JP2011055610A - モータの冷却システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 高い冷却効果を得ると共に、泥水、埃、粉塵などの影響によってコイルなどの故障の発生を抑制し、かつ、省エネルギ効果に優れたモータの冷却システムを提供する。
【解決手段】 送風ファン17により発生される空気を、コイル2とアウターロータ7の内周面へと流通させる空気通路部を設けて、これらコイル2とアウターロータ7とを冷却すると共に、空気通路部のうち冷却後の空気が流通する空気流通経路18に熱交換器26を設けて、冷却後の空気から回収した熱を電動車両の熱源、例えば、車内暖房及びウインドガラスの曇り止めなどの熱源として有効利用するようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】 送風ファン17により発生される空気を、コイル2とアウターロータ7の内周面へと流通させる空気通路部を設けて、これらコイル2とアウターロータ7とを冷却すると共に、空気通路部のうち冷却後の空気が流通する空気流通経路18に熱交換器26を設けて、冷却後の空気から回収した熱を電動車両の熱源、例えば、車内暖房及びウインドガラスの曇り止めなどの熱源として有効利用するようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、モータのコイルなどの発熱部を強制的に流通させた流体によって冷却するシステムに関し、特に、この冷却後の加熱された流体から熱を回収して熱源として使用することもできるようにしたシステムに関する。
一般的に、モータは、ロータ(回転子)と、そのその外周または内周に位置するステータ(固定子)を備えて構成されており、ロータまたはステータは、鉄心回りに、断面が円形の銅線等の金属線を巻回したもの、即ち、コイルを設けて構成する。
このモータでは、高負荷、低速回転時に、特に、コイルなどが発熱し、これらの発熱部の冷却が必要となる。
例えば、モータのうち、ロータがステータの外周に位置する、所謂、アウターロータ式のインホイールモータは、例えば、東京電力が開発した「IZA」や、特許文献1〜3などに示されているが、従来では、ホイールの一部を開放し、モータのコイルなどの発熱部を外気に曝して、その冷却を行うようにしている。
特開平1−298903号公報
特開平11−187506号公報
特開2003−300420号公報
このモータでは、高負荷、低速回転時に、特に、コイルなどが発熱し、これらの発熱部の冷却が必要となる。
例えば、モータのうち、ロータがステータの外周に位置する、所謂、アウターロータ式のインホイールモータは、例えば、東京電力が開発した「IZA」や、特許文献1〜3などに示されているが、従来では、ホイールの一部を開放し、モータのコイルなどの発熱部を外気に曝して、その冷却を行うようにしている。
しかしながら、従来の冷却システムでは、ホイールの一部を開放し、コイルなどの発熱部を大気に曝して自然換気で冷却を行っているため、冷却効果に乏しいのに加え、ホイールの密閉性に劣るため、外気と共に泥水、埃、粉塵などが内部に入り易く、コイルなどに悪影響を与えてしまうため、故障が生じ易いという欠点がある。
特に、ゴルフカート、工事用車両、農業用車両などに用いられるインホイールモータでは、泥水、埃、粉塵などのある環境条件に悪い場所で用いられるため、車両の走行中にこれら泥水、埃、粉塵などがホイールに掛かり易く、上記の欠点がより顕著に生じ易い。
