JP2019122932A - 圧縮空気の気液分離システム - Google Patents

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Abstract

【課題】例えばエアーコンプレッサ等から供給される圧縮空気を工場等で多くのエアーツールへ供給する際に好適で、圧縮空気中の水分を非電力かつ簡単な構成によって能率良く大量かつ安価に除去できる圧縮空気の気液分離システムを提供すること。【解決手段】圧縮空気の供給管路にエアードライヤ20を配置し、清浄で乾燥した圧縮空気をエアーツール6へ供給可能にした圧縮空気の気液分離システムであること。前記エアードライヤ20より上流側の近接位置に圧縮空気を凝縮可能な凝結器19を配置したこと。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばエアーコンプレッサ等から供給される圧縮空気を工場等で多くのエアーツールへ供給する際に好適で、圧縮空気中の水分を非電力かつ簡単な構成によって能率良く大量かつ安価に除去できるようにした圧縮空気の気液分離システムに関する。
エアーコンプレッサから吐出された圧縮空気には水や油分が混在し、この圧縮空気をエアードライバーやインパクトレンチ、塗装ガン等のエアーツールへ供給すると、空気導管の内部が錆たり、エアーツール内部の構成部品が錆びて機能が低下し故障を起こす惧れがあるため、圧縮空気の吐出管路にエアードライヤである気液分離器を取付けて水分を除去し、乾燥した圧縮空気をエアーツールへ供給するようにしている。
前記気液分離器は、例えば中空円筒体の上部に上カバーを取付け、これらを締め付けリングで連結し、前記上カバーの両側の入口通路と出口通路に圧縮空気の導入管と排出管をねじ込み、その下部周面に円管状の上部周面をねじ込むとともに、上カバーの内側中央にネジ孔を形成し、このネジ孔にエア−案内子の上端部をねじ込み、その下部周面のネジ部に仕切管の上端部をねじ込んで取付けている。
前記仕切管の内側に略円筒状の複数の仕切り構造を上下に積み重ね、これを長尺のボルトを介してエアー案内子に連結している。前記仕切り構造は下部に凹部空間を形成し、上部に円錐形の凸部を突設し、この凸部に凹部空間に連通する透孔を形成し、該透孔を上下の仕切り構造間で左右に離間して配置している。
そして、前記入口通路から圧縮空気を導入し、これを中空円筒体とエアー案内子との間に導入し、エア−案内子の下方から最下位置の仕切り構造に導入し、その凹部空間から透孔へ移動して直上の仕切り構造へ導入し、その移動時に圧縮空気を移動壁面に衝突させて水分を凝結し、その水滴を凝集して水分を除去し、以降、前記動作を繰り返して上カバーから出口通路へ移動し、圧縮空気中の水分を分離するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記気液分離器は中空円筒体が長尺で、その内側の仕切管に複数の異形の仕切り構造を積み重ねて配置しているため、大形で部品点数が多く構成が複雑で高価になり、また圧縮空気の移動経路が複雑で移動速度が減速され、壁面に対する衝突力が低下して水分の凝結が低下し、気液分離作用が概して低いという問題があった。
しかも、エアードライヤをエアーツールの空気通路の適宜位置に配置しているため、気液分離効率が悪く、圧縮空気中の水分を十分に取り切れないままエアーツールへ供給せざるを得なかった。
上記問題を解決するものとして、空気入口と空気出口を設けたヘッダーに中空円筒状のケーシングを接続し、該ケーシングの中央に管状の円筒体を接続し、該円筒体の上部に変向器を接続し、その内部にテーパ孔状の拡幅部と、該拡幅部に連通する通路を形成し、前記円筒体の中間部周面に多数の空気孔を形成し、空気入口に導入した圧縮空気を変向器の受圧面に衝突させて水分を凝結し、その水滴を凝集して気液を分離するようにした圧縮空気除湿装置がある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前記圧縮空気除湿装置は、ケーシングの内側に円筒体を配置し、その上部に変向器を配置し、中間部に多数の空気孔を形成し、全体的にコンパクトに構成しているが部品点数が多く、高価になる等の問題があった。
また、他のエアードライヤとして、圧縮空気の吸入口と排風口を備えた蓋体に締付けリングを介して容器本体を接続し、該容器本体の内側に円管状の筒状仕切体を配置し、その内側に筒状の気液分離手段をねじ止め、該分離手段の上端部を蓋体の中央に接続し、前記気液分離手段は周面に複数の鍔部を突設し、その一の鍔部に内側の負圧中空室に連通する小孔を形成し、吸入口から導入した圧縮空気を容器本体と筒状仕切体との間に導き、筒状仕切体の内面と気液分離手段の鍔部に衝突させて圧縮空気中の水分を凝結し、その水滴を凝集して除去後、筒状仕切体の内側へ移動して小孔から負圧中空室へ導き、排風口から移動するようにしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記エアードライヤは、長尺の容器本体を要する上に、筒状仕切体と異形の気液分離手段を要し、それらの構成が複雑で部品点数が多く、高価になるとともに、概して十分な気液分離作用が得られず、また圧縮空気中の水分や油分を除去することが難しかった。
前記問題を解決するものとして、入口と出口を備えた基部材に中空円筒状の第1および第2容器を対向して配置し、第1容器にオイルセパレ−タを配置し、第2容器に乾燥剤を収容し、前記オイルセパレータによって圧縮空気中の油滴や水滴を除去し、また前記乾燥剤によって圧縮空気中の水分を吸着し、更に第2容器に設けた乾燥器の内部にフィルタ装置を設け、オイルセパレータによって除去しきれないオイルミストや塵埃等の細かい粒子を除去するようにした圧縮空気乾燥装置がある(例えば、特許文献4参照)。
しかし、前記圧縮空気乾燥装置は、圧縮空気中の水分や油分を吸着し、オイルミストや塵埃等の細かい粒子を除去し得るが、大形かつ大重量で構造が複雑なため、高価で一般生産工場での設置や使用に馴染まない等の問題があった。
このような問題を解決する別の手段として、エアーコンプレッサ室と末端エアー機器を使用する工場を分離して配置し、エアーコンプレッサ室に配管した空気配管に、エアーコンプレッサとエアータンクと圧縮空気を乾燥するエアードライヤと、圧縮空気の異物を除去するエアーフィルタを介挿し、また前記工場にエアーコンプレッサ室の空気配管に連通する空気配管を配管し、該空気配管の上下流に分岐管を接続し、これらの分岐管にエアードライヤと末端エアー機器を接続し、末端エア−機器の直前にエアードライヤを配置し、エアードライヤを経由し長い空気配管を通過する間に温度変化の激しいことがあっても、また末端エアー機器周辺の室温がかなり低くても、エアードライヤにより一定の温度を確保することによって、末端エアー機器でのドレン水の発生を少なくするようにした圧縮空気の製造装置がある(例えば、特許文献5参照)。
