JP3182222U - 頸部支持器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】飛行機、列車、バス旅行及び自動車での乗物における移動中に座ったまま眠っている間にも大きな快適さをもたらす、首、頭及び上背に支持を与える新しいスタイルの頸部支持器具を提供する。
【解決手段】頸部支持器具は、6つの異なる主要な部分として、頭頚部保持部材10、骨格構造部材、調整可能な留め具0/ストラップシステム、肩支持パット、頸部支持器具カバー12及び留め具システムカバー14を含む。頭頚部保持部材10は、形状適合記憶発泡体材から作られ、頭頚部保持部材10の内部にある骨格構造部材の硬さを感じ得ないように形成される。頭頚部保持部材10の形状は、骨格構造部材の形状に合わせて作られ、非常に支持性があり快適な頭頚部保持部材である。
【選択図】図1

Description

本考案は、内部に骨格支持構造を備えた頸部支持器具に関する。本考案は、頭及び首の支えに使用され、乗物で移動中に座りながら眠る際の快適さを提供し、及び頚部に損傷を有する患者の痛みを和らげることができる。
一般に、旅行等の移動(飛行機、列車、バス旅行及び自動車の乗客等)中に、座りながら快適に眠ることは、多くの人々にとって容易ではない。特に、これらの移動中に用いら得る、これまで市販されているネックピロー等の頸部支持器具は、いずれも座ったまま眠る際に十分な支持と快適さを与えるものではなかった。
これらの事情に鑑み、本考案は、飛行機、列車、バス旅行及び自動車での乗物における移動中に座ったまま眠っている間にも大きな快適さをもたらす、首、頭及び上背に支持を与える新しいスタイルの頸部支持器具を提供することを課題とする。特に、首を損傷している人に適しており、乗り物での移動中、或いは、休息中に彼らの頭頸部をしっかり固定した状態にするのに役立ち得る頸部支持器具を提供することを課題とする。また、医療施設、介護施設、或いは家庭などにおいて、入院患者、車椅子を必要とする人又は体が不自由な人の頸部を快適に支持することが可能な頸部支持器具を提供することを課題とする。本考案者らは、十分な支持によって首の形状に合わせて適合する支持骨格構造を頭頚部保持部材の内部に有し、大きな快適さを与える頸部支持器具を考案するに至った。
本考案は、頭頚部保持部材の内部に支持骨格構造を有する頸部支持器具に関する。本考案は、頭及び首の支えに使用され、乗物で移動中等において座りながら眠る際の快適さを提供する。本考案は、首を損傷している人の頭頸部を支持するため、または、移動中等における首の損傷を防ぐためにも使用される。主な構成要素は2つのものからなる。即ち、内部に支持骨格構造を有する頭頚部保持部材であって、これは頭、首及び上背を支持し快適さを与え、及び、座席に連結させたときに頭頚部保持部材に追加の支持を与える調整可能な留め具に結合している支持調整可能ストラップである。
即ち、本考案は以下の態様を有する:
(1)装着者の肩に配置されて、前記装着者の頸部を支持するように構成された頸部支持器具であって、前記装着者の頚部を包囲する形状の頭頚部保持部材、及び前記保持部材の中に全て包み込まれている骨格構造部材を含んでおり、前記骨格構造部材が、前記装着者の後頸部を支持するように構成された頸部支持骨格;前記頸部支持骨格から延び、前記装着者の頭部を支持するように構成された、間隔を隔てた一対のアーム骨格;及び、前記頸部支持骨格から延び、前記装着者の上背部を支持するように構成された上背部骨格を含む、該頸部支持器具。
(2)前記骨格構造部材に固定されたストラップシステムを更に含んでいる、上記(1)に記載の頸部支持器具。
(3)前記ストラップシステムが、調節可能なストラップ及び留め具を含む、上記(2)に記載の頸部支持器具。
(4)前記頭頚部保持部材が、フレキシブルな材料からなる、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の頸部支持器具。
(5)前記頭頚部保持部材が、形状適合記憶発泡体材からなる、上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の頸部支持器具。
(6)前記アーム骨格の各々が、前記装着者の肩に及んで延びるように構成される、上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の頸部支持器具。
