JP2019120635A - X線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通過部の形状に合わない被検査物が搬入されても、不要なX線の漏洩を抑制することができるX線検査装置を提供すること。【解決手段】複数のキー等を表示し制御部40への各種パラメータ等の設定入力や動作モードの選択を行なわせるタッチパネル式表示部8と、X線を発生するX線発生器30と、被検査物Wを透過するX線の量に応じたX線透過画像を出力するX線検出器31と、X線検出器31が出力したX線透過画像を一時的に記憶するX線画像記憶部42と、予め記憶された被検査物Wの種類に対応した基準検査品のX線透過画像とX線画像記憶部42から読み出した被検査物WのX線透過画像を比較して被検査物Wの形状が通過部の形状に適合しているか否かを判定する形状検査部43Aと、形状検査部43Aが被検査物Wの形状が通過部の形状に適合していないと判定した場合にX線照射量を所定量未満に制御する制御部40と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、X線検査装置に関する。
X線検査装置では、被検査物に対し照射したX線の漏洩を低減するよう構成された遮蔽空間に対して被検査物を搬入及び搬出する搬送部を備えるが、この遮蔽空間から被検査物の出入りする部分、すなわち搬送部からX線が漏洩することを抑制しなければならない。
このため、例えば搬送部にトンネル状の延長カバー部を設けることにより遮蔽空間から漏洩するX線を減衰させている。
さらに効果をあげるために、延長カバー部の出入口に鉛入カーテンを設けることがある。鉛入カーテンは、樹脂に鉛を練り込んだ可撓性のある素材で、縦に細長い複数の短冊状に形成されて、搬送される被検査物がカーテンを押し退けるなどし、通過が可能となる。
ところが、鉛入カーテンは、被検査物が縦長で重心位置の高いボトルなどである場合、カーテンの接触抵抗で倒れてしまうことがある。
このような不具合に対して、カーテン構造を観音開き扉にした特許文献1のX線検査装置が提案されている。
このX線検査装置は、縦長な被検査物、例えばボトルなどの直立搬送に好適に対応できる。しかし、被検査物に対して、観音開き扉が当たることから、扉の重みや扉の閉鎖復帰力で被検査物を搬送路上で位置ズレさせたり、回転させたりする場合が考えられる。
上記した各不具合は、被検査物に対してカーテンや扉などの漏洩防止部材が接触することから起こるものである。このことから、接触を回避するために、被検査物の出入口に、被検査物の形状に合わせてくり抜いた形状の通過穴を形成したX線検査装置が提案された。
このようなX線検査装置によれば、被検査物と漏洩防止部材との接触が起こらないので、被検査物が搬送路上でズレたり、回転したりして倒れる不具合が起きず、検査精度を向上させることができる。
特開2008−281482号公報
しかしながら、このようなX線検査装置にあっては、通過穴の形状に合わない被検査物が搬送されてきた場合、被検査物と通過穴の隙間からX線が漏洩して、装置外へ漏洩するX線量が規制値を超えるおそれがある。
そこで、本発明は、通過部の形状に合わない被検査物が搬入されても、不要なX線の漏洩を抑制することができるX線検査装置を提供することを目的としている。
本発明のX線検査装置は、搬送手段によりX線の遮蔽空間内に搬入される被検査物にX線を照射して得られるX線透過画像により検査を行なうX線検査装置であって、前記遮蔽空間の入口及び出口の少なくとも一方に設けられ、前記被検査物の外形に合わせた形状の通過部を有する遮蔽ゲートと、前記X線透過画像に基づいて前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合しているか否かを判定する形状検査部と、前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合していないと判定された場合、X線照射量を所定量未満に制御する制御部と、を備えるものである。
この構成により、被検査物のX線透過画像に基づいて被検査物の形状が通過部の形状に適合しているか否かが判定され、被検査物の形状が通過部の形状に適合していない場合、X線照射量が所定量未満に制御される。このため、通過部の形状に合わない被検査物が搬入されても、不要なX線の漏洩を抑制することができる。
また、本発明のX線検査装置において、前記遮蔽空間内の前記被検査物に対して、前記搬送手段の搬送面からの高さ方向を検出するようにX線発生器とX線検出器とが配置されるものである。
この構成により、被検査物の高さ方向を検出するようなX線透過画像が取得される。このため、被検査物のX線透過画像に基づいて被検査物の形状が通過部の形状に適合しているか否かを判定することができる。
