JP2019113089A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルを用いてモータの冷却性能を向上させることができる駆動装置を提供する。【解決手段】駆動装置4の駆動ユニット6A,6Bは、前輪5A,5Bを回転させるモータ8と、モータ8の出力軸16の回転に応じて回転するカウンタギア9と、カウンタギア9と噛み合うカウンタギア10と、カウンタギア10の回転を前輪5A,5Bに伝達する遊星歯車機構11と、モータ8、カウンタギア9,10及び遊星歯車機構11を収容すると共に、カウンタギア9,10及び遊星歯車機構11を潤滑するためのオイルが溜められる筐体12と、を備え、筐体12におけるカウンタギア9,10の間には、カウンタギア9,10により掻き上げられたオイルが流れるオイル流路33が設けられており、筐体12における遊星歯車機構11とモータ8との間には、オイル流路33を流れたオイルが流れるオイル流路34が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、駆動装置に関する。
従来の駆動装置としては、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。特許文献1に記載の駆動装置は、走行用モータと、この走行用モータのモータ軸にスプライン嵌合されたファーストギアと、このファーストギアの下側に配置され、ファーストギアと噛合するセカンドギアと、このセカンドギアの中央に固着されたサンギアと、このサンギアの回りをリングギアを介して公転するプラネタリギアと、このプラネタリギアを回転自在に固着したキャリアと、このキャリアの外周にスプライン嵌合されたハブとを備えている。ファーストギア、セカンドギア、サンギア、プラネタリギア及びリングギアは、ドライブケース内に収容されている。このような駆動装置において、走行用モータより発生する動力がファーストギアからセカンドギア、サンギア及びプラネタリギアを介してキャリアに伝わり、更にキャリアからハブを介してホイールに伝わることで、ホイールが駆動される。
特開2006−298361号公報
上記従来技術においては、ファーストギア、セカンドギア、サンギア、プラネタリギア及びリングギアを潤滑するためのオイルがドライブケース内に入っている。しかし、オイルは、走行用モータの冷却としては使われていない。このため、走行用モータの発熱による走行用モータの出力制限が発生しやすくなる。
本発明の目的は、オイルを用いてモータの冷却性能を向上させることができる駆動装置を提供することである。
本発明の一態様は、左右1対の車輪をそれぞれ回転駆動させる1対の駆動ユニットを具備した駆動装置において、駆動ユニットは、車輪を回転させるモータと、モータの出力軸の回転に応じて回転する第1ギアと、第1ギアと噛み合う第2ギアと、第2ギアの回転を車輪に伝達する歯車機構と、モータ、第1ギア、第2ギア及び歯車機構を収容すると共に、第1ギア、第2ギア及び歯車機構を潤滑するためのオイルが溜められる筐体と、を備え、筐体における第1ギアと第2ギアとの間には、第1ギア及び第2ギアにより掻き上げられたオイルが歯車機構に向けて流れる第1オイル流路が設けられており、筐体における歯車機構とモータとの間には、第1オイル流路を流れたオイルがモータに向けて流れる第2オイル流路が設けられていることを特徴とする。
このような駆動装置においては、モータが駆動されると、モータの出力軸の回転が第1ギア、第2ギア及び歯車機構を介して車輪に伝達され、車輪が回転する。このとき、筐体内の底部に溜められたオイルは、第1ギア及び第2ギアにより掻き上げられ、筐体における第1ギアと第2ギアとの間に設けられた第1オイル流路を歯車機構に向けて流れる。そして、第1オイル流路を流れたオイルは、筐体における歯車機構とモータとの間に設けられた第2オイル流路をモータに向けて流れ、筐体内の底部に溜まる。このように筐体内をオイルが循環することで、オイルによりモータが冷却される。これにより、モータの冷却性能が向上する。
歯車機構は、第2ギアと同軸上に設けられたサンギアと、サンギアの周囲に配置されたリングギアと、車輪と連結され、円板状のキャリア本体を有する遊星キャリアと、キャリア本体に周方向に沿って回転可能に取り付けられ、サンギア及びリングギアとそれぞれ噛み合う複数の遊星ギアと、を有し、第2オイル流路は、筐体におけるキャリア本体とモータとの間に設けられていてもよい。このような構成では、第2ギアの回転によってサンギアが回転し、サンギアの回りを各遊星ギアが公転することで遊星キャリアが回転し、その回転が車輪に伝達される。このとき、第1オイル流路を流れたオイルが遊星キャリアのキャリア本体により掻き上げられて第2オイル流路を流れるようになる。
