JP2019120316A - 変速機構 - Google Patents

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JP2019120316A JP2018000186A JP2018000186A JP2019120316A JP 2019120316 A JP2019120316 A JP 2019120316A JP 2018000186 A JP2018000186 A JP 2018000186A JP 2018000186 A JP2018000186 A JP 2018000186A JP 2019120316 A JP2019120316 A JP 2019120316A
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剛 吉ヶ▲崎▼
Takeshi Yoshigasaki
剛 吉ヶ▲崎▼
賢太 小東
Kenta Koto
賢太 小東
直樹 松永
Naoki Matsunaga
直樹 松永
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    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion

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Abstract

【課題】不思議遊星歯車を用いながら、軸方向に小型化した変速機構を提供すること。【解決手段】入力軸10と、入力軸と同軸上に配置されたサンギヤ111、キャリア113、及び、第1及び第2リングギヤ114、115を含む不思議遊星歯車と、第2リングギヤに連結された出力軸12と、入力軸と第1リングギヤとの断続、及び、入力軸とキャリアとの断続を行うクラッチ機構と、を備え、クラッチ機構は、入力軸と第1リングギヤとを断続する第1摩擦係合部16と、入力軸とキャリアとを断続する第2摩擦係合部17と、を含み、第1及び第2摩擦係合部が入力軸の径方向に並んで配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、不思議遊星歯車を有する変速機構に関する。
変速機構として、遊星歯車を用いたものが知られている。特許文献1及び特許文献2には、遊星歯車を用いた変速機構において、遊星歯車を介して出力軸に動力伝達する入力軸と、遊星歯車を介さずに出力軸に動力伝達する入力軸とを有し、クラッチ機構によりいずれの入力軸を出力軸に接続するかを切り替える構成が開示されている。
米国特許出願公開第2012/0214639号明細書 米国特許出願公開第2012/0217114号明細書
より大きな減速比を得たい場合、不思議遊星歯車が採用されることがある。しかしながら、不思議遊星歯車は複数のリングギヤが軸方向に並ぶので、リングギヤが一つの一般的な遊星歯車よりも軸方向に大型化しやすい。
本発明の目的は、不思議遊星歯車を用いながら、軸方向に小型化した変速機構を提供することにある。
本発明によれば、
入力軸と、
前記入力軸と同軸上に配置されたサンギヤ、キャリア、及び、第1及び第2リングギヤを含む不思議遊星歯車と、
前記第2リングギヤに連結された出力軸と、
前記入力軸と前記第1リングギヤとの断続、及び、前記入力軸と前記キャリアとの断続を行うクラッチ機構と、を備え、
前記クラッチ機構は、
前記入力軸と前記第1リングギヤとを断続する第1摩擦係合部と、
前記入力軸と前記キャリアとを断続する第2摩擦係合部と、を含み、
前記第1及び第2摩擦係合部が前記入力軸の径方向に並んで配置される、
ことを特徴とする変速機構が提供される。
本発明によれば、不思議遊星歯車を用いながら、軸方向に小型化した変速機構を提供することができる。
一実施形態に係る変速機構が適用された駆動装置の断面図。 プラネタリギヤ及びキャリアの構造を示す概略図。 駆動装置のハウジング及びモータを除いた状態を示す斜視図。 (A)はクラッチ機構の断面図であって付勢部材による付勢方向及びシフタの変位を示す図、(B)はクラッチ機構の断面図であって切替部材による付勢方向及びシフタの変位を示す図。 第2摩擦係合部が係合しているときの動力伝達経路を示す図。
