JP2019121665A - リアクトル - Google Patents

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Abstract

【課題】スペースを有効活用した小型のリアクトルを提供する。【解決手段】コア10と、コア10に装着されるコイル20とを備えたリアクトル本体1と、リアクトル本体1を収容するとともに、リアクトル本体1の一部が外部に突出する開口33を有するケース3と、コイル20に電気的に接続された導電性の部材であり、開口33から突出したリアクトル本体1の側面の一部を覆うバスバー41と、バスバー41の一部が埋め込まれた樹脂材料により形成され、開口33の縁部に沿って設けられた延設部52Aを有するとともに、バスバー41と外部との電気的な接続部分を支持する端子台5Aと、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、リアクトルに関する。
リアクトルは、種々の電気機器に用いられ、コアと、コアの周囲に巻かれてなるコイルとを有するリアクトル本体と、リアクトル本体を収容するケースとを備える。コイルは、導体を巻回して構成されるものであり、巻き始めと巻き終わりは、外部の機器に接続するための一対の端子となる。一対の端子の引出し位置は、特許文献1に示すように、近い領域にまとめることも行われている。
特許第5424092号公報
しかし、コイルの巻回数が多くなったり、複数の単コイルを接続してコイルを形成するなど、一対の端子の間隔が比較的長くなる場合がある。また、リアクトルの設置位置や方向と、外部の機器の位置との関係で、コイルの端子から引出し位置までの距離が長くなる場合がある。
このような場合には、少なくとも一方の端子に長尺の導体であるバスバーを接続して、引出し位置まで延長する必要がある。しかし、バスバーは、コイルやケースとの絶縁を確保するために、これらとの間隔を空ける必要があるため、所要スペースが増大して、リアクトルが大型化する。小型化のためバスバーを細身としても、不安定で揺動しやすくなるため、コイルやケースとの間隔は確保する必要がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、スペースを有効活用した小型のリアクトルを提供することにある。
本発明のリアクトルは、コアと、前記コアに装着されるコイルとを備えたリアクトル本体と、前記リアクトル本体を収容するとともに、前記リアクトル本体の一部が外部に突出する開口を有するケースと、前記コイルに電気的に接続された導電性の部材であり、前記開口から突出した前記リアクトル本体の側面の一部を覆うバスバーと、前記バスバーの一部が埋め込まれた樹脂材料により形成され、前記開口の縁部に沿って設けられた延設部を有するとともに、前記バスバーと外部との電気的な接続部分を支持する端子台と、を有する。
本発明によれば、スペースを有効活用した小型のリアクトルを提供することができる。
実施形態に係るリアクトルの平面図である。 実施形態に係るリアクトルの正面側斜視図である。 リアクトル本体及びケースを示す分解斜視図である。 リアクトル本体の分解斜視図である。 図1のA−A´矢視断面図である。 バスバーを示す斜視図である。 端子台5Aの外側面側斜視図である。 端子台5Aの内側面側斜視図である。 リアクトルの側面図である。 図1のA−A´矢視断面図の一部である挟持部及び側壁を示す縦断面図である。 側壁に取り付けられた端子台5Aの平面図である。 端子台5Bの外側面側斜視図である。 端子台5Bの内側面側斜視図である。 挟持部の他の態様を示す平面図である。
以下、本実施形態のリアクトルを、図面を参照して説明する。なお、本明細書において、図1に示すz軸方向を「上」側、その逆方向を「下」側とする。各部材の構成を説明するのに、「下」は「底」とも称する。z軸方向は、リアクトルの上下方向であり、リアクトルの「高さ方向」である。また、図1に示すx軸方向及びその逆方向を「幅方向」、y軸方向及びその逆方向を「奥行方向」とする。「幅方向」、「奥行方向」がなす平面を「水平方向」とする。これらの方向は、リアクトルの各構成の位置関係を述べるための表現であり、リアクトルが設置対象に設置された際の位置関係や方向を限定するものではない。
[構成]
図1の平面図、図2の正面側斜視図に示すように、リアクトル100は、リアクトル本体1、ケース3、バスバー4、端子台5を有する。
[リアクトル本体]