(7)前記上背部骨格が、前記装着者の頚部から上背部下方に伸びるように構成される、上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の頸部支持器具。
(8)前記装着者の肩に接触するように構成される肩支持パッドをさらに含む、上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の頸部支持器具。
(9)前記頭頚部保持部材を覆うカバーをさらに含む、上記(1)乃至(8)のいずれかに記載の頸部支持器具。
(10)前記頸部支持器具がリバーシブルに設計されており、前記頸部支持器具の上部は前記装着者が起きている際に頚部を支持するために使用され、並びに、前記頸部支持器具の底部は前記装着者が座った姿勢で眠る際に使用される、上記(1)乃至(9)のいずれかに記載の頸部支持器具。
(11)前記ストラップシステムによって、椅子、車椅子、及びベットよりなる群から選択される対象に固定される、上記(1)乃至(10)のいずれかに記載の頸部支持器具。
(12)頸部支持器具のための留め具/ストラップシステムであって、前記留め具/ストラップシステムは、前部、背部、及び上部を有する座席に係合するように構成されており、調整可能な座席留め具、調整可能な座席ストラップ、取り外し可能留め具、及び支持座席ブレースを含み;ここで、前記調整可能な座席留め具は、前記座席の背部及び前部に取り付けられるように構成された背部留め具、及び、前記座席の前部及び上部に取り付けられるように構成され、支持座席ブレースとして延びている前部留め具の2つの部品を含み;及び、前記調整可能な座席ストラップシステムは、前記調整可能な座席留め具、及び前記頸部支持器具に連結する前記取り外し可能留め具に連結しており、前記取り外し可能留め具は、前記頸部支持器具を前記調整可能な座席留め具から分離し得る、該留め具/ストラップシステム。
(13)上記(12)に記載の留め具/ストラップシステムを有する、頸部支持器具。
(14)前記留め具/ストラップシステムによって、椅子、車椅子、及びベットよりなる群から選択される対象に固定される、上記(13)に記載の頸部支持器具。
図1は、カバー、ストラップシステム及び骨格構造部材を有する頸部支持器具(0、2、3、4、10、12、14)の正面図である。 図2は、カバー、ストラップシステム及び骨格構造部材を有する頸部支持器具(0、2、3、4、10、12、14)の背面図である。 図3は、骨格構造部材(5、7、8、9)の側面図である。 図4は、骨格構造部材(5、8、9)の3/4側面図である。 図5は、骨格構造部材(5、7、8、9)の背面図である。 図6は、骨格構造部材(5、7、8、9)の3/4背面図である。 図7は、骨格構造部材(5、7、8、9、13)の底面図である。 図8は、プラグ(6)を示す図である。 図9は、留め具システム(0、1、2、3.F、4、6)を示す図である。 図10は、上下反転位置での支持器具及び支持器具カバー(3、9、、11、12)を示す図である。 図11は、支持器具及び肩支持パッド(3、10、11)の側面図である。 図12は、支持器具(10、11)の底面図である。 図13は、支持器具カバーを外した支持器具及び骨格構造部材(3.M、10、11)の背面図である。 図14は、骨格構造部材、ストラップシステム、支持器具カバー、及び留め具システムカバーを有する、上下反転位置の支持器具(0、3.F、4、9、10、12、14)の背面図である。
本考案の頸部支持器具は、人々が座ったまま眠るのに役立つものである。本考案の頸部支持器具の特徴は、頭頚部保持部材の内部に、留め具/ストラップシステムに連結した骨格構造部材を有する点である。
本考案の頸部支持器具(「頸部支持器具」)の形状は、頭頚部保持部材に完全に包み込まれる骨格構造の形状となっている点で独特である。
骨格構造部材は、頚部支持骨格、アーム骨格及び上背部骨格の3つの部分を含み、頭部、首及び上背に最大限の支持と大きな快適さを与える。当該3つの部分は、調節可能であってもよい。1つの実施態様において、前記骨格構造部材は、装着者の頸部を支持するように構成された頚部支持骨格;頚部支持骨格から延び、装着者の頭部を支持するように構成された、間隔を隔てた一対のアーム骨格;及び、頚部支持骨格から延び、装着者の後部を支持するように構成された上背部骨格を含む。
