JP2019118838A - 首支え具及び枕 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、使用時における安定感を向上させ、頭が横に倒れた時も首及び肩にかかる負荷を軽減する首支え具及び枕を提供することを目的とする。【解決手段】この首支え具1は、水平方向から見て略U字形状に形成され、使用者の首が置かれる谷部3と、谷部3の両側から、それぞれ斜め上方に延び、使用者の左右の耳から顎を支える一対の山部2と、を備えている。好ましくは底部4が平らな面状である首支え具とする。また一対の山部2には、他の部材に首支え具1を固定する留め具5が設けられている首支え具とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、首支え具及び枕に関するものである。
従来から首を支えるためのクッションはあったが、頭が横に倒れた場合に頭を支えることができず、不自然な体勢で寝てしまった場合、首に負担がかかっていた(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の首を支えるためのクッションは、高さを調節する機能が備わっていないため、首を載置するクッションの高さを調節することができなかった。
さらに、クッションの中の構造を自由に変更するための間仕切りがなく、反発力が一律であった。
また、一対の山部に留め具を備えてないため、何かに固定して使用することができず、落下やずれの原因になった。
本発明は、使用時における安定感を向上させ、頭が横に倒れた時も首及び肩にかかる負荷を軽減することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、水平方向から見て略U字形状に形成され、使用者の首が置かれる谷部と、谷部の両側から、それぞれ斜め上方に延び、使用者の左右の耳から顎を支える一対の山部と、を備える首支え具であることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明は、底部が平らな面状である請求項1に記載の首支え具であることを特徴としている。
また、請求項3に記載の本発明は、一対の山部には、他の部材に首支え具を固定する留め具が設けられている請求項1又は2に記載の首支え具であることを特徴としている。
また、請求項4に記載の本発明は、内部が複数の間仕切りによって区切られた請求項1から3のいずれかに記載の首支え具であることを特徴としている。
また、請求項5に記載の本発明は、略U字形状の内部に詰め物を入れこむ空間を設け、高さ調節を可能にした請求項1から4のいずれかに記載の首支え具であることを特徴としている。
また、請求項6に記載の本発明は、一対の山部の間に配置され、使用者の頭部を支える支持部を備える請求項1から5のいずれかに記載の首支え具であることを特徴としている。
また、請求項7に記載の本発明は、使用者の背中に沿って配置され、上下方向に延び、上端側で谷部又は山部を支持する骨部を備える請求項1から6のいずれかに記載の首支え具であることを特徴としている。
また、請求項8に記載の本発明は、請求項1から7のいずれかに記載の首支え具と、頭を載置する載置部と、を備える枕であることを特徴としている。
本発明によれば、使用時における安定感を向上させ、首にかかる負荷を軽減することができる。
以下、本発明による実施形態を、図面に基づいて詳細に説明すれば、図1及び図2は、本発明の第1の実施形態を示すが、首支え具1は、水平方向から見て略U字形状に形成され、使用者の首が置かれる谷部3と、谷部3の両側から、それぞれ斜め上方に延び、使用者の左右の耳から顎を支える一対の山部2と、を備えている。
図3には、同、実施形態に係る首支え具1の使用態様を示すが、水平方向から見て略U字形状に形成された首支え具1の谷部3に使用者の首が置かれ、谷部3の両側から、それぞれ斜め上方に延びた一対の山部2が、使用者の左右の耳から顎を支えている。
図4は、本発明の第2の実施形態を示すが、底部4が平らな面状であるので、安定感を保ち首を支えているため、首にかかる負荷は軽微なものとなる。
図5は、本発明の第3の実施形態を示すが、一対の山部2には、他の部材に首支え具1を固定する留め具5が設けられている。
図6は、同、実施形態に係る首支え具1の使用態様を示すが、一対の山部2には、他の部材に首支え具1を固定する留め具5が設けられていて、その留め具5は椅子11の背に取り付けられている。
図7は、同、実施形態に係る首支え具1の使用態様を示すが、一対の山部2には、他の部材に首支え具1を固定する留め具5が設けられていて、その留め具5は吊り枕9に取り付けられている。使用時には、使用者の頭を布6の上に置き、首を首支え具1の谷部3に置いて使用する。
図8は、本発明の第4の実施形態を示すが、内部が複数の間仕切り7によって区切られている。
図9は、本発明の第5の実施形態を示すが、略U字形状の首支え具1の内部に詰め物13を入れこむ空間を設けて高さ調節を可能にしたので、チャック10を開けて中の空間にタオルやスポンジなどの詰め物13を挿入することで、好みの高さを形成することが可能である。
図10は、本発明の第6の実施形態を示すが、首支え具1と、頭を載置する載置部12と、を備えてあり、頭は載置部12の上に置き、首は首支え具1の谷部3の上に置いて使用する枕100である。
