JP2019117678A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高速なサーチ動作が可能な半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置は、行列状に配置された複数の検索メモリセルと、メモリセル列にそれぞれ対応して設けられ、検索メモリセルに格納されたデータと比較するための複数のサーチデータをそれぞれ伝達するための複数のサーチ線対と、複数のサーチ線対の一端側にそれぞれ対応して設けられ、サーチデータに従って複数のサーチ線対を駆動するための複数のサーチドライバと、複数のサーチ線対の他端側にそれぞれ対応して設けられ、サーチデータに従って対応するサーチ線対の駆動を補助するための複数の補助回路とを備える。【選択図】図5
Description
この開示は、メモリセルを有する半導体装置に関する。
検索メモリまたはCAM(内容参照メモリ:Content Addressable Memory)と呼ばれる記憶装置は、記憶しているデータワードの中から検索ワードに一致しているものを検索し、一致しているデータワードが見つかった場合は、そのアドレスを出力するものである。
CAMにはBCAM(Binary CAM)とTCAM(Ternary CAM)とがある。BCAMの各メモリセルは“0”か“1”かのいずれかの情報を記憶する。一方、TCAMの場合には、各メモリセルは、“0”および“1”の他に“ドントケア(Don't Care)”(本例においては、“*”の記号を用いる)の情報を記憶可能である。“*”は“0”および“1”のどちらでも良いことを示す。
TCAM装置は、インターネットなどのネットワーク用のルータにおいてアドレス検索およびアクセス制御のために幅広く利用されている。大容量化に対応するために、TCAM装置は、通常、複数のアレイを有し、各アレイに対して同時にサーチ動作が実行される構成となっている。
TCAM装置は、入力サーチデータ(入力パケット)とTCAMセルデータとを一斉に比較することができるので、全ての検索用途においてRAM(Random Access Memory)を用いるよりも高速である。
具体的には、TCAM装置は、メモリセルに格納した情報とユーザーが検索したいデータとを比較して、双方のデータが一致、不一致を示すためのマッチ線(ML)を有している。
そして、一致したマッチ線に対応するアドレス情報(Hit Index)を出力する構成が設けられている(特許文献1)。
一方で、近年検索メモリが大容量化しており、入力サーチデータを伝達するサーチ線の長さが長くなる傾向がある。
したがって、サーチ線を駆動するドライバの近傍付近のメモリセルと、当該ドライバよりも遠方付近のメモリセルとでは伝達されるデータの速度に差が生じる可能性がある。
当該速度差は、高速なサーチ動作に影響を与えることになる。
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであって、高速なサーチ動作が可能な半導体装置を提供する。
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであって、高速なサーチ動作が可能な半導体装置を提供する。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
ある局面に従う半導体装置は、行列状に配置された複数の検索メモリセルと、メモリセル列にそれぞれ対応して設けられ、検索メモリセルに格納されたデータと比較するための複数のサーチデータをそれぞれ伝達するための複数のサーチ線対とを備える。さらに、半導体装置は、複数のサーチ線対の一端側にそれぞれ対応して設けられ、サーチデータに従って複数のサーチ線対を駆動するための複数のサーチドライバと、複数のサーチ線対の他端側にそれぞれ対応して設けられ、サーチデータに従って対応するサーチ線対の駆動を補助するための複数の補助回路とを備える。
一実施例によれば、本開示の半導体装置は、高速なサーチ動作が可能である。
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
<通信機器1の全体構成>
図1は、実施形態1に基づく通信機器1の構成を説明する図である。
<通信機器1の全体構成>
図1は、実施形態1に基づく通信機器1の構成を説明する図である。
図1に示されるように、通信機器1は、スイッチあるいはルータ等の通信装置である。
通信機器1は、CPU(Central Processing Unit)2と、転送制御回路4と、汎用メモリ6と、検索メモリ8とを含む。
通信機器1は、CPU(Central Processing Unit)2と、転送制御回路4と、汎用メモリ6と、検索メモリ8とを含む。
CPU2は、機器全体を制御する。
CPU2は、汎用メモリ6に格納されたプログラムと協働して種々の機能を実現する。たとえば、汎用メモリ6は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)で構成することが可能であり、CPU2と協働することによりオペレーティングシステム(OS)を構築する。CPU2は、隣接する通信機器等と情報交換し、転送処理に必要な情報を維持管理する。
CPU2は、汎用メモリ6に格納されたプログラムと協働して種々の機能を実現する。たとえば、汎用メモリ6は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)で構成することが可能であり、CPU2と協働することによりオペレーティングシステム(OS)を構築する。CPU2は、隣接する通信機器等と情報交換し、転送処理に必要な情報を維持管理する。
転送制御回路4は、通信パケットの転送処理を実行する。転送制御回路4は、転送処理に特化したASIC(Application Specific Integrated Circuit)回路あるいはNPU(Network Processing Unit)といった専用ハードウェアが設けられている。転送制御回路4は、検索メモリ8にアクセスして、転送処理に必要な情報を取得する。
検索メモリ8は、本例においては、TCAM装置を用いる場合について説明する。
[TCAMセルの構成]
図2は、TCAMセルの構成の一例を示す回路図である。
[TCAMセルの構成]
図2は、TCAMセルの構成の一例を示す回路図である。
図2を参照して、TCAMセル(メモリセルMCとも称する)は、2個のSRAMセル(Static Random Access Memory Cell)11,12と、データ比較部13とを含む。SRAMセル11をXセルとも称し、SRAMセル14をYセルとも称する。Xセル11は、内部の記憶ノード対ND1,ND1_nに互いに相補となる(一方が“1”のとき他方が“0”となる)1ビット(bit)のデータを記憶する。Yセル14は、内部の記憶ノード対ND2,ND2_nに互いに相補となる1ビットのデータを記憶する。TCAMセルは、検索メモリセルとも称する。
TCAMセルは、ビット線対BL,/BL、サーチ線対SL,/SL、マッチ線ML、およびワード線WLX,WLYと接続される。ビット線対BL,/BLは、図6のTCAMセルアレイ20の列方向(Y方向)に延在し、列方向に配列された複数のTCAMセルによって共有される。サーチ線対SL,/SLは、TCAMセルアレイ20の列方向(Y方向)に延在し、列方向に配列された複数のTCAMセルによって共有される。
マッチ線MLは、TCAMセルアレイ20の行方向(X方向)に延在し、行方向に配列された複数のTCAMセルによって共有される。ワード線WLX,WLYは、TCAMセルアレイ20の行方向(X方向)に延在し、行方向に配列された複数のTCAMセルによって共有される。
Xセル11は、インバータINV1,INV2と、NチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタQ1,Q2とを含む。インバータINV1は、記憶ノードND1_nから記憶ノードND1へ向かう方向が順方向となるように、記憶ノードND1と記憶ノードND1_nの間に接続される。インバータINV2は、INV1と並列かつ逆方向に接続される。MOSトランジスタQ1は、記憶ノードND1とビット線BLとの間に接続される。MOSトランジスタQ2は、記憶ノードND1_nとビット線/BLとの間に接続される。MOSトランジスタQ1,Q2のゲートは、ワード線WLXと接続される。