また、本発明のX線検査装置において、前記遮蔽ゲートは、前記被検査物の外形に合わせて前記通過部の形状が変更可能に構成され、前記形状検査部は、前記X線透過画像と前記通過部の形状とに基づいて前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合しているか否かを判定するものである。
この構成により、被検査物の外形に合わせて通過部の形状が変更され、変更された通過部の形状と被検査物の形状が比較されて被検査物の形状が通過部の形状に適合しているか否かが判定される。このため、多種類の被検査物について被検査物の形状が通過部の形状に適合しているか否かを判定することができる。
また、本発明のX線検査装置において、前記形状検査部は、前記通過部の形状に適合した基準検査品のX線透過画像と前記被検査物のX線透過画像を比較して前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合しているか否かを判定するものである。
この構成により、基準検査品のX線透過画像と被検査物のX線透過画像が比較されて被検査物の形状が通過部の形状に適合しているか否かが判定される。このため、被検査物の形状が通過部の形状に適合しているか否かを判定することができる。
また、本発明のX線検査装置において、前記形状検査部は、前記X線透過画像から前記被検査物の形状を算出し、算出された前記被検査物の形状と前記通過部の形状を比較して前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合しているか否かを判定するものである。
この構成により、X線透過画像から被検査物の形状が算出され、算出された被検査物の形状と通過部の形状が比較されて被検査物の形状が通過部の形状に適合しているか否かが判定される。このため、被検査物の形状が通過部の形状に適合しているか否かを判定することができる。
また、本発明のX線検査装置において、前記形状検査部は、前記X線透過画像に対し前記搬送手段の搬送面からの高さ方向の長さを補正して前記被検査物の形状を算出するものである。
この構成により、X線透過画像の高さ方向の長さが補正されて被検査物の形状が算出される。このため、被検査物の形状が通過部の形状に適合しているか否かを精度良く判定することができる。
また、本発明のX線検査装置において、前記制御部は、前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合していないと判定された場合、エラー情報を出力するものである。
この構成により、被検査物の形状が通過部の形状に適合していないと判定された場合、エラー情報が出力される。このため、通過部の形状に合わない被検査物が検査されたことを出力してユーザに対処させることができる。
本発明は、通過部の形状に合わない被検査物が搬入されても、不要なX線の漏洩を抑制することができるX線検査装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るX線検査装置の斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るX線検査装置の遮蔽ゲート近傍の分解斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るX線検査装置の遮蔽ゲートの使用説明図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るX線検査装置の複数種の遮蔽ゲートを選択する際の概要図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るX線検査装置の被検査物の搬送方向に直交する断面における断面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るX線検査装置の形状検査処理の手順を説明するフローチャートである。 図7は、本発明の一実施形態に係るX線検査装置の他の遮蔽ゲートの通過部を被検査物の搬送方向と平行な視線で見た状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るX線検査装置について詳細に説明する。
本実施形態に係るX線検査装置は、例えば、瓶やペットボトルに入った飲料品などのように、直立搬送される略円筒形状の回転体(平面図形を回転軸のまわりに一回転させた立体)で縦長な所謂背が高い被検査物にX線を照射し、異物検出など種々の検査を行なう場合に用いて好適なものである。
図1において、本発明の一実施形態に係るX線検査装置1は、箱型の筐体2を有する。筐体2は、例えば四本の脚部3で設置面上に支持される。この筐体2は、内部から有害な量のX線が外部に漏洩しないように放射線防護材料を用いて形成されている。具体的には、鉛等の遮蔽材が内貼りされてなる。