しかし、前記製造装置は、末端エアー機器を使用する工場において、末端エアー機器でのドレン水の発生を少なくするために、空気配管に接続した分岐管に接続する末端エアー機器の直前にエアードライヤの配置を要するため、多数のエアードライヤの配置を要し、部品点数が増加するとともに構成が複雑化して高価になり、画一的な性能のエアードライヤや、単一のエアードライヤによる除湿作用には限界があり、乾燥した清浄な圧縮空気の供給に応じられない等の問題があった。
更に、前記問題を解決するものとして、エアーコンプレッサの下流にエアードライヤを配置し、該エアードライヤの下流に除塵装置と中空糸エアードライヤとを配置し、中空糸エアードライヤによって圧縮空気を精密に乾燥し、これをエアーツールへ供給するようにした圧縮空気の製造装置がある(例えば、特許文献6参照)。
しかし、前記製造装置は、単一のエアードライヤによって圧縮空気の水分を除去しているため、水分を十分に除去することができず、これを下流の除塵装置や中空糸エアードライヤへ移動すると、除塵装置や中空糸エアードライヤの機能が低下ないし劣化し、それらの寿命を低下させるとともに、使用によって機能が低下ないし劣化した場合、それらの位置が区々なため、そのメンテナンスに手間が掛かる等の問題があった。
このような点に鑑み出願人は、エアードライヤより上流側に圧縮空気を凝縮可能な凝結器を配置し、圧縮空気中の水分を効率良く凝縮かつ凝結して除湿ないし乾燥する、圧縮空気の気液分離装置を開発し、これを既に提案している。
この既に提案した気液分離装置のエアードライヤと凝結器の空気流量ないし処理能力は、1〜300l/minの比較的小能力であるため、例えば大量の圧縮空気を使用する工場等ではエアードライヤないし凝結器の処理能力がエアーツールの需要に追い付かず、圧縮空気を十分に除湿ないし乾燥することができないという問題があった。
特許第4789963号号公報 特開平6−178910号公報 特許第5467180号号公報 実開昭61−64324号公報 特開2007−130618号公報 特許第3390967号号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えばエアーコンプレッサ等から供給される圧縮空気を工場等で多くのエアーツールへ供給する際に好適で、圧縮空気中の水分を非電力かつ簡単な構成によって能率良く大量かつ安価に除去できるようにした、圧縮空気の気液分離システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、圧縮空気の供給管路にエアードライヤを配置し、清浄で乾燥した圧縮空気をエア−ツールへ供給可能にした圧縮空気の気液分離システムにおいて、前記エアードライヤより上流側の近接位置に圧縮空気を凝縮可能な凝結器を配置し、圧縮空気中の大半の水分を圧縮空気の供給管路の上流側で効率良く凝縮かつ凝結して除湿ないし乾燥し、乾燥した圧縮空気をエアーツールへ供給し、エアーツールの故障や機能低下を防止するとともに、エアードライヤよりも下流側の圧縮空気の水分の凝縮を抑制するようにしている。
請求項2の発明は、凝結器は、圧縮空気の供給管路に連通しインレットとアウトレットを備えたヘッドカバーと、該ヘッドカバーに上部を連結した中空有底の筒状容器と、該筒状容器の内側に配置し上部を前記ヘッドカバーに連通可能に連結した中空筒状の凝結シリンダと、を備え、従来のエアードライヤに比べ簡単な構成にして圧縮空気の流路面積を拡大し、多量の圧縮空気を円滑に移動し含有水分を効率良く凝縮させて凝結作用を促し、除湿ないし乾燥した大量の圧縮空気を生成し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適にしている。
請求項3の発明は、凝結器のインレットから圧縮空気を筒状容器と凝結シリンダとの間に導入可能に設け、該圧縮空気を凝結シリンダ内を上動して上端部に衝突し圧縮空気の水分を凝縮可能に設け、凝縮した圧縮空気をアウトレットへ移動可能にし、筒状容器内に導入した圧縮空気を能率良く移動して水分の凝縮と凝結を促し、多量の凝縮水を能率良く捕集するとともに、除湿した圧縮空気を筒状容器の外部へ移動するようにして、除湿ないし乾燥した大量の圧縮空気を生成し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適にしている
請求項4の発明は、エアードライヤは、圧縮空気の供給管路に連通しインレットとアウトレットを備えたヘッドカバーと、該ヘッドカバーに上部を連結した中空有底の筒状容器と、該筒状容器の内側に配置し上部を前記ヘッドカバーに連通可能に連結した中空筒状の除湿シリンダと、該除湿シリンダの上部に配置した複数の集気シリンダと、該集気シリンダ内に形成しアウトレットに連通可能に形成した小孔状の通孔と、を備え、筒状容器内に導入した圧縮空気を能率良く移動して水分の凝縮と凝結を促し、多量の凝縮水を能率良く捕集するとともに、除湿した圧縮空気を筒状容器の外部へ移動するようにして、除湿ないし乾燥した大量の圧縮空気を生成し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適にしている。
請求項5の発明は、エアードライヤのインレットから圧縮空気を筒状容器と凝縮シリンダとの間に導入可能に設け、該圧縮空気を除湿シリンダ内で上動して上端部に衝突可能に設けるとともに、集気シリンダ内の通孔から断熱膨張させて噴出可能に設けて、圧縮空気の水分を凝縮可能に設け、凝縮した圧縮空気をアウトレットへ移動可能にし、除湿した圧縮空気を筒状容器の外部へ移動するようにして、除湿ないし乾燥した大量の圧縮空気を生成し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適にしている。
請求項6の発明は、凝結器のアウトレットとエアードライヤのインレットを中継導管を介して連結し、エアードライヤのアウトレットをエアーツールに連通可能に配置し、凝結器で除湿した圧縮空気をエアードライヤへ直ちに導入し、除湿した圧縮空気の水分の凝縮を回避して、乾燥した圧縮空気をエアードライヤへ確実に送り出すようにしている。