以下、一実施形態に係る変速機構について説明する。図1は、一実施形態に係る変速機構1が適用された駆動装置100の断面図である。駆動装置100は、変速機構1と、ハウジング2と、モータ3とを備えている。なお、図1において、図の左方向を入力軸側若しくは第一方向、図の右方向を出力軸側若しくは第二方向と称することがある。後述する図5においても同様である。
変速機構1は、モータ3から入力された回転を複数の変速比で変速可能な多段の変速機構であり、本実施形態の場合、二段の変速が可能である。変速機構1はモータ3からの回転が入力され、モータ3の出力軸を兼ねる入力軸10と、入力軸10から伝達された回転を変速させる不思議遊星歯車11と、変速後の回転を出力する出力軸12と、不思議遊星歯車11の変速比を切り替え可能なクラッチ機構13とを含む。
ハウジング2は、中央部を構成する筒状のセンタハウジング2aと、センタハウジング2aの一側面を覆うように形成されるサイドハウジンク2bとを含む。モータ3は、ロータ3aとステータ3bを含み、ロータ3aはモータ3の出力軸を兼ねる入力軸10に接続している。入力軸10は、軸受40によって回転自在に支持されており、出力軸12は、入力軸10と同軸上に軸受43によって回転自在に支持されている。
不思議遊星歯車11は、サンギヤ111、キャリア113、複数のプラネタリギヤ112、第1リングギヤ114及び第2リングギヤ115を含む。サンギヤ111は入力軸10と一体に回転可能に接続されている。
図1と共に図2を参照する。図2は、プラネタリギヤ112及びキャリア113の構造を示す概略図であり、図1のX方向から見た断面図であってサンギヤ111及び後述するインナープレート14を除いたものである。なお、図1は図2のY方向から見た断面図である。
プラネタリギヤ112は、径方向内側でサンギヤ111と、径方向外側で第1及び第2リングギヤ114及び115と、それぞれ噛み合うように設けられ、自転及びサンギヤ111の周りを公転可能である。
キャリア113は、軸受41によって回転自在に支持されている。キャリア113は、本体部200と、複数の連結部201と、接続部202と、軸204を含む。本体部200は、プラネタリギヤ112の出力軸側に設けられ、円板形状を含む。連結部201は、本体部200から入力軸側に延出して設けられ、本体部200と反対側の端部は接続部202につながり、本体部200と接続部202とを連結する。軸204は、プラネタリギヤ112を回転自在に支持するように設けられる。本実施形態では、連結部201は、入力軸10に対して同心円状に配置される。接続部202は入力軸と平行に伸びた筒状の形状を含み、内面に後述する第2摩擦係合部17の第2被駆動摩擦板172が連結されている。従って、第2摩擦係合部17が係合すると、入力軸10とキャリア113とプラネタリギヤ112とが一体的に回転する。更に、キャリアは、付勢部材183のロッド183bを支持する筒部203が設けられている。
本実施形態では、プラネタリギヤ112は3個設けられているが、プラネタリギヤ112の個数は限定されず、2個以下及び4個以上でも良い。また、連結部201の数についても限定されず、2個以下及び4個以上でも良い。プラネタリギヤ112及び連結部201の数は同一でも異なっていてもよい。
再び図1を参照する。第1リングギヤ114は、プラネタリギヤ112の径方向外側に、入力軸10と同軸上でセンタハウジング2aに固定される。第2リングギヤ115は、第1リングギヤ114と同軸上且つ第1リングギヤ114の出力軸側に近接して設けられ、軸受42によって回転自在に支持されている。第2リングギヤは、出力軸12と接続している。第1リングギヤ114と第2リングギヤ115は互いに歯数が異なるように構成される。プラネタリギヤ112が第1リングギヤ114の内周を1周すると、第2リングギヤ115は第1リングギヤ114との歯数の差分だけ第1リングギヤ114に対して回転する。従って、プラネタリギヤ112の回転が第1及び第2リングギヤ114及び115で減速されて、出力軸12に伝達される。
