JP2016067851A - 支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示装置その他を様々な姿勢で利用する際に、画像表示装置を手で保持することなく最適な位置に調整し身体及び眼精疲労を少なくなくするとともに、画像表示操作をしやすくする。【解決手段】支持具100は、全体がU字形状となる本体と、画像表示装置を保持する保持部とから構成され、本体は略円柱状の枕部と、枕部の両端から略直角方向に延出すると共に枕部と略同径で且つ略円柱状の側枕部4とからなる。保持部は、平板状の取付面部6とその両端に設けた支持アーム7とからなる。取付面部6の略中央には、画像表示装置を保持するホルダ8が回転可能な状態で設けられている。支持具を仰向けで使用する場合、ユーザが寝た状態で後頭部を枕部で支持する。この固定状態で、ホルダ8に取り付けた画像表示装置Sがユーザの顔に面する。これにより、ユーザは、画像表示装置Sの画像を見たり、指で画像表示装置Sを操作できる。【選択図】図3

Description

本発明は、パソコン、携帯端末及びテレビ、書籍等の画像表示装置を様々な姿勢で操作する際に使用する支持具に関するものである。
近年、パソコン、携帯端末及びテレビ等の画像表示装置の小型化と軽量化が進み、コンパクトなサイズの画像表示装置を様々なシーンで手軽に利用できるようになった。これら小型化と軽量化が進んだ画像表示装置は、従来の机やテレビ台等に設置して利用するだけでなく、携帯して場所を問わずに利用できる利点を備えており、寝ころんで使用したり、車の中で使用したり、画像表示装置を設置する机等がない場所で画像表示装置等を使用する機会も多い。
かかる場合、画像表示装置等は手で持って支えなければならず、画像表示装置の重量によって手に負荷がかかり長時間の使用時には疲労が蓄積する。また、画像表示装置を操作する際に、画像表示装置を支えている手は使えないため、他方の手のみで操作しなければならず、操作しにくい。さらに、画像表示装置等は座ったり寝ころんだり、様々な姿勢で使用することが可能であるが、その際に手で支えているとどうしても眼から画像表示装置等までの距離が短くなるため、長時間の使用時は眼精疲労が蓄積する。
特許文献1は、ベット上で寝ころんで情報機器の観賞をする場合に利用する、ベッド用の書物または情報機器用載置台であり、ベッド両側の構成部材に半円弧状のアームを固着し情報機器を載置する発明である。
特開2005−287883号公報
しかしながら、上記特許文献1の情報機器用載置台では、情報機器を載置する台をベッド構成部材に取り付ける必要があるため、ベッドがない場所で寝ころんで情報機器を操作する際には利用することができない。また、ベッド上で利用する際も、寝返りを打ったり、姿勢を変える際は、その都度、アームを動かして最適な位置を調整しなおさなければならず、長時間の使用の際には使いにくく、また、眼精疲労を伴うという問題が発生する。
すなわち、寝ころんだ姿勢で画像表示装置等を操作する場合には、画像表示装置を固定するためのベッドの枠部が近くにないと、画像表示装置と利用者との距離が遠くなるため、画面が見づらく、画像表示装置の操作がしにくい。さらに、画像表示装置等を操作するためには一方の手のみしか使えず不便である。また、ベッド上で画像表示装置等を操作する場合において、ベッドの枠部に画像表示装置等を固定できたとしても、様々な姿勢に柔軟に対応することができないので、姿勢を変えるたびに情報機器用載置台の位置を調節し直さねばならず、ベッドから身体を起して座った状態では画像表示装置等を最適な場所に固定することは難しい。
この発明は、これらの課題を解決するためになされたものであり、画像表示装置その他を様々な姿勢で利用する際に、画像表示装置その他を手で保持することなく最適な位置に調整し身体及び眼精疲労を少なくなくするとともに、画像表示操作をしやすくするための発明である。
本発明の支持具は、クッション性を有する枕部と、当該枕部の端部から当該枕部の長手方向に対して直交する方向に設けたクッション性を有する側枕部と、当該側枕部から延出した支持アームを有すると共に前記枕部に面するように前記支持アームに対して取付面部を設け、この取付面部に画像表示装置を保持するホルダを設けた保持部とを有することを特徴とする。
更に、前記側枕部の端部には、側枕部の長手方向に対して略直角方向で下方に突起部が設けるようにするのが好ましい。
