JP2019115239A - 円筒型リニアモーター - Google Patents

円筒型リニアモーター Download PDF

Info

Publication number
JP2019115239A
JP2019115239A JP2017249195A JP2017249195A JP2019115239A JP 2019115239 A JP2019115239 A JP 2019115239A JP 2017249195 A JP2017249195 A JP 2017249195A JP 2017249195 A JP2017249195 A JP 2017249195A JP 2019115239 A JP2019115239 A JP 2019115239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
magnet
permanent magnet
cylindrical permanent
linear motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017249195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7308504B2 (ja
Inventor
里丘 石山
Noritaka Ishiyama
里丘 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachibana Consultants Co Ltd
Original Assignee
Tachibana Consultants Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachibana Consultants Co Ltd filed Critical Tachibana Consultants Co Ltd
Priority to JP2017249195A priority Critical patent/JP7308504B2/ja
Publication of JP2019115239A publication Critical patent/JP2019115239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7308504B2 publication Critical patent/JP7308504B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Abstract

【課題】ハルバッハ配列磁石体を備える円筒型リニアモーターであって、ハルバッハ配列磁石体において正弦波に限りなく近い磁束分布を持つ磁界を生成することのできる円筒型リニアモーターを提供する。【解決手段】円筒型リニアモーターは、長さ方向に異方性を持つ第1の円筒状永久磁石10の一端側に、半径方向に異方性を持つ第2の円筒状永久磁石12を組み合わせ、他端側には半径方向に異方性を持つと共に前記第2の円筒状永久磁石の磁極の向きとは反対の磁極の向きを持つ第3の円筒状永久磁石13を組み合わせてなる配列磁石体を複数組備え、前記第2の円筒状永久磁石と前記第3の円筒状永久磁石は同じ長さaを有し、前記第1の円筒状永久磁石の長さbと前記長さaとの関係を、0.5b≦a≦bとしたことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、駆動用磁石の発生磁界を利用して可動子の位置を検出しフィードバック制御を行う円筒型リニアモーターに関する。
リニアモーターにおける可動子(移動体)の位置制御のためには位置検出手段としてリニアエンコーダー(リニアスケール)が多く用いられる(特許文献1)。しかし、リニアエンコーダーは、高価であること、付加して取り付けるため部品点数が増えることや、その手間がかかるなどの問題がある。
そこで、リニアモーターにおける固定子側の駆動用磁石の発生磁界を利用してリニアエンコーダーの代わりとする、リニアモーター用の位置検出装置が提案されている(特許文献2)。このような位置検出装置は、一般に、リニアモーターの一次側に二次側磁石による磁界波形の1/4波長の間隔で設けられる2つの磁気センサと、これらの磁気センサが出力する検出信号を処理して得られる信号を用いて位置信号とする。通常、磁気センサはホール素子、磁気抵抗効果素子、差動トランス等が使われ、アナログ信号を出力する。このアナログ信号をデジタル信号に変換するのであるが、この段階で誤差が生じる。この誤差の主なものには、磁界波形の歪み、振幅の変動、オフセットの変動があり、いずれも位置検出精度に影響を与える。この内、振幅の変動は一次側と二次側の距離の変動に因るところが大きく機械、機構的に変動を小さくする工夫がなされる。オフセットの変動は温度変化に因るところが大きく、センサの物理特性の改善や信号処理回路の工夫によって改善が試みられている。磁界波形の歪みは二次側の磁石によって決定されるので、センサからの信号に対する処理では解決できない。後述するように、本願発明はこのような磁界波形の歪みを極力小さくすることで位置検出精度を向上させることを企図している。
特開2003−244929号公報 特開2012−253887号公報 特開2010−288418号公報