請求項7の発明は、圧縮空気の供給管路にドライボックスを介挿し、該ドライボックスに凝結器とエアードライヤとを上下流位置に配置し、凝結器とエアードライヤを保護し、それらの安定した凝縮作用を確保するようにしている。
請求項8の発明は、凝結器とエアードライヤの直下にオ−トドレンを配置し、凝結器とエアードライヤにおける凝縮水を貯留し、その溢流を外部へ排出可能にしている。
請求項9の発明は、ドライボックスの前面または背面にカバ−パネルを着脱可能に取付け、凝結器とエアードライヤの取付け、およびそれらのメンテナンスを容易に行なえるようにしている。
請求項10の発明は、ドライボックス内に、凝結器とエアードライヤとを上下流位置に配置した一組を複数組設け、各組を互いに並列に配置して、大量の圧縮空気の除湿ないし乾燥を実現するとともに、個々の凝結器とエアードライヤの除湿作用の負担を軽減し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適にしている。
請求項11の発明は、ドライボックスとエア−ツールとの間の供給管路に第2ドライボックスを配置し、この第2ドライボックスをエア−ツール側に配置するとともに、第2ドライボックス内に一または複数のエアードライヤを配置し、エアーツールへ導入前の圧縮空気を再度精密に除湿するようにしている。
請求項12の発明は、ドライボックスよりも上流側の圧縮空気の供給管路に空冷可能な冷却装置を介挿し、該冷却装置を空気導管をコイル状に捲回して構成し、凝結器とエアードライヤへ導入前の圧縮空気を冷却し、凝結器とエアードライヤの除湿作用の負担を軽減するとともに、冷却装置を自然を利用した構成にして安価に製作し得るようにしている。
請求項1の発明は、エアードライヤより上流側の近接位置に圧縮空気を凝縮可能な凝結器を配置したから、圧縮空気中の大半の水分を圧縮空気の供給管路の上流側で効率良く凝縮かつ凝結して除湿ないし乾燥し、乾燥した圧縮空気をエアーツールへ供給して、エアーツールの故障や機能低下を防止することができるとともに、エアードライヤよりも下流側の圧縮空気の水分の凝縮を抑制することができる。
請求項2の発明は、凝結器は、圧縮空気の供給管路に連通しインレットとアウトレットを備えたヘッドカバーと、該ヘッドカバーに上部を連結した中空有底の筒状容器と、該筒状容器の内側に配置し上部を前記ヘッドカバーに連通可能に連結した中空筒状の凝結シリンダと、を備えたから、従来のエアードライヤに比べ簡単な構成にして圧縮空気の流路面積を拡大し、多量の圧縮空気を円滑に移動し含有水分を効率良く凝縮させて凝結作用を促し、除湿ないし乾燥した大量の圧縮空気を生成し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適な効果がある。
請求項3の発明は、凝結器のインレットから圧縮空気を筒状容器と凝結シリンダとの間に導入可能に設け、該圧縮空気を凝結シリンダ内を上動して上端部に衝突し圧縮空気の水分を凝縮可能に設け、凝縮した圧縮空気をアウトレットへ移動可能にしたから、筒状容器内に導入した圧縮空気を能率良く移動して水分の凝縮と凝結を促し、多量の凝縮水を能率良く捕集するとともに、除湿した圧縮空気を筒状容器の外部へ移動するようにして、除湿ないし乾燥した大量の圧縮空気を生成し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適な効果がある。
請求項4の発明は、エアードライヤは、圧縮空気の供給管路に連通しインレットとアウトレットを備えたヘッドカバーと、該ヘッドカバーに上部を連結した中空有底の筒状容器と、該筒状容器の内側に配置し上部を前記ヘッドカバーに連通可能に連結した中空筒状の除湿シリンダと、該除湿シリンダの上部に配置した複数の集気シリンダと、該集気シリンダ内に形成しアウトレットに連通可能に形成した小孔状の通孔と、を備えたから、筒状容器内に導入した圧縮空気を能率良く移動して水分の凝縮と凝結を促し、多量の凝縮水を能率良く捕集するとともに、除湿した圧縮空気を筒状容器の外部へ移動するようにして、除湿ないし乾燥した大量の圧縮空気を生成し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適な効果がある。
請求項5の発明は、エアードライヤのインレットから圧縮空気を筒状容器と凝縮シリンダとの間に導入可能に設け、該圧縮空気を除湿シリンダ内で上動して上端部に衝突可能に設けるとともに、集気シリンダ内の通孔から断熱膨張させて噴出可能に設けて、圧縮空気の水分を凝縮可能に設け、凝縮した圧縮空気をアウトレットへ移動可能にしたから、除湿した圧縮空気を筒状容器の外部へ移動するようにして、除湿ないし乾燥した大量の圧縮空気を生成し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適な効果がある。
請求項6の発明は、凝結器のアウトレットとエアードライヤのインレットを中継導管を介して連結し、エアードライヤのアウトレットをエアーツールに連通可能に配置したから、凝結器で除湿した圧縮空気をエアードライヤへ直ちに導入し、除湿した圧縮空気の水分の凝縮を回避して、乾燥した圧縮空気をエアードライヤへ確実に送り出すことができる。
請求項7の発明は、圧縮空気の供給管路にドライボックスを介挿し、該ドライボックスに凝結器とエアードライヤとを上下流位置に配置したから、凝結器とエアードライヤを保護し、それらの安定した凝縮作用を確保することができる。
請求項8の発明は、凝結器とエアードライヤの直下にオートドレンを配置したから、凝結器とエアードライヤにおける凝縮水を貯留し、その溢流を外部へ排出することができる
請求項9の発明は、ドライボックスの前面または背面にカバ−パネルを着脱可能に取付けたから、凝結器とエアードライヤの取付け、およびそれらのメンテナンスを容易に行なうことができる。
請求項10の発明は、ドライボックス内に、凝結器とエアードライヤとを上下流位置に配置した一組を複数組設け、各組を互いに並列に配置したから、大量の圧縮空気の除湿ないし乾燥を実現するとともに、個々の凝結器とエアードライヤの除湿作用の負担を軽減し、工場等における圧縮空気の大量使用に好適な効果がある。
請求項11の発明は、ドライボックスとエア−ツールとの間の供給管路に第2ドライボックスを配置し、この第2ドライボックスをエアーツール側に配置するとともに、第2ドライボックス内に一または複数のエアードライヤを配置したから、エアーツールへ導入前の圧縮空気を再度精密に除湿することができる。
