JP2019120812A - 異常検出装置、投影装置、異常検出方法、及びプログラム - Google Patents

異常検出装置、投影装置、異常検出方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】低い負荷で光源の異常を検出する異常検出装置、投影装置、異常検出方法及びプログラムを提供すること。【解決手段】光源装置60は、光源部と検出部とを備える。光源部は、フレームF1内で時分割されたセグメント期間P11〜P13毎に光を出射する。検出部は、フレームF1と同期したトリガー信号(タイミング信号a1)の受信のタイミングT13から、予め定めた遅延時間TD経過後に、フレームF1内に出射される最大照度光の照度値V2を取得し、取得した最大照度光の照度値V2が予め定めた閾値Vref未満である場合に光源部が異常と判定する。【選択図】 図7

Description

本発明は、異常検出装置及びこの光源装置を備える投影装置並びに異常判定方法、及びプログラムに関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置として、データプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させる。
このようなプロジェクタにおいて、内部に異常が発生した場合に光源の駆動を停止するため技術が提案されている。例えば、特許文献1の投影装置は、内部の光源側光学系上に設置した照度センサの出力値を、赤色波長帯域光の発光タイミング信号、緑色波長帯域光の発光タイミング信号、及び青色波長帯域光の発光タイミング信号と同期して取得し、色ごとに設定される異なる閾値の範囲内に照度センサの出力値が収まっていない場合に、投影装置の内部に異常が発生したと判断して光源装置の駆動を停止している。
特開2013−197807号公報
しかしながら、特許文献1のようなプロジェクタでは、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光のそれぞれの検出をしているため、制御部等にはタイミング信号の受信とタイマーの満了による照度値の取得により、合計6回の割り込み処理が発生する。また、上記の3種類の光に黄色波長帯域光を加えた合計4つのセグメント期間に時分割して光を出射する場合、フレーム毎に8回の割り込み処理が発生するなど、使用されるセグメントの数に応じて割り込み処理が増加する。従って、システム全体への負荷が大きくなる場合がある。
本発明は、以上の点に鑑み、低い負荷で光源の異常を検出することを目的とする。
本発明の異常検出装置は、フレーム内で時分割されたセグメント期間毎に光を出射する光源部と、前記フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間経過後に、前記フレーム内に前記光源部より出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、前記照度値取得手段により取得された前記照度値が所定の閾値未満である場合に前記光源部が異常状態であると検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の投影装置は、上述の光源装置と、前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記表示素子と前記光源装置を制御する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明の異常検出方法は、異常検出装置の異常検出方法であって、フレーム内で時分割されたセグメント期間毎に光を出射する発光手段と、前記フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間経過後に、前記フレーム内に前記発光手段より出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、前記照度値取得手段により取得された前記照度値が所定の閾値未満である場合に前記発光手段が異常状態であると検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、異常検出装置が実行するプログラムであって、フレーム内で時分割されたセグメント期間毎に光を出射する発光手段、前記フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間経過後に、前記フレーム内に前記発光手段より出射される光の照度値を取得する照度値取得手段、及び、前記照度値取得手段により取得された前記照度値が所定の閾値未満である場合に前記発光手段が異常状態であると検出する検出手段、としての機能を実行することを特徴とする。
本発明によれば、低い負荷で光源の異常を検出することができる。
本発明の実施形態1に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態1に係る判定部が行う異常判定のメインフローを示す図である。 本発明の実施形態1に係る判定部が行う取得セグメント設定処理のフローを示す図である。 本発明の実施形態1に係る判定部が行うタイミング割込処理のフローを示す図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置のタイミング信号と照度センサの出力のタイムチャートを示す図である。 本発明の実施形態2に係る判定部が行う異常判定のメインフローを示す図である。 本発明の実施形態2に係る投影装置のインデックス信号と照度センサの出力のタイムチャートを示す図である。
(実施形態1)
以下、本発明を実施するための形態について述べる。図1は、本実施形態に係る投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10は、図1に示すように、略直方体形状であって、筐体の前方の側板である正面パネル12の側方に投影口を覆うレンズカバー19を有すると共に、この正面パネル12には複数の吸気孔18や排気孔17を設けている。さらに、図示しないがリモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、筐体の上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられ、このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源ユニットや表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知する過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
