JP2019122217A - 回転電機のロータ - Google Patents

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Abstract

【課題】永久磁石の製造誤差があっても、ロータの回転時に、磁石挿入孔の外周側内面の周方向中央部に過大な応力が発生することを回避可能な回転電機のロータを提供する。【解決手段】回転電機のロータ10は、磁石挿入孔40を有するロータコア20と、磁石挿入孔に収容された永久磁石30と、を備える。永久磁石30は、軸線方向から見て、軸線に向かって凸状の円弧形状を有し、ロータコア20は、外周コア部21と内周コア部22と接続リブ23a、23bと、を有する。永久磁石30は、周方向両側に位置する周方向端部32a、32bが磁石挿入孔40の内面と当接することによりロータコア20に支持されるとともに、周方向中央部31が磁石挿入孔40外周側内面41から離間し、周方向中央部31において、外周側外面301と磁石挿入孔40の外周側内面41との間には、隙間が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、電動車両などに搭載される回転電機のロータに関する。
従来から、回転電機に使用されるロータとして、ロータコアの内部に周方向に所定の間隔で複数個の永久磁石を配置した、いわゆるIPMモータが知られている。このようなIPMモータにおいて、回転軸線に向かって凸となるように円弧形状の永久磁石を配置したものがあり、円弧形状の永久磁石をロータコアに固定するための手段として、例えば、特許文献1や特許文献2に記載された技術が知られている。
特許文献1には、ロータ外周側にかしめ用の孔を設け、ロータコアをリベットピンでかしめると同時に押圧によりロータコアを変形させることで、ロータコアと円弧形状の永久磁石を面接触で固定する構成が開示されている。
特許文献2には、ロータコアの回転軸線方向からみて、磁石挿入孔の周方向両端部付近に設けられた支持突起に円弧形状の永久磁石の周方向両端面を当接させることで、ロータコアと永久磁石を固定する構成が開示されている。
特開2007−306688号公報 特開2014−100048号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の回転電機のロータでは、永久磁石の周方向中央部とロータコアの磁石挿入孔の外周側内面とが当接する。そのため、永久磁石に製造誤差があると、ロータが高速で回転する際に、永久磁石の遠心力により、磁石挿入孔の外周側内面の周方向中央部に過大な応力が発生し、ロータコアの接続リブが変形する虞があった。
本発明は、永久磁石に製造誤差があっても、ロータの回転時に、磁石挿入孔の外周側内面の周方向中央部に過大な応力が発生することを回避可能な回転電機のロータを提供する。
本発明は、
軸線を中心に回転し、前記軸線に平行に延設された磁石挿入孔を有するロータコアと、
前記磁石挿入孔に収容された永久磁石と、
を備えた回転電機のロータであって、
前記軸線方向から見て、
前記永久磁石は、前記軸線に向かって凸状の円弧形状を有し、
前記ロータコアは、前記磁石挿入孔の外周側に位置する外周コア部と、前記磁石挿入孔の内周側に位置する内周コア部と、前記磁石挿入孔の周方向両端部に位置し前記外周コア部と前記内周コア部とを接続する接続リブと、を有し、
前記永久磁石は、該永久磁石の周方向両側に位置する周方向端部が前記磁石挿入孔の内面と当接することにより前記ロータコアに支持されるとともに、前記永久磁石の周方向中央部が前記磁石挿入孔の外周側内面から離間し、
前記永久磁石の前記周方向中央部において、前記永久磁石の外周側外面と前記磁石挿入孔の前記外周側内面との間には、隙間が設けられている。
本発明によれば、永久磁石の周方向中央部において、永久磁石の外周側外面と磁石挿入孔の外周側内面との間には隙間が設けられているので、永久磁石の製造誤差等によりばらつきがあっても、ロータの回転時に、外周コア部の周方向中央部に過大な応力が発生することを回避できる。したがって、ロータの回転時に、永久磁石の遠心力等が作用した場合であっても、相対的に強度の低い接続リブが変形するのを抑制できる。