本発明は、上記のような課題を解決するためなされたものであり、モータに強制的に流通させた空気などの流体によりそのコイルなどの発熱部を冷却し、高い冷却効果を得ると共に、モータの密閉性を高め、泥水、埃、粉塵などの影響によってコイルなどの故障の発生を低減すると共に、この冷却後の加熱された流体から熱を回収して熱源として使用することもできるようにした省エネルギ性に優れたモータの冷却システムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため、請求項1に係る発明のモータの冷却システムは、ステータとロータとを備えたモータの発熱部を冷却するシステムであって、冷却用流体を発生させる手段を備え、該冷却用流体発生手段により発生された冷却用流体が流通し、前記発熱部が介装されてなる冷却用流体通路部と、該冷却用流体通路部のうち該発熱部を経た冷却用流体が流通する通路部に設けられ、該通路部を流通する冷却用流体が保有する熱を回収する熱回収部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明のモータの冷却システムは、前記冷却用流体発生手段により発生された冷却用流体を、前記発熱部から前記熱回収部に向かう方向に流通させる状態と、該熱回収部から該発熱部に向かう方向に流通させる状態と、に選択的に切り換える流通切換手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に係る発明のモータの冷却システムは、前記冷却用流体発生手段を、ファンとファン駆動用モータを備えた送風機から構成し、該ファン駆動用モータを、回転方向を正方向と逆方向とに選択的に切り換え駆動可能な正・逆転構造にして、前記流通切換手段を構成したことを特徴とする。
請求項4に係る発明のモータの冷却システムは、前記冷却用流体発生手段を、送風機から構成し、該送風機の吸引部と吐出部それぞれに連結される通路部の途中部分同士を連通させると共に、該連通部に、冷却用流体が前記発熱部から前記熱回収部に向かって吐出される流通方向と、吸引された冷却用流体が該熱回収部から該発熱部に向かう流通方向と、に選択的に変換する流通方向変換バルブを設けて、前記流通切換手段を構成したことを特徴とする。
請求項5に係る発明のモータの冷却システムは、前記熱回収部は、前記冷却用流体発生手段と前記発熱部との間に介装され、該発熱部を経た冷却用流体が流通する通路部に設けられて、該通路部を流通する冷却用流体が保有する熱を放出する放熱部と、熱源として使用される被加熱流体が流通し、前記放熱部から放出された熱を受ける受熱部と、を備えた熱交換器からなることを特徴とする。
請求項6に係る発明のモータの冷却システムは、前記モータの回転中心軸を、中空に形成された固定軸部材から構成し、該固定軸部材から冷却用流体通路部の一部を形成したことを特徴とする。
請求項7に係る発明のモータの冷却システムは、前記冷却用流体通路部の一部を、ステータとロータとを備えたモータ周りを覆う部材の端壁部に形成された孔から形成したことを特徴とする。
請求項8に係る発明のモータの冷却システムは、前記ステータとロータとを備えたモータは、コイルと鉄心を有するインナーステータと、該インナーステータ周りを回転自由となるように回転自由に軸支され、永久磁石と鉄心を有するアウターロータとを備えたアウターロータ式のモータであることを特徴とする。
請求項9に係る発明のモータの冷却システムは、前記アウターロータ式のモータは、タイヤを保持したホイールに取り付けてなる電動車両のインホイールモータであって、前記モータの回転中心軸は車輪軸であり、前記ホイールはモータ周りを覆う部材を構成し、前記熱源を、電動車両に用いる熱源としたことを特徴とする。
請求項10に係る発明のモータの冷却システムは、前記ステータとロータとを備えたモータにおける配線を、前記中空に形成された固定軸部材の内部に収納して外部に取り出す構成としたことを特徴とする。
請求項1に係る発明のモータの冷却システムによれば、空気などの冷却用流体を例えば、コイルなどの発熱部に流通させて、該発熱部を冷却するようにしたから、冷却効果に優れ、また、例えば、空気を流通させるための孔などが形成されているだけで、コイルなどの発熱部を大気に曝すことで冷却する構成ではないため、モータの密閉性が従来と比較して高く、外気と共に泥水、埃、粉塵などがモータに入り難く、結局、コイルの発熱部などに悪影響が与えられることがなく、故障が生じ難い。さらに、冷却用流体通路部のうち発熱部を経た冷却用流体が流通する通路部に設けられた熱回収部により、冷却用流体の熱を回収し、この回収した熱を電動車両などの熱源、例えば、車内暖房及びウインドガラスの曇り止めなどの熱源として有効利用するようにしたから、省エネルギ効果に優れると共に、熱源としてのヒータなどの加熱装置を別途設ける必要がなく、コスト的にも有利である。
