JP2019121268A - 電子機器およびその制御方法ならびにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電力の授受を安全に行い得る電子機器およびその制御方法ならびにプログラムを提供する。【解決手段】送電装置からの電力を受け取るコネクタと、送電装置に対して電力の供給を要求する要求手段と、送電装置が真正であるか否かを判定する判定手段とを有し、第1の電力の供給を要求手段によって送電装置に対して要求した後に、送電装置が真正であるか否かを判定手段によって判定し、送電装置が真正であることが判定手段によって判定された場合に、第1の電力より大きい第2の電力の供給を要求手段によって送電装置に対して要求する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器およびその制御方法ならびにプログラムに関する。
データ伝送を行い得るとともに電力の受給電を行い得るインターフェースが備えられた電子機器が知られている。このようなインターフェースとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)が挙げられる。USBに関する規格として、USB PD(Power Delivery)という規格が定められている。USB PD規格においては、USBホストコントローラやACアダプタなどの送電装置から、USBケーブルを介して、100Wまでの電力を受電装置に供給することが可能である。USB PD規格に対応する送電装置と受電装置とが互いに接続されると、Power Negotiation通信(パワーネゴシエーション通信)によって、両者の間で電力情報が送受信される。このようなパワーネゴシエーションの結果に基づいて、送電装置から受電装置に対して電力が供給される。
特開2015−39248号公報
しかしながら、所定の規格のインターフェースを有しているにもかかわらず、当該インターフェースを有する装置が当該所定の規格に真正に対応していない場合がある。このような装置との間では、電力を安全に授受し得ない場合がある。
そこで、本発明の目的は、電力の授受を安全に行い得る電子機器およびその制御方法ならびにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器の一つは、送電装置からの電力を受け取るコネクタと、前記送電装置に対して電力の供給を要求する要求手段と、前記送電装置が真正であるか否かを判定する判定手段とを有し、第1の電力の供給を前記要求手段によって前記送電装置に対して要求した後に、前記送電装置が真正であるか否かを前記判定手段によって判定し、前記送電装置が真正であることが前記判定手段によって判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力の供給を前記要求手段によって前記送電装置に対して要求することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器の一つは、受電装置に対して電力を供給するコネクタと、供給可能な電力を示す情報を前記受電装置に対して提示する提示手段と、前記受電装置が真正であるか否かを判定する判定手段とを有し、第1の電力を示す情報を前記提示手段によって前記受電装置に対して提示した後に、前記受電装置が真正であるか否かを前記判定手段によって判定し、前記受電装置が真正であることが前記判定手段によって判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力を示す情報を前記提示手段によって前記受電装置に対して提示することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器の制御方法の一つは、第1の電力の供給を送電装置に対して要求するステップと、前記第1の電力の供給を前記送電装置に対して要求するステップの後に、前記送電装置が真正であるか否かを判定するステップと、前記送電装置が真正であると判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力の供給を前記送電装置に対して要求するステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器の制御方法の一つは、供給可能な電力として第1の電力を受電装置に対して提示するステップと、前記第1の電力を前記受電装置に対して提示するステップの後に、前記受電装置が真正であるか否かを判定するステップと、前記受電装置が真正であると判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力を供給可能な電力として前記受電装置に対して提示するステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るプログラムの一つは、コンピュータに、第1の電力の供給を送電装置に対して要求するステップと、前記第1の電力の供給を前記送電装置に対して要求するステップの後に、前記送電装置が真正であるか否かを判定するステップと、前記送電装置が真正であると判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力の供給を前記送電装置に対して要求するステップとを実行させる。
上記目的を達成するために、本発明に係るプログラムの一つは、コンピュータに、供給可能な電力として第1の電力を受電装置に対して提示するステップと、前記第1の電力を前記受電装置に対して提示するステップの後に、前記受電装置が真正であるか否かを判定するステップと、前記受電装置が真正であると判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力を供給可能な電力として前記受電装置に対して提示するステップとを実行させる。
本発明によれば、電力の授受を安全に行い得る電子機器およびその制御方法ならびにプログラムを提供することができる。
実施形態1における受電装置100の構成を説明するためのブロック図である。 コネクタ101のピン配置を説明するための図である。 コネクタ121のピン配置を説明するための図である。 実施形態1における受電装置100の動作例を説明するためのフローチャートである。 実施形態1における受電装置100の動作例を説明するためのタイミングチャートである。 実施形態1における送電装置120の構成を説明するためのブロック図である。 実施形態1における送電装置120の動作例を説明するためのフローチャートである。 実施形態1における送電装置120の動作例を説明するためのタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
<1.受電装置>
まず、図1を参照して実施形態1における受電装置100の構成について説明する。図1は、実施形態1における受電装置100の構成を説明するためのブロック図である。