さらに、筐体の背面パネルには、USB端子や画像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子20が設けられている。また、背面パネルには、複数の吸気孔が形成されている。なお、筐体の側板である図示しない右側パネル、及び、図1に示した側板である左側パネル15には、各々複数の排気孔17が形成されている。また、左側パネル15の背面パネル近傍の隅部には、吸気孔18が形成されている。
次に、投影装置10の投影装置制御部について、図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御部として機能するものである。表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応したフレームレートで適宜空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。そして、投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、導光光学系を介して表示素子51に照射する。また、投影装置10は照射された光線束を表示素子51で反射させることにより光像を形成し、後述する投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされる記憶部32に順次書き込む記録処理を行う。さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時に記憶部32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長する。画像圧縮/伸長部31は、その画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、記憶部32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。また、記憶部32には、制御部38や検出部27が実行する光源装置60の異常判定用のプログラムを記憶することが出来る。そのため、光源装置60は、異常検出装置として機能する。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出される。リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36でコード信号に復調された後、制御部38に出力される。
制御部38は、システムバス(SB)を介して音声処理部47と接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声報音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御部41を制御している。光源制御部41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の励起光照射装置70(図3参照)の動作を個別に制御する。また、光源制御部41は、制御部38の指示により、投影モードに応じて、蛍光体ホイール101等の同期のタイミングを制御する。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置10本体の電源のOFF後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をOFFにする等の制御を行う。
検出手段である検出部27は、光源装置60が出射する赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L及び青色波長帯域光Lを検出し、光源装置60に異常が発生したか否かの判定を行う。
図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、右側パネル14の近傍に制御回路基板241を備えている。この制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えている。また、投影装置10は、投影装置10の筐体の略中央部分に光源装置60を備えている。さらに、投影装置10には、光源装置60と左側パネル15との間に、光源側光学系170や投影側光学系220を備えている。
光源装置60は、発光手段として光源部である励起光照射装置70、緑色光源装置80及び赤色光源装置120を備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70及び蛍光ホイール装置100により形成される。励起光照射装置70は、青色波長帯域光を出射する青色光源装置である。蛍光ホイール装置100は緑色波長帯域光を出射する。赤色光源装置120は赤色波長帯域光を出射する。光源装置60には、各色波長帯域光を導光して出射する導光光学系140が配置される。導光光学系140は、励起光照射装置70、蛍光ホイール装置100及び赤色光源装置120から出射される各色波長帯域光を光源側光学系170へ導光する。
励起光照射装置70は、投影装置10の筐体の左右方向における略中央部分であって背面パネル13近傍に配置される。そして、励起光照射装置70は、背面パネル13と光軸が平行になるよう配置された複数の半導体発光素子である青色レーザダイオード71から成る光源群(励起光源)、各青色レーザダイオード71からの出射光の光軸を正面パネル12方向に90度変換する反射ミラー群75、及び、青色レーザダイオード71と右側パネル14との間に配置されたヒートシンク81等を備える。
光源群は、複数の青色レーザダイオード71がマトリクス状に配置されて形成される。本実施形態の例では、図3の上下方向を行、紙面に垂直な方向を列として、左側パネル15側から見た側面視2行3列のマトリクス状に合計6個の青色レーザダイオード71が配置される。
各青色レーザダイオード71の光軸上には、各青色レーザダイオード71から出射される青色波長帯域光の指向性を高めるように平行光に変換する複数のコリメータレンズ73が配置される。反射ミラー群75は、複数の反射ミラーが階段状に配置されてミラー基盤と一体化して形成される。反射ミラー群75は、青色レーザダイオード71から出射される光線束を一方向に縮小して第一ダイクロイックミラー141へ向けて出射させる。
