JP2019115885A - 再生型水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の再生型水処理装置を備える水処理システムにおいて、複数の再生型水処理装置を備える水処理システムにおいて、水処理システムを構成する装置の洗浄動作や再生動作に入るタイミングを一括して制御する制御装置を別途設けることなく、複数の再生型水処理装置間で再生動作の重複を起こさずに複数の再生型水処理装置の再生動作を制御することができること。【解決手段】再生型水処理装置は、水処理装置群を構成する再生型水処理装置であって、自装置の運転情報を他の再生型水処理装置に送信する送信部と、前記他の再生型水処理装置の運転情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記運転情報を記録する記録部と、を備え、前記運転情報は、再生を行うことを示す情報である再生工程情報と、優先順位を特定することが可能な情報である優先順位情報と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、再生型水処理装置に関する。
本明細書では、水処理を行う装置を水処理装置という。水処理装置には、例えば、濾過装置や軟水装置がある。また、本明細書では、水処理能力を回復させる動作を行う水処理装置を再生型水処理装置という。例えば、濾過装置は、洗浄動作により水処理能力(濾過能力)を回復させる再生型水処理装置である。ここで洗浄動作とは、濾材によって捕捉された懸濁物質や有機物などを洗浄・除去することである。軟水装置は、陽イオン交換の再生動作により水処理能力(軟水化能力)を回復させる再生型水処理装置である。ここで陽イオン交換の再生動作とは、陽イオン交換体に吸着したカルシウムなどの硬度成分を再生剤(例えば、塩水)を用いて除去・再生することである。
従来、地下水等の原水に含まれる懸濁物質(例えば、微粒子、有機物等)、及び溶存鉄・溶存マンガンを、濾材(濾材層)により捕捉して濾過処理水を製造する濾過装置を備えた濾過システムが提供されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、原水を陽イオン交換体に導入してイオン交換処理することにより、原水から硬度成分を除去して軟水化処理を行う軟水装置が提供されている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献1〜2に記載の濾過装置の濾材層は、捕捉した懸濁物質等の増加に伴い、次第に捕捉能力(濾過能力)が低下する。特許文献1〜2に記載の濾過装置を濾材層の捕捉能力が低下したまま使用すると、処理水に懸濁物質等が漏れてしまい、処理水の水質が悪化する。また、特許文献3に記載の濾過装置の陽イオン交換体は、捕捉した硬度成分の増加に伴い、次第に捕捉能力(イオン交換能力)が低下する。陽イオン交換体の捕捉能力が低下したまま特許文献3に記載の濾過装置を使用すると、処理水に硬度成分が漏れてしまい、処理水の水質が悪化する。
そのため、水処理システムにおいては、処理水の流路に接続した水質計(例えば、濁度計や硬度計)により濁度や硬度などの処理水の水質を計測している。こうした水処理システムにおいては、水質計により計測された水質が、所定の水質を満たしていない場合には、逆洗工程及び水洗工程からなる濾材の洗浄動作が実施されるよう制御されている。特許文献3に記載の軟水化処理装置においては、再生剤(例えば、塩水)を用いて陽イオン交換体を再生する再生動作が実施されるように制御されている。
また、通水量を流量計で測定し、通水量の積算値が設定値に達した時点で陽イオン交換体の再生を行う流量再生方式、及び前回の再生動作が終了して所定時間経過した時点で再生を行う時間再生方式(タイマー方式)が知られている(例えば、特許文献4参照)。
ところで、再生型水処理装置では、処理水を用いて洗浄動作や再生動作を実施する場合、洗浄動作や再生動作に先立って、洗浄動作や再生動作に必要な処理水を予め製造し、処理水タンクに供給(補水)しておく必要があった。また、再生型水処理装置では、洗浄動作や再生動作では一時的に排水量が増加していた。複数の再生型水処理装置を備える水処理システムでは、複数の再生型水処理装置が同時に洗浄動作や再生動作を行い、処理水量の供給不足や排水の能力不足を引き起こす場合があった。
また、洗浄動作の実施要求や再生動作の実施要求がなされるときには、再生型水処理装置の捕捉能力が既に低下している。そのため、洗浄動作の実施要求や再生動作の実施要求が同時になされると、洗浄動作や再生動作の実施によって、処理水に漏れる成分の質や量が異なり、安定した水質の処理水の製造ができなくなる場合があった(例えば、特許文献5参照)。
複数の再生型水処理装置を備えるシステムでは、複数の再生型水処理装置が同時に洗浄動作や再生動作を行うことにより、処理水量の供給不足や排水の能力不足が生じる場合や、安定した水質の処理水の製造ができなくなる場合があるため、システムの各部を制御する制御装置が別途設けられ、複数の再生型水処理装置の洗浄動作や再生動作に入るタイミングは一括して制御されていた。
特開昭62−191014号公報 特開2003−190973号公報 特開2001−137846号公報 特開2002−45852号公報 特開2011−194273号公報
複数の再生型水処理装置から構成される水処理システムにおいて、別途設けられる制御装置は、多数のバルブ等の機器及び計測装置と接続され、水処理システムの運転を制御すると共に、複数の再生型水処理装置の優先順位に基づいて再生動作を制御する。このため、制御装置は水処理システムの構成に応じて設計される必要があり、制御装置の設計には時間と労力が必要とされる。また、再生型水処理装置の増設や交換の際には、制御装置の改修が必要となる場合があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数の再生型水処理装置を備える水処理システムにおいて、水処理システムを構成する装置の洗浄動作や再生動作に入るタイミングを一括して制御する制御装置を別途設けることなく、複数の再生型水処理装置間で再生動作の重複を起こさずに複数の再生型水処理装置の再生動作を制御することができる再生型水処理装置を提供する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、水処理装置群を構成する再生型水処理装置であって、自装置の運転情報を他の再生型水処理装置に送信する送信部と、前記他の再生型水処理装置の運転情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記運転情報を記録する記録部と、を備え、前記運転情報は、再生を行うことを示す情報である再生工程情報と、優先順位を特定することが可能な情報である優先順位情報と、を含む、再生型水処理装置である。
また、本発明の一態様は、上記の再生型水処理装置において、自装置が再生を開始することが可能である条件が成立したときに、前記記録部に記録された前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に再生工程情報が含まれる場合、自装置の優先順位と前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に含まれる優先順位情報により特定される優先順位とに基づいて、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定された場合には再生を開始し、前記判定部により自装置の優先順位が再生を許容される順位ではないと判定された場合には再生を開始しない再生工程制御部と、を備える。
