JP2019119526A

JP2019119526A - 収納箱

Info

Publication number: JP2019119526A
Application number: JP2018228313A
Authority: JP
Inventors: 芯宇周; Xin Yu Zhou; 晟嘉周; sheng jia Zhou
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2018-01-03
Filing date: 2018-12-05
Publication date: 2019-07-22
Also published as: US10507952B2; DE202018107323U1; US20190276182A1; CN207810030U

Abstract

【課題】構造上合理的で、使用上便利な収納箱を提供する。【解決手段】一体に形成された箱本体と側框部とを含み、側框部は箱本体の両側に取り付けられる。箱本体は、前面板（１）、後面板（２）、底面板（３）、上面板（４）、及びフラップ（５）を有する。側框部は、外框（９）、内框（１０）、及び鏡板（１１）を含む。外框（９）の外側底部に複数の水平固定挿入孔（１３）が設けられ、外框（９）の外側頂部に複数の垂直固定挿入孔（１４）が設けられ、外框（９）の内部の上端及び下端に位置決め突起（１５）が設けられている。また、外框（９）と内框（１０）とが、水平固定挿入孔（１３）と水平固定挿入リブ（１６）とを、及び垂直固定挿入孔（１４）と垂直固定挿入リブ（１７）とをそれぞれ組み合わせて固定され、位置決め突起（１５）によって位置規制される。【選択図】図２

Description

本発明は、家庭用品の技術分野に関し、具体的には、例えば、３ドアタイプの収納箱に関する。

収納箱は、様々な品物を整理するために利用され、食品又は物品を収納し、日常生活において欠かせない家庭用品の１つとなっている。使用上の利便性及び衛生面のため、従来の収納箱は、一般に、箱本体と蓋部とを含み、箱本体の上端に開口部が設けられ、蓋部が開口部を覆うように構成されている。また、従来市販されている収納箱の多くは、箱の上面を引き起こして開放する方式を採用している。このため、収納箱が積み重ねられている場合、下段の収納箱内の品物を取り出す必要があるとき、箱本体と蓋部とが分離構造方式の収納箱であっても、上面を引き起こして開放する方式の収納箱であっても、まず上段の収納箱を移動させなければならず、使用者にとって不便である。

本発明の目的は、前記背景技術の課題を解決するため、構造上合理的で、使用上便利な、例えば、３ドアタイプの収納箱を提供することである。

前記目的を達成するために、本発明は、以下の技術的思想を提供する。

本発明に係る収納箱は、
一体に形成され、かつ、少なくとも片側に開口部を有する箱本体と、前記箱本体の開口部を全面閉鎖するように取り付けられる側框部とを備え、
前記一体に形成された箱本体が、前面板と、後面板と、底面板と、上面板と、を有し、
前記側框部が、前記箱本体の開口部の縁部に沿って固定される外框と、前記外框に取り付けられる内框と、前記内框に固定される鏡板と、を含み、
前記内框を変位させて前記箱本体の開口部を開放できる構成とした。

本発明の一実施形態では、前記内框が、前記外框に回動可能に取り付けられている。

本発明の一実施形態では、前記内框が、前記外框に着脱可能に取り付けられている。

本発明に係る収納箱は、より具体的には、例えば、
一体に形成された箱本体と側框部とを備え、前記側框部は、前記一体に形成された箱本体の両側に取り付けられ、
前記一体に形成された箱本体は、前面板と、後面板と、底面板と、上面板と、フラップと、を有し、
前記前面板と前記後面板との左右両側には、それぞれ複数の第１固定リブが設けられ、前記前面板の上部には複数の直線状の差し込みスリットが設けられ、前記フラップには前記差し込みスリットに対応する複数の差し込み舌片が設けられており、
前記側框部は、外框と、内框と、鏡板とを含み、
前記外框の内側には取り付け溝が設けられ、前記一体に形成された箱本体の外縁が、前記取り付け溝に挿入されて前記第１固定リブを介して固定されており、前記外框の外側底部には複数の水平固定挿入孔が設けられ、前記外框の外側頂部には複数の垂直固定挿入孔が設けられ、前記外框の内部の上端及び下端の両方には位置決め突起が設けられており、前記外框の底部には２つの凸部が設けられ、前記外框の頂部には前記凸部に対応する２つの凹部が設けられており、
前記内框の底部には前記水平固定挿入孔に対応する複数の水平固定挿入リブが設けられ、前記内框の頂部には前記垂直固定挿入孔に対応する複数の垂直固定挿入リブが設けられ、前記垂直固定挿入リブの下方には取手が設けられており、
前記鏡板は、熱カシメによって前記内框に固定されている。