筐体2は、両側面に、被検査物Wを通過させる入口4及び出口5を有している。なお、本実施形態においては、図示の筐体2の右側を入口4とし、左側を出口5として説明する。そして、入口4から出口5の間の内方が遮蔽空間となっている。また、筐体2には、正面に検査結果の確認や各種情報の表示、入力操作等が可能なタッチパネル形式の表示画面であるタッチパネル式表示部8を有する。
筐体2には、搬送手段10が貫通して配置される。本実施形態ではこの搬送手段10を、入口4側に入口搬送部11、出口5側に出口搬送部12、これら入口搬送部11と出口搬送部12との間となり筐体2内に配置される筐体内搬送部15で構成する。
入口搬送部11、出口搬送部12及び筐体内搬送部15は、複数のローラ13a、13bと、これらのローラ13a、13b間に掛け回された無端状の搬送ベルト14を有している。
これら各搬送部11、12、15は、装置本体に取り付けられたモータ等の駆動手段によりローラ13a、13bのいずれかが駆動され、これにより搬送ベルト14が周回移動し、上側の搬送ベルト14に載った被検査物Wを移送する。
入口搬送部11により入口4に搬送された被検査物Wは、筐体2の内部に配置される筐体内搬送部15に移載される。筐体2内において、X線の照射された被検査物Wは、筐体内搬送部15から出口搬送部12に移載されてX線検査を終了する。X線検査装置1の後段には、例えば被検査物Wの良否を仕分ける選別装置が配置される。
なお、入口搬送部11、出口搬送部12及び筐体内搬送部15には、被検査物Wの倒れを防止するとともに、被検査物Wを一列に案内する一対のガイドバー16が備えられている。また、上記搬送部11、12、15は1つであってもよく、外部の駆動手段により駆動されるものであってもよい。
筐体2の入口4と出口5とには、四角枠状の枠体17、18が筐体2外に突出して設けられ、それぞれの枠体17、18は、入口4と出口5とを包囲するように形成される。なお、この枠体17、18の筐体2外面に対する突出長さは、後述する遮蔽ゲート19を取り付けるためのガイドレール21やインターロック機構22を組み付けるための若干量であって、従来のトンネル状の延長カバーのような長大なものではなく、筐体2の入口4及び出口5に対して額縁状の厚みを有するようなものに設定される。
図2及び図3に示すように、枠体17、18は、筐体2とは反対側となる外側の枠体開口部17bに、遮蔽ゲート19が設けられる。これら枠体17、18及び遮蔽ゲート19は、入口4及び出口5の少なくとも一方に設けられ、X線の漏洩を低減するように配置される。なお、図2及び図3は、入口4側の枠体17近傍の構成を示している。
入口搬送部11、出口搬送部12及び筐体内搬送部15は、枠体17、18の内側における下縁17aに沿って配置される。それぞれの枠体17、18は、入口4及び出口5を介して筐体2の内方に通じる。従って、枠体17、18は、内方が遮蔽空間となり、筐体2内と連続して入口4と出口5との間でトンネル状の遮蔽空間を形成している。
ここで遮蔽空間は、X線発生装置によるX線の照射が行なわれ被検査物Wが検査される位置を含み、このX線照射位置への被検査物Wの搬入搬出が行なわれる空間である。また、枠体17、18は、筐体2と同様に内部から有害な量のX線が外部に漏洩しないように放射線防護材料を用いて形成されている。
本実施形態では、枠体17、18及び遮蔽ゲート19は、入口4及び出口5の双方に設けられる。そして、本実施形態では、遮蔽ゲート19は、筐体2の外側面に付設された枠体17、18の外側に設けられる。
遮蔽ゲート19は、枠体開口部17bよりもやや内側となる枠体17、18の内方、すなわち枠体開口部17bよりもやや奥方の位置や、筐体2内部での遮蔽空間内におけるいずれかの位置に設けられる構成としてもよい。
遮蔽ゲート19は、例えばSUS等のステンレス鋼板や、X線を遮蔽する素材、或いはX線を遮蔽する素材を含んだ材質部材よりなる板状部材で形成される。遮蔽ゲート19は、被検査物Wが通過する通過部20を有する。通過部20とは、被検査物Wが通過する開口部又は孔である。
通過部20は、被検査物Wの外形に合わせて形成される。具体的には、四角形の遮蔽ゲート19に、被検査物Wの輪郭に合わせた通過部20を、下縁部19cの一部を開放して、略コ字状に形成する。下縁部19cを開放形状とするのは、搬送手段10の搬送ベルト14に載置されて移送される被検査物Wを干渉させないためである。
枠体17には、枠体開口部17bを挟んで左右一対のガイドレール21、21が垂直に互いに平行となって取り付けられる。ガイドレール21、21は、略Z字形状に形成され、一側縁の固定縁部21aを枠体開口部17bに沿って固定することで、枠体17との間に、遮蔽ゲート19の左右側縁19aを差し入れする挿入スリット21bが互いに向き合うように形成される。
ガイドレール21、21は、遮蔽ゲート19の左右側縁19aをガイドすることにより、遮蔽ゲート19を枠体開口部17bに対して下降を案内して搬送ベルト14直上に配置可能とする。これにより、遮蔽ゲート19は、遮蔽空間の外部にX線が漏洩するのを抑制する。この場合、遮蔽ゲート19は、ガイドレール21、21に上方より差し込むことで自重によりセットできる。