また、本発明の一態様は、上記の再生型水処理装置において、前記判定部は、同時に再生を行うことが可能な装置の最大数と、自装置の優先順位と、前記記録部に記録された前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に含まれる前記優先順位情報とにより特定される優先順位に基づいて、優先順位が高い方から低い方に向かって前記最大数までに自装置の優先順位が含まれるときに、自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定する。
また、本発明の一態様は、上記の再生型水処理装置において、前記判定部は、自装置が再生工程を行っているときに、前記記録部に記録された前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に前記再生工程情報が含まれる場合、自装置の優先順位と前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に含まれる前記優先順位情報とにより特定される優先順位に基づいて、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定し、前記再生工程制御部は、前記判定部により自装置の優先順位が再生を許容される順位ではないと判定された場合には再生を中止する。
また、本発明の一態様は、上記の再生型水処理装置において、前記運転情報は、前記再生型水処理装置の種別が再生を行う装置であることを示す情報である装置種別情報をさらに含み、前記判定部は、前記装置種別情報が含まれる前記運転情報に基づいて判定を行う。
また、本発明の一態様は、上記の再生型水処理装置において、前記再生型水処理装置の前記運転情報は、当該再生型水処理装置の通信IDを用いて通信され、前記再生型水処理装置の優先順位は、前記通信IDに基づいて特定される。
また、本発明の一態様は、上記の再生型水処理装置において、前記再生型水処理装置は、軟水装置又は塔式濾過装置である。
本発明によれば、複数の再生型水処理装置を備える水処理システムにおいて、水処理システムを構成する装置の洗浄動作や再生動作に入るタイミングを一括して制御する制御装置を別途設けることなく、複数の再生型水処理装置間で再生動作の重複を起こさずに複数の再生型水処理装置の再生動作を制御することができる。
本発明の実施形態に係る濾過システムの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る再生型水処理装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る運転情報の内容を表す表の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るネットワーク配線の第1例を示す図である。 本発明の実施形態に係るネットワーク配線の第2例を示す図である。 本発明の実施形態に係る運転情報のデータの流れの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る再生型水処理装置の処理の一例を示す図である。
(実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は、本実施形態に係る水処理システム1の一例を示す図である。水処理システム1は、第1濾過装置2と、第1給水タンク3と、第2濾過装置4と、軟水装置5と、第2給水タンク6と、ボイラ7とを備える。水処理システム1は、一例として、ボイラ給水用の水処理システムである。水処理システム1では、原水W1が再生型水処理装置(第1濾過装置2、第2濾過装置4、軟水装置5)により処理され、処理水W5としてボイラ7に供給される。
水処理システム1では、複数の水処理装置が上流から下流にかけて直列に設置されているが、複数の水処理装置は上流から下流にかけて並列に設置される部分があってもよい。
第1濾過装置2と、第2濾過装置4と、軟水装置5とは、再生型水処理装置の一例である。ここで、再生型水処理装置とは、通水を行うことにより装置内に保持等した水中の不純物が一定レベルに達したとき、水処理能力を回復するために再生を行う水処理装置である。再生型水処理装置が行う工程には、待機、通水、再生の工程がある。待機の工程とは、通水が可能な状態において待機する工程である。通水の工程とは、処理水を供給する工程である。再生の工程とは、水処理能力を回復するために再生を行う工程である。
本実施形態においては、一例として、水処理システム1が再生型水処理装置として、第1濾過装置2と、第2濾過装置4と、軟水装置5との3台を備える場合について説明するが、水処理システム1が備える再生型水処理装置の台数は、3台以上であっても、3台以下であってもよい。
水処理システム1では、再生に必要な処理水は、第1給水タンク3、及び第2給水タンク6により供給される。第1給水タンク3、及び第2給水タンク6が同時に供給できる処理水の量は限られているため、水処理システム1では、同時に再生を行う再生型水処理装置の数には制限がある。この制限のため、水処理システム1では、再生型水処理装置の再生工程を制御する必要がある。
水処理システム1では、制御盤を設ける代わりに、再生型水処理装置同士が互いに通信を行うことにより各再生型水処理装置の制御が行われる。再生型水処理装置は、通信により他の再生型水処理装置の運転情報を受信する。ここで、運転情報とは、再生を行うことを示す情報や、再生型水処理装置間における優先順位を特定することが可能な情報である優先順位情報を含む。再生型水処理装置は、運転情報に基づいて自装置の再生を制御する。運転情報、及び再生型水処理装置の制御の詳細については後述する。
なお、水処理システム1では、再生型水処理装置の各々が処理水を供給することが可能である時間は、再生型水処理装置全ての再生に必要な時間よりも長いことが好ましい。
以下、水処理システム1における水処理の概要について説明する。
原水W1は、原水ラインL1を流通する。ここで原水W1とは、例えば、地下水である。また、本実施形態においてラインとは、流体の流通が可能である流路、経路、管路等である。
原水ラインL1には、上流側から順に原水ポンプP1、及び原水バルブB1が設けられている。原水ポンプP1は、第1濾過装置2の制御部と電気的に接続されている。原水ポンプP1は、第1濾過装置2によって運転を制御される。ここで運転とは、駆動、及び停止である。
原水バルブB1は、原水ラインL1において、第1接続点J1よりも上流側に設けられている。原水バルブB1は、原水ラインL1を開閉する。原水バルブB1は、第1濾過装置2の制御部と電気的に接続されている。原水バルブB1は、第1濾過装置2によって開閉を制御される。
第1濾過装置2は、塔式濾過装置である。塔式濾過装置には、砂濾過装置、除鉄・除マンガン濾過装置、活性炭を用いた濾過装置などがある。第1濾過装置2は、一例として、除鉄・除マンガン濾過装置である。