ところで、上記のような磁気センサを用いる位置検出装置は、固定子側に一軸方向に並べて配置された複数の駆動用磁石で発生される磁界分布が正弦波であることを前提としている。しかしながら、実際の磁界分布は理想的な正弦波とは言えず、かなり歪んだ波形をしているので位置決め精度、分解能には制限が生じてしまう。このような制限は、特に円筒型リニアモーターの場合に顕著である。
円筒型リニアモーターの一例として、筒状ケーシングの内壁に筒状ボビンを介して設けられた複数の固定子巻線を有する固定子と、前記固定子の軸心に形成された長手中空孔内に直動自在に設けられた可動軸と、前記筒状ケーシングの両端に設けられ前記可動軸を直動自在に保持するための一対の第1、第2軸受と、前記可動軸の外周に設けられた複数のマグネットと、を備えた円筒型リニアモーターが提案されている(特許文献3)。
更に、本発明者により、磁気漏洩の低減、推力向上に有効なハルバッハ配列磁石体を固定子として備える円筒型リニアモーターが提案されている。
この円筒型リニアモーターは、長さ方向に異方性を持つ第1の円筒状永久磁石の一端側に、半径方向に異方性を持つ第2の円筒状永久磁石を組み合わせ、他端側には半径方向に異方性を持つと共に前記第2の円筒状永久磁石の磁極の向きとは反対の磁極の向きを持つ第3の円筒状永久磁石を組み合わせてなるハルバッハ配列磁石体を少なくとも1組備える。そして、前記第1〜第3の円筒状永久磁石のそれぞれの中心部の穴に軸体を挿着して一体的に構成した断面円形の固定子と、前記固定子の外周側に該固定子に沿って直動可能に組み合わせ、円筒状のケーシングに該ケーシングと同心の複数の環状コイルを前記ケーシングに沿うように配置した可動子とで、円筒型リニアモーターとして作用するように構成している。
本発明の課題は、ハルバッハ配列磁石体を備える円筒型リニアモーターであって、ハルバッハ配列磁石体において正弦波に限りなく近い磁束分布を持つ磁界を生成することのできる円筒型リニアモーターを提供することにある。
本発明の態様によれば、長さ方向に異方性を持つ第1の円筒状永久磁石の一端側に、半径方向に異方性を持つ第2の円筒状永久磁石を組み合わせ、他端側には半径方向に異方性を持つと共に前記第2の円筒状永久磁石の磁極の向きとは反対の磁極の向きを持つ第3の円筒状永久磁石を組み合わせてなる配列磁石体を少なくとも1組備え、前記第2の円筒状永久磁石と前記第3の円筒状永久磁石は同じ長さaを有し、前記第1の円筒状永久磁石の長さbと前記長さaとの関係を、0.5b≦a≦bとしたことを特徴とする円筒型リニアモーターが提供される。
なお、前記第1の円筒状永久磁石の長さbと前記長さaとの関係は、0.7b≦a≦0.8bがより望ましい。
上記態様による円筒型リニアモーターは、前記配列磁石体は、前記第1の円筒状永久磁石のN極側に、外周側に向かう半径方向に磁極の向きを持つ前記第2の円筒状永久磁石を組み合わせ、前記第1の円筒状永久磁石のS極側に、中心軸側に向かう半径方向に磁極の向きを持つ前記第3の円筒状永久磁石を組み合わせてなり、前記配列磁石体を複数組、直列に組み合わせた配列磁石集合体を備え、該配列磁石集合体において隣り合う2組の前記配列磁石体の一方の組は、前記第1の円筒状永久磁石の磁極の向きが、他方の組の前記配列磁石体の前記第1の円筒状永久磁石の磁極の向きと反対になるように前記他方の組に組み合わせるようにして、前記第3の円筒状永久磁石又は第2の円筒状永久磁石を交互に共用する構成としても良い。
上記態様による円筒型リニアモーターは、前記配列磁石集合体における前記第1〜第3の円筒状永久磁石のそれぞれの中心部の穴に軸体を挿着して一体的に構成した断面円形の固定子と、前記固定子の外周側に該固定子に沿って直動可能に組み合わされ、円筒状のケーシングに該ケーシングと同心の複数の環状コイルを前記ケーシングに沿うように配置した可動子とで、円筒型リニアモーターとして作用するように構成しても良い。この場合、前記可動子側に取り付けられて前記配列磁石集合体からの磁界を検出し、互いに90度の位相差を持つ検出信号を出力する2つの磁気センサを含む位置検出装置を備えることが望ましい。
上記態様による円筒型リニアモーターは、前記配列磁石集合体における前記第1〜第3の円筒状永久磁石のそれぞれの中心部の穴に軸体を挿着して一体的に中心軸方向に可動とした断面円形の可動子と、前記可動子の外周側に中心軸方向に沿って組み合わされ、円筒状のケーシングに該ケーシングと同心の複数の環状コイルを前記ケーシングに沿うように配置した固定子とで、円筒型リニアモーターとして作用するように構成しても良い。この場合、前記可動子側に取り付けられて前記配列磁石集合体からの磁界を検出し、互いに90度の位相差を持つ検出信号を出力する2つの磁気センサを含む位置検出装置を備えることが望ましい。
上記態様による円筒型リニアモーターは三相駆動型であり、前記複数の環状コイルがU相コイル、V相コイル、W相コイルの組み合わせを1組とする少なくとも1組からなることを特徴とする。
本発明によれば、大きな磁界を発生させることのできるハルバッハ配列磁石体を備える円筒型リニアモーターであって、ハルバッハ配列磁石体において正弦波に限りなく近い磁束分布を持つ磁界を生成することのできる円筒型リニアモーターを提供することができる。これにより、可動子の位置制御に必須の位置検出装置として、リニアエンコーダーのような高価な装置が不要になり、かつ、位置検出装置を取り付けるための部品や、作業も簡略化することができる。その結果として、装置の耐久性、メンテナンス性が向上する。