遮蔽ゲート19は、作業者が上縁部19bを把持してガイドレール21、21へ差し込み、また、引き上げることで抜き去る。従って、遮蔽ゲート19は、遮蔽空間に出し入れ自在に設けられる。
本実施形態では、遮蔽ゲート19は、上下方向で差し替え可能となっている。この他、遮蔽ゲート19は、筐体2に対して正背面方向、すなわち枠体開口部17bに向かって左右方向の横スライド可能に設けることも可能である。
それぞれのガイドレール21、21の下方には、インターロック機構22が設けられる。また、遮蔽ゲート19の下縁部19cの左右端となる隅部分には、インターロック機構22の穴部22aに挿入される突片23が垂設される。
インターロック機構22は、突片23が穴部22aに進入すると、遮蔽ゲート19が遮蔽空間に挿入され、正しく配置されたこと、すなわちX線の漏洩が防げる状態であることを検出する。これにより、装置本体の制御部40(図5参照)が、X線発生器30(図5参照)の制限を解除してX線照射を可能な状態とする。
本実施形態では、インターロック機構22は、ガイドレール21、21の下端に位置しており、遮蔽ゲート19の下縁を支えることで、遮蔽ゲート19の挿入検知と同時に、遮蔽ゲート19を遮蔽位置で支持する支持部ともなる。遮蔽位置に支持された遮蔽ゲート19は、下縁部19cが搬送手段10の上側の搬送ベルト14(図1参照)に近接した非接触位置に配置される。
X線検査装置1は、複数種の被検査物Wのそれぞれに合わせた異なる形状の通過部20を有する複数の遮蔽ゲート19を揃えておくことができる。例えば図4に示すように、形状の異なる4種類の被検査物Wの形状に合わせて、4種類の通過部20A、20B、20C、20Dが形成された4種類の遮蔽ゲート19を予め用意することができる。
X線検査時には、検査対象となる被検査物Wの外形に応じた遮蔽ゲート19を選んで、枠体17のガイドレール21、21に差し入れる。図4においては図1に示す被検査物Wの形状に対応した形状の通過部20Cが形成された遮蔽ゲート19を選択し、図4に示すように差し入れる。
図5において、X線検査装置1は、X線を発生するX線発生器30と、X線を検出するX線検出器31と、制御部40とを備えている。これらのX線発生器30、X線検出器31、制御部40は筐体2(図1参照)の内部に収納されている。
X線発生器30およびX線検出器31は、筐体内搬送部15上の被検査物Wが搬送される搬送路を挟むように、筐体内搬送部15の幅方向に対向して配置されている。すなわち、筐体内搬送部15を幅方向に挟んで対向するように、X線発生器30とX線検出器31とが配置されている。
X線発生器30は、その内部に設けられた図示しないX線管の陰極からの電子ビームを陽極のターゲットに照射させてX線を生成し、生成したX線を図示しないスリットにより略三角形状のスクリーン状に成形するようになっている。また、X線発生器30は、スクリーン状のX線照射野に成形したX線を、筐体内搬送部15上の搬送路を幅方向に横切るようにして、X線検出器31に向けて照射するようになっている。
したがって、X線発生器30から発生するX線は、X線発生器30を点光源として放射状に広がる。このため、筐体内搬送部15の搬送ベルト14の上面である搬送面14Aの近傍ではX線が搬送面14Aと概ね平行に照射されるが、搬送面14Aから離れた位置ほどX線が大きな角度で斜めに照射される。
X線検出器31は、複数の検出素子31Aをライン状に整列したX線ラインセンサからなる。X線検出器31の検出素子31Aは、図示しないフォトダイオードと、このフォトダイオード上に設けられた図示しないシンチレータとからなり、X線をシンチレータにより光に変換し、この光をフォトダイオードにより検出している。
X線検出器31の複数の検出素子31Aは、筐体内搬送部15の上面に対して垂直にn個配置されている。X線検出器31の下端部の検出素子31Aから出力されるデータは、X線画像の下端部の1画素目の画像に対応する。
同様に、X線検出器31の下端部からn個目の検出素子31Aから出力されるデータは、X線透過画像の下端部からn画素目の画像に対応する。なお、図5には、ガイドバー16の位置が破線で示されているが、ガイドバー16はX線発生器30のX線照射野に入り込まないように構成される。
このように構成されたX線検出器31は、被検査物WがX線発生器30とX線検出器31の間を通過することで、被検査物Wを透過するX線の量(検出レベル)に応じたX線透過画像を出力する。X線検出器31は、図示しないA/D変換部を備えており、このA/D変換部によりフォトダイオードからの輝度値データをデジタルデータに変換するようになっている。
