶接等により固定されている。後端部67Cは、パンフレーム部62から離間している。これにより、第1ストラップ26を、後端部67Cとパンフレーム部62の間を通して、第1係合部67に引っ掛けやすくなっている。
第1ストラップ26は、第1係合部67の係合部本体67Aを上下で挟むようにして折れ曲がっている。具体的には、第1ストラップ26は、第1係合部67の係合部本体67Aの下を前から後ろへ通った後、係合部本体67Aの後側を回って、係合部本体67Aの上を左から右へ向けて延びている。
このように、第1係合部67に第1ストラップ26を引っ掛けるだけの簡単な構成で、第1ストラップ26が延びる方向を変えることができるとともに、第1ストラップ26を第1係合部67でしっかりと保持することが可能となっている。
図10(a)に示すように、第2ストラップ27は、中央カバー21の前端から後方へ延びた後、連結フレーム6の下側に設けられた第2係合部68に引っ掛かることで、延びる方向を左右方向内側へ変えて延びている。
第2係合部68は、ワイヤからなり、連結フレーム6に固定しやすいように、パンフレーム部62の下面に設けられている。第2係合部68は、第1係合部67と左右対称な形状を有している。この第2係合部68は、パンフレーム部62の下方でパンフレーム部62と略平行に延びる係合部本体68Aと、係合部本体68Aの前端からパンフレーム部62側へ延びる前端部68Bと、係合部本体68Aの後端からパンフレーム部62側へ延びる後端部68Cとを有している。
係合部本体68Aは、パンフレーム部62の下方で、前後方向に対して斜め45度になるように、前から後に向かうにつれて左右方向内側、つまり、左側に位置するように延びている。そして、前端部68Bは、パンフレーム部62に溶接等により固定されている。後端部68Cは、パンフレーム部62から離間している。これにより、第2ストラップ27を、後端部68Cとパンフレーム部62の間を通して、第2係合部68に引っ掛けやすくなっている。
第2ストラップ27は、第2係合部68の係合部本体68Aを上下で挟むようにして折れ曲がっている。具体的には、第2ストラップ27は、第2係合部68の係合部本体68Aの下を前から後ろへ通った後、係合部本体68Aの後側を回って、係合部本体68Aの上を右から左へ向けて延びている。
このように、第2係合部68に第2ストラップ27を引っ掛けるだけの簡単な構成で、第2ストラップ27が延びる方向を変えることができるとともに、第2ストラップ27を第2係合部68でしっかりと保持することが可能となっている。
そして、第1係合部67と第2係合部68は、前後方向で同じ位置に設けられている。これにより、第1ストラップ26の前後方向に延びている部分と、第2ストラップ27の前後方向に延びている部分は、同じ長さになっており、第1ストラップ26の左右方向に延びている部分と、第2ストラップ27の左右方向に延びている部分は、前後方向で同じ位置に設けられている。そのため、第1ストラップ26と第2ストラップ27とで均等な力で中央カバー21を引っ張ることが可能となっている。
バネ28は、左右方向に伸縮可能な引っ張りバネであり、金属からなる。バネ28は、左端が第1ストラップ26の先端に固定され、右端が第2ストラップ27の先端に固定されており、第1ストラップ26の先端と第2ストラップ27の先端を連結している。これにより、第1ストラップ26と第2ストラップ27は、左右方向内側へ向けて引っ張られている。このように、バネ28で第1ストラップ26と第2ストラップ27を引っ張ることで、ゴムで引っ張るよりも、引っ張る力が低下するのを抑えることができる。
また、第1ストラップ26と第2ストラップ27を別々のバネ等で引っ張る構成に比べ、省スペース化と部品点数の削減を図ることが可能となっている。
本実施形態においては、第1ストラップ26と第2ストラップ27は、中央カバー21を引っ張るのに必要な長さを確保しながら、固定フレーム3の下のスペースの前端部寄りに配置されている。そして、固定フレーム3の下、具体的には、パンフレーム部62の下に、可動フレーム4を駆動するための駆動源Mが設けられている。駆動源Mは、パンフレーム部62の下面の前端部に固定されている。より詳細には、駆動源Mは、第1係合部67と第2係合部68よりも前側の位置で、かつ、左右方向において第1係合部67と第2係合部68の間の位置に設けられている。これにより、第1ストラップ26は、中央カバー21の前端から駆動源Mの横、具体的には、左側を通って後方へ延びた後、駆動源Mの後側で左右方向内側へ延びている。第2ストラップ27は、中央カバー21の前端から第1ストラップ26とは駆動源Mの反対側、つまり、右側を通って後方へ延びた後、駆動源Mの後側で左右方向内側に延びている。このような配置とすることで、ストラップ26,27と駆動源Mの干渉を避けることが可能となっている。
以上のように構成された車両用シートSの動作について説明する。
図12(a)に示すように、可動フレーム4が第1位置に位置するとき、第1ストラップ26と第2ストラップ27が表皮材2の中央カバー21の前端部を後方へ引っ張っているので、クッションパッド1の中央部11の前端部及び中央カバー21の前端部が、本体フレーム8の屈曲部82に向けて押し付けられている。