図1と共に図3を参照する。図3は、駆動装置100のセンタハウジング2a及びモータ3を除いて入力軸側から見た状態の図である。変速機構1は、入力軸10からの駆動力を、サンギヤ111及びキャリア113のいずれに伝達するかを切り替えるクラッチ機構13を有する。クラッチ機構13は、インナープレート14、シフタ15、第1及び第2摩擦係合部16及び17、切替機構18を含む。
インナープレート14は、入力軸10の回転をシフタ15に伝達する部材であり、入力軸10と一体に回転する。インナープレート14は、軸方向でモータ3とサンギヤ111の間に配置され、入力軸10の周囲から径方向外側に延出するように形成される。インナープレート14の外周には、シフタ15と接続するための複数の凸部が設けられる。
シフタ15は、後述する切替機構18により軸方向に移動することにより、第1及び第2摩擦係合部16及び17のいずれが係合するかを切り替える部材である。シフタ15は、筒状の形状を含み、入力軸10の径方向でサンギヤ111及びインナープレート14とキャリア113の接続部202との間に設けられる。シフタ15は、筒状の形状を有し入力軸10に平行に延びる平行部151と、平行部151の出力軸側の端部から径方向内側に延出する第1垂直部152と、平行部151の入力軸側の端部から径方向外側に延出する第2垂直部153とを有する。シフタ15は平行部151の内面でインナープレート14の凸部と重なる位置に凹部を有し、凹部がインナープレート14の凸部と噛み合い、インナープレート14と一体になって回転する。すなわち、シフタ15は入力軸10と同じ回転数で回転する。
クラッチ機構13は、シフタ15の平行部151とサンギヤ111との間に第1摩擦係合部16を有する。第1摩擦係合部16は、平行部151に連結される第1駆動摩擦板161及びサンギヤ111に連結される第1被駆動摩擦板162を含み、入力軸10とサンギヤ111とを断続する。第1駆動摩擦板161は環状の板状部材であり、外周がシフタ15の平行部151の内側のスプラインと径方向に係合し、軸方向に移動可能に設けられている。第1被駆動摩擦板162も環状の板状部材であり、内周がサンギヤ111のスプラインと径方向に係合し、軸方向に移動可能に設けられている。
第1駆動摩擦板161と第1被駆動摩擦板162とが係合すると、入力軸10の回転は、インナープレート14及びシフタ15を介してサンギヤ111に伝達される。従って入力軸10とサンギヤ111が一体になって回転する。
クラッチ機構13は、シフタ15の係合部とキャリア113の間に第2摩擦係合部17を有する。第2摩擦係合部17は、平行部151に連結される第2駆動摩擦板171及びキャリア113に連結される第2被駆動摩擦板172を含み、入力軸10とキャリア113とを断続する。第2駆動摩擦板171は環状の板状部材であり、内周がシフタ15の平行部151の外側のスプラインと径方向に係合し、軸方向に移動可能に設けられている。第1被駆動摩擦板172も環状の板状部材であり、外周がキャリア113のスプラインと径方向に係合し、軸方向に移動可能に設けられている。
第2駆動摩擦板171と第2被駆動摩擦板172とが係合すると、入力軸10の回転は、インナープレート14及びシフタ15を介してキャリア113に伝達される。従って入力軸10とキャリア113が一体になって回転する。
本実施形態では、第1摩擦係合部16と第2摩擦係合部17とは、シフタ15を間に挟んで径方向に並んで配置され、軸方向の配設領域は全域で重なっているが、少なくとも一部が重なるように配置してもよい。例えば、第1摩擦係合部16及び第2摩擦係合部17は、軸方向にシフタ15の平行部151の長さを超えないように設けられているが、軸方向に平行部151よりも長い構成も採用可能である。第1摩擦係合部16は、入力軸側にはシフタ15の垂直部153と当接するため延長できないが、出力軸側には平行部151より軸方向に長くなるよう延長可能である。第1摩擦係合部17についても同様に、入力軸側には平行部151より軸方向に長くなるよう延長可能である。また、本実施形態では、第1摩擦係合部16及び第2摩擦係合部17の軸方向の長さは、平行部151に一致しているが、平行部151よりも軸方向に短い構成も採用可能である。