本発明に用いられる永久磁石とその磁化方向の表記法について説明するための図である。 本発明を円筒型リニアモーターに適用する場合の構成要素であるハルバッハ配列磁石体の例について説明するための図で、該配列磁石体を中心軸側に配置し外周側に環状コイルを配置する場合の該配列磁石体の最小限の構成について説明するための斜視図である。 図2に示されたハルバッハ配列磁石体を複数組、直列に組み合わせて構成したハルバッハ配列磁石集合体の各永久磁石の磁化方向について説明するための図である。 ブロック状の永久磁石を直線状のハルバッハ配列としてリニアモーターの固定子を構成する場合の各永久磁石の磁化方向について説明するための図である。 図3に示されたハルバッハ配列磁石集合体における第1の円筒状永久磁石の長さaと、第2、第3の円筒状永久磁石の長さbの関係をa=bとした時の外部磁場分布の測定結果を示した図である。 図3に示されたハルバッハ配列磁石集合体における第1の円筒状永久磁石の長さaと、第2、第3の円筒状永久磁石の長さbの関係をa=0.68bとした時の外部磁場分布の測定結果を示した図である。 図3に示されたハルバッハ配列磁石集合体における第1の円筒状永久磁石の長さaと、第2、第3の円筒状永久磁石の長さbの関係をa=0.5bとした時の外部磁場分布の測定結果を示した図である。 図2及び図3に示されたハルバッハ配列磁石体を固定子として採用した円筒型リニアモーターの主要構成を示した縦断面図である。 円筒型三相リニアモーターにおける永久磁石の磁極と三相コイルの基本的の構成について説明するための図である。 図9の磁極N−N間が長くなった場合に増やされるコイルと、図2に示される配列磁石体2組からなる配列磁石集合体との関係を示した図である。 本発明による磁石可動型の円筒型リニアモーターの全体構成例について説明するための正面図(図(a))及び側面図(図(b))である。 図11における位置検出装置の別の設置例を示した正面図(図(a))及び側面図(図(b))である。
本発明の実施形態を説明する前に、図1を参照して、本発明に係る円筒型リニアモーターに使用される永久磁石(以下、磁石と略称する)の態様を説明する。図1(b)に示すように、第1の円筒状磁石10はその長さ方向(中心軸方向)に異方性を有する。一方、図1(a)に示すように、第2、第3の円筒状磁石12、13はその半径方向に異方性を有する。
磁化方向について言えば、第1の円筒状磁石10は、図1(e)に矢印で示すように、図の左方向向きに磁極の向きを持つように配置される場合と、図1(f)に矢印で示すように、図の右方向向きに磁極の向きを持つように配置される場合がある。
一方、図1(c)に矢印で示すように、第2の円筒状磁石12はその断面の、中心から外周側に向かう放射方向に磁極の向きを有し、図1(d)に矢印で示すように、第3の円筒状磁石13はその断面の、外周側から中心に向かう方向に磁極の向きを有する。また、電流の向きを表示する方法に倣って、第2、第3の円筒状磁石12、13についてはそれぞれ、磁極の向きを図1(c)、図1(d)の右側に示したような記号で表記するものとする。
次に、図2を参照して、本発明に使用されるハルバッハ配列磁石集合体(以下、配列磁石集合体と略称することがある)の最小限の構成要素であるハルバッハ配列磁石体(以下、配列磁石体と略称することがある)の例について説明する。図2に示される矢印も磁極の向きを示す。
図2(a)は、配列磁石体を中心軸側に配置し、その外側に環状コイルを配置する円筒型リニアモーターの場合の最小単位の配列磁石体の例である。この例によれば、長さ方向に異方性を持つ第1の円筒状磁石10と、該円筒状磁石10のN極側(矢印の先端側)の端部に組み合わされた磁石であって、半径方向に異方性を持ち磁石の外周を向くように磁化した第2の円筒状磁石12と、第1の円筒状磁石10のS極側(矢印の終端側)の端部に組み合わされた磁石であって、半径方向に異方性を持ち磁石の中心方向を向くように磁化した第3の円筒状磁石13と、を有する配列磁石体が提供される。
本例の配列磁石体は、第2の円筒状磁石12の外周を出て第3の円筒状磁石13の外周に入り、第3の円筒状磁石13から第1の円筒状磁石10に入る外周側の磁束密度が、内周側の磁束密度に比べてはるかに大きいという特徴を有している。
図2(b)は、図2(a)に示されている配列磁石体を、左右逆にして示しており、図2(a)と同じ例として考えて良い。図2(b)を示した理由は、後述の図3の説明で明らかになる。
図3は、図2で説明した最小単位の配列磁石体を複数組(ここでは4組)、直列に組み合わせて配列磁石集合体を構成した例を示す。この配列磁石集合体においては、隣り合う2組(例えば1組目と2組目)の配列磁石体の一方の組(1組目)は、第1の円筒状磁石10の磁極の向きが、他方の組(2組目)の配列磁石体の第1の円筒状磁石10の磁極の向きと反対になるように他方の組(2組目)に組み合わせるようにして、第3の円筒状磁石13を共用できる構成としている。同様にして、2組目と3組目では第2の円筒状磁石12を共用でき、3組目と4組目で第3の円筒状磁石13を共用できる。つまり、隣り合う2組の配列磁石体において第3の円筒状磁石13又は第2の円筒状磁石12を交互に共用する構成としている。
