JP2019120034A - 法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法 - Google Patents

法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019120034A
JP2019120034A JP2018000032A JP2018000032A JP2019120034A JP 2019120034 A JP2019120034 A JP 2019120034A JP 2018000032 A JP2018000032 A JP 2018000032A JP 2018000032 A JP2018000032 A JP 2018000032A JP 2019120034 A JP2019120034 A JP 2019120034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fermentation
base material
greening
bark
sewage sludge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018000032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6426311B1 (ja
Inventor
高橋 範行
Noriyuki Takahashi
範行 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JOMO RYOKUSAN KOGYO KK
Original Assignee
JOMO RYOKUSAN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JOMO RYOKUSAN KOGYO KK filed Critical JOMO RYOKUSAN KOGYO KK
Priority to JP2018000032A priority Critical patent/JP6426311B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6426311B1 publication Critical patent/JP6426311B1/ja
Publication of JP2019120034A publication Critical patent/JP2019120034A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

【課題】法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法に関し、下水汚泥を発酵促進材に使用し、未利用の木材のチップと樹皮とを混錬し、好気性発酵処理して得た発酵肥料及び発酵肥料を法面緑化工事の植物生育基盤とする緑化基盤材を提供する。【解決手段】下水汚泥に、未利用の木材のチップと樹皮を混錬し、ロータリー式発酵装置を備えた発酵槽内に投入し、通気と切り返しによる好気性発酵を2週間ほど経て、発酵反応熱で概略含水率40%から45%まで調整した発酵堆肥を網目20mmのスクリーンで篩別して20mm以下のサイズに整え、通気性を有したフレキシブルコンテナ袋の中に収納し静置し、4ヶ月から6ヶ月の熟成期間をもって発酵反応熱が治まった発酵肥料を特徴とする構成。【選択図】図1