請求項12の発明は、ドライボックスよりも上流側の圧縮空気の供給管路に空冷可能な冷却装置を介挿し、該冷却装置を空気導管をコイル状に捲回して構成したから、凝結器とエアードライヤへ導入前の圧縮空気を冷却し、凝結器とエアードライヤの除湿作用の負担を軽減するとともに、冷却装置を自然を利用した構成にして安価に製作することができる
(a)本発明の第1の実施形態を示す正面図で、ドライボックス内部を破断して示している。(b)ドライボックスの下端の設置状況を拡大して示す断面図である。 図1のドライボックスの右側面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のドライボックスの平面図である。
本発明に適用した凝結器を示す正面図である。 図5のB−B線に沿う断面図で、若干拡大して示している。 図5のC−C線に沿う断面図で、若干拡大して示している。 本発明に適用したエアードライヤを示す正面図である。 図8のD−D線に沿う断面図で、若干拡大して示している。 図8のE−E線に沿う断面図で、若干拡大して示している。
図9のF−F線に沿う断面図である。 図11のG−G線に沿う断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す正面図で、ドライボックス内に一組の凝結器とエアードライヤとを3組並列に配置している。 本発明の第3の実施形態を示す正面図で、ドライボックスの下流側に第2のドライボックスを配置し、その内部に二つのエアードライヤを隣接して配置している。 本発明の第4の実施形態を示す正面図で、ドライボックスの上流側に空冷の冷却装置を配置している。
以下、本発明を生成した高温高圧の圧縮空気を除湿ないし乾燥し、生産工場において多くのエアーツールへ供給する図示の実施形態について説明すると、図1乃至図12において1は生産工場に設置されたエアーコンプレッサで、生成した高温高圧の圧縮空気を空圧管2からエアータンク3へ導入して貯留し、該エアータンク3から空気導管4,5を介して、遠隔のエアーツール6へ供給可能にしている。
前記空気導管4,5の間にドライボックス7が介挿され、その下端部を基枠8を介してコンクリート、地面等の設置面9に設置している。
前記ドライボックス7は薄厚の鋼板を折り曲げて縦長の略直方体に形成され、その横断面は背面または前面を開口した略U字形の筐体10を備え、その背面または前面に矩形のカバーパネル11をビス止め等で着脱可能に取付け、内部に収容した後述のエア−ドライヤと凝結器のメンテナンスを実行可能にしている。
実施形態のドライボックス7は、縦300mm、横320mm、高さ約1000mm、重量約27kgに構成され、後述する把手によって持ち運び可能にされている。
前記基枠8は鋼板を逆U字形断面に折り曲げて矩形台状に形成され、その中央に矩形の挿入孔12を形成し、該挿入孔12の内側に折曲片12aを額縁状に形成している。
そして、前記折曲片12aの内側にドライボックス7の下端部を挿入し、該下端部と折曲片12aとを複数のボルト・ナット13を介して連結している。
前記基枠8の前後部に略L字形断面の屈曲片14,14が形成され、該屈曲片14,14の水平面に形成したボルト挿通孔15,15に基礎ボルト(図示略)を挿入し、これをコンクリート等の設置面9にねじ込んで不動に固定している。
前記ドライボックス7の前面上端部に前下がりのテーパ面7aが形成され、該テーパ面7aに二つの圧力計16が設けられ、該圧力計16によって前記凝結器またはエアードライヤに対する圧縮空気の導入圧力と流出圧力を計測可能にしている。
この場合、前記圧力計16の他に圧縮空気の温度を計測可能な温度計を設け、圧縮空気の湿度を監視可能にすることが望ましい。
図中、17はドライボックス7の中間部両側面に設けたU字形状の把手で、ドライボックス7を持ち運び可能にしている。この場合、より小形軽量のドライボックス7に対しては、その上端面に一の把手17を設けることも可能である。
前記ドライボックス7内の上部に空気導管4,5に連通する中継導管18が配管され、該導管18に上流側から凝結器19とエアードライヤ20が配置されている。
前記凝結器19とエアードライヤ20は略同径の円筒体で構成され、それらの処理能力ないし空気流量は4000l/mimで、従来の約13〜14倍に倍増され、それらの直下にオートドレン21,22を接続している。
図中、21a,22aはオートドレン21,22の上端部に突設した連結パイプで、凝結器19とエアードライヤ20の後述の筒状容器のネジパイプにねじ込み可能にしている
実施形態の凝結器19は、外径90mm(従来の1.2倍)、長さ約430mm(従来の2.3倍)の中空円筒体で構成され、その下半部は中空に構成されていて、後述する筒状容器への圧縮空気の導入と、筒状容器から凝結シリンダへの圧縮空気の導入の円滑化を図っている。
図中、23,24はオートドレン21,22に接続したドレンチューブで、それらの端部をドライボックス7の下端部に配管し、ドレン水を外部へ排出可能にしている。
前記凝結器19は、アルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製の筒状容器25と、その上端部に着脱可能に取付けたアルミダイカストまたは合成樹脂製のヘッドカバー26と、該ヘッドカバー26に上端部を連結し、かつ筒状容器25の内側に配置した中空筒状のアルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製の凝結シリンダ27と、から構成されている。
前記筒状容器25は、外径90mm、長さ430mmの円管状に構成され、その上端部にネジ部28が形成され、このネジ部28にヘッドカバー26の下端部内面に形成したネジ部29が螺着されている。
前記筒状容器25の下端部は漏斗状に形成され、その中央の通孔30にアルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製のネジパイプ31が接続され、前記容器25の底部に貯留したドレン水を前記オートドレン21へ移動可能にしている。
前記ヘッドカバー26の周面の対向位置に、インレット32とアウトレット33を形成し、それらのネジ孔34,35に中継導管18と空気導管4を接続している。
前記インレット32とアウトレット33は仕切壁36で区画され、インレット32の奥部に筒状容器25に連通する通路37が形成され、またアウトレット33の奥部に出口通路38が形成され、該通路38の奥部にネジ孔39が形成され、該ネジ孔39に、凝結シリンダ27の上端部に突設した連結管40のネジ部41がねじ込まれている。