また、本発明の支持具は、一対のクッション性を有する側枕部と、当該側枕部からそれぞれ延出した支持アームを有すると共に当該支持アームに対して略直角方向に取付面部を設け、この取付面部に画像表示装置を保持するホルダを設けた保持部とを有することを特徴とする。
また、前記ホルダは、複数のアームを有すると共にアームの端部にアームの長手方向に沿って移動して所望位置で位置決めされる爪を有するものとするのが好ましい。また、前記ホルダは、前記取付面部に設けられる本体プレートと、当該本体プレートに対して伸縮する前記アームとから構成されるようにするのが好ましい。また、前記保持部の支持アームは、伸縮可能な構造とするのが好ましい。
この発明の実施の形態1に係る支持具を示す斜視図である。 図1に示した支持具の別方向からの斜視図である。 この支持具の使用方法を示す説明図である。 この支持具の使用方法を示す説明図である。 この支持具の使用方法を示す説明図である。 支持具の詳細な形状を理解するための六面図である。 支持具の変形例を示す斜視図である。 図1に示した支持具のホルダを示す斜視図である。 ホルダの詳細な形状を理解するための六面図である。 図1に示した支持具のホルダを示す斜視図である。 所謂タブレットパソコンを保持した状態を示す説明図である。 所謂スマートフォンを保持した状態を示す説明図である。 他の実施の形態に係るホルダを示す斜視図である。 図13に示すホルダによりスマートフォンを固定する場合を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る支持具を示す斜視図である。 支持具の使用方法を示す説明図である。 支持具の詳細な形状を理解するための六面図である。 支持具の斜視図である。 支持具の斜視図である。 支持具の使用方法を示す説明図である。 支持具の使用方法を示す説明図である。 支持具の使用方法を示す説明図である。 ユーザがソファに座って使用する場合を示す説明図である。 ユーザが横になって使用する場合を示す説明図である。 支持具の変形例を示す斜視図である。 支持具の変形例を示す斜視図である。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に係る支持具を示す斜視図である。図2は、図1に示した支持具の別方向からの斜視図である。この支持具100は、全体がU字形状となる本体1と、当該本体1に連結した画像表示装置を保持する保持部2とから構成される。図6は、支持具の詳細な形状を理解するための六面図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図、(f)は背面図である。
本体1は、頭部を載せる大きさを有する略円柱状の枕部3と、枕部3の両端から略直角方向に延出すると共に当該枕部3と略同径で且つ略円柱状の側枕部4とからなる。枕部3及び側枕部4は、内部に金属フレームが設けられると共にその金属フレームの周囲にクッション材を設け、外側に布材で覆った構造である。クッション材には、ウレタン、綿、羽根等を用いる。これにより、本体1が全体としてU字形状となり且つクッション性が高い枕となる。主に、前記枕部3は使用状態において後頭部を支持し、側枕部4は使用状態において側頭部を支持することになる。
側枕部4の端部には、山形の突起部5が形成される。突起部5は、側枕部4の長手方向に対して略直角方向であって同図に示すように床面載置状態で下方を向いており、使用状態で前記側枕部4がユーザの側頭部に位置するとき前記突起部5がユーザの肩に当接するようにその大きさが設定される。この突起部5は、換言すれば肩に当接して保持部2の位置を上手くユーザの顔の正面に位置させる機能を備えたものであるから、突起部5に代えて側枕部4が全体として端部に行くほど略直角方向の幅が大きくなるようにしても良い(図示省略)。
前記保持部2は、長方形ないし短冊形であって平板状の取付面部6と、取付面部6の両端に当該取付面部6の長手方向に対して略直角方向に延出させた支持アーム7とからなる。取付面部6の略中央には、画像表示装置を保持するホルダ8が回転可能な状態で設けられている。ホルダ8の詳細な構造及び動作については、後述する。保持部2は、全体がU字形状となる。保持部2の全体は、樹脂のプレートで一体成形しても良いし、端縁を可撓性のある金属ワイヤーで構成してワイヤーの間に布や樹脂板を設けた構成でも良い。保持部2は、画像表示装置の重量を支持できるのに十分な剛性を持たせる。また、前記支持アーム7は、長手方向に伸縮可能な構成としても良い(図示省略)。
