JP2019122620A - ロッカー装置、ロッカー管理装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の利便性を高めることができるロッカー装置、ロッカー管理装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムを提供する。【解決手段】物品を収納する複数の収納部10を有するロッカー装置1において、複数の収納部10の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える切替部51aを有する制御部51と、物品預かりモードから物品発送モードへの切替えを収納部10に対して指示する指示情報50bを取得する取得部58と、を備え、切替部51aは、収納部10が物品預かりモードである状態において、取得部58が指示情報50bを取得した場合、指示情報50bに対応する収納部10に対して物品預かりモードを物品発送モードに切替える。【選択図】図2
Description
本発明は、複数の収納部を有するロッカー装置、当該ロッカー装置を管理するロッカー管理装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムに関する。
特許文献1には、複数の収納部を有するロッカー装置が開示されている。当該ロッカー装置の収納部の各々は、物品の荷物預かりサービスを提供するコインロッカーモードと、配送業者の物品配送によって発送又は着荷する物品の物品収受サービスを提供する物品収受モードと、の何れかの動作モードで稼動する。特許文献1に記載の技術は、通常、全ての収納部をコインロッカーモードとして利用し、配送予約が入ったときのみ空いている収納部に対してコインロッカーモードとしての使用を禁止して物品収受モードに切り替えるものである。配送業者の物品配送によって発送する物品収受サービスの場合、発送人が宛先人に対して発送したい物品を空ロッカーに収納する。そして、配達業者が収納部から物品を取出し、宛先人に発送する。
ところで、荷物預かりサービスとして収納部に物品を預け入れた利用者が、予定が変更となり、当該物品を回収するためにロッカー装置まで戻れない場合がある。この場合、利用者は、後日、預け入れた物品を回収するためにロッカー装置まで戻らなければならない。また、物品収受モードで着荷された物品や、第三者が利用者のために預け入れた物品についても、同様の問題が生じる。これら物品を回収する作業は、利用者にとって、極めて煩雑である。
そこで、利用者の利便性を高めることができるロッカー装置、ロッカー管理装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムを提供することが望まれている。
本発明の特徴構成は、物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置において、複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える切替部を有する制御部と、前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを前記収納部に対して指示する指示情報を取得する取得部と、を備え、前記切替部は、前記収納部が前記物品預かりモードである状態において、前記取得部が前記指示情報を取得した場合、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替える点にある。
また、本発明の特徴構成は、物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置と、当該ロッカー装置を管理するロッカー管理装置とを備えたロッカー管理システムにおいて、複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える切替部と、前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを前記収納部に対して指示する指示情報を取得する取得部と、を備え、前記切替部は、前記収納部が前記物品預かりモードである状態において、前記取得部が前記指示情報を取得したとき、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替える点にある。
本構成では、収納部が物品預かりモードである状態において、取得部が指示情報を取得したとき、切替部が指示情報に対応する収納部に対して物品預かりモードを物品発送モードに切替える。つまり、物品預かりモードで収納部に物品が収納されている状態において、利用者が指示情報を入力すれば、切替部の処理によって、収納部を物品預かりモードから物品発送モードに切替えることができる。その結果、物品を収納部から回収できなかった利用者であっても、例えば配送業者によって当該物品を自宅等に届けてもらうことができる。これにより、利用者は、当該物品を回収するために当該物品が収納された収納部を有するロッカー装置に戻る必要がなくなる。よって、利用者の利便性を高めることができるロッカー装置やロッカー管理システムを提供できた。
また、本発明の特徴構成は、物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置を管理するロッカー管理装置において、複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える切替情報を生成する切替情報生成部と、前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを前記収納部に対して指示する指示情報を受信する受信部と、前記ロッカー装置に前記切替情報を送信する送信部と、を備え、前記切替情報生成部は、前記収納部が前記物品預かりモードである状態において、前記受信部が前記指示情報を取得したとき、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替える前記切替情報を生成する点にある。
本構成では、収納部が物品預かりモードである状態において、受信部が指示情報を取得したとき、切替情報生成部が指示情報に対応する収納部に対して物品預かりモードを物品発送モードに切替える切替情報を生成する。そして、この切替情報は、送信部によりロッカー装置に送信される。つまり、物品預かりモードで収納部に物品が収納されている状態において、利用者が指示情報を入力すれば、切替情報生成部の処理によって、収納部を物品預かりモードから物品発送モードに切替えることができる。その結果、物品を収納部から回収し忘れた利用者であっても、例えば配送業者によって当該物品を自宅等に届けてもらうことができる。これにより、利用者は、当該物品を回収するために当該物品が収納された収納部を有するロッカー装置に戻る必要がなくなる。よって、利用者の利便性を高めることができるロッカー管理装置を提供できた。
また、本発明の特徴構成は、物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置を管理するロッカー管理方法において、複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える第1ステップと、前記収納部が前記物品預かりモードであるか否かを判定する第2ステップと、前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを前記収納部に対して指示する指示情報を取得する第3ステップと、を備え、前記第1ステップは、前記第2ステップで前記収納部が前記物品預かりモードであると判定されている状態において、前記第3ステップで前記指示情報を取得した場合、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替える点にある。