図12(b)に示すように、可動フレーム4が第1位置から第2位置へ移動すると、可動フレーム4が、クッションパッド1の中央部11を前方へ押し出す。これに伴って、中央カバー21が前方へ引っ張られ、前端が前方へ移動する。このように可動フレーム4が第2位置へ移動すると、可動フレーム4が第1位置に位置していたときよりも、座面が前方に長くなる。
なお、可動フレーム4が第2位置へ移動するとき、中央カバー21の左右両端部に設けられたトリムコード25が、サイドカバー300の溝330に沿って移動する。
本実施形態では、本体フレーム8の上にキャリアカバー200を設けることで、可動フレーム4が上に隆起した形状を有しているので、可動フレーム4の上面が平面である場合よりも、可動フレーム4のクッションパッド1を押す部分が、なだらかな形状となる。これにより、可動フレーム4が前方へ移動するときに、可動フレーム4とクッションパッド1の相対移動がスムーズになる。
そして、樹脂プレート9が、パンフレーム3Bと可動フレーム4のキャリアカバー200の上に載っているので、クッションパッド1の下の形状が滑らかになり、乗員の脚の下をキャリアカバー200が前方へ移動するときに、乗員が違和感を覚えるのを抑えることができる。
また、図11に示すように、第1ストラップ26と第2ストラップ27は、中央カバー21の前端が前方へ移動することにより、前方へ引っ張られるので、バネ28が、可動フレーム4が第1位置に位置していたときよりも伸びた状態になる。
図12(a)に示すように、可動フレーム4を再び第1位置に移動させると、バネ28の付勢力により、第1ストラップ26と第2ストラップ27が中央カバー21の前端部を後方へ引っ張る。これにより、クッションパッド1の中央部11と中央カバー21が、可動フレーム4にくっつくように後方へ引っ張られる。
このとき、中央カバー21の左右両端部に設けられたトリムコード25は、サイドカバー300の溝330に沿って移動する。
本実施形態では、樹脂プレート9は、後端部が、固定フレーム3を構成するパンフレーム3Bに固定されているので、可動フレーム4が移動するときに、クッションパッド1に対して動かない。そのため、可動フレーム4が第1位置に移動するときに、樹脂プレート9の後端部の角が、クッションパッド1に擦れたり、引っ掛かったりするのを抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、可動フレーム4に設けられる溝330が、本体フレーム8に固定されるサイドカバー300に設けられていたが、可動フレームの構成はこれに限定されるものではない。例えば、本体フレーム8が、表皮材2に設けられるトリムコード25が入る溝を有していてもよい。
前記実施形態では、トリムコード25がL字状の断面を有する形状であったが、係合部材の構成はこれに限定されるものではない。例えば、係合部材は、J字状の断面を有する形状であってもよい。具体的には、係合部材は、表皮材2から延びる本体部と、本体部から左右方向内側へ向けて延びた後、表皮材2側へ延びる引掛部とを有している。そして、係合部材が入る溝は、表皮材2から離れる方向へ延びる第1溝部と、第1溝部から左右方向内側へ向かうにつれて表皮材2へ近づくように延びる第2溝部とを有している。
また、前記した各実施形態及び各変形例の各要素は、任意に組み合わせて実施することが可能である。
2 表皮材
3 固定フレーム
4 可動フレーム
25 トリムコード
25A 本体部
25B 引掛部
330 溝
331 第1溝部
332 第2溝部
333 返し部
S 車両用シート

Claims (4)

  1. 固定フレームと、
    前記固定フレームの前端部に設けられ、第1位置と、前記第1位置よりも前方に位置する第2位置との間を前後にスライド移動可能に構成された可動フレームと、
    前記固定フレームの上から前方へ延びて前記可動フレームの前端部を巻き込むように設けられた表皮材と、
    前記表皮材に設けられ、前記表皮材の左右両端部に沿って延びる係合部材と、を備え、
    前記可動フレームは、左右の両端部に、前記可動フレームの上面から前記可動フレームの前面を通って前記可動フレームの下面まで延びる前記係合部材が係合する溝を有し、
    前記溝は、前記表皮材から離れる方向へ延びる第1溝部と、前記第1溝部から異なる方向へ延びる第2溝部とを有し、
    前記係合部材は、前記表皮材から延びて前記第1溝部に入る本体部と、前記本体部から延びて前記第2溝部に入る爪部とを有することを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記第2溝部は、前記第2溝部の前記表皮材側に位置する壁の前記第1溝部側の端部から前記爪部へ向けて突出する突出部を有することを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記第2溝部は、前記第1溝部から左右方向内側へ向けて延び、
    前記爪部は、前記本体部から左右方向内側へ向けて延びていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記本体部は、基端部に、切り込みが前記係合部材の長手方向に並んで設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
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