JP2019116729A - 屋根ユニット、建物及び屋根ユニットの施工方法 - Google Patents

屋根ユニット、建物及び屋根ユニットの施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】10tトラックの荷台の全長を越える長さを有する奥行であっても低コストで対応可能な屋根ユニットを備えた屋根ユニット、建物及び屋根ユニットの施工方法を得る。【解決手段】屋根ユニット16が、妻方向に分割可能とされた分割部22が設けられており、当該分割部22は、ボルト80、81を介して結合されている。このように、屋根ユニット16が妻方向に分割可能とされることにより、10tトラックの荷台に積載可能な長さでトラス構造21Aを工場内で形成させることが可能となる。これにより、当該トラス構造21Aを建築現場で形成する必要が無くなるため、作業性がよくコストを削減することができる。すなわち、屋根ユニット16が10tトラックの荷台の全長を越える長さを有する奥行であっても低コストでの対応が可能となる。【選択図】図10

Description

本発明は、屋根ユニット、建物及び屋根ユニットの施工方法に関する。
例えば、下記特許文献1には、トラス構造を有する屋根部を備えた建物に関する技術が開示されている。この先行技術では、予めトラス構造を成した状態で屋根部の一部が形成されるようになっている。
特開2006−219937号公報
しかしながら、この先行技術は、クローズド型の処分場等、大規模な建築物に適用される技術であり、屋根部は建築現場で組立てられる。一方、コンビニエンスストア等のような小規模店舗に適用される建物の場合、例えば、屋根部はユニット化され、屋根ユニットとして工場内で組立てられる施工方法が採られる場合がある。
一般に、工場内で組立てられた屋根ユニットは、トラックで建築現場に運搬されるが、当該屋根ユニットをトラックで運搬する際、一般に使用されるトラックは10tトラックとされる。10tトラックの荷台の全長は、例えば、9.6mとされており、この寸法に合わせて屋根ユニットの長さは設定されることとなる。
一方、屋根ユニットの長さが10tトラックの荷台の全長を越える場合、10tトラックに代えてトレーラで運搬することが考えられる。しかし、この場合、運搬コストが跳ね上がってしまう。
本発明は上記事実を考慮し、10tトラックの荷台の全長を越える長さを有する奥行であっても低コストで対応可能な屋根ユニット、建物及び屋根ユニットの施工方法を得ることが目的である。
第1の態様に係る屋根ユニットは、妻方向に沿って配置された一対のメイントラス部と、前記一対のメイントラス部間に架け渡されたサブトラス部と、を備えたトラス構造を成し、妻方向に分割可能とされ、ボルト締結により結合された分割部が設けられている。
第1の態様に係る屋根ユニットでは、妻方向に沿って配置された一対のメイントラス部間にサブトラス部が架け渡されたトラス構造を成しており、本態様では、屋根ユニットが、妻方向に分割可能とされた分割部が設けられ、当該分割部は、ボルト締結により結合されている。
屋根ユニットが妻方向に分割可能とされることにより、10tトラックの荷台に積載可能な長さでトラス構造を工場内で形成させることが可能となる。そして、建築現場では、必要最小限のトラス構造の形成だけで済むため、建築現場で屋根部のトラス構造を形成する場合と比較して、作業性がよくコストを削減することができる。
第2の態様に係る屋根ユニットは、第1の態様に係る屋根ユニットにおいて、前記一対のメイントラス部の下部を構成する一対の下弦材には、クロス状に結合された一対の水平ブレースの端部がそれぞれ結合されている。
第2の態様に係る屋根ユニットでは、一対のメイントラス部の下部を構成する一対の下弦材には、クロス状に結合された一対の水平ブレースの端部がそれぞれ結合されており、屋根ユニット自体の剛性を向上させている。
第3の態様に係る建物は、建物本体と、前記建物本体の上に設置された第1の態様又は第2の態様に係る屋根ユニットと、を有している。