キャリア本体の外周面には、キャリア本体によりオイルを掻き上げる際にオイルが溜まる切欠部が設けられていてもよい。このような構成では、第1オイル流路を流れたオイルがキャリア本体により効果的に掻き上げられるため、筐体内におけるオイルの循環がスムーズに行われる。
第2オイル流路は、筐体内の底部に溜められたオイルの液面よりも高い位置に配置されていてもよい。このような構成では、筐体内の底部から第2オイル流路へのオイルの逆流が防止されるため、安定したモータの冷却効果が得られる。
筐体は、モータが固定されるモータブラケットと、歯車機構が固定されるフレームと、モータブラケット及びフレームと協働してモータ、第1ギア、第2ギア及び歯車機構を収容するケースと、を有し、第1オイル流路は、ケースにおける第1ギアと第2ギアとの間に設けられており、第2オイル流路は、フレームにおける歯車機構とモータとの間に設けられていてもよい。このような構成では、モータの積厚が変わった場合でも、モータブラケットのみを変更すればよく、フレームの変更は不要となる。
本発明によれば、オイルを用いてモータの冷却性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る駆動装置を備えたフォークリフトの前側部分を示す底面図である。 図1に示された駆動ユニットの外観を示す斜視図である。 図1に示された駆動ユニットの内部を示す斜視図である。 図3に示された駆動ユニットの内部をオイルの循環経路と共に示す斜視図である。 図3に示された駆動ユニットの内部をオイルの循環経路と共に示す正面図である。 図5に示された遊星キャリアの外観を示す斜視図である。 図2に示された駆動ユニットにおいてフタが取り外された状態を示す正面図である。 図7に示されたケースの外観を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る駆動装置を備えたフォークリフトの前側部分を示す底面図である。図1において、フォークリフト1は、車体フレーム2と、この車体フレーム2の前側に配置された荷役装置3とを備えている。車体フレーム2には、本実施形態の駆動装置4が搭載されている。なお、図中の矢印Fはフォークリフト1の前側を示し、図中の矢印Rはフォークリフト1の後側を示している。
駆動装置4は、左右1対の前輪5A,5B(車輪)をそれぞれ回転駆動させる1対の駆動ユニット6A,6Bと、前輪5A,5Bの回転をそれぞれ制動させる1対のブレーキユニット7A,7Bとを具備している。
図2は、駆動ユニット6Aの外観を示す斜視図である。図3は、駆動ユニット6Aの内部を示す斜視図である。図2及び図3において、駆動ユニット6Aは、モータ8と、カウンタギア9(第1ギア)と、カウンタギア10(第2ギア)と、遊星歯車機構11(歯車機構)と、筐体12とを備えている。
モータ8は、前輪5Aを回転させる。モータ8は、ロータ13と、このロータ13の周囲に配置されたステータ14と、このステータ14に設けられたコイル15とを有している。ロータ13には、出力軸16が固定されている。出力軸16は、歯車構造を有している。
カウンタギア9は、出力軸16と噛み合っている。従って、カウンタギア9は、モータ8の出力軸16の回転に応じて回転する。カウンタギア10は、カウンタギア9と噛み合っている。従って、カウンタギア10は、カウンタギア9の回転に応じて回転する。
遊星歯車機構11は、図4及び図5に示されるように、サンギア17と、リングギア18と、遊星キャリア19と、複数(ここでは3つ)の遊星ギア20とを有している。サンギア17は、カウンタギア10と同軸上に設けられている。リングギア18は、サンギア17の周囲に配置されている。なお、図5では、リングギア18は省略されている。
遊星キャリア19は、図6に示されるように、円板状のキャリア本体21と、このキャリア本体21と一体化されると共に、前輪5Aと連結されたギア出力軸22とを有している。キャリア本体21には、カウンタギア10側(ギア出力軸22の反対側)に突出した複数(ここでは3つ)の略円柱状の突起部23が設けられている。これらの突起部23は、キャリア本体21の周方向に沿って等間隔に配置されている。ギア出力軸22は、モータ8の出力軸16に対して平行に延びている。また、ギア出力軸22の出力向きは、モータ8の出力軸16の出力向きとは逆である。
