JP2019120804A - 表示装置および記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光漏れを抑制できる表示装置を提供する。【解決手段】第1表示窓21と第2表示窓22を有し遮光性材料で形成された表示カバー20と、第1表示窓から視認可能な第1表示部40と、第2表示窓から視認可能な第2表示部50と、を有し光透過性材料で一体的に形成された表示部材30と、第1表示部と第2表示部の間に設けられた遮光リブ23と、第1表示部、第2表示部に対応する光源71、72と、を備え、第1表示部は光源の光が入射する入射部41と、第1表示窓から視認可能で入射部に入射した光を射出する射出部42とを有し、第2表示部は、第2表示窓から視認可能な第1面54と、第1面の裏面である第2面53と、を有し、表示部材は、第1表示部の入射部及び射出部以外の部分から延びる第1腕部45と、第2表示部の第1面及び第2面以外の部分から延びる第2腕部55と、をさらに有し、第1腕部は、端部以外の部分が第2腕部と接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器に用いられ、光で動作状態を表示する表示装置および記録装置に関する。
電子機器の動作状態を表示するために、電子機器には各種の表示装置が設けられている。表示装置の一つとして、光源に対応する表示部を外装パネルに形成し、表示部における光の点滅によって動作状態を示すものが知られている。このような表示装置では、光源と表示部の対を複数設けることで、複数の動作状態を表示することもある。
複数の表示部を近接して設ける場合、連結部によって各表示部を連結して一体化する構成を採用することがある。この構成を採用すると、光源からの光が対応する表示部以外に、連結部を介して別の表示部に漏れてしまうことがある。特許文献1ではこれに対して、2つの遮光リブを設けることで、対応しない表示部から光源の光が漏れることを抑制している。
特開2009−170717号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、2つの表示部の間に2つの遮光リブを設けるために2つの表示部を所定距離以上離す必要がある。これにより、表示装置が大型化することがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、光漏れを抑制することができ、且つ、小型化ができる表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る表示装置は、第1表示窓と第2表示窓を有し遮光性材料で形成されたカバー部材と、前記第1表示窓から視認可能な第1表示部と、前記第2表示窓から視認可能な第2表示部と、を有し光透過性材料で一体的に形成された表示部材と、前記第1表示部と前記第2表示部の間に設けられた遮光リブと、前記第1表示部に対応する光源と、を備え、前記第1表示部は前記光源の光が入射する入射部と、前記第1表示窓から視認可能で前記入射部に入射した光を射出する射出部とを有し、前記第2表示部は、前記第2表示窓から視認可能な第1面と、前記第1面の裏面である第2面と、を有し、前記表示部材は、前記第1表示部の前記入射部及び前記射出部以外の部分から延びる第1腕部と、前記第2表示部の前記第1面及び前記第2面以外の部分から延びる第2腕部と、をさらに有し、前記第1腕部は、当該端部以外の部分が前記第2腕部と接続されることを特徴とする。
本発明によれば、光漏れを抑制することができ、且つ、小型化ができる表示装置を提供することができる。
(a)は第1実施形態に係る表示装置の上面図であり、(b)は表示装置の断面図であり、(c)は表示装置の分解斜視図である。 第1実施形態に係る表示装置の断面図である。 第1実施形態に係る表示装置のライトガイド部における光の進み方を説明する断面拡大図である。 (a)は第2実施形態に係る記録装置の上面図であり、(b)はLCDを示す上面拡大図である。 (a)は第2実施形態に係る表示操作部の断面図であり、(b)は表示操作部の分解斜視図である。 (a)は第2実施形態の表示操作部を示す上面図であり、(b)は(a)のD−D断面図である。 第2実施形態の変形例の表示操作部を示す上面図である。
以下で、図面を参照して本発明に係る表示装置の実施形態について説明する。また、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