第1濾過装置2は、原水ラインL1の下流側の端部に設けられる。第1濾過装置2は、原水W1から第1濾過処理水W2を製造する。塔式濾過装置の再生の工程は、逆洗、休止、及び水洗からなる。第1濾過装置2は、逆洗水第1供給ラインL8から供給される逆洗水W6により逆洗を行う。ここで、逆洗水W6は、第1濾過処理水W2と、処理水W5とからなる。第1濾過処理水W2は、第1給水タンク3から第1逆洗水供給ラインL9を介して供給される。処理水W5は、第2給水タンク6から第2逆洗水供給ラインL12を介して供給される。
第1逆洗バルブB7は、逆洗水第1供給ラインL8に設けられている。第1逆洗バルブB7は、逆洗水第1供給ラインL8を開閉する。第1逆洗バルブB7は、第1濾過装置2の制御部と電気的に接続されている。第1逆洗バルブB7は、第1濾過装置2によって開閉を制御される。
第1濾過装置2は、第1濾過塔20と、第1コントロールバルブ21と、第1排水ラインL22とを備える。
第1濾過塔20には、濾材が充填されている。第1濾過装置2は、第1濾過塔20に充填された濾材により、原水W1に含まれる微粒子等の懸濁物質と共に、溶存鉄及び溶存マンガンを除去する。ここで濾材とは、一例として、粒子状のマンガンシャモットやマンガンゼオライトである。また、第1濾過装置2は、原水W1に含まれる溶存鉄及び溶存マンガンを酸化してから除去する。第1濾過装置2は、第1濾過塔20の上流側に配置された薬剤添加装置(不図示)によって、酸化剤(例えば、次亜塩素酸ナトリウム)を添加する。
原水W1に含まれる溶存鉄は、薬剤添加装置によって添加される酸化剤の作用により酸化される。酸化された溶存鉄は、不溶性の水酸化第一鉄を経て水酸化第二鉄へと変化(すなわち、懸濁物質化)し、第1濾過塔20に充填された濾材によって濾過される。原水W1に含まれる溶存マンガンは、薬剤添加装置によって添加される酸化剤の作用により、第1濾過塔20に充填された濾材と接触したときに、酸化が進行し、濾材によって吸着され除去される。
第1コントロールバルブ21は、第1濾過塔20に対して流入又は流出する水の流路を制御する。ここで第1濾過塔20に対して流入する水とは、原水W1や逆洗水W6である。第1濾過塔20に対して流出する水とは、第1濾過処理水W2及び濾材洗浄時の逆洗水や濯ぎ水等である。第1コントロールバルブ21は、第1濾過装置2の制御部と電気的に接続されている。第1コントロールバルブ21は、制御部によって流路の切り換えが制御される。第1コントロールバルブ21は、洗浄手段として機能する。
第1排水ラインL22は、第1コントロールバルブ21に接続され、濾材洗浄時の逆洗水や濾材水洗時の濯ぎ水等を系外に排出する。
第1濾過装置2の下流側には、第1処理水ラインL2が接続されている。第1処理水ラインL2の上流側の端部は、第1濾過装置2に接続されている。第1処理水ラインL2の下流側の端部は、第1給水タンク3に接続されている。
第1処理水ラインL2には、第1給水バルブB2が設けられている。第1給水バルブB2は、第1濾過装置2の制御部と電気的に接続されている。第1給水バルブB2は、第1濾過装置2によって開閉を制御される。
第1給水タンク3は、第1処理水ラインL2の下流側の端部に接続される。第1給水タンク3は、第1濾過装置2により製造された第1濾過処理水W2を貯留する。
第1逆洗水供給ラインL9は、第1給水タンク3に接続されている。第1逆洗水供給ラインL9は、第4接続点J4を介して、逆洗水第1供給ラインL8接続されている。第1給水タンク3は、第1逆洗水供給ラインL9を介して第1濾過処理水W2を、第1濾過装置2に供給する。第1濾過処理水W2は、逆洗水第1供給ラインL8において、処理水W5と混ざり、逆洗水W6として第1濾過装置2に供給される。
第1逆洗水供給ラインL9には、第1逆洗水供給ポンプP2が設けられている。第1逆洗水供給ポンプP2は、第1濾過装置2の制御部と電気的に接続されている。第1逆洗水供給ポンプP2は、第1濾過装置2によって運転を制御される。ここで運転とは、駆動、及び停止である。
第1給水タンク3の下流側には、第1処理水第2ラインL3が接続されている。第1処理水第2ラインL3の上流側の端部は、第1給水タンク3に接続されている。第1処理水第2ラインL3の下流側の端部は、第2濾過装置4に接続されている。
第1処理水第2ラインL3には、第2給水バルブB3が設けられている。第2給水バルブB3は、第2濾過装置4の制御部と電気的に接続されている。第2給水バルブB3は、第2濾過装置4によって開閉を制御される。
第2濾過装置4は、第1処理水第2ラインL3の下流側の端部に接続される。第2濾過装置4は、塔式濾過装置である。第2濾過装置4は、一例として、活性炭濾過装置である。
第2濾過装置4は、第1処理水第2ラインL3の下流側の端部に設けられる。第2濾過装置4は、第1濾過処理水W2から第2濾過処理水W3を製造する。第2濾過装置4は、逆洗水第2供給ラインL10から供給される処理水W5により逆洗を行う。ここで、処理水W5は、第2給水タンク6から第2逆洗水供給ラインL12を介して供給される。逆洗水第2供給ラインL10は、第2接続点J2を介して第1処理水第2ラインL3に接続されている。
第2逆洗バルブB8は、逆洗水第2供給ラインL10に設けられている。第2逆洗バルブB8は、逆洗水第2供給ラインL10を開閉する。第2逆洗バルブB8は、第2濾過装置4の制御部と電気的に接続されている。第2逆洗バルブB8は、第2濾過装置4によって開閉を制御される。
第2濾過装置4は、第2濾過塔40と、第2コントロールバルブ41と、第2排水ラインL42とを備える。
第2濾過塔40には、濾材が充填されている。第2濾過装置4は、第2濾過塔40に充填された濾材により、第1濾過処理水W2に含まれる懸濁物質と共に、有機物、色度成分及び臭気成分等の不純物を除去する。ここで、濾材とは、一例として粒子状又は繊維状の活性炭を用いた吸着材である。
第2コントロールバルブ41は、第2濾過塔40に対して流入又は流出する水の流路を制御する。ここで第2濾過塔40に対して流入する水とは、第1濾過処理水W2や処理水W5である。第2濾過塔40に対して流出する水とは、第2ろ過処理水W3及び濾材洗浄時の逆洗水や濯ぎ水等である。第2コントロールバルブ41は、第2濾過装置4の制御部と電気的に接続されている。第2コントロールバルブ41は、制御部によって流路の切り換えが制御される。第2コントロールバルブ41は、洗浄手段として機能する。
第2排水ラインL42は、第2コントロールバルブ41に接続され、濾材洗浄時の逆洗水や濾材水洗時の濯ぎ水等を系外に排出する。
第2濾過装置4の下流側には、第2処理水ラインL4が接続されている。第2処理水ラインL4の上流側の端部は、第2濾過装置4に接続されている。第2処理水ラインL4の下流側の端部は、軟水装置5に接続されている。
第2処理水ラインL4には、第3給水バルブB4が設けられている。第3給水バルブB4は、第2濾過装置4の制御部と電気的に接続されている。第3給水バルブB4は、第2濾過装置4によって開閉を制御される。
軟水装置5は、第2処理水ラインL4の下流側の端部に設けられる。軟水装置5は、第2濾過処理水W3から軟水化処理水W4を製造する再生型水処理装置である。軟水装置5は、イオン交換装置の一種である。軟水装置5は、第2濾過処理水W3をナトリウム型の陽イオン交換体(不図示)に導入してイオン交換処理することにより、第2濾過処理水W3から硬度成分を除去して軟水化処理水W4を製造する。