送電装置120は、USBケーブルを介して受電装置100に電力を供給する電子機器である。実施形態1では、送電装置120が、AC電源をDC電源に変換するACアダプタ(またはAC−USBアダプタ)である場合を例に説明するが、送電装置120はこのような機器に限定されるものではない。例えば、送電装置120は、携帯型のバッテリであってもよい。なお、送電装置120の構成要素については、図5を用いて後述することとする。
受電装置100は、USBケーブルを介して送電装置120からの電力を受け取る電子機器である。実施形態1では、受電装置100がデジタルカメラである場合を例に説明するが、受電装置100はデジタルカメラに限定されるものではない。
受電装置100は、図1に示すように、コネクタ101、プルダウン抵抗102、PD通信部103、受電部104および負荷部105を有する。ただし、受電装置100の構成要素は、図1に示す構成要素に限定されるものではない。
コネクタ101は、USB Type−C規格のレセプタクルである。コネクタ101は、送電装置120から供給される電力を受け取るためのUSBケーブルに備えられたコネクタ(プラグ)に接続される。コネクタ101は、図2Aに示すようなピン配置を有する。図2Aは、コネクタ101のピン配置を説明するための図である。コネクタ101は、逆挿しした場合であっても正常に動作すべく、点対称なピン配置となっている。コネクタ101は、電力を供給するためのVBUS端子、給電能力に関する情報を送電装置120から取得するためのCC(コンフィギュレーションチャネル、Configuration Channel)端子を有している。また、コネクタ101は、信号の基準となるGND(グラウンド)端子を有している。TX端子(TX1+、TX1−、TX2+、TX2−)は信号送信用の端子であり、RX端子(RX1+、RX1−、RX2+、RX2−)は信号受信用の端子であり、これらは高速データ伝送に対応し得る。SBU端子(SBU1、SBU2)は、サイドバンド信号端子であり、多様な用途に適宜用い得る。D+端子およびD−端子は、USB2.0をサポートするために用いられる。
プルダウン抵抗(Rd)102の一端は、コネクタ101のCC端子に接続されている。プルダウン抵抗102の他端は、GNDに接続されている。プルダウン抵抗102は、USB Type−C規格に規定されている抵抗値を有する。プルダウン抵抗102は、送電装置120と受電装置100との接続を判定する際に必要とされる。また、プルダウン抵抗102は、受電装置100が送電装置120の給電能力をCC端子の電圧値に基づいて判定する際に必要とされる。
PD通信部103は、コネクタ101のCC端子に接続されている。PD通信部103は、USB PD規格に基づく通信を実行し得ると共に、接続された送電装置120がUSB PD規格に対応可能か否かを判定し得る。
送電装置120がUSB PD通信を行うことが可能である場合、受電装置100は、USB PD規格に規定された通信プロトコルに基づいたネゴシエーション通信をPD通信部103によって行い、送電装置120に対して所望の電力の供給を要求する。また、受電装置100は、USB PD規格に規定された通信プロトコルに基づいた認証通信をPD通信部103によって行い、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応した装置であるか否かの認証を行う。なお、送電装置120が真正であることは、送電装置120がUSB規格に準拠していることと同義である。実施形態1において、PD通信部103が送電装置120に対して要求し得る電力の種類は、少なくとも2種類とする。PD通信部103が送電装置120に対して要求し得る電力の1つは、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応しているか否かの判定を受電装置100が行うのに必要な最低限の電力とする。このように、PD通信部103は、送電装置120に対して電力の供給を要求する要求手段として機能し得る。
受電部104は、コネクタ101のVBUS端子に接続されている。受電部104は、送電装置120から供給される電力を用いて受電装置100の各部に必要な電力を供給する。受電部104は、PD通信部103からの指示に基づいて、送電装置120から受け取る電力を制御する。コネクタ101のGND端子は、GNDに接続されている。
負荷部105は、不図示の各種モジュールによって構成される。負荷部105が動作すると、受電部104から供給される電力を消費する。負荷部105によって消費される電力は、受電装置100の動作状態によって変化する。例えば、上述したように、受電装置100は例えばデジタルカメラである。この場合、負荷部105を構成する各種モジュールは、被写体像をズーム、フォーカスする撮像レンズ、被写体像を電気的な画像情報に変換する撮像素子、取得された画像情報を表示するLCD等の表示部、各種スイッチを含む操作部などである。
次に、図3のフローチャートを参照して、実施形態1における受電装置100の動作例について説明する。
送電装置120がコネクタ101を介して受電装置100に接続されると、ステップS301において、PD通信部103は、USB PD規格の通信プロトコルに基づいて、送電装置120との間で情報の送受信を開始する。送電装置120と受電装置100との間で送受信される情報のうちには、送電装置120が受電装置100に供給可能な電力に関する情報も含まれる。
ステップS302において、PD通信部103は、所定のネゴシエーション通信に基づいて、送電装置120がUSB PD規格に対応しているか否かを判定する。具体的には、PD通信部103は、USB PD規格の通信プロトコルに基づいた所定の情報を送電装置120から受信したか否かに応じて、接続された送電装置120がUSB PD規格に対応しているか否かを判定する。USB PD規格の通信プロトコルに基づいた所定の情報を正しく受信できなかった場合、または、所定の期間内に通信を受信できなかった場合には、PD通信部103は、接続された送電装置120がUSB PD規格に対応していないと判定する。ここで、所定の情報とは、接続された送電装置120が供給可能な電力に関する情報である。実施形態1においては、例えば、送電装置120が0.5W(5V、100mA)、15W(5V、3A)および20W(20V、1A)の電力を受電装置100に対して供給可能とする。従って、所定の情報は、例えば、0.5W(5V、100mA)、15W(5V、3A)および20W(20V、1A)を示す情報である。また、所定の期間は、USB PD規格に規定された期間であればよく、例えば、310msとすることができるが、これに限定されるものではない。
