JP2019113349A - 電子天秤 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、計量精度を向上できる電子天秤を提供することを目的とする。
そのため、電子天秤の外部の環境によりカバー部材の外側の壁面の温度が変化した場合であっても、その温度がカバー部材の内側の壁面に伝わることを抑制できる。
その結果、秤量室内に温度変化が生じることを抑制できる。そして、秤量室内に気流が生じることを抑制できる。
よって、電子天秤における計量精度を向上できる。
そのため、電子天秤の外部の環境によりカバー部材の外側の壁面の温度が変化した場合であっても、ガスにより断熱することで、その温度がカバー部材の内側の壁面に伝わることを抑制できる。
その結果、秤量室内に温度変化が生じることを一層抑制できる。
そのため、秤量室内に温度変化が生じることを効率的に抑制できる。
そのため、秤量室内に温度変化が生じることを効率的に抑制できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子天秤1の構成を示した斜視図である。
電子天秤1は、例えば、電磁平衡式であり、0.1mg以下の最小表示で高精度に計量を行うことができる。ただし、電子天秤1としては、電磁平衡式に限らず、ロードセル式などの他の任意の方式のものを用いることができる。
本体2は、カバー部材3とともに、電子天秤1の筐体を構成している。本体2は、側面視L字状に形成されており、下側本体21と、後側本体22とを備えている。
表示部5は、例えば、液晶表示器からなる。
操作部6は、例えば、テンキーなどからなる。
秤量皿4は、下側本体21の上面の中央部に設けられている。秤量皿4は、金属材料からなり、円板状に形成されている。秤量皿4の周囲は、秤量室10により取り囲まれている。
図2は、電子天秤1の側断面図である。図3は、図2のA−A線に沿う断面図である。
カバー部材3は、下方が開放された中空状の直方体形状に形成されており、上下方向に延びている。すなわち、カバー部材3は、中空状であって、底面以外の5面を有する直方体形状に形成されている。
第1上面板311は、上面部31における外側の部分(上側の部分)に設けられている。第1上面板311は、ガラス材料からなり、平面視矩形状の平板状に形成されている。
第1前面板321は、前面部32における外側の部分(前側の部分)に設けられている。第1前面板321は、ガラス材料からなり、正面視矩形状の平板状に形成されている。
第1後面板331は、後面部33における外側の部分(後側の部分)に設けられている。第1後面板331は、ガラス材料からなり、正面視矩形状の平板状に形成されている。
第1側面板341は、側面部34における外側(幅方向外側)の部分に設けられている。第1側面板341は、ガラス材料からなり、正面視矩形状の平板状に形成されている。
電子天秤1を用いて試料の測定を行う場合において、外部環境の影響によりカバー部材3の外面に温度変化が生じることがある。
(1)本実施形態によれば、図2及び図3に示すように、電子天秤1は、本体2と、カバー部材3とを備えている。カバー部材3の内部には、秤量室10が形成されている。カバー部材3の壁面は、互いに間隔を隔てて設けられた2層のガラス(ペアガラス)により形成されている。
その結果、電子天秤1の外部の環境によりカバー部材3の外側の壁面の温度が変化した場合であっても、その温度がカバー部材3の内側の壁面に伝わることを抑制できる。
よって、秤量室10内に温度変化が生じることを抑制できる。そして、秤量室10内に気流が生じることを抑制できる。
ゆえに、電子天秤1における計量精度を向上できる。
そのため、電子天秤1の温度変化を一層抑制できる。
その結果、電子天秤1の外部の環境によりカバー部材3の外側の壁面の温度が変化した場合であっても、ガスにより断熱することで、その温度がカバー部材3の内側の壁面に伝わることを抑制できる。
よって、秤量室10内に温度変化が生じることを一層抑制できる。
その結果、秤量室10内に温度変化が生じることを効率的に抑制できる。
その結果、秤量室10内に温度変化が生じることを効率的に抑制できる。
以上の実施形態では、カバー部材3の各壁面は、互いに間隔を隔てて設けれる2層のガラス板により構成されるとして説明した。しかし、カバー部材3の各壁面は、互いに間隔を隔てて設けられる3層以上のガラス板により構成されてもよい。
2 本体
3 カバー部材
4 秤量皿
5 表示部
10 秤量室
21 下側本体
22 後側本体
31 上面部
31A 上側遮断空間
32 前面部
32A 前側遮断空間
33 後面部
33A 後側遮断空間
34 側面部
34A 側方側遮断空間
311 第1上面板
312 第2上面板
321 第1前面板
322 第2前面板
331 第1後面板
332 第2後面板
341 第1側面板
342 第2側面板
Claims (4)
- 試料が載置される秤量皿が設けられた本体と、
前記本体に取り付けられ、前記秤量皿の周囲を取り囲むことにより内部に秤量室を形成するカバー部材とを備え、
前記カバー部材の壁面の少なくとも一部が、互いに間隔を隔てて設けられた複数層の透明な部材により形成されていることを特徴とする電子天秤。 - 前記複数層の透明な部材の間の空間には、ガスが充填されていることを特徴とする請求項1に記載の電子天秤。
- 前記カバー部材の壁面の少なくとも一部には、前面が含まれており、
前記本体における前記前面側には、前記秤量皿上の試料の計量値を表示する表示部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子天秤。 - 前記カバー部材の壁面の少なくとも一部には、上面が含まれていることを特徴とする請求項3に記載の電子天秤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017245327A JP2019113349A (ja) | 2017-12-21 | 2017-12-21 | 電子天秤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017245327A JP2019113349A (ja) | 2017-12-21 | 2017-12-21 | 電子天秤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019113349A true JP2019113349A (ja) | 2019-07-11 |
Family
ID=67222476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017245327A Pending JP2019113349A (ja) | 2017-12-21 | 2017-12-21 | 電子天秤 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019113349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021117129A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 株式会社島津製作所 | 分析天びん |
-
2017
- 2017-12-21 JP JP2017245327A patent/JP2019113349A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021117129A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 株式会社島津製作所 | 分析天びん |
JP7380255B2 (ja) | 2020-01-28 | 2023-11-15 | 株式会社島津製作所 | 分析天びん |
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