JP2014231035A - 圧縮空気圧回路システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 空気圧縮機及びエアドライヤにおけるエネルギー効率化とエアフィルタのメンテナンス性向上、そして各構成要素の機能持続性向上を実現する圧縮空気圧回路システムの提供を図る
【解決手段】 圧縮空気が空気圧縮機1により生成されてから、冷凍式エアドライヤ3並びにエアフィルタ5を介して最終的に吐出されるまでの、圧縮空気の空気圧回路の構成であって、空気圧縮機1と冷凍式エアドライヤ3とを繋ぐ配管路7の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器10が配設されると共に、冷凍式エアドライヤ3とエアフィルタ5とを繋ぐ配管路7の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器10が配設される手段を採用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮空気圧回路システムに関し、詳しくは、圧縮空気が空気圧縮機により生成されてから冷凍式エアドライヤ並びにエアフィルタを介して最終的に吐出されるまでの圧縮空気の空気圧回路の構成に関するものである。
空気圧縮機により生成された圧縮空気が、食品加工やレンズなど精密機器の仕上げ加工、清掃等の末端において用いられている。かかる圧縮空気の用途によっては、水分の持ち出しが厳禁であることから、従来の圧縮空気圧回路の構成は、図2に示すように、空気圧回路の中間においてエアドライヤを介する構成が採られており、さらにエアドライヤの後段において除去しきれなかった水分や油分、スラッジや微生物を除去すべく、樹脂製若しくは紙製で網状乃至中空糸膜状のエアフィルタ、若しくは、活性炭を包んだエアフィルタを配設する態様が採られている。
また、上記従来の空気圧回路の構成において、エアフィルタの機能を一部置換するものとして、該エアフィルタの前段若しくは後段に、フロート式ドレントラップが接続されたサイクロン方式のエアフィルタを配設する構造も採られていた。
しかしながら、上記従来の圧縮空気圧回路の構成によると、空気圧縮機が吐出する熱を帯びた圧縮空気がエアドライヤに至るまでの配管路で冷却された場合に、加圧下飽和水蒸気量も下がるために配管路内でドレンが発生し、該ドレンが圧縮空気と共にエアドライヤ内に入り込んでしまうことで、該エアドライヤはドレンをも冷却・除湿することとなって、その分熱交換効率を悪化させ、エネルギー消費が余分に増大してしまうといった問題があった。
また、従来の圧縮空気圧回路の構成では、除去しきれなかった水分や油分、スラッジや微生物を除去するためにエアドライヤの後段に配設される樹脂製若しくは紙製で網状乃至中空糸膜状のエアフィルタ、若しくは、活性炭を包んだエアフィルタが目詰まりを起こし易く、およそ半年から1年でエレメントを交換する必要があった。
さらに、従来の圧縮空気圧回路の構成では、エアドライヤやその後段に配設されるサイクロン方式のエアフィルタに接続される特開平07−139697にみられるような一般的なフロート式ドレントラップが、その構造上パイロットエアを要するため、径0.5〜0.9mmの微小孔が必要不可欠であり、該孔がスラッジ等で詰まって動作不良を起こすことが多々あった。その場合に、特にエアドライヤのドレン受けに直接接続されるフロート式ドレントラップが動作不良を起こすと、後段に多くの水分が持ち出され、エアフィルタをも機能不全に陥らせることとなって、末端で多くの水分を放出してしまうという問題があった。
またさらに、従来の圧縮空気圧回路の構成では、水分や油分を除去する目的で配設されている樹脂製若しくは紙製で網状乃至中空糸膜状のエアフィルタ、若しくは、活性炭を包んだエアフィルタは、使用開始時でおよそ3kPa程度、使用時間数の増加と共に該フィルタに付着したスラッジ等によりその数倍から数十倍の圧力損失があり、その分空気圧縮機のエネルギー消費量が余分に増大してしまうといった問題があった。
本出願人は、以上のような従来の圧縮空気圧回路の構成におけるエネルギー効率とメンテナンス性、機能性の問題点に着目し、エアドライヤの前段と後段で適宜圧縮空気中のドレンやスラッジを除去することで、上記問題点を解決することができないものかとの着想の下、空気圧縮機及びエアドライヤにおけるエネルギー効率化とエアフィルタのメンテナンス性向上、そして各構成要素の機能持続性向上を実現する圧縮空気圧回路の構成を開発し、本発明における「圧縮空気圧回路システム」の提案に至るものである。
特開平5−317630号公報 実開平1−167311号公報