この配列磁石集合体は、後で図8を参照して説明するように、中心軸側に固定配置してコイル可動型の円筒型リニアモーターを構成するのに適している。この配列磁石集合体はまた、後で図11、図12を参照して説明するように、中心軸側に軸方向に直動可能に配置して磁石可動型の円筒型リニアモーターを構成するのにも適している。これは、図2に示す配列磁石体においては、円筒状磁石10、12、13の外周側の磁束密度が内周側の磁束密度に比べてはるかに大きいという特徴を有しているからである。
図3のような配列磁石集合体は、すべての円筒状磁石の中心部の穴に、両端にネジ部を持つステンレス製のシャフトを通し、両端をナットで固定して使用することができるが、これは一例にすぎず、これに限定されるものでないことは言うまでも無い。
ところで、ブロック状の磁石を直線状のハルバッハ配列としてリニアモーターの固定子を構成する場合、図4に示すように、45度方向に異方性を持つ磁石(45度方向異方性磁石)を使用することで、磁界の磁束分布を正弦波に近づけることができる。
一方、円筒型リニアモーター用に配列磁石体を組むときに、半径方向異方性円筒状磁石と軸方向異方性円筒状磁石は比較的容易に製造できるが、中間の45度方向異方性円筒状磁石は製造が困難である。この45度方向異方性円筒状磁石を挿入した配列磁石体であれば、その発生する磁界は限りなく正弦波に近く、高調波成分は測定が難しい程のレベルである。しかし、45度方向異方性円筒状磁石を挿入しないと、若干の高調波成分が発生し、正弦波にひずみが生じる。こうなると、配列磁石体からの磁界分布を利用した磁気センサを用いる位置検出装置の検出精度が低下し、分解能を上げることが難しくなる。
このような問題点に対し、本発明者は、様々な試行、計測を行って検討を繰り返した結果、半径方向異方性円筒状磁石の長さと軸方向異方性円筒状磁石の長さの比を選ぶことで、発生磁界の磁束分布を正弦波に近づけることができるという知見に到達した。
具体的には、図3で説明した左側から順に第2の円筒状磁石12−第1の円筒状磁石10−第3の円筒状磁石13−第1の円筒状磁石10−第2の円筒状磁石12の組み合わせによる配列磁石体(以下では、計測用配列磁石体と呼ぶ)を用い、第1の円筒状磁石10の軸方向長さb、第2、第3の円筒状磁石12、13の軸方向長さaとして、長さa、bを様々な組み合わせで変化させて磁束密度を計測した結果、以下のような計測値が得られた。
(第1の例:a=bの場合)
外径23.8mm、内径10.0mm、長さ11.0mmの半径方向異方性円筒状磁石と、外径23.8mm、内径10.0mm、長さ11.0mmの軸方向異方性円筒状磁石を図3で説明した計測用配列磁石体のように構成して、ガウスメーターで磁石体表面の磁束密度を測定した。結果を図5に示す。ひずみ率は2%である。正弦波を破線で示し、測定結果を実線で示しているが、ほとんど重なりあっている。
(第2の例:a=0.68bの場合)
外径23.8mm、内径10.0mm、長さ11.0mmの半径方向異方性円筒状磁石と、外径23.8mm、内径10.0mm、長さ16.0mmの軸方向異方性円筒状磁石を図3で説明した計測用配列磁石体のように構成して、ガウスメーターで磁石体表面の磁束密度を測定した。結果を図6に示す。ひずみ率は0.6%である。本例でも正弦波を破線で示し、測定結果を実線で示しているが、ほとんど重なりあっている。
(第3の例:a=0.5bの場合)
外径23.8mm、内径10.0mm、長さ11.0mmの半径方向異方性円筒状磁石と、外径23.8mm、内径10.0mm、長さ22.0mmの軸方向異方性円筒状磁石を図3で説明した計測用配列磁石体のように構成して、ガウスメーターで表面の磁束密度を測定した。結果を図7に示す。ひずみ率は4.2%である。本例でも正弦波を破線で示し、測定結果を実線で示しているが、ほとんど重なりあっている。
以上の計測結果から、第1の円筒状磁石10の長さbと第2、第3の円筒状磁石12、13の長さaとの関係は0.5b≦a≦bが望ましく、0.7b≦a≦0.8bがより好ましいという知見が得られた。一方、歪み率の観点から言えば、5%以内が望ましく、2%以内がより好ましい。
次に、図8を参照して、本発明によるコイル可動型の円筒型リニアモーターの実施形態について説明する。
図8は、図3に示すような配列磁石集合体を用いた円筒型リニアモーターの断面図である。
本実施形態においては、配列磁石集合体側を固定子とし、環状コイル側を可動子とするが、図11、図12で説明するように、配列磁石集合体側を可動子とし、環状コイル側を固定子とすることも可能である。
本実施形態において使用する円筒状磁石として、外径23.5mm、内径6mm、長さ22.5mmの長さ方向(軸方向)に異方性を持つ円筒状Nd-Fe-B磁石(第1の円筒状磁石10)と、外径23.5mm、内径6mm、長さ11.25mmの半径方向に異方性を持つ円筒状Nd-Fe-B磁石(第2、第3の円筒状磁石12、13)とが挙げられるが、一例にすぎず、本発明はこれらの数値に限定されないことは言うまでもない。また、磁石もNd-Fe-B磁石の他、Sm-Co磁石、フェライト磁石やその他の永久磁石であってもよい。
図8は、三相リニアモータ(円筒型リニアモータ)における固定子と可動子の断面図、特に固定子の中心軸に沿った縦断面図である。以下では、中心軸という場合、特にことわりがない場合、固定子の中心軸を意味する。また、固定子は断面円形、可動子は断面環状形が望ましいが、この限りではなく、固定子と可動子の断面形状が相互の移動を妨げないように適合していれば良い。