Description

本発明は、法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法に関するもので、下水道の終末処理で発生する脱水処理後の下水汚泥(窒素の含有率2%/wt超を可とする)を発酵促進材に使用し、森林の開発や保全・維持で生じる小径材や曲がり材のために利用されない伐採材や除根、竹等の未利用な木材、及び素材流通時の原木市場等の取扱い時や製材品生産時に発生する樹皮を混錬し、好気性発酵を経て発酵から熟成させた発酵肥料を製造し、これにコンニャクの飛び粉(業界呼称、コンニャク芋の精粉時の残渣)を混合し、必要に応じて種子、清水を加えて、モルタルコンクリート吹付機に投入し、空気圧縮機の圧搾空気による管搬送の先端ノズル噴射にて法面に所定の厚さで植物の生育基盤層を形成する法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法である。
従来は、火山噴出物を起源とした山砂を法面緑化時の植物生育基盤として用いていた。 その山砂を客土(緑化基盤材と同意)とし、コンニャクの飛び粉(業界呼称、コンニャク芋の製粉精製過程で排出する粉状残渣)を肥料兼接着剤(商標名:ピーエムザイ)として使用し、緑化基盤材の栄養価を補い飛散流出を防止する法面緑化技術「PM工法(ピーエム工法:本出願人が命名)」として、法面緑化工事に寄与している(例えば、特公平6−27406号公報の発明)。
しかしながら、その後、山砂を客土として用いることは、採取地周辺の森林環境を破壊し、土砂流出の防止や水源涵養の機能を阻害することに繋がることを危惧し、山砂の代替えに下水汚泥(脱水汚泥)を用いる工法を開発した(特公平7−23614号公報の発明)。
特公平06−027406号公報 特開平11−061832号公報
緑化基盤材に山砂又は山砂の代替えの下水汚泥を用いた特許文献1にあっては、図1の法面において、法勾配6分(約60度)から法勾配8分(約50度)の急勾配法面、又は著しく凹凸を成す起伏法面にあっては、集中豪雨(35mm/時超のゲリラ豪雨)によって、形成した緑化基盤材に雨溝等の浸食被害が発生、また、酷暑時(気温30℃超)には、乾燥し植物の種子発芽が遅れ不均一になる。 そのため、緑化基盤材の表面に種子付きシート「化繊網:PM緑化ネット(ピーエム緑化ネット:本出願人が命名)」を張設し、浸食被害や乾燥被害を緩和する技法とした。しかし、種子が発芽し幼芽が発育する時期に至ると、野生動物(鹿、猪)の法面上での採食行動(食害)で張設したシートに破断や捲れが生じ、シートの使用目的を阻害する結果になってしまう場面が多発した。
上記の特許文献1にあっては、緑化基盤材を法面に吹付けた時の粒度調整、通気性及び保水性の効果は確実であるものの、吹付けた後の乾燥収縮によるクラックの発生防止やそれに伴う滑落の防止に対しては、十分満足できる理想的な形状では決してなかった。 そこで、特許文献2に示すように植物性の廃材を破砕機で粗破砕した後、クラッシャの破砕部に投入し、外側破砕歯と内側破砕歯の回転により、これら植物性廃材を擦る潰しながら、原形質を概略100mm程度以下の長さで、且つ5mm程度以下の太さに成型したものを緑化基盤材用繊維状繋ぎ材の成型方法及びその繊維状繋材入りの緑化基盤材を用いた法面緑化工法を開発した。
上記の先行技術(従来工法)において、次のような課題がある。 第1に、山砂又は下水汚泥の発酵肥料を客土(緑化基盤材)として用いる場合は、吹付け前の緑化基盤材の含水率を40%以下に調整しなければ、コンニャクの飛び粉(ピーエムザイ)の粘着力によって、吹付けの際の管搬送時に閉塞し、スムーズな施工ができない。 第2に、緑化基盤材の浸食被害や乾燥被害を緩和するため、吹付けにより法面に形成した緑化基盤材の表面にシートを張設しなければならない。 第3に、第2にあっては、野生動物の食害により法面が荒らされ、緑化の成果が得られない実情がある。 第4に、緑化基盤材用繊維状繋ぎ材の成型方法がクラッシャの外内回転歯による擦り潰しから成る長さ100mm以下を可とする長形状のため、吹付けの際の管搬送時に閉塞し、スムーズな施工ができない。
そこで、本発明は先行技術の法面緑化工事用緑化基盤材の課題を解決し、発明の目的を達成するために提供するものである。
本発明の第1は、法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法において、下水汚泥を含水率約75%で重量が約9.5tonに設定した下水汚泥に、除根した伐採材と竹材を可とする未利用の木材を破砕径38mm、容量10立法メートル(以下、「m3」という。)に設定したチップと、破砕径38mm、容量10m3に設定した樹皮を混錬した後、ロータリー式発酵装置を備えた発酵槽内に投入し、通気と切り返しによる好気性発酵を2週間ほど経て、発酵反応熱で概略含水率40%から45%まで調整した発酵肥料を、網目20mmのスクリーンで篩別して20mm以下のサイズに整え、通気性を有する概略径1m、高さ1mのフレキシブルコンテナ袋の中に収納して静置し、4ヶ月から6ヶ月の熟成期間をもって発酵反応熱が治まった発酵肥料を得るようにしたものである。
本発明の第2は、第1の発明に係る法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法において、下水汚泥に、容量20m3の未利用の木材のチップと、容量20m3の樹皮、及び網目20mmのスクリーンで篩別した20mm以上のオーバーサイズにした容量1m3から3m3の発酵肥料を加えるようにしたものである。
本発明は上記の構成であるから次の作用効果がある。 第1に、従来の山砂や下水汚泥肥料を法面緑化工事用緑化基盤材に使用する場合は、緑化基盤材の地肥力を高めるために、化成肥料とともに肥料木(例えば、マメ科植物:ハギ、コマツナギ)を保全種として使用していたが、下水汚泥を発酵促進材に使用し、未利用の伐採材や除根、及び竹材、並びに樹皮と混錬し、好気性発酵を経て発酵から熟成させた発酵肥料の製造方法では、土壌菌(土壌微生物:土壌中に生息する微生物の総称)が増える傾向が確認できた。
第2に、土壌菌が増えることで、化成肥料や肥料木を使わずに法面緑化に適した植物群落の形成が可能である。
第3に、下水汚泥を発酵促進材に使用し、未利用の木材のチップと樹皮を好気性発酵で発酵から熟成した発酵肥料は、発酵過程及び利用時の発酵臭(腐敗臭)がない。
第4に、請求項第1及び請求項第2において、樹皮(破砕径38mm、20m3)を加えることにより、樹皮特有の繊維質が絡み合い、又繋ぎ材となり、発酵肥料が膨軟化することで、法面上に吹付で形成した緑化基盤材は、保水・通水性及び繊維の絡みつきで緊結力が高まるため、集中豪雨時の浸食被害や酷暑時の乾燥被害に耐え得ることが確認できる。
第5に、第4により、緑化基盤材の表面にシートの張設が不要となり、法面緑化の工費をおさえることができる。