本実施形態のリアクトル本体1は、図1の平面図及び図3の分解斜視図に示すように、平面視で、全体として一対の長辺と一対の短辺とを有する略角丸長方形を成している。角丸長方形は、角が丸い長方形である。リアクトル本体1は、図4の分解斜視図に示すように、コア10及びコイル20を有する。
コア10は、圧粉磁心、フェライト磁心又は積層鋼板などの磁性体であり、その内部が後述するコイル20により発生した磁束の通り道となって磁気回路を形成する。より具体的には、コア10は、2つのI字形コア11a、11bと2つのT字形コア12a,12bを有する。I字形コア11a、11bは略直方体形状である。T字形コア12a,12bは、略直方体形状の部分の対向する側面に、中央突起部Pa、Pbが形成されることにより、略T字形状となっている。コア10は、I字形コア11a、11bの一表面と、T字形コア12a,12bの両端部を、不図示の接着剤を介して突き合わせて接着することにより、全体として略θ状を形成している。
なお、I字形コア11a、11bの一表面とT字形コア12a、12bの両端部は、接着剤を使用せず、直接接触させて突き合わせてもよいし、磁気的なギャップを設けてもよい。磁気的なギャップは、スペーサを介在させることにより形成してもよいし、空隙により形成してもよい。
I字形コア11a、11bとT字形コア12a、12bは、それぞれコアケース13a、13b、14の内部に収容されている。コアケース13a、13b、14は、コア10とコイル20とを絶縁するための絶縁性の樹脂成型品である。I字形コア11a、11bとT字形コア12a、12bは、それぞれ金型内にセットされた状態で金型中に樹脂を注入、固化することにより、コアケース13a、13b、14と一体的に形成されている。つまり、I字形コア11a、11b、T字形コア12a、12bは、それぞれコアケース13a、13b、14の材料に埋め込まれている。
但し、I字形コア11a、11bを覆うコアケース13a、13bは、I字形コア11a、11bのT字形コア12a、12bとの接合面に相当する部分に、開口が設けられている。T字形コア12a、12bを覆うコアケース14は、T字形コア12a、12bのI字形コア11a、11bとの接合面に相当する部分に開口が設けられている。これらのコアケース13a、13b、14の開口には、コア10を略θ形状に組み合わせる際に、互いに嵌合する嵌合部が形成されている。
コアケース14で覆われたT字形コア12aの中央突起部Paの端面と、T字形コア12bの中央突起部Pbの端面とは、空隙である磁気ギャップを介して対向している。この磁気ギャップは、スペーサを介在させてもよいし、磁気ギャップを形成しなくてもよい。
コアケース13a、13bの外側面には、ケース3への固定用の複数の取付部15が形成されている。各取付部15は、外方へ突出した板状の舌片であり、ボルトBを挿入する取付孔16が形成されている。ボルトBは、ねじを有する締結具である。取付部15は、コアケース13aのI字形の両端に1つずつ形成され、コアケース13bのI字形の中央に1つ形成されている。これらの取付部15は、コアケース13a、13bの成型加工とともに形成される。
[コイル]
コイル20は、コア10に装着される導電性の部材である。本実施形態のコイル20は、図4の分解斜視図に示すように、絶縁被覆を有する平角線のエッジワイズコイルである。但し、コイル20の線材や巻き方は特に限定されず、他の形態であってもよい。
コイル20は、連結コイル21、22を有する。連結コイル21は、1本の導体を使用して一対の部分コイル21a、21bを形成している。連結コイル22は、1本の導体を使用して一対の部分コイル22a、22bを形成している。
部分コイル21a、21bは、I字形コア11aの一対の脚部と、これに接合されるT字形コア12a、12bの一端側に装着される。つまり、部分コイル21a、21bは、中央突起部Pa、PbよりもI字形コア11a側に配置される。
部分コイル22a、22bは、I字形コア11bの一対の脚部と、これに接合されるT字形コア12a、12bの他端側に装着される。つまり、部分コイル22a、22bは、中央突起部Pa、PbよりもI字形コア11b側に配置される。