保持部2の支持アーム7は、前記本体1の側枕部4の外側面に連結している。側枕部4の長手方向と支持アーム7の長手方向は略一致しており、換言すれば側枕部4を直線的に延長したように当該支持アーム7が側枕部4に連結される。これにより、取付面部6は、前記枕部3と略平行に位置し、取付面部6(ホルダ8)が枕部3に対面するようになる。
図3乃至図5は、この支持具の使用方法を示す説明図である。ホルダ8には、画像表示装置Sを固定する(固定方法等については後述する)。支持具100を仰向けで使用する場合、図3に示すように、ユーザが寝た状態で後頭部を枕部3で支持する。詳細には、ユーザの後頭部と首筋との間位に枕部3を位置させる。この状態で、前記突起部5がユーザの肩付近に当接し、支持具100の床面に対する傾きが固定される。この固定状態で、前記ホルダ8に取り付けた画像表示装置Sがユーザの顔に面する。
これにより、ユーザは、画像表示装置Sの画像を見たり、指で画像表示装置Sを操作できる。また、前記枕部3はクッション性に富むので、ユーザは、枕部3に頭部を載せた心地よい状態で画像表示装置Sを操作できる。また、画像表示装置Sを保持部2により保持するので、ユーザが手で持つ必要がない。このため、画像表示装置Sを長時間使用しても手が疲れない。
次に、ユーザが横向きで使用する場合、図4に示すように、支持具100を床面に対して横向きに寝かせる。即ち、側枕部4が横になってその外側面が床につくようにし、側枕部4の内側面にユーザの側頭部を載せる。また、前記同様、突起部5が肩に当接するようにする。これにより、ユーザの頭部と床に挟まれて支持具100は位置が固定される。この固定状態で、前記ホルダ8に取り付けた画像表示装置Sがユーザの顔に面する。
側枕部4は、枕部3の左右に設けられているので、どちらを横に倒しても使用できる。同図の例では、ユーザが左側頭部を下にして支持具100を使用している例を示す。この場合、右手を使うと画像表示装置Sを操作しやすい。側枕部4も、前記枕部3と同様にクッション性に富むので、ユーザは側枕部4に頭部を載せて心地よい状態で画像表示装置Sを操作できる。横向き使用の場合、床面と側頭部と床面との間に側枕部4が入るので、頭部を床面に略水平に保持でき、換言すれば首を体に対してまっすぐにできるので、楽な姿勢で画像表示装置Sを操作できる。更に、また、画像表示装置Sを保持部2により保持するので、ユーザが手で持つ必要がない。このため、画像表示装置Sを長時間使用しても手が疲れない。
更に、図5に示すように、ソファに座った状態で使用することもできる。ソファの背もたれの上に枕部3を載せ、ユーザの後頭部を枕部3で支持すると共に、突起部5はユーザの肩に載った状態とする。この状態で取付面部6はユーザの顔に面する。そして、ホルダ8の角度を調整して画像表示装置Sを見やすく且つ操作しやすい位置に固定する。なお、枕部3内部の金属フレームに対して連結可能な背板10を使用しても良い(図中点線で示す)。この背板10は、一端縁で金属フレームに固定される。枕部3には、前記背板10を差し込む切り込み(図示省略)が設けられている。なお、背板10の前記枕部3に対する固定方法は、これに限定されない。背板10を設けることで、背板10をソファの背もたれとユーザの背中との間に挟み、支持具100の位置を固定できる。これにより、支持具100の全体が動き難くなるので、使用中に安定した姿勢を保つことができる。
図7は、支持具の変形例を示す斜視図であり、(a)は使用状態の斜視図、(b)は側面図である。この支持具100では、支持アーム7を伸縮可能な構造にしても良い。同図に示すように、支持アーム7を側枕部4に取り付けたスリーブ部7aと、当該スリーブ部7aに挿通するロッド部7bとから構成する。スリーブ部7aの間には布や樹脂の面が形成される。ロッド部7bは、スリーブ部7aに対して任意に出し入れ可能であり、当該ロッド部7bの伸縮により取付面部6の位置を調整する。スリーブ部7aとロッド部7bとの嵌め合いは締りばめとし、ロッド部7bを強く引いて所定位置で止めることでその位置を保持するものとする。その他、スリーブ部7aとロッド部7bとの位置決めを、ネジやラッチ等で行うようにしても良い。
