JP2019115506A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

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Abstract

【課題】被清掃面上の吸引清掃および拭き掃除を同時にまたはそれぞれ単独で行うことができる電気掃除機の吸込口体を提供する。【解決手段】吸込ノズル21と、吸込ノズル21の後部に設けられた拭き掃除ヘッド22とを備え、拭き掃除ヘッド22は、被清掃面の拭き掃除において拭き掃除用シートにて被覆される底面を有し、前記底面は、拭き掃除用シートが取り除かれた状態において被清掃面と摺接可能な滑らかな摺接面部22sを有することを特徴とする電気掃除機の吸込口体である。【選択図】図3

Description

本発明は、電気掃除機の吸込口体に関する。
従来の電気掃除機として、特許文献1には、床面上のダストを吸引しながら拭き掃除が可能な拭き掃除機が開示されている。
この拭き掃除機は、集塵部および電動送風機を有する掃除機本体と、掃除機本体の上端部に着脱可能に取り付けられる接続パイプと、接続パイプの上端部に設けられたハンドルと、掃除機本体の下端部に設けられた関節部および可撓性ホースを介して前後左右に揺動可能に接続された吸込口体とを備える。
この拭き掃除機において、吸込口体は、前記可撓性ホースと接続された吸込ノズルと、吸込ノズルの後部に設けられた拭き掃除ヘッドとを備える。
吸込ノズルは、取付部材を介して関節部に上下揺動可能に取り付けられている。
拭き掃除ヘッドは、関節部と連結した上面と、拭き掃除の際に拭き掃除用シートにて被覆される底面とを有し、拭き掃除用シートの端部4箇所を保持するシート保持構造部が上面4箇所に設けられている。
特開2006−122355号公報
特許文献1の拭き掃除機において、拭き掃除ヘッドの底面は拭き掃除用シートの位置ずれを抑制するよう凹凸部を有するゴム製のクッションプレートにて形成されている。
そのため、拭き掃除機の拭き掃除ヘッドに拭き掃除用シートを装着せずにダストの吸引清掃(例えば、スポット的な軽度の清掃)のみを行う際は、ゴム製のクッションプレートの滑り止め作用により拭き掃除ヘッドが床面上を滑ることができず、床面上で吸込口体を摺動させて吸引清掃することが困難であった。すなわち、拭き掃除を伴わないダストの吸引清掃のみを行い難いという不具合があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、被清掃面上の吸引清掃および拭き掃除を同時にまたはそれぞれ単独で行うことができる電気掃除機の吸込口体を提供することを目的とする。
かくして、本発明によれば、吸込ノズルと、前記吸込ノズルの後部に設けられた拭き掃除ヘッドとを備え、
前記拭き掃除ヘッドは、被清掃面の拭き掃除において拭き掃除用シートにて被覆される底面を有し、
前記底面は、拭き掃除用シートが取り除かれた状態において被清掃面と摺接可能な滑らかな摺接面部を有する電気掃除機の吸込口体が提供される。
本発明の電気掃除機の吸込口体によれば、被清掃面と摺接可能な滑らかな摺接面部が拭き掃除ヘッドの底面に設けられているため、拭き掃除ヘッドに拭き掃除用シートを装着せずに吸引清掃のみを行う場合でも、拭き掃除ヘッドがフローリング、畳、カーペット、壁面等の被清掃面上をスムーズに摺動することができる。
無論、拭き掃除ヘッドに拭き掃除用シートを装着した拭き掃除のみでも行うことができ、吸引清掃と拭き掃除を同時に行うこともできる。
本発明の吸込口体を備えた電気掃除機の実施形態1を示す斜視図である。 図1の電気掃除機を分解した状態を示す斜視図である。 実施形態1における吸込口体の(A)は底面図、(B)は側断面図である。 実施形態1における吸込口体の拭き掃除ヘッドへの拭き掃除用シートの装着手順を示す説明図であって(A)は第1の手順、(B)は第2の手順である。 実施形態2における吸込口体の側断面図である。 実施形態3における吸込口体の側断面図である。 実施形態4における吸込口体の側断面図である。 実施形態5における吸込口体の斜視図である。
(実施形態1)
図1は本発明の吸込口体を備えた電気掃除機の実施形態1を示す斜視図であり、図2は図1の電気掃除機を分解した状態を示す斜視図である。また、図3は実施形態1における吸込口体の(A)は底面図、(B)は側断面図である。
