JP2019122170A5 - - Google Patents
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上記目的を達成するために本発明は、周方向に複数に分割して異なる極に交互に多極着磁されたマグネットを備えた回転可能なロータと、前記ロータの外周面に対向する第1の磁極を備えた第1のヨークと、前記ロータの前記外周面に対向し前記第1のヨークと前記マグネットとの相対位相とは異なる位相で配置された第2の磁極を備えた第2のヨークと、通電されることで前記第1の磁極を励磁する第1のコイルと、通電されることで前記第2の磁極を励磁する第2のコイルと、前記マグネットの回転位相を検出する第1の検出素子、第2の検出素子、第3の検出素子及び第4の検出素子と、前記第1、第2、第3、第4の検出素子の信号に基づいて、制御モードに従って前記第1のコイル及び前記第2のコイルの通電を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記制御モードに従って前記ロータを第1の回転方向に回転させる際、前記第1の検出素子の信号と前記第2の検出素子の信号とが前記マグネットの同じ極に対応する信号である場合、その信号に応じた方向に第1の印加電圧にて前記第1のコイルに通電し、前記第1の検出素子の信号と前記第2の検出素子の信号とが前記マグネットの異なる極に対応する信号である場合、前記第1のコイルに通電しないかまたは、前記第1の検出素子の信号に応じた方向に前記第1の印加電圧より低い第2の印加電圧にて前記第1のコイルに通電し、前記第3の検出素子の信号と前記第4の検出素子の信号とが前記マグネットの同じ極に対応する信号である場合、その信号に応じた方向に前記第1の印加電圧にて前記第2のコイルに通電し、前記第3の検出素子の信号と前記第4の検出素子の信号とが前記マグネットの異なる極に対応する信号である場合、前記第2のコイルに通電しないかまたは、前記第3の検出素子の信号に応じた方向に前記第2の印加電圧にて前記第2のコイルに通電することを特徴とする。
Claims (10)
- 周方向に複数に分割して異なる極に交互に多極着磁されたマグネットを備えた回転可能なロータと、
前記ロータの外周面に対向する第1の磁極を備えた第1のヨークと、
前記ロータの前記外周面に対向し前記第1のヨークと前記マグネットとの相対位相とは異なる位相で配置された第2の磁極を備えた第2のヨークと、
通電されることで前記第1の磁極を励磁する第1のコイルと、
通電されることで前記第2の磁極を励磁する第2のコイルと、
前記マグネットの回転位相を検出する第1の検出素子、第2の検出素子、第3の検出素子及び第4の検出素子と、
前記第1、第2、第3、第4の検出素子の信号に基づいて、制御モードに従って前記第1のコイル及び前記第2のコイルの通電を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記制御モードに従って前記ロータを第1の回転方向に回転させる際、
前記第1の検出素子の信号と前記第2の検出素子の信号とが前記マグネットの同じ極に対応する信号である場合、その信号に応じた方向に第1の印加電圧にて前記第1のコイルに通電し、前記第1の検出素子の信号と前記第2の検出素子の信号とが前記マグネットの異なる極に対応する信号である場合、前記第1のコイルに通電しないかまたは、前記第1の検出素子の信号に応じた方向に前記第1の印加電圧より低い第2の印加電圧にて前記第1のコイルに通電し、
前記第3の検出素子の信号と前記第4の検出素子の信号とが前記マグネットの同じ極に対応する信号である場合、その信号に応じた方向に前記第1の印加電圧にて前記第2のコイルに通電し、前記第3の検出素子の信号と前記第4の検出素子の信号とが前記マグネットの異なる極に対応する信号である場合、前記第2のコイルに通電しないかまたは、前記第3の検出素子の信号に応じた方向に前記第2の印加電圧にて前記第2のコイルに通電することを特徴とするモータ制御装置。 - 前記ロータの回転速度を検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記検出手段により検出された前記ロータの回転速度が所定の回転速度未満である場合は前記第1のコイル及び前記第2のコイルの通電を前記制御モードで制御し、前記ロータの回転速度が前記所定の回転速度以上である場合は前記第1のコイル及び前記第2のコイルの通電を前記制御モードとは異なる制御モードで制御し、
前記制御手段は、前記異なる制御モードにおいては、
前記ロータを前記第1の回転方向に回転させる際、前記第1の検出素子の信号に応じた方向に前記第1のコイルを通電し、前記第3の検出素子の信号に応じた方向に前記第2のコイルを通電することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記第1の磁極部と前記第2の磁極部とは電気角で略90度ずれた位置に配置され、