本発明は上記問題点に鑑み、空気圧縮機及びエアドライヤにおけるエネルギー効率化とエアフィルタのメンテナンス性向上、そして各構成要素の機能持続性向上を実現する圧縮空気圧回路システムの提供を図ることを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、圧縮空気が空気圧縮機により生成されてから、冷凍式エアドライヤ並びにエアフィルタを介して最終的に吐出されるまでの、圧縮空気の空気圧回路の構成であって、空気圧縮機と冷凍式エアドライヤとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器が配設されると共に、冷凍式エアドライヤとエアフィルタとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器が配設されて成り、空気圧縮機により生成された圧縮空気は、サイクロン方式の遠心分離器を介して水分・油分が分離・除去された状態で冷凍式エアドライヤに送気されると共に、該冷凍式エアドライヤから吐出された圧縮空気は、サイクロン方式の遠心分離器を介して水分・油分が分離・除去された状態で後段のエアフィルタに送気される構成となっている。
また、本発明は、前記サイクロン方式の遠心分離器に、ドレントラップが備えられている構成を採用している。
さらに、本発明は、前記ドレントラップについて、スプリングスナップアクション方式若しくはマグネットスナップアクション方式のフロート式ドレントラップを採用した構成となっている。
本発明にかかる圧縮空気圧回路システムによれば、空気圧縮機と冷凍式エアドライヤとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器が配設されることで、圧縮空気が冷やされることで発生したドレンを冷凍式エアドライヤに取り込まれる前段階でサイクロン方式の遠心分離器により除去することが可能となるため、冷凍式エアドライヤにおける熱交換効率を向上させ、機械負担の低減とエネルギー消費の削減に資するといった優れた効果を奏する。
また、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムによれば、冷凍式エアドライヤとエアフィルタとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器が配設されることで、圧縮空気中の水分や油分、スラッジや微生物がサイクロン方式の遠心分離器により除去されるため、その後段に配設されるエアフィルタの目詰まりを遅らせてエレメント交換回数を減少させることが可能であって、メンテナンス作業性の向上に資するといった優れた効果を奏するものである。
さらに、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムによれば、冷凍式エアドライヤの前段と後段とに夫々サイクロン方式の遠心分離器が配設されることで、圧縮空気中の水分を二重に除去する構成となっているため、一部構成要素が機能不全に陥った場合であっても、他の構成要素により機能をカバーすることが可能であって、機能持続性の向上に資するといった優れた効果を奏する。
そしてまた、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムによれば、冷凍式エアドライヤの前段と後段とに夫々サイクロン方式の遠心分離器が配設されることで、水分や油分を二重に除去する構成を採用しているため、従来から配設されていた樹脂製若しくは紙製で網状乃至中空糸膜状のエアフィルタ、若しくは、活性炭を包んだエアフィルタの目詰まりが防止され、該エアフィルタによる圧力損失の増大を極力減らすことが可能となって、空気圧縮機におけるエネルギー消費効率の向上に資するといった優れた効果を奏するものである。
本発明にかかる圧縮空気圧回路システムの実施形態を示す説明図である。 従来の圧縮空気圧回路システムの実施形態を示す説明図である。
本発明にかかる圧縮空気圧回路システムは、空気圧縮機1と冷凍式エアドライヤ3とを繋ぐ配管路7の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器10が配設されると共に、冷凍式エアドライヤ3とエアフィルタ5とを繋ぐ配管路7の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器10が配設されて成ることを最大の特徴とする。以下、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムの実施形態を、図面に基づいて説明する。