請求項2に係る発明のモータの冷却システムによれば、冷却用流体の流通方向を変更できるようにしたため、発熱部の冷却及びこの冷却後の冷却用流体の熱を使用するための熱回収の両方を行う場合と、熱を使用せず、発熱部の冷却のみを行う場合と、が選択できる。この場合、両者の場合とも冷却を行うことには変わりはないが、熱を使用せず、冷却のみを行う場合は、例えば、冷却用流体をモータ周りを覆う部材の孔などから外部に吐出しているため、孔などから外気と共に泥水、埃、粉塵などがモータ内部により入り難く、コイルなどに悪影響が与えられることがなく、故障が生じ難い点でより効果的な冷却を行う上で有利である。
請求項3に係る発明のモータの冷却システムによれば、ファン駆動用モータとして、正・逆転構造のものを採用するだけで、流通切換手段を簡単に構成できる。
請求項4に係る発明のモータの冷却システムによれば、冷却用流体発生手段における通路部の構成を変更し、かつ、流通方向変換バルブを設けるだけで、流通切換手段を簡単に構成できる。
請求項5に係る発明のモータの冷却システムによれば、熱回収部を、発熱部を経た冷却用流体が流通する通路部に設けた放熱部と、熱源として使用される被加熱流体が流通し、放熱部から放出された熱を受ける受熱部と、を備えた熱交換器から簡単に構成できる。
請求項6に係る発明のモータの冷却システムによれば、冷却用流体通路部の一部を簡単かつ確実に製作することができ、しかも、固定されていて動じない固定軸部材を使用して冷却用流体の流通を行うため、冷却用流体の流通を行うための構成が簡単ですみ、冷却用流体発生手段なども固定状態で設置できるなどの利点があり、全体的に構成の簡略化を図ることができる。
請求項7に係る発明のモータの冷却システムによれば、冷却用流体通路部の一部を簡単かつ確実に製作することができる。
請求項8に係る発明のモータの冷却システムによれば、アウターロータ式のモータにおける発熱部の冷却を効果的に行うことができる。
請求項9に係る発明のモータの冷却システムによれば、ゴルフカートや工事用車両、農業用車両などに用いられ、泥水、埃、粉塵などがホイールに掛かり易いインホイールモータにおける発熱部の冷却をより効果的に行うことができると共に、モータの回転中心軸を車輪軸により簡単に構成でき、冷却用流体通路部の一部を構成する孔などをモータ周りを覆うホイールにより簡単に構成できる。
請求項10に係る発明のモータの冷却システムによれば、配線を外部に導出させるための孔や溝などを別途設ける必要がなく、構成の簡略化を図れると共に、モータの密閉性をより高めることができ、ひいては、冷却効果を高めることができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施の形態を詳述する。
本発明に係るモータの冷却システム、すなわち、ステータとロータとを備えたモータの発熱部を冷却するシステムは、図1に示すように、冷却用流体を発生させる手段を備え、該冷却用流体発生手段により発生された冷却用流体が流通し、前記発熱部が介装されてなる冷却用流体通路部と、該冷却用流体通路部のうち該発熱部を経た冷却用流体が流通する通路部に設けられ、該通路部を流通する冷却用流体が保有する熱を回収する熱回収部と、を備えて構成されており、具体的には、次のように構成されている。
本発明に係るモータの冷却システム、すなわち、ステータとロータとを備えたモータの発熱部を冷却するシステムは、図1に示すように、冷却用流体を発生させる手段を備え、該冷却用流体発生手段により発生された冷却用流体が流通し、前記発熱部が介装されてなる冷却用流体通路部と、該冷却用流体通路部のうち該発熱部を経た冷却用流体が流通する通路部に設けられ、該通路部を流通する冷却用流体が保有する熱を回収する熱回収部と、を備えて構成されており、具体的には、次のように構成されている。