遊星キャリア19のキャリア本体21の外周面21aには、後述するオイルJをキャリア本体21により掻き上げる際にオイルJが溜まる複数組(ここでは3組)のオイル溜め用切欠部24(切欠部)が設けられている。各組のオイル溜め用切欠部24は、キャリア本体21の外周面21aにおける各突起部23間に対応する領域に2つずつ配置されている。オイル溜め用切欠部24は、例えば断面湾曲状を呈している。
遊星ギア20は、突起部23に回転可能に装着されている。つまり、各遊星ギア20は、キャリア本体21に周方向に沿って回転可能に取り付けられている。各遊星ギア20は、サンギア17とリングギア18との間に配置され、サンギア17及びリングギア18とそれぞれ噛み合う。
以上において、モータ8が駆動されると、モータ8の出力軸16が回転し、その回転がカウンタギア9,10を介してサンギア17に伝達され、サンギア17が回転する。すると、各遊星ギア20がサンギア17を中心として公転し、遊星キャリア19が回転する。そして、遊星キャリア19の回転が前輪5Aに伝達され、前輪5Aが回転する。
筐体12は、モータ8、カウンタギア9,10及び遊星歯車機構11を収容する。筐体12は、モータブラケット25と、フレーム26と、ケース27と、カバー28とを有している。なお、図3〜図5は、駆動ユニット6Aにおいてケース27及びカバー28が取り外された状態を示している。
モータブラケット25には、モータ8が複数のボルト等により固定されている。また、モータブラケット25には、モータ8における出力軸16とは反対側の部分が収容されている。
フレーム26は、図4及び図5に示されるように、遊星歯車機構11のリングギア18が複数のボルト等により固定されている円形状の固定部29と、この固定部29からモータブラケット25側に突き出た略直方体状の突部30とを有している。突部30は、モータブラケット25とモータ8のステータ14に接触している。
ケース27は、複数のボルト31によりモータブラケット25及びフレーム26に取り付けられている。ケース27は、モータブラケット25及びフレーム26と協働してモータ8、カウンタギア9,10、サンギア17、遊星キャリア19及び遊星ギア20を収容する。
ケース27は、図7に示されるように、モータ8におけるロータ13の出力軸16側の部分を収容するロータ収容部27aと、カウンタギア9を収容するカウンタギア収容部27bと、カウンタギア10、サンギア17及び遊星ギア20を収容する複数ギア収容部27cとを有している。なお、図7は、駆動ユニット6Aにおいてカバー28が取り外された状態を示している。
カバー28は、複数のボルト32(図2参照)によりケース27に取り付けられている。カバー28は、ロータ13の出力軸16側の部分及びカウンタギア9,10を覆う。
筐体12内には、図3に示されるように、カウンタギア9,10及び遊星歯車機構11を潤滑するためのオイルJが入っている。オイルJは、筐体12内の底部に溜まっている。カウンタギア9,10が回転すると、筐体12内の底部に溜められたオイルJが掻き上げられる。
ケース27におけるカウンタギア9,10の間には、図7に示されるように、カウンタギア9,10により掻き上げられたオイルJが遊星歯車機構11の遊星キャリア19に向けて流れるオイル流路33(第1オイル流路)が設けられている。オイル流路33は、図8に示されるように、カウンタギア9,10の回転軸方向に延びる溝により形成されている。なお、オイル流路33を形成する溝の形状については、特に限定されない。
フレーム26における遊星キャリア19のキャリア本体21とモータ8との間には、図4及び図5に示されるように、オイル流路33を流れたオイルJがモータ8に向けて流れるオイル流路34(第2オイル流路)が設けられている。オイル流路34は、フレーム26の突部30の壁面により形成されている。なお、突部30の壁面に1つ又は複数の溝が加工されていてもよい。
突部30は、筐体12内の底部に溜められたオイルJの液面Hよりも高い位置に配置されている。従って、オイル流路34は、筐体12内の底部に溜められたオイルJの液面Hよりも高い位置に配置されている。