なお、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムは、以下に述べる実施形態に特に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、すなわち同一の作用効果を発揮できる形状や寸法、材質等の範囲内で適宜変更することができる。
図1は、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムの実施形態を示す説明図である。
本発明にかかる圧縮空気圧回路システムは、圧縮空気が空気圧縮機1により生成されてから、冷凍式エアドライヤ3並びにエアフィルタ5を介して最終的に吐出されるまでの、圧縮空気の空気圧回路の構成である。
空気圧縮機1は、空気を圧縮して所定気圧以上の圧縮空気を生成する機械であって、該圧縮空気を生成するための構造によって、往復式や回転式、遠心式など種々の方式が存在する。本発明で使用する空気圧縮機1の方式については、特に限定はなく、いずれの方式・構造のものでも使用することが可能である。
冷凍式エアドライヤ3は、冷媒の蒸発潜熱を利用して、圧縮空気を冷却し、含有水分を凝縮して除去するための装置であって、冷却方法により一般に空冷式と水冷式とが存在する。本発明で使用する冷凍式エアドライヤ3は、空冷式と水冷式とを問うものではなく、特に限定されない。
エアフィルタ5は、圧縮空気中の水分や油分、スラッジや微生物を除去するためのフィルタであって、樹脂製若しくは紙製で網状乃至中空糸膜状のエアフィルタ、若しくは、活性炭を包んだエアフィルタが用いられる。なお、一般的なエアフィルタ5は、使用開始時でおよそ3kPaから15kPa程度、使用時間数の増加と共に該フィルタに付着したスラッジ等によりその数倍から数十倍の圧力損失を発生させる。
配管路7は、圧縮空気を送気するための中空管から成り、空気圧縮機1から冷凍式エアドライヤ3へ圧縮空気を送気すべく配設されると共に、冷凍式エアドライヤ3からエアフィルタ5へ圧縮空気を送気すべく配設され、さらにエアフィルタ5から先へ圧縮空気を送気すべく配設される。
サイクロン方式の遠心分離器10は、圧縮空気中の水分・油分を除去するためのサイクロン方式の分離装置であって、ハウジング内に入った圧縮空気は、デフレクタを通ることによって発生した遠心力によって空気中の油水分や固形物をハウジング内壁に叩き付けて落下させ、エアのみ中央部に備えられるカートリッジを介して取り出される構造を有している。該サイクロン方式の遠心分離器10は、空気圧縮機1と冷凍式エアドライヤ3とを繋ぐ配管路7の所定中間箇所に配設されると共に、冷凍式エアドライヤ3とエアフィルタ5とを繋ぐ配管路7の所定中間箇所に配設される。なお、サイクロン方式の遠心分離器10は、使用開始時でおよそ0.5kPa程度の圧力損失を発生させるが、使用時間数が増えてもその値はほぼ一定である。
ドレントラップ12は、上記構成要素内に貯留された油水分を外部へ排出するための装置であって、その排出方法により電磁式やフロート式などが存在する。本発明で使用するドレントラップ12は、電磁式とフロート式とを問うものではなく、特に限定されない。かかるドレントラップ12は、前記冷凍式エアドライヤ3並びにサイクロンセパレータ10に接続されることとなる。
なお、本発明に使用するドレントラップ12について、特願2012−263548にみられるようなスプリングスナップアクション方式、若しくは、特開2012−77903にみられるようなマグネットスナップアクション方式のフロート式ドレントラップを使用する態様が考え得る。かかる態様を採用することにより、所定量のドレンが貯留された段階で、該ドレンを機械的に自動で外部へ排出することが可能となり、ドレン排出の確実性が担保されることとなる。
以上の各構成要素から、本発明にかかる圧縮空気圧回路構造は構成される。すなわち、空気圧縮機1により生成された圧縮空気は、まず配管路7を通ってサイクロン方式の遠心分離器10に送気される。このとき、配管路7で発生したドレンや圧縮空気中のスラッジなどは、該サイクロン方式の遠心分離器10により取り除かれ、その後配管路7を通って冷凍式エアドライヤ3へ送られる。該冷凍式エアドライヤ3では、圧縮空気を冷却することで該圧縮空気中の含有水分が凝縮除去され、その冷却された圧縮空気は、配管路7を通ってサイクロン方式の遠心分離器10に送気される。当該サイクロン方式の遠心分離器10により、未だ取りきれなかった圧縮空気中の油水分やスラッジなどを再度取り除き、配管路7を介してエアフィルタ5へ送気される。このエアフィルタ5で圧縮空気中のスラッジや微生物などをほぼ完全に取り除き、配管路7を介して最終的に末端へ送気されることとなる。