[ホルダ構造]
図8は、図1に示した支持具のホルダを示す斜視図である。図9は、ホルダの詳細な形状を理解するための六面図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は右側面図、(e)は左側面図、(f)は裏面図である。
このホルダ8は、前記取付面部6に回転可能に設けられ且つ矩形平板状の本体プレート11と、本体プレート11の両側に設けたU形支持アーム12とから構成される。本体プレート11は裏面の中央位置に回転軸13が突出しており、この回転軸13が前記取付面部6に設けた軸穴を貫通し、取付面部6の背面において固定ナットで固定される。前記固定ナットは、蝶ナットのような取っ手が設けられたものが良いが、これに限定されるものではない。
U形支持アーム12は、左右のアーム部14を有し、このアーム部14にはそれぞれ長穴15が設けられている。長穴15には、ネジ部を有する摘み部16とナット(図示省略)により、略V形の保持爪17が取り付けられる。ネジ部が長穴15を貫通しているので、前記保持爪17は、摘み部16を緩めることで長穴15に沿って自在に移動して任意の位置で固定できる。保持爪17の方向も摘み部16のネジ部を中心に回転自在であり、任意の方向を向けて固定できる。
また、図10に示すように、本体プレート11に対してU形支持アーム12は伸張可能である。U形支持アーム12の本体プレート11側の端部には、スライド板18が設けられている。スライド板18にはガイド長穴19が形成され、表面には位置決めするための凹凸面20が設けられている。前記本体プレート11は、二層構造であって上部板11aと下部板11bとの間に前記スライド板18が挿通される。
本体プレート11には、U形支持アーム12を所定位置でロックするレバー21が設けられている。レバー21の先端には、当該レバー21により動作する爪(図示省略)が設けられる。当該爪は、前記凹凸面20の所定位置に噛み込む動作とこれを解放する動作とにより、本体プレート11に対するU形支持アーム12の位置決めを行う。前記ガイド長穴19には、上部板11aと下部板11bとの間に渡って設けた突起(図示省略)が挿通される。また、中央に設けた突起22がスライド板18の端部に当接する。これにより、U形支持アーム12が本体プレート11に対して直線状にスライドする。
レバー21を解放することで、U形支持アーム12は本体プレート11に対して直線的に移動可能となる。U形支持アーム12を本体プレート11から所定距離だけ引き出した状態でレバー21を閉じることで、当該レバー21の爪が凹凸面20に噛み込み、本体プレート11に対してU形支持アーム12を位置決め固定できる。U形支持アーム12は、本体プレート11の両側に対して当該本体プレート11の回転中心を点対称として同じ構造となる。このため、U形支持アーム12は、上下のレバー21を解放することで両側のU形支持アーム12を拡張できるし、上下いずれかのレバー21を解放することで一方のU形支持アーム12のみを拡張できる。これにより、大きなサイズの画像表示装置にも容易に対応できる。
図11は、所謂タブレットパソコンを保持した状態を示す説明図である。図12は、所謂スマートフォンを保持した状態を示す説明図である。まず、図11に示すように、タブレットパソコンSLを保持する場合、固定ナットを緩めて本体プレート11を取付面部6に対して45度回転させ、当該固定ナットを締めてその位置で固定する。そして、本体プレート11のレバー21を解放して当該本体プレート11から左右のU形支持アーム12を拡張し、U形支持アーム12の先端に設けた保持爪17がタブレットパソコンの角周辺に位置するようにし、再びレバー21を操作して当該位置でU形支持アーム12を固定する。
そして、摘み部16を緩めて保持爪17をガイド長穴19に沿って自由に動かすと共に、当該保持爪17を適宜回転させてその直線部分をタブレットパソコンSLの角付近の縁に当接させる。この状態で、再び前記摘み部16を締めて保持爪17を固定する。これにより、U形支持アーム12によりタブレットパソコンSLが対角線角部付近で挟まれて固定される。前記摘み部16は、前記保持爪17よりも幅が大きいので、タブレットパソコンSLは、前記保持爪17で挟まれた状態において当該摘み部16により厚さ方向でも固定係止される。