図2は、本発明に係るモータの冷却システムの一例としての、電動車両のインホイールモータの冷却システムの第1の実施形態を示している。すなわち、インホイールモータ1は、この図に示すように、例えば、ゴルフ場で使用されるゴルフカートなどの電気自動車の車体(図示せず)側に固定され、コイル2と鉄心3を有するインナーステータ4(図4参照)と、該インナーステータ4周りを回転自由となるように車体側に軸支され、永久磁石5と鉄心としてのロータヨーク6を有するアウターロータ7(図5参照)とを備えたモータユニットを、タイヤ(図示せず)を保持したホイール8(本発明で言うところの、モータ周りを覆う部材)に取り付けたものである。
前記車体には、中空のセンターシャフト9が固定されており、このセンターシャフト9の外周面には略円筒状のハブ10(図6参照)が嵌合され固定される。なお、上記の車輪軸は、本発明で言うところの、モータの回転中心軸を構成しており、インホイールモータ1の車輪軸(回転中心軸)を、中空に形成された固定軸部材であるセンターシャフト9およびハブ10から構成してある。
前記ホイール8は、前記ハブ10の周りを回転自由に設けられている。このホイール8は、前記アウターロータ7を内周面に組み付けた胴体11(図7参照)と、該胴体11の車体内方側の開放口を塞ぐ端壁部としての内蓋12(図8参照)とからなる。
前記胴体11は、図7に示すように、筒状をなす胴壁部11aと車体外方側に位置する端壁部としての外蓋部11bとを備えており、該外蓋部11bの中央部内面には支持溝11cが開設されている。
前記内蓋12は、図8に示すように、板状に形成され、外周端部には中心軸と直交して外方に張り出すフランジ部12aが一体に形成され、中央部には支持孔12bが開設されている。かかる内蓋12は前記胴体11の胴壁部11a内端面に組み付けられ、ボルトなどにより締結される。
上述した構造のホイール8は、支持溝11cと支持孔12bを介してハブ10周りに挿通され、該ハブ10外周と前記支持溝11cとの間および該ハブ10外周と前記支持孔12bとの間にそれぞれ介装された軸受13、14によって、ハブ10周りに回転自由に支持される。なお、Pは、ゴムパッキン等から構成される気密シールである。
前記インナーステータ4は、図4に示すように、リング状に形成され、鉄心3の複数の巻線部3a周りに金属線をそれぞれ巻回して形成したコイル2を設けて構成される。かかるインナーステータ4は、前記センターシャフト9に固定されたハブ10周部に嵌挿されて、その内周部の両端に位置する2つのリング状のステータ固定板15、16(図9参照)が前記ハブ10の外周部の両端にボルトなどにより締結される。
前記アウターロータ7のロータヨーク6は、図5に示すように、リング状に形成され、該ロータヨーク6の内周面には、軸方向に貫通し、かつ、間隔をもって列設された多数の磁石用の溝6aが形成され、この磁石用の溝6aに多数設けられた永久磁石5がそれぞれ嵌合取付される。
かかるアウターロータ7は、前記胴体11の胴壁部11a内周面に組み付けられる。すなわち、胴壁部11aの内周面には、図7に示すように、段差部11dが形成され、この段差部11dにセットされたアウターロータ7が前述のように胴体11の胴壁部11aにボルトなどにより締結された内蓋12のフランジ部12aにより押さえ固定される。また、図示しないが、タイヤはホイール8外周に配設され、その内側内周端部と外側内周端部とが図示しないリム部材により押さえ固定される。
一方、ハブ10のインナーステータ4が取り付けられている部位には、内端がセンターシャフト9の内部と連通し、外端が開放する孔10aが周方向に間隔をもって複数個、貫通形成されている。
また、インナーステータ4内周部の内側端のステータ固定板15には、内端がハブ10の孔10aと連通し、外端が内蓋12とインナーステータ4の内側端面との間に形成される空間部19と連通する孔15aが周方向に間隔をもって複数個、貫通形成されている。
また、外蓋部11bの外周端部には、内端が外蓋部11bとインナーステータ4の外側端面との間に形成される空間部20と連通し、外端が外部(ホイール8の外側方向)に開放される孔11eが周方向に間隔をもって複数個、貫通形成されている。なお、この孔11eには、それぞれフィルタFが装着されている。