前記凝結シリンダ27は筒状容器25の内径よりも小径の中空筒状に形成され、その長さは凝結シリンダ27の略1/2に形成され、その下端部を筒状容器25の中間位置に配置し、凝結シリンダ27と筒状容器25との間に環状の通気路42を形成している。
そして、インレット32から導入した圧縮空気を通気路42へ導き、その下端部から凝結シリンダ27へ導入し、該凝結シリンダ27の上部から連結管40を経て出口通路38へ移動し、アウトレット33から空気導管18へ導出可能にしている。
前記エアードライヤ20は外観上、凝結器19と同様に構成され、このエアードライヤ20はアルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製の筒状容器43と、その上端部に着脱可能に取付けたアルミダイカストまたは合成樹脂製のヘッドカバー44と、該ヘッドカバー44に上端部を連結し、かつ筒状容器43の内側に配置した中空筒状のアルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製の除湿シリンダ45と、から構成されている。
前記筒状容器43は、外径90mm(従来の1.2倍)、長さ430mm(従来の2.3倍)の円管状に構成され、その上端部周面にネジ部46が形成され、このネジ部46にヘッドカバー44の下端部内面に形成したネジ部47が螺着されている。
前記筒状容器43の下端部は漏斗状に形成され、その中央の通孔48にアルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製のネジパイプ49が接続され、前記容器43の底部に貯留したドレン水を前記オートドレン22へ移動可能にしている。
前記ヘッドカバー44の周面の対向位置に、インレット50とアウトレット51を形成し、それらのネジ孔52,53に前記中継導管18と空気導管5を接続している。
前記インレット50とアウトレット51は仕切壁54で区画され、インレット50の奥部に筒状容器43に連通する通路55が形成され、またアウトレット51の奥部に出口通路56が形成され、該通路56の奥部にネジ孔57が形成され、該ネジ孔57に、除湿シリンダ45の上端部に突設した連結管58のネジ部59がねじ込まれている。
前記除湿シリンダ45は筒状容器43の内径よりも小径の中空筒状に形成され、その長さは筒状容器43の略1/2に形成され、その下端部を筒状容器43の中間位置に配置し、除湿シリンダ45と筒状容器43との間に環状の通気路60を形成している。
そして、インレット50から導入した圧縮空気を通路55へ導き、その下端部から除湿シリンダ45導入し、該除湿シリンダ45の上部から連結管58を経て出口通路56へ移動し、アウトレット51から空気導管5へ移動可能にしている。
前記除湿シリンダ45内の上端部に、連結シリンダ61を介して円板状の基板62が設けられ、該基板62の下面に6個の集気シリンダ63が等角度位置に突設されている。
前記集気シリンダ63の下端部に凹孔64が形成され、該凹孔64に通孔65の下端が開口され、該通孔65の上端が連結シリンダ61内に開口され、通孔65を移動した圧縮空気を連結シリンダ61内に断熱膨張状態で噴出可能にしている。
このように構成した本発明の圧縮空気の気液分離システムは、エアータンク3とエアーツール6との間の空気導管4,5の間にドライボックス7を設置し、該ドライボックス7内に前記導管4,5の端部に直結して、凝結器19とエアードライヤ20を収容している
したがって、ドライボックス7によって凝結器19とエアードライヤ20を保護し得るとともに、圧縮空気の供給路に分岐線ないし支線の配管を要せず、またその最上流部にエアードライヤを配置することなく設置できる。
そして、凝結器19の配置によって、その下流側における水分の凝縮を抑制し、凝縮水の除去を回避できるから、エアードライヤの負担を軽減し、その機能低下を抑制するとともに、圧縮空気の配管およびその作業並びにそれらのメンテナンスを簡潔かつコンパクトに行なえ、これを安価かつ合理的に行なえる。
しかも、凝結器19をエアータンク3からの離隔距離を問わずに設置して、所期の効果を得られるから、設置位置や設置環境を拘束されずに済み、設置の自由度を得られる。
前記ドライボックス7の製作は、薄厚の鋼板を折り曲げて縦長の略直方体に形成し、その横断面を前部または背部に開口した略U字形の筐体10に形成し、その開口部に矩形のカバ−パネル11をビス止めして着脱可能に取付け、内部に収容した凝結器19とエアードライヤ20とのメンテナンスを実行可能にしている。
実施形態のドライボックス7は、縦300mm、横320mm、高さ約1000mm、重量約27kgに構成され、把手17,17によって持ち運び可能にされている。
前記ドライボックス7の設置に際しては基枠8の製作を要し、該基枠8は鋼板を逆U字形断面に折り曲げ、その中央に矩形の挿入孔12を形成し、該挿入孔12の内側に折曲片12aを額縁状に形成する。
また、基枠8の前後部に略L字形断面の屈曲片14,14を屈曲形成し、該屈曲片14,14の水平面にボルト挿通孔15,15を形成する。
こうして製作した基枠8を用いてドライボックス7を設置する場合は、ドライボックス7の下端部を基枠8の挿入孔12に挿入し、その下端部と折曲片12aを複数のボルト・ナット13で連結し、ドライボックス7の下端部に基枠8を連結する。
そして、基枠8の屈曲片14,14の水平面を設置面9に載置し、そのボルト挿通孔15,15に基礎ボルト(図示略)を挿入し、これをコンクリート等の設置面9にねじ込んで固定し、ドライボックス7を設置面9に不動に立設する。
このようにドライボックス7は小形軽量な箱体に構成され、把手17,17によって手軽に持ち運べるから、その設置や移動を容易に行なえる。
また、ドライボックス7の前部または背部にカバーパネル11を着脱可能に取付けているから、内部に収納する凝結器19とエアードライヤ20の取付けやメンテナンスを簡便に行なえる。
しかも、ドライボックス7に、凝結器19および/またはエアードライヤ20に対する圧縮空気の導入および導出圧力を計測可能な圧力計16や、凝結器19またはエアードライヤ20に対する圧縮空気の温度を計測可能な温度計を装備しているから、圧縮空気の導入および導出状態と湿度を確認かつ管理でき、圧縮空気の最適な供給状態を維持し得る。
前記ドライボックス7の設置後、その内側上部に空気導管4,5の端部を配管し、空気導管4の下流側端部に凝結器19を接続し、空気導管5の上流側端部にエアードライヤ20を接続し、凝結器19とエアードライヤ20とを中継導管18で接続する。