第3の態様に係る建物では、建物本体の上に第1の態様又は第2の態様に係る屋根ユニットを設置することにより、作業性がよく低コストの建物を施工することができる。
第4の態様に係る建物は、第3の態様に係る建物において、前記建物本体の外壁面から外側へ向かって張り出す庇部の骨格は、前記屋根ユニットのメイントラス部の上部を構成する上弦材により構成されている。
第4の態様に係る建物では、屋根ユニットのメイントラス部の上弦材を建物本体の庇部の骨格部材とすることで、庇部を形成するための専用部材が用いられた場合と比較して、当該骨格部材を必要としない分、コストを削減することができる。
第5の態様に係る建物は、第3の態様又は第4の態様に係る建物において、前記建物本体の外壁内には、ラチス柱が設けられている。
第5の態様に係る建物では、建物本体の外壁内にラチス柱を設けることで、建物本体の剛性を向上させることができ、建物本体の内部に設ける柱を削減又は無くすることが可能となる。
第6の態様に係る建物は、第3の態様〜第5の態様の何れか1の態様に係る建物において、前記屋根ユニットを構成する骨格部材は、軽量鉄骨材である。
第6の態様に係る建物では、屋根ユニットを構成する骨格部材を軽量鉄骨材とすることで、屋根ユニット自体を軽量化することができ、建物全体の軽量化を図ることができる。その結果、当該軽量鉄骨材が採用されない場合と比較して、基礎の深さを浅くすることができる等、基礎自体の剛性を下げることができる。これにより、施工期間を削減することができ、低コストで建物を施工することができる。
第7の態様に係る建物は、第3の態様〜第6の態様の何れか1の態様に係る建物において、小規模店舗に適用されている。
前述したように、第3の態様〜第6の態様の何れか1の態様では、短納期での施工が可能であり、低コストで建物を施工することができるため、第7の態様に係る建物では、小規模店舗での適用が適している。
第8の態様に係る屋根ユニットの施工方法は、妻方向に沿って配置された一対のメイントラス部と、前記一対のメイントラス部間に架け渡されたサブトラス部と、を備えたトラス構造を成し、妻方向に分割する分割部を介して、水勾配の上流側となる水上部と水勾配の下流側となる水下部に分割可能な屋根ユニットに適用され、前記トラス構造を成してユニット化された前記水下部を車両で運搬する運搬工程と、前記水上部を地組する地組工程と、地組された水上部を前記水下部にボルト締結する締結工程と、を有している。
第8の態様に係る屋根ユニットの施工方法では、運搬工程と、地組工程と、締結工程と、を含んで構成されている。屋根ユニットは、水勾配の上流側となる水上部と、水勾配の下流側となる水下部と、に分割可能とされており、運搬工程では、トラス構造を成した状態で水下部が車両で運搬される。そして、地組工程では、水上部が地組され、締結工程において、地組された水上部が水下部にボルトにより締結される。
ここで、屋根ユニットでは、水勾配により、水上部の高さは水下部よりも高く形成される。一方、トラックでは、高さ制限があるため、1回の運搬で積載される屋根ユニットの段数は、当該屋根ユニットの高さで決まってしまう。
このため、屋根ユニットにおいて、できるだけ多くの段数をトラックの荷台に積載させるため、水下部側を工場内でトラス構造に形成してトラックで運搬し、水下部よりも嵩の高い水上部側は建築現場で地組する。そして、分割部で水上部を水下部にボルト締結することで、水上部と水下部とを一体化させる。
一般に、部材間の結合において、ビスによる固定(ビス打ち)よりもボルトによる締結(ボルト締結)の方が結合強度が高い。このため、ビス打ちよりもボルト締結の方が、結合箇所を少なくすることができ、本態様によれば、ビス打ちと比較して、その分、作業性が向上する。
以上説明したように、本発明では、10tトラックの荷台の全長を越える長さを有する奥行であっても低コストで対応可能な屋根ユニット、建物及び屋根ユニットの施工方法を得ることができる、という優れた効果を有する。