第1実施形態の回転電機のロータを回転軸方向から見た正面図である。 図1の回転電機のロータにおいて、ロータコアの磁石挿入孔を拡大した拡大図である。 磁石挿入孔の一例を示す部分拡大図である。 磁石挿入孔の他の例を示す拡大図である。 第2実施形態の回転電機のロータを回転軸方向から見た正面図である。 図5の回転電機のロータにおいて、ロータコアの磁石挿入孔を拡大した拡大図である。
以下、本発明の回転電機のロータの各実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
先ず、本発明の第1実施形態の回転電機のロータについて図1〜図4を参照しながら説明する。
図1に示すように、第1実施形態の回転電機のロータ10は、ロータシャフト(不図示)の外周部に取り付けられるロータコア20と、ロータコア20の内部に周方向に所定の間隔で形成された複数の磁極部50と、を備え、ステータ(不図示)の内周側に配置されている。
ロータコア20は、略同一形状の円環状の電磁鋼板、例えばケイ素鋼板200を軸方向に複数積層することで形成されると共に、周方向に所定の間隔で複数の磁石挿入孔40が形成されている。また、周方向で隣り合う磁石挿入孔40の間には溝部29が凹設される。
磁極部50は、径方向に磁化され、且つ周方向で交互に磁化方向が異なるように各磁石挿入孔40に配置された永久磁石30によって構成されている。より具体的には、磁石挿入孔40に配置された永久磁石30Aによって構成された磁極部50Aにおいて、その外周側がN極とすると、隣接する磁極部50Bは、その外周側がS極となるように、永久磁石30Bが磁石挿入孔40に配置されることで構成されている。
図2に示すように、ロータコア20は、磁石挿入孔40と、磁石挿入孔40の外周側に位置する外周コア部21と、磁石挿入孔40の内周側に位置する内周コア部22と、磁石挿入孔40の周方向一端側端部に位置し外周コア部21と内周コア部22とを接続する接続リブ23aと、磁石挿入孔40の周方向他端側端部に位置し外周コア部21と内周コア部22とを接続する接続リブ23bとを有する。
接続リブ23a、23bは、外周コア部21及び内周コア部22と比較して幅が狭く、外周コア部21及び内周コア部22よりも強度が低くなっている。
磁石挿入孔40は、外周側内面41、内周側内面42、周方向一端側の側面部内面43a、及び、周方向他端側の側面部内面43bと、を有する。磁石挿入孔40の外周側内面41は、ロータ10の回転軸線方向からみて、ロータ10の回転軸線に向かって凸状の円弧形状を有し、外周側内面41の円弧半径が内周側内面42の円弧半径よりも大きくなっている。
永久磁石30は、ロータ10の回転軸線方向からみて、ロータ10の回転軸線に向かって凸状の円弧形状を有し、磁石挿入孔40に収容される。永久磁石30は、周方向中央部31と、周方向一端部32aと、周方向他端部32bとが一体に形成され、周方向中央部31から周方向一端部32a及び周方向他端部32bに向かって厚さが減少する形状を有する。
また、永久磁石30の表面は、外周側外面301と、内周側外面302と、周方向一端側側面303aと、周方向他端側側面303bと、を有する。永久磁石30の外周側外面301は、さらに周方向中央部に位置する外周側外面311と、周方向一端部に位置する外周側外面321aと、周方向他端部に位置する外周側外面321bとに分けることができる。
永久磁石30は、その周方向両端部、すなわち周方向一端部32aと周方向他端部32bとで磁石挿入孔40の内面と当接することでロータコア20に固定されている。さらに、永久磁石30の周方向中央部31は磁石挿入孔40の外周側内面41から離間しており、永久磁石30の周方向中央部31において、永久磁石30の外周側外面301と磁石挿入孔40の外周側内面41との間には、隙間Cが設けられている。