本実施形態に係る表示装置1の構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1(a)は表示装置1の上面図を示し、図1(b)は図1(a)におけるA−A断面図を示し、図1(c)は図1(a)に示す表示装置1の分解斜視図を示す。表示装置1は主に、ボトムフレーム10と、表示カバー(カバー部材)20と、ライトガイド30と、回路基板70とによって構成されている。ボトムフレーム10および表示カバー20は、光を遮る不透明な樹脂(遮光性材料)で作られている。また、ボトムフレーム10と表示カバー20は組み合わさることで箱形状を形成し、外部から箱形状の内部へ進入しようとする光を遮る構成になっている。ボトムフレーム10と表示カバー20によって形成される箱形状の内部にはライトガイド30が配置され、ライトガイド30とボトムフレーム10との間には回路基板70が配されている。ライトガイド30は、光透過性樹脂(光透過性材料)で成形されている。
図1(c)に示すように、表示カバー20の上面には、第一表示窓21及び第二表示窓22が設けられている。また図1(b)に示すように、表示カバー20の内部には回路基板70に向けて突出した遮光リブ23が形成されている。
ライトガイド30は主に、第一表示部としての第一ライトガイド部40と、第二表示部としての第二ライトガイド部50と、第一ライトガイド部40と第二ライトガイド部50を連結するための連結部60と、を備え、それらが一体的に形成されている。第一ライトガイド部40は、第一入射部41と第一射出部42を備える。第二ライトガイド部50は、第二入射部53と第二射出部54を備える。第一射出部42は第一表示窓21に挿入可能であり、第二射出部54は第二表示窓22に挿入可能である。表示カバー20の遮光リブ23は、第一ライトガイド部40と第二ライトガイド部50との間に挿入可能な位置に配されている。第一ライトガイド部40と第二ライトガイド部50は、遮光リブ23によって互いに遮光されている。
回路基板70には、第一入射部41と対向する位置に第一LEDチップ(光源)71が配され、第二入射部53と対向する位置に第二LEDチップ72が配されている。第一LEDチップ71及び第二LEDチップ72は、回路基板70に設けられた不図示のLED点灯制御回路により、それぞれ独立して点灯・消灯することで、表示装置1を備えた電子機器(例えば記録装置)の動作状態に関する情報を示す。
図2は、図1(b)におけるB−B断面方向から見た表示装置1を示す。第一ライトガイド部40はさらに、水平方向に延びる第一腕部45を有する。第一腕部45は、第一ライトガイド部40のうち第一入射部41及び第一射出部42以外の部分と接続され、一端に第一端部46を有し、他端に第一係合部49を有する。同様に、第二ライトガイド部50は、水平方向に延びる第二腕部55を有する。第二腕部55は、第二ライトガイド部50のうち第二入射部53及び第二射出部54以外の部分と接続され、一端に第二端部56を有し、他端に第二係合部59を有する。第一腕部45と第二腕部55は接続部61によって接続されている。すなわち連結部60は、第一腕部45と第二腕部55と接続部61とによって構成されている。
第一係合部49と第二係合部59は、表示カバー20に設けられた第一係合爪24aと第二係合爪24bに対してそれぞれ係合可能である。第一係合部49と第一係合爪24aの係合、及び、第二係合部59と第二係合爪24bの係合によって、ライトガイド30は表示カバー20に対して位置決めされる。
表示カバー20にはさらに、ライトガイド30を保持して位置決めするための、爪形状の第一保持部25aと第二保持部25bとが設けられている。第一保持部25aは第一腕部45の途中に係合して保持し、第二保持部25bは第二腕部55の途中に係合して保持する。すなわちライトガイド30は、表示カバー20に設けられた第一係合爪24a、第二係合爪24b、第一保持部25a、第二保持部25bによって、表示カバー20に対して位置決めされている。
接続部61は、ライトガイド30を一体成型するために第一ライトガイド部40と第二ライトガイド部50を接続するものである。しかしながら、第一ライトガイド部40と第二ライトガイド部50が接続部61で接続されることによって、互いの光を遮光できず、接続部61を介して光が漏れる(伝わる)ことがある。例えば、第一LEDチップ71を点灯し第二LEDチップ72は消灯することで動作状態を表示する際に、接続部61を介して第二ライトガイド部50に光が漏れて第二LEDチップ72が点灯しているように見えてしまうことがある。これにより、ユーザは動作状態を正しく認識できないことがある。
これに対して本実施形態では、第一端部46と第二端部56を接続部61で接続する構成ではなく、第一腕部45の端部以外の場所及び第二腕部55の端部以外の場所と接続部61を接続する構成を採用する。以下で詳細に説明する。