Yセル14は、インバータINV3,INV4と、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタQ3,Q4とを含む。インバータINV3は、記憶ノードND2_nから記憶ノードND2に向かう方向が順方向となるように、記憶ノードND2と記憶ノードND2_nの間に接続される。インバータINV4は、INV3と並列かつ逆方向に接続される。MOSトランジスタQ3は、記憶ノードND2とビット線BLとの間に接続される。MOSトランジスタQ4は、記憶ノードND2_nとビット線/BLとの間に接続される。MOSトランジスタQ3,Q4のゲートは、ワード線WLYと接続される。
データ比較部13は、NチャネルMOSトランジスタQ6〜Q9を含む。MOSトランジスタQ6,Q7はマッチ線MLとの接続点であるノードND3と接地ノードGNDとの間に直列に接続される。MOSトランジスタQ8,Q9は、ノードND3と接地ノードGNDとの間に直列に、かつ、直列接続されたMOSトランジスタQ6,Q7の全体と並列に接続される。MOSトランジスタQ6,Q8のゲートは、記憶ノードND1,ND2とそれぞれ接続される。MOSトランジスタQ7,Q9のゲートは、サーチ線SL,/SLとそれぞれ接続される。
図3は、図2のXセルおよびYセルの記憶内容とTCAMデータとの対応関係を表形式で示す図である。
図2および図3を参照して、TCAMセルは、2ビットのSRAMセルを用いて、“0”、“1”、“*”(ドントケア:don't care)の3値を格納することができる。具体的に、Xセル11の記憶ノードND1に“1”が格納され、Yセル14の記憶ノードND2に“0”が格納されているとき、TCAMセルには“0”が格納されているとする。Xセル11の記憶ノードND1に“0”が格納され、Yセル14の記憶ノードND2に“1”が格納されているとき、TCAMセルには“1”が格納されているとする。Xセル11の記憶ノードND1に“0”が格納され、Yセル14の記憶ノードND2に“0”が格納されているとき、TCAMセルには“*”(ドントケア)が格納されているとする。Xセル11の記憶ノードND1に“1”が格納され、Yセル14の記憶ノードND2に“1”が格納されている場合は使用しない。
上記のTCAMセルの構成によれば、サーチデータが“1”(すなわち、サーチ線SLが“1”、かつ、サーチ線/SLが“0”)であり、TCAMデータが“0”(記憶ノードND1が“1”、かつ、記憶ノードND2が“0”)である場合には、MOSトランジスタQ6,Q7がオン状態となるために、プリチャージされたマッチ線MLの電位が接地電位まで引き抜かれる。サーチデータが“0”(すなわち、サーチ線SLが“0”、かつ、サーチ線/SLが“1”)であり、TCAMデータが“1”(記憶ノードND1が“0”、かつ、記憶ノードND2が“1”)である場合には、MOSトランジスタQ8,Q9がオン状態となるために、プリチャージされたマッチ線MLの電位が接地電位まで引き抜かれる。すなわち、サーチデータとTCAMデータとが不一致の場合には、マッチ線MLの電位は接地電位まで引き抜かれる。
逆に、入力されたサーチデータが“1”であり、かつ、TCAMデータが“1”または“*”の場合、もしくは、サーチデータが“0”であり、かつ、TCAMデータが“0”または“*”の場合(すなわち、両者が一致する場合)、プリチャージされたマッチ線MLの電位(電源電圧VDDレベル)は維持される。
上記のように、TCAMでは、1つのエントリ(行)に対応するマッチ線MLに接続された全てのTCAMセルのデータが入力サーチデータと一致しない限り、マッチ線MLに蓄えられた電荷が引き抜かれる。このため、TCAMでの検索は高速であるが、消費電流が大きいという問題がある。
図4は、実施形態1に基づく検索メモリ8に含まれるセグメント(サブブロック)12の構成を説明する図である。
図4に示されるように、セグメント12は、TCAMセルアレイ20(単にセルアレイとも称する)と、書込ドライバ群21と、サーチ線ドライバ群22と、マッチアンプ部23と、制御論理回路24と、補助回路群25とを含む。
セグメント12は、図示していないがワード線WLX,WLYを駆動するためのワード線ドライバ(不図示)と、制御信号やアドレス信号等の入力を受ける入出力回路(不図示)とを含む。
TCAMセルアレイ20は、行列状(m行;k列)に配列されたTCAMセルを含む。本例においては、セルアレイ20は、行数(エントリ数)mがNであり、列数(ビット数)kが40の場合が示されている。なお、セルアレイ20は、少なくとも1つ以上の冗長メモリセル列を有している。
セルアレイ20の各列に対応して、k個(k=40)のビット線対(BL0,/BL0からBL(k−1),/BL(k−1)まで)と、k個(k=40)のサーチ線対(SL0,/SL0からSL(k−1),/SL(k−1)まで)とが設けられる。
セルアレイ20の各行に対応して、m本(m=N)のマッチ線(ML0〜ML(N−1)まで)と、図示しないm本のXセル用のワード線(WLX0〜WLX(N−1)まで)と、図示しないm本のYセル用のワード線(WLY0〜WLY(N−1)まで)とが設けられている。
書込ドライバ群21は、書込時に、ビット線対BL,/BLを介して各TCAMセルに書込データを供給する。サーチ線ドライバ群22は、検索時に、サーチ線対SL,/SLを介して各TCAMセルにサーチデータを供給する。
制御論理回路24は、セグメント12全体の動作を制御する。たとえば、制御論理回路24は、検索時には、サーチコマンドを受け取り、サーチ線ドライバ群22と、マッチアンプ部23に制御信号を出力することによって、サーチ線ドライバ群22、マッチアンプ部23、およびプリチャージ回路の動作を制御する。
サーチ線ドライバ群22の反対側に設けられ、サーチ線の駆動を補助するための補助回路群25が設けられる。
マッチアンプ部23は、セルアレイの行にそれぞれ対応する複数のマッチアンプMAを含む。マッチアンプMAは、検索時に、対応するマッチ線MLの電位に基づいて、対応するTCAMセルデータと入力サーチデータの対応部分とが一致するか否かを検出する。この実施形態では、マッチアンプMAは、検索時に対応するマッチ線MLをプリチャージするためのプリチャージ回路を含む。
図5は、実施形態1に基づくサーチ線ドライバ群22および補助回路群25の構成について説明する図である。
図5を参照して、メモリセル列毎に設けられたサーチ線ドライバ30と、メモリセル列毎に設けられた補助回路40とが示されている。
サーチ線ドライバ30について説明する。
サーチ線ドライバ30は、サーチ線SL,/SLの一端側に設けられる。
サーチ線ドライバ30は、サーチ線SL,/SLの一端側に設けられる。
サーチ線ドライバ30は、サーチ線ドライバユニット31,32とを含む。
サーチ線ドライバユニット31は、インバータと、NAND回路とを含む。
サーチ線ドライバユニット31は、インバータと、NAND回路とを含む。
NAND回路は、サーチデータSDと、制御信号SLEとのNAND論理演算結果を出力する。インバータは、NAND回路の出力の反転信号をデータSTとして出力する。
サーチ線ドライバユニット32は、インバータと、NAND回路とを含む。
NAND回路は、サーチデータSDの反転信号であるサーチデータ/SDと、制御信号SLEとのNAND論理演算結果を出力する。インバータは、NAND回路の出力の反転信号をデータSBとして出力する。
NAND回路は、サーチデータSDの反転信号であるサーチデータ/SDと、制御信号SLEとのNAND論理演算結果を出力する。インバータは、NAND回路の出力の反転信号をデータSBとして出力する。
サーチ線ドライバユニット31,32のいずれか一方は、サーチデータSD,/SDと制御信号SLEとの入力に基づいてサーチ線SL,/SLの一方をデータST,SB(「H」レベル)として駆動する。
例えば、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「H」レベル、「L」レベルである場合には、データSTが「H」レベルとなる。
一方、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「L」レベル、「H」レベルである場合には、データSBが「H」レベルとなる。
次に、補助回路40について説明する。
補助回路40は、サーチ線SL,/SLの他端側に設けられる。
補助回路40は、サーチ線SL,/SLの他端側に設けられる。