このように磁石挿入孔40の外周側内面41は、永久磁石30の周方向中央部の外周側外面311と接触しないので、永久磁石30の製造誤差等によりばらつきがあっても、ロータ10の回転時に、外周コア部21に過大な応力が発生することを回避できる。
外周コア部21の周方向中央部に応力が発生すると、接続リブ23a、23bには、接続リブ23a、23bを中心に外周コア部21を回転させるようなモーメントが発生する。この外周コア部21の周方向中央部に作用する応力が過大になると、相対的に強度の低い接続リブ23a、23bが変形する虞がある。したがって、永久磁石30の周方向中央部31において、永久磁石30の外周側外面301と磁石挿入孔40の外周側内面41との間に隙間Cを設け設けることで、ロータ10の回転時に、永久磁石30の遠心力等により、ロータコア20に応力が発生した場合であっても、ロータコア20の外周コア部21に発生する応力を低減することができ、接続リブ23a、23bの変形を防止することができる。
なお、永久磁石30は、周方向一端部32aと周方向他端部32bの周方向両端部で磁石挿入孔40の内面と当接していればよく、永久磁石30と当接する磁石挿入孔40の内面は、永久磁石30に作用する遠心力を受けることができる限り、外周側内面41、周方向一端側の側面部内面43a、周方向他端側の側面部内面43bのいずれでもよい。
また、図3に示すように、磁石挿入孔40の外周側内面41には、永久磁石30の周方向両端部の外周側外面321a、321bと当接する凸状部44が設けられていてもよい。
この場合、永久磁石30は、周方向両端部の外周側外面321a、321bが凸状部44と当接することでロータコア20に固定されている。これにより、永久磁石30の周方向両端部の外周側外面321a、321bが磁石挿入孔40の外周側内面41に当接した状態で、永久磁石30の周方向中央部の外周側外面311と磁石挿入孔40の外周側内面41との間に隙間を確保することができる。
また、図4に示すように、磁石挿入孔40の外周側内面41の円弧半径R1を、永久磁石30の外周側外面301の円弧半径R2よりも大きくしてもよい。図4では、ロータ10の回転中心(不図示)と磁石挿入孔40の周方向中心とを結んだ線上に磁石挿入孔40の外周側内面41の円弧中心と永久磁石30の外周側外面301の円弧中心とが位置している。なお、磁石挿入孔40の外周側内面41の円弧半径R1が、永久磁石30の外周側外面301の円弧半径R2よりも大きい限り、円弧中心をずらしてもよい。
このように、磁石挿入孔40の外周側内面41と永久磁石30の外周側外面301とをいずれもロータ10の回転軸線に向かって凸状の円弧形状とし、磁石挿入孔40の外周側内面41の円弧半径R1を、永久磁石30の外周側外面301の円弧半径R2よりも大きくすることで、永久磁石30の周方向中央部の外周側外面311と磁石挿入孔40の外周側内面41との間に隙間を確保することができる。したがって、簡素な構造で永久磁石30の周方向中央部の外周側外面311と磁石挿入孔40の外周側内面41との間に確実に隙間を確保することができる。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態の回転電機のロータ10Aについて図5及び図6を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態の回転電機のロータ10と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。以下、第1実施形態の回転電機のロータ10と第2実施形態の回転電機のロータ10Aとの相違点について詳細に説明する。
第2実施形態の回転電機のロータ10Aでは、図5及び図6に示すように、永久磁石30が、ロータ10Aの回転軸線方向からみて、外周側外面301の円弧と内周側外面302の円弧が同心円弧、すなわち、周方向で厚さが略同一となる円弧形状を有する。また、磁石挿入孔40も永久磁石30の形状にあうように、磁石挿入孔40の外周側内面41と内周側内面42との距離が略同一となっている。