頚部支持骨格、アーム骨格、及び上背部骨格を含む骨格構造部材は、1つの部品から形成されてもよい。或いは、骨格構造部材は、2以上の部品から形成されてもよい。例えば、骨格構造部材は、切断線に沿って上背部骨格の中央で2つの部品に分離され、当該2つの部品が使用時に結合されることができる。
座席にしっかり固定される留め具/ストラップシステムがあるため、それによって頭部、首及び上背に最適な支持が与えられる。頸部支持器具のための留め具/ストラップシステムは、前部、背部、及び上部を有する座席に係合するように構成されており、調整可能な座席留め具、調整可能な座席ストラップ、取り外し可能留め具、及び支持座席ブレースを含み;ここで、前記調整可能な座席留め具は、前記座席の背部及び前部に取り付けられるように構成された背部留め具、及び、前記座席の前部及び上部に取り付けられるように構成され、支持座席ブレースとして延びている前部留め具の2つの部品を含み:及び、前記調整可能な座席ストラップシステムは、前記調整可能な座席留め具、及び前記頸部支持器具に連結する前記取り外し可能留め具に連結しており、前記取り外し可能留め具は、前記頸部支持器具を前記調整可能な座席留め具から分離し得る。
頸部支持器具に組み込まれた肩パッド支持体を有する点でも、本考案の頸部支持器具独特である。
本考案の頸部支持器具は、6つの異なる主要な部分として、頭頚部保持部材、骨格構造、調節可能な留め具/ストラップシステム、肩支持パッド、頸部支持器具カバー及び留め具システムカバーを含む。
本考案の頸部支持器具を、添付の図面を参照してより詳細に説明する。
調節可能な座席留め具(0):
頸部支持器具の座席留め具は、座席に固定される場合に頸部支持器具の重さによって自動的に留め具が閉じるという点で、独特の留め具システムである。非常にスムーズな留め具デザインによって、ねじやその他の調節部材は必要とならず、当該留め具システムは、座席を損傷を与えることなく、容易に座席に設置することができる。本考案における1つの実施態様では、調節可能な座席留め具(0)は、2つの部品を含む。1つは、座席の背部に取り付けられるように構成された背部座席留め具である。当該背部座席留め具は、調整可能な座席ストラップに連結されるストラップに包み込まれてもよい。第2の部品は、座席の前部分に取り付けられるように構成され、支持座席ブレースとして延びている留め具の前部分(前部留め具)である。前部留め具が背部留め具までスライドし、又は背部留め具が前部留め具までスライドし、それによって、座席留め具は座席に対して調整可能となる。頸部支持器具の頭部の重量は、調整可能な座席ストラップに結合しているため、背部座席留め具は前に進み出て、留め具を座席上にしっかり固定する。本考案における別の実施態様では、調節可能な座席留め具は、3つの部品を含む。図9は、その非限定的な例である。図9によれば、調節可能な座席留め具(0)は、背部座席留め具(1)、支持座席ブレース(4)、及びプラグ(6)を含む。
本考案における別の実施態様では、本考案の頸部支持器具は上記座席(飛行機、列車等の乗物に備え付けられた座席を含む)以外にも固定されることができ、例えば、前記調節可能な座席留め具は、椅子、車椅子、ベッド(医療施設用ベッドや介護用ベッドを含む)、又は、その他の任意の背板等を有する対象に固定可能なものであることができる。図示はしないが、そのような調節可能な座席留め具は、本考案の頸部支持器具が固定される対象の種類に応じて、当該頸部支持器具の任意の場所に設けることができ、これは、当該技術分野における任意の手段によって調節可能である。
また、本考案における更に別の実施態様では、本考案の頸部支持器具は座席(飛行機、列車等の乗物に備え付けられた座席を含む)、椅子、車椅子、ベッド(医療施設用ベッドや介護用ベッドを含む)、又は、その他の任意の背板等を有する対象の内部に組み込まれていてもよい。このような座席、椅子などに組み込まれた頸部支持器具は、使用する際に、内部から引き出して用いられる。この実施態様においては、頸部支持器具は座席、椅子などの内部から取り出し可能であってもよいし、座席、椅子などの内部に固定されていてもよい。
背部座席留め具(1):