実施形態1の電気掃除機1は、集塵部11を有する掃除機本体10と、掃除機本体10の下端部と関節部23および可撓性ホース24を介して上下左右に揺動可能に接続された吸込口体20と、掃除機本体10の上端部10aに着脱可能に取り付けられる接続パイプ30と、接続パイプ30の上端部に設けられたハンドル40とを備え、掃除機本体10と吸込口体20とが一体化され、吸引清掃と拭き掃除の両方の機能を備えたワイパークリーナーである。
掃除機本体10は、その流線形の筐体内に図示しない電動送風機およびバッテリーを備えると共に、容器型の集塵部11を着脱可能に装着する凹部を筐体の前面に有し、排気口10cを側面に有している。
また、掃除機本体10の筐体の上端部10aは円筒状に形成されており、円筒状の上端部10aの根元付近に電源スイッチ12が設けられている。
また、ハンドル40にも電源スイッチ41が設けられている。
接続パイプ30の下端部30aを掃除機本体10の上端部10aに差し込んだスティックモード(図1)では、ハンドル40側の電源スイッチ41をONまたはOFFすることにより電動送風機を駆動または停止させることができる。一方、接続パイプ30を掃除機本体10から取り外して上端部10aをハンドルとして用いるハンディモード(図2)では、掃除機本体10側の電源スイッチ12をONまたはOFFすることにより電動送風機を駆動または停止させることができる。
吸込口体20は、吸込ノズル21と、吸込ノズル21の後部に設けられた長方形の拭き掃除ヘッド22と、関節部23とを備える。
関節部23は、拭き掃除ヘッド22の上面側に左右軸心を中心に上下揺動可能に連結された左右一対の下取付片23aと、一対の下取付片23aの上端部に連設された前後一対の上取付片23bとを有し、掃除機本体10の下端部10bが一対の上取付片23bに前後軸心を中心に左右揺動可能に連結されている。
吸込ノズル21は、左右方向に延びるノズル本体21aと、ノズル本体21aの後壁部に連設された揺動連結部21bとを有する。
ノズル本体21aは、後壁部に接続孔部21a1を有しており、この接続孔部21a1に可撓性ホース24の下端部が気密に接続されている。なお、可撓性ホース24の上端部は、掃除機本体10の下端部に設けられて集塵部11と連通する接続口に気密に接続されている。
揺動連結部21bは、ノズル本体21aの後壁部における接続孔部21a1の周囲の上半部と連設された半円筒部21b1と、この半円筒部21b1から後方へ突出した左右一対の連結片部21b2とを有し、一対の連結片部21b2が関節部23の一対の下取付片23aに左右軸心を中心に上下揺動可能に連結されている。
拭き掃除ヘッド22は、関節部23の一対の下取付片23aに連結されたヘッド本体22aと、ヘッド本体22aの下面側に取り付けられる中間プレート22bと、中間プレート22bの下面側に取り付けられるクッションプレート22cとを有する。
ヘッド本体22aは、長方形の上壁部22a1と、上壁部22a1の外周部に沿って設けられた垂下壁部22a2とを有し、下面側には中間プレート22bおよびクッションプレート22cを収納する凹部が設けられている。
ヘッド本体22aにおいて、上壁部22a1の左右中間位置には前後方向に延びる凹溝22a11が設けられると共に、4つの角部付近に4つの孔部22a12が設けられており、凹溝22a11に可撓性ホース24の下縁部が収まるようになっている。また、4つの孔部22a12には中間プレート22bの後述する4つのシート保持部22b2が下方から嵌り込むようになっている。
さらに、ヘッド本体22aの上壁部22a1の下面における外周部付近には図示しない複数の位置決め凸部が設けられており、後述する中間プレート22bの複数の孔部22b11に各位置決め凸部が差し込まれることにより、ヘッド本体22aの凹部内で中間プレート22bが位置決めされる。
中間プレート22bは、外周部付近に複数の前記孔部22b11を有する長方形のプレート本体22b1と、プレート本体22b1の上面における4つの角部付近に設けられた4つの円筒状のシート保持部22b2と、プレート本体22b1の下面における外周部付近に設けられた複数の突起部22b3とを有する。
シート保持部22b2は、その上端部にスリットを有するシート保持片が設けられており、後述する拭き掃除用シートS(図4参照)の端部をスリットに差し込むことによりシート保持片にて拭き掃除用シートを保持するようになっている。
突起部22b3は、プレート本体22b1の下面に連設された大径部22b31と、大径部22b31の下端部に下方突出に連設された小径部22b32とをし、後述するクッションプレート22cの複数の孔部22c3に小径部22b32を差し込むことにより保持するようになっている。