固定子30は、図2で説明した配列磁石体を複数組、ここでは5組を直列に繋ぎ合わせてなる。すなわち、図3で説明したように、隣り合う2組の配列磁石体の一方の組は、第1の円筒状磁石10の磁極の向きが、他方の組の配列磁石体の第1の円筒状磁石10の磁極の向きと反対になるように他方の組に組み合わせるようにして、第3の円筒状磁石13又は第2の円筒状磁石を交互に共用する構成としている。すなわち、1組目と2組目で第3の円筒状磁石13を共用し、2組目と3組目では第2の円筒状磁石12を共用し、3組目と4組目で第3の円筒状磁石13を共用し、4組目と5組目では第2の円筒状磁石12を共用する構成としている。
配列磁石体の組数は、可動子のストロークにより決められる。
このような配列磁石体を複数組、直列に繋ぎ合わせて配列磁石集合体を構成する手法の一例を説明すると以下の通りである。
少なくとも両端に近い部分にそれぞれ雄ネジを切った丸棒状のセンター軸40の一端側にナット41Aを装着する。続いて、5組の配列磁石体からなる配列磁石集合体を構成すべく、第1〜第3の円筒状磁石を、12−10−13−10−12−10−13−10−12−10−13の順にセンター軸40に装着してゆく。なお、センター軸40の全長に亘って雄ネジを形成しても良い。
配列磁石体5組分の円筒状磁石を装着したら、センター軸40の他端側の雄ネジにナット41Bを装着し、円筒状磁石相互の締め付けを行なう。ナットによる締め付けは、後で緩みが生じないように、ダブルナットで行なわれるのが望ましい。
次に、上記のように一体化した配列磁石集合体を円筒状のケーシング50内に挿着する。ケーシング50は、配列磁石集合体の外周に密着するような内径で薄い肉厚の方が望ましい。
ケーシング50の両端は蓋部材42A、42Bで塞ぐようにし、ケーシング50内の気密を維持する必要がある場合には、ケーシング50と蓋部材42A、42Bの間に、O(オー)リング等のシール材を設けるか、あるいはロウ付け等の方法により密閉するのが好ましい。
センター軸40、ケーシング50は、ステンレス、アルミ、真鍮等の非磁性材料で提供される。また、通常、固定子30は、その両端側において土台等に固定される。
以上のように構成された固定子30の外周側に、6個の環状(円筒状を含む)コイル80−1U、80−1V’、80−1W、80−2U’、80−2V、80−2W’をコイルケーシング90に装着してなる円筒状の可動子100が、固定子30に沿って直動可能に組み合わされる。なお、U’、V’、W’は、巻線の方向が逆向きであることを示す。6個の環状コイルはそれぞれボビンに巻線を巻回してなり、巻線はスターあるいはデルタ結線されて、図示しない三相電源に接続されるとともに図示しない制御装置に接続される。
ここで、リニアモーターにおける永久磁石とコイルの関係について図9、図10を参照して簡単に説明する。
通常、磁石を用いる三相リニアモーターに適用される磁石の磁極とU相コイル、V相コイル、W相コイルの関係は図9のようになる。つまり、磁極N−N間に対してU相コイル、V相コイル、W相コイルが対応し、磁極N−N間の長さ=(U相コイル長+V相コイル長+W相コイル長)となる。また、各相のコイル長=(磁極N−N間の長さ)/3となる。
磁極N−N間の長さが長いときは図10のようにすることもできる。図10に示されるように、磁極N−N間にU、V、Wの各相当たり2個、合計6個のコイルが入る。コイルの配置は、U相−V’相−W相−U’相−V相−W’相が基本構成となり、コイルの数が3個(6個、9個、12個、・・・)を越える場合、この基本構成が繰り返される。前述したように、V’相、U’相、W’相は巻線の方向が逆にされる。各相のコイル長=(磁極N−N間の長さ)/6となる。
図10には、このような磁極N−N、三相を構成する6個のコイルと、図2で説明した配列磁石体を2組組み合わせた配列磁石集合体との関係を示している。
図8の円筒型リニアモーターでは、6個の環状コイルを示しているが、上述したように、三相の円筒型リニアモーターの構成に必要な環状コイルの最小限の個数は3個である。つまり、可動子側のコイルは、U相、V相、W相の三相1組を単位とし、必要推力に応じて複数組設置される。6個の環状コイルの合計長は、一例を挙げれば、(第2又は第3の円筒状磁石の長さ×2+第1の円筒状磁石の長さ×2)である。また、円筒型リニアモーターとしての可動距離範囲は、図3の場合、(配列磁石集合体の全長−6個の環状コイルの合計長)となる。
可動子100は、ケーシング50の周囲に軸受等を介して直動可能に組み合わされるが、ケーシング50に沿うように配置されたガイド棒を介して直動可能に支持されても良い。しかし、これらに限定されるものではない。更に、可動子100は三相電源と接続するための可撓性の電力ケーブルを備えるが、コイルと三相電源との接続形態は、巻線のスターあるいはデルタ結線形態を含め、本発明の要旨ではないので、詳しい説明は省略する。これは、後述する図11、図12の例においても同様である。