なお、冷凍式エアドライヤ3やサイクロン方式の遠心分離器10により取り除いたドレンは、夫々接続されているドレントラップ12により、各構成要素から外部へ排出されることとなる。
以上のように、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムは、冷凍式エアドライヤ3の前段階にて、サイクロン方式の遠心分離器10により圧縮空気から一次的にドレンを除去することで、該冷凍式エアドライヤ3における熱交換効率が向上され、エネルギー消費の削減に資することとなる。このサイクロン方式の遠心分離器10を配設したことによる冷凍式エアドライヤ3におけるエネルギー消費の効果については、以下の数式により示される。
なお、下記各数式は、気温30℃、湿度80%、圧縮空気圧力0.7MPa、吐出量13立方メートル/min、冷凍式エアドライヤ入口温度45℃(圧力下飽和水蒸気量8.28g)、冷凍式エアドライヤ出口温度10℃、サイクロン方式の遠心分離器捕捉効率98%、の条件下における計算式であり、〔数1〕は空気圧縮機1が吸い込む水蒸気量を示し、〔数2〕は冷凍式エアドライヤ3に流入する圧縮空気内の水蒸気量を示し、〔数3〕は冷凍式エアドライヤ3に流入するドレン量を示し、〔数4〕はサイクロン方式の遠心分離器10の捕捉ドレン量を示し、〔数5〕は冷凍式エアドライヤ3における消費エネルギー量を示し、〔数6〕は該消費エネルギー量の電力換算数値を示す。
すなわち、気温30℃での飽和水蒸気量は30.4g/立方メートルであるので、1時間あたり空気圧縮機1が吸い込む水蒸気量は、上記〔数1〕に示すように18969.6gとなる。冷凍式エアドライヤ3の入口温度45℃(大気圧換算8℃)における飽和水蒸気量は8.28g/立方メートルであるから、1時間あたり冷凍式エアドライヤ3に流入する圧縮空気内の水蒸気量は、〔数2〕に示すように6458.4g/hであり、これを前記〔数1〕の値から差し引いた12511.2
g/hが、冷凍式エアドライヤ3に入り込むドレン量となる(数3参照)。かかるドレン量のうち、サイクロン方式の遠心分離器10により98%が捕捉可能であるため、〔数4〕に示すように、約12261g/hのドレン量をサイクロン方式の遠心分離器10が捕捉することとなる。
従来の圧縮空気圧回路では、冷凍式エアドライヤ3の前段階でサイクロンセパレータ10が配設されていないため、上記12261g/hのドレンが冷凍式エアドライヤ3において負荷されていたこととなる。すなわち、冷凍式エアドライヤ3において圧縮空気を45℃から10℃まで冷却する場合に、入り込んだドレンをも同時に冷却することとなり、水1gを1℃冷却するために必要なエネルギー量は1cal/g・℃であることから、該ドレンの冷却に約429kcal/hのエネルギーが消費されることとなる(数5参照)。これを電力換算すると、1kcal=0.00116kWhであることから、〔数6〕に示すように、0.5kWとなる。なお、必要に応じて〔数5〕に冷凍式エアドライヤ3の熱効率成績係数(COP)を乗じてもよい。
上記計算例からわかるように、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムによれば、冷凍式エアドライヤ3における機械負担を低減し、エネルギー消費量において約429kcal/hの消費削減を実現可能であって、電力換算において毎時0.5kWの電力消費削減が可能となる。
また、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムは、冷凍式エアドライヤ3の後段階すなわちエアフィルタ5の前段階にて、サイクロン方式の遠心分離器10により圧縮空気から二次的にドレンを除去することによって、エアフィルタ5の圧力損失が低減され、空気圧縮機1の電力消費削減に資することとなる。このサイクロン方式の遠心分離器10を配設したことによる空気圧縮機1に電力消費の効果については、以下の数式により示される。
なお、下記各数式は、使用空気圧縮機75kW、吐出量13立方メートル/min、圧縮空気圧力0.7MPa、モーター効率90%、エアフィルタ平均圧力損失0.037MPa(ただし初期圧力損失:0.003MPa、交換時期:0.07MPa)、圧力0.1MPa増減による空気圧縮機の電力効果±8.4%(圧縮空気圧力0.7MPa時)、サイクロン方式の遠心分離器の圧力損失0.0005MPaの条件下における計算式であり、〔数7〕は空気圧縮機1が消費する電力を示し、〔数8〕はエアフィルタ5の圧力損失による電力損失を示す。