本実施形態では、第1及び第2摩擦係合部16及び17は多板クラッチであり、第1及び第2駆動摩擦板161及び171と第1及び第2被駆動摩擦板162及び172をそれぞれ複数有する。なお、第1及び第2摩擦係合部16及び17は、例えば単板クラッチ等も適用可能である。
クラッチ機構13は、第1及び第2摩擦係合部16及び17のいずれかを選択的に係合させることで、入力軸10をサンギヤ111及びキャリア113のいずれかと接続させ、変速比を切替られる。また、第1及び第2摩擦係合部16及び17は、キャリア113を挟んで入力軸10の径方向に並んで配置される。従って、不思議遊星歯車を用いながら複数の変速比を有する変速機構1を軸方向に小型化することができる。
切替機構18は、シフタ15を軸方向に移動させることにより、第1及び第2摩擦係合部16及び17のいずれが係合するかを切り替える。切替機構18は、レバー181、切替部材182、付勢部材183を含む。レバー181は回転軸Aを中心に回動可能であり、レバー181を所定位置Xから矢印方向に回動させると、レバー181の回動に伴い切替部材182が回転軸Aを中心に矢印方向に回動する。切替部材182は軸方向にシフタ15の第2垂直部153と当接するように設けられており、レバー181に伴う回動によってシフタ15を軸方向で出力軸側に押す。シフタ15は切替部材182に押されると、出力軸側に移動する。このとき、第2垂直部153によって第2駆動摩擦板171が第2被駆動摩擦板172に押圧され、第2駆動摩擦板171と第2被駆動摩擦板172とが係合する。すなわち、入力軸10とサンギヤ111とが接続する。
図3及び図4を参照する。図4はクラッチ機構13の細部の断面図であり、(A)は付勢部材183による付勢方向及びシフタ15の変位、(B)は切替部材による付勢方向及びシフタ15の変位を示した図である。
付勢部材183は、バネ部材183aと、キャリア113の筒部203に支持されるロッド183bとを含む。バネ部材183aは、軸方向でシフタ15の第1垂直部152と当接するように設けられている。切替部材182がシフタ15を出力軸側に押していないときは、シフタ15は付勢部材183によって軸方向で入力軸側(図4(A)の矢印方向)に付勢され、位置A1に変位する。シフタ15が位置A1に変位すると、第1垂直部152によって第1駆動摩擦板161が第1被駆動摩擦板162に押圧され、第1駆動摩擦板161と第1被駆動摩擦板162とが係合する。すなわち、入力軸10とキャリア113とが接続する。
第1垂直部152は、軸方向で第1摩擦係合部16の出力軸側に設けられ、第2垂直部153は、軸方向で第2摩擦係合部17の入力軸側に設けられる。このため、レバー181が所定位置Xにあり、シフタ15が位置A1に変位すると、第1摩擦係合部16は第1垂直部152に押されて係合するが、第2摩擦係合部17は第2垂直部153が第2摩擦係合部17から遠ざかる方向に変位するため、係合解除される。
また、レバー181が回動すると、シフタ15は切替部材182によって出力軸側(図4(B)の矢印方向)に付勢され、位置A2に変位する。シフタ15が位置A2に変位すると、第2摩擦係合部17は第2垂直部153に押されて係合する。一方、第1摩擦係合部16は第1垂直部152が第1摩擦係合部16から遠ざかる方向に変位し、係合解除される。すなわち、第1及び第2摩擦係合部16及び17は、切替機構18により、いずれか一方のみが係合し他方が係合解除するように排他的に切り替えることができる。また、本実施形態では、シフタ15によって、第1及び第2駆動摩擦板161及び171のいずれを第1及び第2被駆動摩擦板162及び172に押圧するかを切り替えることができる。すなわち、第1及び第2駆動摩擦板161及び171に対してそれぞれに押圧を切り替えるための部材を設ける必要が無いので、省スペース化及び部品点数減少を図ることができる。
また、切替機構18によるクラッチ切替動作において、切替部材182及びシフタ15は、軸方向にのみ移動するので、径方向の移動を伴わない。従って、径方向に大型化せずに切替機構18を設けることができる。
なお、本実施形態では、切替機構18は、レバー181及び切替部材182によってシフタ15を出力軸側に移動させたが、他の構成も適用可能である。例えばDCモータ等を回転軸が入力軸10と交差するように設け、偏心カム等をDCモータ等によって回転させ、シフタ15を押す構成にしてもよい。また、例えば、ウォームギヤ等を用いてDCモータ等の回転を入力軸10方向の移動に変換し、切替部材によってシフタ15を押す構成にしてもよい。