前記ロータを前記第1の回転方向に回転させる場合であって、前記第1の検出素子の信号に基づいて前記第1の磁極部の励磁状態を切り換えるときに、前記ロータの回転位置に対する前記第1の磁極部の励磁切換のタイミングが電気進角45度と90度との間になる位置に、前記第1の検出素子は配置され、
前記ロータを前記第1の回転方向に回転させる場合であって、前記第2の検出素子の信号に基づいて前記第1の磁極部の励磁状態を切り換えるときに、前記ロータの回転位置に対する前記第1の磁極部の励磁切換のタイミングが電気進角0度と45度との間になる位置に、前記第2の検出素子は配置され、
前記ロータを前記第1の回転方向に回転させる場合であって、前記第3の検出素子の信号に基づいて前記第2の磁極部の励磁状態を切り換えるときに、前記ロータの回転位置に対する前記第2の磁極部の励磁切換のタイミングが電気進角45度と90度との間になる位置に、前記第3の検出素子は配置され、
前記ロータを前記第1の回転方向に回転させる場合であって、前記第4の検出素子の信号に基づいて前記第2の磁極部の励磁状態を切り換えるときに、前記ロータの回転位置に対する前記第2の磁極部の励磁切換のタイミングが電気進角0度と45度との間になる位置に、前記第4の検出素子は配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。 - 前記制御手段は、前記ロータが前記第1の回転方向に回転している場合において、仮に前記第1のコイルに通電したならば前記第1の磁極部によって前記ロータに前記第1の回転方向とは異なる第2の回転方向への付勢力が作用する期間のうち少なくとも一部の期間において、前記第1のコイルに通電せず、且つ、仮に前記第2のコイルに通電したならば前記第2の磁極部によって前記ロータに前記第2の回転方向への付勢力が作用する期間のうち少なくとも一部の期間において、前記第2のコイルに通電しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
- 前記制御手段は、前記制御モードに従って前記ロータを前記第1の回転方向とは異なる第2の回転方向に回転させる際、
前記第1の検出素子の信号と前記第2の検出素子の信号とが前記マグネットの同じ極に対応する信号である場合、その信号に応じた方向に第3の印加電圧にて前記第1のコイルに通電し、前記第1の検出素子の信号と前記第2の検出素子の信号とが前記マグネットの異なる極に対応する信号である場合、前記第1のコイルに通電しないかまたは、前記第2の検出素子の信号に応じた方向に前記第3の印加電圧より低い第4の印加電圧にて前記第1のコイルに通電し、
前記第3の検出素子の信号と前記第4の検出素子の信号とが前記マグネットの同じ極に対応する信号である場合、その信号に応じた方向に前記第3の印加電圧にて前記第2のコイルに通電し、前記第3の検出素子の信号と前記第4の検出素子の信号とが前記マグネットの異なる極に対応する信号である場合、前記第2のコイルに通電しないかまたは、前記第4の検出素子の信号に応じた方向に前記第4の印加電圧にて前記第2のコイルに通電することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記ロータの回転速度を検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記検出手段により検出された前記ロータの回転速度が所定の回転速度未満である場合は前記第1のコイル及び前記第2のコイルの通電を前記制御モードで制御し、前記ロータの回転速度が前記所定の回転速度以上である場合は前記第1のコイル及び前記第2のコイルの通電を前記制御モードとは異なる制御モードで制御し、
前記制御手段は、前記異なる制御モードにおいては、
前記ロータを前記第1の回転方向に回転させる際、前記第1の検出素子の信号に応じた方向に前記第1のコイルを通電し、前記第3の検出素子の信号に応じた方向に前記第2のコイルを通電し、
前記制御手段は、前記異なる制御モードにおいては、
前記ロータを前記第2の回転方向に回転させる際、前記第2の検出素子の信号に応じた方向に前記第1のコイルを通電し、前記第4の検出素子の信号に応じた方向に前記第2のコイルを通電することを特徴とする請求項5に記載のモータ制御装置。 - 前記第1の磁極部と前記第2の磁極部とは電気角で略90度ずれた位置に配置され、
前記ロータを前記第2の回転方向に回転させる場合であって、前記第4の検出素子の信号に基づいて前記第2の磁極部の励磁状態を切り換えるときに、前記ロータの回転位置に対する前記第2の磁極部の励磁切換のタイミングが電気進角45度と90度との間になる位置に、前記第4の検出素子は配置され、