軟水装置5が行う再生の工程は、逆洗、再生待機、塩水導入、押出、急速水洗、補水からなる。軟水装置5は、逆洗水第3供給ラインL11から供給される処理水W5により逆洗を行う。ここで、処理水W5は、第2給水タンク6から第2逆洗水供給ラインL12を介して供給される。逆洗水第3供給ラインL11は、第3接続点J3を介して第2処理水ラインL4に接続されている。
第3逆洗バルブB9は、逆洗水第3供給ラインL11に設けられている。第3逆洗バルブB9は、L11を開閉する。第3逆洗バルブB9は、軟水装置5の制御部と電気的に接続されている。第3逆洗バルブB9は、軟水装置5によって開閉を制御される。
軟水装置5は、交換塔50と、第3コントロールバルブ51と、第3排水ラインL52と、塩水ラインL53と、塩水タンク54とを備える。
交換塔50は、内部に陽イオン交換体(不図示)を有する。
第3コントロールバルブ51は、交換塔50に対して流入又は流出する水(陽イオン交換体を再生する塩水、濯ぎ水等)の流路を制御する。第3コントロールバルブ51は、軟水装置5の制御部と電気的に接続されている。第3コントロールバルブ51は、軟水装置5の制御部によって流路切り換えが制御される。第3コントロールバルブ51は、陽イオン交換体の再生時に、塩水タンク54の塩水を交換塔50に導入する。
第3排水ラインL52は、第3コントロールバルブ51に接続され、陽イオン交換体の再生後の塩水や陽イオン交換体の濯ぎ水等を系外に排出する。
塩水タンク54は、再生剤としての塩水(塩化ナトリウム水溶液)を貯留する。塩水の
調製には、処理水W5が用いられる。塩水ラインL53は、第3コントロールバルブ51に接続される。塩水ラインL53には、塩水タンク54からの塩水が流通する。
軟水装置5の下流側には、第3処理水ラインL5が接続されている。第3処理水ラインL5の上流側の端部は、軟水装置5に接続されている。第3処理水ラインL5の下流側の端部は、第2給水タンク6に接続されている。
第3処理水ラインL5には、第4給水バルブB5が設けられている。第4給水バルブB5は、軟水装置5の制御部と電気的に接続されている。第4給水バルブB5は、軟水装置5によって開閉を制御される。
第2給水タンク6は、第3処理水ラインL5の下流側の端部に接続される。第2給水タンク6は、軟水装置5により供給される処理水W5を貯留する。
第2逆洗水供給ラインL12は、第2給水タンク6に接続されている。第2逆洗水供給ラインL12は、第6接続点J6を介して逆洗水第3供給ラインL11と接続されている。第2逆洗水供給ラインL12は、第5接続点J5を介して逆洗水第2供給ラインL10と接続されている。第2逆洗水供給ラインL12は、第4接続点J4を介して、逆洗水第1供給ラインL8と接続されている。
第2逆洗水供給ラインL12には、第2逆洗水供給ポンプP3が設けられている。第2逆洗水供給ポンプP3は、第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5の制御部と電気的に接続されている。第2逆洗水供給ポンプP3は、第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5の各々によって運転を制御される。ここで運転とは、駆動、及び停止である。
第2給水タンク6の下流側には、処理水配給ラインL6が接続されている。処理水配給ラインL6の上流側の端部は、第2給水タンク6に接続されている。処理水配給ラインL6の下流側の端部は、ボイラ7に接続されている。
処理水配給ラインL6には、処理水配給ポンプP4が設けられている。処理水配給ポンプP4は、ボイラ7の制御部と電気的に接続されている。処理水配給ポンプP4は、ボイラ7によって運転を制御される。ここで運転とは、駆動、及び停止である。
ボイラ7は、処理水配給ラインL6を介して第2給水タンク6から供給される処理水W5を用いて稼働する。なお、ボイラ7は、稼働に伴い排出されるドレンを第2給水タンク6に回収させてもよい。ボイラ7から排出されるドレンが第2給水タンク6に回収される場合、ボイラ7の蒸気ライン(図示せず)と第2給水タンク6はドレンラインによって接続されてよい。
水処理システム1においては、再生型水処理装置(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)が、塔式濾過装置やイオン交換樹脂を充填した塔式イオン交換装置である場合について説明したが、再生型水処理装置は膜濾過装置であってもよい。膜濾過装置とは、膜に堆積した汚れを逆洗により除去する濾過装置である。膜濾過装置の例には、MF膜濾過装置やUF膜濾過装置がある。
次に、再生型水処理装置の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る再生型水処理装置E1の構成の一例を示す図である。再生型水処理装置E1及び再生型水処理装置E2は各々、図1における第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5のいずれかに対応する。つまり、再生型水処理装置E1は、水処理装置群を構成する再生型水処理装置である。
ただし、図2においては、再生型水処理装置E1を除く複数の再生型水処理装置を代表させて再生型水処理装置E2としている。図1に示す水処理システム1においては、再生型水処理装置(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)は相互に通信を行うが、図2においては、再生型水処理装置(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)同士の通信のうち、再生型水処理装置E1と再生型水処理装置E2との通信について説明している。再生型水処理装置E1が第1濾過装置2に対応するときは、再生型水処理装置E2は、第2濾過装置4または軟水装置5である。再生型水処理装置E1が第2濾過装置4に対応するときは、再生型水処理装置E2は、第1濾過装置2または軟水装置5である。軟水装置5が再生型水処理装置E1に対応するときは、再生型水処理装置E2は、第1濾過装置2または第2濾過装置4に対応する。
再生型水処理装置E1は、送信部E10と、受信部E11と、記録部E12と、制御部E13とを備える。
送信部E10は、再生型水処理装置E1の運転情報E120を再生型水処理装置E2に送信する。ここで、運転情報E120を送信するとは、運転情報E120を含む信号を送信することである。
受信部E11は、再生型水処理装置E2の運転情報E220を受信する。ここで、運転情報E220を受信するとは、運転情報E220を含む信号を受信することである。
再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)の運転情報E120は、再生型水処理装置E1の通信IDを用いて通信される。ここで、通信IDを用いる通信では、送信部E10は通信IDを含めた信号を送信し、受信部E11は、送信部E10が送信した信号を受信し、受信した信号に含まれる通信IDを用いて送信部E10を備える装置を特定する。