本実施の形態に係る建物を斜め前方かつ上方側から見た状態を示す概略斜視図である。 本実施の形態に係る建物の骨格を示す側断面図である。 本実施の形態に係る屋根ユニットの骨格を示す概略斜視図である。 本実施の形態に係る建物の外壁を構成する部材を4tトラックで運搬している状態を示す側面図である。 本実施の形態に係る屋根ユニットの一部を構成する水下ユニットを10tトラックで運搬している状態を示す、(A)は平面図であり、(B)は側面図である。 本実施の形態に係る屋根ユニットの他の一部を構成する水上部の構成部材を4tトラックで運搬している状態を示す、(A)はトラックの荷台の上段を示す平面図であり、(B)はトラックの荷台の下段を示す平面図である。 本実施の形態に係る屋根ユニットの他の一部を構成する水上部の構成部材を4tトラックで運搬している状態を示す、(A)は側面図であり、(B)は背面図である。 (A)〜(D)は、本実施の形態に係る屋根ユニットの水上部のメイントラス部にサブトラス部を結合させる際の手順を説明するための正面図である。 (A)、(B)は、本実施の形態に係る屋根ユニットの水上部を水下ユニットに結合させる際の手順を説明するための斜視図である。 本実施の形態に係る屋根ユニットの水上部を水下ユニットに結合させる前の状態を示す、(A)は分解側面図であり、(B)は分解平面図である。 (A)は、本実施の形態に係る屋根ユニットの水上部を水下ユニットに結合させた状態を示す側面図であり、(B)は、水上部に水平ブレースを結合させる状態を示す平面図である。 比較例を示す図1に対応する概略斜視図である。 比較例を示す図2に対応する側断面図である。
以下、図面を用いて、本発明の一実施形態に係る建物について説明する。
図1には、本実施形態に係る建物10を正面右斜め前方側から見た斜視図が概略的に示されている。この図に示す建物10は、例えば、コンビニエンスストアや他の小規模店舗として用いられ、図示しないベタ基礎の上に建てられている。ベタ基礎の立上がり部12(図2参照)は、矩形状を成しており、図2に示されるように、立上がり部12に沿って所定の間隔で複数のラチス柱14が上下方向に沿って配設されている。
また、建物10の上部には、建物10の桁方向(図1に示す矢印A方向)に沿って複数の屋根ユニット16が設けられている。屋根ユニット16には、水勾配が設けられており、当該屋根ユニット16は、建物10の正面側から裏面側へ向かうにつれて下方側へ向かって傾斜する、いわゆる片流れ屋根とされている。
(屋根ユニットの構成)
まず、本実施形態に係る屋根ユニット16の構成について説明する。
図2に示されるように、当該屋根ユニット16は、建物10の正面側(図中左側)で水勾配の上流側となる水上部18と、建物10の背面側で水勾配の下流側となる水下部20と、を含んで構成されており、水上部18及び水下部20は妻方向(矢印B方向)に沿って配置されている。
なお、水上部18及び水下部20の上には、金属製の折板24が連結されるようになっている。また、本実施形態では、後述する屋根ユニット16のメイントラス部40Bの上弦材36Bを建物本体11の庇部17の骨格としている。
ここで、本実施形態における水上部18、水下部20の構成について説明する。なお、本実施形態では、水上部18と水下部20は、高さは若干異なるものの、基本的な構成は略同じであるため、これらを代表して水下部20の構成について以下に説明する。
図3に示されるように、水下部20は、トラス構造21Aを成しており、当該トラス構造21Aは、長尺状の軽量鉄骨材が複数組み合わされることで形成され、建物10(図1参照)の妻方向(矢印B方向)を長手方向とする略直方体状を成す屋根フレーム(骨格部材)30Aで構成されている。
屋根フレーム30Aの下部において、当該屋根フレーム30Aの幅方向(建物10の桁方向;矢印A方向)の両端部には、屋根フレーム30Aの長手方向に沿って一対の下弦材(骨格部材)34Aがそれぞれ延在されている。この一対の下弦材34Aには、当該下弦材34Aに対して起立する束材(骨格部材)32Aが連結されており、当該束材32Aは、屋根フレーム30Aの角部を含んで複数設けられている。