本発明の一実施形態では、前記鏡板が、カシメ手段によって前記内框に固定されている。

本発明の一実施形態では、前記カシメ手段として回動式カシメ留め部とカシメ突起とを備え、前記鏡板にはカシメ孔が設けられている。

本発明の一実施形態では、前記前面板及び前記後面板の左右両側に、それぞれ２つの第１固定リブが設けられている。

本発明の一実施形態では、前記差し込みタブは半円形である。

本発明の一実施形態では、前記取手は環状である。

従来技術に比べ、本発明に係る収納箱は、左または/および右、並びに前方から開くことができる。このため、本発明に係る収納箱は、積み重ねられたときに下段の収納箱内の品物を容易に取り出すことができ、使用上便利である。
また、本発明に係る収納箱において、外框と内框とが、水平固定挿入孔と水平固定挿入リブとを、垂直固定挿入孔と垂直固定挿入リブとをそれぞれ組み合わせることにより、固定され、さらに、位置決め突起で位置規制することによって、収納箱のフレーム構造は、緊密に連結でき、且つ、容易に分解もでき、収納箱の使用寿命が延びる。
そして、積み重ねるとき、凸部及び凹部を介して積み上げることにより、収納箱を位置決めでき、より整然とした配置を実現できる。
なお、本発明に係る収納箱は、シンプルな構造を有するため、製造コストを低減できる。

本発明に係る収納箱を示す斜視図である。本発明に係る収納箱の分解図である。本発明に係る収納箱のうち、外框の構造を示す斜視図である。本発明に係る収納箱のうち、外框の正面図である。本発明に係る収納箱のうち、鏡板を熱カシメによって固定される内框の構造を示す斜視図である。本発明に係る収納箱のうち、鏡板を熱カシメによって固定される内框の正面図である。本発明に係る収納箱のうち、鏡板をカシメ手段によって固定される内框の構造を示す斜視図である。本発明に係る収納箱のうち、鏡板をカシメ手段によって固定される内框の正面図である。

以下、具体的な実施形態に合わせて、本発明の技術的思想について詳細に説明する。
（実施例１）

図１−６を参照すれば、本発明に係る３ドアタイプの収納箱は、一体に形成された箱本体と側框部とを備え、前記側框部は、前記一体に形成された箱本体の両側に取り付けられている。
前記一体に形成された箱本体は、前面板１と、後面板２と、底面板３と、上面板４と、フラップ５とを有する。前面板１と後面板２との左右両側には、それぞれ２つの第１固定リブ６が設けられている。前面板１の上部には３つの直線状の差し込みスリット７が設けられ、フラップ５には差し込みスリット７に対応する複数の差し込み舌片８が設けられており、差し込み舌片８は半円形である。前記一体に形成された箱本体は、差し込みスリット７と差し込み舌片８とを介し、上面を引き起こす方式で開閉できる。

前記側框部は、外框９と、内框１０と、鏡板１１とを含み、外框９の内側には取り付け溝が設けられている（図２参照）。前記一体に形成された箱本体の外縁は、前記取り付け溝に挿入され、第１固定リブ６によって固定される。