また、ロータコア20の接続リブ23aは、磁石挿入孔40の周方向中央側の内側リブ231aと磁石挿入孔40の周方向中央から離れる側の外側リブ232aとを有する。接続リブ23bも、磁石挿入孔40の周方向中央側の内側リブ231bと磁石挿入孔40の周方向中央から離れる側の外側リブ232bとを有する。
磁石挿入孔40は、外周側内面41、内周側内面42、周方向一端側の側面部内面43a、及び、周方向他端側の側面部内面43bと、を有し、周方向一端側の側面部内面43a、周方向他端側の側面部内面43bは、それぞれ接続リブ23a、23bに設けられている。
接続リブ23aの内側リブ231aには、磁石挿入孔40の周方向一端側の側面部内面43aと永久磁石30の周方向一端側側面303aとの間に、フラックスバリア45aとなる空隙が形成される。また、接続リブ23aの外側リブ232aには、磁石挿入孔40の周方向一端側の側面部内面43aに、永久磁石30の周方向一端側側面303aと当接する当接部46aが形成される。そして、永久磁石30は、周方向一端側側面303aが当接部46aと当接することでロータコア20に固定されている。
接続リブ23bについても同様に、接続リブ23bの内側リブ231bには、磁石挿入孔40の周方向他端側の側面部内面43bと永久磁石30の周方向他端側側面303bとの間に、フラックスバリア45bとなる空隙が形成される。また、接続リブ23bの外側リブ232bには、磁石挿入孔40の周方向他端側の側面部内面43bに、永久磁石30の周方向他端側側面303bと当接する当接部46bが形成される。そして、永久磁石30は、周方向他端側側面303bが当接部46bと当接することでロータコア20に固定されている。
また、永久磁石30の周方向中央部31は磁石挿入孔40の外周側内面41から離間しており、永久磁石30の周方向中央部31において、永久磁石30の外周側外面301と磁石挿入孔40の外周側内面41との間には、隙間Cが設けられている。
ここで、接続リブ23aの内側リブ231aにはフラックスバリア45aが形成されているため、内側リブ231aの磁石挿入孔40の周方向一端側の側面部内面43aからロータコア20のロータコア外周面201までの距離は、外側リブ232aの磁石挿入孔40の周方向一端側の側面部内面43aからロータコア20のロータコア外周面201までの距離よりも短い。すなわち、内側リブ231aのロータコア外周面201までの肉厚よりも、外側リブ232aのロータコア外周面201までの肉厚の方が厚い。
同様に、接続リブ23bの内側リブ231bにはフラックスバリア45bが形成されているため、内側リブ231bの磁石挿入孔40の周方向他端側の側面部内面43bからロータコア20のロータコア外周面201までの距離は、外側リブ232bの磁石挿入孔40の周方向他端側の側面部内面43bからロータコア20のロータコア外周面201までの距離よりも短い。すなわち、内側リブ231bのロータコア外周面201までの肉厚よりも、外側リブ232bのロータコア外周面201までの肉厚の方が厚い。
このように永久磁石30は、肉厚が厚い外側リブ232a、232bの当接部46a、46bで磁石挿入孔40の内面と当接することでロータコア20に固定されている。
したがって、ロータ10Aの回転時に、永久磁石30の遠心力等により、接続リブ23a、23bに応力が発生する場合でも、該応力はロータコア外周面201までの肉厚が厚い外側リブ232a、232bで受け止められるので、肉厚が薄い内側リブ231a、231bに過大な応力が発生することが回避され、接続リブ23a、23bの変形を防止することができる。
また、永久磁石30の外周側外面301と磁石挿入孔40の外周側内面41との間には、隙間Cが設けられているので、永久磁石30の製造誤差等によりばらつきがあっても、ロータ10の回転時に、外周コア部21に過大な応力が発生することを回避できる。さらに、接続リブ23a、23bに接続リブ23a、23bを中心に外周コア部21を回転させるようなモーメントが発生することを抑制できるので、接続リブ23a、23bの変形を防止することができる。