なお、A/D変換部から出力されるデータは、輝度値により明暗で表されるX線透過画像(明暗画像)であってもよいし、輝度値を所望の濃度となるように変換した濃度値により濃淡で表されるX線透過画像(濃淡画像)であってもよい。本実施形態では、X線検出器31のA/D変換部から出力されるX線透過画像は、検出レベルを明暗で表した明暗画像である。
本実施形態において、X線発生器30は、X線照射野が筐体内搬送部15の上方となるように、設置作業により予め調整されている。より詳しくは、X線発生器30は、筐体内搬送部15の搬送面14Aと同一面に位置するように調整されている。また、X線検出器31の下端部が筐体内搬送部15の上面とほぼ同じ高さになるように、X線検出器31の位置が設置作業により予め調整されている。
制御部40は、CPUおよび制御プログラムの記憶領域または作業領域としてのメモリなどを有しており、検査モードおよびメンテナンスモードを含む各動作モードにおいて、X線検査装置1の全体を制御するようになっている。
X線検査装置1の動作モードには、被検査物Wの検査を行なう通常の検査モードと、X線検査装置1の各種の調整や状態確認等のメンテナンスを行なうメンテナンスモードとが含まれる。
制御部40は、タッチパネル式表示部8と接続されている。制御部40は、タッチパネル式表示部8に検査結果等の画像を表示させる。
タッチパネル式表示部8は、被検査物Wの良否判定結果を「OK」や「NG」等の文字または記号で表示するようになっている。また、タッチパネル式表示部8は、総検査数、良品数、NG総数等の統計値を表示するようになっている。
タッチパネル式表示部8は、制御部40への各種パラメータ等の設定入力も行なえるようになっている。タッチパネル式表示部8は、ユーザが操作する複数のキーやスイッチ等を表示し、制御部40への各種パラメータ等の設定入力や動作モードの選択を行なわせるものである。
制御部40は、X線画像記憶部42、画像処理部43、判定部44を備えている。
X線画像記憶部42は、X線検出器31から受け取ったX線透過画像を一時的に記憶するようになっている。すなわち、X線画像記憶部42は、X線透過画像のバッファメモリとして機能する。
画像処理部43は、X線画像記憶部42から読み出したX線透過画像に対して各種の画像処理アルゴリズム等を適用して画像処理を施すようになっている。ここで、画像処理アルゴリズムは、複数の画像処理フィルタを組み合わせたものからなる。
判定部44は、画像処理部43により画像処理されたX線透過画像に対して、被検査物Wと異物との判別を行なって異物の混入の有無を判定する異物判定を行なうようになっている。
制御部40は、検査モードを開始するとき、タッチパネル式表示部8により被検査物Wの種類を入力させる。ユーザは、被検査物Wの種類に対応した遮蔽ゲート19を枠体17、18に差し入れる。なお、遮蔽ゲート19に対応する被検査物Wの種類の情報を読み取り可能に付加し、この情報をX線検査装置1において読み取り、被検査物Wの種類を特定するようにしてもよい。
本実施形態において、制御部40は、X線画像記憶部42に記憶したX線透過画像に基づいて、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合しているか否かを判定し、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していない場合、X線照射量を所定量未満に制御し、エラー情報をタッチパネル式表示部8に出力させる。なお、X線照射量を所定量未満に制御するのではなく、X線照射量を「0」にして検査を中止するようにしてもよい。
このため、画像処理部43は、形状検査部43Aを備える。形状検査部43Aは、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合しているか否かを判定する。
形状検査部43Aは、X線画像記憶部42から読み出したX線透過画像に基づいて、被検査物Wの形状を解析する。形状検査部43Aは、例えば、予め記憶された被検査物Wの種類に対応した基準検査品のX線透過画像と被検査物WのX線透過画像を比較して、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合しているか否かを判定する。
形状検査部43Aは、例えば、2つのX線透過画像の基準検査品の部分及び被検査物Wの部分の外接四角形の中心や底辺とその中心を基準に2つの画像を重ね、基準検査品の部分及び被検査物Wの部分の外縁の所定箇所または全体の距離の平均値が所定値以上であれば被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないと判定する。距離の平均値ではなく、最大値が所定値以上であれば被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないと判定するようにしてもよい。また、基準検査品の部分及び被検査物Wの部分の外縁の異なる部分の面積を算出し、その面積が所定値以上であれば被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないと判定するようにしてもよい。