クッションプレート22cは、均一な厚さを有する弾性体からなるプレート本体22c1と、プレート本体22c1の下面に粘着剤層を介して貼り付けられた樹脂フィルム22c2とを有する。なお、実施形態1では、弾性体として発泡クロロプレンゴムを用い、粘着剤層としてアクリル系粘着剤層を用い、樹脂フィルムとしてポリエステルフィルムを用いている。
このクッションプレート22cは、樹脂フィルムが貼り付けられた弾性シート体を打ち抜き型にて所定サイズに打ち抜いて作製されており、打ち抜き時に複数の前記孔部22c3が外周部付近に形成される。
なお、プレート本体22c1の材料としては、例えば、天然ゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、ニトリルゴム、シリコンゴム、スチレンブタジエンゴム等の発泡ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の発泡樹脂といった厚さ5〜20mm程度の市販の弾性体を用いることができるが、これらに限定されるものではない。また、樹脂フィルム22c2の材料としては、例えば、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、ポリアセタール、4フッ化エチレン等の厚さ0.01〜0.05mm程度の市販の樹脂フィルムを用いることができるが、これらに限定されるものではない。
図3(B)に示すように、中間プレート22bの各突起部22b3の大径部22b31にクッションプレート22cが突き当たるまで小径部22b32をクッションプレート22cの各孔部22c3に差し込むことにより、クッションプレート22cが中間プレート22bを介してヘッド本体22aに取り付けられる。このとき、クッションプレート22cはヘッド本体22aの下端部よりも下方へ突出した状態となり、かつ小径部22b32がクッションプレート22cから突出した状態とならない。
このようにして拭き掃除ヘッド22を組み立てた吸込口体20を被清掃面F上に載置すると、被清掃面Fとノズル本体21aとの間に所定寸法の隙間Cが形成され、この隙間Cはクッションプレート22cの厚さTによって調整することができる。隙間Cは広すぎても狭すぎても吸込ノズル21による最適な吸引性能が得られにくくなるため、最適寸法の隙間Cが得られるようにクッションプレート22cの厚さTが設定される。この際、拭き掃除ヘッド22に装着される後述の拭き掃除用シートSの厚さを考慮しておくことが好ましい。
図4は実施形態1における吸込口体の拭き掃除ヘッドへの拭き掃除用シートの装着手順を示す説明図であって(A)は第1の手順、(B)は第2の手順である。
図4(A)に示すように、矢印で示すように吸込ノズル21を掃除機本体10に向かう方向に上方に揺動させて、拭き掃除ヘッド22において拭き掃除方向に沿った方向の一方のヘッド外側面22a21を露出させる。そして、広げられた拭き掃除用シートSの上に拭き掃除ヘッド22の底面が接触するように吸込口体20を載置する。
その後、図4(B)に示すように、拭き掃除用シートSが拭き掃除ヘッド22の底面を覆うと共に一方のヘッド外側面22a21と他方のヘッド外側面22a22を覆って、拭き掃除ヘッド22の周囲の少なくとも一部を覆うようにして拭き掃除用シートSの一方と他方の端部を折り返し、シートSの4箇所をそれぞれ4つのシート保持部22b2に差し込んで保持させる。そして、矢印で示すように吸込ノズル21を掃除機本体10から離れて一方のヘッド外側面22a21に向かう方向(下方)に揺動させて、元の位置に戻す。このようにして、拭き掃除用シートSが拭き掃除ヘッド22に取り付けられ、保持される。
このようにして拭き掃除用シートSを装着した吸込口体20を備える電気掃除機1では、次のように吸引清掃と拭き掃除を同時に行うことができる。
まず、掃除機本体10の電動送風機を駆動させることにより、吸込ノズル21の吸込口21xから被清掃面F上のダストを含む空気が吸引されて矢印Aのように可撓性ホース24内を通過して掃除機本体10の集塵部11内に流入する。その後、ダストは集塵部11内のフィルターにて捕捉され、ダストが除去された空気が掃除機本体10の筐体内を通過して排気口10cから外部に排出される。
このような吸引清掃時に、吸込口体20を被清掃面F上で移動させることにより拭き掃除用シートSが被清掃面F上を摺動するため、吸込ノズル21にて吸引除去されなかったダストをシートSにて絡め取ることができる。