連結コイル21の巻回部分から引き出された巻き始めと巻き終わりの端部21c、21d、連結コイル22の巻回部分から引き出された巻き始めと巻き終わりの端部22c、22dは、それぞれリアクトル本体1の外方に引き出されている。より具体的には、端部21c、21dは、リアクトル本体1の長辺方向に沿って延び、一方の短辺側から突出している。端部22c、22dは、リアクトル本体1の長辺方向に沿って延び、他方の短辺側から突出している。なお、コイル20の巻回部分、つまり連結コイル21、22の巻回部分とは、線材が巻回されてコイル20としての機能を発揮する部分であり、本実施形態では、筒状を構成する部分である。
連結コイル21、連結コイル22は、それぞれに発生する磁束が互いに対向する方向となるように巻回されている。直流磁束が互いに対向する方向となるように巻回するとは、巻回方向を逆にして同一方向の電流を通電する場合も、巻回方向を同一にして逆方向の電流を通電する場合も含む。
以上のようなコア10とコイル20は、以下のように組み合わせることにより、リアクトル本体1が構成される。すなわち、あらかじめ巻回した連結コイル21、22に、コアケース13a、13b、14に埋設されたI字形コア11a、11bとT字形コア12a,12bを挿入し、I字形コア11a、11bとT字形コア12a,12bの接合面を接着剤により接着する。そして、コアケース13a、13b、14の嵌合部を互いに嵌合させる。
[ケース]
ケース3は、図3の分解斜視図に示すように、リアクトル本体1を収容するとともに、一部に開口33を有する収容体である。ケース3は、熱伝導性が高く、磁気シールド効果が得られる材料で形成することが好ましい。例えば、アルミニウムやマグネシウム又はこれらの合金等の金属を用いることができる。また、ケース3は、必ずしも金属である必要はなく、熱伝導性に優れた樹脂や、樹脂の一部に金属製の放熱板を埋設したものを使用することも可能である。さらに、ケース3の全体又は一部に、磁性体を用いることもできる。アルミニウム等の金属に比べて、磁性体の方が磁気シールド効果は高い。
ケース3は、支持体31、壁32を有する。支持体31は、図示はしない設置面に支持される部材である。本実施形態では、支持体31は、略長方形の平板状の部材である。支持体31のリアクトル本体1が収容される側の面には、リアクトル本体1に沿う凹凸が形成されている。但し、リアクトル本体1は、支持体31との間には隙間が設けられるように収容される。そして、支持体31の四隅及び長辺の中央近傍には、設置面への固定用の固定孔31aが形成されている。
壁32は、支持体31に立設され、リアクトル本体1の周囲を覆う部材である。壁32は、支持体31と反対側が開放された開口33となっている。より具体的には、壁32は、リアクトル本体1の長辺方向の一対の側壁321、322と、短辺方向の一対の側壁323、324によって構成されている。支持体31及び壁32のリアクトル本体1に向かう面によって囲まれた空間が、リアクトル本体1の収容空間となる。
開口33は、壁32の支持体31と反対側に形成された開放部分である。本実施形態では、開口33により、ケース3の上部が開放され、リアクトル本体1の一部がケース3から突出している。つまり、コア10の高さよりも、壁32の上縁が低いため、リアクトル本体1が収容された状態では、コイル20、コアケース13a、13b、14の上部が、開口33から突出している。本実施形態では、リアクトル本体1の上半分が開口33の縁部よりも上に出ている。
壁32には、コアケース13a、13bの3つの取付孔16に対応する位置に、3つの取付穴32aが形成されている。これらの取付穴32a内には、ねじ溝が切られている。コアケース13a、13bの各取付孔16を、各取付穴32aに合わせて、ボルトBを挿入してねじ込むことにより、リアクトル本体1がケース3に固定される。リアクトル本体1とケース3の支持体31との間には、上記のように隙間が形成される。
また、端子台5を取り付けるために、ケース3には、取付穴32b、32c、32d、32e、32f、32g及びピン穴32hが設けられている。取付穴32a〜32g内には、ねじ溝が切られている。これらの取付穴32a〜32g、ピン穴32hは、高さ方向を軸とする。
取付穴32b、32c、32dは、短辺方向に平行な一方の側壁324の外部に設けられている。取付穴32e、32fは、長辺方向に平行な一方の側壁321の内側に形成されている。取付穴32eは、側壁321と側壁324との境界に設けられている。取付穴32fは、側壁321の中央であって、リアクトル本体1の連結コイル21と連結コイル22との間の凹状の空間に入り込むように、側壁321の厚みが突出した部分に設けられている。