送電装置120がUSB PD規格に対応していないとPD通信部103が判定した場合には(ステップS302でNO)、ステップS309に遷移する。ステップS309において、PD通信部103は、通信処理を停止する。ここで、PD通信部103は、USB Type−C規格に準拠した電力の供給を受けるように受電部104を制御するようにしてもよい。
送電装置120がUSB PD規格に対応しているとPD通信部103が判定した場合には(ステップS302でYES)、ステップS303に遷移する。ステップS303において、PD通信部103は、USB PD規格の通信プロトコルに基づく情報の送受信によって、送電装置120に対して第1の電力の供給を要求する。第1の電力は、USB規格に規定された範囲内の任意の電力である。第1の電力は、ステップS305の認証通信の動作を受電装置100が行うことが可能となる最低限の電力とすることができる。第1の電力は、上述した所定の情報に含まれる供給可能な電力の情報のうちから選択される。ここでは、第1の電力として、例えば0.5W(5V、100mA)が選択される場合を例に説明する。
次に、ステップS304に遷移する。ステップS304において、受電部104は、PD通信部103からの制御に基づいて、送電装置120から供給を受ける電力が第1の電力以下となるように制御を行う。ここでは、送電装置120から供給を受ける電流値を100mA以下に制御する場合を例に説明する。受電部104は、送電装置120から供給される電力を用いて、少なくともステップS305およびS306の認証の処理を行い得るように、受電装置100の各部に電力を供給する。この段階では、ステップS305およびS306の認証の処理さえ行えればよいため、負荷部105における消費電力が抑制されるように負荷部105の動作を制限するようにしてもよい。
次に、ステップS305に遷移する。ステップS305において、PD通信部103は、USB PD規格の通信プロトコルに基づく情報の送受信を行う。具体的には、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応しているか否かの認証を、受電装置100が送電装置120に対して要求する。
続いて、ステップS306において、PD通信部103は、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応しているか否かを判定する。具体的には、PD通信部103は、USB PD規格の通信プロトコルに基づく所定の認証情報を送電装置120から受信したか否かに基づいて、接続された送電装置120がUSB PD規格に真正に対応しているか否かを判定する。このように、PD通信部103は、送電装置120が真正であるか否かを判定する判定手段として機能し得る。
PD通信部103は、USB PD規格の通信プロトコルに基づく所定の認証情報を正しく受信できなかった場合、または、所定の期間内に認証情報を受信できなかった場合には、以下のように判定する。すなわち、PD通信部103は、接続された送電装置120がUSB PD規格に真正に対応していないと判定する。所定の期間は、USB PD規格に規定された期間であればよく、例えば、4.5秒の期間とすることができるが、これに限定されるものではない。
送電装置120がUSB PD規格に真正に対応していないとPD通信部103が判定した場合には(ステップS306でNO)、ステップS309に遷移する。ステップS309において、PD通信部103は通信処理を停止する。ステップS306からステップS309に遷移した場合、PD通信部103は、受電部104に対する制御を行わず、ステップS304において設定した第1の電力を、受電装置100が送電装置120から継続して受けるようにしてもよい。
送電装置120がUSB PD規格に真正に対応しているとPD通信部103が判定した場合には(ステップS306でYES)、ステップS307に遷移する。ステップS307において、PD通信部103は、USB PD規格の通信プロトコルに基づいた情報の送受信を行う。具体的には、送電装置120に対して第2の電力の供給を要求する。第2の電力は、USB規格に規定された範囲内の任意の電力である。第2の電力は、例えば第1の電力より大きい電力とすることができ、受電装置100の例えば全体を動作させるのに必要な電力とすることができる。第2の電力は、上述した所定の情報に含まれる供給可能な電力の情報のうちから選択される。ここでは、第2の電力として、例えば20W(20V、1A)が選択される場合を例に説明する。
次に、ステップS308に遷移する。ステップS308において、受電部104は、PD通信部103からの制御に基づいて、送電装置120から受け取る電力が第2の電力以下となるように制御を行う。ここでは、送電装置120から受け取る電流値を1A以下に制御する場合を例に説明する。また、受電部104は、送電装置120から供給される電力を用いて、受電装置100の例えば全体を動作させることが可能となるように、受電装置100の各部に電力を供給する。負荷部105における消費電力が抑制されるように負荷部105の動作をステップS304において制限した場合には、ステップS308において、当該制限を解除するようにしてもよい。こうして、図3に示す処理が完了する。
次に、実施形態1における受電装置100の動作例について説明する。図4(A)は、比較例に対応するタイミングチャートである。図4(B)は、実施形態1に対応するタイミングチャートであり、図3に示すような制御によって受電装置100が送電装置120から電力を受け取る場合の動作に対応している。
図4(A)および図4(B)において、CC端子の電圧は、コネクタ101のCC端子に印加される電圧値である。受電装置100と送電装置120とがUSBケーブルを介して接続された状態では、CC端子の電圧は2.45Vとなる。一方、受電装置100と送電装置120とが未接続の状態では、CC端子の電圧は0Vとなる。CC端子の電圧値は、USB Type−C規格に対応していればよく、図4(A)および図4(B)に示す電圧値に限定されるものではない。タイミングT401は、USBケーブルがコネクタ101に接続されるタイミングであり、図3のステップS301に遷移するタイミングに対応している。通信401〜414は、受電装置100と送電装置120との間でCC端子を介して行われる。
図4(A)は、上述したように、比較例による動作を示すタイミングチャートである。通信401、402、403および404は、USB PD規格で規定されたネゴシエーション通信を示しており、通信405および406は、USB PD規格で規定された認証通信を示している。
通信401では、供給可能な電力に関する情報を、受電装置100が送電装置120から受信する。通信401は、図3のステップS301およびS302に示す処理に対応している。通信401において受電装置100が送電装置120から受信する、供給可能な電力に関する情報は、例えば、0.5W(5V、100mA)、15W(5V、3A)および20W(20V、1A)とする。