また、本発明の特徴構成は、物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置を管理するロッカー管理をコンピュータに実行させるためのロッカー管理プログラムにおいて、複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える第1処理と、前記収納部が前記物品預かりモードであるか否かを判定する第2処理と、前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを指示する指示情報を取得する第3処理と、を備え、前記第1処理は、前記第2処理で前記収納部が前記物品預かりモードであると判定されている状態において、前記第3処理で前記指示情報を取得した場合、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替える点にある。
本構成におけるロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムにおいても、上述したロッカー装置やロッカー管理システムと同様の作用効果を奏する。
他の特徴構成は、前記収納部は、少なくとも、前記収納部に物品を着荷するための第一物品収受部と、配送業者の物品配送によって発送するための第二物品収受部と、荷物預かりのための一時預かり部と、の何れかの機能で稼動しており、前記切替部は、前記一時預かり部および前記第一物品収受部の何れか一方で構成される前記物品預かりモードから、前記第二物品収受部で構成される前記物品発送モードに切替える点にある。
本構成によれば、物品預かりモードは、荷物預かりのための一時預かり部と、収納部に物品を着荷するための第一物品収受部と、で構成されている。つまり、物品預かりモードとは、利用者又は第三者が利用者のために物品を預け入れるコインロッカーとしての機能と、配送業者の物品配送によって着荷する、若しくは利用者又は第三者が利用者のために物品を目的地に配送してもらうために着荷する宅配ロッカーとしての機能とを兼ね備えている。これによって、例えば、利用者が荷物をコインロッカーに入れた場合や、利用者が注文した商品が宅配ロッカーに配送された場合等において、利用者が収納部に収納された物品を回収し忘れたときでも、利用者は、当該物品を回収するために当該物品が収納された収納部を有するロッカー装置に戻る必要がなくなる。
他の特徴構成は、前記取得部は、外部装置が送信した前記指示情報を取得する点にある。
本構成のように、例えば、外部装置として利用者の携帯端末で入力した指示情報に基づき、物品預かりモードから物品発送モードに切替えることが出来れば、指示情報の入力が容易である。
他の特徴構成は、前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替えるための切替条件の入力を受付ける受付部をさらに備え、前記制御部は、前記切替条件に基づいて前記指示情報を取得するように前記取得部を制御する点にある。
本構成のように、取得部が受付部で入力された切替条件に基づき指示情報を取得すれば、例えば、切替条件として、利用者が一時預かり期間が経過するまでは物品を預け、一時預かり期間経過後に当該物品を発送して欲しい場合に、取得部が預かり期間経過までは指示情報を取得しないこととなる。その結果、予定が変更になり、一時預かり期間経過までに当該物品を回収できたにも関わらず、意図せず当該物品が発送されるといった不都合を防止できる。
前記収納部に関する料金を精算するための精算部をさらに備え、前記制御部は、前記物品発送モードにおける発送料金を算出し、当該発送料金を前記精算部に伝達する点にある。
本構成のように、ロッカー装置の制御部で発送料金を算出すれば、利用者は、精算部で物品預かりモードの利用料金と同時に発送料金も精算できるため、利便性が高い。
他の特徴構成は、前記収納部に収納されている物品の重量を測定する測定部をさらに備え、前記制御部は、前記測定部が測定した物品の重量に基づき、前記発送料金を算出する点にある。
本構成のように、制御部は、測定部が測定した物品の重量に基づき発送料金を算出すれば、収納部のサイズのみで一律に発送料金を課金する場合と異なり、適正な発送料金を利用者に請求することができる。
以下に、本発明に係るロッカー装置、ロッカー管理装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムの実施形態について、図面に基づいて説明する。本実施形態では、ロッカー装置、ロッカー管理装置、ロッカー管理システム、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムとして、駅や商業施設等にロッカー装置1を配置した一例を説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
[基本構成]
図1に示すように、本実施形態に係るロッカー管理システムは、物品を収納する複数(本実施形態では32個)の収納部10を有するロッカー装置1と、ロッカー装置1を管理するロッカー管理装置2とを備えている。
図1に示すように、本実施形態に係るロッカー管理システムは、物品を収納する複数(本実施形態では32個)の収納部10を有するロッカー装置1と、ロッカー装置1を管理するロッカー管理装置2とを備えている。
(ロッカー装置)
図1〜図2に示すように、ロッカー装置1は、所謂ロッカーと呼ばれる複数の収納部10と、収納部10の作動を管理する集中管理ユニット5とを有している。複数の収納部10の夫々には、収納部10に収納されている物品の重量を測定する荷重センサ11(測定部の一例)が設けられている。本実施形態における複数の収納部10の一部または全ては、収納部10に物品を着荷するための第一物品収受部10Aaと、配送業者の物品配送によって発送するための第二物品収受部10Abと、荷物預かりのための一時預かり部10Bと、の何れかの機能で稼働させることができる。
図1〜図2に示すように、ロッカー装置1は、所謂ロッカーと呼ばれる複数の収納部10と、収納部10の作動を管理する集中管理ユニット5とを有している。複数の収納部10の夫々には、収納部10に収納されている物品の重量を測定する荷重センサ11(測定部の一例)が設けられている。本実施形態における複数の収納部10の一部または全ては、収納部10に物品を着荷するための第一物品収受部10Aaと、配送業者の物品配送によって発送するための第二物品収受部10Abと、荷物預かりのための一時預かり部10Bと、の何れかの機能で稼働させることができる。
ここで、「着荷」とは、利用者が注文物品をインターネットサイト等で注文した後、配送業者が該注文物品を収納部10に配送する、若しくは、利用者又は第三者が利用者のために目的地に向けて配送業者に物品を配送してもらうべく該物品を収納部10に預け入れることを意味する。「発送」とは、配送業者が物品を収納部10から取り出して目的地に向けて配送することを意味する。つまり、第一物品収受部10Aaおよび第二物品収受部10Abは、所謂「宅配ロッカー」と呼ばれている。また、「荷物預かり」とは、荷物の預かり入れと取り出しとを同一人物が実行する、又は、第三者が利用者のために荷物を預け入れた後、利用者が該荷物の取り出しを実行することを想定している。つまり、一時預かり部10Bは、所謂「コインロッカー」と呼ばれている。
本実施形態では、第一物品収受部10Aa又は一時預かり部10Bを、物品を一時的に預かるための物品預かりモードとして構成し、第二物品収受部10Abを、物品を発送するための物品発送モードとして構成している。