背部座席留め具(1)は、典型的には、上下反転したL字型の部品であり、座席の背部に取り付けられるように構成されている。当該背部座席留め具(1)は側端を有し、それによって調節可能な座席ストラップ(2)が横には移動せずに前後にのみ移動できる。当該調節可能な座席ストラップ(2)は、背部座席留め具(1)の任意の適切部分に取り付けることができるが、好ましくは、背部座席留め具(1)の側端に取り付けられる。背部座席留め具(1)は、その上部の下面に更に溝又は穴を有し、それによって、プラグ(6)は前後にスライドすることが可能となる。調節可能な座席留め具(0)の背部座席留め具(1)は、支持座席ブレース(4)の背部に滑り込む。調節可能な座席ストラップ(2)は、頸部支持器具(10)に連結された取り外し可能留め具(3.F)に連結しており、それが枕(10)の頭部の重量によって引き下ろされた場合に、調節可能な座席留め具(0)は、座席の前方内側へ自動的に移動する。背部座席留め具(1)は、丈夫で耐久性のある、少し柔軟性のある硬質プラスチックからできている。
支持座席ブレース(4):
支持座席ブレース(4)は、典型的には、座席の上部を伸びて座席の前面に下がる、上下反転したL字型の部品である。支持座席ブレース(4)の上部は、調背部座席留め具(1)及び調節可能な座席ストラップ(2)がその間をスライドできるように、トンネル状の空間を有する2つの平行な層を備える。支持座席ブレース(4)は、留め具の2つの部品(1、4)が一緒になるように、上部先端にプラグ(6)を有する。これは、座席の前面に追加の指示を与え、頸部支持器具の頭部の重量によって留め具が閉じた状態を維持する。
プラグ(6):
プラグ(6)は、留め具システムの第3の部材であり、背部座席留め具(1)と支持座席ブレース(4)を接合する。これは、典型的には、上下反転のL字型である支持座席ブレース(4)の上部先端部分の内側にあり、小さなくぎのような円形状のプラグである。
調節可能な座席ストラップ(2):
調節可能な座席ストラップ(2)は、丈夫で耐久性のある素材でできている。これらは取り外し可能座席留め具(3.F、3.M)及び背部座席留め具(1)に結合している。調節可能な座席ストラップ(2)は、背部留め具(1)に連結する支持座席ブレース(4)に包み込まれている。これらは、任意の長さ(2〜18cm)、または頸部支持器具を使用する人の身長に対して調整可能である。
取り外し可能留め具(3.F、3.M):
取り外し可能留め具(3.F、3.M)は、丈夫で耐久性のある硬質プラスチックからできている。これは、頸部支持器具を調整可能な留め具/ストラップシステムから取り外し可能とするために使用される。
頚部支持骨格(5):
頚部支持骨格(5)は丈夫で耐久性のあるプラスチックでできており、調節可能であってもよい3つの部分;(5)、(8)、(9)を含む全体の骨格構造部材を形成する。これは頸部支持器具の骨格構造の首支持体である。これは、首の形状に適合して、頸部支持器具の頸部に優れた支持と快適さを与える。
アーム骨格(8):
調節可能であってもよいアーム骨格(8)は、調節可能であってもよい頸部格支持体(5)から肩にまで延びる骨格構造部材の一部である。頭部が頸部支持器具(10)の側面上で休息している場合に、当該頭部に支持を与えるアーム形状の構造である。
上背部骨格支持体(9):
上背部骨格支持体(9)は、上背部支持体の下方に延びる骨格構造部材の一部であり、頚部と上背部に更なる支持を与える。
骨格構造部材の3つの部分、すなわち調節可能であり得る(5)、(8)及び(9)の全ては、互いに組み合わさって完全なバランスと快適さを生み出し、頸部支持器具における頭部、頚部及び肩に大きな安定性の支持をもたらす。全骨格構造部材は頸部支持器具の内部に全て包み込まれる。
ストラップスロット(7):
ストラップスロット(7)は、骨格構造部材(5)、(8)、(9)の頚部支持骨格(5)にしっかりと固定するための留め具/ストラップシステム(0)、(1)、(2)、(3.F、3.M)、(4)、(6)のストラップである。
頭頚部保持部材(10):
