JP5688678B2 - 温度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱電対を用いた温度測定装置に関し、特に、温度測定装置が配置された環境の急激な温度変化における測定誤差を少なくした温度測定装置に関する。
熱電対の起電力は、測温接点と基準接点との温度差で決まるため、測温接点の温度を測定するには基準接点の温度を知る必要がある。JISの規準熱起電力表には、基準接点の温度が0℃のときの熱起電力が規定されている。
そこで、基準接点の温度が0℃でないときは、等価的に0℃になるように基準接点温度に相当した熱起電力を補償する必要がある。そのため、一般には測温抵抗体やダイオードなどの温度検出器にて基準接点の温度を測定し、その温度に相当する電圧を熱電対の熱起電力に加算する補償式基準接点が用いられている。
図2はこの種の温度測定装置の従来例を示すもので(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
これらの図において、1は隔壁2で仕切られた第1室1a及び第2室1bを有するケースである。第1室1aにはCPU基板3が収納され、第2室1bには端子台4が配置されており、端子台4の上方には所定の距離を隔てて金属端子5が配置されている。
6はケース1の側面に形成された配管導入口、7は同じくケース1の側面に形成されたケース取付け口であり、この例ではケース取付け口7は配管導入口6に対向する側に配置されている。8は測定対象温度Taを有する測定対象で、この測定対象に一端が接触し他端が金属端子の一つに固定された熱電対9が配置されている。10は端子台4の内部に配置された端子温度測定用測温抵抗体、11は金属端子5とCPU基板3を貫通孔12を介して結ぶ配線である。
上述の構成において、熱電対9を用いて測定対象の温度Taを測定する場合、熱電対9は測定対象8と端子台4の金属端子5の温度差Ttに比例した起電力を発生する。
測定器は熱電対9が発生する起電力を温度に換算する。一方、端子台4の温度Trは内部の測温抵抗体10にて測定しておく。測定対象の温度Taは以下のように表される。
Ta=Tt+Tr
特開2002−304689号公報 実開平6−51843号公報
ところで、図2に示す従来例においては、端子台4の温度Trの測定のため測温抵抗体10を端子台4の内部に設置している。ケース1の周囲温度が変化する際には矢印Tに示すようにケースの外周から隔壁2を伝って外気温度が進入するため端子台4の温度分布が均一にならず、熱電対9が接触する金属端子5と測温抵抗体10との間に温度差が生じ、結果として測定対象8の温度を正確に計測できない。
そして、このような温度測定装置は野外に設置するため、スコールなどの影響により装置の温度が急激に変化する場合がある。
先に示した特許文献、特開2002−304689号公報の段落[0007][0008]及びこの公報に添付された図4では、装置全体を断熱材で覆い冷接点部と端子接続部との温度差の低減を実現する構成となっている。
しかしながら現在フィールドにおいて使用されている温度測定装置全体を断熱材で覆うことはコストがかかりすぎるという課題があった。
従って本発明は、周囲温度が急激に変化した時にも、簡単な構成と低コストで誤差が発生しない温度測定装置を提供することを目的としている。
隔壁で仕切られたケースと、
前記ケースの外部に配置された温度測定対象と
前記隔壁の一方の側に配置された基板と、
前記隔壁の他方の側に前記ケースの内壁に非接触の状態で配置され、絶縁体に導電体が埋め込まれ該導電体に金属端子がねじ込まれた端子台と、
前記絶縁体の内部に前記導電体に接して配置され前記端子台の温度を測定する第1温度測定手段と、
前記金属端子に一端が接続され他端が前記温度測定対象に接続された熱電対と、
前記隔壁に形成された貫通孔を介して前記導電体と基板を結ぶ配線を備え、
前記端子台を構成する絶縁体は前記隔壁に線又は複数の柱状の断熱材を介して固定され、前記ケースから前記隔壁を介して流入する熱によって発生する前記端子台の温度変化を減少させたことを特徴とする。
請求項2においては、請求項1に記載の温度測定装置において、
前記第1温度測定手段は測温抵抗体またはダイオードを含むことを特徴とする。