外框９の外側底部には３つの水平固定挿入孔１３が設けられ、外框９の外側頂部には２つの垂直固定挿入孔１４が設けられている（図３および図４参照）。外框９の内部の上端及び下端の両方には位置決め突起１５が設けられている。位置決め突起１５は、外框９及び内框１０の位置を規制し、取り付け中に内框１０が内側に押し込まれることを防止する。外框９の底部には２つの凸部１２が設けられ、外框９の頂部には前記凸部１２に対応する２つの凹部２１（図１および図２参照）が設けられている。複数の３ドアタイプの収納箱が積み重ねられた場合、上段の収納箱の凸部１２を、下段の収納箱の凹部２１内に配置することにより、積み重ねて位置決めすることができる。このため、積み上げられた収納箱の移動を防止し、より整然とした配置を実現できる。

図５および図６に示すように、内框１０の底部には水平固定挿入孔１３に対応する３つの水平固定挿入リブ１６が設けられ、内框１０の頂部には垂直固定挿入孔１４に対応する２つの垂直固定挿入リブ１７が設けられている。垂直固定挿入リブ１７の下方には取手１８が設けられ、取手１８は環状である。両側から扉を開いて品物を取り出すときに、取手１８を外向けに引っ張ることによって、水平固定挿入リブ１６及び垂直固定挿入リブ１７を外し、鏡板１１と内框１０とを外框９から一緒に分離することにより、両側の開口部を開放ができる。鏡板１１は、熱カシメによって内框１０に固定されている。鏡板１１は透明板、半透明板に限らず、例えば、通気性に優れたメッシュ板であってもよい。

また、外框９の垂直固定挿入孔１４から垂直固定挿入リブ１７だけを外し、かつ、水平固定挿入リブ１６を支点として内框１０を回動することにより、箱本体の両側の開口部を開放してもよい。
（実施例２）

図１−４及び図７−８参照すれば、鏡板１１は、カシメ手段によって内框１０に固定される。前記カシメ手段としては、回動可能な回動式カシメ留め部１９とカシメ突起２０とを備え、鏡板１１にはカシメ孔が設けられている。カシメ突起２０を鏡板１１のカシメ孔に挿通し、回動式カシメ留め部１９で留めることにより、鏡板１１が内框１０に固定される。他の構成は実施例１と同様である。

本発明に係る３ドアタイプの収納箱は、左、右及び前方の３つの方向から開くことができ、積み重ねられたときに下段の収納箱内の品物を容易に取り出すことができるので、使用上便利である。

同様に、本発明に係る収納箱は、例えば、箱本体の両側側面のうち、片側だけに開口部を形成し、残る片側を閉鎖面とし、左および前方、または、右および前方の２つの方向から開く構造とすることにより、積み重ねられたときに下段の収納箱内の品物を取り出すようにしてもよい。

また、本発明に係る収納箱において、外框９と内框１０とが、水平固定挿入孔１３と水平固定挿入リブ１６とを、および、垂直固定挿入孔１４と垂直固定挿入リブ１７とをそれぞれ組み合せることにより、固定される。さらに、位置決め突起１５を介して位置規制することにより、収納箱のフレーム構造は、緊密に連結することができ、且つ、容易に分解することもでき、収納箱の使用寿命が延びる。そして、凸部１２及び凹部２１を介して積み上げることにより、収納箱を位置決めでき、より整然とした配置を実現できる。
なお、本発明に係る収納箱は、シンプルな構造を有するため、製造コストを低減することができる。

本発明に係る収納箱は、前述の実施形態に限らず、内框の回動支点を上下に逆転させて回動してもよく、また、内框を横開きにしてもよい。そして、内框の回動方向に応じて取手の位置および個数を適宜、変更してもよい。