図1及び図5を参照する。図1の矢印R1は、第1摩擦係合部16が係合しているときの動力伝達経路を示している。一方、図5は第2摩擦係合部17が係合しているときの動力伝達経路を矢印R2で示した図である。
第1摩擦係合部16が係合するときは、入力軸10の回転はサンギヤ111、プラネタリギヤ112及び第2リングギヤ115を介して出力軸12に伝達される。また、第2摩擦係合部17が係合するときは、キャリア113、プラネタリギヤ112、第2リングギヤ115を介して出力軸12に伝達される。変速機構1は、異なる伝達経路を有するので、多段の変速比を有することができる。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の変速機構は、
入力軸(例えば10)と、
前記入力軸と同軸上に配置されたサンギヤ(例えば111)、キャリア(例えば111)113、及び、第1及び第2リングギヤ(例えば114及び115)を含む不思議遊星歯車(例えば11)と、
前記第2リングギヤに連結された出力軸と、
前記入力軸と前記第1リングギヤとの断続、及び、前記入力軸と前記キャリアとの断続を行うクラッチ機構(例えば13)と、を備え、
前記クラッチ機構は、
前記入力軸と前記第1リングギヤとを断続する第1摩擦係合部(例えば16)と、
前記入力軸と前記キャリアとを断続する第2摩擦係合部(例えば17)と、を含み、
前記第1及び第2摩擦係合部が前記入力軸の径方向に並んで配置される、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記第1及び第2摩擦係合部が前記入力軸の径方向に並んで配置されるので、複数の変速比を有する変速機構を軸方向に小型化できる。
2.上記実施形態の変速機構は、
前記クラッチ機構は、前記第1摩擦係合部と前記第2摩擦係合部とを排他的に係合又は係合解除させる切替機構(例えば18)を含む、ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記第1摩擦係合部と前記第2摩擦係合部とが排他的に係合するので、軸方向に小型化した変速機構において減速比を切り替えることができる。
3.上記実施形態の変速機構は、
前記切替機構は、前記入力軸の軸方向に変位するシフタ(例えば15)を有し、
前記第1摩擦係合部は、前記シフタが第一位置に変位することにより係合し、
前記第2摩擦係合部は、前記シフタが前記第一位置と異なる第二位置にすることにより係合する、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記シフタが前記入力軸の前記軸方向に変位することで前記第1及び第2摩擦係合部との係合を切り替えるので、径方向に大型化せずに前記切替機構を設けることができる。
4.上記実施形態の変速機構は、
前記クラッチ機構は、前記シフタを前記第一及び前記第二位置のいずれか一位置に変位させるように付勢する付勢部材(例えば183)と、
前記シフタを前記第一及び第二位置のうち前記一位置と異なる他位置に変位させるように付勢する切替部材(例えば182)と、を含み、
前記シフタは、前記切替部材が作動しないときは前記一位置に変位し、
前記切替部材が作動するときは前記他位置に変位する、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記切替部材の作動によってシフタの変位が切り替わるので、前記第1及び第2摩擦係合部の係合を切り替えることができる。
5.上記実施形態の変速機構は、
前記第1摩擦係合部は、前記入力軸側に連結される第1駆動摩擦板(例えば161)と、前記サンギヤ側に連結される第1被駆動摩擦板(例えば162)と、を含み、
前記第2摩擦係合部は、前記入力軸側に連結される第2駆動摩擦板(例えば171)と、前記キャリア側に連結される第2被駆動摩擦板(例えば172)と、を含み、
