JP2019116888A - 動弁装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ロッカーアーム8と、
前記ロッカーアーム8を揺動駆動するロッカーアーム駆動具9と、
前記ロッカーアーム8で押し駆動されるバルブ7と、
前記ロッカーアーム8を揺動可能に軸支する支持シャフト16と、
前記ロッカーアーム8における前記ロッカーアーム駆動具9が作用する受動箇所8Aと前記ロッカーアーム8における前記支持シャフト16を内嵌する内周面8Cとを連通する受動油路17と、
前記ロッカーアーム8の外表面8hと前記内周面8Cとを連通する開放油路21と、
前記支持シャフト16の外周面16Bにおける前記内周面8Cに内嵌される部位に開口部16bを備える内部油路Wと、を有し、
前記開口部16bから出る潤滑油を、前記受動油路17と前記開放油路21との双方へ所定のバランスで導くための油分配機構Bが設けられていることを特徴とする。
前記油分配機構Bは、潤滑油の前記受動油路17への入り込みを促進させるガイド部gを有して構成されていることを特徴とする。
前記ガイド部gは、前記受動油路17には連通され、かつ、前記開放油路21には連通されない状態で前記ロッカーアーム8の内周面8Cに形成される内周溝20を有して構成されていることを特徴とする。
前記内部油路Wの開口部16bが前記内周溝20に開口する構成とされていることを特徴とする。
前記受動油路17の前記内周面8Cへの開口部17aと、前記開放油路21の前記内周面8Cへの内開口部21aと、前記内部油路Wの開口部16bとが、前記ロッカーアーム8の揺動軸心Qに関する周方向で互いに重なる状態に配置されるとともに、
前記内周溝20は、前記開放油路21の内開口部21aには開口せず、かつ、前記受動油路17の開口部17aと前記内部油路Wの開口部16bとには開口するように所定の角度範囲で形成された部分内周溝に形成されていることを特徴とする。
なお、油分配機構としては、潤滑油の受動油路への入り込みを促進させるガイド部を設けることが有効であり、例えば、受動油路には連通され、かつ、開放油路21には連通されないようにロッカーアームの内周面に内周溝を設けてなるガイド部がある。
図2、図6、図7(a)、(b)に示されるように、ロッカーアーム8には、受動油路17と、開放油路21と、部分内周溝(ガイド部gの一例である内周溝20の一例)20とが形成されている。
受動油路17は、ロッカーアーム8におけるプッシュロッド9が作用する受動箇所8Aである基端アーム部8A(詳しくは雌ネジ孔19)と、ロッカーアーム8における支持シャフト16を内嵌する内周面8Cとを連通する潤滑油用の孔である。
開放油路21は、内周面8Cに開口する内開口部21aと、ロッカーアーム8の頂面(外表面の一例)8hに開口する外開口部21bとを有する縦孔に形成されている。
受動油路17の内周面8Cへの開口部17aと、開放油路21の内周面8Cへの内開口部21aと、内部油路Wの開口部16bとが、ロッカーアームの揺動軸心Qに関する周方向で互いに重なる状態に配置されている。そして、内周溝20は、開放油路21の内開口部21aには開口せず、かつ、受動油路17の開口部17aと内部油路Wの開口部16bとには開口するように所定の角度範囲で形成された部分内周溝20に形成されている。
図示は省略するが、油分配機構Bとしては次の(1)〜(5)に示す構成でもよい。
(1)ロッカーアーム8の内周面8Cに内周溝20は無く、開放油路21の内開口部21aよりも受動油路17の開口部17aの方が揺動軸心Qの方向で径孔16aの開口部16bに近付けられている配置関係によりなるガイド部gを有する構成。
(2)前記(1)の構成に加えて、受動油路17には開口するが開放油路21には開口しない全周内周溝20又は部分内周溝20が形成されてなるガイド部gを有する構成。
(4)前記(1)〜(3)において、受動油路17の径(断面積)を開放油路21の径(断面積)よりも大きくすることでなるガイド部gを有する構成。
(5)開放油路21は、上に行くほど基端アーム部8A又は先端アーム部8Bに寄る斜め孔に形成してもよい。
8 ロッカーアーム
8A 受動箇所
8C 内周面
8h 外表面
9 ロッカーアーム駆動具
16 支持シャフト
16b 開口部
17 受動油路
17a 開口部
20 内周溝、部分内周溝
21 開放油路
21a 内開口部
B 油分配機構
Q 揺動軸心
W 内部油路
g ガイド部
Claims (5)
- ロッカーアームと、
前記ロッカーアームを揺動駆動するロッカーアーム駆動具と、
前記ロッカーアームで押し駆動されるバルブと、
前記ロッカーアームを揺動可能に軸支する支持シャフトと、
前記ロッカーアームにおける前記ロッカーアーム駆動具が作用する受動箇所と前記ロッカーアームにおける前記支持シャフトを内嵌する内周面とを連通する受動油路と、
前記ロッカーアームの外表面と前記内周面とを連通する開放油路と、
前記支持シャフトの外周面における前記内周面に内嵌される部位に開口部を備える内部油路と、を有し、
前記開口部から出る潤滑油を、前記受動油路と前記開放油路との双方へ所定のバランスで導くための油分配機構が設けられている動弁装置。 - 前記油分配機構は、潤滑油の前記受動油路への入り込みを促進させるガイド部を有して構成されている請求項1に記載の動弁装置。
- 前記ガイド部は、前記受動油路には連通され、かつ、前記開放油路には連通されない状態で前記ロッカーアームの内周面に形成される内周溝を有して構成されている請求項1又は2に記載の動弁装置。
- 前記内部油路の開口部が前記内周溝に開口する構成とされている請求項3に記載の動弁装置。
- 前記受動油路の前記内周面への開口部と、前記開放油路の前記内周面への内開口部と、前記内部油路の開口部とが、前記ロッカーアームの揺動軸心に関する周方向で互いに重なる状態に配置されるとともに、
前記内周溝は、前記開放油路の内開口部には開口せず、かつ、前記受動油路の開口部と前記内部油路の開口部とには開口するように所定の角度範囲で形成された部分内周溝に形成されている請求項4に記載の動弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017252271A JP2019116888A (ja) | 2017-12-27 | 2017-12-27 | 動弁装置 |
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JP2017252271A JP2019116888A (ja) | 2017-12-27 | 2017-12-27 | 動弁装置 |
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JP2019116888A true JP2019116888A (ja) | 2019-07-18 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2019116888A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114473926A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-05-13 | 广东普拉迪科技股份有限公司 | 一种油路分配器安装装置 |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS6221412U (ja) * | 1985-07-24 | 1987-02-09 | ||
JP2000274220A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-03 | Kubota Corp | エンジンの動弁装置の潤滑装置 |
JP2017186928A (ja) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 大豊工業株式会社 | 潤滑油供給機構 |
-
2017
- 2017-12-27 JP JP2017252271A patent/JP2019116888A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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