そして、屋根フレーム30Aの上部は、一対の下弦材34Aにそれぞれ設けられた複数の束材32Aの上端において、当該屋根フレーム30Aの長手方向に沿って一対の上弦材(骨格部材)36Aがそれぞれ延在されている。つまり、上弦材36Aと下弦材34Aの間には、建物10の高さ方向に沿って複数の束材32Aが架け渡されている。
また、屋根フレーム30Aの長手方向に沿って隣り合って配置された束材32Aと束材32Aの間には、当該束材32Aに対して斜めに配置された一対の斜材(骨格部材)38Aが設けられている。当該一対の斜材38Aは、上弦材36A及び下弦材34Aに連結されており、一対の斜材38Aと上弦材36Aとの間で二等辺三角形が形成され、これらの部材によってメイントラス部40Aが構成されている。
また、屋根フレーム30Aの下部において、当該屋根フレーム30Aの幅方向に沿って隣り合って配置された束材32Aと束材32Aの間には、下弦材(骨格部材)42Aがそれぞれ連結されており、当該下弦材42Aは、一対の下弦材34A間に架け渡されている。さらに、屋根フレーム30Aの上部において、当該束材32Aと束材32Aの間には、上弦材(骨格部材)44Aがそれぞれ連結されており、当該上弦材44Aは、一対の上弦材36A間に架け渡されている。
そして、上弦材44Aと下弦材42Aの間には、束材32Aに対して斜めに配置された一対の斜材(骨格部材)46Aが設けられている。当該一対の斜材46Aは上弦材44A及び下弦材42Aに連結されており、一対の斜材46Aと下弦材42Aとの間で二等辺三角形が形成され、これらの部材によってサブトラス部48Aが構成されている。
なお、上記は水下部20のトラス構造21Aについて説明し、当該水下部20側の部材については符号の後に「A」を付したが、以下の説明において、水上部18側の部材については、符号の後に「B」が付されるものとする。
また、本実施形態では、メイントラス部40Aにおいて、隣り合うサブトラス部48Aとサブトラス部48Aの間に、対向する下弦材34A同士を架け渡す一対の水平ブレース50、52(図11(B)参照)がクロス状に配設されているが、図3では、図面の見やすさを考慮して、水平ブレース50、52の図示を省略している。
ところで、前述のように、本実施形態では、図11(A)に示されるように、屋根ユニット16には、建物10(図1参照)の正面側から背面側へ向かうにつれて下方側へ向かって傾斜する水勾配が設けられている。このため、建物10の正面側に配設される水上部18の高さは、建物10の背面側に配設される水下部20の高さよりも高く形成され、屋根ユニット16の奥行が長い場合、水上部18と水下部20の高さの差は大きくなる。
なお、図11(A)には、屋根ユニット16の側面図が示されており、図11(B)には、屋根ユニット16の水上部18に水平ブレース50、52等を結合させる状態を示す平面図が示されている。
一方、一般に、トラックでは、高さ制限があるため、1回の運搬で積載される屋根ユニット16の段数は、当該屋根ユニット16の高さで決まってしまう。このため、例えば、図示はしないが、屋根ユニット16の水下部20は、トラックの荷台に3段積みが可能であるが、水下部20よりも嵩の高い水上部18では、トラックの荷台に2段積みしかできない場合も生じる。この場合、トラックの運搬台数が増えることになり、その分コストが上がってしまう。
また、水上部18及び水下部20は、それぞれトラス構造21A、21Bを成しているため、部材間における結合箇所が多く、当該水上部18及び水下部20を建築現場で形成するとなると、施工時間が長くなってしまい、その分、コストが上がってしまう。
以上のことから、本実施形態では、屋根ユニット16を水上部18と水下部20とに分割(分割部22)し、水下部20側を工場内で組立ててユニット化した状態(以下、「水下ユニット20」という)で運搬する(運搬工程)と共に、水上部18側はばらした状態(組付け前の状態)で運搬して建築現場において地組する(地組工程)ようにしている。そして、水上部18は、建築現場においてトラス構造21Bが形成され、分割部22を介して当該水上部18を水下ユニット20にボルト締結する(締結工程)。