制御信号SLEは、インバータ群IVGに従って制御信号PUEとして補助回路群25に入力される。
補助回路40は、補助ユニット41,45とを含む。
補助ユニット41は、PチャネルMOSトランジスタ42と、NAND回路43とを含む。
補助ユニット41は、PチャネルMOSトランジスタ42と、NAND回路43とを含む。
NAND回路43は、制御信号PUEと、データSTとのNAND論理演算結果をPチャネルMOSトランジスタ42のゲートに出力する。
PチャネルMOSトランジスタ42は、電源電圧VDDと、サーチ線SLとの間に設けられ、そのゲートは、NAND回路43の入力を受ける。
補助ユニット45は、PチャネルMOSトランジスタ46と、NAND回路47とを含む。
NAND回路47は、制御信号PUEと、データSBとのNAND論理演算結果をPチャネルMOSトランジスタ46のゲートに出力する。
PチャネルMOSトランジスタ46は、電源電圧VDDと、サーチ線/SLとの間に設けられ、そのゲートは、NAND回路46の入力を受ける。
補助ユニット41,45のいずれか一方は、データST,SBと制御信号PUEとの入力に基づいてサーチ線SL,/SLの一方を同じ論理レベルで再駆動する。
例えば、制御信号PUEが「H」レベルであり、データST,SBが「H」レベル、「L」レベルである場合には、PチャネルMOSトランジスタ42がオンする。これにより、サーチ線SLの他端側が電源電圧VDDと接続される。
また、制御信号PUEが「H」レベルであり、データST,SBが「L」レベル、「H」レベルである場合には、PチャネルMOSトランジスタ46がオンする。これにより、サーチ線/SLの他端側が電源電圧VDDと接続される。
それゆえ、補助回路40は、他端側からサーチ線SL,/SLの他端側をドライバにより再駆動する。
図6は、実施形態1に基づくサーチ線の電位状態を説明する図である。
図6に示されるように、サーチ線の電位状態は、サーチ線の近端側は、ドライバに近いため「H」レベルに比較的すぐに立ち上がる。
図6に示されるように、サーチ線の電位状態は、サーチ線の近端側は、ドライバに近いため「H」レベルに比較的すぐに立ち上がる。
一方、サーチ線の遠端側は、ドライバから遠いため「H」レベルに立ち上がるのに時間がかかる。これがサーチ動作の高速化の妨げとなる可能性がある。
本例においては、サーチ線の遠端側にもドライバを設けて、同じ論理レベルで駆動するため遠端側の「H」レベルの立ち上げを高速にすることが可能である。
これにより、サーチ動作の高速化を図ることが可能である。
(変形例)
図7は、実施形態1の変形例に基づく補助回路50の構成について説明する図である。
(変形例)
図7は、実施形態1の変形例に基づく補助回路50の構成について説明する図である。
図7を参照して、図5で説明した補助回路40と比較して、NAND回路43,47の回路構成を簡易にした点が異なる。
具体的には、補助回路50は、PチャネルMOSトランジスタ51〜55,58と、NチャネルMOSトランジスタ56,57,59とを含む。
PチャネルMOSトランジスタ51の一端側は、電源電圧VDDと接続され、他端側は、サーチ線SLと接続され、ゲートは、ノードN0と接続される。
PチャネルMOSトランジスタ55は、一端側が電源電圧VDDと接続され、他端側は、ノードN0と接続され、ゲートは、サーチ線SLと接続される。
NチャネルMOSトランジスタ56は、一端側がノードN0と接続され、他端側がノードN2と接続され、ゲートは、サーチ線SLと接続される。
PチャネルMOSトランジスタ53は、一端側がノードN0と接続され、他端側が電源電圧VDDと接続され、ゲートは、制御信号PUEの入力を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ54は、一端側が電源電圧VDDと接続され、他端側がノードN1と接続され、ゲートは、制御信号PUEの入力を受ける。
NチャネルMOSトランジスタ59は、一端側がノードN2と接続され、他端側が接地電圧GNDと接続され、ゲートは、制御信号PUEの入力を受ける。
NチャネルMOSトランジスタ57は、一端側がノードN2と接続され、他端側がノードN1と接続され、ゲートは、サーチ線/SLと接続される。
PチャネルMOSトランジスタ58は、一端側が電源電圧VDDと接続され、他端側がノードN1と接続され、ゲートは、サーチ線/SLと接続される。
PチャネルMOSトランジスタ52は、一端側が電源電圧VDDと接続され、他端側がサーチ線/SLと接続され、ゲートは、ノードN1と接続される。
補助回路50は、データST,SBと制御信号PUEとの入力に基づいてサーチ線SL,/SLの一方を同じ論理レベルで再駆動する。
例えば、制御信号PUEが「H」レベルであり、データST,SBが「H」レベル、「L」レベルである場合には、NチャネルMOSトランジスタ56,59がオンする。これに伴い、PチャネルMOSトランジスタ51がオンする。これにより、サーチ線SLの他端側が電源電圧VDDと接続される。
また、制御信号PUEが「H」レベルであり、データST,SBが「L」レベル、「H」レベルである場合には、PチャネルMOSトランジスタ57,59がオンする。これに伴い、PチャネルMOSトランジスタ52がオンする。これにより、サーチ線/SLの他端側が電源電圧VDDと接続される。
それゆえ、補助回路50は、他端側からサーチ線SL,/SLをドライバにより再駆動する。
(実施形態2)
上記の実施形態1においては、制御信号PUEを用いて補助回路を動作させる場合について説明した。
上記の実施形態1においては、制御信号PUEを用いて補助回路を動作させる場合について説明した。
一方で、制御信号PUEを用いない構成とすることも可能である。
図8は、実施形態2に基づく補助回路の構成について説明する図である。
図8は、実施形態2に基づく補助回路の構成について説明する図である。
図8(A)を参照して、補助回路60は、サーチ線SL,/SLの他端側に設けられたインバータ61,62を含む。
また、信号配線ST1,SB1が設けられる。
信号配線ST1は、サーチ線ドライバユニット31のNAND回路の出力信号をインバータ61に伝達する。
信号配線ST1は、サーチ線ドライバユニット31のNAND回路の出力信号をインバータ61に伝達する。
信号配線SB1は、サーチ線ドライバユニット32のNAND回路の出力信号をインバータ62に伝達する。
当該構成において、サーチ線ドライバユニット31,32のいずれか一方は、サーチデータSD,/SDと制御信号SLEとの入力に基づいてNAND回路が「L」レベルを出力し、サーチ線SL,/SLの一方をデータST,SB(「H」レベル)として駆動する。
例えば、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「H」レベル、「L」レベルである場合には、サーチ線ドライバユニット31のNAND回路から「L」レベルを出力し、データSTが「H」レベルとなる。
一方、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「L」レベル、「H」レベルである場合には、サーチ線ドライバユニット32のNAND回路から「L」レベルを出力し、データSBが「H」レベルとなる。
当該構成において、補助回路60は、サーチ線ドライバユニット31,32のNAND回路の「L」レベルの信号を受けて、インバータ61,62を駆動する。
例えば、サーチ線ドライバユニット31のNAND回路が「L」レベルを出力する場合には、サーチ線SLの他端側がインバータ61により電源電圧VDDと接続される。
また、サーチ線ドライバユニット32のNAND回路が「L」レベルを出力する場合には、サーチ線/SLの他端側がインバータ62により電源電圧VDDと接続される。
それゆえ、補助回路60は、他端側からサーチ線SL,/SLをドライバにより再駆動する。
したがって、補助回路60を簡易な回路構成で実現することが可能である。
図8(B)を参照して、補助回路70は、PチャネルMOSトランジスタ71,72を含む。
図8(B)を参照して、補助回路70は、PチャネルMOSトランジスタ71,72を含む。
また、信号配線ST1,SB1が設けられる。
PチャネルMOSトランジスタ71は、電源電圧VDDと、サーチ線SLとの間に設けられ、そのゲートは、信号配線ST1と接続される。
PチャネルMOSトランジスタ71は、電源電圧VDDと、サーチ線SLとの間に設けられ、そのゲートは、信号配線ST1と接続される。