頭頚部保持部材(10)は、形状適合記憶発泡体材(form fitting memory foam)から作られている。当該頭頚部保持部材は、堅くかつ繊細であるが、形状適合記憶発泡材であるため、頭部、首、肩の形状及び顔の輪郭に完全に適合する。当該頭頚部保持部材は、頭頚部保持部材の内部にある骨格構造部材の硬さを感じ得ないように形成される。頭頚部保持部材(10)の形状は、骨格構造部材の形状に合わせて作られ、非常に支持性があり快適な頭頚部保持部材である。好ましくは、頭頚部保持部材(10)の形状は、C字型形状又はU字型形状である。
肩支持パッド(11):
肩支持パッド(11)は、肩の輪郭の形状に成形され、肩支持パッド(11)の形状は、肩から落ちることなく留まるように成形される。肩支持パッド(11)は、肩の形状に適合する形状適合記憶発泡体材からできており、この支持体は、肩の上における更なる快適さと安定性を与える。
頸部支持器具カバー(12):
頸部支持器具カバー(12)は、頸部支持器具に完全に適合し得る非常に柔らい伸縮性の材料からできており、それによって、頸部支持器具の形状が外観に表れ、頸部支持器具カバー(12)の形状は頸部支持器具と同じ形状である。
配置プラグ(13):
配置プラグ(13)は、アーム骨格(8)の中間部の両側にある2つの小さなプラグである。これは、頸部支持器具の射出成形工程において、骨格構造部材(5)、(8)、(9)を鋼鉄製鋳型の所定位置に維持するために使用される。
留め具システムカバー(14):
留め具システムカバー(14)は、調節可能な座席留め具(0)のカバーであり、取り外し可能、洗濯可能であって、さらに、色を頸部支持器具カバーとセットで調和させることもできる。
今日の市場において、本考案のような頸部支持器具は、現在まで考案されていない。
本考案の頸部支持器具は、三種類の異なる使用法を有する。第1の使用法は、直立状態で頸部支持器具の上面側を、起きている間又は座りながら休息している際に用いることである。多くの別の使用法も存在し、例えば、テレビを見ている間、スポーツを見ている間、コンピューターを使っている間、ゲームやギャンブルをしている間の使用、首に怪我をしている人に指示を与えること、病院での使用、乗物(飛行機、列車、バス、自動車など)で移動中での使用が挙げられる。本考案の頸部支持器具は、使用時には装着者の頚部を包囲するように用い、使用しないときは自由に着脱が可能である。
第2の使用法は、非常に高い支持であり、それゆえ、座りながら眠る際に頭頚部保持部材(10)の底面側を用いることができる。乗物(飛行機、列車、バス、自動車など)で移動中において、或いは、いつでも、どこでも座りながら眠る際に、頸部支持器具の底面側を使用することが挙げられる。頸部支持器具がリバーシブルに設計されており、頭頚部保持部材の上部と底部は、2つの異なる使用法のために2つの異なる態様で用いることができる。第3の使用法としては、頸部支持器具の更なる支持のために、座席において調節可能な留め具/ストラップシステムと共に頸部支持器具を使用することが挙げられる。
本考案の頸部支持器具は、上記のように、乗物における座席に限らず、椅子、車椅子、ベッド(医療施設用ベッドや介護用ベッドを含む)、又は、その他の任意の背板等を有する対象に固定することができるため、医療施設、介護施設、或いは家庭などにおいて、入院患者、車椅子を必要とする人々又は体が不自由な人々の頸部を支持し、それによって快適性及び利便性を提供することができる。特に、いったん、本考案の頸部支持器具が上記車椅子や介護用ベッドに固定された後は、使用者は手を使うことなく(ハンズフリーで)自身の頸部の支持を得ることができるため、一時的に又は恒常的に体が不自由な人々にとって非常に有益である。
また、本考案の頸部支持器具は、保険会社の顧客が首のけがをするリスクを低減するという安全性の向上を提供し、それゆえ保険会社とその顧客のコストを削減するため、保険会社にとって有用なものとなる。また、むち打ちの犠牲者も本考案の頸部支持器具を使用することができ、本考案は、彼らの首に支持と快適さを与えるため、その痛みを和らげることができる。航空会社もまた、乗客が飛行中非常に快適に座りながら眠ることができるように、本考案の頸部支持器具を飛行機の座席に組み込むことができる。さらに、航空会社は本考案の頸部支持器具を機内で乗客に貸し出すこともできる。
本考案の頸部支持器具は5種類の異なる大きさで作ることができる。X−スモール(幼児)、スモール(子供)、ミディアム(大人)、ラージ(大人)、X−ラージ(大人)である。この場合、頸部支持器具の構造と形は全く同じであり、大きさのみが異なるようにすることができる。