従って、前記の冷却用流体発生手段としての送風機(例えば、送風ファン17)により発生された冷却用流体としての空気が流通し、発熱部、すなわち、コイル2とアウターロータ7の内周面が介装されてなる冷却用流体通路部は、外蓋部11bの孔11e、空間部20、空間部19、ステータ固定板15の孔15a、ハブ10とインナーステータ4との間、ハブ10の孔10a及びセンターシャフト9内部から構成される。
図2において、センターシャフト9は図示しないが他方の車輪のホイールとも連結されており、前記送風ファン17は、本体17a内に、ファン17bとファン駆動用モータ17cを備えたものであり、該本体17aの両端部には、それぞれ空気の流通口17d、17eが形成され、一方の流通口17dとセンターシャフト9の例えば長手方向の中間部位などに形成された流通口9aとは、空気流通経路18を介して接続される。また、他方の流通口17eは外気に開放されている。なお、この流通口17eには、フィルタfが装着されている。
さらに、送風ファン17の一方の流通口17dとセンターシャフト9の流通口9aとの間、すなわち、送風ファン17とインホイールモータ1の発熱部との間に介装され、発熱部を経た冷却用流体(空気)が流通する通路部である空気流通経路18には、前記の熱回収部としての熱交換器26が設けられている。
この熱交換器26は、本体26a内に、空気流通経路18を流通する加熱空気が保有する熱を放出する放熱部としての蛇行した放熱管26bと、熱源として使用される被加熱流体(空気)が流通し、該放熱管26bから放出された熱を受ける受熱部としての蛇行した受熱管26cと、を互いに近接して対面させて並設したものである。
そして、放熱管26bは、空気流通経路18に介装連結され、受熱管26cは、電動車両の熱源、例えば、車内暖房及びウインドガラスの曇り止めなどの熱源として使用される被加熱流体(空気)が流通する流通管27に介装されている。
ここで、送風ファン17により発生された空気を、発熱部から熱交換器26に向かう方向に流通させる状態と、該熱交換器26から該発熱部に向かう方向に流通させる状態と、に選択的に切り換える流通切換手段を備えている。この場合、本実施形態においては、ファン駆動用モータ17cを、回転方向を正方向(図2の矢印Aとなる空気流通方向)と逆方向(図2の矢印Bとなる空気流通方向)とに選択的に切り換え駆動可能な正・逆転構造のものにして、流通切換手段を構成している。
かかる構成のインホイールモータ1を装備した電気自動車においては、インナーステータ4のコイル2に通電してこれを励磁すれば、インナーステータ4周りをアウターロータ7が回転し、ホイール8を介してタイヤが回転して走行する。
そして、送風ファン17を起動し、そのファン駆動用モータ17cの回転方向を正方向に切り換えると、図2の矢印Aとなる空気流通方向となる。すると、外気が外蓋部11bの孔11eからフィルタFを経て塵などが除去されて吸引される。吸引された外気は、空間部20を経て、インナーステータ4の隣り合う巻線部3a同士の間隔部およびアウターロータ7とインナーステータ4間に導入され、これらを流通して冷却する。
そして、この巻線部3a同士の間隔部およびアウターロータ7とインナーステータ4間から排出された空気は、内蓋12とインナーステータ4との間の空間部19へと至り、ステータ固定板15の孔15a、ハブ10とインナーステータ4との間及びハブ10の孔10aを経て、センターシャフト9内部に至り、空気流通経路18を介して、熱交換器26の放熱管26bを流通し、送風ファン17の一方の流通口17e(この場合は吐出口となる)から外部にフィルタfを経て吐出される。
このようにして、発熱部、すなわち、インナーステータ4の隣り合う巻線部3a同士の間隔部およびアウターロータ7とインナーステータ4間に導入され、これらを流通して冷却した空気は、発熱部を経たことで加熱され、加熱空気として熱交換器26の放熱管26bを流通する。そして、放熱管26bから放出された熱を受熱管26cが受け、該受熱管26cを流通する空気が加熱される。