ヒートシンク81と背面パネル13との間には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261とヒートシンク81とによって青色レーザダイオード71が冷却される。さらに、反射ミラー群75と背面パネル13との間にも冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって反射ミラー群75等が冷却される。
蛍光ホイール装置100は、励起光照射装置70から出射される励起光の光路上であって、正面パネル12の近傍に配置される。蛍光ホイール装置100は、蛍光体ホイール101、モータ110、集光レンズ群111、集光レンズ115を備える。
蛍光体ホイール101は、正面パネル12と略平行となるように、つまり、励起光照射装置70からの出射光の光軸と直交するように配置される。モータ110は、蛍光体ホイール101を回転駆動させる。集光レンズ群111は、励起光照射装置70から出射される励起光を蛍光体ホイール101に集光させるとともに蛍光体ホイール101から背面パネル13方向に出射される蛍光光を集光する。集光レンズ115は、蛍光体ホイール101から正面パネル12方向に出射される蛍光光を集光する。なお、モータ110の正面パネル12側には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって蛍光ホイール装置100等が冷却される。
蛍光体ホイール101は略円盤状に形成される。蛍光体ホイール101の中心軸はモータ110の軸部に固定される。蛍光体ホイール101の基材は銅やアルミニウム等の金属により形成することができる。励起光照射装置70側の基材の表面は銀蒸着等によってミラー加工された反射面となっている。蛍光体ホイール101の外周縁近傍には、励起光の入射側に、緑色波長帯域光を出射する蛍光発光領域と青色波長帯域光を透過する透過領域とが周方向に並設される。
蛍光発光領域には緑色蛍光体である蛍光体層が形成される。蛍光体層は、ミラー加工された蛍光体ホイール101の反射面上に形成される。透過領域は、半円弧状に形成される。透過領域は、例えば、蛍光体ホイール101の基材の外周縁部に形成された切欠き部に、透光性を有する透明基材が嵌入されて形成される。
蛍光体層は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光が照射されると、緑色波長帯域光の蛍光光を出射する。透過領域は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光が照射されると、その光を拡散させて蛍光体ホイール101の表側から裏側へ向かって透過させる。
赤色光源装置120には、青色レーザダイオード71と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、が設けられる。赤色光源121は、赤色波長帯域光を出射する半導体発光素子である発光ダイオードである。また、赤色光源装置120は、赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の光軸が、蛍光体ホイール101から出射される緑色波長帯域光の光軸と交差するように配置される。また、赤色光源装置120は、赤色光源121の右側パネル14側にヒートシンク130を備える。このヒートシンク130と正面パネル12との間には冷却ファン261が配置されている。赤色光源121は、この冷却ファン261及びヒートシンク130によって冷却される。
導光光学系140は、ダイクロイックミラー(第一ダイクロイックミラー141,第二ダイクロイックミラー148)、各色波長帯域の光線束の光軸を変換して同一の光軸とさせる反射ミラー(第一反射ミラー143,第二反射ミラー145)、各色波長帯域の光線束を集光させる集光レンズ146,147,149等からなる。以下、各部材について説明する。
第一ダイクロイックミラー141は、反射ミラー群75と集光レンズ群111との間の位置に配置される。赤色光源121が出射する赤色波長帯域光は第一ダイクロイックミラー141を透過し、蛍光体ホイール101から出射される緑色波長帯域光は第一ダイクロイックミラー141を反射するため、赤色波長帯域光と緑色波長帯域光は集光レンズ149に向かって同一光路となる。
蛍光体ホイール101を透過して出射された青色波長帯域光の光軸上、つまり、集光レンズ115と正面パネル12との間には、第一反射ミラー143が配置される。
第一反射ミラー143は、青色波長帯域光を反射して、集光レンズ146へ導光する。集光レンズ146は、第一反射ミラー143の左側パネル15側に配置される。第二反射ミラー145は、集光レンズ146の左側パネル15側に配置される。第二反射ミラー145は、集光レンズ146から入射される青色波長帯域光の光軸を背面パネル13側に90度変換する。
集光レンズ147は、第二反射ミラー145の背面パネル13側に配置される。また、第二ダイクロイックミラー148は、集光レンズ149の左側パネル15側であって、集光レンズ147の背面パネル13側に配置される。第二ダイクロイックミラー148は、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光を反射し、青色波長帯域光を透過させる。
集光レンズ147により集光された青色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148を透過して、光源側光学系170の集光レンズ173に集光される。
また、集光レンズ149は、第一ダイクロイックミラー141の左側パネル15側に配置される。第一ダイクロイックミラー141において反射された緑色波長帯域光及び透過した赤色波長帯域光は、集光レンズ149に導光される。集光レンズ149に入射して集光された緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148により反射され、光源側光学系170の集光レンズ173に集光される。こうして、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光が光源側光学系170に導光される。
光源側光学系170は、集光レンズ173、ライトトンネル175、集光レンズ178、光軸変換ミラー181、集光レンズ183、照射ミラー185、コンデンサレンズ195等により構成されている。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を投影側光学系220に向けて出射するので、投影側光学系220の一部でもある。