また、本実施形態では、32個の収納部10の全てを一時預かり部10Bとして稼動させ、32個の収納部10のうちの一部を第一物品収受部10Aaとしても稼動可能に構成している。詳細は後述するが、指示情報50b,21bがあれば一時預かり部10Bや第一物品収受部10Aaとして稼動していた収納部10を、第二物品収受部10Abとして稼動可能に構成している。つまり、利用者にとって、全ての収納部10は、常時、一時預かり部10Bとして利用可能であり、第一物品収受部10Aaとして稼動可能な収納部10が空いている場合のみ、配送業者または利用者がそれらの収納部10を利用(物品の着荷)することができる。なお、宅配予約可能なロッカー装置1の場合は、32個の収納部10の一部を一時預かり部10Bとして稼動させ、32個の収納部10のうちの残りの一部を第一物品収受部10Aaとして稼動させても良い。
集中管理ユニット5は、利用者による操作を受付けて収納部10の施解錠を主として制御するものである。集中管理ユニット5は、第一物品収受部10Aa又は第二物品収受部10Abの操作と一時預かり部10Bの操作とを判別し、操作内容に対応する収納部10の施解錠を実行する。
図2には、ロッカー装置1とロッカー管理装置2とのブロック図が示されている。ロッカー装置1の集中管理ユニット5は、第1記憶部50(取得部の一例)、第1制御部51(制御部の一例)、表示装置52(受付部の一例)、スピーカ53、コードリーダ54(精算部の一例)、カードリーダ55(精算部の一例)、プリンタ56、貨幣処理装置57(精算部の一例)、および第1通信部58(取得部の一例)を有している。また、集中管理ユニット5は、各収納部10に設けられたロック機構(不図示)と接続されている。なお、第1記憶部50は、クラウドサーバーやレンタルサーバーなど、外部に備えていても良い。
第1記憶部50は、ハードディスクや不揮発メモリ等から構成されている。第1記憶部50は、各収納部10の稼動状態である稼動状態データ50aと、物品預かりモードから物品発送モードへの切替えを収納部10に対して指示する指示情報50bと、物品預かりモードから物品発送モードへ切替えるための切替条件である切替条件データ50cと、収納部10の料金データ50dと、荷重センサ11を用いて測定された収納部10に収納されている物品の重量である物品重量データ50eと、を主として記憶する。また、第1記憶部50には、第1制御部51の制御を実行する各種制御プログラム(不図示)が記憶されている。
「収納部10の稼動状態」とは、時系列に沿って、各収納部10に「第一物品収受部10Aaとして収納中」、「第二物品収受部10Abとして収納中」、「一時預かり部10Bとして収納中」、「空ロッカー」、「故障中」を区分した状態を含んでおり、宅配予約可能なロッカー装置1の場合は、更に「第一物品収受部10Aa(「予約ロッカー」)として予約中」を区分した状態も含んでいる。「切替条件」とは、例えば所定の期限が来れば、収納部10を物品預かりモードから物品発送モードへと切替えるといった条件のことである。
第1制御部51は、第1記憶部50に記憶されたロック機構の制御プログラム等を不揮発メモリ等に一時的に保存し、これら制御プログラムを用いてCPUにより各種処理を実行する。第1制御部51は、切替部51a、モード選択部51b、宅配処理部51c、預かり処理部51d、ロック処理部51e、および決済処理部51fを有している。
切替部51aは、複数の収納部10の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモード(第一物品収受部10Aa又は一時預かり部10B)と物品を発送するための物品発送モード(第二物品収受部10Ab)と、の何れかに切替える。つまり、切替部51aにおける切替形態は、収納部10の機能を、第一物品収受部10Aaから第二物品収受部10Abに切替える形態と、一時預かり部10Bから第二物品収受部10Abに切替える形態とが含まれる。
本実施形態における切替部51aは、収納部10が物品預かりモード(第一物品収受部10Aa又は一時預かり部10B)である状態において、後述する取得部(第1記憶部50又は第1通信部58)が指示情報50bを取得した場合、指示情報50bに対応する収納部10に対して物品預かりモード(第一物品収受部10Aa又は一時預かり部10B)から物品発送モード(第二物品収受部10Ab)に切替える。「指示情報50bに対応する収納部10」とは、利用者が所定の転送先(例えば、自宅、勤務先やコンビニエンスストア等)に発送して欲しい物品が収納されている収納部10のことである。具体的には、切替部51aは、注文物品が収納されている第一物品収受部10Aa又は目的地に向けて配送業者に物品を配送してもらう物品が収納されている第一物品収受部10Aaとして稼動している状態において、所定の転送先に発送して欲しい場合に、物品発送モードとしての第二物品収受部10Abに切替える。また、切替部51aは、利用者が荷物を預け入れた一時預かり部10B又は第三者が利用者のために荷物を預け入れた一時預かり部10Bとして稼動している状態において、所定の転送先に発送して欲しい場合に、物品発送モードとしての第二物品収受部10Abに切替える。
モード選択部51bは、表示装置52で利用者又は第三者からの操作を受付けた場合に、物品預かりモード(第一物品収受部10Aa又は一時預かり部10B)に係る操作であるか物品発送モード(第二物品収受部10Ab)に係る操作であるかを識別する。モード選択部51bで収納部10が第一物品収受部10Aaの機能における物品預かりモードであると識別された場合、宅配処理部51cが後述する物品配送フローに基づいて、所定の処理を実行する。つまり、収納部10に物品が着荷されるときに、宅配処理部51cの指示によりロック処理部51eが収納部10の施解錠を実行する。また、モード選択部51bで一時預かり部10Bの機能における物品預かりモードであると識別された場合、荷物が収納部10に出し入れされ、且つ利用者又は第三者が所定の手続きを実行したときに、預かり処理部51dの指示によりロック処理部51eが収納部10の施解錠を実行する。一方、モード選択部51bで第二物品収受部10Abの機能における物品発送モードであると識別された場合、配送業者によって収納部10から物品が発送されるときに、宅配処理部51cの指示によりロック処理部51eが収納部10の施解錠を実行する。
ロック処理部51eは、収納部10に設けられたロック機構の施解錠を実行する。一時預かり部10Bの場合は、物品が一時預かり部10Bに入れられた後に仮施錠を行い、利用者が表示装置52のタッチパネルで所定の操作を行ったときに本施錠するように構成することが望ましい。これにより、利用者又は第三者が誤って物品を収納部10に入れた場合における誤ロックを防止できる。
決済処理部51fは、貨幣を貨幣処理装置57の投入口に投入したり、各種カード(プリペイドカードやクレジットカード等)、決済機能付き携帯端末等を、コードリーダ54やカードリーダ55にかざしたりすることで決済を行う処理部である。このとき、表示装置52での画像案内やスピーカ53での音声案内が実行され、プリンタ56によって認証コードや認証バーコード等が印字された用紙が発行される。
第1通信部58は、第二物品収受部10Abとしての稼動をロッカー装置1の収納部10に対して指示する指示情報50bを受信可能に構成されている。また、第1通信部58では、第1記憶部50に記憶された稼動状態データ50a、指示情報50b、切替条件データ50c、料金データ50dなどを、後述するロッカー管理装置2の第2通信部23(受信部、送信部の一例)に無線又は有線により送信する。なお、夫々のロッカー装置1単独で、後述するロッカー管理方法、プログラムを実行する場合は、ロッカー装置1の第1通信部58とロッカー管理装置2の第2通信部23とのデータのやり取りを実行しなくても良い。
(ロッカー管理装置)