通信402では、電力の供給の要求を、受電装置100が送電装置120に対して行う。ここでは、例えば20W(20V、1A)の電力の供給を、受電装置100が送電装置120に対して行う場合を例として説明する。
通信403では、受電装置100からの要求を送電装置120が承諾したことを示す情報を、受電装置100が送電装置120から受信する。通信403が完了した後、送電装置120は、VBUS端子に供給可能な電力を、通信402の内容に応じて変更する。
タイミングT402は、VBUS端子に供給可能な電力の変更の処理を送電装置120が完了するタイミングである。
通信404では、VBUS端子に供給可能な電力の変更の処理を送電装置120が完了したことを示す情報を、受電装置100が送電装置120から受信する。通信404は、タイミングT402の後に行われる。なお、USB PD規格には、通信404の後に認証通信が可能となることが規定されている。
通信405では、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応しているか否かの認証の要求を、受電装置100が送電装置120に対して行う。通信406では、所定の認証情報を受電装置100が送電装置120から受信する。送電装置120がUSB PD規格に真正に対応している場合には、通信406が行われ、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応していない場合には、通信406は行われない。
タイミングT403は、通信405と通信406とを含む認証通信の結果に基づいて、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応しているか否かの判定を受電装置100が行うタイミングである。
このように、図4(A)に示す制御においては、タイミングT402〜T403において、USB PD規格に真正に対応しているか否かが不明な送電装置120から受電装置100が大きな電力を受け取ることになるため、安全性を担保できない。
図4(B)は、上述したように、実施形態1に対応するタイミングチャートであり、図3に示すような制御によって受電装置100が送電装置120から電力供給を受ける場合の動作に対応している。通信401、407、408および409は、USB PD規格で規定されたネゴシエーション通信を示しており、第1の電力の供給の要求が受電装置100から送電装置120に対して行われる。通信405および406は、USB PD規格で規定された認証通信を示している。通信410、411、412、413および414は、USB PD規格で規定されたネゴシエーション通信を示しており、第2の電力の供給の要求が受電装置100から送電装置120に対して行われる。
通信401は、図4(A)を用いて上述した通信401と同様である。通信401では、供給可能な電力に関する情報を、受電装置100が送電装置120から受信する。上述したように、通信401は、図3のステップS301およびS302に示す処理に対応している。通信401を正しく受信できなかった場合、または、所定の期間内に通信401を受信できなかった場合には、受電装置100は、接続された送電装置120がUSB PD規格に対応していないと判定する。
通信407では、第1の電力の供給の要求が、受電装置100から送電装置120に対して行われる。通信407は、図3のステップS303に示す処理に対応している。ここでは、第1の電力が0.5W(5V、100mA)である場合を例に説明する。
通信408では、第1の電力の供給の要求を送電装置120が承諾したことを示す情報を、受電装置100が送電装置120から受信する。通信408が完了した後、送電装置120は、VBUS端子に供給可能な電力を、通信407の内容に応じて変更する。
タイミングT402は、図4(A)に示すタイミングT402と同様であり、VBUS端子に供給可能な電力の変更の処理を送電装置120が完了するタイミングである。ただし、図4(B)に示す動作においては、受電装置100がタイミングT402において送電装置120から受け取ることが可能な電力は、ステップS305の認証通信の動作を受電装置100が行うことが可能な最低限の電力とされる。
通信409では、VBUS端子に供給可能な電力の変更の処理を送電装置120が完了したことを示す情報を、受電装置100が送電装置120から受信する。通信409は、タイミングT402の後に行われる。なお、USB PD規格には、通信409の後に認証通信が可能となることが規定されている。
通信405および406は、図4(A)を用いて上述した通信405および406と同様である。通信405および406は、図3のステップS305およびS306に示す処理に対応している。受電装置100は、通信406を受信することによって、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応していると判定する。
タイミングT403は、図4(A)に示すタイミングT403と同様である。通信405と通信406とを含む認証通信の結果に基づいて、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応しているか否かの判定が、受電装置100において行われる。ここでは、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応している場合を例に説明する。
通信410では、供給可能な電力に関する情報の提供の要求を、受電装置100が送電装置120に対して行う。
通信411では、供給可能な電力に関する情報を、受電装置100が送電装置120から受信する。通信411において受電装置100が送電装置120から受信する、供給可能な電力に関する情報は、例えば、0.5W(5V、100mA)、15W(5V、3A)および20W(20V、1A)とする。
通信412では、第2の電力の供給の要求を、受電装置100が送電装置120に対して行う。通信410、通信411および通信412は、図3のステップS307に示す処理に対応している。ここでは、第2の電力が例えば20W(20V、1A)である場合を例に説明する。
通信413では、第2の電力の供給を送電装置120が承諾したことを示す情報を、受電装置100が送電装置120から受信する。通信413を行った後、送電装置120は、VBUS端子に供給可能な電力を、通信412の内容に応じて変更する。
タイミングT404は、VBUS端子に供給可能な電力の変更の処理を送電装置120が完了するタイミングである。図4(B)に示すように、実施形態1による動作では、第1の電力より大きい第2の電力の供給を受電装置100が送電装置120から受けることが可能となるタイミングは、タイミングT404である。
通信414では、VBUS端子に供給可能な電力の変更の処理を送電装置120が完了したことを示す情報を、受電装置100が送電装置120から受信する。通信414は、タイミングT404の後に行われる。受電装置100は、通信414が完了した後に、図3のステップS308の処理を行う。