可動子100には、ケーシング50の表面に近接しつつその移動方向に平行に延びるように位置検出装置200が設置されている。位置検出装置200とケーシング50の間隔は狭いほど良いわけではなく、1mm以上、好ましくは5mm以上離した方が良い。後述する図12の例のような配置ではケーシング50から20mm程度離れるが問題はない。位置検出装置200は可動子100と共に移動し、配列磁石集合体(ケーシング50)表面の磁束密度を検出するための第1、第2の磁気センサS1、S2を有する。磁気センサとしてはホール素子、磁気抵抗効果素子(MR素子)及び差動トランスコイルセンサ等が使われる。第1の磁気センサS1は、配列磁石集合体(ケーシング50)表面に生成される正弦波形の磁界の磁束密度を検出して第1の検出信号を出力する。第2の磁気センサS2は、配列磁石集合体(ケーシング50)表面に生成される正弦波形の磁界の磁束密度を検出し、第1の検出信号に対して90度の位相差を持つ第2の検出信号を出力する。このために、第1の磁気センサS1と第2の磁気センサS2の移動方向における間隔は磁極ピッチ(N極−N極間)の1/4に設定される。このような位置検出装置200は、周囲温度変化やギャップ変化等の影響を受けにくい長所を持つ。
位置検出装置200からの第1、第2の検出信号を用いて、図示しない制御装置により実行される可動子100の位置制御を含む制御形態は良く知られている(例えば特許文献2)ので詳しい説明は省略する。
また、円筒型リニアモーターとしての動作原理もこれまでの円筒型リニアモーターと同様であるので、詳しい説明は省略する。
コイルケーシング90は、その内径がケーシング50の外径より大きく、配列磁石集合体(ケーシング50)の外周と環状コイルの内周、厳密にはコイルケーシング90の内周との間には微小ギャップが形成される。
なお、ケーシング50の内周と配列磁石集合体の外周との間にギャップを設けると共に、蓋部材42A、42Bにそれぞれ、等角度間隔をおいて中心軸方向に貫通する複数の孔を設け、一方の側の孔から圧縮空気等の冷媒を導入し、他方の側の孔から冷媒を排出することにより、固定子30側の冷却を行うことができる。
以上のような構成により、三相の環状コイル80−1U、80−1V’、80−1W、80−2U’、80−2V、80−2W’に流す電流を制御して位置制御や速度制御を行うことで円筒型リニアモーターとして動作させることができる。
以上のような構成による円筒型リニアモーターは、図2、図3で説明した円筒状のハルバッハ配列磁石体を用いたことにより、生成される磁束の大部分が円筒状のハルバッハ配列磁石体の外周側、すなわち環状コイルに作用するので、磁気漏洩の低減、エネルギー効率の向上を実現することができ、環状コイルに作用する磁束密度が大幅に増加する結果、ハルバッハ配列磁石体を使用しない円筒型リニアモーターに比べて約1.2〜1.5倍の推力が得られる。
図11を参照して、磁石可動型の円筒型リニアモーターの全体構成例について説明する。
この円筒型リニアモーターは、図8で説明した複数の環状コイルを固定子300とし、環状コイルの空間内に配置されている配列磁石集合体を可動子400として構成している。
具体的には、図8で説明したケーシング50の断面円形空間の内壁に、配列磁石集合体を長さ方向(中心軸方向)に沿って配置したものを可動子400とするために、固定子300における複数の環状コイルの内側空間(図8のコイルケーシング90の内側空間)に中心軸に沿って直動自在にケーシング50を配置すると共に、ケーシング50の両端に脚部410を固着し、これらの脚部410を介しての可動子400の直動をテーブル500上に固定したリニアガイド510でガイドするように構成している。
本例では、位置検出装置200は、ケーシング50の表面に近接しつつ可動子400の移動方向に平行に延びるように固定子300側に設置され、移動する配列磁石集合体(ケーシング50)表面に生成される正弦波形の磁界の磁束密度を検出するように構成されている。
図12は、位置検出装置の別の設置例を示した図である。この例では、位置検出装置200’を固定子300本体に設置している。そのため、位置検出装置200’は配列磁石集合体(ケーシング50)表面から離れることになるが、検出精度に支障は生じないことが確認されている。勿論、位置検出装置200’は位置検出装置200とまったく同じ構成である。この場合は、位置検出装置を含めた固定子の移動方向における長さが図8の場合に比較して短くなるために、配列磁石集合体の全長に対して有効な長さが長くなる。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態、図示された構成に限定されないことは言うまでも無い。
本発明は、ハルバッハ配列磁石体を用いる円筒型リニアアモーター全般、特に円筒型リニアサーボモーターにおいて、有用に利用することができる。
10 第1の円筒状永久磁石
12 第2の円筒状永久磁石
13 第3の円筒状永久磁石
30、300 固定子
40 センター軸
41A、41B ナット
50 ケーシング
80−1U、80−2U’、80−1V’、80−2V、80−1W、80−2W’ 環状コイル
90 コイルケーシング
100、400 可動子
200、200’ 位置検出装置
410 脚部
510 リニアガイド
S1、S2 磁気センサ

Claims (8)

  1. 長さ方向に異方性を持つ第1の円筒状永久磁石の一端側に、半径方向に異方性を持つ第2の円筒状永久磁石を組み合わせ、他端側には半径方向に異方性を持つと共に前記第2の円筒状永久磁石の磁極の向きとは反対の磁極の向きを持つ第3の円筒状永久磁石を組み合わせてなる配列磁石体を少なくとも1組備え、
    前記第2の円筒状永久磁石と前記第3の円筒状永久磁石は同じ長さaを有し、