取付穴32gは、側壁322の外方に突出した部分に設けられ、長辺方向に平行な長穴である。取付穴32gは、中央よりも、一方の側壁323側に寄った位置に設けられている。ピン穴32hは、後述するピン528が挿入される穴である。ピン穴32hは、側壁322の中央であって、リアクトル本体1の連結コイル21と連結コイル22との間の凹状の空間に入り込むように、側壁322の厚みが突出した部分に設けられている。
ケース3内のリアクトル本体1の収容空間には、充填材が充填され、固化されている。すなわち、図1のA−A´断面図である図5に示すように、ケース3とリアクトル本体1との隙間に充填材を固化してなる充填成形部Rが設けられている。充填材としては、リアクトル本体1の放熱性能の確保及びリアクトル本体1からケース3への振動伝搬の軽減のため、比較的柔らかく熱伝導性の高い樹脂が適している。
なお、ケース3内に収容されたリアクトル本体1のコイル20は、その巻回部分の巻き軸方向が、ケース3の開口33の縁部、つまり壁32と平行に配置される。本実施形態では、リアクトル本体1の長辺方向の側壁321、322と平行に配置されている。
[バスバー]
バスバー4は、コイル20に電気的に接続された導電性の部材である。バスバー4は、コイル20と外部電源などの不図示の外部機器との間に介在して、両者を電気的に接続する。バスバー4は、図6の斜視図に示すように、細長の帯状の部材であり、その材料としては、例えば、銅やアルミニウムなどを用いることができる。
本実施形態では、3つのバスバー41、42、43が用いられている。バスバー41、43は、開口33から突出したリアクトル本体1の側面の一部を覆う。本実施形態では、バスバー41、43の一部は、コイル20の巻軸方向と平行に、コイル20の側面に沿って配置されている。また、バスバー41、43の一部は、コイル20の曲面、つまり外周面のRに対向している(図5、図10参照)。より具体的には、バスバー41、43は、ケース3の開口33の縁部、つまり側壁321、322の上縁に沿う帯状の胴部41a、43aを有する(図1、図2参照)。この胴部41a、43aは、例えば、リアクトル本体1の長辺方向のコイル20の巻回部分の長さ、つまりコイル20の巻き軸の長さよりも長く形成されている。これは、本実施形態のように、複数の連結コイル21、22が巻き軸方向に並んでいる場合には、その巻回部分を全て含む長さとなっている。バスバー41の一端は、連結コイル21の端部21cの絶縁被覆が剥離された部分に、溶着等により接続された接続部411となっている。バスバー41の他端は、2つに分岐している。一方の分岐端は、外部機器との接続用の端子412となっている。端子412には、端子孔412aが形成されている。他方の分岐端は、連結コイル22の端部22cの絶縁被覆が剥離された部分に、溶着等により接続された接続部413となっている。これにより、端子412は、連結コイル21、22の共通の入力端子を構成している。
バスバー42の一端は、図1及び図2に示すように、連結コイル22の端部22dの絶縁被覆が剥離された部分に、溶着等により接続された接続部421となっている。バスバー42の他端は、外部機器との接続用の端子422となっている。端子422には、端子孔422aが形成されている。
バスバー43の一端は、図1及び図2に示すように、連結コイル21の端部21dの絶縁被覆が剥離された部分に、溶着等により接続された接続部431となっている。バスバー43の他端は、外部機器との接続用の端子432となっている。端子432には、端子孔432aが形成されている。
[端子台]
端子台5は、図1に示すように、バスバー4と外部との電気的な接続部分を支持する部材である。本実施形態では、ケース3の対向する側面に対応して、別体で設けられた端子台5A、端子台5Bが用いられている。
端子台5A、5Bは、全体が樹脂材料により形成されている。端子台5A、5Bは、図7、図12の外側斜視図、図8、図13の内側斜視図に示すように、台座部51A、51B、延設部52A、52Bを有する。つまり、端子台5Aは、台座部51A、延設部52Aを含み樹脂材料により一体的に形成され、端子台5Bは、台座部52B、延設部52Bを含み樹脂材料により一体的に形成されている。一体的に形成とは、両者を別々に形成してから合体させる場合も、継ぎ目なく連続的に形成させる場合も含む。