ロッカー管理装置2は、ロッカー装置1から離れた場所に設けられており、ロッカー装置1を管理する管理サーバーである。この管理サーバーは、ASP(アプリケーションサービスプロバイダー)としてロッカー運営事業者が所有する機器でも良いし、クラウドサーバーやレンタルサーバーであっても良い。ロッカー管理装置2は、第2記憶部21、第2制御部22、および第2通信部23(受信部(ロッカー管理システムの場合は取得部として機能可能)、送信部の一例)を有している。
ロッカー管理装置2は、ロッカー装置1から離れた場所に設けられており、ロッカー装置1を管理する管理サーバーである。この管理サーバーは、ASP(アプリケーションサービスプロバイダー)としてロッカー運営事業者が所有する機器でも良いし、クラウドサーバーやレンタルサーバーであっても良い。ロッカー管理装置2は、第2記憶部21、第2制御部22、および第2通信部23(受信部(ロッカー管理システムの場合は取得部として機能可能)、送信部の一例)を有している。
第2記憶部21は、ハードディスクや不揮発メモリ等から構成されている。第2記憶部21は、ロッカー装置1の稼動状況を記憶している。この第2記憶部21は、ロッカー装置1の稼動状態である稼動状態データ21aと、物品預かりモードから物品発送モードへの切替えをロッカー装置1の収納部10に対して指示する指示する指示情報21bと、ロッカー装置1の収納部10を物品預かりモードから物品発送モードへ切替えるための切替条件である切替条件データ21cと、ロッカー装置1の収納部10の料金データ21dと、ロッカー装置1の荷重センサ11を用いて測定された収納部10に収納されている物品の重量である物品重量データ21eと、が主として記憶されている。なお、第2記憶部21には、第2制御部22の制御を実行する各種制御プログラム(不図示)が記憶されている。
稼動状態データ21a,指示情報21b,切替条件データ21cおよび料金データ21dは、上述したロッカー装置1の稼動状態データ50a,指示情報50b,切替条件データ50cおよび料金データ50dと、第1通信部58および第2通信部23を介して情報を共有している。
第2制御部22は、第2記憶部21に記憶された制御プログラム等を不揮発メモリ等に一時的に保存し、これら制御プログラムを用いてCPUにより各種処理を実行する。第2制御部22は、ロッカー装置1の収納部10において物品預かりモード(第一物品収受部10Aa又は一時預かり部10B)および物品発送モード(第二物品収受部10Ab)の何れかの機能での稼動を制御するものである。
第2制御部22は、切替情報生成部22aと、料金設定部22bと、を有している。
切替情報生成部22aは、ロッカー装置1の複数の収納部10の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモード(第一物品収受部10Aa又は一時預かり部10B)と物品を発送するための物品発送モード(第二物品収受部10Ab)と、の何れかに切替える切替情報を生成する。切替情報とは、ロッカー装置1の収納部10を物品預かりモードから物品発送モードに切替える情報を含む情報である。「物品預かりモードから物品発送モードに切替える情報を含む情報」とは、発送サービスを利用する旨の明示、お問い合わせ番号(収納部10の番地等の情報でも可)、個人情報(氏名、住所等)および希望する転送先などが含まれている。
料金設定部22bは、ロッカー装置1の利用形態に応じて利用料金を設定する。詳細は後述するが、切替情報が得られたタイミングに応じて、収納部10の利用料金などを設定する。
第2通信部23では、第1記憶部50に記憶された情報を第1通信部58から無線又は有線により受信すると共に、第二物品収受部10Abとしての稼動をロッカー装置1の収納部10に対して指示する指示情報21bを受信可能に構成されている。また、第2通信部23は、第2制御部22で生成された切替情報を第1通信部58に無線又は有線により送信する。
[物品配送システム]
続いて、図3を用いて、物品配送システムについて説明する。物品配送システムとは、利用者が注文した商品を第一物品収受部10Aaとして機能する収納部10で受け取る際に実行されるシステムである。物品配送システムは、ロッカー装置1、ロッカー管理装置2(外部装置の一例)、配送管理装置3、商品管理装置4、およびユーザ端末6(外部装置、精算部の一例)が通信可能な状態で構成されている。ここで、配送管理装置3は配送業者が所有する機器(配送業者の携帯端末含む)であり、商品管理装置4は商品注文を受付けると共に受付けた商品を手配する運営業者(例えば、インターネットショッピングを運営する運営業者)が所有する機器である。
続いて、図3を用いて、物品配送システムについて説明する。物品配送システムとは、利用者が注文した商品を第一物品収受部10Aaとして機能する収納部10で受け取る際に実行されるシステムである。物品配送システムは、ロッカー装置1、ロッカー管理装置2(外部装置の一例)、配送管理装置3、商品管理装置4、およびユーザ端末6(外部装置、精算部の一例)が通信可能な状態で構成されている。ここで、配送管理装置3は配送業者が所有する機器(配送業者の携帯端末含む)であり、商品管理装置4は商品注文を受付けると共に受付けた商品を手配する運営業者(例えば、インターネットショッピングを運営する運営業者)が所有する機器である。
図3には、利用者がインターネットショッピング等で商品を購入する際、宅配ボックスを利用する物品配送システムのフロー図が示されている。まず、携帯端末やPC等のユーザ端末6から商品管理装置4に対して商品を注文し、受取日時を指定する(S11)。次いで、商品管理装置4が、お問い合わせ番号と受取日時とを配送管理装置3に送信する(S12)。このとき、図示しないが、お問い合わせ番号や受取日時等の情報を受付完了メールとして商品管理装置4からユーザ端末6に送信する。
次いで、配送管理装置3は、お問い合わせ番号および受取日時と共に、配送番号をロッカー管理装置2に送信する(S13)。次いで、ロッカー管理装置2は、該当するロッカー装置1にお問い合わせ番号,受取日時,および配送番号を送信する(S14)。そして、配送業者が該当するロッカー装置1に荷物を配送し、ロッカー装置1の第一物品収受部10Aaが施錠されたときに荷物の配送完了情報(該当するロッカー装置1の第一物品収受部10Aaの位置情報含む),お問い合わせ番号および配送番号をロッカー管理装置2に送信し、ロッカー管理装置2は配送管理装置3に同じ情報を送信する(S15〜S16)。次いで、配送管理装置3は、配送完了情報およびお問い合わせ番号を商品管理装置4に送信し、商品管理装置4は、ユーザ端末6に配送完了通知およびお問い合わせ番号を送信する(S17〜S18)。なお、図示しないが、S13〜S18において、ロッカー装置1に配送された物品を利用者が指定期限までに受け取らない場合に、該物品を回収業者が回収するための回収番号や指定期限(回収期限)といった情報もやり取りされる。
配送完了通知を受けた利用者は、通常であれば、ロッカー装置1にお問い合わせ番号(新たに発行される暗証番号でも良い。)を入力することにより指定期限までに荷物を受け取る。しかしながら、何らかの都合でロッカー装置1まで赴いて荷物を受け取ることができない場合がある。また、利用者又は第三者が利用者のために目的地に向けて配送業者に物品を配送してもらうべく該物品を収納部10に預け入れた後、何らかの都合で物品の配送を中止して、該物品を別の場所に転送してもらいたい場合についても同様であるため、以下で説明する。なお、利用者又は第三者が利用者のために目的地に向けて配送業者に物品を配送してもらうべく該物品を収納部10に預け入れたときにお問い合わせ番号が発行されているものとする。