さらに、図6に示すように、永久磁石30の外周側外面301と、磁石挿入孔40の外周側内面41との間には、永久磁石30の外周側外面301全域に亘って隙間Cを設けてもよい。
この場合、磁石挿入孔40の外周側内面41の全域が永久磁石30と接触しない。すなわち、永久磁石30は、内側リブ231a、231bに加えて外周コア部21とも接触しないので、より接続リブ23a、23bの変形を防止することができる。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、第2実施形態では、フラックスバリア45a、45bは、ロータコア20の内側リブ231a、231bに設けることとしたが、内側リブ231a、231bと外周コア部21を跨ぐように設けるようにしてもよい。このようにすると、永久磁石30の周方向一端部の外周側外面321aと周方向他端部の外周側外面321bの最端部が内側リブ231a、231b及び外周コア部21と接触することをより確実に回避できるので、より確実にロータコア20が変形することを防止することができる。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 軸線を中心に回転し、前記軸線に平行に延設された磁石挿入孔(磁石挿入孔40)を有するロータコア(ロータコア20)と、
前記磁石挿入孔に収容された永久磁石(永久磁石30)と、
を備えた回転電機のロータ(ロータ10)であって、
前記軸線方向から見て、
前記永久磁石は、前記軸線に向かって凸状の円弧形状を有し、
前記ロータコアは、前記磁石挿入孔の外周側に位置する外周コア部(外周コア部21)と、前記磁石挿入孔の内周側に位置する内周コア部(内周コア部22)と、前記磁石挿入孔の周方向両端部に位置し前記外周コア部と前記内周コア部とを接続する接続リブ(接続リブ23a、23b)と、を有し、
前記永久磁石は、該永久磁石の周方向両側に位置する周方向端部(周方向一端部32a、周方向他端部32b)が前記磁石挿入孔の内面と当接することにより前記ロータコアに支持されるとともに、前記永久磁石の周方向中央部(周方向中央部31)が前記磁石挿入孔の外周側内面(外周側内面41)から離間し、
前記永久磁石の前記周方向中央部において、前記永久磁石の外周側外面(外周側外面301)と前記磁石挿入孔の前記外周側内面との間には、隙間(隙間C)が設けられている、
回転電機のロータ。
(1)によれば、軸線に向かって凸状の円弧形状を有する永久磁石は、永久磁石の周方向両側に位置する周方向端部が磁石挿入孔の内面と当接することによりロータコアに支持される。一方、永久磁石の周方向中央部は磁石挿入孔の外周側内面から離間するため、永久磁石の周方向中央部において永久磁石の外周側外面と磁石挿入孔の外周側内面との間には隙間が設けられている。このように、磁石挿入孔の外周側内面は、永久磁石の周方向中央部の外周側外面と接触しないので、永久磁石の製造誤差等によりばらつきがあっても、ロータの回転時に、外周コア部に過大な応力が発生することを回避できる。さらに、接続リブに接続リブを中心に外周コア部を回転させるようなモーメントが発生することを抑制できるので、接続リブの変形を防止することができる。したがって、ロータの回転時に、永久磁石の遠心力等により、ロータコアに応力が発生した場合であっても、ロータコアの外周コア部に発生する応力を低減することができ、相対的に強度の低い接続リブの変形を防止することができる。
(2) (1)に記載の回転電機のロータであって、
前記永久磁石の前記周方向端部は、前記磁石挿入孔の前記外周側内面と対向する、前記永久磁石の前記外周側外面の周方向端部(周方向一端部の外周側外面321a、周方向他端部の外周側外面321b)であり、
前記磁石挿入孔の前記外周側内面には、前記永久磁石の前記周方向端部と当接する凸状部(凸状部44)が設けられている、
回転電機のロータ。