第一端部46は、第一反射面47と第一出光面48を有する。第一反射面47は、第一腕部45が延在する方向に対して斜めに設けられた面である。第一出光面48は、第一腕部45の一部であり、接続部61と接続されている側面と対向する側面に設けられている。第二端部56も同様に、第二反射面57と第二出光面58を有する。第二反射面57は、第二腕部55が延在する方向に対して斜めに設けられた面である。第二出光面58は、第二腕部55の一部であり、接続部61が接続されている側面と対向する側面に設けられている。
図2と図3を用いて、各反射面と出光面の役割について説明する。図3は、第一ライトガイド部40における光の進み方を説明する、鉛直方向における断面拡大図である。図3においては、第一ライトガイド部40を例に説明するが、第二ライトガイド部50においても光の進み方は同様である。図3において、点線で示した矢印は光の進み方を示し、Z方向は鉛直方向を示す。
第一LEDチップ71から放射された光は、第一入射部41から第一ライトガイド部40に入射する。第一LEDチップ71から放射される光は拡散光のため、様々な方向に向かう光が放射される。L1は、第一入射部41から入射して反射せずに第一射出部42から射出される光である。L2は、第一入射部41から入射して、第一ライトガイド部40内部で反射して第一射出部42から射出される光である。L3は、第一入射部41から入射するものの、第一ライトガイド部40の内部で全反射せずに第一ライトガイド部40の外へ漏れ出る光である。L4は、第一入射部41から入射しない光である。第一射出部42に届いた光L1と光L2は、表示カバー20の第一表示窓21から射出される。一方、第一ライトガイド部40内部で反射する光L2の一部であるL2aは、反射によって第一腕部45に入射する。
図2において、点線で示した矢印は図3における光L2aのように、第一腕部45に入射した光の進み方を示す。図2では、第二腕部55に入射した光をL2cと示す。第一腕部45に入射した光L2aは、第一反射面47に到達すると反射によって向きを変えて、第一出光面48からライトガイド30の外に出る。第二ライトガイド部50においても、第二腕部55に入射した光L2cは、第二反射面57に到達すると反射によって向きを変えて、第二出光面58からライトガイド30の外に出る。
このように、第一反射面47と第二反射面57を設けることで、第一腕部45や第二腕部55に入射した光を接続部61とは異なる方向に導く。これにより、第一LEDチップ71の光が接続部61を介して第二ライトガイド部50へ導かれるのを抑制し、第二表示窓22へ光が漏れることを防止することができる。同様に、第二LEDチップ72の光が接続部61を介して第一ライトガイド部40へ導かれるのを抑制し、第一表示窓21へ光が漏れることを防止することができる。
仮に、接続部61を第一腕部45及び第二腕部55の端部に設けた場合、第一反射面47や第二反射面57を設けることができないため、内部における光の反射を制御することができない。従って本実施形態のように、第一腕部45の端部以外と第二腕部55の端部以外を接続部61によって接続することで、第一反射面47及び第二反射面57を設けることができ、各反射面によって光の反射を制御して外部へ導光することが可能となる。
なお、図3に示す光のうちL3とL4は、第一ライトガイド部40に入光しないため第一反射面47まで到達しないが、遮光リブ23によって第二ライトガイド部50への入光が抑制される。従って、第一LEDチップ71の光は、第一反射面47と遮光リブ23によって第二ライトガイド部50へ進入することが抑制される。同様に、第二LEDチップ72の光は、第二反射面57と遮光リブ23によって第一ライトガイド部40へ進入することが抑制される。このように、2つの光源を備え、各光源の光を導くライトガイドが近接して一体的に形成される構成において、連結部60に反射面を設け、2つのライトガイド部の間に1つの遮光リブ23を設けることで、光が漏れることを抑制することができる。これにより、従来よりも必要な遮光リブ23の数を低減することができ、表示装置1全体を小型化することができる。
なお、LEDチップや表示窓の個数は2個に限らず、3個以上でもよい。ライトガイド部が3個以上設けられる場合も、隣接する2つのライトガイド部の間に遮光リブを設け、連結部に反射面を設ける本実施形態と同様の構成によって光が漏れることを抑制することができる。
ライトガイド30は光透過性樹脂で形成されているため、光を全反射させるために第一反射面47及び第二反射面57を所定角度で設計する必要がある。しかしながら、第一反射面47及び第二反射面57に対して、鏡面インクの印刷、金属膜の貼り付けや金属蒸着等を行うことで、角度に依らず光を全反射させることができる。これにより、設計の自由度も向上させることができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態に係る表示装置を図4〜図6を用いて説明する。第2実施形態における表示装置は、インクジェット記録装置(以下、記録装置)200の表示操作部210に対応する。記録装置200は記録手段としての不図示の記録ヘッドを備え、記録ヘッドは吐出口からインクを吐出して記録媒体に画像を記録する。