記録部E12は、受信部E11により受信された運転情報E220を記録する。ここで、再生型水処理装置E1の運転情報E120及び再生型水処理装置E2の運転情報E220は、優先順位情報と、装置種別情報と、再生工程情報と、を含む。優先順位情報は、再生型水処理装置間において再生の処理の優先順位を特定することが可能な情報である。再生型水処理装置E1の優先順位は、通信IDに基づいて特定される。装置種別情報は、再生型水処理装置E1の種別が再生を行う装置であることを示す情報である。再生工程情報は、再生型水処理装置が再生を行うことを示す情報である。
なお、自装置の運転情報である運転情報E120は、記録部E12に記録されずに、送信部E10が運転情報E120するときに生成されてもよい。その場合、運転情報E120は、優先順位情報と、装置種別情報と、再生工程情報とから生成される。
再生型水処理装置E2は、送信部E20と、受信部E21と、記録部E22と、制御部E23とを備える。再生型水処理装置E2の各部の機能は再生型水処理装置E1の各部の機能と同様であるため説明を省略する。
運転情報120は、再生型水処理装置E1及び再生型水処理装置E2以外にも、水処理システム1を構成する全ての水処理装置毎に保持される。装置種別情報は、水処理装置が再生型水処理装置である場合に運転情報に含まれる。装置種別情報は、水処理装置が再生型水処理装置でない場合には運転情報に含まれない。水処理システムが給水装置を含む場合、給水装置の運転情報には装置種別情報は含まれない。
なお、本実施形態においては、装置種別情報は、水処理装置が再生型水処理装置でない場合には運転情報に含まれない場合について説明するが、装置種別情報は、水処理装置が再生型水処理装置以外である場合、この水処理装置の種別を示す情報として運転情報に含まれてもよい。例えば、装置種別情報は、水処理装置が給水装置である場合、給水装置を示す情報として運転情報に含まれてもよい。
ここで図3を参照し、運転情報について説明する。
図3は、本実施形態に係る運転情報の内容の一例を示す図である。図3では、1行目に第1濾過装置2の運転情報が示され、2行目に第2濾過装置4の運転情報が示され、3行目に軟水装置5の運転情報が示されている。
第1濾過装置2の運転情報は、第1濾過装置2の優先順位が1位であり、装置種別が「濾過装置」であることを示す。第1濾過装置2の運転情報は、再生工程情報を含み、第1濾過装置2が再生中であることを示す。
第2濾過装置4の運転情報は、第2濾過装置4の優先順位が3位であり、装置種別が「濾過装置」であることを示す。第2濾過装置4の運転情報は、再生工程情報を含まず、第2濾過装置4が再生中でないことを示す。
軟水装置5の運転情報は、優先順位が2位であり、装置種別が「軟水装置」であることを示す。軟水装置5の運転情報は、再生工程情報を含まず、軟水装置5が再生中でないことを示す。
優先順位情報が示す優先順位は、例えば、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)の通信IDが示す番号や、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)の通信IDを示す記号を昇順または降順に並べた場合の順番などに基づいて決定される。
なお、優先順位情報が示す優先順位は、通信ID以外の情報に基づいて決定されてもよい。優先順位情報が示す優先順位は、例えば、水処理システム1における再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)の上流側から下流側への並び順に基づいて決定されてもよい。
また、優先順位情報が示す優先順位は、例えば、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)の種類による優先順位に基づいて決定されてもよい。再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)の種類による優先順位に基づいて決定される場合、例えば、砂濾過装置の優先順位を、活性炭を用いた濾過装置の優先順位よりも高いと決定してもよい。
さらに、優先順位情報が示す優先順位は、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)の上流側から下流側への並び順と、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)の種類による優先順位とを組み合わせて決定されてもよい。
再生工程情報は、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)が行う工程に応じて更新される。再生工程情報は、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)が行う工程が、待機の工程または通水の工程である場合、運転情報E120から消去される。再生工程情報は、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)が行う工程が、再生の工程である場合、運転情報E120に加えられる。
再生工程情報が運転情報E120から消去された場合、送信部E10は、運転情報E120を、優先順位情報と、装置種別情報との組として送信する。再生工程情報が運転情報E120に加えられた場合、送信部E10は、運転情報E120を、優先順位情報と、装置種別情報と、再生工程情報との組として送信する。
図2に戻り再生型水処理装置の構成の説明を続ける。
制御部E13は、判定部E130と、再生工程制御部E131とを備える。
判定部E130は、自装置が再生を開始することが可能である条件が成立したときに、記録部E12に記録された再生型水処理装置E2の運転情報E220に再生工程情報が含まれる場合、自装置の優先順位と再生型水処理装置E2の運転情報E220に含まれる優先順位情報により特定される優先順位とに基づいて、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定する。
判定部E130は、装置種別情報が含まれる運転情報に基づいて判定を行う。つまり、判定部E130は、水処理システム1を構成する装置のうち、再生型水処理装置以外の運転情報は判定に用いない。
ここで、再生型水処理装置E1が再生を開始することが可能である条件とは、流量や時刻に基づいて定められる条件である。流量とは、再生型水処理装置E1が被処理水を通水し処理水とした被処理水の流量である。または、流量とは処理水の流量である。時刻とは、再生型水処理装置E1が再生を開始するために予め定められる時刻である。ただし本実施形態では、ある再生型水処理装置が再生起動状態となりかつ当該ある再生型水処理装置の優先順位の条件が満たされるときに、再生が行われる。ここで再生起動状態とは、再生型水処理装置が再生を開始する条件である再生開始条件を満たしている状態である。ある再生型水処理装置が再生起動状態となった場合、自装置が再生せずに他の再生型水処理装置が再生を開始した場合においても、当該他の再生型水処理装置の再生中も自装置の再生起動状態は継続する。