この場合、図3の破線で示すように、本実施形態では、利用者がユーザ端末6を用いて、ロッカー装置1の第一物品収受部10Aaに預けられた荷物を、所定の転送先(例えば、自宅、勤務先やコンビニエンスストア等)に発送(転送)して欲しい旨の指示情報50b,21bを入力することができる。この指示情報50b,21bは、ロッカー装置1の第1通信部58およびロッカー管理装置2の第2通信部23の少なくとも何れか一方で取得される(S25)。つまり、本実施形態では、第1通信部58が、指示情報50bを取得する取得部となり、第2通信部23が指示情報21bを受信する受信部(ロッカー管理システムの場合は取得部として機能可能)となる。
指示情報50b,21bには、発送サービスを利用する旨の明示、お問い合わせ番号(収納部10の番地等の情報でも可)、個人情報(氏名、住所等)および希望する転送先などが含まれている。
ロッカー装置1の第1通信部58で指示情報50bが取得された場合は、該指示情報50bが第1記憶部50に記憶される。そして、指示情報50bに対応する収納部10が、稼動状態データ50aとして「第一物品収受部10Aaとして収納中」である状態において取得された指示情報50bに対応する収納部10を、第一物品収受部10Aaから第二物品収受部10Abへと切替える。次いで、第一物品収受部10Aaを第二物品収受部10Abに切替えた旨、つまり物品預かりモードから物品発送モードに切替えた旨をユーザ端末6に通知する(S27)。このとき、本実施形態では、精算部としてのユーザ端末6から、利用者が発送料金を精算できるように、決済処理部51fが、荷重センサ11で測定された物品の重量に基づいて発送料金を算出し、第1通信部58からユーザ端末6に発送料金を送信するのが好ましい。この場合、利用者がユーザ端末6から決済処理を実行することで、図4のS31以降に進むこととなる。このように、荷重センサ11が測定した重量(物品重量データ50e)に基づき発送料金を算出すれば、収納部10のサイズのみで一律に発送料金を課金する場合と異なり、適正な発送料金を利用者に請求することができる。
一方、ロッカー管理装置2の第2通信部23で指示情報21bが取得(受信)された場合は、該指示情報21bが第2記憶部21に記憶される。そして、切替情報生成部22aは、稼動状態データ21aとして「第一物品収受部10Aaとして収納中」である状態において、取得された指示情報21bに対応する収納部10を、第一物品収受部10Aaから第二物品収受部10Abへと切替える切替情報を第2通信部23からロッカー装置1の第1通信部58に送信する(S26)。そして、切替情報を受けたロッカー装置1の切替部51aは、指示情報21bに対応する収納部10を、第一物品収受部10Aaから第二物品収受部10Abへと切替える。次いで、物品発送モードに切替えた旨をユーザ端末6に通知する(S27)。このとき、上述したように、料金設定部22bが、荷重センサ11で測定された物品の重量(物品重量データ21e)に基づいて発送料金を算出し、第1通信部58からユーザ端末6に発送料金を通知するのが好ましい。
なお、ロッカー管理装置2の第2通信部23で指示情報21bが取得(受信)された場合は、その都度、該指示情報21bを第2通信部23から第1通信部58に送信しても良い。つまり、ロッカー管理装置2を外部装置として、ロッカー装置1の第1通信部58は、ロッカー管理装置2の第2通信部23が送信した指示情報21bを取得する取得部となる。
続いて、図4を用いて、収納部10を物品預かりモードから物品発送モードに切替えた後の物品発送について説明する。ロッカー装置1の第1通信部58で指示情報50bが取得された場合、ロッカー装置1からロッカー管理装置2に発送情報およびお問い合わせ番号を送信する(S31)。この発送情報には、上述した指示情報50bに含まれる発送サービスを利用する旨の明示、発送対象となる収納部10の番地、個人情報(氏名、住所等)および希望する転送先などが含まれている。次いでロッカー管理装置2が配送管理装置3に対して発送情報およびお問い合わせ番号を送信し(S32)、配送管理装置3はロッカー管理装置2に、お問い合わせ番号,発送番号および指定された発送日時、配達日時を送信する(S33)。次いで、ロッカー管理装置2は、お問い合わせ番号,発送番号および指定された発送日時をロッカー装置1に送信する(S34)と共に、ユーザ端末6に配達日時を通知する(S35)。なお、配達日時は、配送管理装置3や商品管理装置4からユーザ端末6に通知しても良い。一方、ロッカー管理装置2の第2通信部23で指示情報21bが取得(受信)された場合はS31以外のS32〜S35が実行され、以降の処理はロッカー装置1の第1通信部58で指示情報50bが取得された場合と同様である。
次いで、現地のロッカー装置1に赴いた配送業者の担当者は、暗証番号等を表示装置52に入力する(発送番号が記入されたQRコード(登録商標)等をコードリーダ54にかざしても良い。)ことでロック処理部51eにより収納部10の扉が解錠された後、収納部10から荷物を取り出して発送する。次いで、ロッカー装置1は、ロッカー管理装置2に発送完了した旨,お問い合わせ番号および発送番号を送信し(S41)、同じ情報がロッカー管理装置2から配送管理装置3やユーザ端末6へと送信される(S42,S43)。
そして、配送業者が所定の転送先へと物品を配達し終えた後、配送管理装置3から商品管理装置4へと、配達完了した旨,お問い合わせ番号および発送番号が送信される(S44)。次いで、商品管理装置4はユーザ端末6に配達完了通知,お問い合わせ番号および発送番号を送信する(S45)。なお、商品管理装置4を介さずに、配送管理装置3からユーザ端末6に配達完了通知,お問い合わせ番号および発送番号を送信しても良い。
以上のように、物品配送システムで収納部10が第一物品収受部10Aaである状態において、第1通信部58および第2通信部23の少なくとも何れか一方で第一物品収受部10Aaから第二物品収受部10Abへの切替えを指示する指示情報50b,21bを取得した場合、切替部51aは指示情報50b,21bに対応する収納部10に対して第一物品収受部10Aaから第二物品収受部10Abへと切替える。つまり、切替部51aの処理によって、物品預かりモードで収納部10に物品が収納されている状態において、利用者が指示情報50b,21bを入力すれば、収納部10を物品預かりモードから物品発送モードに切替えることができる。その結果、物品を収納部10から回収できなかった利用者や収納部10に預け入れた物品を別の場所に転送してもらいたい利用者であっても、配送業者によって当該物品を自宅等に届けてもらうことができる。これにより、利用者は、当該物品を回収するために当該物品が収納された収納部10を有するロッカー装置1に戻る必要がなくなる。
(一時預かり部における切替システム)
図5には、利用者が一時預かり部10Bの機能を有する収納部10に物品を預け入れた場合において、何らかの都合でロッカー装置1まで赴いて物品を回収することができないときにおける切替システムが示されている。なお、第三者が利用者のために収納部10に物品を預け入れた場合において、利用者がロッカー装置1まで赴いて物品を回収することができない場合も同様であるので、以下で説明する。
図5には、利用者が一時預かり部10Bの機能を有する収納部10に物品を預け入れた場合において、何らかの都合でロッカー装置1まで赴いて物品を回収することができないときにおける切替システムが示されている。なお、第三者が利用者のために収納部10に物品を預け入れた場合において、利用者がロッカー装置1まで赴いて物品を回収することができない場合も同様であるので、以下で説明する。
まず、利用者(第三者)は、一時預かり部10Bに物品を預ける(S51)。この際、利用者(第三者)は、表示装置52でロッカー番号を入力することで収納部10の扉が解錠され、物品を収納部10に入れて扉を閉める。そして、利用者(第三者)は、表示装置52に戻ってロッカー番号、ユーザ端末6のメールアドレスを入力し、一時預かりの基本料金を支払うことにより、預かり処理部51dの指示によりロック処理部51eが収納部10の施錠を実行する。なお、メールアドレスの入力を省略しても良い。