(屋根ユニットの施工方法)
ここで、本実施形態に係る屋根ユニット16の施工方法について具体的に説明する。
図2に示す建物本体11に設置される屋根部15が、桁方向に沿って配列された9個の屋根ユニット16で構成された場合、建物10を施工するに当たって、例えば、図4に示されるように、建物本体11(図2参照)を構成する部材(ラチス柱14や梁材54等)を運搬する4tトラック60と、図5(A)、(B)に示されるように、屋根ユニット16を運搬する10tトラック62が必要となる。なお、図5(A)には、屋根ユニット16が積載された10tトラック62の平面図が示されており、図5(B)には、屋根ユニット16が積載された10tトラック62の側面図が示されている。
ここで、屋根ユニット16の全長が10tトラック62の荷台62Aの奥行を超えない場合、10tトラック62の荷台62Aに屋根ユニット16をそのまま積載させることができる。しかし、屋根ユニット16の全長が10tトラック62の荷台62Aの奥行を超えてしまう場合、そのままの状態では屋根ユニット16を10tトラック62で運搬することは出来ない。
このため、本実施形態では、図3に示されるように、屋根ユニット16において、分割部22を設けて、水上部18と水下ユニット20とに分割し、水下ユニット20は工場内で組立てられ、水上部18は、建築現場において組立てられ(地組される)ようになっている。
したがって、本実施形態では、前述のように、図5(A)、(B)に示される10tトラック62により、水下ユニット20が運搬されるが、当該水下ユニット20は3段積みが可能とされるため、3台の10tトラック62によって、9個の屋根ユニット16が運搬されることとなる(運搬工程)。
そして、図6(A)、(B)に示されるように、水上部18は、メイントラス部40Bとサブトラス部48Bに分けられ、4tトラック64により、ばらした状態で運搬される。なお、図6(A)には、4tトラック64の荷台64Aの上段を示す平面図が示されており、図6(B)には、4tトラック64の荷台64Aの下段を示す平面図が示されている。また、図7(A)には、4tトラック64の側面図が示されており、図7(B)には、4tトラック64の背面図が示されている。
水上部18の運搬方法について具体的に説明すると、図7(A)、(B)に示されるように、4tトラック64の荷台64Aには、上面が開口され4tトラック64の背面側から見て略U字状に形成された運搬用治具66、68が載置されており、当該運搬用治具66内には、複数のメイントラス部40Bが起立した状態で配列され収容出来るようになっている。
一方、運搬用治具68内には、複数のサブトラス部48Bが収容されることとなるが、サブトラス部48Bは、図示はしないが、上弦材(骨格部材)44Bと下弦材(骨格部材)42Bとに分割され、それぞれ仮固定された状態で当該運搬用治具68内に収納されるようになっている。
そして、建築現場において、図8(D)に示されるように、対向する一対のメイントラス部40B間にサブトラス部48Bが結合されるようになっている。前述のように、運搬時において、サブトラス部48Bは、上弦材44Bと下弦材42Bとに分割されている。図8(A)に示されるように、一対の斜材(骨格部材)46Bは、上弦材44Bとそれぞれ重なるように設けられており、当該一対の斜材46Bの上端部は、ボルト70を介して上弦材44Bにそれぞれ仮止めされている。つまり、ボルト70を中心に一対の斜材46Bは回転可能とされる。
そして、建築現場において、図8(B)、(C)に示されるように、サブトラス部48Bの上弦材44Bの両端部をメイントラス部40Bの上弦材36Bにそれぞれ結合させる。次に、図8(C)、(D)に示されるように、ボルト70を中心に斜材46Bを回転させ、ボルト82を介して斜材46Bの下端部を下弦材42Bに締結させると共に、ボルト70を介して当該斜材46Bの上端部を上弦材44Bに締結させる。これにより、サブトラス部48Bがメイントラス部40Bに結合され、水上部18のトラス構造21Bが形成される(地組工程)。