再生開始条件は、例えば、再生型水処理装置E1が被処理水を通水し処理水とした被処理水または処理水の流量が所定の量以上となることである。別の一例として、再生開始条件は、再生型水処理装置E1が再生を開始するために予め定められる時刻が到来することであってもよい。別の一例として、再生開始条件は、通水時間が所定の長さ以上となることであってもよい。別の一例として、再生開始条件は、処理水の水質(濁度や硬度)を表す値が所定の閾値以上となることであってもよい。ここで水質を表す値は、大きくなるほど水質が劣化したことを表す。
再生工程制御部E131は、判定部E130の判定結果に応じて再生を開始するか否かを制御する。再生工程制御部E131は、判定部E130により自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定された場合には再生を開始し、判定部E130により自装置の優先順位が再生を許容される順位ではないと判定された場合には再生を開始しない。
次に図4、図5を用いて、再生型水処理装置同士が通信を行うためのネットワーク配線について説明する。
図4は、本実施形態に係るネットワーク配線の第1例を示す図である。本実施形態においては、再生型水処理装置同士は直列に接続される。図4に示す例では、第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5の順において直列に接続されている。第1濾過装置2と、第2濾過装置4と、軟水装置5とは、ケーブルを用いて直列に接続され、有線ローカル・エリア・ネットワーク(LAN:Local Area Network)を形成する。
図5は、本実施形態に係るネットワーク配線の第2例を示す図である。図5に示す例では、第1濾過装置2、軟水装置5、及び第2濾過装置4の順において直列に接続されている。
なお、本実施形態においては、再生型水処理装置同士が直列に接続される場合について説明しているが、再生型水処理装置同士は直列に接続されていなくてもよい。例えば、再生型水処理装置同士は、並列に接続されてもよい。再生型水処理装置同士は、直列と並列との接続を混在させて接続されてもよい。
また、本実施形態においては、再生型水処理装置同士は有線のネットワークにより通信を行う場合について説明しているが、再生型水処理装置同士は無線のネットワークにより通信を行ってもよい。
図6は、本実施形態に係る運転情報E120のデータの流れの一例を示す図である。図6では、第1濾過装置2は、自装置の運転情報E120として運転情報SI2を保持している。運転情報SI2は、優先順位情報SI20と、装置種別情報SI21と、再生工程情報SI22とを含む。第2濾過装置4は、自装置の運転情報E120として運転情報SI4を保持している。運転情報SI4は、優先順位情報SI40と、装置種別情報SI41と、再生工程情報SI42とを含む。軟水装置5は、自装置の運転情報E120として運転情報SI5を保持している。運転情報SI5は、優先順位情報SI50と、装置種別情報SI51と、再生工程情報SI52とを含む。
図6では、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)が図4に示すネットワーク配線により接続されている場合について運転情報E120のデータの流れを説明する。
第1濾過装置2は、運転情報SI2を、第2濾過装置4及び軟水装置5に送信する。運転情報SI2は、第2濾過装置4を経由して、軟水装置5に送信される。
第2濾過装置4は、運転情報SI4を、第1濾過装置2及び軟水装置5に送信する。
軟水装置5は、運転情報SI5を、第1濾過装置2及び第2濾過装置4に送信する。運転情報SI5は、第2濾過装置4を経由して第1濾過装置2に送信される。
一例として、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)は、所定の時間間隔毎に自装置の運転情報E120を、他の再生型水処理装置E2に送信してもよい。他の一例として、再生型水処理装置E1(第1濾過装置2、第2濾過装置4、及び軟水装置5)は、自装置の運転情報E120が更新された場合に、自装置の運転情報E120を、他の再生型水処理装置E2に送信してもよい。
図7を参照して再生型水処理装置E1の処理について説明する。
図7は、本実施形態に係る再生型水処理装置E1の処理の一例を示す図である。図7に示す処理は、水処理システム1の運用が開始された場合に、再生型水処理装置E1により常時実行される。
ステップS100:判定部E130は、自装置が再生起動状態であるか否かを判定する。判定部E130は、自装置が再生起動状態であると判定した場合(ステップS100:YES)、ステップS101の処理を実行する。一方、判定部E130は、自装置が再生起動状態でないと判定した場合(ステップS100:NO)、判定部E130は処理を終了する。
なお、ステップS100において再生型水処理装置E1が再生起動状態となった後、再生の工程が完了するまで再生起動状態は継続して成立する。
ステップS101:判定部E130は、他の再生型水処理装置E2の運転情報E220に再生工程情報が含まれるか否かを判定する。判定部E130は、記録部E12に記憶された他の再生型水処理装置E2の運転情報E220に再生工程情報が含まれると判定した場合(ステップS101:YES)、ステップS102の処理を実行する。一方、判定部E130は、他の再生型水処理装置E2の運転情報E220に再生工程情報が含まれないと判定した場合(ステップS101:NO)、ステップS104の処理を実行する。
ステップS102:判定部E130は、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定する。つまり、判定部E130は、自装置が再生を開始することが可能である条件が成立したときに、記録部E12に記録された再生型水処理装置E2の運転情報E220に再生工程情報が含まれる場合、自装置である再生型水処理装置E1の優先順位と再生型水処理装置E2の運転情報E220に含まれる優先順位情報とにより特定される優先順位に基づいて、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定する。
ここで、判定部E130は、同時に再生を行うことが可能な装置の最大数と、自装置の優先順位と、記録部E12に記録された再生型水処理装置E2の運転情報E220に含まれる優先順位情報とにより特定される優先順位に基づいて、優先順位が高い方から低い方に向かって最大数までに自装置の優先順位が含まれるときに、自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定する。
同時に再生を行うことが可能な装置の最大数は、第1給水タンク3が貯留できる水の量、及び第2給水タンク6が貯留できる水の量に応じて決定されてよい。同時に再生を行うことが可能な装置の最大数は、例えば1台である。同時に再生を行うことが可能な装置の最大数は、第2逆洗水供給ポンプP3が供給可能な最大流量に応じて決定されてもよい。
また、同時に再生を行うことが可能な装置の最大数は、予め決定されていなくてもよい。例えば、判定部E130は、同時に再生を行うことが可能な装置の最大数を、第1給水タンク3の貯水量、及び第2給水タンク6の貯水量に応じて判定してもよい。その場合、水処理システム1の運用の開始後に、第1給水タンク3または第2給水タンク6が貯水量が変化すると、同時に再生を行うことが可能な装置の最大数は変更される。