このように、実施形態1では、送電装置120の素性が明確になるタイミングT403までの期間においては、必要最低限の電力である第1の電力を受電装置100が送電装置120から受け取る。そして、送電装置120の素性が明確になるタイミングT403以降において、第1の電力より大きい第2の電力を受電装置100が送電装置120から受け取るようになる。
このように、実施形態1では、第1の電力の供給をPD通信部103によって送電装置120に対して要求した後に、送電装置120が真正であるか否かをPD通信部103によって判定する。送電装置120が真正であることがPD通信部103によって判定された場合には、第1の電力より大きい第2の電力の供給をPD通信部103によって送電装置120に対して要求する。送電装置120が真正であることがPD通信部103によって判定されるまでは、PD通信部103は第2の電力の供給を送電装置120に要求しない。このため、実施形態1によれば、受給電の安全性を確保することができる。
<2.送電装置>
次に、図5を参照して、実施形態1における送電装置120の構成について説明する。図5は、実施形態1における送電装置120の構成を説明するためのブロック図である。
送電装置120は、図5に示すように、コネクタ121、プルアップ抵抗122、PD通信部123および送電部124を有する。ただし、送電装置120の構成要素は、これに限定されるものではない。
コネクタ121は、USB Type−C規格のレセプタクルである。コネクタ121は、受電装置100に電力を供給するためのUSBケーブルに備えられたコネクタ(プラグ)に接続される。コネクタ121は、図2Bに示すようなピン配置を有している。コネクタ121は、電力を供給するVBUS端子、給電能力に関する情報を受電装置100に提示するためのCC端子を有している。また、コネクタ121は、信号の基準となるGND端子等を有している。TX端子(TX1+、TX1−、TX2+、TX2−)は信号送信用の端子であり、RX端子(RX1+、RX1−、RX2+、RX2−)は信号受信用の端子であり、これらは高速データ伝送に対応し得る。SBU端子(SBU1、SBU2)は、サイドバンド信号端子であり、多様な用途に適宜用い得る。D+端子およびD−端子は、USB2.0をサポートするために用いられる。
プルアップ抵抗122の一端は、コネクタ121のCC端子に接続されている。プルアップ抵抗122の他端は、所定の電源に接続されている。プルアップ抵抗122は、USB Type−C規格に規定されている抵抗値を有する。プルアップ抵抗122は、送電装置120が受電装置100の接続を判定する際に必要とされる。また、プルアップ抵抗122は、送電装置120が受電装置100に給電能力を提示する際に必要とされる。所定の電源は、Type−C規格に規定されている条件を満たせばよく、例えば、5Vの定電圧電源とすることができる。
PD通信部123は、コネクタ121のCC端子に接続されている。PD通信部123は、USB PD規格に基づく通信を実行し得ると共に、接続された受電装置100がUSB PD規格に対応可能か否かを判定し得る。
受電装置100がUSB PD通信を行うことが可能である場合、送電装置120は、USB PD規格に規定された通信プロトコルに基づいたネゴシエーション通信をPD通信部123によって行い、供給可能な電力を示す情報を受電装置100に送信する。また、送電装置120は、USB PD規格に規定された通信プロトコルに基づいた認証通信をPD通信部123によって行い、送電装置120がUSB PD規格に真正に対応していることを示す認証通信を受電装置100に対して行う。なお、受電装置100が真正であることは、受電装置100がUSB規格に準拠していることと同義である。実施形態1において、送電装置120が受電装置100に対して供給可能な電力の種類は、少なくとも2つとする。供給可能な複数種の電力のうちの1つは、受電装置100の安全を考慮した低い電力である。低い電力とは、例えば、USB規格で規定された最低の電力とすることができる。このように、PD通信部123は、供給可能な電力を示す情報を受電装置100に対して提示する提示手段として機能し得る。
送電部124は、コネクタ121のVBUS端子と接続されている。送電部124は、コネクタ121のVBUS端子を介して、受電装置100に対して電力を供給する。送電部124は、PD通信部123からの指示に基づいて、受電装置100に供給する電力を制御する。このように、送電部124は、受電装置100に対して電力を供給する電力供給手段として機能し得る。
次に、図6のフローチャートを参照して、実施形態1における送電装置120の動作例について説明する。
受電装置100がコネクタ121を介して送電装置120に接続されると、ステップS601において、PD通信部123は、USB PD規格の通信プロトコルに基づいて、受電装置100との間で情報の送受信を開始する。
ステップS602において、PD通信部123は、供給可能な電力を示す情報として、第1の電力を示す情報を送信する。第1の電力は、受電装置100の安全を考慮した低い電力とする。具体的には、第1の電力は、例えば、USB規格に規定された電力のうちの最も低い電力とする。ここでは、第1の電力が0.5W(5V、100mA)である場合を例に説明する。
ステップS603において、PD通信部123は、所定のネゴシエーション通信に基づいて、受電装置100がUSB PD規格に対応しているか否かを判定する。具体的には、PD通信部123は、USB PD規格の通信プロトコルに基づいた所定の情報を受電装置100が返信したか否かに応じて、接続された受電装置100がUSB PD規格に対応しているか否かを判定する。ステップS602において行われた情報の送信に対する返信を、送電装置120が受電装置100から受け取らなかった場合には、PD通信部123は、接続された受電装置100がPD規格に対応していないと判定する。このように、PD通信部123は、受電装置100が真正であるか否かを判定する判定手段として機能し得る。
受電装置100がUSB PD規格に対応していないとPD通信部123が判定した場合には(ステップS603でNO)、ステップS611に遷移する。ステップS611において、PD通信部123は、通信処理を停止する。この際、PD通信部123は、USB Type−C規格に準拠した電力を受電装置100に供給するように送電部124を制御するようにしてもよい。また、PD通信部123は、受電装置100への電力の供給を停止するように送電部124を制御するようにしてもよい。
受電装置100がUSB PD規格に対応しているとPD通信部123が判定した場合には(ステップS603でYES)、ステップS604に遷移する。ステップS604において、PD通信部123は、USB PD規格の通信プロトコルに基づく情報の送受信によって、第1の電力の供給の要求を受電装置100から受信する。上述したように、ここでは、第1の電力が0.5W(5V、100mA)である場合を例に説明する。