次いで、ロッカー装置1は、利用者(第三者)に預入情報を通知する(S52)。ここで、「預入情報」とは、ロッカー番号、物品を預り入れた日時、延滞料金発生日時、パスワード、収納部10の荷重センサ11で測定された物品の重量等の情報が含まれている。預入情報を通知形態としては、預入情報が含まれるQRコード(登録商標)等を表示装置52に表示したり、プリンタ56から預入情報又はQRコード(登録商標)が印字された用紙を出力したり、ユーザ端末6に預入情報又はQRコード(登録商標)を送信したりする。
その後、利用者が荷物を回収できなくなった場合、図5の破線で示すように、利用者がユーザ端末6を用いて、ロッカー装置1の第一物品収受部10Aaに預けられた荷物を、所定の転送先(例えば、自宅、勤務先やコンビニエンスストア等)に発送して欲しい旨の指示情報50b,21bを入力する。この指示情報50b,21bは、ロッカー装置1の第1通信部58およびロッカー管理装置2の第2通信部23の少なくとも何れか一方で取得される(S53)。つまり、第1通信部58が、指示情報50bを取得する取得部となり、第2通信部23が指示情報21bを受信する受信部となる。なお、第三者が利用者のために収納部10に物品を預け入れた場合は、第三者が利用者にロッカー番号等の預入情報を伝達しているものとする。
指示情報50b,21bには、発送サービスを利用する旨の明示、ロッカー番号、個人情報(氏名、住所等)および希望する転送先などが含まれている。
ロッカー装置1の第1通信部58で指示情報50bが取得(受信)された場合は、該指示情報50bが第1記憶部50に記憶される。そして、指示情報50bに対応する収納部10が、稼動状態データ50aとして「一時預かり部10Bとして収納中」である状態において取得された指示情報50bに対応する収納部10を、一時預かり部10Bから第二物品収受部10Abへと切替える。次いで、一時預かり部10Bを第二物品収受部10Abに切替えた旨、つまり物品発送モードに切替えた旨をユーザ端末6に通知する(S54)。このとき、本実施形態では、精算部としてのユーザ端末6から、利用者が発送料金を精算できるように、決済処理部51fが、荷重センサ11で測定された物品の重量に基づいて発送料金を算出し、第1通信部58からユーザ端末6に発送料金を通知するのが好ましい。この場合、利用者がユーザ端末6から決済処理を実行することで、次のS56以降に進むこととなる。
一方、ロッカー管理装置2の第2通信部23で指示情報21bが取得(受信)された場合は、該指示情報21bが第2記憶部21に記憶される。そして、切替情報生成部22aは、稼動状態データ21aとして「一時預かり部10Bとして収納中」である状態において、取得された指示情報21bに対応する収納部10を、一時預かり部10Bから第二物品収受部10Abへと切替える切替情報を第2通信部23からロッカー装置1の第1通信部58に送信する(S55)。そして、切替情報を受けたロッカー装置1の切替部51aは、指示情報21bに対応する収納部10を、一時預かり部10Bから第二物品収受部10Abへと切替える。次いで、物品発送モードに切替えた旨をユーザ端末6に通知する(S54)。このとき、上述したように、料金設定部22bが、荷重センサ11で測定された物品の重量(物品重量データ21e)に基づいて発送料金を算出し、第2通信部23からユーザ端末6に発送料金を通知するのが好ましい。
なお、ロッカー管理装置2の第2通信部23で指示情報21bが取得(受信)された場合は、その都度、該指示情報21bを第2通信部23から第1通信部58に送信しても良い。つまり、ロッカー管理装置2を外部装置として、ロッカー装置1の第1通信部58は、ロッカー管理装置2の第2通信部23が送信した指示情報21bを取得する取得部となる。
次いで、ロッカー装置1の第1通信部58で指示情報50bが取得(受信)された場合、ロッカー装置1からロッカー管理装置2に発送情報を送信する(S56)。この発送情報には、上述した指示情報50bに含まれる発送サービスを利用する旨の明示、ロッカー番号、個人情報(氏名、住所等)および希望する転送先が含まれている。次いでロッカー管理装置2が配送管理装置3に対して発送情報を送信し(S57)、配送管理装置3はロッカー管理装置2に、発送番号および指定された発送日時、配達日時を送信する(S58)。次いで、ロッカー管理装置2は、発送番号および指定された発送日時をロッカー装置1に送信する(S59)と共に、ユーザ端末6に配達日時を通知する(S60)。なお、配達日時は、配送管理装置3や商品管理装置4からユーザ端末6に通知しても良い。一方、ロッカー管理装置2の第2通信部23で指示情報21bが取得(受信)された場合は、S56以外のS57〜S60が実行され、以降の処理はロッカー装置1の第1通信部58で指示情報50bが取得された場合と同様である。
次いで、現地のロッカー装置1に赴いた配送業者の担当者は、暗証番号等を表示装置52に入力する(発送番号が記入されたQRコード(登録商標)等をコードリーダ54にかざしても良い。)ことでロック処理部51eにより収納部10の扉が解錠された後、収納部10から荷物を発送する。そして、荷物が取り出された収納部10は、第一物品収受部10Aa又は一時預かり部10Bとして稼働し、新たな物品が収納されるまで待機する。次いで、ロッカー装置1は、ロッカー管理装置2に発送完了した旨および発送番号を送信し(S61)、同じ情報がロッカー管理装置2から配送管理装置3やユーザ端末6へと送信される(S62,S63)。なお、扉の解錠時又は収納部10から荷物が取り出された時点で、ロッカー装置1からユーザ端末6に収納部10から荷物が取り出された旨の通知を送信しても良いし、ロッカー管理装置2に代わって発送完了した旨および発送番号を送信しても良い。
そして、配送業者が所定の転送先へと物品を配達し終えた後、配送管理装置3からユーザ端末6へと、配達完了した旨および発送番号が送信される(S64)。
以上のように、収納部10が一時預かり部10Bである状態において、第1通信部58および第2通信部23の少なくとも何れか一方で一時預かり部10Bから第二物品収受部10Abへの切替えを指示する指示情報50b,21bを取得した場合、切替部51aは指示情報50b,21bに対応する収納部10に対して一時預かり部10Bから第二物品収受部10Abへと切替える。つまり、切替部51aの処理によって、物品預かりモードで収納部10に物品が収納されている状態において、利用者が指示情報50b,21bを入力すれば、収納部10を物品預かりモードから物品発送モードに切替えることができる。その結果、物品を収納部10から回収できない利用者であっても、配送業者によって当該物品を自宅等に届けてもらうことができる。これにより、利用者は、当該物品を回収するために当該物品が収納された収納部10を有するロッカー装置1に戻る必要がなくなる。
(別実施例1)
上述した実施形態では、利用者は、ユーザ端末6から指示情報50b,21bを入力したが、ロッカー装置1の表示装置52で物品預かりモードから物品発送モードに切替えるための切替条件の入力を受付け、第1制御部51は、該切替条件に基づいて第1記憶部50が指示情報50bを取得するように第1記憶部50を制御しても良い。
上述した実施形態では、利用者は、ユーザ端末6から指示情報50b,21bを入力したが、ロッカー装置1の表示装置52で物品預かりモードから物品発送モードに切替えるための切替条件の入力を受付け、第1制御部51は、該切替条件に基づいて第1記憶部50が指示情報50bを取得するように第1記憶部50を制御しても良い。