図4(a)は記録装置200の上面図を示す。記録装置200の上面には、表示カバー220を備えた表示操作部210が設けられている。表示操作部210は主に、表示カバー220、第一表示部としてのアラームライトガイド260、第二表示部としてのLCD表示部270、スイッチ部材としての電源キー223及び停止キー224によって構成される。アラームライトガイド260とLCD表示部270は、光透過性樹脂で形成されている。LCD表示部270の内部にLCD290が配置されており、ユーザはLCD表示部270を通してLCD290の表示内容を視認することができる。
図4(b)は、LCD290の拡大図である。LCD290は、無線接続装置の状態表示部291、インク残量警告表示部292、及びメンテナンス誘導表示部293等を有し、記録装置200の動作状態に関する表示を行う。
図5(a)は、図4(a)に示すC−C断面方向から見た表示操作部210であり、図5(b)は表示操作部210の分解斜視図である。表示操作部210内部には、アラームライトガイド260とLCD表示部270が連結部280により一体的に形成された表示部材250が収容されている。すなわち、表示部材250は全体が光透過性樹脂で形成されており、表示部材250の一部であるアラームライトガイド260とLCD表示部270が表示カバー220から露出して、ユーザが視認可能になっている。
表示部材250は、光を透過しない不透明な樹脂成型部材Mに下面を支持されている。
電源キー223及び停止キー224は、樹脂成型部材Mの一部として一体的に形成されている。図5(b)に示す遮光リブ241も、樹脂成型部材Mの一部として一体成型されている。遮光リブ241の詳細は後述する。
樹脂成型部材Mの下方には、回路基板230が配されている。回路基板230は、アラームライトガイド260と対応する位置にアラーム表示LEDチップ231を有する。また回路基板230は、電源キー223に対応する電源スイッチ233と、停止キー224に対応する停止スイッチ234を有する。回路基板230は、不図示のLED点灯制御回路を有し、アラーム表示LEDチップ231の点灯・消灯を制御する。回路基板230は、不図示のLCD点灯制御回路を有し、LCD290の表示・非表示を制御する。表示操作部210は、アラーム表示LEDチップ231の点灯・消灯と、LCD290の表示・非表示の切り替えと組み合わせによって、記録装置200の詳細な動作状態を示す。
回路基板230の下には、ボトムフレーム225が配されている。表示カバー220とボトムフレーム225は光を透過しない不透明な樹脂で成形され、互いに係合することで箱形状となり、外部からの光を遮る構成となっている。
表示カバー220には、アラームライトガイド260を露出させるための第一表示窓221と、LCD表示部270を露出させるための第二表示窓222が設けられている。また、表示カバー220には、電源キー223を露出させるための開口226と、停止キー224を露出させるための開口227も設けられている。
アラームライトガイド260は、アラーム表示LEDチップ231から放射された光を受ける入射部261と、表示カバー220から露出して光を射出する射出部としてのアラーム表示窓262を有する。LCD表示部270は、表示カバー220から露出する外面274と、LCD290と対向する面であって外面274の裏面に相当する内面273と、から構成される(図5(a)参照)。
図6(a)は、表示部材250と遮光リブ241の位置関係を示す上面図であり、図6(b)は、図6(a)のD−D断面図である。アラームライトガイド260は図6(a)においてLCD表示部270の左上に配され、遮光リブ241はアラームライトガイド260とLCD表示部270の間に設けられている。連結部280は遮光リブ241を回り込むように樹脂成型部材Mより外側に配されながら、アラームライトガイド260とLCD表示部270とを接続する。
連結部280は、アラームライトガイド260から延びる第一腕部263と、LCD表示部270から延びる第二腕部271と、によって構成される。第一腕部263のうち、LCD表示部270に近い端部264には、第一出光面265と第一反射面266が設けられている。第一出光面265は、第一腕部263の一部であり、第二腕部271と接続される側面と対向する側面に設けられている。第一反射面266は、第一腕部263が延在する方向に対して斜めに設けられた面であり、アラームライトガイド260からの光を第一出光面265に導くための反射形状となっている。なお、第一出光面265は第二腕部271と接続される面以外であれば、他の側面の一部であってもよい。第1実施形態と同様に、連結部280は第一腕部263の端部264以外の場所と第二腕部271とが接続される構成となっている。