次に、図12に示すように、所謂スマートフォンSSを保持する場合、固定ナットを緩めて本体プレート11を取付面部6に対して水平または垂直にして再び固定ナットを締めて固定し、本体プレート11のレバー21を固定したままU形支持アーム12に設けた摘み部16を緩め、保持爪17を回転可能とする。そして、保持爪17をガイド長穴19に沿って移動させ、当該保持爪17の谷部17aをスマートフォンSSの角に嵌め込み、その状態で摘み部16を締めて固定する。この作業を全ての摘み部16で行い、スマートフォンSSを四隅で挟んで固定する。以上のようにすれば、レバー21、ホルダ8により各種のサイズの画像表示装置Sを保持できる。
図13は、他の実施の形態に係るホルダを示す斜視図である。このホルダ50は、2本のアーム51をクロス状に重ねてその中心部55で回転自在に固定され、締りばめによる軸接続でアーム51同士を回転させて任意の角度で固定できる。アーム51の中心から取付面部6側に突設した軸(図示省略)にはボールジョイント(図示省略)が設けられ、このボールジョイントは前記取付面部6に固定される。アーム51の端部には、爪52が回転可能に設けられている。爪52はD形状であり、換言すれば一方側が凸面で他方側が凹面となる形状である。爪52はアーム51の先端に設けた回転軸53をもって回転可能であり、締りばめにより任意の角度回転させて固定できる。
図14は、図13に示すホルダによりスマートフォンを固定する場合を示す説明図である。このホルダ50でスマートフォンSSを縦方向に保持する場合、アーム51を相対的に回転させてスマートフォンSSの長手方向の端縁に爪52を当接させる。そして、それぞれの爪52を回転させて凹面の2点でスマートフォンSSの端縁を支持する。また、1点で支持したい場合は、凸面をスマートフォンSS側に向けて当該凸面をスマートフォンSSの端縁に当接させる。なお、図12に示す例では、2つの爪52では2点でスマートフォンを支持し、残りの2つの爪52では1点でスマートフォンを支持した状態を示している。このように、各爪52を回転させることで、スマートフォンSSを1点又は2点の任意で支持できる。
また、このホルダ50は、取付面部6に対してボールジョイントで連結しているので、フレキシブルに方向を変えることができる。このため、スマートフォンSSをユーザの顔に対して最適な方向に向けることができる。ボールジョイントは摩擦力で動いた状態を保持できる。
(実施の形態2)
図15は、この発明の実施の形態2に係る支持具を示す斜視図である。この支持具200は、同図(a)に示すように、ユーザの後頭部を支持する枕部201と、枕部201に設けた支持アーム202と、支持アーム202の先端に設けたホルダ203とから構成される。
前記枕部201は、固定プレート204の上部にクッション材を設けた構造であり、外装は布製である。固定プレート204は樹脂または金属製である。支持アーム202は、本体205とスライダ206とを備える。前記固定プレート204には、前記支持アーム202の本体205の端部が固定されている。当該本体205は、固定プレート204との間に第一回転軸207を備える。本体205は、第一回転軸207を中心に枕部201の長手方向に対して略直交方向に回動可能となる。当該支持アーム202は、湾曲形状であり且つ他端には前記スライダ206が設けられる。
前記スライダ206は、湾曲した長尺の板材から形成され、中央に長穴208が設けられる。スライダ206は、支持アーム202の本体205に対してスライド可能に設けられる。具体的には、支持アーム202の本体205にはネジ209が設けられ、当該ネジ209はスライダ206の長穴208を貫通してナットにより当該スライダ206を本体205に対して固定している。このため、ネジ209を緩めることで前記スライダ206が本体205に沿ってスライドし、所望の位置でスライダ206を固定できる。
また、スライダ206の端部には、ホルダ203を固定する取付面部210が設けられている。この取付面部210は前記スライダ206に対して第二回転軸211により連結している。第二回転軸211により、取付面部210は、スライダ206の面が折れ曲がるような方向に回動可能となる。