本実施例では、一時預かり部10Bとして収納部10に物品を預ける場合に、利用者が、一時預かり期間(例えば1日)が経過するまでは、物品を預かって欲しいケースを想定している。このケースの「切替条件」とは、一時預かり期間が経過するまでは物品を預かり、一時預かり期間が経過した後に物品預かりモードから物品発送モードに切替えることを意味する。
まず、利用者は、表示装置52に戻ってロッカー番号、ユーザ端末6のメールアドレスを入力する際、同時に切替条件を入力又は選択する。このとき、決済処理部51fが、荷重センサ11で測定された物品の重量(物品重量データ21e)に基づいて発送料金を算出し、カードリーダ55又は貨幣処理装置57に該発送料金を伝達する。そして、利用者が、カードリーダ55又は貨幣処理装置57で一時預かりの基本料金と発送料金とを支払うことにより、預かり処理部51dの指示によりロック処理部51eが収納部10の施錠を実行する。
本実施例では、第1制御部51は、第1記憶部50の切替条件データ50cに基づいて、一時預かり期間が経過したときに指示情報50bを取得(記憶)するように第1記憶部50を制御する。換言すると、一時預かり期間が経過する前は第1記憶部50に該当する収納部10の指示情報50bが存在しない状態であるので、切替部51aが該当する収納部10を物品預かりモードから物品発送モードに切替えない。
これによって、利用者は、予定が変更になり、一時預かり期間経過までに収納部10から物品を回収できたときには、意図せず当該物品が発送されるといった不都合を防止できる。なお、一時預かり期間経過までに収納部10から物品を回収したときは、クレジットカード又は貨幣処理装置57にて発送料金が返金される。
別実施例1の変形例として、利用者は、ユーザ端末6で商品注文をした際に予め切替条件を含む指示情報50b,21bを入力できるように構成しても良い。本実施例では、宅配サービスを利用する場合において、回収期限が経過したとき、注文物品を自宅等に転送してもらうケースを想定している。また、切替条件として回収期限よりも前の転送期限を設定し、回収期限経過前であっても、予め指定された転送期限が経過すれば、収納部10を物品預かりモードから物品発送モードに切替えても良い。
(別実施例2)
上述した実施形態では、発送料金を、ユーザ端末6やロッカー装置1のコードリーダ54、カードリーダ55又は貨幣処理装置57で精算するように構成したが、利用者が配送業者に着払いする形態であっても良い。この場合は、ロッカー管理装置2から配送管理装置3に発送料金を送信しても良いし、配送業者が独自に算出しても良い。
上述した実施形態では、発送料金を、ユーザ端末6やロッカー装置1のコードリーダ54、カードリーダ55又は貨幣処理装置57で精算するように構成したが、利用者が配送業者に着払いする形態であっても良い。この場合は、ロッカー管理装置2から配送管理装置3に発送料金を送信しても良いし、配送業者が独自に算出しても良い。
[ロッカー管理方法、ロッカー管理プログラム]
ロッカー装置1、ロッカー管理装置2又はロッカー管理システムの制御方法、制御プログラムについて、図6を用いて説明する。なお、以下で説明する実施形態は、ロッカー装置1又はロッカー管理装置2にインストールされるプログラムによって実行される。
ロッカー装置1、ロッカー管理装置2又はロッカー管理システムの制御方法、制御プログラムについて、図6を用いて説明する。なお、以下で説明する実施形態は、ロッカー装置1又はロッカー管理装置2にインストールされるプログラムによって実行される。
ロッカー管理方法(ロッカー管理プログラム)は、下記の3つのステップ(処理)を備えている。(1)図2に示すロッカー装置1の切替部51aが、複数の収納部10の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える第1ステップ(第1処理)、(2)図2に示すロッカー装置1の切替部51a又はロッカー管理装置2の切替情報生成部22a(以下、切替部51a等と言う。)が、収納部10が物品預かりモードであるか否かを判定する第2ステップ(第2処理、図6の♯51)、(3)図2に示すロッカー装置1の第1通信部58,第1記憶部50又はロッカー管理装置2の第2通信部23(以下、第1通信部58等と言う。)が、物品預かりモードから物品発送モードへの切替えを収納部10に対して指示する指示情報50b,21bを取得する第3ステップ(第3処理、図6の♯52Yes判定)。本実施形態における第1ステップ(第1処理)は、第2ステップ(第2処理)で切替部51a等によって収納部10が物品預かりモードであると判定されている状態において、第3ステップ(第3処理)で第1通信部58等が指示情報50b,21bを取得した場合(図6の♯52Yes判定)は、切替部51aが指示情報50b,21bに対応する収納部10に対して物品預かりモードから物品発送モードに切替える(図6の♯53)。
まず、切替部51a等は、収納部10が物品預かりモードであるか否かを判定する(図6の♯51)。このとき、切替部51a等は、第1記憶部50の稼動状態データ50aや第2記憶部21の稼動状態データ21aを参照し、「第一物品収受部10Aaとして収納中」又は「一時預かり部10Bとして収納中」であるか否かを判定する。なお、切替部51a等は、第1記憶部50の物品重量データ50eや第2記憶部21の物品重量データ21eを参照し、収納部10に物品が収納されていれば物品預かりモードであると判定しても良い。
♯51の判定の結果、収納部10が「空ロッカー」や「故障中」である等により物品預かりモードでない場合(♯51Nо判定)、切替部51a等は、物品預かりモードである収納部10を再検索する。♯51の判定の結果、収納部10が物品預かりモードである場合(♯51Yes判定)、切替部51a等は、第1通信部58等により指示情報50b,21bが取得されたか否かを判定する(♯52)。
物品預かりモードである収納部10に対応する指示情報50b,21bが第1通信部58等で取得された場合(♯52Yes判定)、切替部51aは、該収納部10に対して物品預かりモードを物品発送モードに切替える(♯53)。次いで、ロッカー装置1の第1通信部58又はロッカー管理装置2の第2通信部23が、物品発送モードに切替えた旨をユーザ端末6に通知する(♯54)。一方、物品預かりモードである収納部10に対応する指示情報50b,21bが第1通信部58等で取得されていない場合(♯52Nо判定)、切替部51aは、指示情報50bが取得されるまで待機する。具体的な処理フローについては、図3〜図5を用いて説明した内容と同様であるため、詳細な説明を省略する。
[その他の実施形態]
(1)上述した実施形態では、ロッカー装置1の第1制御部51の決済処理部51f又はロッカー管理装置2の第2制御部22の料金設定部22bが、荷重センサ11で測定された物品の重量に基づいて収納部10からの物品の発送料金を算出した。これに代えて、収納部10の大きさに基づいて該発送料金を算出しても良いし、配送管理装置3で算出した発送料金データをロッカー管理装置2やロッカー装置1に送信してもらっても良い。
(1)上述した実施形態では、ロッカー装置1の第1制御部51の決済処理部51f又はロッカー管理装置2の第2制御部22の料金設定部22bが、荷重センサ11で測定された物品の重量に基づいて収納部10からの物品の発送料金を算出した。これに代えて、収納部10の大きさに基づいて該発送料金を算出しても良いし、配送管理装置3で算出した発送料金データをロッカー管理装置2やロッカー装置1に送信してもらっても良い。
(2)第一物品収受部10Aaや一時預かり部10Bとして機能している収納部10において、延滞料金が発生するまでの間に物品発送モードに切替わった場合、延滞料金が発生するときに物品が発送された場合でも、延滞料金を課金しないようにしても良い。これにより、利用者の利便性を高めることができる。