前記ロータを前記第2の回転方向に回転させる場合であって、前記第3の検出素子の信号に基づいて前記第2の磁極部の励磁状態を切り換えるときに、前記ロータの回転位置に対する前記第2の磁極部の励磁切換のタイミングが電気進角0度と45度との間になる位置に、前記第3の検出素子は配置され、
前記ロータを前記第2の回転方向に回転させる場合であって、前記第2の検出素子の信号に基づいて前記第1の磁極部の励磁状態を切り換えるときに、前記ロータの回転位置に対する前記第1の磁極部の励磁切換のタイミングが電気進角45度と90度との間になる位置に、前記第2の検出素子は配置され、
前記ロータを前記第2の回転方向に回転させる場合であって、前記第1の検出素子の信号に基づいて前記第1の磁極部の励磁状態を切り換えるときに、前記ロータの回転位置に対する前記第1の磁極部の励磁切換のタイミングが電気進角0度と45度との間になる位置に、前記第1の検出素子は配置されることを特徴とする請求項5または6に記載のモータ制御装置。 - 前記制御手段は、前記ロータが前記第2の回転方向に回転している場合において、仮に前記第1のコイルに通電したならば前記第1の磁極部によって前記ロータに前記第1の回転方向への付勢力が作用する期間のうち少なくとも一部の期間において、前記第1のコイルに通電せず、且つ、仮に前記第2のコイルに通電したならば前記第2の磁極部によって前記ロータに前記第1の回転方向への付勢力が作用する期間のうち少なくとも一部の期間において、前記第2のコイルに通電しないことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
- 前記第1の印加電圧は前記第3の印加電圧と略等しく、前記第2の印加電圧は前記第4の印加電圧と略等しいことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
- 周方向に複数に分割して異なる極に交互に多極着磁されたマグネットを備えた回転可能なロータと、
前記ロータの外周面に対向する第1の磁極を備えた第1のヨークと、
前記ロータの前記外周面に対向し前記第1のヨークと前記マグネットとの相対位相とは異なる位相で配置された第2の磁極を備えた第2のヨークと、
通電されることで前記第1の磁極を励磁する第1のコイルと、
通電されることで前記第2の磁極を励磁する第2のコイルと、
前記マグネットの回転位相を検出する第1の検出素子、第2の検出素子、第3の検出素子及び第4の検出素子と、
を有するモータを制御するモータ制御方法であって、
前記ロータを第1の回転方向に回転させる際、
前記第1の検出素子の信号と前記第2の検出素子の信号とが前記マグネットの同じ極に対応する信号である場合、その信号に応じた方向に第1の印加電圧にて前記第1のコイルに通電し、前記第1の検出素子の信号と前記第2の検出素子の信号とが前記マグネットの異なる極に対応する信号である場合、前記第1のコイルに通電しないかまたは、前記第1の検出素子の信号に応じた方向に前記第1の印加電圧より低い第2の印加電圧にて前記第1のコイルに通電し、
前記第3の検出素子の信号と前記第4の検出素子の信号とが前記マグネットの同じ極に対応する信号である場合、その信号に応じた方向に前記第1の印加電圧にて前記第2のコイルに通電し、前記第3の検出素子の信号と前記第4の検出素子の信号とが前記マグネットの異なる極に対応する信号である場合、前記第2のコイルに通電しないかまたは、前記第3の検出素子の信号に応じた方向に前記第2の印加電圧にて前記第2のコイルに通電することを特徴とするモータ制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2018001436A JP2019122170A (ja) | 2018-01-09 | 2018-01-09 | モータ制御装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019122170A JP2019122170A (ja) | 2019-07-22 |
JP2019122170A5 true JP2019122170A5 (ja) | 2021-02-04 |
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JP2018001436A Pending JP2019122170A (ja) | 2018-01-09 | 2018-01-09 | モータ制御装置及び方法 |
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2018
- 2018-01-09 JP JP2018001436A patent/JP2019122170A/ja active Pending
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