(2)によれば、永久磁石は、周方向両端部の外周側外面が凸状部と当接することでロータコアに固定されている。したがって、永久磁石の周方向両端部の外周側外面が磁石挿入孔の外周側内面に当接した状態で、永久磁石の周方向中央部の外周側外面と磁石挿入孔の外周側内面との間に隙間を確保することができる。
(3) (1)に記載の回転電機のロータであって、
前記永久磁石の前記周方向端部は、前記磁石挿入孔の前記外周側内面と対向する、前記永久磁石の前記外周側外面の周方向端部であり、
前記磁石挿入孔の前記外周側内面は、前記軸線に向かって凸状の円弧形状を有し、
前記磁石挿入孔の前記外周側内面の円弧半径(円弧半径R1)は、前記永久磁石の前記外周側外面の円弧半径(円弧半径R2)よりも大きい、
回転電機のロータ。
(3)によれば、磁石挿入孔の外周側内面と永久磁石の外周側外面とをいずれもロータの回転軸線に向かって凸状の円弧形状とし、磁石挿入孔の外周側内面の円弧半径を、永久磁石の外周側外面の円弧半径よりも大きくすることで、永久磁石の周方向中央部の外周側外面と磁石挿入孔の外周側内面との間に隙間を確保することができる。したがって、簡素な構造で永久磁石の周方向中央部の外周側外面と磁石挿入孔の外周側内面との間に確実に隙間を確保することができる。
(4) (1)に記載の回転電機のロータ(ロータ10A)であって、
前記永久磁石の前記周方向端部は、前記磁石挿入孔の周方向側面部内面(周方向一端側の側面部内面43a、周方向他端側の側面部内面43b)と対向する、前記永久磁石の周方向端部側側面(周方向一端側側面303a、周方向他端側側面303b)であり、
前記磁石挿入孔の前記周方向側面部内面は、前記接続リブに設けられ、
前記接続リブは、周方向において前記磁石挿入孔の中央側に位置する内側リブ部(内側リブ231a、231b)と、周方向において前記磁石挿入孔の中央から離れる側に位置する外側リブ部(外側リブ232a、232b)と、を有し、
前記内側リブ部には、前記永久磁石の前記周方向端部側側面との間にフラックスバリア(フラックスバリア45a、45b)が設けられ、
前記外側リブ部には、前記永久磁石の前記周方向端部側側面と当接する当接部(当接部46a、46b)が設けられている、
回転電機のロータ。
(4)によれば、接続リブの内側リブにはフラックスバリアが形成されているため、内側リブの磁石挿入孔の周方向一端側の側面部内面からロータコアのロータコア外周面までの距離は、外側リブの磁石挿入孔の周方向一端側の側面部内面からロータコアのロータコア外周面までの距離よりも短い。すなわち、内側リブのロータコア外周面までの肉厚よりも、外側リブのロータコア外周面までの肉厚の方が厚い。このように永久磁石は、肉厚が厚い外側リブの当接部で磁石挿入孔の内面と当接することでロータコアに固定されている。したがって、ロータの回転時に、永久磁石の遠心力等により、接続リブに応力が発生する場合でも、該応力はロータコア外周面までの肉厚が厚い外側リブ で受け止められるので、肉厚が薄い内側リブに過大な応力が発生することが回避され、接続リブの変形を防止することができる。また、永久磁石の外周側外面と磁石挿入孔の外周側内面との間には、隙間が設けられているので、永久磁石の製造誤差等によりばらつきがあっても、ロータの回転時に、外周コア部に過大な応力が発生することを回避できる。さらに、接続リブに接続リブを中心に外周コア部を回転させるようなモーメントが発生することを抑制できるので、接続リブの変形を防止することができる。
(5) (4)に記載の回転電機のロータであって、
前記永久磁石の外周側外面(外周側外面301)と前記磁石挿入孔の前記外周側内面(外周側内面41)との間には、前記永久磁石の周方向全域に亘って前記隙間(隙間C)が設けられている、
回転電機のロータ。
(5)によれば、磁石挿入孔の外周側内面の全域が永久磁石と接触しない。すなわち、永久磁石は、内側リブに加えて外周コア部とも接触しないので、より接続リブの変形を防止することができる。
10、10A ロータ
20 ロータコア
21 外周コア部
22 内周コア部
23a、23b 接続リブ