モータブラケット25、フレーム26、ケース27及びカバー28の外表面には、冷却フィン(図示せず)が設けられている。また、駆動ユニット6Aの上方には、冷却ファン(図示せず)が配置されている。冷却ファンにより筐体12が冷却されることで、筐体12内のオイルJが冷却される。
駆動ユニット6Bは、フォークリフト1の前後方向に対して駆動ユニット6Aと面対称となっている以外は、駆動ユニット6Aと同じ構造を有している。駆動ユニット6Bにおいて、モータ8が駆動されると、モータ8の出力軸16の回転がカウンタギア9,10及び遊星歯車機構11を介して前輪5Bに伝達され、前輪5Bが回転する。
以上のように構成された駆動装置4において、モータ8が駆動されることで前輪5A,5Bが回転するときは、筐体12内においてオイルJが図4及び図5の2点鎖線で示されるように循環する。
具体的には、カウンタギア9,10が回転すると、図4に示されるように、筐体12内の底部に溜められたオイルJがカウンタギア9,10により掻き上げられる。そして、カウンタギア9,10により集められたオイルJは、ケース27におけるカウンタギア9,10の間に設けられたオイル流路33を遊星キャリア19に向かって流れる。オイル流路33を流れたオイルJは、図5に示されるように、遊星キャリア19のキャリア本体21により掻き上げられる。このとき、キャリア本体21のオイル溜め用切欠部24にオイルJが溜まった状態で、オイルJが掻き上げられる。そして、キャリア本体21により掻き上げられたオイルJは、図4及び図5に示されるように、フレーム26におけるキャリア本体21とモータ8との間に設けられたオイル流路34をモータ8に向かって流れる。オイル流路34を流れたオイルJは、モータ8のステータ14に当たって落下する。
以上のように本実施形態にあっては、モータ8が駆動されると、モータ8の出力軸16の回転がカウンタギア9,10及び遊星歯車機構11を介して前輪5A,5Bに伝達され、前輪5A,5Bが回転する。このとき、筐体12内の底部に溜められたオイルJは、カウンタギア9,10により掻き上げられ、筐体12におけるカウンタギア9,10の間に設けられたオイル流路33を遊星歯車機構11に向けて流れる。そして、オイル流路33を流れたオイルJは、筐体12における遊星歯車機構11とモータ8との間に設けられたオイル流路34をモータ8に向けて流れ、筐体12内の底部に溜まる。このように筐体12内をオイルJが循環することで、オイルJによりモータ8が冷却される。これにより、モータ8の冷却性能が向上する。その結果、モータ8の発熱によるモータ8の出力制限が発生しにくくなる。
また、本実施形態では、カウンタギア10の回転によってサンギア17が回転し、サンギア17の回りを各遊星ギア20が公転することで遊星キャリア19が回転し、その回転が前輪5A,5Bに伝達される。このとき、オイル流路33を流れたオイルJが遊星キャリア19により掻き上げられてオイル流路34を流れるようになる。
また、本実施形態では、遊星キャリア19のキャリア本体21の外周面21aには、キャリア本体21によりオイルJを掻き上げる際にオイルJが溜まるオイル溜め用切欠部24が設けられている。従って、オイル流路33を流れたオイルJがキャリア本体21により効果的に掻き上げられるため、筐体12内におけるオイルJの循環がスムーズに行われる。
また、本実施形態では、オイル流路34は、筐体12内の底部に溜められたオイルJの液面Hよりも高い位置に配置されている。従って、筐体12内の底部からオイル流路34へのオイルJの逆流が防止されるため、安定したモータ8の冷却効果が得られる。
また、本実施形態では、筐体12は、モータ8が固定されるモータブラケット25と、遊星歯車機構11が固定されるフレーム26と、モータブラケット25及びフレーム26と協働してモータ8、カウンタギア9,10及び遊星歯車機構11を収容するケース27とを有している。従って、モータ8の積厚が変わった場合でも、モータブラケット25のみを変更すればよく、フレーム26の変更は不要となる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、筐体12は、モータ8が固定されるモータブラケット25と、遊星歯車機構11が固定されるフレーム26とを有しているが、特にその形態には限られず、モータブラケット及びフレームが一体化された一つの部品にモータ8及び遊星歯車機構11が固定されていてもよい。