PチャネルMOSトランジスタ72は、電源電圧VDDと、サーチ線/SLとの間に設けられ、そのゲートは、信号配線SB1と接続される。
信号配線ST1は、サーチ線ドライバユニット31のNAND回路の出力信号をインバータ61に伝達する。
信号配線SB1は、サーチ線ドライバユニット32のNAND回路の出力信号をインバータ62に伝達する。
当該構成において、サーチ線ドライバユニット31,32のいずれか一方は、サーチデータSD,/SDと制御信号SLEとの入力に基づいてNAND回路が「L」レベルを出力し、サーチ線SL,/SLの一方をデータST,SB(「H」レベル)として駆動する。
例えば、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「H」レベル、「L」レベルである場合には、サーチ線ドライバユニット31のNAND回路から「L」レベルを出力し、データSTが「H」レベルとなる。
一方、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「L」レベル、「H」レベルである場合には、サーチ線ドライバユニット32のNAND回路から「L」レベルを出力し、データSBが「H」レベルとなる。
当該構成において、補助回路70は、サーチ線ドライバユニット31,32のNAND回路の「L」レベルの信号を受けて、PチャネルMOSトランジスタ71,72の一方をオンする。
例えば、サーチ線ドライバユニット31のNAND回路が「L」レベルを出力する場合には、PチャネルMOSトランジスタ71がオンする。これにより、サーチ線SLの他端側が電源電圧VDDと接続される。
また、サーチ線ドライバユニット32のNAND回路が「L」レベルを出力する場合には、PチャネルMOSトランジスタ72がオンする。これにより、サーチ線/SLの他端側が電源電圧VDDと接続される。
それゆえ、補助回路70は、他端側からサーチ線SL,/SLをドライバにより再駆動する。
したがって、補助回路70をさらに簡易な回路構成で実現することが可能である。
図8(C)を参照して、補助回路80は、PチャネルMOSトランジスタ81,82を含む。
図8(C)を参照して、補助回路80は、PチャネルMOSトランジスタ81,82を含む。
また、信号配線ST1,SB1が設けられる。
図8(B)と比較して、PチャネルMOSトランジスタの位置をサーチ線ドライバの近傍に配置した構成である。そして、信号配線ST1,SB1をそれぞれサーチ線SL,/SLと接続した構成である。
図8(B)と比較して、PチャネルMOSトランジスタの位置をサーチ線ドライバの近傍に配置した構成である。そして、信号配線ST1,SB1をそれぞれサーチ線SL,/SLと接続した構成である。
PチャネルMOSトランジスタ81は、電源電圧VDDと、信号配線ST1との間に設けられ、そのゲートは、NAND回路の出力信号の入力を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ82は、電源電圧VDDと、信号配線SB1との間に設けられ、そのゲートは、NAND回路の出力信号の入力を受ける。
当該構成において、サーチ線ドライバユニット31,32のいずれか一方は、サーチデータSD,/SDと制御信号SLEとの入力に基づいてNAND回路から「L」レベルを出力し、サーチ線SL,/SLの一方をデータST,SB(「H」レベル)として駆動する。
例えば、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「H」レベル、「L」レベルである場合には、サーチ線ドライバユニット31のNAND回路から「L」レベルを出力し、データSTが「H」レベルとなる。
一方、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「L」レベル、「H」レベルである場合には、サーチ線ドライバユニット32のNAND回路から「L」レベルを出力し、データSBが「H」レベルとなる。
当該構成において、補助回路80は、サーチ線ドライバユニット31,32のNAND回路の「L」レベルの信号を受けて、PチャネルMOSトランジスタ81,82の一方をオンする。
例えば、サーチ線ドライバユニット31のNAND回路が「L」レベルを出力する場合には、PチャネルMOSトランジスタ81がオンする。これにより、サーチ線SLの他端側が電源電圧VDDと接続される。
また、サーチ線ドライバユニット32のNAND回路が「L」レベルを出力する場合には、PチャネルMOSトランジスタ82がオンする。これにより、サーチ線/SLの他端側が電源電圧VDDと接続される。
それゆえ、補助回路80は、他端側からサーチ線SL,/SLをドライバにより再駆動する。
したがって、補助回路80を簡易な回路構成で実現するとともに、そのレイアウトをサーチ線ドライバ近傍にすることにより、回路設計を容易にすることが可能である。
図9は、実施形態2に従うレイアウト構成について説明する図である。
図9(A)に示されるように、信号配線ST1,SB1は、サーチ線対と平行に配置される。
図9(A)に示されるように、信号配線ST1,SB1は、サーチ線対と平行に配置される。
図9(B)に示されるように、最下層にトランジスタが形成され、その上層にサーチ線SL,/SLが形成される。また、その上層にマッチ線MLが形成される。さらに上層に信号配線ST1,SB1が形成される。
(実施形態3)
上記の実施形態1および2においては、他端側を駆動する補助回路を設けてサーチ動作を高速化する方式について説明した。
上記の実施形態1および2においては、他端側を駆動する補助回路を設けてサーチ動作を高速化する方式について説明した。
一方で、サーチ線SL,/SLを駆動する電圧を通常の電源電圧よりも昇圧した電圧で駆動することにより、サーチ動作を高速化することも可能である。
図10は、実施形態3に基づくサーチ線ドライバ30#および補助回路100の構成について説明する図である。
図10を参照して、サーチ線ドライバ30#は、サーチ線ドライバ30と比較して、インバータの構成が異なる。
具体的には、サーチ線ドライバ30#は、サーチ線ドライバユニット31#,32#と、PチャネルMOSトランジスタ33とを含む。
PチャネルMOSトランジスタ33は、電源電圧VDDと電源ノードNdとの間に設けられる。ゲートは、信号配線SLODEと接続される。
電源ノードNdは、サーチ線ドライバユニット31#,32#のインバータと接続される。
補助回路100は、OR回路ORと、信号配線SLODEと、サブ電源配線SLVDDと、信号配線PUMPと、ドライバDRとを含む。
OR回路ORは、サーチ線SL,/SLと接続され、OR論理演算結果を信号配線SLODEに出力する。
サブ電源配線SLVDDは、電源ノードNdと接続される。
信号配線SLODEと、サブ電源配線SLVDDと、信号配線PUMPは、互いに平行に配置される。
信号配線SLODEと、サブ電源配線SLVDDと、信号配線PUMPは、互いに平行に配置される。
初期状態においては、OR回路ORは、信号配線SLODEを「L」レベルとして出力する。
したがって、PチャネルMOSトランジスタ33はオンしている。したがって、電源ノードNdは、電源電圧VDDと接続されている。
当該構成において、サーチ線ドライバユニット31#,32#のいずれか一方は、サーチデータSD,/SDと制御信号SLEとの入力に基づいてNAND回路が「L」レベルを出力し、サーチ線SL,/SLの一方をデータST,SB(「H」レベル)として駆動する。
例えば、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「H」レベル、「L」レベルである場合には、サーチ線ドライバユニット31#のNAND回路から「L」レベルを出力し、データSTが「H」レベルとなる。
一方、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「L」レベル、「H」レベルである場合には、サーチ線ドライバユニット32#のNAND回路から「L」レベルを出力し、データSBが「H」レベルとなる。
OR回路ORは、データSB,STを受けて、信号配線SLODEを「H」レベルに設定する。
これに従い、PチャネルMOSトランジスタ33がオフする。
したがって、電源ノードNdと接続されるサブ電源配線は、ハイインピーダンス状態となる。
したがって、電源ノードNdと接続されるサブ電源配線は、ハイインピーダンス状態となる。