231a、231b 内側リブ
232a、232b 外側リブ
30 永久磁石
31 永久磁石の周方向中央部
32a 永久磁石の周方向一端部
32b 永久磁石の周方向他端部
301 永久磁石の外周側外面
311 永久磁石の周方向中央部の外周側外面
321a 永久磁石の周方向一端部の外周側外面
321b 永久磁石の周方向他端部の外周側外面
302 永久磁石の内周側外面
303a 永久磁石の周方向一端側側面
303b 永久磁石の周方向他端側側面
40 磁石挿入孔
41 磁石挿入孔の外周側内面
42 磁石挿入孔の内周側内面
43a 磁石挿入孔の周方向一端側の側面部内面
43b 磁石挿入孔の周方向他端側の側面部内面
44 凸状部
45a、45b フラックスバリア
46a、46b 当接部
C 隙間
R1 磁石挿入孔の外周側内面の円弧半径
R2 永久磁石の外周側外面の円弧半径

Claims (5)

  1. 軸線を中心に回転し、前記軸線に平行に延設された磁石挿入孔を有するロータコアと、
    前記磁石挿入孔に収容された永久磁石と、
    を備えた回転電機のロータであって、
    前記軸線方向から見て、
    前記永久磁石は、前記軸線に向かって凸状の円弧形状を有し、
    前記ロータコアは、前記磁石挿入孔の外周側に位置する外周コア部と、前記磁石挿入孔の内周側に位置する内周コア部と、前記磁石挿入孔の周方向両端部に位置し前記外周コア部と前記内周コア部とを接続する接続リブと、を有し、
    前記永久磁石は、該永久磁石の周方向両側に位置する周方向端部が前記磁石挿入孔の内面と当接することにより前記ロータコアに支持されるとともに、前記永久磁石の周方向中央部が前記磁石挿入孔の外周側内面から離間し、
    前記永久磁石の前記周方向中央部において、前記永久磁石の外周側外面と前記磁石挿入孔の前記外周側内面との間には、隙間が設けられている、
    回転電機のロータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記永久磁石の前記周方向端部は、前記磁石挿入孔の前記外周側内面と対向する、前記永久磁石の前記外周側外面の周方向端部であり、
    前記磁石挿入孔の前記外周側内面には、前記永久磁石の前記周方向端部と当接する凸状部が設けられている、
    回転電機のロータ。
  3. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記永久磁石の前記周方向端部は、前記磁石挿入孔の前記外周側内面と対向する、前記永久磁石の前記外周側外面の周方向端部であり、
    前記磁石挿入孔の前記外周側内面は、前記軸線に向かって凸状の円弧形状を有し、
    前記磁石挿入孔の前記外周側内面の円弧半径は、前記永久磁石の前記外周側外面の円弧半径よりも大きい、
    回転電機のロータ。
  4. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記永久磁石の前記周方向端部は、前記磁石挿入孔の周方向側面部内面と対向する、前記永久磁石の周方向端部側側面であり、
    前記磁石挿入孔の前記周方向側面部内面は、前記接続リブに設けられ、
    前記接続リブは、周方向において前記磁石挿入孔の中央側に位置する内側リブ部と、周方向において前記磁石挿入孔の中央から離れる側に位置する外側リブ部と、を有し、
    前記内側リブ部には、前記永久磁石の前記周方向端部側側面との間にフラックスバリアが設けられ、
    前記外側リブ部には、前記永久磁石の前記周方向端部側側面と当接する当接部が設けられている、
    回転電機のロータ。
  5. 請求項4に記載の回転電機のロータであって、
    前記永久磁石の外周側外面と前記磁石挿入孔の前記外周側内面との間には、前記永久磁石の周方向全域に亘って前記隙間が設けられている、
    回転電機のロータ。
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