また、上記実施形態では、筐体12の外表面に冷却フィンが設けられており、冷却ファンにより筐体12が冷却される構成となっているが、特にその形態には限られず、例えば冷却水が流れる水路を筐体12に設け、冷却水により筐体12を冷却してもよい。また、筐体12の表面に放熱材を塗装することにより、筐体12の冷却効率を上げてもよい。
また、上記実施形態では、駆動ユニット6A,6Bは遊星歯車機構11を備えているが、カウンタギア10の回転を前輪5A,5Bに伝達する歯車機構であれば、特にそのような遊星歯車機構11には限られない。
さらに、上記実施形態では、モータ8の出力軸16は歯車構造を有し、その出力軸16にカウンタギア9が噛み合っているが、特にその形態には限られず、カウンタギア9がモータ8の出力軸16と同軸上に設けられていてもよい。この場合でも、カウンタギア9は、モータ8の出力軸16の回転に応じて回転する。
また、上記実施形態では、駆動装置4はフォークリフト1に搭載されているが、本発明は、フォークリフト等の産業車両以外の車両にも適用可能である。この場合、本発明は、前輪の回転駆動だけでなく後輪の回転駆動にも適用可能である。
4…駆動装置、5A,5B…前輪(車輪)、6A,6B…駆動ユニット、8…モータ、9…カウンタギア(第1ギア)、10…カウンタギア(第2ギア)、11…遊星歯車機構(歯車機構)、12…筐体、16…出力軸、17…サンギア、18…リングギア、19…遊星キャリア、20…遊星ギア、21…キャリア本体、21a…外周面、24…オイル溜め用切欠部(切欠部)、25…モータブラケット、26…フレーム、27…ケース、33…オイル流路(第1オイル流路)、34…オイル流路(第2オイル流路)、J…オイル、H…液面

Claims (5)

  1. 左右1対の車輪をそれぞれ回転駆動させる1対の駆動ユニットを具備した駆動装置において、
    前記駆動ユニットは、
    前記車輪を回転させるモータと、
    前記モータの出力軸の回転に応じて回転する第1ギアと、
    前記第1ギアと噛み合う第2ギアと、
    前記第2ギアの回転を前記車輪に伝達する歯車機構と、
    前記モータ、前記第1ギア、前記第2ギア及び前記歯車機構を収容すると共に、前記第1ギア、前記第2ギア及び前記歯車機構を潤滑するためのオイルが溜められる筐体と、
    を備え、
    前記筐体における前記第1ギアと前記第2ギアとの間には、前記第1ギア及び前記第2ギアにより掻き上げられた前記オイルが前記歯車機構に向けて流れる第1オイル流路が設けられており、
    前記筐体における前記歯車機構と前記モータとの間には、前記第1オイル流路を流れた前記オイルが前記モータに向けて流れる第2オイル流路が設けられていることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記歯車機構は、前記第2ギアと同軸上に設けられたサンギアと、前記サンギアの周囲に配置されたリングギアと、前記車輪と連結され、円板状のキャリア本体を有する遊星キャリアと、前記キャリア本体に周方向に沿って回転可能に取り付けられ、前記サンギア及び前記リングギアとそれぞれ噛み合う複数の遊星ギアと、を有し、
    前記第2オイル流路は、前記筐体における前記キャリア本体と前記モータとの間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記キャリア本体の外周面には、前記キャリア本体により前記オイルを掻き上げる際に前記オイルが溜まる切欠部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の駆動装置。
  4. 前記第2オイル流路は、前記筐体内の底部に溜められた前記オイルの液面よりも高い位置に配置されていることを特徴とする請求項3記載の駆動装置。
  5. 前記筐体は、前記モータが固定されるモータブラケットと、前記歯車機構が固定されるフレームと、前記モータブラケット及び前記フレームと協働して前記モータ、前記第1ギア、前記第2ギア及び前記歯車機構を収容するケースと、を有し、
    前記第1オイル流路は、前記ケースにおける前記第1ギアと前記第2ギアとの間に設けられており、
    前記第2オイル流路は、前記フレームにおける前記歯車機構と前記モータとの間に設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項記載の駆動装置。
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