次に、ステップS605に遷移する。ステップS605において、送電部124は、PD通信部123からの指示に基づいて、受電装置100への第1の電力の供給を開始する。ここでは、受電装置100に供給する電圧が5Vとなり、受電装置100に供給する電流が100mA以下となるように、送電部124が制御を行う場合を例に説明する。
次に、ステップS606に遷移する。ステップS606において、PD通信部123は、USB PD規格の通信プロトコルに基づいて情報の送受信を行う。具体的には、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応しているか否かの認証を、送電装置120が受電装置100に対して要求する。
続いて、ステップS607において、PD通信部123は、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応しているか否かを判定する。具体的には、PD通信部123は、USB PD規格の通信プロトコルに基づく所定の認証情報を受電装置100から受け取ったか否かに基づいて、接続された受電装置100がUSB PD規格に真正に対応しているか否かを判定する。
PD通信部123は、USB PD規格の通信プロトコルに基づく所定の認証情報を正しく受信できなかった場合、または、所定の期間内に当該認証情報を受信できなかった場合には、以下のように判定する。すなわち、PD通信部123は、接続された受電装置100はUSB PD規格に真正に対応していないと判定する。所定の期間は、USB PD規格に規定された期間であればよく、例えば4.5秒の期間とすることができるが、これに限定されるものではない。
受電装置100がUSB PD規格に真正に対応していないとPD通信部123が判定した場合には(ステップS607でNO)、ステップS611に遷移する。ステップS611において、PD通信部123は通信処理を停止する。ステップS607からステップS611へ遷移した場合、PD通信部123は、送電部124に対する制御を行わず、ステップS605において設定した第1の電力の供給を受電装置100に対して継続するようにしてもよい。
受電装置100がUSB PD規格に真正に対応しているとPD通信部123が判定した場合には(ステップS607でYES)、ステップS608に遷移する。ステップS608において、PD通信部123は、USB PD規格の通信プロトコルに基づいた情報の送受信を行う。具体的には、供給可能な第2の電力を示す情報を、送電装置120が受電装置100に対して送信する。供給可能な第2の電力を示す情報には、第1の電力より大きい電力を示す情報が含まれる。ここでは、供給可能な第2の電力が、0.5W(5V、100mA)、15W(5V、3A)および20W(20V、1A)である場合を例に説明する。
次に、ステップS609に遷移する。ステップS609において、PD通信部123は、USB PD規格の通信プロトコルに基づいた情報の送受信を行う。具体的には、PD通信部123は、第2の電力の供給を要求する通信を受電装置100から受信する。受電装置100から要求される第2の電力は、ステップS608において提示された第2の電力を示す情報のうちから選択される。ここでは、第2の電力として、例えば20W(20V、1A)が選択される場合を例に説明する。
次に、ステップS610に遷移する。ステップS610において、送電部124は、PD通信部123からの指示に基づいて、受電装置100に対しての第2の電力の供給を開始する。ここでは、受電装置100に供給する電圧が20V、受電装置100に供給する電流が1A以下となるように、送電部124が制御を行う場合を例に説明する。
次に、図7(A)および図7(B)を参照して、実施形態1における送電装置120の動作例について説明する。図7(A)および図7(B)は、送電装置120の動作例を説明するためのタイミングチャートである。図7(A)は、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応していない場合の動作例を示している。図7(B)は、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応している場合の動作例を示している。
図7(A)および図7(B)において、CC端子の電圧は、コネクタ121のCC端子に印加される電圧値である。受電装置100と送電装置120とがUSBケーブルを介して接続された状態では、CC端子の電圧は2.45Vとなる。一方、受電装置100と送電装置120とが未接続の状態では、CC端子の電圧は5Vとなる。CC端子の電圧値は、USB Type−C規格に対応していればよく、図7(A)および図7(B)に示す電圧値に限定されるものではない。タイミングT701は、USBケーブルがコネクタ121に接続され、図6のステップS601に遷移するタイミングに対応している。通信701〜710は、受電装置100と送電装置120との間でCC端子を介して行われる。通信701、702、703および704は、USB PD規格で規定されたネゴシエーション通信であり、第1の電力の提示が行われる。通信705および706は、USB PD規格で規定された認証通信である。さらに、通信707、708、709および710は、USB PD規格で規定されたネゴシエーション通信であり、第2の電力の提示が行われる。
まず、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応していない場合の動作を、図7(A)を用いて説明する。
通信701では、供給可能な第1の電力に関する情報を、送電装置120が受電装置100に対して送信する。通信701は、図6のステップS602に示す処理に対応している。供給可能な第1の電力は、例えば0.5W(5V、100mA)のみとする。受電装置100からの返信を送電装置120が受信できなかった場合には、送電装置120は受電装置100がUSB PD規格に対応していないと判定する。
通信702では、第1の電力の供給の要求を、送電装置120が受電装置100から受信する。通信702は、図6のステップS604に示す処理に対応している。ここでは、0.5W(5V、100mA)の電力の供給の要求を、送電装置120が受電装置100から受信する場合を例に説明する。
通信703では、第1の電力の供給の要求を送電装置120が承諾したことを示す情報を、送電装置120が受電装置100に対して送信する。通信703を行った後、送電装置120は、VBUS端子に供給可能な電力を、通信702の内容に応じて変更する。