前記シフタは、径方向で前記第1及び第2摩擦係合部の間に配置され前記入力軸に平行に延びる平行部(例えば151)と、前記平行部の一端部から径方向で前記第1被駆動摩擦板側に延びる第1垂直部(例えば152)と、前記平行部の前記一端部の逆側の端部から径方向で前記第2被駆動摩擦板側に延びる第2垂直部(例えば153)と、を含み、
前記第1垂直部は、前記シフタが前記第一位置に変位すると前記第1駆動摩擦板を前記第1被駆動摩擦板へ押圧し、
前記第2垂直部は、前記シフタが前記第二位置に変位すると前記第2駆動摩擦板を前記第2被駆動摩擦板へ押圧する、
ことを特徴とする。
この実施形態によれば、前記シフタによって、前記第1及び第2駆動摩擦板のいずれを前記第1及び第2被駆動摩擦板に押圧させるかを切り替えることができる。すなわち、前記第1及び第2駆動摩擦板に対してそれぞれに押圧を切り替えるための部材を適用する必要が無いので、省スペース化及び部品点数減少を図ることができる。
1 変速機構、10 入力軸、11 不思議遊星歯車、12 出力軸、13 クラッチ機構

Claims (5)

  1. 入力軸と、
    前記入力軸と同軸上に配置されたサンギヤ、キャリア、及び、第1及び第2リングギヤを含む不思議遊星歯車と、
    前記第2リングギヤに連結された出力軸と、
    前記入力軸と前記第1リングギヤとの断続、及び、前記入力軸と前記キャリアとの断続を行うクラッチ機構と、を備え、
    前記クラッチ機構は、
    前記入力軸と前記第1リングギヤとを断続する第1摩擦係合部と、
    前記入力軸と前記キャリアとを断続する第2摩擦係合部と、を含み、
    前記第1及び第2摩擦係合部が前記入力軸の径方向に並んで配置される、
    ことを特徴とする変速機構。
  2. 前記クラッチ機構は、前記第1摩擦係合部と前記第2摩擦係合部とを排他的に係合又は係合解除させる切り替え機構を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の変速機構。
  3. 前記切り替え機構は、前記入力軸の軸方向に変位するシフタを有し、
    前記第1摩擦係合部は、前記シフタが第一位置に変位することにより係合し、
    前記第2摩擦係合部は、前記シフタが前記第一位置と異なる第二位置に変位することにより係合する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の変速機構。
  4. 前記クラッチ機構は、前記シフタを前記第一及び第二位置のいずれか一位置に変位させるように付勢する付勢部材と、
    前記シフタを前記第一及び第二位置のうち前記一位置と異なる他位置に変位させるように付勢する切替部材と、を含み、
    前記シフタは、前記切替部材が作動しないときは前記一位置に変位し、
    前記切替部材が作動するときは前記他位置に変位する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の変速機構。
  5. 前記第1摩擦係合部は、前記入力軸側に連結される第1駆動摩擦板と、前記サンギヤ側に連結される第1被駆動摩擦板と、を含み、
    前記第2摩擦係合部は、前記入力軸側に連結される第2駆動摩擦板と、前記キャリア側に連結される第2被駆動摩擦板と、を含み、
    前記シフタは、径方向で前記第1及び第2摩擦係合部の間に配置され前記入力軸に平行に延びる平行部と、前記平行部の一端部から径方向で前記第1被駆動摩擦板側に延びる第1垂直部と、前記平行部の前記一端部の逆側の端部から径方向で前記第2被駆動摩擦板側に延びる第2垂直部と、を含み、
    前記第1垂直部は、前記シフタが前記第一位置に変位すると前記第1駆動摩擦板を前記第1被駆動摩擦板へ押圧し、
    前記第2垂直部は、前記シフタが前記第二位置に変位すると前記第2駆動摩擦板を前記第2被駆動摩擦板へ押圧する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の変速機構。
JP2018000186A 2018-01-04 2018-01-04 変速機構 Pending JP2019120316A (ja)

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