また、建築現場では、図10(A)、(B)に示されるように、屋根ユニット16の分割部22において、水上部18のメイントラス部40Bの上弦材(骨格部材)36B及び下弦材(骨格部材)34Bが水下ユニット20のメイントラス部40Aの上弦材36A、下弦材34Aにそれぞれ結合され、水上部18側の上弦材36B及び水下ユニット20側の下弦材34Aに斜材(骨格部材)38Bが結合される。
なお、図10(A)には、水上部18を水下ユニット20に結合させる前の屋根ユニット16の分解側面図が示されており、図11(B)には、水上部18を水下ユニット20に結合させる前の屋根ユニット16の分解平面図が示されている。また、以下の説明では、水上部18の下弦材34B、水下ユニット20の下弦材34Aは、水上部18の上弦材36B、水下ユニット20の上弦材36Aと略同じ結合方法であるため説明を省略する。
本実施形態では、例えば、図9(A)に示されるように、水下ユニット20のメイントラス部40Aの上弦材36Aの端部36A1には、断面形状が略L字状を成す板状の連結ブラケット72が固定されている。この連結ブラケット72は、上弦材36Aの延在方向を長手方向とし、当該連結ブラケット72の長手方向の一端側72Aがビス(図示省略)により水下ユニット20の上弦材36Aの端部36A1に固定されている。
一方、水上部18のメイントラス部40Bの上弦材36Bの端部36B1には、断面形状が略逆L字状を成す板状の連結ブラケット74が固定されている。この連結ブラケット74は、上弦材36Bの延在方向を長手方向とし、当該連結ブラケット74の長手方向の一端側74Aがビス(図示省略)により水上部18の上弦材36Bの端部36B1に固定されている。
なお、連結ブラケット74及び連結ブラケット72は、同じ大きさに形成されており、連結ブラケット74と連結ブラケット72を対向させると略直方体に形成され、水上部18の上弦材36B、水下ユニット20の上弦材36Aを外側から覆う大きさとなるように設定されている。
そして、図9(A)、(B)に示されるように、水下ユニット20の上弦材36Aの端面に水上部18のメイントラス部40Bの上弦材36Bの端面を当接させた状態で、水下ユニット20の上弦材36Aの端部36A1に連結ブラケット74の長手方向の他端側74Bをビス76で固定する。また、水上部18の上弦材36Bの端部36B1に連結ブラケット72の長手方向の他端側72Bをビス78で固定する。これにより、当該連結ブラケット72、74を介して、水上部18のメイントラス部40Bが水下ユニット20のメイントラス部40Aに連結されることとなる。
さらに、図10(A)に示されるように、ボルト80を介して、斜材38Bの下端部を水下ユニット20側の下弦材34Aに締結させると共に、ボルト81を介して、斜材38Bの上端部を水上部18側の上弦材36Bに締結させる。これにより、当該斜材38Bを介して、水上部18のメイントラス部40Bが水下ユニット20のメイントラス部40Aに連結されることとなる(締結工程)。
以上のように、本実施形態では、建築現場において、トラス構造21Bが形成された水上部18は、水下ユニット20に連結(結合)されることで、屋根ユニット16が形成される。
(屋根ユニットの作用及び効果)
次に、本実施形態に係る屋根ユニット16の作用及び効果について説明する。
図10(A)、(B)に示されるように、本実施形態では、屋根ユニット16が、妻方向に分割可能とされた分割部22が設けられており、当該分割部22は、ボルト80、81を介して結合されている。このように、屋根ユニット16が妻方向に分割可能とされることにより、図5(B)に示す10tトラック62の荷台62Aに積載可能な長さで水下ユニット20を工場内で形成させることが可能となる。
したがって、水下ユニット20のトラス構造21Aを建築現場で形成する必要が無くなるため、建築現場では、必要最小限のトラス構造21Bの形成だけで済むため、建築現場で屋根部を形成する場合と比較して、作業性がよくコストを削減することができる。すなわち、本実施形態によれば、図2に示されるように、建物本体11の上に本実施形態における屋根ユニット16を設置することにより、作業性がよく低コストの建物10を施工することができる。