無論、電動送風機を停止させ、吸引清掃を伴わない拭き掃除のみの清掃も行うことができる。
さらに、本発明の吸込口体20によれば、拭き掃除を伴わない吸引清掃のみの清掃も可能である。この際、図3(B)に示すように、拭き掃除用シートSが装着されていない拭き掃除ヘッド22の底面が被清掃面F上を摺動することになるが、拭き掃除ヘッド22の底面全面はクッションプレート22cの下面全面、すなわち、平滑な樹脂フィルム22c2にて構成されているため被清掃面F(フローリング、畳、カーペット等)に対して滑りやすく、それ故に吸込口体20は被清掃面F上をスムーズに摺動することができる。
このように、実施形態1の吸込口体20において、拭き掃除ヘッド22の樹脂フィルム22c2からなる底面全面が、拭き掃除用シートSが取り除かれた状態において被清掃面Fとスムーズに摺接可能な平滑な摺接面部22Sとなっている。
(実施形態2)
図5は実施形態2における吸込口体の側断面図である。なお、図5において、図3(B)中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態2の吸込口体220は、拭き掃除ヘッド222のクッションプレート222cの断面形状が実施形態1とは異なる以外は、実施形態1の吸込口体20と同様である。以下、実施形態2における実施形態1とは異なる点を主に説明する。
実施形態2において、クッションプレート222cは、側面側から視て凹凸波形の断面形状を有する弾性体からなるプレート本体222c1と、プレート本体222c1の下面に粘着剤層を介して貼り付けられた樹脂フィルム22c2とを有する。この凹凸波形は、中間プレート22bの突起部22b3が差し込まれる部分が左右方向に延びる凸形に形成され、互いに隣接する凸形と凸形の間が凹形に形成されている。
したがって、プレート本体222c1の下面に貼り付けられた樹脂フィルム22c2も凹凸波形となる。
実施形態2の吸込口体220において、拭き掃除ヘッド222の樹脂フィルム22c2からなる底面の凸形部分が、拭き掃除用シートSが取り除かれた状態において被清掃面Fとスムーズに摺接可能なように滑らかに湾曲した摺接面部222Sとなっている。
実施形態1では拭き掃除ヘッド22の底面全面が摺接面部22Sであったが、実施形態2の拭き掃除ヘッド220では底面の一部を摺接面部222Sとしたことで実施形態1よりも摺接面部222Sの面積が減少し、フローリング、畳、カーペット等の被清掃面Fに対してよりスムーズな摺動性を得ることができる。
また、実施形態2の吸込口体220においても、実施形態1と同様に拭き掃除ヘッド222に拭き掃除用シート(不図示)を装着して拭き掃除を行うことができる。この際、装着した拭き掃除用シートは平面的に張られるが、クッションプレート222cの底面が凹凸波形であるため凸形部分と凹形部分で拭き掃除用シートの被清掃面Fに対する押圧力に強弱が生じ、被清掃面Fにこびり付いた汚れを凸形部分で強く擦って除去しやすくなる。
(実施形態3)
図6は実施形態3における吸込口体の側断面図である。なお、図6において、図3(B)中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態3の吸込口体320は、実施形態2とは異なる方法で拭き掃除ヘッド322の底面の一部を摺接面部322Sとしている。
実施形態3の場合、中間プレート322bは複数の均一な太さの突起部322b3を有し、クッションプレート322cは複数の突起部322b3が挿入される複数の孔部を有する。
また、クッションプレート322cは、下面の前後に一対形成された左右方向に延びる凹部を有する弾性体からなるプレート本体322c1と、プレート本体322c1の一対の凹部に嵌め込まれた薄い帯形の樹脂プレート322c2とを有し、摺接面部322Sである樹脂プレート322c2の下面はプレート本体322c1の下面よりも下方へ突出している。なお、樹脂プレート322c2の材料として、実施形態2における樹脂フィルム22c2(図5)と同じ樹脂製の厚さ2〜5mm程度の樹脂プレートを用いることができる。
樹脂プレート322c2の下方への突出は、拭き掃除の際に拭き掃除ヘッド322が押え付けられても樹脂プレート322c2がプレート本体322c1内に完全に埋没しない程度とされる。また、樹脂プレート322c2の下面の前後端部はプレート本体322c1の下面との段差が滑らかになるように面取りされていることが好ましい。なお、樹脂プレート322c2は、2ヶ所としているが、これに限らない。
実施形態3の吸込口体320において、その他の構成は実施形態1および2と同様である。