0. 調節可能な座席留め具
1. 背部座席留め具
2. 調節可能な座席ストラップ
3.M、3.F 取り外し可能留め具
4. 支持座席ブレース
5. 頚部支持骨格
6. プラグ
7. ストラップスロット
8. アーム骨格
9. 上背部骨格支持体
10. 頭頚部保持部材
11. 肩支持パッド
12. 頸部支持器具カバー
13. 配置プラグ
14. 留め具システムカバー

Claims (14)

  1. 装着者の肩に配置されて、前記装着者の頸部を支持するように構成された頸部支持器具であって、
    前記装着者の頚部を包囲する形状の頭頚部保持部材、及び
    前記保持部材の中に全て包み込まれている骨格構造部材、
    を含んでおり、
    前記骨格構造部材が、前記装着者の後頸部を支持するように構成された頸部支持骨格;前記頸部支持骨格から延び、前記装着者の頭部を支持するように構成された、間隔を隔てた一対のアーム骨格;及び、前記頸部支持骨格から延び、前記装着者の上背部を支持するように構成された上背部骨格を含む、
    該頸部支持器具。
  2. 前記骨格構造部材に固定されたストラップシステムを更に含んでいる、請求項1に記載の頸部支持器具。
  3. 前記ストラップシステムが、調節可能なストラップ及び留め具を含む、請求項2に記載の頸部支持器具。
  4. 前記頭頚部保持部材が、フレキシブルな材料からなる、請求項1乃至3のいずれかに記載の頸部支持器具。
  5. 前記頭頚部保持部材が、形状適合記憶発泡体材からなる、請求項1乃至4のいずれかに記載の頸部支持器具。
  6. 前記アーム骨格の各々が、前記装着者の肩に及んで延びるように構成される、請求項1乃至5のいずれかに記載の頸部支持器具。
  7. 前記上背部骨格が、前記装着者の頚部から上背部下方に伸びるように構成される、請求項1乃至6のいずれかに記載の頸部支持器具。
  8. 前記装着者の肩に接触するように構成される肩支持パッドをさらに含む、請求項1乃至7のいずれかに記載の頸部支持器具。
  9. 前記頭頚部保持部材を覆うカバーをさらに含む、請求項1乃至8のいずれかに記載の頸部支持器具。
  10. 前記頸部支持器具がリバーシブルに設計されており、前記頸部支持器具の上部は前記装着者が起きている際に頚部を支持するために使用され、並びに、前記頸部支持器具の底部は前記装着者が座った姿勢で眠る際に使用される、請求項1乃至9のいずれかに記載の頸部支持器具。
  11. 椅子、車椅子、及びベッドよりなる群から選択される対象に固定される、請求項1乃至10のいずれかに記載の頸部支持器具。
  12. 頸部支持器具のための留め具/ストラップシステムであって、前記留め具/ストラップシステムは、前部、背部、及び上部を有する座席に係合するように構成されており、調整可能な座席留め具、調整可能な座席ストラップ、取り外し可能留め具、及び支持座席ブレースを含み;ここで、前記調整可能な座席留め具は、前記座席の背部及び前部に取り付けられるように構成された背部留め具、及び、前記座席の前部及び上部に取り付けられるように構成され、支持座席ブレースとして延びている前部留め具の2つの部品を含み;及び、前記調整可能な座席ストラップシステムは、前記調整可能な座席留め具、及び前記頸部支持器具に連結する前記取り外し可能留め具に連結しており、前記取り外し可能留め具は、前記頸部支持器具を前記調整可能な座席留め具から分離し得る、該留め具/ストラップシステム。
  13. 請求項12に記載の留め具/ストラップシステムを有する、頸部支持器具。
  14. 前記留め具/ストラップシステムによって、椅子、車椅子、及びベッドよりなる群から選択される対象に固定される、請求項13に記載の頸部支持器具。
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JP2019118838A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 ひろみ 坂本 首支え具及び枕
CN111603720A (zh) * 2020-07-14 2020-09-01 四川大学华西医院 颈椎功能训练仪

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