端子台5A、5Bを形成する樹脂材料としては、絶縁性を有する材料を用いる。例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、不飽和ポリエステル系樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、BMC(バルクモールディングコンパウンド)、PBT(ポリブチレンテレフタラート)等を、樹脂材料として適用できる。
台座部51Aは、図7に示すように、バスバー41の端子412を支持する台である。台座部51Aは、支持体31の平面と平行な面を有し、この面にバスバー41の端子412が載置される。台座部51Aには、端子412の端子孔412aに対応する端子孔51aが形成されている。なお、図示はしないが、端子孔51aの下部には、端子孔51aと同軸に、ナットが埋め込まれている。また、台座部51Aには、図8に示すように、ケース3の取付穴32bに対応する位置に、取付孔51bが設けられている。取付孔51bは筒形状の底部に形成された孔である。
延設部52Aは、バスバー41の一部が埋め込まれ、開口33の縁部に沿って設けられた部材である。本実施形態の延設部52Aは、壁32の支持体31と反対側に、壁32が上方に延長されるように搭載されている。延設部52Aは、ケース3の一方の短辺側の側壁324から、側壁321の上縁に沿って延びている。これにより、延設部52Aはリアクトル本体1の側面の一部を覆っている。
延設部52Aは、連結コイル21、22の上部を僅かに覆うように、水平方向に突出した拡張部521を有する。拡張部521には、ケース3の取付穴32e、32fに対応する位置に、取付孔521a、521bが形成されている。取付孔521a、521bは、筒形状の底部に形成された孔である。取付穴32eに対応する取付孔521aは、台座部51Aとの境界に設けられている。取付穴32fに対応する取付孔521bは、延設部52Aの長手方向の中央に設けられている。つまり、取付孔521bに対応する筒形状は、リアクトル本体1の連結コイル21と連結コイル22との間の凹状の空間に入り込んでいる。
また、延設部52Aは、図9の側面図、図10の断面図に示すように、開口33の縁部を挟む挟持部522、523を有する。各挟持部522、523は、側壁321の上縁部を厚み方向に対向する位置から挟む一対の突出片Pを有している。
挟持部522、523は、図11の平面図に示すように、取付孔521bを間に挟んで配置されている。つまり、延設部52Aの長手方向に、ボルトBを挟んで一方に挟持部522、他方に挟持部523が配置されている。ボルトBを平面視で時計回りに、つまり図11の黒塗りの矢印で示す方向に回動させて締結すると、延設部52Aには側壁321を挟んで相反する方向に、つまり白塗りの矢印で示すようにトルクが加わる。挟持部522、523の突出片Pは、この場合の回動が規制されるように、ケース3の側壁321の内側と外側に接する。
さらに、延設部52Aには、図7に示すように、バスバー41の一部が埋め込まれている。つまり、バスバー41の接続部411から端子412までの間の胴部41aの一部が、延設部52Aに埋設されている。本実施形態では、バスバー41が埋め込まれた延設部52Aは、コイル20の巻軸方向と平行に、コイル20の側面に沿って配置されている。このように、延設部52Aのバスバー41が埋設された埋設部524は、ケース3の開口33の縁部に沿っていて、コイル20及びケース3との絶縁のための樹脂厚を確保するために、全体として肉厚となっている。延設部52Aの埋設部524以外の部分は、埋設部524よりも薄い薄肉部525となっている。埋設部524と薄肉部525との間にはリブ526が形成されている。つまり、埋設部524の上部と薄肉部525の側面とが形成する角に、複数の略三角形状のリブ526が等間隔で形成されることにより、樹脂材料の使用量の低減と省スペース化を図りつつ、延設部52Aの強度が確保されている。
なお、図10に示すように、ケース3の側壁321には、底部の支持体31側から延設部42Aに向かって内側に縮小する傾斜面が設けられている。これにより、延設部52Aの外縁は、壁32の外縁ОEよりも内側に収まるように配置されている。
以上のような端子台5Aは、ケース3の取付穴32bに取付孔51bが合い、ケース3の取付穴32e、32fに取付孔521a、521bが合い、ケース3の側壁321の上縁を挟持部422、423が挟むように、ケース3上に搭載する。そして、取付孔51b、521a、521bにボルトBを挿入してねじ込むことにより、端子台5Aがケース3に固定される。なお、本実施形態において、ボルトBの締結のための回転方向は、上記のように、平面視で時計回りとする。バスバー41の接続部411を、連結コイル21の端部21cに接続し、接続部413を、連結コイル22の端部22cに接続する。