実施形態3の拭き掃除ヘッド320でも底面の一部を摺接面部322Sとしたことで実施形態1よりも摺接面部322Sの面積が減少し、フローリング、畳、毛足の短いカーペット等の被清掃面F(特に、フローリング、畳といった滑らかな被清掃面)に対してよりスムーズな摺動性を得ることができる。
また、実施形態3の吸込口体320においても、実施形態1と同様に拭き掃除ヘッド322に拭き掃除用シート(不図示)を装着して拭き掃除を行うことができる。この際、装着した拭き掃除用シートは平面的に張られるが、クッションプレート322cの底面に凸形部分(樹脂プレート322c2部分)と凹形部分(プレート本体322c1部分)を有しているため、拭き掃除用シートの被清掃面Fに対する押圧力に強弱が生じ、被清掃面Fにこびり付いた汚れを凸形部分で強く擦って除去しやすくなる。
(実施形態4)
図7は実施形態4における吸込口体の側断面図である。なお、図7において、図3(B)中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態4の吸込口体420は、拭き掃除ヘッド422の底面側の前端縁に起毛ブラシ422a2が設けられていること以外は、実施形態1と同様である。
この場合、拭き掃除ヘッド422のヘッド本体22aの前端縁に沿って左右方向に延びる下方開口状のブラシ保持凹部422a1が設けられると共に、ブラシ保持凹部422a1内に起毛ブラシ422a2の根元部が嵌め込まれて固定されている。
実施形態4の吸込口体420によれば、拭き掃除を伴わない吸引清掃のみにおいて、吸い残したダストを起毛ブラシ422a2にて捕獲し、起毛ブラシ422a2にある程度ダストが溜まると吸込ノズル21にてダストの塊を吸引除去することができる。
(実施形態5)
図8は実施形態5における吸込口体の斜視図である。なお、図8において、図1および図2中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態1〜4では関節部23および可撓性ホース24を介して掃除機本体10と吸込口体20、220、320、420とが連結一体化した電気掃除機を例示したが、実施形態5のように吸込口体520は掃除機本体に着脱可能に取り付けられるものであってもよい。
すなわち、実施形態5の吸込口体520は、実施形態1の吸込口体20と同様の吸込ノズル21、拭き掃除ヘッド22、関節部23および可撓性ホース24を備え、さらに、関節部23の前後一対の上取付片23bに前後軸心を中心に左右揺動可能に取り付けられた接続管部25を備える。
この接続管部25は、関節部23に左右揺動可能に取り付けられた中空ブロック部25aと、中空ブロック部25aの上壁を貫通する円筒部25bとを有し、円筒部25bに可撓性ホース24の上端部が気密に接続されている。
実施形態5の吸込口体520によれば、図示しないキャニスター型、スティック型、ハンディ型等の電気掃除機の掃除機本体に延長パイプ等を介してまたは介さずに吸込口体520の接続管部25を着脱可能に接続することができる。そのため、吸引清掃と拭き掃除の両方の機能を備えたキャニスター型、スティック型、ハンディ型等の電気掃除機を得ることができると共に、掃除機本体に取り付けた吸込口体520を他の吸込口体に付け替えて使用することも可能となる。
(他の実施形態)
1.実施形態1(図3(B))ではクッションプレート22cのプレート本体22c1の下面全面を樹脂フィルム22c2にて構成した場合を例示したが、複数のドット状の樹脂フィルムをプレート本体22c1の下面に均一に分散配置してもよい。
2.実施形態1(図3(B))の吸込口体20における樹脂フィルム22c2の代わりに厚さ1〜2mm程度の樹脂プレートを用いてもよい。
3.実施形態1(図3(B))の吸込口体20におけるクッションプレート22cを実施形態3のように厚くしてもよく、実施形態2および4(図5、図7)についても同様である。
4.実施形態5(図7)の吸込口体420における起毛ブラシ422a2は実施形態2および3(図5、図6)の吸込口体に設けてもよい。
(まとめ)
本発明の電気掃除機の吸込口体は、吸込ノズルと、前記吸込ノズルの後部に設けられた拭き掃除ヘッドとを備え、
前記拭き掃除ヘッドは、被清掃面の拭き掃除において拭き掃除用シートにて被覆される底面を有し、
前記底面は、拭き掃除用シートが取り除かれた状態において被清掃面と摺接可能な滑らかな摺接面部を有する。
本発明の電気掃除機の吸込口体は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