アラーム表示LEDチップ231が点灯すると、一部の光はアラームライトガイド260に入射する。アラームライトガイド260に入射した光L3aは、第一腕部263に沿って第一反射面266まで導かれる。第一反射面266に到達した光L3aは反射して、LCD表示部270に向かう方向の反対方向の光L3bになり、第一出光面265から連結部280の外へ出る。
このように、第一腕部263の第一反射面266が設けられた端部264以外の場所と第二腕部271とを接続する構成にすることで、第一腕部263に入射した光L3aが第二腕部271に導かれることを抑制することができる。すなわち、LCD表示部270に対してアラーム表示LEDチップ231の光が漏れ出ることが抑制される。なお、第一反射面266によって反射された光L3bの方向はこれに限らず、LCD表示部270に向かわない方向であればよい。
上述したようにLCD290は記録装置200の様々な状態を表示するが、特にインク残量警告表示部292を表示する場合は、ユーザがLCD290を視認できない位置にいても報知できるように、アラーム表示LEDチップ231も点灯させる。すなわち、記録装置200に収容されるインク量が所定値を下回ったと判断すると、アラーム表示LEDチップ231を点灯させることで、アラームライトガイド260のアラーム表示窓262が点灯する。本実施形態では、アラーム表示窓262とLCD表示部270が近接して配置されているため、アラーム表示窓262の点灯に気付いたユーザがLCD290の表示を確認しやすくしている。また、アラームライトガイド260とLCD表示部270が一体的に形成されているため、組立や製造を容易にしている。
図7は、第2実施形態の変形例として、LCD290がバックライト付LCDの場合の連結部の構成を示す。図7において表示部材300は、アラームライトガイド360、LCD表示部370を備える。アラームライトガイド360は第一腕部361を備え、第一腕部361の第一端部362には、第一出光面363及び第一反射面364が設けられている。LCD表示部370は第二腕部371を備え、第二腕部371の第二端部372には、第二出光面373及び第二反射面374が設けられている。第一腕部361は第二腕部371の第二端部372以外の場所に接続され、第二腕部371は第一腕部361の第一端部362以外の場所に接続される。すなわち、第一腕部361と第二腕部371は交差している。
第一出光面363は、第一腕部361の一部であり、第二腕部371と接続される側面と対向する側面に設けられている。第一反射面364は、第一腕部361が延在する方向に対して斜めに設けられた面であり、アラームライトガイド360からの光を第一出光面363に導くための反射形状となっている。アラームライトガイド360の光を外へ導く構成は、第2実施形態と同様である。
第二出光面373は、第二腕部371の一部であり、第一腕部361と接続される側面と対向する側面に設けられている。第二反射面374は、第二腕部371が延在する方向に対して斜めに設けられた面であり、アラームライトガイド360からの光を第二出光面373に導くための反射形状となっている。
LCD表示部370の下方にバックライト付LCDが設けられている場合、バックライトが発光することで一部の光L4aが第二腕部371に入射する。その後、第二反射面374に到達した光L4aは反射してアラームライトガイド360へ向かわない方向の光L4bとなり、第二出光面373から第二腕部371の外へ出る。本変形例では、光L4bの向きがアラームライトガイド360へ向かう方向の反対方向になるように、第二反射面374によって変更されている。
このように、バックライト付LCDから入射した光は第二反射面374によって反射されるため、アラームライトガイド360に対して光が漏れ出ることが抑制される。これにより、アラーム表示LEDチップが点灯していない場合にLCDから発せられた光が漏れ出て、ユーザがアラーム表示の点灯と誤認することを抑制することができる。なお、図7において不図示の遮光リブは、第2実施形態と同様、アラームライトガイド360とLCD表示部370の間に1つ設けるだけで、互いの光漏れを防止することができる。
なお、本変形例において第二表示部に用いるデバイスとしては、LCDの他、光反射型の表示デバイスとして、ペーパーディスプレー等の光反射型表示デバイスも採用することができる。光反射型表示デバイスに対しては、第2実施形態に示す表示部材250と同様の構成を採用すればよい。また、バックライト付きLCDの代わりに、有機ELディスプレイやLEDアレイなどの自発光、若しくは光源を備えた自発光型表示デバイスを用いる場合は、変形例に示す表示部材300と同様の構成を採用すればよい。