一方、前記凝結器19を、アルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製の筒状容器25と、その上端部に着脱可能に取付けたアルミダイカストまたは合成樹脂製のヘッドカバー26と、該ヘッドカバー26に上端部を連結し、かつ筒状容器25の内側に配置した中空筒状のアルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製の凝結シリンダ27と、で構成する。
前記凝結器19を組み立てる場合は、ヘッドカバー26の下端中央のネジ孔39に、凝結シリンダ27の上端部に突設した連結管40のネジ部41をねじ込み、該凝結シリンダ27の外側に筒状容器25を配置し、その上端部のネジ部29をヘッドカバー26の下端部内面のネジ部28にねじ込んで固定する。
前記筒状容器25の下端部を漏斗状に形成し、その中央の通孔30にアルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製のネジパイプ31を挿入し、その接合部を溶接若しくはロウ付けまたは接着して接続する。
また、前記エアードライヤ20を、アルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製の筒状容器43と、その上端部に着脱可能に取付けたアルミダイカストまたは合成樹脂製のヘッドカバー44と、該ヘッドカバー44に上端部を連結し、かつ筒状容器43の内側に配置した中空筒状のアルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製の除湿シリンダ45と、で構成する。
前記エアードライヤ20を組み立てる場合は、ヘッドカバー44の下端中央のネジ孔57に、除湿シリンダ45の上端部に突設した連結管58のネジ部59をねじ込み、該除湿シリンダ45の外側に筒状容器43を挿入して配置し、その上端部のネジ部47をヘッドカバー44の下端部内面のネジ部46にねじ込んで固定する。
前記筒状容器43の下端部を漏斗状に形成し、その中央の通孔47にアルミニウム管若しくはステンレス鋼管または合成樹脂管製のネジパイプ49を挿入し、その接合部を溶接若しくはロウ付けまたは接着して接続する。
こうしてドライボックス7に凝結器19とエアードライヤ20を組み付け後、それらの下端部のネジパイプ30,49に、連結パイプ21a,22aをねじ込んでオートドレン21,22を取付け、その下端部に突設したドレンチュ−ブ23,24の一端をドライボックス7の下端部に位置付け、またドライボックス7の前面または背面の開口部にカバーパネル11をビス止めして閉塞する。
このようにドライボックス7の内部に凝結器19とエアードライヤ20を近接して配置しているから、ドライボックス7の小形軽量化を図れるとともに、除湿した圧縮空気をエアードライヤ20へ直ちに送り込めるから、除湿した圧縮空気の供給時における凝縮液の発生を抑制し、エアードライヤ20の負担を軽減しその機能低下を防止し得る。
このように構成した圧縮空気の気液分離システムは、エアータンク3側から高温高圧(約50〜80℃、0.1〜1.5MPa)の圧縮空気がドライボックス7へ送り込まれ、該圧縮空気が空気導管4に導かれて凝結器19のインレット32に導入され、その奥部の通路37から筒状容器25内に流入し、該筒状容器25と凝結シリンダ27との間の通路42を下方へ移動する。
この後、前記圧縮空気は凝結シリンダ27の下方から反転して上動し、前記シリンダ27内に導入されて上動し、連結管40から出口通路38を経てアウトレット33へ送り出され、中継導管18からエアードライヤ20へ移動する。
その際、圧縮空気は筒状容器25と凝結シリンダ27との間の狭小で長尺な通路42に押し込まれ、更に凝結シリンダ27内の上面に勢い良く衝突して、圧縮空気中の水分が能率良く凝集して凝結し、その液滴が筒状容器25の内面と凝結シリンダ27の内外面を流下する。
したがって、圧縮空気中の水分が効率良く除去され、多量のドレン水が生成されて筒状容器25の底部に流下し、通孔30から流出してオートドレン21に導かれて貯留し、その溢流がドレンチューブ23に導かれてドライボックス7の外部に排出される。
こうして凝結器19で水分を効率良く除去された圧縮空気は、中継導管18に導かれてエアードライヤ20のインレット50へ移動し、その奥部の通路55から筒状容器43内に流入し、該筒状容器43と除湿シリンダ45との間の通路60を下方へ移動する。
この後、前記圧縮空気は除湿シリンダ45の下方から反転して上動し、該シリンダ45内に導入されて上動し、その上端部の集気シリンダ63の凹孔64へ移動し、凹孔64に開口した通孔65に導かれて連結シリンダ61内に噴出する。
前記噴出後、圧縮空気は連結シリンダ61から連結管58へ移動し、出口通路56からアウトレット51を経て空気導管5に送り出され、該空気導管5を移動してエアーツール6へ供給される。
このように、圧縮空気は筒状容器43と除湿シリンダ45との間の狭小で長尺な通路60に押し込まれ、更に除湿シリンダ45の上面に勢い良く衝突して、圧縮空気中の水分が能率良く凝集して凝結し、その液滴が筒状容器43の内面と除湿シリンダ45の内外面を流下する。
したがって、圧縮空気中の水分が効率良く除去され、多量のドレン水が生成されて筒状容器43の底部に流下し、通孔48から流出してオートドレン22に導かれて貯留し、その溢流がドレンチューブ24に導かれてドライボックス7の外部に排出される。
また、圧縮空気は通孔65に導かれて連結シリンダ61内に噴出する際、断熱膨張して降温するから、エアーツール6に対する供給空気の降温化を促す。
図13乃至図15は本発明の他の実施形態を示し、前述の実施形態と対応する構成部分
に同一の符号を用いている。
このうち、図13は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態ではドライボックス7内に、直列に接続した凝結器19とエアードライヤ20とを一組設ける代わりに、ドライボックス7内に直列に配置した凝結器19とエアードライヤ20とを複数組設け、かつ各組を並列に接続して、個々の凝結器19とエアードライヤ20の負担を軽減するとともに、圧縮空気の除湿ないし水分除去の量産化を図るようにしている。
図14は本発明の第3の実施形態を示し、この実施形態ではドライボックス7に接続した空気導管5の下流側で、エアーツール6の近接位置に、前述のドライボックス7と実質的に同一の第2ドライボックス66を設置し、この第2ドライボックス66の内部に2つのエアードライヤ20,20を隣接して取付け、圧縮空気中の水分を更に精密に除去して乾燥した空気をエアーツール6へ供給し、圧縮空気中の水分に由来するエアーツール6の故障や機能低下を防止するようにしている。