タイミングT702は、VBUS端子に供給可能な電力の変更の処理を送電装置120が完了するタイミングである。タイミングT702の時点において送電装置120が受電装置100に対して供給する電力は、受電装置100の安全性を考慮した低い電力である。
通信704では、VBUS端子に供給可能な電力の変更の処理を送電装置120が完了したことを示す情報を、送電装置120が受電装置100に対して送信する。通信704は、タイミングT702の後に行われる。なお、通信703および704は、図6のステップS605に示す処理に対応している。なお、USB PD規格では、通信702の後に認証通信が可能となることが規定されている。
通信705では、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応しているか否かの認証の要求が、送電装置120から受電装置100に対して行われる。なお、通信705は、図6のステップS606に示す処理に対応している。受電装置100がUSB PD規格に真正に対応していない場合には、図7(A)に示すように、送電装置120は受電装置100から認証結果を受信しない。タイミングT703は、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応していないと送電装置120が判定するタイミングである。タイミングT703の後、図6のステップS611に示すように、送電装置120は、受電装置100との間の通信を停止する。この後、送電装置120は、通信701〜704のネゴシエーション通信において決定された電力の受電装置100への供給を継続する。
受電装置100がUSB PD規格に真正に対応している場合の動作を、図7(B)を用いて説明する。
まず、通信701〜705は、図7(A)を用いて上述した通信701〜705と同様であるため説明を省略する。
通信706では、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応していることを示す認証結果を、送電装置120が受電装置100から受信する。通信705および706は、図6のステップS606およびS607に示す処理に対応している。図6のステップS607に示すように、送電装置120は、通信706を受信した場合には、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応していると判定する。
タイミングT704は、通信705と通信706とを含む認証通信の結果に基づいて、受電装置100がUSB PD規格に真正に対応していることを送電装置120が判定するタイミングである。
通信707は、供給可能な第2の電力を示す情報を、送電装置120が受電装置100に対して送信する。通信707は、図6のステップS608に示す処理に対応している。供給可能な第2の電力を示す情報には、通信701において提示された第1の電力よりもより大きな電力を示す情報が含まれる。供給可能な第2の電力を示す情報は、例えば、0.5W(5V、100mA)、15W(5V、3A)および20W(20V、1A)とする。
通信708では、第2の電力の供給の要求を、送電装置120が受電装置100から受信する。通信708は、図6のステップS609に示す処理に対応している。ここでは、第2の電力が20W(20V、1A)である場合を例に説明する。
通信709は、第2の電力の供給を送電装置120が承諾したことを示す情報を、送電装置120が受電装置100に対して送信する。通信709を行った後、送電装置120は、VBUS端子に供給可能な電力を、通信708の内容に応じて変更する。
タイミングT705は、VBUS端子に供給可能な電力の変更の処理を送電装置120が完了するタイミングである。図7(B)に示すように、タイミングT705においては、第1の電力より大きい第2の電力を送電装置120が受電装置100に対して供給することが可能となる。
通信710では、VBUS端子に供給可能な電力を変更する処理を送電装置120が完了したことを示す情報を、送電装置120が受電装置100に送信する。通信710は、タイミングT705の後に行われる。なお、通信709および710は、図6のステップS610に示す処理に対応している。
このように、受電装置100の素性が明確になるタイミングT704までの期間においては、必要最低限の電力である第1の電力の供給を送電装置120が受電装置100に対して行う。そして、受電装置100の素性が明確になるタイミングT704以降において、第1の電力より大きい第2の電力を、送電装置120が受電装置100に対して供給する。
このように、実施形態1によれば、第1の電力を示す情報をPD通信部123によって受電装置100に対して提示した後に、受電装置100が真正であるか否かをPD通信部123によって判定する。受電装置100が真正であることがPD通信部123によって判定された場合には、第1の電力より大きい第2の電力を示す情報をPD通信部123によって受電装置100に対して提示する。受電装置100が真正であることがPD通信部123によって判定されるまでは、第2の電力を示す情報をPD通信部123によって提示しない。このため、実施形態1によれば、送電装置120の安全性を担保することが可能となる。
[実施形態2]
実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(central processing unit)、プロセッサなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態2では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU、プロセッサなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態2では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどの少なくとも1つを含む。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitoryな記憶媒体である。
なお、本発明の実施形態は上述の実施形態1または2に限定されるものではない。発明の要旨を逸脱しない範囲で変更または修正された実施形態1または2も本発明の実施形態に含まれる。
100・・・受電装置
101・・・コネクタ
102・・・プルダウン抵抗
103・・・PD通信部
104・・・受電部
105・・・負荷部
120・・・送電装置
121・・・コネクタ
122・・・プルアップ抵抗
123・・・PD通信部
124・・・送電部

Claims (19)

  1. 送電装置からの電力を受け取るコネクタと、
    前記送電装置に対して電力の供給を要求する要求手段と、
    前記送電装置が真正であるか否かを判定する判定手段とを有し、