第6に、本発明により、利用価値が少なく止む無く廃棄物処分されていた資源を再生品利用することは、処分場や処分費の節約とともに、資源循環型社会に貢献できる。
第7に、森林整備や竹林整備で生じる木材、竹材を積極的に利用することは、里山又は中山間地域の環境整備や保全に資する事業の促進に繋がる(例えば、野生動物と人間とが棲み分けするための緩衝地帯の整備など)。
法面緑化工事用緑化基盤材の製造工程を示す概略図である。 法面の断面構造の概略断面図である。
本発明の第1は、法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法において、住環境保全のための森林や竹林の整備で生じながら、利用価値が無く厄介者扱いにされている木材や竹材のチップを容量20m3と素材流通時の原木市場等の取扱い時や製材品生産時に発生する樹皮を約10m3とを発酵肥料化するため、下水汚泥を容量約9.5tonと混ぜた後、ロータリー式発酵装置を備えた発酵槽内に投入し、通気と切り返しによる好気性発酵を2週間ほど経て、発酵反応熱で概略含水率40%から45%まで調整した発酵肥料を、網目20mmのスクリーンで篩別して20mm以下のサイズに整え、通気性を有したフレキシブルコンテナ(概略径1m、高さ1m)の中に収納し静置し、4ヶ月から6ヶ月の熟成期間をもって発酵反応熱が治まった発酵肥料を得るようにしたものである。
本発明の第2は、第1の発明に係る法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法において、下水汚泥に、容量20m3の未利用の木材のチップと、容量20m3の樹皮、及び網目20mmのスクリーンで篩別した20mm以上のオーバーサイズの発酵肥料を1m3から3m3を加えるようにしたものである。
図において、下水汚泥1は、水処理場の脱水処理をした後の下水汚泥である。当該下水汚泥1の容量を約9.5tonに設定したのは、通常汚泥収集運搬車両1台(の積載量に相当するものであり、車種によって、その積載容量が異なる場合がある。木材チップ2は、森林や竹林整備で生じる伐採材や除根、竹を木材破砕機(図示省略)によって、網目が38mmの篩装置(図示省略)のスクリーンを通過したチップである。 樹皮3は、素材流通時(原木市場等の取扱い時など)や製材品加工時に生じる樹皮を木材破砕機によって、38mmスクリーンを通過した樹皮であり、針葉樹及び広葉樹を問わない。 下水汚泥1に木材チップ2と竹チップ3及び樹皮4を混ぜ練りし、発酵に適正な含水率50%から60%の範囲に水分調整をした混合物A又は戻し材Eを加えた混合物Bを作製する。 なお、戻し材Eとは、好気性発酵後の発酵肥料Aをスクリーン20mm網目で篩別後のオーバーサイズであり、有機物の分解に役立つ土壌菌が大量に賦存することから、好気性発酵の促進する機能がある。
「混合物Aの配合割合の具体例」を以下に示す。 (1)含水率75%±5%、窒素含有量2%wt超/を可とする下水汚泥1の数量9.5ton(便宜上の量:収集運搬車両1台積載量に相当する。) (2)破砕サイズ38mmのスクリーンの通過を可とする木材チップ2と竹材チップ3又は木材竹材が混在したチップの数量20m3 (3)破砕サイズ38mmのスクリーンの通過を可とする樹皮4の数量20m3
「混合物Bの配合割合の具体例」を以下に示す。前記(1)から(3)の配合割合で作製した混合物Aに、好気性発酵に適した含水率50%から60%に水分調整するための戻し材Eを加える。具体例としては、混合物Aに戻し材Eを1m3から3m3の範囲で水分調整が可となる。
次に、本発明の製造過程を説明する。 (1)まず、上記(1)〜(3)の配合割合で下水汚泥1
と木材チップ2、竹チップ3及び樹皮4を練り混ぜした混合物Aを作製する。 (2)混合物Aに戻し材Eを加えて、水分調整した混合物Bを作製する。 (3)混合物Bを好気性発酵するため、発酵槽に投入し、ロータリー式発酵装置で通気と切り返しを繰り返しながら、2週間ほど経過した後に発酵槽より取出した発酵肥料Cを作製する。 (4)発酵肥料Cをスクリーン20mm網目で篩別し、緑化基盤材Fの使用に適したサイズに調整した発酵肥料Dを作製する。20mmオーバーサイズは戻し材Eとする。 (5)発酵肥料Dを概略径1m、高さ1m程の通気性を有するフレキシブルコンテナ袋Iに収納して静置し、4ヶ月から6ヶ月の熟成期間をもって発酵反応熱が治まった発酵肥料から成る緑化基盤材Fを完成する。 (6)完成した緑化基盤材Fは、一般化している緑化基盤材を法面上に吹付けによって形成する作業方法を可とする。具体的にはモルタルコンクリート吹付機Jと空気圧縮機Kを使って、圧搾空気で管搬送し、法面に所定の厚さで緑化基盤層Gを形成する技法である。
本発明によって得られた緑化基盤材Fは、法面工事用緑化基盤材のみならず、園芸用の土壌改良材や培土等にも適用できる。
1…汚泥 2…木材チップ 3…竹材チップ 4…樹皮 5…コンニャク飛び粉 6…種子 A…混合物 B…混合物 C…発酵肥料 D…発酵肥料 E…戻し材 F…緑化基盤材 G…緑化基盤層 H…法面 I…コンテナ袋 J…モルタルコンクリート吹付機 K…空気圧縮機
「混合物Aの配合割合の具体例」を以下に示す。
(1)含水率75%±5%、窒素含有量2% wt超/を可とする下水汚泥1の数量9.5ton(便宜上の量:収集運搬車両1台積載量に相当する。)
(2)破砕サイズ38mmのスクリーンの通過を可とする木材チップ2と竹材チップ3又は木材竹材が混在したチップの数量20m3
(3)破砕サイズ38mmのスクリーンの通過を可とする樹皮4の数量20m3
次に、本発明の製造過程を説明する。
(1)まず、上記(1)〜(3)の配合割合で下水汚泥1と木材チップ2、竹チップ3及び樹皮4を練り混ぜした混合物Aを作製する。
(2)混合物Aに戻し材Eを加えて、水分調整した混合物Bを作製する。
(3)混合物Bを好気性発酵するため、発酵槽に投入し、ロータリー式発酵装置で通気と切り返しを繰り返しながら、2週間ほど経過した後に発酵槽より取出した発酵肥料Cを作製する。
(4)発酵肥料Cをスクリーン20mm網目で篩別し、緑化基盤材Fの使用に適したサイズに調整し
た発酵肥料Dを作製する。20mmオーバーサイズは戻し材Eとする。
(5)発酵肥料Dを概略径1m、高さ1m程の通気性を有するフレキシブルコンテナ袋Iに収納して静置し、4ヶ月から6ヶ月の熟成期間をもって発酵反応熱が治まった発酵肥料から成る緑化基盤材Fを完成する。
(6)完成した緑化基盤材Fは、一般化している緑化基盤材を法面上に吹付けによって形成する作業方法を可とする。具体的にはモルタルコンクリート吹付機Jと空気圧縮機Kを使って、圧搾空気で管搬送し、法面に所定の厚さで緑化基盤層Gを形成する技法である。
1…汚泥
2…木材チップ
3…竹材チップ
4…樹皮
5…コンニャク飛び粉
6…種子
A…混合物
B…混合物
C…発酵肥料
D…発酵肥料
E…戻し材
F…緑化基盤材
G…緑化基盤層
H…法面
I…コンテナ袋
J…モルタルコンクリート吹付機
K…空気圧縮機