この場合、第2ドライボックス66はドライボックス7と実質的に同一に構成されているから、それらの共用化を図れ、これを合理的かつ安価に製作し利用することができる。
また、第2ドライボックス66は設置条件によって、一のエアードライヤ20を取付けることも可能である。
図15は本発明の第4の実施形態を示し、この実施形態ではエアータンク3とドライボックス7との間に圧縮空気の冷却装置67を介挿し、凝結器19に導入する圧縮空気を冷却して、凝結器19とエアードライヤ20の冷却・除湿作用の軽減を図り、より低温で乾燥した圧縮空気をエアーツール6へ供給するようにしている。
前記冷却装置67は、空気導管4と同一の内外径を有するステンレス鋼管またはアルミニウム管製の冷却管68コイル状に捲回し、これを設置面9に立設するとともに、その下端部から引き出し管69を起立して空気導管4に連通している。
図中、70は冷却装置67の外側に配置した金網製の防護ネットで、冷却管68と引き出し管69を空気に接触させ、圧縮空気を空冷可能にしている。
このように本発明は、凝結器19とエアードライヤ20と駆使し、更に空冷手段の冷却装置67を用いて、圧縮空気中の水分を除去し乾燥させるから、従来の冷凍乾燥機のような大量の電力消費を廃し、合理的かつ安価な圧縮空気の気液分離システムの製作と使用を実現し得るようにしたものである。
本発明の圧縮空気の気液分離システムは、圧縮空気中の水分を非電力かつ簡単な構成によって能率良く大量かつ安価に除去できるから、例えばエアーコンプレッサ等から供給される圧縮空気を工場等で多くのエアーツールへ供給する際に好適である。
4,5 供給管路(空気導管)
6 エアーツール
7 ドライボックス
11 カバーパネル
18 供給管路(中継導管)
19 凝結器
20 エアードライヤ
21,22 オートドレン
25 筒状容器
26 ヘッドカバー
27 凝結シリンダ
32,50 インレット
33,51 アウトレット
43 筒状容器
44 ヘッドカバー
45 除湿シリンダ
63 集気シリンダ
65 通孔
66 第2ドライボックス
67 冷却装置
請求項1の発明は、圧縮空気の供給管路にエアードライヤを収納したドライボックスを配置し、前記エアードライヤは、前記供給管路に連通するヘッドカバーと、該ヘッドカバーを上側開口部に装着した有底筒状の筒状容器と、該筒状容器内の上部に配置した中空筒状の除湿シリンダと、該除湿シリンダの上部に配置した複数の集気シリンダと、該集気シリンダ内に形成した小孔状の通孔とを備え、該通孔から圧縮空気を噴出して断熱膨張し、圧縮空気中の水分を凝縮可能にし、清浄で乾燥した圧縮空気をエアーツールへ供給可能にした圧縮空気の気液分離システムにおいて、前記ドライボックス内のエアードライヤより上流側に圧縮空気を凝縮し気液を分離可能な凝結器を近接配置し、該凝結器は、前記供給管路に連通するヘッドカバーと、該ヘッドカバーを上側開口部に装着した有底筒状の筒状容器と、該筒状容器内の上部に配置した中空筒状の凝結シリンダとを備え、該凝結シリンダの長さを筒状容器の長さの略1/2に形成し、筒状容器の下半部を中空に構成するとともに、前記凝結シリンダ内の上面に圧縮空気を衝突して圧縮空気中の水分を凝縮可能に設け、圧縮空気中の多量の水分を圧縮空気の供給管路の上流側で効率良く凝縮かつ凝結して除湿ないし乾燥し、乾燥した圧縮空気をエアーツールへ供給し、エアーツールの故障や機能低下を防止するとともに、凝結器をドライボックス内のエアードライヤより上流側に近接配置して、エアードライヤによる除湿・乾燥動作の負担を軽減するとともに、凝結器からエアードライヤ間における圧縮空気の凝縮を抑制し、また凝結器の下半部を中空に構成して、凝結器における筒状容器への圧縮空気の導入と、凝結器における筒状容器から凝結シリンダへの圧縮空気の導入の円滑化を図るようにしている。
請求項2の発明は、ドライボックスを縦長に形成し、該ドライボックス内の上半部にエアードライヤと凝結器を近接配置し、ドライボックスの小形軽量化と設置スペースのコンパクト化を図るとともに、ドライボックス内の下半部に例えばオートドレンを設置し得るようにしている。
請求項3の発明は、ドライボックスの高さと横の比率を約3:1に形成し、ドライボックスの小形軽量化と設置スペースのコンパクト化を図るようにしている。
請求項4の発明は、凝結器とエアードライヤを同形に形成し、それらの外側の筒状容器を同一に形成し、凝結器とエアードライヤの構成の簡潔化と、その製作の合理化を図るようにしている。
請求項5の発明は、ドライボックスの下端部周面に基枠を囲繞して取付け、該基枠の両側に形成した屈曲片を設置面に固定し、ドライボックスを簡便に設置し得るようにしている。
請求項1の発明は、ドライボックス内のエアードライヤより上流側に圧縮空気を凝縮し気液を分離可能な凝結器を近接配置し、該凝結器は、前記供給管路に連通するヘッドカバーと、該ヘッドカバーを上側開口部に装着した有底筒状の筒状容器と、該筒状容器内の上部に配置した中空筒状の凝結シリンダとを備え、該凝結シリンダの長さを筒状容器の長さの略1/2に形成し、筒状容器の下半部を中空に構成するとともに、前記凝結シリンダ内の上面に圧縮空気を衝突して圧縮空気中の水分を凝縮可能に設けたから、圧縮空気中の多量の水分を圧縮空気の供給管路の上流側で効率良く凝縮かつ凝結して除湿ないし乾燥し、乾燥した圧縮空気をエアーツールへ供給し、エアーツールの故障や機能低下を防止することができるとともに、凝結器をドライボックス内のエアードライヤより上流側に近接配置して、エアードライヤによる除湿・乾燥動作の負担を軽減するとともに、凝結器からエアードライヤ間における圧縮空気の凝縮を抑制し、また筒状容器の下半部を中空に構成して、凝結器における筒状容器への圧縮空気の導入と、凝結器における筒状容器から凝結シリンダへの圧縮空気の導入の円滑化を図ることができる。
請求項2の発明は、ドライボックスを縦長に形成し、該ドライボックス内の上半部にエアードライヤと凝結器を近接配置したから、ドライボックスの小形軽量化と設置スペ−スのコンパクト化を図るとともに、ドライボックス内の下半部に例えばオートドレンを設置することができる
請求項3の発明は、ドライボックスの高さと横の比率を約3:1に形成し、ドライボックスの小形軽量化と設置スペ−スのコンパクト化を図ることができる
請求項4の発明は、凝結器とエアードライヤを同形に形成し、それらの外側の筒状容器を同一に形成したから、凝結器とエアードライヤの構成の簡潔化と、その製作の合理化を図ることができる