集光レンズ173は、ライトトンネル175の入射口の近傍に配置され、光源光を集光する。集光レンズ173により集光された各色波長帯域光は、ライトトンネル175に向かって出射される。
光軸変換ミラー181は、ライトトンネル175の背面パネル13側の光軸上である、集光レンズ178の後方に配置される。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により、左側パネル15側に光軸を変換される。また、光軸変換ミラー181の裏面には、照度値取得手段である照度センサ90が配置される。照度センサ90は、光軸変換ミラー181に導光されて反射される光の漏れ光又は間接光が照度センサ90に入射するような位置に設置される。つまり、照度センサ90は、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光を受光可能な位置に配置される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。なお、本実施形態では、表示素子51としてDMDを使用している。表示素子51は、背面パネル13側に設けられたヒートシンク190により冷却される。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影側光学系220は、コンデンサレンズ195、可動レンズ群235、固定レンズ群225等により構成される。可動レンズ群235は、レンズモータにより移動可能に形成される。そして、可動レンズ群235及び固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。よって、可動レンズ群235を備える投影側光学系220は、可変焦点型レンズであり、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光体ホイール101を回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から適宜のタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140及び光源側光学系170を介して表示素子51に入射される。そのため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、光源装置60の異常検出方法について説明する。図4は、検出部27の判定処理のメインフローを示す図である。図5は、検出部27の取得セグメント設定処理(S102)のフローを示す図である。図6は、検出部27のタイミング割り込み処理(S104)のフローを示す図である。以下、図7に示す、投影装置10のトリガー信号であるタイミング信号と、照度センサ90の出力のタイムチャートを例に説明する。
ステップS101で、検出部27は、制御部38より、記憶部32に予め記憶されているセグメント情報を取得する。取得するセグメント情報には、フレーム内で時分割されるセグメント数Nsが含まれる。
本実施形態の光源装置60は、図7に示すように、1つのフレームFを、赤色波長帯域光Lを出射するセグメント期間P11と、緑色波長帯域光Lを出射するセグメント期間P12と、青色波長帯域光Lを出射するセグメント期間P13に時分割して出射している。また、光源装置60は、フレームF以降のフレームF,Fも同様に、赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L及び青色波長帯域光Lを順に出射する。赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L及び青色波長帯域光Lは、制御部38から送信されるセグメント期間を切り換えるためのパルス状のタイミング信号a1を光源制御部41が受信すると、光源制御部41が光源部(赤色光源装置120,励起光照射装置70又は緑色光源装置80)に発光指示することで各々出射される。なお、本実施形態におけるタイミング信号a1のみではいずれの波長帯域の光を出射させる指示であるかの区別はしていないが、光源装置60が出射する光のセグメント数Nsは予め定められている。
また、検出部27は、ステップS101で、各フレームF,F・・・F内のセグメント期間の数は「3」であるため、セグメント数Nsとして「3」を取得する。
ステップS102で、検出部27は、取得セグメント設定処理を行う。図5のステップS201で、検出部27は、光源装置60の光源部(赤色光源装置120,励起光照射装置70又は緑色光源装置80)が点灯していることを光源制御部41から受信する情報等により確認する。ステップS202で、検出部27は、タイミング信号a1の割り込み処理を有効にする。
図7の例では、検出部27は、時間=「0」の初期状態で光源装置60の光源部(励起光照射装置70)から青色波長帯域光Lが出射されているため、ステップS202でタイミング信号a1の割り込み処理が有効にされる。
ステップS203で、検出部27は、タイミング信号a1を受信したことを契機に割り込み処理が発生したか判定する。タイミング信号a1は、制御部38により光源制御部41と検出部27に対し同時に送信される。検出部27は、タイミング信号a1を制御部38から受信すると割り込み処理を発生させ(S203,Y)、ステップS204〜S206の割り込み処理を行う。一方、検出部27は、タイミング信号a1を制御部38から受信しない場合に割り込み処理を発生させず(S203,N)、ステップS203の判定処理を繰り返す。
図7の例では、検出部27は、タイミングT11において、タイミング信号a1を受信している。そのため、検出部27は割り込み処理が発生したと判定して、ステップS204の処理に進む。
ステップS204で、検出部27は、照度センサ90によりタイミング信号a1の受信タイミングから予め定められた遅延時間T経過後に照度値を取得する。照度センサ90は、このタイミング信号a1の立ち上りに同期して、照度値を取得する。タイミング信号a1により出射された光は初め安定しないことがあるため、照度値の取得タイミングを遅延時間Tにより遅らせている。また、検出部27は、取得した照度値をAD(アナログ−デジタル)変換したデジタル値として、内部のバッファ又は記憶部32に記憶する。
図7では、検出部27は、タイミングT11から遅延時間Tを経過したタイミングT12において、光源装置60内を導光されている赤色波長帯域光Lの照度値Vを照度センサ90から取得する。そして、検出部27は、取得した照度値Vを内部のバッファ等へ記憶する。