すなわち、空気圧縮機1が消費する電力は、モーター効率を90%として計算すると、上記〔数7〕に示すように、83.3kWとなる。そこで、空気圧縮機1の後段で圧力損失が発生したとしても同じ流量を得たい場合に、エアフィルタ5の前段にサイクロン方式のエアフィルタ10を一切接続しない場合の圧力損失から、サイクロン方式の遠心分離器10をエアドライヤ3の前段と後段に夫々接続し、エアフィルタ5の初期圧力損失が維持できると仮定した場合の圧力損失を減じたものに、空気圧縮機1が消費する電力と空気圧縮機の電力効果を乗じると、〔数8〕に示すように、83.3kWの消費電力のうち2.3kWの電力損失が生じていることがわかる。
従来の圧縮空気圧回路では、エアフィルタ5の前段階でサイクロン方式の遠心分離器10が配設されていないため、上記2.3kWの電力が空気圧縮機1において無駄に消費されていたこととなる。本発明にかかる圧縮空気圧回路構造によれば、空気圧縮機1における電力消費量において2.3kWの消費削減を実現することが可能となる。
本発明は、冷凍式エアドライヤ3の前段階並びにエアフィルタ5の前段階においてサイクロン方式の遠心分離器10を配設することで、冷凍式エアドライヤ3のエネルギー消費効率の向上とエアフィルタ5の圧力損失の低減を実現し、その結果空気圧縮機1並びに冷凍式エアドライヤ3の消費電力の削減を実現するもので、食品加工やレンズなど精密機器の仕上げ加工、清掃等の末端のほか、圧縮空気を使用するあらゆる分野において本発明を採用することが可能であって、本発明における「圧縮空気圧回路システム」の産業上の利用可能性は大であると思料する。
1 空気圧縮機
3 冷凍式エアドライヤ
5 エアフィルタ
7 配管路
10 サイクロン方式の遠心分離器
12 ドレントラップ
ドレントラップ12は、上記構成要素内に貯留された油水分を外部へ排出するための装置であって、その排出方法により電磁式やフロート式などが存在する。本発明で使用するドレントラップ12は、電磁式とフロート式とを問うものではなく、特に限定されない。かかるドレントラップ12は、前記冷凍式エアドライヤ3並びにサイクロン方式の遠心分離器10に接続されることとなる。
従来の圧縮空気圧回路では、冷凍式エアドライヤ3の前段階でサイクロン方式の遠心分離器10が配設されていないため、上記12261g/hのドレンが冷凍式エアドライヤ3において負荷されていたこととなる。すなわち、冷凍式エアドライヤ3において圧縮空気を45℃から10℃まで冷却する場合に、入り込んだドレンをも同時に冷却することとなり、水1gを1℃冷却するために必要なエネルギー量は1cal/g・℃であることから、該ドレンの冷却に約429kcal/hのエネルギーが消費されることとなる(数5参照)。これを電力換算すると、1kcal=0.00116kWhであることから、〔数6〕に示すように、0.5kWとなる。なお、必要に応じて〔数5〕に冷凍式エアドライヤ3の熱効率成績係数(COP)を乗じてもよい。
なお、下記各数式は、使用空気圧縮機75kW、吐出量13立方メートル/min、圧縮空気圧力0.7MPa、モーター効率90%、エアフィルタ平均圧力損失0.037MPa(ただし初期圧力損失:0.003MPa、交換時期:0.07MPa)、圧力0.1MPa増減による空気圧縮機の電力効果±8.4%(圧縮空気圧力0.7MPa時)、サイクロン方式の遠心分離器10の圧力損失0.0005MPaの条件下における計算式であり、〔数7〕は空気圧縮機1が消費する電力を示し、〔数8〕はエアフィルタ5の圧力損失による電力損失を示す。
すなわち、空気圧縮機1が消費する電力は、モーター効率を90%として計算すると、上記〔数7〕に示すように、83.3kWとなる。そこで、空気圧縮機1の後段で圧力損失が発生したとしても同じ流量を得たい場合に、エアフィルタ5の前段にサイクロン方式の遠心分離器10を一切接続しない場合の圧力損失から、サイクロン方式の遠心分離器10を冷凍式エアドライヤ3の前段と後段に夫々接続し、エアフィルタ5の初期圧力損失が維持できると仮定した場合の圧力損失を減じたものに、空気圧縮機1が消費する電力と空気圧縮機の電力効果を乗じると、〔数8〕に示すように、83.3kWの消費電力のうち2.3kWの電力損失が生じていることがわかる。