すなわち、熱交換器26において、発熱部を冷却した後の空気が保有する熱が回収される。受熱管16cを流通管27を介して流通して加熱された空気は、電動車両の熱源、例えば、車内暖房及びウインドガラスの曇り止めなどの熱源として使用される。
一方、送風ファン17のファン駆動用モータ17cの回転方向を逆方向に切り換えると、図2の矢印Bとなる空気流通方向となる。
一方、送風ファン17のファン駆動用モータ17cの回転方向を逆方向に切り換えると、図2の矢印Bとなる空気流通方向となる。
すると、外気が一方の流通口17e(この場合は吸込口となる)にフィルタfを経て吸引され、熱交換器26の放熱管26bを流通し(放熱管26bには加熱されていない空気が流通する)、センターシャフト9内部に供給され、ここから、ハブ10の孔10a、該ハブ10とインナーステータ4との間およびステータ固定板15の孔15a、内蓋12とインナーステータ4との間の空間部19へと至り、インナーステータ4の隣り合う巻線部3a同士の間隔部およびアウターロータ7とインナーステータ4間に導入され、これらを流通して冷却する。
そして、この巻線部3a同士の間隔部およびアウターロータ7とインナーステータ4間から排出された空気は、図2に示した矢印Bの如く、空間部20を経て、外蓋部11bの孔11eから外部にフィルタFを経て吐出される。この場合、熱交換器16の放熱管26bを流通する空気は加熱されていないため、熱は回収されず、インナーステータ4の隣り合う巻線部3a同士の間隔部およびアウターロータ7とインナーステータ4間(発熱部)を冷却するのみである。
次に、第2の実施形態について図3を参照して説明する。この実施形態は、第1の実施形態で説明した、送風ファン17のファン駆動用モータ17cを正・逆転構造のものにして、流通切換手段に構成するのに代えて、別の構成で流通切換手段を構成するようにしたものである。
すなわち、冷却用流体発生手段を、送風機(例えば、ブロア28)から構成し、このブロア28の吸引部28aと吐出部28bそれぞれに連結される吸込通路部29と吐出通路部30部分同士を連通させると共に、この連通部31に、2つの通路部32、33を接続する。一方の通路部32を熱交換器26に接続し、他方の通路部33をフィルタfを介して外気に開放する。
そして、連通部31に、冷却用流体(空気)がインナーステータ4の隣り合う巻線部3a同士の間隔部およびアウターロータ7とインナーステータ4間(発熱部)から空気流通経路18を経て熱交換器26に向かい、一方の通路部32を経て他方の通路部33から外気に吐出される空気流通方向となる位置aと、外気から他方の通路部33に吸引され、一方の通路部32を経て熱交換器26から空気流通経路18を介して発熱部に向かう空気流通方向となる位置bと、に選択的に切り換えられて流通方向を変換する流通方向変換バルブ34を設けるようにして、流通切換手段構造を構成している。
従って、流通方向変換バルブ34を選択的に切り換えれば、空気流通方向を変換することができ、発熱部の冷却及びこの冷却後の空気熱を使用するための熱回収の両方を行う場合と、熱を使用せず、発熱部の冷却のみを行う場合と、が選択できる。
次に、第3の実施形態について図10を参照して説明する。この実施形態は、第1の実施形態で示した、インホイールモータ1内における空気の流通方向に対して、逆の空気の流通方向にしたものである。
すなわち、インナーステータ4内周部の内側端のステータ固定板16には、内端がハブ10の孔10aと連通し、外端が外蓋部11bとインナーステータ4の外側端面との間に形成される空間部20へと連通する孔16aが周方向に間隔をもって複数個、貫通形成されている。また、内蓋12の外周端部には、内端が該内蓋12とインナーステータ4の内側端面との間に形成される空間部19と連通し、外端が外部(ホイール8の内側方向)に開放される孔12cが周方向に間隔をもって複数個、貫通形成されている。なお、この孔12cにも、フィルタFが装着されている。