本発明に係る収納箱は、前述の実施形態に限らず、凸部１２及び凹部２１を設ける位置を上下に逆転してもよく、また、凸部１２及び凹部２１の設置個数を適宜、選択できる。

本発明に係る収納箱は、靴だけでなく、例えば、食品、衣類、小物などの種々の物品収納に使用できる。

１前面板
２後面板
３底面板
４上面板
５フラップ
６第１固定リブ
７差し込みスリット
８差し込み舌片
９外框
１０内框
１１鏡板
１２凸部
１３水平固定挿入孔
１４垂直固定挿入孔
１５位置決め突起
１６水平固定挿入リブ
１７垂直固定挿入リブ
１８取手
１９回動式カシメ留め部
２０カシメ突起
２１凹部

Claims

一体に形成され、かつ、少なくとも片側に開口部を有する箱本体と、前記箱本体の開口部を全面閉鎖するように取り付けられる側框部とを備え、
前記一体に形成された箱本体が、前面板（１）と、後面板（２）と、底面板（３）と、上面板（４）と、を有し、
前記側框部が、前記箱本体の開口部の縁部に沿って固定される外框（９）と、前記外框（９）に取り付けられる内框（１０）と、前記内框（１０）に固定される鏡板（１１）と、を含み、
前記内框（１０）を変位させて前記箱本体の開口部を開放できる構成とした収納箱。
前記内框（１０）を、前記外框（９）に回動可能に取り付けた、請求項１に記載の収納箱。
前記内框（１０）を、前記外框（９）に着脱可能に取り付けた、請求項１または２に記載の収納箱。
一体に形成された箱本体と側框部とを備え、前記側框部は、前記一体に形成された箱本体の両側に取り付けられ、
前記一体に形成された箱本体は、前面板（１）と、後面板（２）と、底面板（３）と、上面板（４）と、フラップ（５）と、を有し、
前記前面板（１）と前記後面板（２）との左右両側には、それぞれ複数の第１固定リブ（６）が設けられ、前記前面板（１）の上部には複数の直線状の差し込みスリット（７）が設けられ、前記フラップ（５）には前記差し込みスリット（７）に対応する複数の差し込み舌片（８）が設けられており、
前記側框部は、外框（９）と、内框（１０）と、鏡板（１１）とを含み、
前記外框（９）の内側には取り付け溝が設けられ、前記一体に形成された箱本体の外縁が、前記取り付け溝に挿入されて前記第１固定リブ（６）を介して固定されており、前記外框（９）の外側底部には複数の水平固定挿入孔（１３）が設けられ、前記外框（９）の外側頂部には複数の垂直固定挿入孔（１４）が設けられ、前記外框（９）の内部の上端及び下端の両方には位置決め突起（１５）が設けられており、前記外框（９）の底部には２つの凸部（１２）が設けられ、前記外框（９）の頂部には前記凸部（１２）に対応する２つの凹部（２１）が設けられており、
前記内框（１０）の底部には前記水平固定挿入孔（１３）に対応する複数の水平固定挿入リブ（１６）が設けられ、前記内框（１０）の頂部には前記垂直固定挿入孔（１４）に対応する複数の垂直固定挿入リブ（１７）が設けられ、前記垂直固定挿入リブ（１７）の下方には取手（１８）が設けられており、
前記鏡板（１１）は、熱カシメによって前記内框（１０）に固定されるように構成された、請求項１ないし３のいずれか１項に記載の収納箱。
前記鏡板（１１）は、カシメ手段によって前記内框（１０）に固定されている、請求項１ないし４のいずれか１項に記載の収納箱。
前記カシメ手段は、回動式カシメ留め部（１９）と、カシメ突起（２０）とを備え、前記鏡板（１１）にカシメ孔が設けられている、請求項５に記載の収納箱。
前記前面板（１）と前記後面板（２）との左右両側に、それぞれ２つの第１固定リブ（６）が設けられている、請求項１ないし６のいずれ１項に記載の収納箱。
前記差し込み舌片（８）が半円形である、請求項４ないし７のいずれ１項に記載の収納箱。
前記取手（１８）が環状である、請求項４ないし８のいずれか１項に記載の収納箱。