判定部E130は、自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定した場合(ステップS102:YES)、ステップS103の処理を実行する。一方、自装置の優先順位が再生を許容される順位でないと判定した場合(ステップS102:NO)、判定部E130は、ステップS105の処理を実行する。
ステップS103:再生工程制御部E131は、自装置が再生中でないかを判定する。再生工程制御部E131は、自装置が再生中でないと判定した場合(ステップS103:YES)、ステップS104の処理を実行する。一方、自装置が再生中であると判定した場合(ステップS103:NO)、再生工程制御部E131は処理を終了する。つまり、再生工程制御部E131は再生を継続する。
ステップS104:再生工程制御部E131は、再生を開始する。つまり、再生工程制御部E131は、判定部E130により自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定され、かつ自装置が再生中でない場合には再生を開始する。その後、再生工程制御部E131は処理を終了する。
ステップS105:再生工程制御部E131は、自装置が再生中であるかを判定する。再生工程制御部E131は、自装置が再生中であると判定した場合(ステップS105:YES)、ステップS106の処理を実行する。一方、自装置が再生中でないと判定した場合(ステップS105:NO)、処理を終了する。つまり、再生工程制御部E131は、判定部E130により自装置の優先順位が再生を許容される順位ではないと判定された場合(ステップS102:NO)には再生を開始しない。
ステップS106:再生工程制御部E131は、再生を中止する。その後、再生工程制御部E131は処理を終了する。
つまり、判定部E130は、自装置である再生型水処理装置E1が再生工程を行っているときに、記録部E12に記録された再生型水処理装置E2の運転情報E220に再生工程情報が含まれる場合、自装置の優先順位と再生型水処理装置E2の運転情報E220に含まれる優先順位情報とにより特定される優先順位に基づいて、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定する(ステップS102)。自装置が再生中の場合には、判定部E130により自装置の優先順位が再生を許容される順位ではないと判定されたことによって、再生工程制御部E131は再生を中止する(ステップS106)。
なお、再生型水処理装置E1は、再生を中止した場合であっても、図7において説明した処理に基づいて再生が可能である場合、再生を再開する。再生型水処理装置E1は、再生を再開すると、再生の工程が完了するまで再生を行う。
以上に説明したように、本実施形態に係る再生型水処理装置E1は、水処理システムを構成する再生型水処理装置であって、送信部E10と、受信部E11と、記録部E12とを備える。
送信部E10は、自装置の運転情報E120を他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E2)に送信する。
受信部E11は、他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E2)の運転情報E220を受信する。
記録部E12は、受信部E11により受信された運転情報E220を記録する。
運転情報E220は、再生を行うことを示す情報である再生工程情報と、優先順位を特定することが可能な情報である優先順位情報と、を含む。
この構成により、本実施形態に係る水処理システム1では、自装置の再生の優先順位と、他の再生型水処理装置が再生しているか否かとを把握することができるため、複数の再生型水処理装置を備える水処理システムにおいて、水処理システムを構成する装置の洗浄動作や再生動作に入るタイミングを一括して制御する制御装置を別途設けることなく、複数の再生型水処理装置間で再生動作の重複を起こさずに複数の再生型水処理装置の再生動作を制御することができる。そのため、本実施形態に係る水処理システム1では、複数の再生型水処理装置の構成に応じた制御装置の設計にかかる時間と労力を省くことができ、また、再生型水処理装置の増設や交換の際に制御装置の改修を不要とすることができる。したがって、本実施形態に係る水処理システム1では、システムのコストを抑制しつつ処理水量の供給不足や排水の能力不足を軽減でき、安定した水処理を可能とすることができる。
また、本実施形態に係る再生型水処理装置E1は、判定部E130と、再生工程制御部E131とを備える。
判定部E130は、自装置が再生を開始することが可能である条件が成立したときに、記録部E12に記録された他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E2)の運転情報E220に再生工程情報が含まれる場合、自装置の優先順位と他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E2)の運転情報E220に含まれる優先順位情報により特定される優先順位とに基づいて、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定する。
再生工程制御部E131は、判定部E130により自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定された場合には再生を開始し、判定部E130により自装置の優先順位が再生を許容される順位ではないと判定された場合には再生を開始しない。
この構成により、本実施形態に係る水処理システム1では、再生を行うことができない場合に、再生型水処理装置E1が再生を行うことを防ぐことができる。
また、本実施形態に係る再生型水処理装置E1の判定部E130は、同時に再生を行うことが可能な装置の最大数と、自装置の優先順位と、記録部E12に記録された他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E2)の運転情報E220に含まれる優先順位情報とにより特定される優先順位に基づいて、優先順位が高い方から低い方に向かって最大数までに自装置の優先順位が含まれるときに、自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定する。
この構成により、水処理システム1では、同時に再生を行うことが可能な装置の最大数を超えて再生型水処理装置E1が再生を行うことを防ぐことができる。
また、本実施形態に係る再生型水処理装置E1の判定部E130は、自装置が再生工程を行っているときに、記録部E12に記録された他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E2)の運転情報E220に再生工程情報が含まれる場合、自装置の優先順位と他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E2)の運転情報E220に含まれる優先順位情報とにより特定される優先順位に基づいて、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定する。
再生工程制御部E131は、判定部により自装置の優先順位が再生を許容される順位ではないと判定された場合には再生を中止する。