台座部51Bは、図12に示すように、バスバー42、43の一部である端子422、432を支持する台である。台座部51Bは、支持体31の平面と平行な面を有し、この面にバスバー42の端子422、バスバー43の端子432が載置される。台座部51Bには、端子422の端子孔422a、端子432の端子孔432aに対応する2つの端子孔51c、51dが形成されている。なお、図示はしないが、端子孔51c、51dの下部には、それぞれ端子孔51c、51dと同軸に、ナットが埋め込まれている。また、台座部51Bには、図13に示すように、ケース3の取付穴32c、32dに対応する位置に、取付孔51e、51fが設けられている。取付孔51e、51fは、筒形状の底部に形成された孔である。さらに、バスバー42の接続部421、端子422との間は、台座部51Bに埋め込まれている。
延設部52Bは、バスバー43の一部である胴部43aが埋め込まれ、開口33の縁部に沿って設けられた部材である。延設部52Bは、壁32の支持体31と反対側に、壁32の上方に延長されるように搭載されている。延設部52Bは、ケース3の一方の短辺側の側壁324から、側壁322の上縁に沿って延びている。これにより、延設部52Bはリアクトル本体1の側面の一部を覆っている。本実施形態では、バスバー43が埋め込まれた延設部52Bは、コイル20の巻軸方向と平行に、コイル20の側面に沿って配置されている。
延設部52Bは、ケース3の外方に突出した拡張部527を有する。拡張部527には、ケース3の取付穴32gに対応する位置に、取付孔527aが形成されている。また、延設部52Bは、ケース3のピン穴32hに対応する位置に、ピン528が挿入されている。さらに、延設部52Bには、バスバー43の一部が埋め込まれている。つまり、バスバー43の接続部431から端子432までの間の一部が、延設部52Bに埋設されている。
以上のような端子台5Bは、ケース3の取付穴32e、32fに取付孔51e、51fが合い、取付穴32gに取付孔527aが合い、ピン穴32hにピン528が挿入されるように、ケース3上に搭載する。そして、取付孔51e、51f、527aにボルトBを挿入してねじ込むことにより、端子台5Bがケース3に固定される。バスバー42の接続部421を、連結コイル22の端部22dに接続し、バスバー42の接続部431を、連結コイル21の端部21dに接続する。
[作用効果]
(1)本実施形態のリアクトル100は、コア10と、コア10に装着されるコイル20とを備えたリアクトル本体1と、リアクトル本体1を収容するとともに、リアクトル本体1の一部が外部に突出する開口33を有するケース3と、コイル20に電気的に接続された導電性の部材であり、開口33から突出したリアクトル本体1の側面の一部を覆うバスバー41と、バスバー41の一部が埋め込まれた樹脂材料により形成され、開口33の縁部に沿って設けられた延設部52Aを有するとともに、バスバー41と外部との電気的な接続部分を支持する端子台5Aと、を有する。
このように、リアクトル本体1のケース3から突出した部分の側面の一部を覆うように、バスバー41を配置することにより、ケース3の上部とリアクトル本体1の突出部分の近傍のデッドスペースを有効活用しつつ、バスバー41を、樹脂材料であって開口33の縁部に沿う延設部52Aに埋め込むことにより、揺動を防止して絶縁を確保した。このため、バスバー41をコイル20やケース3と近接した位置に配置でき、リアクトル100の小型化が可能となる。さらに、バスバー41及びこの一部を埋め込んだ延設部52Aは、リアクトル本体1のケース3から突出した部分の一部を覆うだけなので、開口33の開放が維持され、リアクトル本体1からの熱がケース3内に籠ることがなく、過熱による劣化を防止できる。
(2)端子台5は、延設部52Aを含み樹脂材料により一体的に形成されている。このように、バスバー41が埋め込まれた延設部52Aは、端子台5と一体的に構成されているので、端子台5と別々にバスバー41をケース3に組み付ける場合に比べて、組み立て工数を削減できる。端子台5と延設部52Aが別体であると、リアクトル本体1の振動が別々に伝達して振動するが、本実施形態では、端子台5と延設部52A、さらにバスバー41が一体であるため、振動の影響を抑えることができる。