(1)前記拭き掃除ヘッドは、ヘッド本体と、前記ヘッド本体の下面に取り付けられるクッションプレートとを有し、
前記ヘッド本体に取り付けられた前記クッションプレートの下面の全面または一部にて前記摺接面部が形成されてもよい。
この構成によれば、拭き掃除を伴わない吸引清掃のみ行う際に、クッションプレートのクッション性によって被清掃面に傷を付けないようにすることができることができる。
また、クッションプレートの下面の全面にて摺接面部を形成する場合、下面全面を平滑面とすることができるため、フローリング、畳、カーペットといったあらゆる素材の被清掃面に対してスムーズな摺動性を得ることができる。
また、クッションプレートの下面の一部にて摺接面部を形成する場合、下面における摺接面部を滑らかな凸形状に形成し、かつ下面におけるその他の領域は被清掃面と摺接しにくいよう凹形状に形成することができる。例えば、クッションプレートの下面を側面側から視て正弦波形あるいは矩形波形に形成して凸部分を摺接面部とすることができる。そのため、特にフローリングや畳といった滑らかな被清掃面に対しては摺接面部の接触面積が減少することによってよりスムーズな摺動性を得ることができる。
(2)前記クッションプレートは、弾性体からなるプレート本体と、前記プレート本体の下面に貼り付けられた樹脂フィルムまたは樹脂プレートとを有し、
前記樹脂フィルムまたは樹脂プレートにて前記摺接面部が形成されてもよい。
この構成によれば、市販の素材を用いて低コストにて容易にクッションプレートを作製することができる。
(3)前記拭き掃除ヘッドの前記底面側の前端縁に起毛ブラシが設けられてもよい。
この構成によれば、拭き掃除を伴わない吸引清掃のみにおいて、吸い残したダストを起毛ブラシにて捕獲し、起毛ブラシにある程度ダストが溜まると吸込ノズルにてダストの塊を吸引除去することができる。
(4)前記吸込ノズルに接続された一端部を有する可撓性ホースと、前記可撓性ホースの他端部に設けられた接続管部とをさらに備えてもよい。
この構成によれば、キャニスター型、スティック型、ハンディ型等の電気掃除機の掃除機本体に延長パイプ等を介してまたは介さずに吸込口体の接続管部を接続することができるため、吸引清掃と拭き掃除の両方の機能を備えたキャニスター型、スティック型、ハンディ型等の電気掃除機を得ることができる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
20、220、320、420、520 吸込口体
21 吸込ノズル
22、222、322、422 拭き掃除ヘッド
22a ヘッド本体
22c、222c、322c クッションプレート
22c1、222c1、322c1 プレート本体
22c2 樹脂フィルム
22S、222S、322S 摺接面部
24 可撓性ホース
25 接続管部
322c2 樹脂プレート
422a2 起毛ブラシ
F 被清掃面

Claims (5)

  1. 吸込ノズルと、前記吸込ノズルの後部に設けられた拭き掃除ヘッドとを備え、
    前記拭き掃除ヘッドは、被清掃面の拭き掃除において拭き掃除用シートにて被覆される底面を有し、
    前記底面は、拭き掃除用シートが取り除かれた状態において被清掃面と摺接可能な滑らかな摺接面部を有することを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
  2. 前記拭き掃除ヘッドは、ヘッド本体と、前記ヘッド本体の下面に取り付けられるクッションプレートとを有し、
    前記ヘッド本体に取り付けられた前記クッションプレートの下面の全面または一部にて前記摺接面部が形成されている請求項1に記載の吸込口体。
  3. 前記クッションプレートは、弾性体からなるプレート本体と、前記プレート本体の下面に貼り付けられた樹脂フィルムまたは樹脂プレートとを有し、
    前記樹脂フィルムまたは樹脂プレートにて前記摺接面部が形成されている請求項2に記載の吸込口体。
  4. 前記拭き掃除ヘッドの前記底面側の前端縁に起毛ブラシが設けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載の吸込口体。
  5. 前記吸込ノズルに接続された一端部を有する可撓性ホースと、前記可撓性ホースの他端部に設けられた接続管部とをさらに備えた請求項1〜4のいずれか1つに記載の吸込口体。
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