請求項5の発明は、ドライボックスの下端部周面に基枠を囲繞して取付け、該基枠の両側に形成した屈曲片を設置面に固定したから、ドライボックスを簡便に設置することができる
図9のF−F線に沿う断面図である。 図11のG−G線に沿う断面図である。 本発明の第応用形態を示す正面図で、ドライボックス内に一組の凝結器とエアードライヤとを3組並列に配置している。 本発明の第応用形態を示す正面図で、ドライボックスの下流側に第2のドライボックスを配置し、その内部に二つのエアードライヤを隣接して配置している。 本発明の第応用形態を示す正面図で、ドライボックスの上流側に空冷の冷却装置を配置している。
前記凝結シリンダ27は筒状容器25の内径よりも小径の中空筒状に形成され、その長さは筒状容器25の略1/2に形成され、その下端部を筒状容器25の中間位置に配置し、凝結シリンダ27と筒状容器25との間に環状の通気路42を形成している。
そして、インレット32から導入した圧縮空気を通気路42へ導き、その下端部から凝結シリンダ27へ導入し、該凝結シリンダ27の上部から連結管40を経て出口通路38へ移動し、アウトレット33から空気導管18へ導出可能にしている。
図13乃至図15は本発明の種々の応用形態を示し、前述の実施形態と対応する構成部分に同一の符号を用いている。
このうち、図13は本発明の第応用形態を示し、この応用形態ではドライボックス7内に、直列に接続した凝結器19とエアードライヤ20とを一組設ける代わりに、ドライボックス7内に直列に配置した凝結器19とエアードライヤ20とを複数組設け、かつ各組を並列に接続して、個々の凝結器19とエアードライヤ20の負担を軽減するとともに、圧縮空気の除湿ないし水分除去の量産化を図るようにしている。
図14は本発明の第応用形態を示し、この応用形態ではドライボックス7に接続した空気導管5の下流側で、エアーツール6の近接位置に、前述のドライボックス7と実質的に同一の第2ドライボックス66を設置し、この第2ドライボックス66の内部に2つのエアードライヤ20,20を隣接して取付け、圧縮空気中の水分を更に精密に除去して乾燥した空気をエアーツール6へ供給し、圧縮空気中の水分に由来するエアーツール6の故障や機能低下を防止するようにしている。
この場合、第2ドライボックス66はドライボックス7と実質的に同一に構成されているから、それらの共用化を図れ、これを合理的かつ安価に製作し利用することができる。
また、第2ドライボックス66は設置条件によって、一のエアードライヤ20を取付けることも可能である。
図15は本発明の第応用形態を示し、この応用形態ではエアータンク3とドライボックス7との間に圧縮空気の冷却装置67を介挿し、凝結器19に導入する圧縮空気を冷却して、凝結器19とエアードライヤ20の冷却・除湿作用の軽減を図り、より低温で乾燥した圧縮空気をエアーツール6へ供給するようにしている。
前記冷却装置67は、空気導管4と同一の内外径を有するステンレス鋼管またはアルミニウム管製の冷却管68コイル状に捲回し、これを設置面9に立設するとともに、その下端部から引き出し管69を起立して空気導管4に連通している。
図中、70は冷却装置67の外側に配置した金網製の防護ネットで、冷却管68と引き出し管69を空気に接触させ、圧縮空気を空冷可能にしている。

Claims (12)

  1. 圧縮空気の供給管路にエアードライヤを配置し、清浄で乾燥した圧縮空気をエアーツールへ供給可能にした圧縮空気の気液分離システムにおいて、前記エアードライヤより上流側の近接位置に圧縮空気を凝縮可能な凝結器を配置したことを特徴とする圧縮空気の気液分離システム。
  2. 前記凝結器は、圧縮空気の供給管路に連通しインレットとアウトレットを備えたヘッドカバーと、該ヘッドカバーに上部を連結した中空有底の筒状容器と、該筒状容器の内側に配置し上部を前記ヘッドカバーに連通可能に連結した中空筒状の凝結シリンダと、を備えた請求項1記載の圧縮空気の気液分離システム。
  3. 前記凝結器のインレットから圧縮空気を筒状容器と凝結シリンダとの間に導入可能に設け、該圧縮空気を凝結シリンダ内で上動して上端部に衝突し圧縮空気の水分を凝縮可能に設け、凝縮した圧縮空気をアウトレットへ移動可能にした請求項2記載の圧縮空気の気液分離システム。
  4. 前記エアードライヤは、圧縮空気の供給管路に連通しインレットとアウトレットを備えたヘッドカバーと、該ヘッドカバーに上部を連結した中空有底の筒状容器と、該筒状容器の内側に配置し上部を前記ヘッドカバーに連通可能に連結した中空筒状の除湿シリンダと、該除湿シリンダの上部に配置した複数の集気シリンダと、該集気シリンダ内に形成しアウトレットに連通可能に形成した小孔状の通孔と、を備えた請求項1記載の圧縮空気の気液分離システム。
  5. 前記エアードライヤのインレットから圧縮空気を筒状容器と凝縮シリンダとの間に導入可能に設け、該圧縮空気を除湿シリンダ内を上動して上端部に衝突可能に設けるとともに、集気シリンダ内の通孔から断熱膨張させて噴出可能に設けて、圧縮空気の水分を凝縮可能に設け、凝縮した圧縮空気をアウトレットへ移動可能にした請求項4記載の圧縮空気の気液分離システム。
  6. 前記凝結器のアウトレットとエアードライヤのインレットを中継導管を介して連結し、エアードライヤのアウトレットをエアーツールに連通可能に配置した請求項1記載の圧縮空気の気液分離システム。
  7. 圧縮空気の供給管路にドライボックスを介挿し、該ドライボックスに凝結器とエアードライヤとを上下流位置に配置した請求項6記載の圧縮空気の気液分離システム。
  8. 前記凝結器とエアードライヤの直下にオートドレンを配置した請求項7記載の圧縮空気の気液分離システム。
  9. 前記ドライボックスの前面または背面にカバーパネルを着脱可能に取付けた請求項7記載の圧縮空気の気液分離システム。
  10. 前記ドライボックス内に、凝結器とエアードライヤとを上下流位置に配置した一組を複数組設け、各組を互いに並列に配置した請求項7記載の圧縮空気の気液分離システム。
  11. 前記ドライボックスとエアーツールとの間の供給管路に第2ドライボックスを配置し、この第2ドライボックスをエア−ツール側に配置するとともに、第2ドライボックス内に一または複数のエアードライヤを配置した請求項7記載の圧縮空気の気液分離システム。
  12. 前記ドライボックスよりも上流側の圧縮空気の供給管路に空冷可能な冷却装置を介挿し、該冷却装置を空気導管をコイル状に捲回して構成した請求項7記載の圧縮空気の気液分離システム。
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