そして、ドライバDRが、信号配線SLODEに伝達された信号に従って信号配線PUMPを駆動する。本例の場合には、信号配線PUMPを「H」レベルに設定する。
これにより、信号配線PUMPが「H」レベルに駆動されることにより、信号配線PUMPと、サブ電源配線SLVDDとの配線間容量に従ってサブ電源配線SLVDDの電圧レベルが電源電圧VDDから昇圧される。
サーチ線ドライバユニット31#,32#は、この昇圧電圧によりサーチ線SL,/SLの一方を駆動する。
当該構成により、サーチ線SL,/SLを駆動する電圧を通常の電源電圧よりも昇圧した電圧で駆動することにより、サーチ動作を高速化することが可能である。
図11は、実施形態3に従う信号配線のレイアウト構成について説明する図である。
図11(A)に示されるように、信号配線SLODE,PUMPと、サブ電源配線SLVDDと、電源電圧VDDが供給される電源配線SVDDと、接地電圧GNDが供給される接地配線SVSSとが示されている。
図11(A)に示されるように、信号配線SLODE,PUMPと、サブ電源配線SLVDDと、電源電圧VDDが供給される電源配線SVDDと、接地電圧GNDが供給される接地配線SVSSとが示されている。
ここで、信号配線SLODE,PUMPと、サブ電源配線SLVDDと、電源電圧VDDが供給される電源配線SVDDと、接地電圧GNDが供給される接地配線SVSSは、それぞれ平行に配置される。
図11(B)に示されるように、最下層にトランジスタが形成され、その上層にサーチ線SL,/SLが形成される。また、その上層にマッチ線MLが形成される。さらに上層に信号配線SLODE,PUMPと、サブ電源配線SLVDDと、電源配線SVDDと、接地配線SVSSが形成される。
図12は、実施形態3に基づく補助回路100の動作を説明するタイミングチャート図である。
図12を参照して、時刻T0において、サーチ線SLが「H」レベルに設定された場合が示されている。そして、時刻T1において、信号配線SLODEが立ち上がる。これにより、サブ電源配線SLVDDがハイインピーダンス状態となる。また、信号配線PUMPがドライバDRにより「H」レベルに駆動される。したがって、配線間容量に従ってサブ電源配線SLVDDの電圧レベルが上昇する。時刻T2において、サーチ線SLの電圧レベルがさらに上昇する場合が示されている。
これにより、サーチ動作を高速化することが可能である。
(変形例)
図13は、実施形態3の変形例に基づくサーチ線ドライバ30#および補助回路110の構成について説明する図である。
(変形例)
図13は、実施形態3の変形例に基づくサーチ線ドライバ30#および補助回路110の構成について説明する図である。
図13を参照して、補助回路110は、図10の補助回路100の構成と比較して、補助回路110は、サブ電源配線SLVDDをさらに追加した点が異なる。その他の構成については図10で説明したのと同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
図14は、実施形態3の変形例に従う信号配線のレイアウト構成について説明する図である。
図14(A)に示されるように、信号配線SLODE,PUMPと、サブ電源配線SLVDDと、電源電圧VDDが供給される電源配線SVDDと、接地電圧GNDが供給される接地配線SVSSとが示されている。
ここで、信号配線SLODE,PUMPと、2本のサブ電源配線SLVDDと、電源電圧VDDが供給される電源配線SVDDと、接地電圧GNDが供給される接地配線SVSSは、それぞれ平行に配置される。
図14(B)に示されるように、最下層にトランジスタが形成され、その上層にサーチ線SL,/SLが形成される。また、その上層にマッチ線MLが形成される。さらに上層に信号配線SLODE,PUMPと、2本のサブ電源配線SLVDDと、電源配線SVDDと、接地配線SVSSが形成される。
2本のサブ電源配線SLVDDの間に信号配線PUMPが配置されており、信号配線PUMPがドライバDRにより駆動されることにより2本のサブ電源配線SLVDDの電圧が昇圧される。これにより昇圧する電圧レベルをさらに高くすることが可能である。
(実施形態4)
図15は、実施形態4に基づくサーチ線ドライバ30#および補助回路120の構成について説明する図である。
図15は、実施形態4に基づくサーチ線ドライバ30#および補助回路120の構成について説明する図である。
図15を参照して、補助回路120は、図10の補助回路100の構成と比較して、OR回路ORの代わりにOR回路48を設け、さらに、PチャネルMOSトランジスタ42,46と、NAND回路43,47を設けた点が異なる。その他の構成については図10で説明したのと同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
具体的には、補助回路40#は、電源電圧VDDの代わりに昇圧した電圧の供給を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ42は、サブ電源配線SLVDDと、サーチ線SLとの間に設けられ、ゲートは、NAND回路43の入力を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ46は、サブ電源配線SLVDDと、サーチ線/SLとの間に設けられ、ゲートは、NAND回路47の入力を受ける。
NAND回路43は、制御信号PUEと、データSTとのNAND論理演算結果をPチャネルMOSトランジスタ42のゲートに出力する。
NAND回路47は、制御信号PUEと、データSBとのNAND論理演算結果をPチャネルMOSトランジスタ46のゲートに出力する。
OR回路48は、NAND回路43の出力信号の反転信号と、NAND回路47の出力信号の反転信号との入力を受けて、OR論理演算結果を信号配線SLODEに出力する。
サブ電源配線SLVDDは、電源ノードNdに接続されるとともに、PチャネルMOSトランジスタ42,46の接続ノードとも接続される。
図16は、実施形態4に基づく補助回路120の動作を説明するタイミングチャート図である。
図16を参照して、時刻T10において、制御信号PUEが「H」レベルに設定される。これにより補助回路120が活性化される。時刻T11において、データST,SBが「H」レベル、「L」レベルに設定される。これに伴い、PチャネルMOSトランジスタ42がオンする。これにより、サーチ線SLの他端側がサブ電源配線SLVDDと接続される。
そして、時刻T12において、信号配線SLODEが立ち上がる。これにより、サブ電源配線SLVDDがハイインピーダンス状態となる。また、信号配線PUMPがドライバDRにより「H」レベルに駆動される。したがって、配線間容量に従ってサブ電源配線SLVDDの電圧レベルが上昇する。時刻T13において、サーチ線SLの電圧レベルがさらに上昇する場合が示されている。
この場合、サブ電源配線SLVDDは、サーチ線SLの一端側および他端側の両方に接続されている。
これにより、サーチ動作を高速化することが可能である。
サーチ線SLの他端側からも昇圧電圧が印加されるため遠端側の「H」レベルの立ち上げを高速にすることが可能である。
サーチ線SLの他端側からも昇圧電圧が印加されるため遠端側の「H」レベルの立ち上げを高速にすることが可能である。
(実施形態5)
図17は、実施形態5に基づくサーチ線ドライバ30#および補助回路130の構成について説明する図である。
図17は、実施形態5に基づくサーチ線ドライバ30#および補助回路130の構成について説明する図である。
図17を参照して、補助回路130は、図15の補助回路120の構成と比較して、PチャネルMOSトランジスタ42,46の代わりにPチャネルMOSトランジスタ90,91を設け、NAND回路43,47と、OR回路48と、信号配線SLODEとを削除した点が異なる。
また、制御信号SLDEに従って信号配線PUMPをドライバDRにより駆動する場合が示されている。また、制御信号SLDEは、PチャネルMOSトランジスタ33のゲートにも入力される。サブ電源配線SLVDDは、電源ノードNdに接続されるとともに、PチャネルMOSトランジスタ90,91を介してサーチ線SL,/SLの他端側とも接続される。
PチャネルMOSトランジスタ90は、サブ電源配線SLVDDとサーチ線SLとの間に設けられ、そのゲートはサーチ線ドライバユニット31#のNAND回路の出力信号の入力を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ91は、サブ電源配線SLVDDとサーチ線/SLとの間に設けられ、そのゲートはサーチ線ドライバユニット32#のNAND回路の出力信号の入力を受ける。