従って、例えば、図2に示した送風ファン17を起動し、そのファン駆動用モータ17cの回転方向を正方向に切り換えると、図2の矢印Aとなる空気流通方向となる。すると、外気が内蓋12の孔12cからフィルタFを経て吸引される。吸引された外気は、空間部19を経て、インナーステータ4の隣り合う巻線部3a同士の間隔部およびアウターロータ7とインナーステータ4間に導入され、これらを流通して冷却する。
そして、この巻線部3a同士の間隔部およびアウターロータ7とインナーステータ4間から排出された空気は、空間部20、ステータ固定板16の孔16a及びハブ10の孔10aを経て、センターシャフト9内部に至り、空気流通経路18を介して、熱交換器26の放熱管26bを流通し、送風ファン17の一方の流通口17e(この場合は吐出口となる)から外気に吐出される。この場合は、発熱部の冷却と、この冷却後の空気熱を使用するための熱回収と、が行われる。
一方、送風ファン17のファン駆動用モータ17cの回転方向を逆方向に切り換えると、図2の矢印Bとなる空気流通方向となる。なお、この空気流通方向は、上述の空気流通方向と逆になるだけであるから、説明を省略するが、この場合は、発熱部の冷却のみとなる。
以上の各実施形態においては、インホイールモータ1に強制的に空気を流通させて、例えば、インナーステータ4の隣り合う巻線部3a同士の間隔部、すなわち、コイル2やアウターロータ7内周面などの発熱部を冷却するようにしたから、冷却効果に優れ、また、例えば、空気を吸引或いは吐出するための孔11e、12cなどが形成されているだけで、コイル2などの発熱部を大気に曝すことで冷却する構成ではないため、ホイール8の密閉性が従来と比較して高い。
特に、本実施形態で採用したゴルフカートや工事用車両、農業用車両などに用いられるインホイールモータ1では、泥水、埃、粉塵などのある環境条件に悪い場所で用いられるため、車両の走行中にこれら泥水、埃、粉塵などがホイールに掛かり易いものの、これら泥水、埃、粉塵などがホイール8に入り難く、より効果的である。
また、送風ファン17などにより発生された空気が流通し、前記の発熱部が介装されてなる空気通路部のうち冷却後の加熱された空気が流通する通路部を構成する空気流通経路18に熱交換器26を介装して加熱された空気の熱を回収し、この回収した空気熱を電動車両の熱源、例えば、車内暖房及びウインドガラスの曇り止めなどの熱源として有効利用するようにしたから、省エネルギ効果に優れると共に、熱源としてのヒータなどの加熱装置を別途設ける必要がなく、設備費用などのコスト低減を図れる。
さらに、本実施形態では,送風ファン17のファン駆動用モータ17cの回転を選択的に正・逆転切り換えることにより、或いは、ブロア28による空気の流通路を選択することにより、冷却用空気の流通方向を変更できるようにしたため、発熱部の冷却及びこの冷却後の空気熱を使用するための熱回収の両方を行う場合と、熱を使用せず、発熱部の冷却のみを行う場合と、が選択できる。
この場合、両者の場合とも冷却を行うことには変わりはないが、熱を使用せず、冷却のみを行う場合は、空気を外蓋部11bの孔11eなどから外部に吐出しているため、孔11eなどから外気と共に泥水、埃、粉塵などがホイール8により入り難く、コイル2などに悪影響が与えられることがなく、故障が生じ難い点でより効果的な冷却を行う上で有利である。なお、発熱部の冷却と熱回収を両方行う場合には、孔11eなどから空気を吸引しているが、孔11eなどにフィルタFを装着して、外気と共に泥水、埃、粉塵などがホイール8に入り難いようにしてある。
また、本実施形態においては、センターシャフト9を使用して、空気通路部の一部を構成しているため、空気通路部の一部を簡単かつ確実に製作することができ、しかも、固定されていて動じないセンターシャフト9を使用して空気の流通を行うため、空気の流通を行うための構成が簡単ですみ、送風ファン17なども固定状態で設置できるなどの利点があり、構成の簡略化を図ることができる。
さらに、ホイール8に形成した孔11e、12cにより、空気通路部の一部を形成しているため、空気通路部の一部を簡単かつ確実に製作することができる。