Claims (2)

  1. 含水率75%、重量9.5tonに設定した下水汚泥に、除根した伐採材と竹材を可とする未利用の木材を破砕径38mm、容量10m3に設定したチップと、破砕径38mm、容量10m3に設定した樹皮を混錬した後、ロータリー式発酵装置を備えた発酵槽内に投入し、通気と切り返しによる好気性発酵を2週間ほど経て、発酵反応熱で概略含水率40%から45%まで調整した発酵肥料を、網目20mmのスクリーンで篩別して20mm以下のサイズに整え、通気性を有する概略径1m、高さ1mのフレキシブルコンテナ袋の中に収納して静置し、4ヶ月から6ヶ月の熟成期間をもって発酵反応熱が治まった発酵肥料を得ることを特徴とする法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法。
  2. 下水汚泥に、容量20m3の未利用の木材のチップと、容量20m3の樹皮、及び網目20mmのスクリーンで篩別した20mm以上のオーバーサイズの発酵肥料を1m3から3m3を加える請求項1記載の法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法。
JP2018000032A 2018-01-04 2018-01-04 法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法 Active JP6426311B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000032A JP6426311B1 (ja) 2018-01-04 2018-01-04 法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000032A JP6426311B1 (ja) 2018-01-04 2018-01-04 法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6426311B1 JP6426311B1 (ja) 2018-11-21
JP2019120034A true JP2019120034A (ja) 2019-07-22