ステップS205で、検出部27は、ステップS204で取得した照度値が複数あるときは照度値の大きさを比較し、大小関係を求める。また、検出部27は、比較する照度値が無い場合は、ステップS205の処理を行わずにステップS206の処理に進む。
図7のタイミングT12で照度値Vを取得した場合、検出部27は、現在記憶されている照度値が他にないために、値を比較する処理を行わず、ステップS206に進む。
ステップS206で、検出部27は、1つのフレーム中の全てのセグメント期間に出射された照度値を比較したか判定する。検出部27は、全てのセグメント期間に出射された照度値の比較を終えていない場合(S206,N)、ステップS203の処理に戻り、全てのセグメント期間に出射された照度値の比較を終えた場合は(S206,Y)、ステップS207の処理に進む。
図7のタイミングT12の直後では、検出部27は、取得した照度値が照度値Vのみであるため、ステップS203の処理に戻る。その後、検出部27は、タイミングT13で再度タイミング信号a1を受信して(S203,Y)、タイミングT14で緑色波長帯域光Lの照度値Vを取得する(S204)。検出部27は、先に取得した赤色波長帯域光Lの照度値Vと、緑色波長帯域光Lの照度値Vとを比較して大小関係を求める(S205)。そして、検出部27は、フレームF内の全ての照度値の比較を終えていないため(S206,N)、ステップS203の処理に戻る。検出部27は、タイミングT15で再度タイミング信号a1を受信して(S203,Y)、タイミングT16で青色波長帯域光Lの照度値Vを取得する(S204)。これにより、検出部27は、1つのフレームF中の全ての照度値V,V,Vの比較をして大小関係を求めることができるため(S205、S206,Y)、ステップS207の処理に進む。
ステップS207で、検出部27は、ステップS206で比較した全ての照度値のうち、最も照度値が高い光を、光源装置60の異常判定用の最大照度光として特定する。また、検出部27は、その最大照度光を出射するセグメント期間をカウントするための取得用カウンタNcを設定する。
図7の例では、照度値V,V,Vは、緑色波長帯域光L、青色波長帯域光L、赤色波長帯域光Lの順に小さくなる。そのため、検出部27は、緑色波長帯域光Lの光を、最大照度光として特定し、セグメント期間P12がフレームF内において2番目に位置するため、取得用カウンタNcを「2」に設定する。つまり、ここで設定される取得用カウンタNcの値「2」は、検出部27がフレームF内の最後のセグメント期間P13に出射される光の照度値Vを取得したタイミングT16の直後から、タイミング信号a1を2回受信すると、再度タイミングT24で照度値Vの取得が可能であることを示している。
検出部27は、ステップS207の処理の後、ステップS103の処理に進む。
図4に戻り、ステップS103で、検出部27は、(i)タイミング信号a1を受信するか、又は(ii)割り込みタイマーが満了するまで待機する。検出部27は、タイミング信号a1を受信した場合は(S103,(i))ステップS104の処理に進み、割り込みタイマーが満了した場合は(S103,(ii))ステップS105の処理に進む。また、検出部27は、タイミング信号a1の受信及び割り込みタイマーの満了が無い場合は、待機する。
図7では、検出部27は、タイミングT21でタイミング信号a1を受信すると(S103,(i))ステップS104の処理に進む。
ステップS104のタイミング割り込み処理は、次のように行われる。まず、図6のステップS301で、検出部27は、現在の取得用カウンタNcから「1」を減ずる処理を行う。
ステップS302で、検出部27は、取得用カウンタNcが「0」であるか判定する。検出部27は、取得用カウンタNcが「0」である場合は(S302,Y)ステップS303の処理へ進み、取得用カウンタNcが「0」でない場合は(S302,N)図6の処理を終了する。
ステップS303で、検出部27は、取得用カウンタNcを、ステップS101で設定したセグメント数Nsの値に設定する。
ステップS304で、検出部27は、割り込みタイマーを設定する。割り込みタイマーの時間は、タイミング信号a1を受信してから照度センサ90が照度値を取得するまでの遅延時間Tであり、予め記憶部32に記憶させることができる。割り込みタイマーの設定がされると、図2等には図示しない計時部によりその遅延時間のカウントが開始される。なお、本実施形態では、ステップS304で設定される遅延時間Tと、ステップS204の照度値を取得する為の遅延時間Tは同じである。
図7の例では、タイミングT21の直後におけるステップS301で、検出部27は、ステップS207で設定した現在の取得用カウンタNcについて「2」から「1」を減ずる処理を行う。そして、検出部27は、ステップS302で現在の取得用カウンタNcが「1」であり、「0」でないことから(S302,N)図6の処理を終了する。図6の処理を終えると、検出部27は、図4のステップS106の処理に進む。
ステップS106で、検出部27は、ステップS105で取得された最大照度光の照度値が異常か否か判定する。検出部27は、取得された最大照度光の照度値が予め定められた閾値Vref以上である場合に光源装置60が正常と判定して(S106,正常)ステップS103の処理に戻る。検出部27は、取得された最大照度光の照度値が閾値Vref未満の場合に光源装置60が異常状態であると判定して(S106,異常)ステップS107の処理に進む。なお、検出部27は、判定用に取得された最大照度光が取得されていない場合も光源装置60が正常と判定することができる(S106,正常)。
図7の例においてタイミングT21でタイミング信号a1を受信した直後では、検出部27は、最大照度光である緑色波長帯域光Lの照度値Vを取得していないため、ステップS106の判定処理では正常と判定される。その後、検出部27は、タイミングT23でタイミング信号a1を受信すると(S103,(i))、現在の取得用カウンタNc「1」から「1」を減じて「0」にする(S301)。検出部27は、取得用カウンタNcが「0」であるため(S302,Y)、取得用カウンタNcをセグメント数Nsである「3」に設定する(S303)。その後、検出部27は、割り込みタイマーとして遅延時間Tを設定し(S304)、図4のステップS106の処理に進む。