なお、本例においては、信号配線PUMPの両側にサブ電源配線SLVDDが設けられている構成が示されているが、いずれか一方のみにサブ電源配線SLVDDを設ける構成とすることも可能である。
図18は、実施形態5に基づく補助回路130の動作を説明するタイミングチャート図である。
図18を参照して、時刻T20において、データST,SBが「H」レベル、「L」レベルに設定される。これに伴い、サーチ線SLが「H」レベルに設定された場合が示されている。また、PチャネルMOSトランジスタ90がオンしている。したがって、サブ電源配線SLVDDと、サーチ線SLとが接続されている。
そして、時刻T21において、制御信号SLDE(「H」レベル)が入力される。これにより、サブ電源配線SLVDDがハイインピーダンス状態となる。また、信号配線PUMPがドライバDRにより「H」レベルに駆動される。したがって、配線間容量に従ってサブ電源配線SLVDDの電圧レベルが上昇する。時刻T22において、サーチ線SLの電圧レベルがさらに上昇する場合が示されている。
この場合、サブ電源配線SLVDDは、サーチ線SLの一端側および他端側の両方に接続されている。
これにより、サーチ動作を高速化することが可能である。
サーチ線SLの他端側からも昇圧電圧が印加されるため遠端側の「H」レベルの立ち上げを高速にすることが可能である。
サーチ線SLの他端側からも昇圧電圧が印加されるため遠端側の「H」レベルの立ち上げを高速にすることが可能である。
(変形例)
図19は、実施形態5の変形例に基づくサーチ線ドライバ30#および補助回路140の構成について説明する図である。
図19は、実施形態5の変形例に基づくサーチ線ドライバ30#および補助回路140の構成について説明する図である。
図19を参照して、補助回路140は、図17の補助回路130の構成と比較して、PチャネルMOSトランジスタの配置が異なる。
具体的には、PチャネルMOSトランジスタ90#,91#をサーチ線ドライバ側に設けた構成である。また、信号配線SS1,SS2をさらに設けた構成である。
サーチ線SLと信号配線SS1とを端部で接続する。
また、サーチ線/SLと信号配線SS2とを端部で接続する。
また、サーチ線/SLと信号配線SS2とを端部で接続する。
PチャネルMOSトランジスタ90#は、信号配線SS1と、電源ノードNdとの間に設けられ、そのゲートはサーチ線ドライバユニット31#のNAND回路の出力信号の入力を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ91#は、信号配線SS2と、電源ノードNdとの間に設けられ、そのゲートはサーチ線ドライバユニット32#のNAND回路の出力信号の入力を受ける。
なお、本例においては、信号配線PUMPの両側にサブ電源配線SLVDDが設けられている構成が示されているが、いずれか一方のみにサブ電源配線SLVDDを設ける構成とすることも可能である。
例えば、制御信号SLEが「H」レベルであり、サーチデータSD,/SDが「H」レベル、「L」レベルである場合には、データSTが「H」レベルとなる。
また、PチャネルMOSトランジスタ90#がオンする。
したがって、信号配線SS1は、電源ノードNdと接続される。
したがって、信号配線SS1は、電源ノードNdと接続される。
次に、制御信号SLDE(「H」レベル)が入力される。これにより、サブ電源配線SLVDDがハイインピーダンス状態となる。また、信号配線PUMPがドライバDRにより「H」レベルに駆動される。したがって、配線間容量に従ってサブ電源配線SLVDDの電圧レベルが上昇する。
この場合、サブ電源配線SLVDDは、電源ノードNdと接続されている。
これにより、信号配線SS1を介してサーチ線SLの他端側からも昇圧電圧が印加されるため遠端側の「H」レベルの立ち上げを高速にすることが可能である。
これにより、信号配線SS1を介してサーチ線SLの他端側からも昇圧電圧が印加されるため遠端側の「H」レベルの立ち上げを高速にすることが可能である。
図20は、実施形態5の変形例に従う信号配線のレイアウト構成について説明する図である。
図20(A)に示されるように、信号配線SS1,SS2,PUMPと、サブ電源配線SLVDDと、電源電圧VDDが供給される電源配線SVDDと、接地電圧GNDが供給される接地配線SVSSとが示されている。
ここで、信号配線SS1,SS2,PUMPと、2本のサブ電源配線SLVDDと、電源電圧VDDが供給される電源配線SVDDと、接地電圧GNDが供給される接地配線SVSSは、それぞれ平行に配置される。
図20(B)に示されるように、最下層にトランジスタが形成され、その上層にサーチ線SL,/SLが形成される。また、その上層にマッチ線MLが形成される。さらに上層に信号配線SS1,SS2,PUMPと、2本のサブ電源配線SLVDDと、電源配線SVDDと、接地配線SVSSが形成される。
2本のサブ電源配線SLVDDの間に信号配線PUMPが配置されており、信号配線PUMPがドライバDRにより駆動されることにより2本のサブ電源配線SLVDDの電圧が昇圧される。これにより昇圧する電圧レベルをさらに高くすることが可能である。
(その他の実施形態)
上記の実施形態においては、サーチ線の遠端を再駆動する方式等について説明した。
上記の実施形態においては、サーチ線の遠端を再駆動する方式等について説明した。
一方で、サーチ線に限られず他の信号線にも同様に適用可能である。
図21は、他の実施形態に従う半導体装置の構成について説明する図である。
図21は、他の実施形態に従う半導体装置の構成について説明する図である。
図21を参照して、本例においては、ビット線ドライバ200と、補助電源制御部210と、補助回路220との構成について説明する図である。
ビット線ドライバ200について説明する。
ビット線ドライバ200は、ビット線BL,/BLの一端側に設けられる。
ビット線ドライバ200は、ビット線BL,/BLの一端側に設けられる。
ビット線ドライバ200は、PチャネルMOSトランジスタ201,203と、NチャネルMOSトランジスタ202,204とを含む。
PチャネルMOSトランジスタ201およびNチャネルMOSトランジスタ202は、電源電圧VDDと、接地電圧GNDとの間に設けられ、それぞれのゲートは書込データWDの入力を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ203およびNチャネルMOSトランジスタ204は、電源電圧VDDと、接地電圧GNDとの間に設けられ、それぞれのゲートは書込データ/WDの入力を受ける。
NチャネルMOSトランジスタ202およびNチャネルMOSトランジスタ203は、接地ノードNpと接続される。
PチャネルMOSトランジスタ201およびNチャネルMOSトランジスタ202の接続ノードは、トランスファーゲートを介してビット線BLと接続される。
PチャネルMOSトランジスタ204およびNチャネルMOSトランジスタ203の接続ノードは、トランスファーゲートを介してビット線/BLと接続される。
例えば書込データWD,/WDが「H」レベル、「L」レベルに設定される場合には、NチャネルMOSトランジスタ202およびPチャネルMOSトランジスタ201がオンする。これに伴い、ビット線BLは、トランスファーゲートを介して接地ノードNpと接続される。ビット線/BLは、トランスファーゲートを介して電源電圧VDDと接続される。
補助電源制御部210について説明する。
補助電源制御部210は、インバータ211と、ドライバ212と、NチャネルMOSトランジスタ213,216と、信号配線214,215,217とを含む。
補助電源制御部210は、インバータ211と、ドライバ212と、NチャネルMOSトランジスタ213,216と、信号配線214,215,217とを含む。
信号配線214,215は、互いに平行に配置される。一例としてビット線方向に配置されているが、特にこれに限られず他の方向に配置されていても良い。
NチャネルMOSトランジスタ216は、信号配線215と、接地電圧GNDとの間に設けられ、そのゲートは、インバータ211を介する制御信号NBLEの入力を受ける。
ドライバ212は、インバータ211を介する制御信号NBLEの入力を受けて信号配線214を駆動する。インバータ211は、制御信号NBLEを反転して出力する。