被検査物Wの種類に対応した基準検査品のX線透過画像は、例えば、メンテナンスモードにおいて基準検査品をX線検査装置1に通してX線透過画像を取得させ記憶させる。
制御部40は、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないと形状検査部43Aが判定した場合、タッチパネル式表示部8にエラー情報を表示させる。
制御部40は、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないことを示すエラーメッセージや、被検査物Wの寸法情報、被検査物Wに適合する通過部20の遮蔽ゲート19の識別情報などをエラー情報としてタッチパネル式表示部8に表示させる。
なお、制御部40は、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないと形状検査部43Aが判定した場合、X線検査装置1が配置されている検査ラインの管理装置や管理システムの制御装置にエラー情報を出力するようにしてもよい。
形状検査部43Aは、被検査物WのX線透過画像から被検査物Wの形状を算出し、算出した形状に基づいて被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合しているか否かを判定するようにしてもよい。
形状検査部43Aは、X線発生器30とX線検出器31の検出素子31Aとの位置関係から被検査物WのX線透過画像の筐体内搬送部15の上面に対して垂直方向(高さ方向)の長さを補正し被検査物Wの形状を算出する。
形状検査部43Aは、例えば、被検査物WのX線透過画像を垂直方向に補正して被検査物Wの画像を作成し、作成した被検査物Wの画像を所定方向に所定量分膨張させ、その画像と予め記憶された被検査物Wの種類に対応した通過部20の画像とを重ね、被検査物Wの画像が通過部20の画像からはみ出した場合、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないと判定する。
また、形状検査部43Aは、被検査物WのX線透過画像を垂直方向に補正して被検査物Wの形状を算出し、予め記憶された被検査物Wの種類に対応した通過部20の形状と比較し、被検査物Wと通過部20の間の隙間の面積が所定の値を超える場合に被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないと判定するようにしてもよい。
また、形状検査部43Aは、被検査物WのX線透過画像を垂直方向に補正して被検査物Wの形状を算出し、予め記憶された被検査物Wの種類に対応した通過部20の形状と比較し、被検査物Wと通過部20の間の水平方向の距離や垂直方向の距離の最大値が所定の値を超える場合に被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないと判定するようにしてもよい。
なお、通過部20の形状の情報としては、幅や高さなどの寸法の情報や、通過部20の形状を示す画像情報などが被検査物Wの種類に応じて記憶されているとよい。
このように、X線透過画像に基づいて、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合しているか否かを判定しているため、通過部20の形状に合わない被検査物Wが検査されたことを検出することができる。
また、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していない場合X線照射量を所定量未満に制御しているため、被検査物Wと通過部20の隙間から漏洩するX線の量を抑制し、X線漏洩に関する安全を確保することができる。
また、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していない場合検査を中止させるようにすれば、X線の照射を止めて、被検査物Wと通過部20の隙間から漏洩するX線の量を抑制し、X線漏洩に関する安全を確保することができる。
また、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していない場合タッチパネル式表示部8にエラー情報を表示させているため、通過部20の形状に適合しない被検査物Wの検査を止めさせたり、被検査物Wに適合した通過部20の遮蔽ゲート19に交換させたりすることができる。
また、被検査物Wの寸法情報や、被検査物Wに適合する通過部20の遮蔽ゲート19の識別情報などを表示させるようにすれば、遮蔽ゲート19の交換を効率よく行なわせることができる。
以上のように構成された本実施形態に係るX線検査装置による形状検査処理について、図6を参照して説明する。
ステップS1において、形状検査部43Aは、X線画像記憶部42からX線透過画像を取得する。