また、本実施形態によれば、屋根ユニット16が10tトラック62の荷台62Aの全長を越える長さを有する奥行であっても低コストでの対応が可能となる。したがって、本実施形態によれば、建物10の面積を拡大することができ、水上部18、水下ユニット20を備えた建物10として汎用性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、図11(B)に示されるように、水下ユニット20の対向するメイントラス部40Aの下部を構成する一対の下弦材34A、及び水上部18の対向するメイントラス部40Bの下部を構成する一対の下弦材34Bには、クロス状に結合された一対の水平ブレース50、52の端部がそれぞれ結合されている。これにより、屋根ユニット16自体の剛性を向上させている。
また、本実施形態では、図1及び図2に示されるように、屋根ユニット16のメイントラス部40Bの上弦材36Bを建物本体11の庇部17の骨格としている。このため、図12、図13に示されるように、建物100において、庇部102を形成するための専用部材104が用いられた場合と比較して、本実施形態では、当該専用部材を必要としない分、コストを削減することができる。
また、図2に示されるように、屋根ユニット16のメイントラス部40Bの上弦材36Bを建物本体11の庇部17の骨格とすることで、庇部17を薄く形成することが出来る。これにより、建物10の設計の自由度を向上させることが出来る。換言すると、図示はしないが、建物のデザインによっては、庇部を形成するための専用部材が用いられてもよい。
さらに、本実施形態では、図2に示されるように、建物本体11の外壁13内にラチス柱14が設けられている。これにより、建物本体11の剛性を向上させることができ、建物本体11の内部に設ける柱を削減又は無くすることが可能となる。
また、本実施形態では、屋根ユニット16を構成する骨格部材が軽量鉄骨材である。これにより、屋根ユニット16自体を軽量化することができ、建物10全体の軽量化を図ることができる。その結果、本実施形態が採用されない場合と比較して、基礎の深さを浅くすることができる等、基礎自体の強度を下げることができる。これにより、施工期間を削減することができ、低コストで建物10を施工することができる。
このように、本実施形態では、短納期での施工が可能であり、低コストで建物10を施工することができるため、小規模店舗での適用が適している。
また、本実施形態における屋根ユニット16の施工方法では、運搬工程と、地組工程と、締結工程と、を含んで構成されている。図10(A)、(B)に示されるように、屋根ユニット16は、水勾配の上流側となる水上部18と、水勾配の下流側となる水下ユニット20と、に分割可能とされている。
そして、図5(B)に示されるように、運搬工程では、トラス構造21Aを成した状態で水下ユニット20が10tトラック62で運搬される。さらに、図10(A)、(B)に示されるように、地組工程では、水上部18が地組され、締結工程において、地組された水上部18が水下ユニット20にボルト締結される。
前述のように、屋根ユニット16では、水勾配により、水上部18の高さは水下ユニット20よりも高く形成される。一方、図示はしないが、トラックでは、高さ制限があるため、1回の運搬で積載される屋根ユニット16の段数は、当該屋根ユニット16の高さで決まってしまい、トラックの運搬台数が増えることになり、その分コストが上がってしまう。
このため、本実施形態では、図5(B)に示されるように、屋根ユニット16において、できるだけ多くの段数を10tトラック62の荷台に積載させるため、工場内でトラス構造21Aに形成した状態で水下ユニット20を10tトラック62で運搬し、図10(A)、(B)に示されるように、水上部18側は建築現場で地組する。そして、図11(A)、(B)に示されるように、分割部22で水上部18を水下ユニット20にボルト締結することで、水上部18と水下ユニット20とを一体化させる。