検出部27は、ここでも最大照度光である緑色波長帯域光Lの照度値Vを取得していないため、ステップS106の判定処理では正常と判定される(ステップS106,正常)。その後、検出部27は、タイミングT24で、割り込みタイマーである遅延時間Tが経過するため(S103,(ii))、現在出射されている最大照度光である緑色波長帯域光Lの照度値Vを取得する(S105)。
ステップS106で、検出部27は、取得された最大照度光である緑色波長帯域光Lの照度値Vが閾値Vref以上であるため、光源装置60が正常と判定する(S106,正常)。よって、検出部27は、ステップS103の処理に戻り、以降、タイミング信号a1又は割り込みタイマーの満了を契機にステップS103〜S106の処理が繰り返される。
ステップS107で、検出部27は、図2に示した制御部38に対し、光源装置60が異常状態であることを示す光源異常判定指示を送信する。その後、制御部38は、光源制御部41により光源装置60の動作を停止させる。ステップS107では、制御部38及び光源制御部41は光源停止手段として機能する。
以上、本実施形態では、蛍光体ホイール101が一周する期間である1フレーム中に、3回のタイミング信号割込処理と1回のタイマー割込処理が発生するように割り込み処理を少なくすることができるため、制御部38や検出部27等の処理負荷を軽減させることができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。図8は、実施形態2の検出部27が行う異常判定のメインフローを示す図である。図9は、実施形態2の投影装置10におけるトリガー信号であるインデックス信号a2と照度センサ90の出力のタイムチャートを示す図である。
本実施形態では、検出部27は、制御部38から送信されるタイミング信号a1の代わりに、図3の蛍光ホイール装置100に設けたインデックスマーク(不図示)を検出し、インデックスマークの検出によりセンサから入力されるインデックス信号a2の受信タイミングから予め定められた遅延時間T経過後に、最大照度光の照度値の検出を行う。本実施形態のインデックスマークは、モータ110と接続される蛍光体ホイール101の回転軸の側面に形成されて光を吸収する黒色の吸収体である。光吸収体は、塗料の塗布等により形成することができる。検出部27は、そのインデックスマークを図示しない反射型の光センサにより、蛍光体ホイール101が一周する毎に検出する。よって、蛍光体ホイール101の回転速度と、フレームの周期はインデックス信号a2と同期している。
図8のステップS401で、検出部27は、記憶部32に予め記憶されたタイマー値情報として遅延時間Tを制御部38を介して取得する。遅延時間Tは、後のステップS402で検出部27が照度値の検出を行う際のタイミングを定めるために用いられる。
ステップS402で、検出部27は、(i)インデックス信号a2を受信したか、又は(ii)割り込みタイマーが満了したかを判定する。検出部27は、光センサによりインデックス信号a2を受信した場合(S402,(i))、ステップS403の処理に進み、割り込みタイマーが満了した場合(S402,(ii))、ステップS404の処理に進む。
ステップS403で、検出部27は、ステップS401において取得した遅延時間Tを割り込みタイマーとして設定する。
一方、ステップS404で、検出部27は、インデックス信号a2の受信タイミングから遅延時間T経過後に照度センサ90から最大照度光の照度値を取得する。取得された照度値は検出部27の内部のバッファ等へ記憶される。
ステップS405で、検出部27は、取得した最大照度光の照度値が異常状態であるか判定する。異常状態であるか否かの判定は、実施形態1と同様に行うことができる。すなわち、検出部27は、ステップS404で取得した照度値が閾値Vref以上である場合に光源装置60が正常と判定し、照度値が閾値Vref未満である場合に光源装置60が異常状態であると判定する。検出部27は、照度値が正常であると判定した場合は、ステップS402の処理に戻り、照度値が異常状態であると判定した場合はステップS406の処理に進む。なお、ステップS405で異常判定する照度値を取得していない場合は、検出部27は、正常と判定して(S405,正常)ステップS402の処理に戻る。
図9の例では、検出部27は、まずタイミングT11においてインデックス信号a2を受信するため(S402,(i))、遅延時間Tを割り込みタイマーとして設定する(S403)。検出部27は、この時点では異常判定するための照度値を取得していないため、光源装置60が正常と判定して(S405,正常)ステップS402の処理に戻る。
その後、検出部27は、割り込みタイマーがカウントされて満了すると(S402,(ii))、インデックス信号a2を受信してから遅延時間T経過した時点であるタイミングT13に、照度センサ90から照度値を取得する。本実施形態では、フレームFのセグメント期間P12で最大照度光である緑色波長帯域光Lの照度値Vを取得する。
検出部27は、図9に示すように取得した照度値Vが閾値Vref以上であるため光源装置60が正常と判定し(S405,正常)、ステップS402〜S405の処理を繰り返す。
ステップS406で、検出部27は、ステップS107と同様、制御部38対し光源装置60が異常状態であることを示す異常判定結果を送信し、制御部38が光源制御部41により光源装置60の動作を停止させる。ステップS406では、制御部38及び光源制御部41は光源停止手段として機能する。
以上、本実施形態では、ホイールが一周するフレーム毎に、割り込み処理をインデックス信号a2による割り込み処理と、タイマー割り込み処理とをそれぞれ1回の合計2回に低減させることができる。また、フレーム中に分割されるセグメント数Nsが増加しても、割り込み処理の回数が増加しないため検出部27等の処理負荷に影響を与えないという利点がある。例えば、フレーム中に4つのセグメントを設けた場合、タイミング信号a1を受信する度に照度値を取得すると合計8回の割り込み処理が発生するのに対し、本実施形態の異常判定方法では、3つのセグメントであってもインデックス信号a2により4つのセグメントであっても合計2回の割り込み処理に低減することができる。
なお、インデックスマークは、蛍光ホイール装置100に設けられた切欠や貫通孔としてもよい。この場合、光センサとして反射型光センサや透過型光センサを用いることができる。
また、照度センサ90は、光源装置60において、赤色波長帯域光が受光されない位置に配置してもよい。