    第1の電力の供給を前記要求手段によって前記送電装置に対して要求した後に、前記送電装置が真正であるか否かを前記判定手段によって判定し、前記送電装置が真正であることが前記判定手段によって判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力の供給を前記要求手段によって前記送電装置に対して要求する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記送電装置が真正であることを示す情報を前記送電装置から受信したことに基づいて、前記判定手段は、前記送電装置が真正であると判定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記コネクタは、前記送電装置からの電力を受け取るための第1の端子と、前記送電装置との間で通信を行うための第2の端子とを有し、
    前記要求手段は、前記第2の端子を介して行われる第1の通信によって、前記送電装置に対して電力の供給を要求し、
    前記判定手段は、前記第2の端子を介して行われる第2の通信に基づいて、前記送電装置が真正であるか否かを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第1の電力は、前記送電装置が真正であるか否かの判定を行うために必要な最低限の電力であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記送電装置が真正であることは、前記送電装置がUSB規格に準拠していることと同義であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 受電装置に対して電力を供給するコネクタと、
    供給可能な電力を示す情報を前記受電装置に対して提示する提示手段と、
    前記受電装置が真正であるか否かを判定する判定手段とを有し、
    第1の電力を示す情報を前記提示手段によって前記受電装置に対して提示した後に、前記受電装置が真正であるか否かを前記判定手段によって判定し、前記受電装置が真正であることが前記判定手段によって判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力を示す情報を前記提示手段によって前記受電装置に対して提示する
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 前記受電装置が真正であることを示す情報を前記受電装置から受信したことに基づいて、前記判定手段は、前記受電装置が真正であると判定することを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記コネクタは、前記受電装置に対して電力を供給するための第1の端子と、前記受電装置との間で通信を行うための第2の端子とを有し、
    前記提示手段は、前記第2の端子を介して行われる第1の通信によって、供給可能な電力を示す情報を前記受電装置に対して提示し、
    前記判定手段は、前記第2の端子を介して行われる第2の通信に基づいて、前記受電装置が真正であるか否かを判定することを特徴とする請求項6または7に記載の電子機器。
  9. 前記第1の電力は、USB規格に規定された電力のうちの最も低い電力であることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記第1の電力は、0.5W(5V、100mA)であることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記受電装置が真正であることは、前記受電装置がUSB規格に準拠していることと同義であることを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記受電装置に対して電力を供給する電力供給手段をさらに有し、
    前記受電装置が真正でないことが前記判定手段によって判定された場合には、前記電力供給手段は、前記受電装置への電力の供給を停止することを特徴とする請求項6から11のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記第1の通信および前記第2の通信は、USB規格に規定された通信であることを特徴とする請求項3または8に記載の電子機器。
  14. 前記コネクタは、USB Type−C規格に準拠していることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 前記第1の電力および前記第2の電力は、USB規格に規定された範囲内の任意の電力であることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の電子機器。
  16. 第1の電力の供給を送電装置に対して要求するステップと、
    前記第1の電力の供給を前記送電装置に対して要求するステップの後に、前記送電装置が真正であるか否かを判定するステップと、
    前記送電装置が真正であると判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力の供給を前記送電装置に対して要求するステップと
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  17. 供給可能な電力として第1の電力を受電装置に対して提示するステップと、
    前記第1の電力を前記受電装置に対して提示するステップの後に、前記受電装置が真正であるか否かを判定するステップと、
    前記受電装置が真正であると判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力を供給可能な電力として前記受電装置に対して提示するステップと
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  18. コンピュータに、
    第1の電力の供給を送電装置に対して要求するステップと、
    前記第1の電力の供給を前記送電装置に対して要求するステップの後に、前記送電装置が真正であるか否かを判定するステップと、
    前記送電装置が真正であると判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力の供給を前記送電装置に対して要求するステップとを実行させるためのプログラム。
  19. コンピュータに、
    供給可能な電力として第1の電力を受電装置に対して提示するステップと、
    前記第1の電力を前記受電装置に対して提示するステップの後に、前記受電装置が真正であるか否かを判定するステップと、
    前記受電装置が真正であると判定された場合に、前記第1の電力より大きい第2の電力を供給可能な電力として前記受電装置に対して提示するステップとを実行させるためのプログラム。
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