以上説明したことから明らかなように本発明の請求項1によれば、
隔壁で仕切られたケースの一方の側に配置された端子台が線または複数の柱からなる断熱材を介して隔壁に接触しているので、ケースから隔壁を介して伝達される熱をより少なくすることができる。
本発明の温度測定装置の実施形態の一例を示す要部断面図である。 従来の温度測定装置の一例を示す平面図(a),(a)図のA−A断面図(b)である。
図1は本発明の温度測定装置の一例を示す要部断面図であり、図2における点線で囲った部分Kの拡大図である。
図において、図2と同一要素には同一符号を付している。
図において、3は図2に示す第1室と第2室を隔てる隔壁であり、4は端子台、5は金属端子である。
なお、端子台4は,ねじが形成された導電体(金属)4a及び測温抵抗体10を樹脂4bで固めて構成されている。
導電体4aには他端が図示しないCPU基板と接続される配線11の一端が接続されている。
13は例えば発泡スチロールやガラス、樹脂などからなる断熱材で、隔壁3と端子台4の間に配置されている。この断熱材は端子台4と隔壁3の間に線状に配置してもよく複数個を点状に配置してもよい。
上述の構成において、測定器のケース1の周囲温度が急激に変化した場合、内部の端子台4の温度も変化する。まず、外気と接するケース1の温度が変化し、次に熱伝導によって隔壁2に導かれケース内部の温度が変化する。
端子台4の温度変化は、主に接触しているケース1の隔壁3からの熱の流入による。従って、端子台4の温度変化を小さくしたい場合、端子台とケースとの接触を少なくし、且つ、断熱材13等を用いて端子台4への熱の流出入を小さくすれば良い。
本発明では、端子台4とケース1との接触を低減し、且つ両者の間に断熱材13を使用することにより端子台4への熱流入を低減して、周囲温度変化時にも端子台4の温度変化を最小にすることができる。その結果、低コストにて温度誤差が発生しにくい温度測定装置を実現している。
即ち、本発明では熱の流入・流出の主経路である端子台4とケース1との接触を低減し、且つ両者の間に断熱材13を使用することにより端子台4への熱流入を低減して冷接点部と端子接続部との温度差の低減を効果的に実現している。その結果、温度測定装置の周囲温度が急激に変化しても温度誤差の発生を防止することができる。
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。従って本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形を含むものである。
1 ケース
2 隔壁
3 CPU基板
4 端子台
5 金属端子
6 配管導入口
7 ケース取付け口
8 測定対象
9 熱電対
10 第1温度測定装置(測温抵抗体等)
11 配線
12 貫通孔
13 断熱材

Claims (2)

  1. 隔壁で仕切られたケースと、
    前記ケースの外部に配置された温度測定対象と
    前記隔壁の一方の側に配置された基板と、
    前記隔壁の他方の側に前記ケースの内壁に非接触の状態で配置され、絶縁体に導電体が埋め込まれ該導電体に金属端子がねじ込まれた端子台と、
    前記絶縁体の内部に前記導電体に接して配置され前記端子台の温度を測定する第1温度測定手段と、
    前記金属端子に一端が接続され他端が前記温度測定対象に接続された熱電対と、
    前記隔壁に形成された貫通孔を介して前記導電体と基板を結ぶ配線を備え、
    前記端子台を構成する絶縁体は前記隔壁に線又は複数の柱状の断熱材を介して固定され、前記ケースから前記隔壁を介して流入する熱によって発生する前記端子台の温度変化を減少させたことを特徴とする温度測定装置
  2. 前記第1温度測定手段は測温抵抗体またはダイオードを含むことを特徴とする請求項1
    に記載の温度測定装置。
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JPS6065983U (ja) * 1983-10-14 1985-05-10 株式会社チノ− 端子板

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