以上、説明した光源装置60は、フレーム内で時分割されたセグメント期間に光を出射する光源部と、フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間T経過後に、そのフレーム内に光源部より出射される最大照度光の照度値を取得する照度値取得手段と、この照度値取得手段により取得された照度値が所定の閾値Vref未満である場合に光源部が異常状態であると検出する検出手段とを備える。そのため、一つのフレーム中で比較的少ない回数の割り込み処理により、低い負荷で光源の異常状態を検出する異常検出装置、投影装置10、異常検出方法及びプログラムを提供することができる。
また、トリガー信号がフレーム内で複数回送信されるタイミング信号a1であり、照度値取得手段が、最も照度値が高い光を出射するセグメント期間に切り換えるタイミング信号a1の受信のタイミングから、遅延時間T経過後にその照度値を取得する異常検出装置は、専用のトリガー信号を別途送信せずに、セグメントの切り換えと同期させて照度値を取得することができる
また、照度値取得手段が、予め、フレーム内におけるセグメント期間に出射された全ての光の照度値を取得して比較し、最も照度値が高い光を出射させるためのトリガー信号を特定する取得用カウンタNcを取得する異常検出装置は、異常判定を行うための照度値の取得のタイミングを自動で取得することができる。
また、照度値取得手段が、フレーム中にトリガー信号を受信する毎に取得用カウンタNcをカウントし、取得用カウンタNcの値が満了すると最も照度値が高い光が出射されるセグメント期間であると判定して、照度値を取得する異常検出装置は、照度値を取得するセグメント期間を自動で判定することができる。
また、光源部がフレームの周期と同期して回転駆動する蛍光体ホイール101を含み、トリガー信号が蛍光体ホイール101又は蛍光体ホイール101の回転軸に形成されたインデックスマークをセンサが検出して出力するインデックス信号a2である異常検出装置は、フレーム中の割り込み処理をインデックス信号a2の受信と、割り込みタイマーの満了の少ない回数に低減することができる。
また、インデックスマークが回転軸の側面に形成された光吸収体であり、検出手段が光吸収体を光センサにより検出する光源装置60は、簡易な方法によりセグメントの切り換えと同期させて照度値を取得することができる。
また、検出手段が光源部を異常と判定した場合、光源部の駆動を停止させる光源停止手段を更に備える異常検出装置は、光源装置60が意図しない方法で利用されることを防止して、安全性を向上させることができる。
なお、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] フレーム内で時分割されたセグメント期間毎に光を出射する光源部と、
前記フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間経過後に、前記フレーム内に前記光源部より出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、
前記照度値取得手段により取得された前記照度値が所定の閾値未満である場合に前記光源部が異常状態であると検出する検出手段と、
を備えることを特徴とする異常検出装置。
[2] 前記トリガー信号は、前記フレーム内で複数回送信されるタイミング信号であり、
前記照度値取得手段は、最も照度値が高い光を出射する前記セグメント期間に切り換える前記タイミング信号の受信のタイミングから、前記遅延時間経過後に前記照度値を取得する、
ことを特徴とする上記[1]に記載の異常検出装置。
[3] 前記照度値取得手段は、予め、前記フレーム内における前記セグメント期間に出射された全ての光の前記照度値を取得して比較し、最も照度値が高い光を出射させるための前記トリガー信号を特定する取得用カウンタを取得することを特徴とする上記[1]又は上記[2]に記載の異常検出装置。
[4] 前記照度値取得手段は、前記フレーム中に前記トリガー信号を受信する毎に前記取得用カウンタをカウントし、前記取得用カウンタの値が満了すると最も照度値が高い光が出射される前記セグメント期間であると判定して、前記照度値を取得することを特徴とする上記[3]に記載の異常検出装置。
[5] 前記光源部は、前記フレームの周期と同期して回転駆動する蛍光体ホイールを含み、
前記トリガー信号は、前記蛍光体ホイール又は前記蛍光体ホイールの回転軸に形成されたインデックスマークをセンサが検出して出力するインデックス信号である、
ことを特徴とする上記[1]に記載の異常検出装置。
[6] 前記インデックスマークは、前記回転軸の側面に形成された光吸収体であり、
前記検出手段は、前記光吸収体を光センサにより検出する、
ことを特徴とする上記[5]に記載の異常検出装置。
[7] 前記検出手段により、前記光源部が異常状態であると判定された場合、前記光源部の駆動を停止させる光源停止手段を更に備えることを特徴とする上記[1]乃至上記[6]の何れかに記載の異常検出装置。
[8] 上記[1]乃至上記[7]の何れか記載の異常検出装置と、
前記光源部からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と前記異常検出装置を制御する制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
[9] 異常検出装置の異常検出方法であって、
フレーム内で時分割されたセグメント期間毎に光を出射する発光手段と、
前記フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間経過後に、前記フレーム内に前記発光手段より出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、
前記照度値取得手段により取得された前記照度値が所定の閾値未満である場合に前記発光手段が異常状態であると検出する検出手段と、
を備えることを特徴とする異常検出方法。
[10] 異常検出装置が実行するプログラムであって、
フレーム内で時分割されたセグメント期間毎に光を出射する発光手段、
前記フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間経過後に、前記フレーム内に前記発光手段より出射される光の照度値を取得する照度値取得手段、及び、
前記照度値取得手段により取得された前記照度値が所定の閾値未満である場合に前記発光手段が異常状態であると検出する検出手段、
としての機能を実行することを特徴とするプログラム。
10 投影装置
11 上面パネル 12 正面パネル
13 背面パネル 14 右側パネル
15 左側パネル 17 排気孔