1 表示装置
20 表示カバー
21 第一表示窓
22 第二表示窓
23 遮光リブ
30 ライトガイド
40 第一ライトガイド部(第1表示部)
41 第一入射部
42 第一射出部
45 第一腕部
46 第一端部
50 第二ライトガイド部(第2表示部)
53 第二入射部(第2面)
54 第二射出部(第1面)
55 第二腕部
71 第一LEDチップ(光源)

Claims (15)

  1. 第1表示窓と第2表示窓を有し遮光性材料で形成されたカバー部材と、
    前記第1表示窓から視認可能な第1表示部と、前記第2表示窓から視認可能な第2表示部と、を有し光透過性材料で一体的に形成された表示部材と、
    前記第1表示部と前記第2表示部の間に設けられた遮光リブと、
    前記第1表示部に対応する光源と、を備え、
    前記第1表示部は前記光源の光が入射する入射部と、前記第1表示窓から視認可能で前記入射部に入射した光を射出する射出部とを有し、
    前記第2表示部は、前記第2表示窓から視認可能な第1面と、前記第1面の裏面である第2面と、を有し、
    前記表示部材は、前記第1表示部の前記入射部及び前記射出部以外の部分から延びる第1腕部と、前記第2表示部の前記第1面及び前記第2面以外の部分から延びる第2腕部と、をさらに有し、
    前記第1腕部は、当該端部以外の部分が前記第2腕部と接続されることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1腕部の端部には、前記光源からの光が前記第1腕部から外へ出る第1出光面と、前記第1出光面へ向けて前記光源の光を反射する第1反射面と、が設けられ、
    前記第1出光面は、前記第2腕部と接続されない面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2腕部は、前記第1腕部と交差することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記表示部材は前記第1腕部と前記第2腕部を接続するための接続部をさらに有し、前記第1腕部は当該端部以外の部分が前記接続部と接続し、前記第2腕部は当該端部以外の部分が前記接続部と接続することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記第1腕部の端部には、前記光源からの光が前記第1腕部から外へ出る第1出光面と、前記第1出光面へ向けて前記光源の光を反射する第1反射面と、が設けられ、
    前記第1出光面は、前記第2腕部及び前記接続部と接続されない面に設けられることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記第1反射面は金属膜を有することを特徴とする請求項2または5に記載の表示装置。
  8. 前記第2表示部の前記第2面と対向する位置に光反射型の表示デバイスを備えることをとする請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記第2表示部に対応する第2光源を備え、前記第2光源の光は前記第2面から入射して前記第1面から射出し、
    前記第2腕部の端部には、前記第2光源からの光が前記第2腕部から外へ出る第2出光面と、前記第2出光面へ向けて前記第2光源の光を反射する第2反射面と、が設けられ、
    前記第2出光面は、前記第1腕部と接続されない面に設けられることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記第2光源は、LEDであることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  11. 前記第2光源は、光源を備えた表示デバイス又は自発光型表示デバイスであることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  12. 前記第2反射面は金属膜を有することを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の表示装置。
  13. 記録媒体に記録する記録手段と、請求項1から12に記載の表示装置と、を備える記録装置。
  14. 前記記録手段はインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドであることを特徴とする請求項13に記載の記録装置。
  15. 前記第1表示部はインク量に関する情報を表示し、前記第2表示部は記録装置の動作状態に関する情報を表示することを特徴とする請求項14に記載の記録装置。
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