NチャネルMOSトランジスタ213は、信号配線215と接地電圧GNDとの間に設けられ、そのゲートはインバータ211の出力信号の入力を受ける。
なお、NチャネルMOSトランジスタ213は設けなくても良い。
初期状態において、制御信号NBLEは「L」レベルに設定されている。
初期状態において、制御信号NBLEは「L」レベルに設定されている。
したがって、インバータ211の出力信号は「H」レベルに設定されている。これに伴い、NチャネルMOSトランジスタ213,216がオンしている。したがって、信号配線215は、接地電圧GNDと接続されている。
補助回路220は、インバータ222,224と、NチャネルMOSトランジスタ221,223,225とを含む。
インバータ222は、ビット線BLと接続される。
インバータ224は、ビット線/BLと接続される。
インバータ224は、ビット線/BLと接続される。
NチャネルMOSトランジスタ221は、ビット線BLとノードNqとの間に設けられ、そのゲートは、インバータ222の出力信号の入力を受ける。
NチャネルMOSトランジスタ225は、ビット線/BLとノードNqとの間に設けられ、そのゲートは、インバータ224の出力信号の入力を受ける。
NチャネルMOSトランジスタ223は、ノードNqと信号配線215との間に設けられ、そのゲートは制御信号BLPDEの入力を受ける。
ビット線BLが「H」レベル、ビット線/BLが「L」レベルの場合には、NチャネルMOSトランジスタ225がオンする。これにより、ノードNqとビット線/BLとが接続される。
ビット線BLが「L」レベル、ビット線/BLが「H」レベルの場合には、NチャネルMOSトランジスタ221がオンする。これにより、ノードNqとビット線BLとが接続される。
そして、制御信号BLPDE(「H」レベル)の入力に従って信号配線215とノードNqとが接続される。
図22は、他の実施形態に基づく補助電源制御部210および補助回路220の動作を説明するタイミングチャート図である。
図22を参照して、書込データWD,/WDが「H」レベル、「L」レベルに設定される場合について説明する。時刻T30において、NチャネルMOSトランジスタ202がオンする。したがって、ビット線BLの近傍側は接地電圧GNDである「L」レベルに設定された場合が示されている。そして、ビット線BLの遠端側は、インバータ222を介してNチャネルMOSトランジスタ221がオンする。
また、制御信号BLPDEが「H」レベルに設定される。これに伴い、NチャネルMOSトランジスタ223がオンする。したがって、ノードNqと信号配線215とが接続される。これに伴い、ビット線BLの遠端側も接地電圧GNDである「L」レベルに設定される。
次に、時刻T30において、制御信号NBLEが「H」レベルに設定される。
これに伴い、インバータ211は、「L」レベルを出力する。したがって、NチャネルMOSトランジスタ213および216がオフする。したがって、信号配線215は、ハイインピーダンス状態となる。
これに伴い、インバータ211は、「L」レベルを出力する。したがって、NチャネルMOSトランジスタ213および216がオフする。したがって、信号配線215は、ハイインピーダンス状態となる。
そして、ドライバ212は、インバータ211の出力信号である「L」レベルを信号配線214に駆動する。
これに伴い、配線間容量に基づいて信号配線215の電圧レベルは、接地電圧GNDよりもさらに降下した電圧レベルに設定される。
すなわち、ビット線BLの電圧が接地電圧GNDからさらに下降する。これにより、書込マージンを向上させることが可能である。
サーチ線SL,/SLと同様に、メモリセル列にそれぞれ対応して設けられる複数のビット線BL,/BLの一端側にそれぞれ対応してビット線ドライバを設け、他方の他端側に、ビット線BL,/BLに伝達されるデータに従って対応するビット線BL,/BLの駆動を補助するための補助回路を設けることが可能である。なお、上記のサーチ線SL,/SLで説明したのと同様の方式をビット線にも同様に適用可能である。
(変形例1)
図23は、別の実施形態に従う半導体装置の構成について説明する図である。
図23は、別の実施形態に従う半導体装置の構成について説明する図である。
図23を参照して、図21の半導体装置の構成と比較して、メモリセルMCをSRAMメモリセルに変更した点が異なる。その他の構成については図21で説明したのと同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
すなわち、TCAMセルに限られず、SRAMセルに対しても上記方式を適用することが可能である。
(変形例2)
上記の別の実施形態においては、ビット線の電圧を降下させて、書込マージンを向上させる方式等について説明した。
上記の別の実施形態においては、ビット線の電圧を降下させて、書込マージンを向上させる方式等について説明した。
一方で、ビット線BL,/BLに限られずワード線WLにも同様に適用可能である。
図24は、さらに別の実施形態に従う半導体装置の構成について説明する図である。
図24は、さらに別の実施形態に従う半導体装置の構成について説明する図である。
図24を参照して、図23の半導体装置の構成と比較して、ビット線BL,/BLの構成ではなく、ワード線WLの周辺の構成が示されている。
本例においては、ワード線ドライバ300と、補助電源制御部310と、補助回路400との構成について説明する図である。
ワード線ドライバ300について説明する。
ワード線ドライバ300は、ワード線WLの一端側に設けられる。
ワード線ドライバ300は、ワード線WLの一端側に設けられる。
ワード線ドライバ300は、PチャネルMOSトランジスタ301,302とを含む。
PチャネルMOSトランジスタ301と、NチャネルMOSトランジスタ302とは、信号配線313と接地電圧GNDとの間に設けられる。それぞれのゲートは、デコード信号Xの入力を受ける。PチャネルMOSトランジスタ301とNチャネルMOSトランジスタ302との接続ノードNrは、ワード線WLと接続される。
PチャネルMOSトランジスタ301と、NチャネルMOSトランジスタ302とは、信号配線313と接地電圧GNDとの間に設けられる。それぞれのゲートは、デコード信号Xの入力を受ける。PチャネルMOSトランジスタ301とNチャネルMOSトランジスタ302との接続ノードNrは、ワード線WLと接続される。
デコード信号Xが「L」レベルの場合にワード線ドライバ300は活性化される。
PチャネルMOSトランジスタ301がオンする。これにより、信号配線313が接続ノードNrと接続される。
PチャネルMOSトランジスタ301がオンする。これにより、信号配線313が接続ノードNrと接続される。
補助電源制御部310について説明する。
補助電源制御部310は、ドライバ312と、PチャネルMOSトランジスタ311,315と、信号配線313,314とを含む。
補助電源制御部310は、ドライバ312と、PチャネルMOSトランジスタ311,315と、信号配線313,314とを含む。
信号配線313,314は、互いに平行に配置される。一例としてワード線方向に配置されているが、特にこれに限られず他の方向に配置されていても良い。
PチャネルMOSトランジスタ311は、信号配線313と電源電圧VDDとの間に設けられ、そのゲートは、制御信号WLODEの入力を受ける。
ドライバ312は、制御信号WLODEの入力を受けて信号配線314を駆動する。
PチャネルMOSトランジスタ315は、信号配線313と電源電圧VDDとの間に設けられ、そのゲートは、制御信号WLODEの入力を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ315は、信号配線313と電源電圧VDDとの間に設けられ、そのゲートは、制御信号WLODEの入力を受ける。
なお、PチャネルMOSトランジスタ315は設けなくても良い。
初期状態において、制御信号WLODEは「L」レベルに設定されている。
初期状態において、制御信号WLODEは「L」レベルに設定されている。
したがって、PチャネルMOSトランジスタ311,315がオンしている。したがって、信号配線313は、電源電圧VDDと接続されている。
補助回路400は、インバータ403と、PチャネルMOSトランジスタ401,402とを含む。
インバータ403は、ワード線WLと接続される。