また、前記支持アーム202の枕部201側は分割されており、第三回転軸212により支持アーム202の面方向に回転可能に軸支されている。同図の例では、枕部201の背後又は頭部を支持したときの頭頂部側において軸支される。これにより、図15(b)に示すように、支持アーム202が枕部201に対して左右に90度回転可能となる。
上記第一回転軸207、第二回転軸211及び第三回転軸212は、いずれも適切に摩擦力が設定されて回転した状態を保持する。
図16は、この支持具の使用方法を示す説明図である。この支持具200は、同図(a)に示すように、床に置いた状態でユーザの後頭部を枕部201で支持する。支持アーム202の傾きは第一回転軸207により適切な位置に調整する。この状態では、ホルダ203に保持したスマートフォンSSがユーザの顔に面していない。ユーザは、同図(b)に示すように、スライダ206を固定しているネジ209を緩めてスライダ206を伸ばし、ホルダ203に保持したスマートフォンSSが顔の正面に位置するようにする。
そして、スマートフォンSSが離れていて見にくい場合、同図(c)に示すように、スライダ206の第二回転軸211で前記取付面部210を折り曲げ、スマートフォンSSを顔に近づける。これにより、ユーザは、スマートフォンSSの画面を見やすく且つ指で操作しやすくなる。さらに、支持アーム202が大きくユーザの頭部を回避して前記ホルダ203がユーザの顔に面するようになるので、ユーザの頭部の周囲に十分なスペースが形成される。これにより、ユーザの手が支持アーム202に引っ掛り難い。
この実施の形態2に示すホルダ203は、上記実施の形態1に示すホルダ203のいずれも採用できるので、詳細な構造の説明は省略する。
以上の支持具200によれば、仰向けに寝た姿勢でも、横向きに寝た姿勢でもスマートフォン等の画像表示装置を見たり、操作したりできる。
(実施の形態3)
図17は、支持具の詳細な形状を理解するための六面図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図、(f)は背面図である。図18は、この支持具の斜視図である。
この支持具300は、全体がU字形状となる本体301と、当該本体301に連結した画像表示装置Sを保持する保持部302とから構成される。
前記保持部302は、長方形ないし短冊形であって平板状の取付面部306と、取付面部306の両端に当該取付面部306の長手方向に対して略直角方向に延出させた支持アーム307とからなる。取付面部306の略中央には、画像表示装置Sを保持するホルダ308が回転可能な状態で設けられている。ホルダ308の詳細な構造及び動作は、上記の通りである。保持部302は、全体がU字形状となる。保持部302の全体は、樹脂のプレートで一体成形しても良いし、端縁を可撓性のある金属ワイヤーで構成してワイヤーの間に布や樹脂板を設けた構成でも良い。保持部302は、画像表示装置Sの重量を支持できるのに十分な剛性を持たせる。
また、前記支持アーム307は、端部から長手方向に沿って長穴371が形成されている。長穴371には、固定用のボルトナット372が取り付けられている。
保持部302の支持アーム307は、前記本体301の側枕部304の長手方向中心に挿入されて連結している。側枕部304の長手方向と支持アーム307の長手方向は略一致しており、換言すれば側枕部304を直線的に延長したように当該支持アーム307が側枕部304に連結される。そして、側枕部304の挿入部入口には、固定用の環部材310が設けられ、この環部材310に支持アーム307の端部が挿通され、且つ、前記ボルトナット372がこの環部材310を貫通して、所定位置で側枕部304を支持アーム307に固定できる。これにより、図19に示すように、側枕部304を支持アーム307に対して伸張可能となる。
側枕部304は、内部に金属フレームが設けられると共にその金属フレームの周囲にクッション材を設け、外側に布材で覆った構造である。クッション材には、ウレタン、綿、羽根等を用いる。
また、支持アーム307と支持アーム307との間には、回転アーム373が渡されている。この回転アーム373は、前記ボルトナット372でその端部で回転可能に支持されており、途中から略直角に折り曲がり、更に、中央位置に凹部374を形成するように折り曲げ形成されている。凹部374には、クッションが設けられる。また、回転アーム373は、前記ボルトナット372により所望の回転位置で固定が可能であり且つ前記環部材310を貫通したボルトナット372で回転支持されていることから、当該環部材310と共に前記支持アーム307に沿って移動可能である。