(3)端子台5は、バスバー41と外部との電気的な接続部分を支持する台座部51Aを有し、コイル20のバスバー41との接続端の少なくとも一つと台座部41Aとは、ケース20の対向する2側面に対応する位置に離間して配置されている。このため、バスバー41が長尺とする必要があるが、延設部52Aに埋め込まれているために、揺動することがなくコイル20やケース3との絶縁が維持される。
(4)延設部52Aは、開口33の縁部を挟む挟持部522、523を有する。このため、取り付けの際の延設部52Aの位置決めを容易にできる。また、例えば、ボルトBやピン528を用いて固定する場合には、その部分に穴を形成するためにケース3の側壁321を厚く形成しなければならない。しかし、厚く形成する箇所が、その内側のリアクトル本体1と間のスペースに余裕がない場合には、ケース3を外方に拡張させる必要がある。一方、本実施形態では、挟持部522、523は開口33の縁部を挟むだけなので、ケース3の側壁321を薄くすることができる。例えば、図10に示すように、側壁321に傾斜を設けることにより、延設部52Aの外縁が、側壁321の外縁ОEよりも内側となるようにして、小型化を図ることができる。さらに、延設部52Aは、挟持部522、523で挟むことによりケース3に支持されるので、各部品の寸法のばらつきや、熱膨張を吸収できる。例えば、一般的に熱膨張は物体の長さや大きさに比例して大きくなる等の理由から、バスバー41が長尺の場合、熱膨張やばらつきの影響が大きくなる。しかし、本実施形態では、バスバー41が長尺であっても熱膨張やばらつきを吸収できるので、より有効であるといえる。
(5)延設部52Aは、ケース3の開口33の縁部にねじを有するボルトBにより固定され、延設部52AのボルトBの締結方向の回動が規制されるように、挟持部522、523は、ボルトBを挟んでケース3の内側と外側に接する位置に設けられている。このため、ボルトBを締めて固定する際に加わるトルクによる延設部52Aの歪みを防止できる。
(6)挟持部522、523は、開口33の縁部を厚み方向に対向する位置で挟む一対の突出片Pを有する。このように、突出片Pは、開口33の縁部を厚み方向に対向して挟むため、延設部52Aの歪みを開口33の縁部に沿って矯正できる。
(7)バスバー41の一部は、コイル20の巻軸と平行に、前記コイルの側面に沿って配置されている。コイル20とバスバー41は同電位であることから、近接して配置でき、小型化が可能となる。さらに、バスバー41の一部は、コイル20の曲面に対向している。このため、バスバー41をコイル20と近接配置しつつ、曲面において間隔を空けることができるため、絶縁を確保しやすい。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、上記実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
(1)挟持部522、523の突出片Pは、開口33の厚み方向に対向して挟む必要はない。上記のように、ボルトB絞め時のトルクによる歪みを防止するためには、図14に示すように、側壁321の内側と外側に1つずつ突出片Pが存在すればよい。つまり、「挟む」とは、壁32の厚み方向に対向して挟む場合には限らず、壁32を挟む位置が長辺方向にずれていてもよい。例えば、図14に示すように、挟持部522、523がそれぞれ1つずつの突出片Pのみを有する場合も、この2つの挟持部522、523によって、y軸方向のずれはあるものの、開口33の縁部を挟んでいるといえる。従って、このような挟持部522、523をセットとして、開口33の縁部を挟む1つの挟持部として捉えることもできる。また、長辺方向に沿って長く連続した突出片による挟持部を設けてもよい。但し、延設部52Aの全体の歪みを防止するためには、比較的短い突出片による挟持部を複数設けた方がよい。
(2)リアクトル本体1のコア10、コイル20の形状、数等についても、上記の態様には限定されない。コア10を一対のC字形コアの組み合わせとしてもよいし、C字形コアとI字形コアの組み合わせしてもよい。コイル20の構成を、単純な巻回方法の一対のコイル21、22により構成してもよい。例えば、コア10を一対のC字形コアの組み合わせとして、コイル20を一対の連結コイル21、22によって構成してもよい。