ステップS2において、形状検査部43Aは、X線透過画像に基づいて、被検査物Wの形状を解析する。
ステップS3において、形状検査部43Aは、解析された被検査物Wの形状と通過部20の形状を比較し、被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合しているか否かを判定する。被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していると判定した場合、形状検査部43Aは、処理を終了する。
ステップS3において被検査物Wの形状が通過部20の形状に適合していないと判定した場合、ステップS4において、制御部40は、タッチパネル式表示部8にエラー情報を表示させ、被検査物Wの形状が不適合であることを報知し、処理を終了する。
本実施形態においては、通過部20が形成された遮蔽ゲート19を被検査物Wに合わせて交換する場合を示したが、図7に示すように、移動可能な複数の遮蔽材により遮蔽ゲートを形成するようにしてもよい。
図7において、枠体50は、枠体開口部51が設けられ、枠体開口部51には、移動可能な複数の遮蔽材52a、52b、53、54a、54bが設けられる。なお、図7は、入口4側の枠体50近傍の構成を示している。同様の枠体を出口5側にも設けてもよい。
第1遮蔽材52a、52bは、枠体50の枠体開口部51の右縁と左縁をそれぞれ覆い、それぞれ左右方向に移動する。第1遮蔽材52a、52bのサイズは同一であり、両者で枠体開口部51の全体を覆える程度に設定されている。
一対の第1遮蔽材52a、52bは、搬送手段10の幅方向の中央位置と各外側の位置との間を、特に図中に矢印AH1、AH2で示すように任意に移動する。
このような構成により、一対の第1遮蔽材52a、52bを左右方向に移動させれば、一対の第1遮蔽材52a、52bの隙間である通過部55の幅を、筐体2内に搬入しようとする被検査物Wの幅に合せて設定することができる。
第2遮蔽材53は、枠体50の枠体開口部51の上縁を覆い、上下方向に移動する。第2遮蔽材53は、枠体開口部51に関して第1遮蔽材52a、52bの外側にある。すなわち、第1遮蔽材52a、52bと第2遮蔽材53の各表面は互いに平行であり、第2遮蔽材53は、第1遮蔽材52a、52bの枠体開口部51の外側の表面に接している。そして、第2遮蔽材53は、上限位置と下限位置との間を、特に図中に矢印AVで示すように上下方向に移動する。
このような構成により、第2遮蔽材53を上下方向に移動させて任意の位置に設定すれば、第2遮蔽材53と搬送手段10の上面との隙間である通過部55の高さを、筐体2内に搬入しようとする被検査物Wの高さに合せて設定することができる。
第3遮蔽材54a、54bは、通過部55に傾斜した角部を設定するために斜め方向に移動可能となっている。第3遮蔽材54a、54bは、枠体開口部51に関して第2遮蔽材53の外側にある。すなわち、第2遮蔽材53と第3遮蔽材54a、54bの各表面は互いに平行であり、第3遮蔽材54a、54bは、第2遮蔽材53の枠体開口部51の外側の表面に接している。
また、一対の第3遮蔽材54a、54bは、第1遮蔽材52a、52bの移動方向を水平方向とし、第2遮蔽材53の移動方向を垂直方向とすると、水平方向と垂直方向の中間角度である2つの45度方向、図中矢印AD1、AD2で示す方向にそれぞれ移動可能とされている。
第3遮蔽材54a、54bが矩形の板状であり、その移動方向が第3遮蔽材54a、54bの一組の対辺と平行であり、他組の対辺と垂直である点は、第1及び第2の遮蔽材と同様である。従って、通過部55の幅の中央は、搬送手段10の幅方向の中央と一致することになる。
以上説明した遮蔽ゲートを構成する各遮蔽材は、不図示の直動型のアクチュエータによって上述したように往復して移動するよう構成されている。各アクチュエータは、その基部が、枠体50の枠体開口部51の左右両縁部及び上縁部に取り付けられており、その移動部が、各遮蔽材52a、52b、53、54a、54bに取り付けられている。
各アクチュエータは、制御部40により制御される。制御部40のメモリには、被検査物Wの種類に応じた各アクチュエータの制御量が記憶されている。制御部40は、タッチパネル式表示部8の操作により入力された被検査物Wの種類により各アクチュエータの制御量を読み出して各アクチュエータを制御する。このようにして、通過部55を被検査物Wに適合した大きさに制御する。
また、各遮蔽材52a、52b、53、54a、54bには、案内ボス及びこれに係合する案内ピン等の案内構造56が設けられており、アクチュエータによる移動の際に動作が安定するように構成されている。
形状検査部43Aは、上述の遮蔽ゲート19を使った場合と同様に、予め記憶された被検査物Wの種類に対応した基準検査品のX線透過画像と被検査物WのX線透過画像を比較して、被検査物Wの形状が通過部55の形状に適合しているか否かを判定する。