使用者の耳から顎を首支え具1の両側の山部2で保持されるので、使用者が顔を横に向けた時に山部2により支えられ、頭がいかなる角度に倒れても首が頭を支える必要はなくなるため、首にかかる負荷を軽減することが可能である。
図11は、本発明の第7の実施形態を示すが、首支え具1は、一対の山部2の間に配置され、使用者の頭部を支える支持部14を備えている。
図12は、同実施形態を示すが、支持部14はクッションやネット、シートなどが望ましく、支持部14により使用者の頭部15を支えることができる。これにより、首と後頭部が支えられ、よりリラックスした状態で使用することが可能となる。
図13は、本発明の第8の実施形態を示すが、使用者の背中17に沿って配置され、上下方向に延び、上端側で谷部3又は山部2を支持する骨部16を備えている。骨部16は使用者の背中17と椅子の背との間に挟んで固定しても良いし、リュックのように背負う形態としても良い。
本実施形態は、椅子に背もたれが無い場合や、背もたれの位置が低い場合に、身体が前傾姿勢になって猫背になるのを防ぎ、首の正常な湾曲を失わせるストレートネック対策にもなる。
長時間の座り姿勢や、パソコンやスマホの使用により姿勢が悪くなると、ストレートネックだけでなく、首こりや肩こり、不眠の原因になり、心身の健康に異常をきたす恐れがある。本実施形態により、背もたれ(骨部16)付きの首支え具を簡単に設置することで姿勢の悪化を防ぎ、リラックスした状態を保つことが可能となる。
なお、上記第1の実施形態から第8の実施形態の各構成は、取り付ける事が可能である限り、任意に組み合わせる事が可能である。
1 首支え具
2 山部
3 谷部
4 底部
5 留め具
6 布
7 間仕切り
8 フレーム
9 吊り枕
10 チャック
11 椅子
12 載置部
13 詰め物
14 支持部
15 頭部
16 骨部
17 背中
100 枕
2 山部
3 谷部
4 底部
5 留め具
6 布
7 間仕切り
8 フレーム
9 吊り枕
10 チャック
11 椅子
12 載置部
13 詰め物
14 支持部
15 頭部
16 骨部
17 背中
100 枕
Claims (8)
- 水平方向から見て略U字形状に形成され、使用者の首が置かれる谷部と、谷部の両側から、それぞれ斜め上方に延び、使用者の左右の耳から顎を支える一対の山部と、を備える首支え具。
- 底部が平らな面状である請求項1に記載の首支え具。
- 一対の山部には、他の部材に首支え具を固定する留め具が設けられている請求項1又は2に記載の首支え具。
- 内部が複数の間仕切りによって区切られた請求項1から3のいずれかに記載の首支え具。
- 略U字形状の内部に詰め物を入れこむ空間を設け、高さ調節を可能にした請求項1から4のいずれかに記載の首支え具。
- 一対の山部の間に配置され、使用者の頭部を支える支持部を備える請求項1から5のいずれかに記載の首支え具。
- 使用者の背中に沿って配置され、上下方向に延び、上端側で谷部又は山部を支持する骨部を備える請求項1から6のいずれかに記載の首支え具。
- 請求項1から7のいずれかに記載の首支え具と、頭を載置する載置部と、を備える枕。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000972 | 2018-01-09 | ||
JP2018000972 | 2018-01-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=67305718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019001677A Pending JP2019118838A (ja) | 2018-01-09 | 2019-01-09 | 首支え具及び枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019118838A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3182222U (ja) * | 2012-12-28 | 2013-03-14 | グローバル・アクシヨン・ケア・リミテツド | 頸部支持器具 |
JP2015512748A (ja) * | 2012-04-12 | 2015-04-30 | キャボー インコーポレイテッド | 旅行用枕 |
JP2017131428A (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 西川産業株式会社 | 携帯用枕 |
JP3212977U (ja) * | 2017-07-31 | 2017-10-12 | 株式会社Gsiクレオス | ネックピロー |
-
2019
- 2019-01-09 JP JP2019001677A patent/JP2019118838A/ja active Pending
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Legal Events
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A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220913 |