この構成により、本実施形態に係る水処理システム1では、同時に再生を行うことが可能な装置の最大数を超えて再生型水処理装置E1が再生を行うことを防ぐことができる。
また、本実施形態に係る運転情報E120及び運転情報E220は、再生型水処理装置の種別が再生を行う装置であることを示す情報である装置種別情報をさらに含む。
判定部E130は、装置種別情報が含まれる運転情報E220に基づいて判定を行う。
この構成により、水処理システム1では、再生型水処理装置E1は、水処理システム1を構成する水処理装置群のうち再生型水処理装置以外の水処理装置から受信する運転情報と、再生型水処理装置から受信する運転情報E220とを区別することができる。
また、本実施形態に係る再生型水処理装置E1の運転情報E120は、再生型水処理装置E1の通信IDを用いて通信される。再生型水処理装置E1の優先順位は、通信IDに基づいて特定される。
この構成により、本実施形態に係る水処理システム1では、再生型水処理装置に再生の優先順位に通信IDを利用することができる。
また、本実施形態に係る再生型水処理装置E1は、軟水装置又は塔式濾過装置である。
この構成により、水処理システム1では、軟水装置又は塔式濾過装置を利用することができる。
なお、上述した実施形態においては、再生型水処理装置E1が優先順位に基づいた判定結果により自ら再生を中止する(ステップS106)場合を説明したが、再生工程制御部E131が再生を中止する条件はこれに限らない。再生型水処理装置E1は、他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E2)による判定結果に基づいて再生を中止してもよい。
例えば、再生型水処理装置E1は、再生中止信号を他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E2)から受信した場合、再生を中止してもよい。ここで再生中止信号とは、再生を中止することを示す信号である。再生中止信号は、再生型水処理装置E2が自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定した場合、優先順位が再生を許容されない他の再生型水処理装置(再生型水処理装置E1)に送信される。
なお、上述した実施形態における再生型水処理装置E1の一部、例えば、制御部E13をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、再生型水処理装置E1に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における再生型水処理装置E1の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。再生型水処理装置E1の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1…水処理システム、2…第1濾過装置、3…第1給水タンク、4…第2濾過装置、5…軟水装置、6…第2給水タンク、7…ボイラ、E1、E2…再生型水処理装置、E10、E20…送信部、E11、E21…受信部、E12、E22…記録部、E120、E220…運転情報、E13、E23…制御部、E130、E230…判定部、E131、E231…再生工程制御部、SI2、SI4、SI5…運転情報、SI20、SI40、SI50…優先順位情報、SI21、SI41、SI51…装置種別情報、SI22、SI42、SI52…再生工程情報

Claims (7)

  1. 水処理装置群を構成する再生型水処理装置であって、
    自装置の運転情報を他の再生型水処理装置に送信する送信部と、
    前記他の再生型水処理装置の運転情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記運転情報を記録する記録部と、
    を備え、
    前記運転情報は、再生を行うことを示す情報である再生工程情報と、優先順位を特定することが可能な情報である優先順位情報と、を含む、
    再生型水処理装置。
  2. 自装置が再生を開始することが可能である条件が成立したときに、前記記録部に記録された前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に再生工程情報が含まれる場合、自装置の優先順位と前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に含まれる優先順位情報により特定される優先順位とに基づいて、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定された場合には再生を開始し、前記判定部により自装置の優先順位が再生を許容される順位ではないと判定された場合には再生を開始しない再生工程制御部と、
    を備える請求項1に記載の再生型水処理装置。
  3. 前記判定部は、同時に再生を行うことが可能な装置の最大数と、自装置の優先順位と、前記記録部に記録された前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に含まれる前記優先順位情報とにより特定される優先順位に基づいて、優先順位が高い方から低い方に向かって前記最大数までに自装置の優先順位が含まれるときに、自装置の優先順位が再生を許容される順位であると判定する、
    請求項2に記載の再生型水処理装置。
  4. 前記判定部は、自装置が再生工程を行っているときに、前記記録部に記録された前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に前記再生工程情報が含まれる場合、自装置の優先順位と前記他の再生型水処理装置の前記運転情報に含まれる前記優先順位情報とにより特定される優先順位に基づいて、自装置の優先順位が再生を許容される順位であるか否かを判定し、
    前記再生工程制御部は、前記判定部により自装置の優先順位が再生を許容される順位ではないと判定された場合には再生を中止する、
    請求項2または請求項3に記載の再生型水処理装置。
  5. 前記運転情報は、前記再生型水処理装置の種別が再生を行う装置であることを示す情報である装置種別情報をさらに含み、
    前記判定部は、前記装置種別情報が含まれる前記運転情報に基づいて判定を行う、
    請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の再生型水処理装置。
  6. 前記再生型水処理装置の前記運転情報は、当該再生型水処理装置の通信IDを用いて通信され、
    前記再生型水処理装置の優先順位は、前記通信IDに基づいて特定される、
    請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の再生型水処理装置。
  7. 前記再生型水処理装置は、軟水装置又は塔式濾過装置である、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の再生型水処理装置。
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