形状検査部43Aは、各アクチュエータの制御量に基づいて通過部55の寸法(幅や高さなど)を算出し、被検査物WのX線透過画像に基づいた被検査物Wの形状と比較し、被検査物Wと通過部55の間の隙間の面積が所定の値を超える場合に被検査物Wの形状が通過部55の形状に適合していないと判定するようにしてもよい。
また、形状検査部43Aは、各アクチュエータの制御量に基づいて通過部55の寸法(幅や高さなど)を算出し、被検査物WのX線透過画像に基づいた被検査物Wの形状と比較し、被検査物Wと通過部55の間の水平方向の距離や垂直方向の距離の最大値が所定の値を超える場合に被検査物Wの形状が通過部55の形状に適合していないと判定するようにしてもよい。
なお、遮蔽材52a、52b、53、54a、54bの移動はアクチュエータで行なうこととしたが、手動でもよい。このような場合、通過部55の寸法は、タッチパネル式表示部8の操作により入力させるようにすればよい。
また、本実施形態において、X線透過画像を垂直方向に補正して形状を算出するように説明したが、筐体内搬送部15の搬送面14Aからの高さ方向の補正について、被検査物Wの上方からX線を照射した場合にも同様に補正することができる。この場合の高さ方向の補正は、X線の照射方向を補正することになり、例えば、被検査物Wが缶などの円柱形状であれば、X線検出器が検出する被検査物Wの上端部の幅(直径)とX線発生源からX線検出器の検出面までの距離に基づいて補正する。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 X線検査装置
8 タッチパネル式表示部
19 遮蔽ゲート
20、20A、20B、20C、20D 通過部
30 X線発生器
31 X線検出器
40 制御部
42 X線画像記憶部
43 画像処理部
43A 形状検査部
52a、52b 第1遮蔽材
53 第2遮蔽材
54a、54b 第3遮蔽材
55 通過部

Claims (7)

  1. 搬送手段(10)によりX線の遮蔽空間内に搬入される被検査物(W)にX線を照射して得られるX線透過画像により検査を行なうX線検査装置であって、
    前記遮蔽空間の入口及び出口の少なくとも一方に設けられ、前記被検査物の外形に合わせた形状の通過部(20)を有する遮蔽ゲート(19)と、
    前記X線透過画像に基づいて前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合しているか否かを判定する形状検査部(43A)と、
    前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合していないと判定された場合、X線照射量を所定量未満に制御する制御部(40)と、を備えるX線検査装置。
  2. 前記遮蔽空間内の前記被検査物に対して、前記搬送手段の搬送面(14A)からの高さ方向を検出するようにX線発生器(30)とX線検出器(31)とが配置される請求項1に記載のX線検査装置。
  3. 前記遮蔽ゲートは、前記被検査物の外形に合わせて前記通過部の形状が変更可能に構成され、
    前記形状検査部は、前記X線透過画像と前記通過部の形状とに基づいて前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合しているか否かを判定する請求項1または請求項2に記載のX線検査装置。
  4. 前記形状検査部は、前記通過部の形状に適合した基準検査品のX線透過画像と前記被検査物のX線透過画像を比較して前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合しているか否かを判定する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のX線検査装置。
  5. 前記形状検査部は、前記X線透過画像から前記被検査物の形状を算出し、算出された前記被検査物の形状と前記通過部の形状を比較して前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合しているか否かを判定する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のX線検査装置。
  6. 前記形状検査部は、前記X線透過画像に対し前記搬送手段の搬送面からの高さ方向の長さを補正して前記被検査物の形状を算出する請求項5に記載のX線検査装置。
  7. 前記制御部は、前記被検査物の形状が前記通過部の形状に適合していないと判定された場合、エラー情報を出力する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のX線検査装置。
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