図20乃至図23は、上記支持具の使用方法を示す説明図である。まずホルダ8に画像表示装置Sを保持する。支持具300を寝た状態で使用する場合、図20に示すように、回転アーム373を支持アーム307に対して60度〜110度の範囲で回転させる。そして、図21及び図22に示すように、側枕部304を体の両方に位置させると共に床面に当該側枕部304を置く。この状態で前記回転アーム373の凹部374のクッションが胸のあたりに載る格好になり、支持具全体が3点支持される。図21及び図22では、ユーザが適当な枕Mを併用している状態を示しているが、これは必須ではない。この状態でホルダ308に保持した画像表示装置Sがユーザの顔に向いた状態になり、ユーザは、指で画像表示装置Sの画面を操作できる。
次に、図23に示すように、ソファに座って使用する場合、側枕部304を体の両側に位置させ(又は両脇の間に挟むような恰好とし)、前記回転アーム373をその凹部374がユーザのおなか又は膝の位置にくるようにする。この状態で支持具300が回転アーム373に支えられて支持されるようになり、ホルダ308に保持した画像表示装置Sがユーザの顔に向く。ユーザは、指で画像表示装置Sの画面を操作できる。
また、図24に示すように、ユーザが横になって使用する場合、側枕部4を枕にして寝転ぶ。この状態でホルダに装着した画像表示装置Sがユーザを向くので、ユーザは指で画像表示装置Sの画面を操作できる。このとき、回転アーム373を所望の角度に調整し、腕を凹部374にひっかけて使用するようにすれば、腕が疲れない。
図25は、上記支持具の変形例を示す斜視図である。前記回転アーム350は、上記回転アーム373の凹部374を省略して2分割した状態とし、それぞれが直線的な形状にしても良い。
図26は、上記支持具の変形例を示す斜視図である。この支持具では、上記側枕部304の間に後頭部を支持する枕部303を設けた点に特徴がある。この枕部303は、ユーザが仰向け又は横向きに寝た場合に後頭部を支持することになるので、快適である。
また、上記実施の形態では、画像表示装置Sを支持対象として例示したが、これに限定されない。例えば、文庫本やコミック本等の書籍も支持可能である(図示省略)。
100 支持具
1 本体
2 保持部
3 枕部
4 側枕部
5 突起部
6 取付面部
7 支持アーム
8 ホルダ


Claims (6)

  1. クッション性を有する枕部と、
    当該枕部の端部から当該枕部の長手方向に対して直交する方向に設けたクッション性を有する側枕部と、
    当該側枕部から延出した支持アームを有すると共に前記枕部に面するように前記支持アームに対して取付面部を設け、この取付面部に画像表示装置を保持するホルダを設けた保持部と、
    を有することを特徴とする支持具。
  2. 更に、前記側枕部の端部には、側枕部の長手方向に対して略直角方向で下方に突起部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の支持具。
  3. 一対のクッション性を有する側枕部と、
    当該側枕部からそれぞれ延出した支持アームを有すると共に当該支持アームに対して略直角方向に取付面部を設け、この取付面部に画像表示装置を保持するホルダを設けた保持部と、
    を有することを特徴とする支持具。
  4. 前記ホルダは、複数のアームを有すると共にアームの端部にアームの長手方向に沿って移動して所望位置で位置決めされる爪を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の支持具。
  5. 前記ホルダは、前記取付面部に設けられる本体プレートと、当該本体プレートに対して伸縮する前記アームとから構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の支持具。
  6. 前記保持部の支持アームは、伸縮可能な構造であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の支持具。




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