Family

ID=64394760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018000032A Active JP6426311B1 (ja) 2018-01-04 2018-01-04 法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6426311B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7511962B1 (ja) 2024-03-14 2024-07-08 上毛緑産工業株式会社 木材チップと下水汚泥を利用した菌体りん酸肥料の製造方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109618866A (zh) * 2018-12-17 2019-04-16 安徽省巢湖铸造厂有限责任公司 一种利用磷化污泥制营养土的方法
CN110235744A (zh) * 2019-07-04 2019-09-17 湖北禾惠生态科技有限公司 一种基于生物质沼渣为原料的烟草育苗基质
CN113412771B (zh) * 2021-04-25 2022-07-01 刘克锋 基于秸秆和蚯蚓粪发酵生产通用园艺作物栽培基质的方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003134931A (ja) * 2001-11-01 2003-05-13 Jomo Ryokusan Kogyo Kk 法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法
JP2010077745A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Kindai Sangyo Kk 緑化基盤材の吹き付けシステム及び緑化基盤材ならびに緑化工法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003134931A (ja) * 2001-11-01 2003-05-13 Jomo Ryokusan Kogyo Kk 法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法
JP2010077745A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Kindai Sangyo Kk 緑化基盤材の吹き付けシステム及び緑化基盤材ならびに緑化工法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7511962B1 (ja) 2024-03-14 2024-07-08 上毛緑産工業株式会社 木材チップと下水汚泥を利用した菌体りん酸肥料の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6426311B1 (ja) 2018-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6426311B1 (ja) 法面緑化工事用緑化基盤材の製造方法
US20070186463A1 (en) Blended mulch products for spray application to a surface
CN104099102A (zh) 一种蓝莓土壤调理剂及其制备方法
CN107593018A (zh) 一种将矿山废弃地修复成苗圃用地的方法及改良土
CN111955312B (zh) 一种疏浚淤泥改良配制绿化种植土壤的方法
KR100634569B1 (ko) 법면 조경용 식생토 및 이의 제조방법
KR200417955Y1 (ko) 법면 조경용 식생토 및 이의 제조방법
CN102210244A (zh) 一种马铃薯淀粉废渣生产育苗营养杯的方法
Pradhan et al. Fecal sludge-derived pellet fertilizer in maize cultivation
DE202007008230U1 (de) Anordnung und Vorrichtung zur quantitativen Fixierung von Gülle/Flüssigmist an natürliche nachwachsende Roh- und Feststoffe zum Zwecke der Verwendung als trocken deponierbare, vollwertige, organische und humusbildende Naturdüngemittel
JP4256751B2 (ja) リサイクル緑化用資材の製造方法
JP6506320B2 (ja) 植物育成用マット及びその製造方法
JP3584468B2 (ja) 法面緑化工法
JP2001028943A (ja) 緑化基盤材の製造方法
JP3648024B2 (ja) 緑化基盤材用繊維状繋ぎ材の成形方法及びその繊維状繋ぎ材入りの緑化基盤材を用いた法面緑化工法
JP2006187228A (ja) 植生基盤材
JP2004044378A (ja) 伐採樹木を植物成育基盤材として用いた客土吹付工法または厚層基材吹付工法
KR102290486B1 (ko) 보습이 뛰어난 녹생토 및 그 제조방법
KR20130066758A (ko) 황토 함유 퇴비용 펠릿 제조방법
JP2005318891A (ja) 緑化用土壌および緑化用土壌の製造方法ならびに緑化用土壌を用いた緑化方法
JP3521428B1 (ja) 緑化工法と植物育成基盤材
JP3057561B2 (ja) 木質熱処理物の製造法と木質熱処理物の使用方法
US20060048555A1 (en) Natural fertiliser and method for producing the same
KáDáR Processed slaughterhouse waste application on calcareous sandy soil
JPH11285681A (ja) 堆肥を利用して産業廃棄物を出荷用の袋内で醗酵させる工法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180731

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180731

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180731

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181002

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20181002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6426311

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250