(3)バスバー4の配置位置や数についても、上記の態様には限定されない。本実施形態では、一方の端子台5Aのみを、挟持部522、523によってケース3に固定しているが、他方の端子台5Bについても、挟持部を用いて固定することにより、ケース3の両側面からの小型化を図ってもよい。また、2つの延設部52A、52Bが、共通の1つの台座部を有する端子台を構成してもよい。
(4)コイル20の巻軸方向及び側面に沿う方向とバスバー4の長手方向との関係は、上記の態様には限定されない。コイル20の巻軸方向に直交してバスバー4の一部が配置される場合も、リアクトル本体1の側面に沿って配置される態様に含まれる。例えば、一対の部分コイルが、巻軸が平行となるように配置されるコイル20の場合に、巻軸方向に引き出された部分コイルの端部同士を、巻軸方向に直交する方向のバスバー4で接続する構成であってもよい。さらに、バスバー4は、リアクトル本体1の長辺方向に沿う方向に配置されていても、短辺方向に沿う方向に配置されていてもよい。端子台5の台座部の位置も、ケース3の短辺側であっても、長辺側であってもよい。
100 リアクトル
1 リアクトル本体
10 コア
11a、11b I字形コア
12a、12b T字形コア
13a、13b、14 コアケース
15a、15b、15c 取付部
16a、16b、16c 取付孔
Pa、Pb 中央突起部
20 コイル
21、22 連結コイル
21a、21b、22a、22b 部分コイル
21c、21d、22c、22d 端部
3 ケース
31 支持体
31a 固定孔
32 壁
32a、32b、32c、32d、32e、32f、32g 取付穴
32h ピン穴
321、322、323、324 側壁
33 開口
4、41、42、43 バスバー
411、421、431、433 接続部
412、422、432 端子
412a、422a、432a 端子孔
5、5A、5B 端子台
51A、51B 台座部
51a、51c、51d 端子孔
51b、51e、51f 取付孔
52A、52B 延設部
521 拡張部
521a、521b 取付孔
522、523 挟持部
524 埋設部
525 薄肉部
526 リブ
527 拡張部
527a 取付孔
528 ピン
P 突出片
R 充填成形部

Claims (8)

  1. コアと、前記コアに装着されるコイルとを備えたリアクトル本体と、
    前記リアクトル本体を収容するとともに、前記リアクトル本体の一部が外部に突出する開口を有するケースと、
    前記コイルに電気的に接続された導電性の部材であり、前記開口から突出した前記リアクトル本体の側面の一部を覆うバスバーと、
    前記バスバーの一部が埋め込まれた樹脂材料により形成され、前記開口の縁部に沿って設けられた延設部を有するとともに、前記バスバーと外部との電気的な接続部分を支持する端子台と、
    を有することを特徴とするリアクトル。
  2. 前記端子台は、前記延設部を含み樹脂材料により一体的に形成されていることを特徴とする請求項1記載のリアクトル。
  3. 前記端子台は、前記バスバーと外部との電気的な接続部分を支持する台座部を有し、
    前記コイルの前記バスバーとの接続端の少なくとも一つと前記台座部とは、前記ケースの対向する2側面に対応する位置に離間して配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリアクトル。
  4. 前記延設部は、前記開口の縁部を挟む挟持部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のリアクトル。
  5. 前記延設部は、前記ケースの開口の縁部にねじを有する締結具により固定され、
    前記延設部の前記締結具の締結方向の回動が規制されるように、前記挟持部は、前記締結具を挟んで前記ケースの内側と外側に接する位置に設けられていることを特徴とする請求項4記載のリアクトル。
  6. 前記挟持部は、前記開口の縁部を厚み方向に対向する位置で挟む一対の突出片を有することを特徴とする請求項4又は請求項5記載のリアクトル。
  7. 前記バスバーの一部は、前記コイルの巻軸方向と平行に、前記コイルの側面に沿って配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のリアクトル。
  8. 前記バスバーの一部は、前記コイルの曲面に対向していることを特徴とする請求項7記載のリアクトル。
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