    前記第1の円筒状永久磁石の長さbと前記長さaとの関係を、0.5b≦a≦bとしたことを特徴とする円筒型リニアモーター。
  2. 前記第1の円筒状永久磁石の長さbと前記長さaとの関係を、0.7b≦a≦0.8bとしたことを特徴とする請求項1に記載の円筒型リニアモーター。
  3. 前記配列磁石体は、前記第1の円筒状永久磁石のN極側に、外周側に向かう半径方向に磁極の向きを持つ前記第2の円筒状永久磁石を組み合わせ、前記第1の円筒状永久磁石のS極側に、中心軸側に向かう半径方向に磁極の向きを持つ前記第3の円筒状永久磁石を組み合わせてなり、
    前記配列磁石体を複数組、直列に組み合わせた配列磁石集合体を備え、該配列磁石集合体において隣り合う2組の前記配列磁石体の一方の組は、前記第1の円筒状永久磁石の磁極の向きが、他方の組の前記配列磁石体の前記第1の円筒状永久磁石の磁極の向きと反対になるように前記他方の組に組み合わせるようにして、前記第3の円筒状永久磁石又は第2の円筒状永久磁石を交互に共用する構成としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の円筒型リニアモーター。
  4. 前記配列磁石集合体における前記第1〜第3の円筒状永久磁石のそれぞれの中心部の穴に軸体を挿着して一体的に構成した断面円形の固定子と、
    前記固定子の外周側に該固定子に沿って直動可能に組み合わされ、円筒状のケーシングに該ケーシングと同心の複数の環状コイルを前記ケーシングに沿うように配置した可動子とで、円筒型リニアモーターとして作用するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の円筒型リニアモーター。
  5. 前記可動子側に取り付けられて前記配列磁石集合体からの磁界を検出し、互いに90度の位相差を持つ検出信号を出力する2つの磁気センサを含む位置検出装置を備えたことを特徴とする請求項3に記載の円筒型リニアモーター。
  6. 前記配列磁石集合体における前記第1〜第3の円筒状永久磁石のそれぞれの中心部の穴に軸体を挿着して一体的に中心軸方向に可動とした断面円形の可動子と、
    前記可動子の外周側に中心軸方向に沿って組み合わされ、円筒状のケーシングに該ケーシングと同心の複数の環状コイルを前記ケーシングに沿うように配置した固定子とで、円筒型リニアモーターとして作用するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の円筒型リニアモーター。
  7. 前記可動子側に取り付けられて前記配列磁石集合体からの磁界を検出し、互いに90度の位相差を持つ検出信号を出力する2つの磁気センサを含む位置検出装置を備えたことを特徴とする請求項6に記載の円筒型リニアモーター。
  8. 前記円筒型リニアモーターは三相駆動型であり、前記複数の環状コイルがU相コイル、V相コイル、W相コイルの組み合わせを1組とする少なくとも1組からなることを特徴とする請求項4又は6に記載の円筒型リニアモーター。
JP2017249195A 2017-12-26 2017-12-26 円筒型リニアモーター Active JP7308504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017249195A JP7308504B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 円筒型リニアモーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017249195A JP7308504B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 円筒型リニアモーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019115239A true JP2019115239A (ja) 2019-07-11
JP7308504B2 JP7308504B2 (ja) 2023-07-14

Family

ID=67223873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017249195A Active JP7308504B2 (ja) 2017-12-26 2017-12-26 円筒型リニアモーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7308504B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001008430A (ja) * 1999-06-16 2001-01-12 Nikon Corp モータ装置、ステージ装置、及び露光装置
JP2010114980A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd リニアアクチュエータ
JP2011147333A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Maxon Motor Ag リニアドライブ
JP2012223004A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Tamagawa Seiki Co Ltd 円筒型リニアモータ