上記課題を解決するため、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムの第一の構成は、圧縮空気が空気圧縮機により生成されてから、冷凍式エアドライヤ並びにエアフィルタを介して最終的に吐出されるまでの、圧縮空気の空気圧回路の消費エネルギー量を削減するための構成であって、空気圧縮機と冷凍式エアドライヤとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器が配設されると共に、冷凍式エアドライヤとエアフィルタとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器が配設されて成り、空気圧縮機により生成された圧縮空気は、サイクロン方式の遠心分離器を介して水分・油分が分離・除去された状態で冷凍式エアドライヤに送気されると共に、該冷凍式エアドライヤから吐出された圧縮空気は、サイクロン方式の遠心分離器を介して水分・油分が分離・除去された状態でエアフィルタに送気され、少なくとも夫々のサイクロン方式の遠心分離器の圧力損失を合計した値以上の消費エネルギー量の削減ができる構成となっている。
また、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムの第二の構成は、前記サイクロン方式の遠心分離器に、ドレントラップが備えられている構成を採用している。
本発明にかかる圧縮空気圧回路システムの第一の構成によれば、空気圧縮機と冷凍式エアドライヤとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器が配設されることで、圧縮空気が冷やされることで発生したドレンを冷凍式エアドライヤに取り込まれる前段階でサイクロン方式の遠心分離器により一次的に除去することが可能となるため、冷凍式エアドライヤにおける熱交換効率を向上させ、機械負担の低減とエネルギー消費の削減に資するといった優れた効果を奏する。
また、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムの第一の構成によれば、冷凍式エアドライヤとエアフィルタとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器が配設されることで、圧縮空気中の水分や油分、スラッジや微生物がサイクロン方式の遠心分離器により一次的及び二次的に除去されるため、その後段に配設されるエアフィルタの目詰まりを遅らせて該エアフィルタの圧力損失が夫々のサイクロン方式の遠心分離器の圧力損失を合計した値以上に低減され、空気圧縮機の電力消費削減に資するとともに、該エアフィルタのエレメント交換回数を減少させ、メンテナンス作業性の向上に資するといった優れた効果を奏するものである。
さらに、本発明にかかる圧縮空気圧回路システムの第一の構成によれば、冷凍式エアドライヤの前段と後段とに夫々サイクロン方式の遠心分離器が配設されることで、圧縮空気中の水分を二重に除去する構成となっているため、一部構成要素が機能不全に陥った場合であっても、他の構成要素により機能をカバーすることが可能であって、機能持続性の向上に資するといった優れた効果を奏する。
従来の圧縮空気圧回路では、エアフィルタ5の前段階でサイクロン方式の遠心分離器10が配設されていないため、上記2.3kWの電力が空気圧縮機1において無駄に消費されていたこととなる。本発明にかかる圧縮空気圧回路システムによれば、空気圧縮機1における電力消費量において2.3kWの消費削減を実現することが可能であり、〔数6〕における冷凍式エアドライヤ3の電力消費量における0.5kWと合計して2.8kWの電力消費量の削減効果を得ることが可能である

Claims (3)

  1. 圧縮空気が空気圧縮機により生成されてから、冷凍式エアドライヤ並びにエアフィルタを介して最終的に吐出されるまでの、圧縮空気の空気圧回路の構成であって、
    空気圧縮機と冷凍式エアドライヤとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロンセパレータが配設されると共に、冷凍式エアドライヤとエアフィルタとを繋ぐ配管路の所定中間箇所にサイクロン方式の遠心分離器が配設されて成り、
    空気圧縮機により生成された圧縮空気は、サイクロン方式の遠心分離器を介して水分・油分が分離・除去された状態で冷凍式エアドライヤに送気されると共に、該冷凍式エアドライヤから吐出された圧縮空気は、サイクロン方式の遠心分離器を介して水分・油分が分離・除去された状態でエアフィルタに送気されることを特徴とする圧縮空気圧回路システム。
  2. 前記サイクロンセパレータに、ドレントラップが備えられていることを特徴とする請求項1に記載の圧縮空気圧回路システム。
  3. 前記ドレントラップが、スプリングスナップアクション方式若しくはマグネットスナップアクション方式のフロート式ドレントラップであることを特徴とする請求項2に記載の圧縮空気圧回路システム。
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