(3)上述した実施形態のロッカー装置1は、第一物品収受部10Aaとして稼動可能な収納部10であっても、常時一時預かり部10Bとして利用できる形態を示したが、第一物品収受部10Aaとして稼動可能な収納部10の一部を第一物品収受部10Aa専用の収納部10として利用しても良い。また、第一物品収受部10Aaとして稼動可能な収納部10に対して物品配送予約が入ったときに、一時預かり部10Bとしての利用を禁止しても良い。
本発明は、複数の収納部を有するロッカー装置を管理するロッカー管理システム、ロッカー管理装置、ロッカー管理方法及びロッカー管理プログラムに利用可能である。
1 :ロッカー装置
2 :ロッカー管理装置(外部装置)
6 :ユーザ端末(外部装置、精算部)
10 :収納部
10Aa :第一物品収受部
10Ab :第二物品収受部
10B :一時預かり部
22a :切替情報生成部
23 :第2通信部(受信部、送信部)
50 :第1記憶部(記憶部)
51 :第1制御部(制御部)
51a :切替部
52 :表示装置(受付部)
54 :コードリーダ(精算部)
55 :カードリーダ(精算部)
57 :貨幣処理装置(精算部)
58 :第1通信部(取得部)
2 :ロッカー管理装置(外部装置)
6 :ユーザ端末(外部装置、精算部)
10 :収納部
10Aa :第一物品収受部
10Ab :第二物品収受部
10B :一時預かり部
22a :切替情報生成部
23 :第2通信部(受信部、送信部)
50 :第1記憶部(記憶部)
51 :第1制御部(制御部)
51a :切替部
52 :表示装置(受付部)
54 :コードリーダ(精算部)
55 :カードリーダ(精算部)
57 :貨幣処理装置(精算部)
58 :第1通信部(取得部)
Claims (10)
- 物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置において、
複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える切替部を有する制御部と、
前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを前記収納部に対して指示する指示情報を取得する取得部と、を備え、
前記切替部は、前記収納部が前記物品預かりモードである状態において、前記取得部が前記指示情報を取得した場合、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替えるロッカー装置。 - 前記収納部は、少なくとも、前記収納部に物品を着荷するための第一物品収受部と、配送業者の物品配送によって発送するための第二物品収受部と、荷物預かりのための一時預かり部と、の何れかの機能で稼動しており、
前記切替部は、前記一時預かり部および前記第一物品収受部の何れか一方で構成される前記物品預かりモードから、前記第二物品収受部で構成される前記物品発送モードに切替える請求項1に記載のロッカー装置。 - 前記取得部は、外部装置が送信した前記指示情報を取得する請求項1又は2に記載のロッカー装置。
- 前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替えるための切替条件の入力を受付ける受付部をさらに備え、
前記制御部は、前記切替条件に基づいて前記指示情報を取得するように前記取得部を制御する請求項1から3の何れか一項に記載のロッカー装置。 - 前記収納部に関する料金を精算するための精算部をさらに備え、
前記制御部は、前記物品発送モードにおける発送料金を算出し、当該発送料金を前記精算部に伝達する請求項1から4の何れか一項に記載のロッカー装置。 - 前記収納部に収納されている物品の重量を測定する測定部をさらに備え、
前記制御部は、前記測定部が測定した物品の重量に基づき、前記発送料金を算出する請求項5に記載のロッカー装置。 - 物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置を管理するロッカー管理装置において、
複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える切替情報を生成する切替情報生成部と、
前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを前記収納部に対して指示する指示情報を受信する受信部と、
前記ロッカー装置に前記切替情報を送信する送信部と、を備え、
前記切替情報生成部は、前記収納部が前記物品預かりモードである状態において、前記受信部が前記指示情報を取得したとき、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替える前記切替情報を生成するロッカー管理装置。 - 物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置と、当該ロッカー装置を管理するロッカー管理装置とを備えたロッカー管理システムにおいて、
複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える切替部と、
前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを前記収納部に対して指示する指示情報を取得する取得部と、を備え、
前記切替部は、前記収納部が前記物品預かりモードである状態において、前記取得部が前記指示情報を取得したとき、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替えるロッカー管理システム。 - 物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置を管理するロッカー管理方法において、
複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える第1ステップと、
前記収納部が前記物品預かりモードであるか否かを判定する第2ステップと、
前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを前記収納部に対して指示する指示情報を取得する第3ステップと、を備え、
前記第1ステップは、前記第2ステップで前記収納部が前記物品預かりモードであると判定されている状態において、前記第3ステップで前記指示情報を取得した場合、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替えるロッカー管理方法。 - 物品を収納する複数の収納部を有するロッカー装置を管理するロッカー管理をコンピュータに実行させるためのロッカー管理プログラムにおいて、
複数の前記収納部の少なくとも一部を、物品を預かるための物品預かりモードと、物品を発送するための物品発送モードと、の何れかに切替える第1処理と、
前記収納部が前記物品預かりモードであるか否かを判定する第2処理と、
前記物品預かりモードから前記物品発送モードへの切替えを指示する指示情報を取得する第3処理と、を備え、
前記第1処理は、前記第2処理で前記収納部が前記物品預かりモードであると判定されている状態において、前記第3処理で前記指示情報を取得した場合、前記指示情報に対応する前記収納部に対して前記物品預かりモードを前記物品発送モードに切替えるロッカー管理プログラム。
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Citations (5)
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-
2018
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