PチャネルMOSトランジスタ401,402は、信号配線313とワード線WLとの間に設けられる。PチャネルMOSトランジスタ401のゲートは、制御信号WLPUEの入力を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ401,402は、信号配線313とワード線WLとの間に設けられる。PチャネルMOSトランジスタ401のゲートは、制御信号WLPUEの入力を受ける。
PチャネルMOSトランジスタ402のゲートは、インバータ403の出力信号の入力を受ける。
ワード線WLが「H」レベルの場合には、PチャネルMOSトランジスタ402がオンする。そして、制御信号WLPUEが「L」レベルに設定されている場合に、PチャネルMOSトランジスタ401がオンする。これにより、信号配線313とワード線WLの他端側とが接続される。
図25は、さらに別の実施形態に基づく補助電源制御部310および補助回路400の動作を説明するタイミングチャート図である。
図25を参照して、デコード信号Xが「L」レベルに設定される場合について説明する。時刻T40において、PチャネルMOSトランジスタ301がオンする。したがって、ワード線WLの近傍側は電源電圧VDDと接続された信号配線313と接続される。
これにより、電源電圧VDDである「H」レベルに設定された場合が示されている。
そして、ワード線WLの遠端側は、インバータ403を介してPチャネルMOSトランジスタ402がオンする。
そして、ワード線WLの遠端側は、インバータ403を介してPチャネルMOSトランジスタ402がオンする。
また、制御信号WLPUEが「L」レベルに設定される。これに伴い、PチャネルMOSトランジスタ401がオンする。したがって、ワード線WLの遠端側(他端側)は、信号配線313と接続される。これに伴い、ワード線WLの遠端側も電源電圧VDDである「H」レベルに設定される。
次に、時刻T41において、制御信号WLODEが「H」レベルに設定される。
これに伴い、PチャネルMOSトランジスタ311,315がオフする。したがって、信号配線313は、ハイインピーダンス状態となる。
これに伴い、PチャネルMOSトランジスタ311,315がオフする。したがって、信号配線313は、ハイインピーダンス状態となる。
そして、ドライバ312は、制御信号WLODEに従って「H」レベルを信号配線314に駆動する。
これに伴い、配線間容量に基づいて信号配線313の電圧レベルは、電源電圧VDDよりも昇圧した電圧レベルに設定される。
すなわち、ワード線WLの電圧が電源電圧VDDよりさらに昇圧される。これにより、読出マージンを向上させることが可能である。
サーチ線SL,/SLと同様に、メモリセル行に対応して設けられる複数のワード線の一端側にそれぞれ対応してワード線ドライバを設け、他方の他端側に、ワード線WLに伝達されるデータに従って対応するワード線WLの駆動を補助するための補助回路を設けることが可能である。なお、上記のサーチ線SL,/SLで説明したのと同様の方式をワード線にも同様に適用可能である。
以上、本開示を実施形態に基づき具体的に説明したが、本開示は、実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 通信機器、4 転送制御回路、6 汎用メモリ、8 検索メモリ、11,14 RAMセル、12 セグメント、13 データ比較部、20 セルアレイ、21 書込ドライバ群、22 サーチ線ドライバ群、23 マッチアンプ部、24 制御論理回路、25 補助回路群、30 サーチ線ドライバ、31,32 サーチ線ドライバユニット。
Claims (12)
- 行列状に配置された複数の検索メモリセルと、
メモリセル列にそれぞれ対応して設けられ、前記検索メモリセルに格納されたデータと比較するための複数のサーチデータをそれぞれ伝達するための複数のサーチ線対と、
前記複数のサーチ線対の一端側にそれぞれ対応して設けられ、前記サーチデータに従って前記複数のサーチ線対を駆動するための複数のサーチドライバと、
前記複数のサーチ線対の他端側にそれぞれ対応して設けられ、前記サーチデータに従って対応するサーチ線対の駆動を補助するための複数の補助回路とを備える、半導体装置。 - 各前記サーチ線対は、サーチ線と、相補サーチ線とを含み、
各前記サーチドライバは、前記サーチデータに従って対応するサーチ線および相補サーチ線の一方を駆動し、
各前記補助回路は、前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の駆動に従って、一方の前記対応するサーチ線および相補サーチ線の駆動を補助する、請求項1記載の半導体装置。 - 各前記補助回路は、前記サーチデータに従って、前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方を駆動する論理回路を含む、請求項2記載の半導体装置。
- 各前記サーチ線対は、サーチ線と、相補サーチ線とを含み、
各前記サーチドライバは、前記サーチデータに従って対応するサーチ線および相補サーチ線の一方を駆動し、
各前記補助回路は、
前記対応するサーチ線の駆動に従って、前記対応するサーチ線の駆動を補助する第1補助ユニットと、
前記対応する相補サーチ線の駆動に従って、前記対応する相補サーチ線の駆動を補助する第2補助ユニットとを含む、請求項1記載の半導体装置。 - 各前記第1および第2補助ユニットは、前記サーチデータに従って動作するインバータで構成される、請求項4記載の半導体装置。
- 各前記第1補助ユニットは、一方側が前記サーチ線の他端側と接続され、他方側が電源電圧と接続され、ゲートに前記サーチデータの入力を受ける第1のトランジスタを含む、
各前記第2補助ユニットは、一方側が前記相補サーチ線の他端側と接続され、他方側が電源電圧と接続され、ゲートに反転された前記サーチデータの入力を受ける第2のトランジスタを含む、請求項4記載の半導体装置。 - 前記第1および第2トランジスタは、前記複数のサーチドライバの近傍に配置される、請求項6記載の半導体装置。
- 各前記補助回路は、前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の電圧を昇圧する、請求項2記載の半導体装置。
- 各前記補助回路は、
前記対応するサーチ線および相補サーチ線に駆動されたデータを伝達する第1の信号配線と、
前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の一端側と接続され、かつ、前記第1の信号配線と平行に配置され、信号配線間の結合容量により前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の一端側の電圧を昇圧するための第2の信号配線とを含む、請求項8記載の半導体装置。 - 各前記補助回路は、
前記対応するサーチ線および相補サーチ線に駆動されたデータを伝達する第1の信号配線と、
前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の一端側と接続され、かつ、前記第1の信号配線と平行に配置され、信号配線間の結合容量により前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の一端側の電圧を昇圧するための複数の第2の信号配線とを含む、請求項8記載の半導体装置。 - 各前記補助回路は、
前記対応するサーチ線および相補サーチ線に駆動されたデータを伝達する第1の信号配線と、
前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の一端側および他端側と接続され、かつ、前記第1の信号配線と平行に配置され、信号配線間の結合容量により前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の一端側および他端側の電圧を昇圧するための第2の信号配線とを含む、請求項8記載の半導体装置。 - 各前記補助回路は、
タイミング信号を伝達する第1の信号配線と、
前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の一端側および他端側と接続され、かつ、前記第1の信号配線と平行に配置され、信号配線間の結合容量により前記対応するサーチ線および相補サーチ線の一方の一端側および他端側の電圧を昇圧するための第2の信号配線とを含む、請求項8記載の半導体装置。
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