18 吸気孔 19 レンズカバー
20 端子 21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 27 検出部
31 画像圧縮/伸長部 32 記憶部
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御部 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 51 表示素子
60 光源装置 70 励起光照射装置
71 青色レーザダイオード 73 コリメータレンズ
75 反射ミラー群 80 緑色光源装置
81 ヒートシンク 90 照度センサ
100 蛍光ホイール装置 101 蛍光体ホイール
110 モータ 111 集光レンズ群
115 集光レンズ 120 赤色光源装置
121 赤色光源 125 集光レンズ群
130 ヒートシンク 140 導光光学系
141 第一ダイクロイックミラー 143 第一反射ミラー
145 第二反射ミラー 146 集光レンズ
147 集光レンズ 148 第二ダイクロイックミラー
149 集光レンズ 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 181 光軸変換ミラー
183 集光レンズ 185 照射ミラー
190 ヒートシンク 195 コンデンサレンズ
220 投影側光学系 225 固定レンズ群
235 可動レンズ群 241 制御回路基板
261 冷却ファン
〜F フレーム L 赤色波長帯域光
緑色波長帯域光 L 青色波長帯域光
Nc 取得用カウンタ Ns セグメント数
11〜T13 セグメント期間 T11〜T16 タイミング
21〜T26 タイミング T31 タイミング
遅延時間 V〜V 照度値
ref 閾値
a1 タイミング信号 a2 インデックス信号

Claims (10)

  1. フレーム内で時分割されたセグメント期間毎に光を出射する光源部と、
    前記フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間経過後に、前記フレーム内に前記光源部より出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、
    前記照度値取得手段により取得された前記照度値が所定の閾値未満である場合に前記光源部が異常状態であると検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする異常検出装置。
  2. 前記トリガー信号は、前記フレーム内で複数回送信されるタイミング信号であり、
    前記照度値取得手段は、最も照度値が高い光を出射する前記セグメント期間に切り換える前記タイミング信号の受信のタイミングから、前記遅延時間経過後に前記照度値を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記照度値取得手段は、予め、前記フレーム内における前記セグメント期間に出射された全ての光の前記照度値を取得して比較し、最も照度値が高い光を出射させるための前記トリガー信号を特定する取得用カウンタを取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の異常検出装置。
  4. 前記照度値取得手段は、前記フレーム中に前記トリガー信号を受信する毎に前記取得用カウンタをカウントし、前記取得用カウンタの値が満了すると最も照度値が高い光が出射される前記セグメント期間であると判定して、前記照度値を取得することを特徴とする請求項3に記載の異常検出装置。
  5. 前記光源部は、前記フレームの周期と同期して回転駆動する蛍光体ホイールを含み、
    前記トリガー信号は、前記蛍光体ホイール又は前記蛍光体ホイールの回転軸に形成されたインデックスマークをセンサが検出して出力するインデックス信号である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  6. 前記インデックスマークは、前記回転軸の側面に形成された光吸収体であり、
    前記検出手段は、前記光吸収体を光センサにより検出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の異常検出装置。
  7. 前記検出手段により、前記光源部が異常状態であると判定された場合、前記光源部の駆動を停止させる光源停止手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の異常検出装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか記載の異常検出装置と、
    前記光源部からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記表示素子と前記異常検出装置を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする投影装置。
  9. 異常検出装置の異常検出方法であって、
    フレーム内で時分割されたセグメント期間毎に光を出射する発光手段と、
    前記フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間経過後に、前記フレーム内に前記発光手段より出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、
    前記照度値取得手段により取得された前記照度値が所定の閾値未満である場合に前記発光手段が異常状態であると検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする異常検出方法。
  10. 異常検出装置が実行するプログラムであって、
    フレーム内で時分割されたセグメント期間毎に光を出射する発光手段、
    前記フレームと同期したトリガー信号の受信のタイミングから、最も照度値が高いセグメント期間となる所定の遅延時間経過後に、前記フレーム内に前記発光手段より出射される光の照度値を取得する照度値取得手段、及び、
    前記照度値取得手段により取得された前記照度値が所定の閾値未満である場合に前記発光手段が異常状態であると検出する検出手段、
    としての機能を実行することを特徴とするプログラム。
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