なお、一般に、部材間の結合において、ビス打ちによる固定(ビス打ち)よりもボルトによる締結(ボルト締結)の方が結合強度が高い。このため、ビス打ちよりもボルト締結の方が、結合箇所を少なくすることができ、本態様によれば、ビス打ちと比較して、その分、作業性が向上する。
また、本実施形態では、図11(A)に示されるように、建物10の妻方向に沿って配置された水上部18、水下ユニット20が建物10の桁方向に沿って9個設けられた例について説明したが、少なくとも建物10の妻方向に沿って水上部18及び水下ユニット20が配置されていればよいため、これに限るものではない。このため、図示はしないが、建物が妻方向に沿って配置された一つの水上部18、水下ユニット20で構成されてもよい。
以上、本発明を実施するための一形態として一実施例を用いて説明したが、本発明はこうした一実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した一実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 建物
11 建物本体
13 外壁
14 ラチス柱
15 屋根部
16 屋根ユニット
17 庇部
18 水上部(屋根ユニット)
20 水下ユニット(水平部、屋根ユニット)
21A トラス構造
21B トラス構造
22 分割部
30A 屋根フレーム(骨格部材)
30B 屋根フレーム(骨格部材)
32A 束材(骨格部材)
32B 束材(骨格部材)
34A 下弦材(骨格部材)
34B 下弦材(骨格部材)
36A 上弦材(骨格部材)
36B 上弦材(骨格部材)
38A 斜材(骨格部材)
38B 斜材(骨格部材)
40A メイントラス部(トラス構造)
40B メイントラス部(トラス構造)
42A 下弦材(骨格部材)
42B 下弦材(骨格部材)
44A 上弦材(骨格部材)
44B 上弦材(骨格部材)
46A 斜材(骨格部材)
46B 斜材(骨格部材)
48A サブトラス部(トラス構造)
48B サブトラス部(トラス構造)
50 水平ブレース
52 水平ブレース
80 ボルト
81 ボルト

Claims (8)

  1. 妻方向に沿って配置された一対のメイントラス部と、前記一対のメイントラス部間に架け渡されたサブトラス部と、を備えたトラス構造を成し、
    妻方向に分割可能とされ、ボルト締結により結合された分割部が設けられている屋根ユニット。
  2. 前記一対のメイントラス部の下部を構成する一対の下弦材には、クロス状に結合された一対の水平ブレースの端部がそれぞれ結合されている請求項1に記載の屋根ユニット。
  3. 建物本体と、
    前記建物本体の上に設置された請求項1又は請求項2に記載の屋根ユニットと、
    を有する建物。
  4. 前記建物本体の外壁面から外側へ向かって張り出す庇部の骨格は、前記屋根ユニットのメイントラス部の上部を構成する上弦材により構成されている請求項3に記載の建物。
  5. 前記建物本体の外壁内には、ラチス柱が設けられている請求項3又は請求項4に記載の建物。
  6. 前記屋根ユニットを構成する骨格部材は、軽量鉄骨材である請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の建物。
  7. 小規模店舗に適用された請求項3〜請求項6の何れか1項に記載の建物。
  8. 妻方向に沿って配置された一対のメイントラス部と、前記一対のメイントラス部間に架け渡されたサブトラス部と、を備えたトラス構造を成し、妻方向に分割する分割部を介して、水勾配の上流側となる水上部と水勾配の下流側となる水下部に分割可能な屋根ユニットに適用され、
    前記トラス構造を成してユニット化された前記水下部を車両で運搬する運搬工程と、
    前記水上部を地組する地組工程と、
    地組された水上部を前記水下部にボルトにより締結する締結工程と、
    を有する屋根ユニットの施工方法。
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