JP2012255732A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Sodick Co Ltd 位置検出装置
JP2016515799A (ja) * 2013-04-18 2016-05-30 ヌクレウス サイエンティフィック, インク.Nucleus Scientific, Inc. 永久磁石リニアアクチュエータ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001008430A (ja) * 1999-06-16 2001-01-12 Nikon Corp モータ装置、ステージ装置、及び露光装置
JP2010114980A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd リニアアクチュエータ
JP2011147333A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Maxon Motor Ag リニアドライブ
JP2012223004A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Tamagawa Seiki Co Ltd 円筒型リニアモータ
JP2012255732A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Sodick Co Ltd 位置検出装置
JP2016515799A (ja) * 2013-04-18 2016-05-30 ヌクレウス サイエンティフィック, インク.Nucleus Scientific, Inc. 永久磁石リニアアクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP7308504B2 (ja) 2023-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101531736B1 (ko) 직동 회전 엑츄에이터
KR102613654B1 (ko) 컴팩트 제어 밸브
KR20010040261A (ko) 선형 전자석 기계
JP6484199B2 (ja) ダイポールリング磁界発生装置
TW201503547A (zh) 直線、旋轉複合式致動器系統
TW201303266A (zh) 絕對編碼器裝置及馬達
US8928313B2 (en) Magnetic encoder with improved resolution
JP2008267868A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
WO2017209271A1 (ja) 直動回転検出器、直動回転検出器ユニットおよび直動回転駆動装置
JPWO2011001668A1 (ja) アクチュエータ及びアクチュエータユニット
JP6710055B2 (ja) スケール一体型リニアモータ及びこれを備えた直動ユニット
JP6326442B2 (ja) 磁気検出ユニット及びこれを備えるストローク検出装置
JP2019115239A (ja) 円筒型リニアモーター
WO2017047783A1 (ja) リニアモータ
KR20150032622A (ko) 직동-회전 액츄에이터와 그 제어 방법
JP2018113749A (ja) エネルギー変換機
JP2010263681A (ja) リニアモータおよびリニアモータ装置
JP2008267867A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP5161010B2 (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
WO2024084701A1 (ja) 発電素子、発電モジュール、回転数検出器及び発電機
JP7429441B2 (ja) 磁石列ユニットおよび電磁装置
JP5135277B2 (ja) 回転型位置検出装置
JP2006074881A (ja) シリンダ形リニアモータの移動子
JP2010259205A (ja) リニアモータ及びリニアモータユニット
JP2006074882A (ja) シリンダ形リニアモータの移動子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220316

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220603

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20221207

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20230208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230324

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7308504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150