さらに、ホイール8に形成した孔11e、12cにより、空気通路部の一部を形成しているため、空気通路部の一部を簡単かつ確実に製作することができる。
なお、インホイールモータ1における配線を、センターシャフト9の内部に収納して外部に取り出す構成とすると良い(第4の実施形態)。すなわち、図2に示すように、例えば、コイル2の配線25を、内蓋12とインナーステータ4との間、ステータ固定板15の孔15a、ハブ10の孔10aを通して、センターシャフト9内部に挿入し、ここから、外部に取り出す構成とする。
上記実施形態においては、本発明を、アウターロータ式のインホイールモータ1に適用したが、その他、全てのモータに適用しても良く、また、空気通路部は実施形態で示したものには限らず、その他の構成であっても良い。さらに、冷却用流体(熱回収流体)は空気(加熱空気)に限らず、他の気体であっても良いし、液体であっても良い。
モータに強制的に流通させた空気などの流体によりそのコイルなどの発熱部を冷却し、高い冷却効果を得ると共に、モータの密閉性を高め、泥水、埃、粉塵などの影響によるコイルなどの故障の発生を低減できるため、環境条件の悪い場所で使用されるゴルフカートや工事用車両、農業用車両などのインホイールモータに有利となると共に、この冷却後の加熱された流体から熱を回収して熱源として利用できるようにした省エネルギ性に優れたものとなる。
1 インホイールモータ
4 インナーステータ
7 アウターロータ
8 ホイール
9 センターシャフト
9A 内側通路
9B 外側通路
9a 供給口
9b 出口
10 ハブ
10a 孔
11b 外蓋部
11e 孔
12 内蓋
12c 孔
15 ステータ固定板
15a 孔
16 ステータ固定板
16a 孔
17 送風ファン
18 空気流通経路
19 空間部
20 空間部
21a ハブ分割体
21b ハブ分割体
23 空間部
24 空間部
25 配線
26 熱交換器
26b 放熱管
26c 受熱管
27 流通管
28 ブロア
34 流通方向変換バルブ
4 インナーステータ
7 アウターロータ
8 ホイール
9 センターシャフト
9A 内側通路
9B 外側通路
9a 供給口
9b 出口
10 ハブ
10a 孔
11b 外蓋部
11e 孔
12 内蓋
12c 孔
15 ステータ固定板
15a 孔
16 ステータ固定板
16a 孔
17 送風ファン
18 空気流通経路
19 空間部
20 空間部
21a ハブ分割体
21b ハブ分割体
23 空間部
24 空間部
25 配線
26 熱交換器
26b 放熱管
26c 受熱管
27 流通管
28 ブロア
34 流通方向変換バルブ
Claims (10)
- ステータとロータとを備えたモータの発熱部を冷却するシステムであって、
冷却用流体を発生させる手段を備え、該冷却用流体発生手段により発生された冷却用流体が流通し、前記発熱部が介装されてなる冷却用流体通路部と、該冷却用流体通路部のうち該発熱部を経た冷却用流体が流通する通路部に設けられ、該通路部を流通する冷却用流体が保有する熱を回収する熱回収部と、を備えたことを特徴とするモータの冷却システム。 - 前記冷却用流体発生手段により発生された冷却用流体を、前記発熱部から前記熱回収部に向かう方向に流通させる状態と、該熱回収部から該発熱部に向かう方向に流通させる状態と、に選択的に切り換える流通切換手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のモータの冷却システム。
- 前記冷却用流体発生手段を、ファンとファン駆動用モータを備えた送風機から構成し、該ファン駆動用モータを、回転方向を正方向と逆方向とに選択的に切り換え駆動可能な正・逆転構造にして、前記流通切換手段を構成したことを特徴とする請求項2記載のモータの冷却システム。
- 前記冷却用流体発生手段を、送風機から構成し、該送風機の吸引部と吐出部それぞれに連結される通路部の途中部分同士を連通させると共に、該連通部に、冷却用流体が前記発熱部から前記熱回収部に向かって吐出される流通方向と、吸引された冷却用流体が該熱回収部から該発熱部に向かう流通方向と、に選択的に変換する流通方向変換バルブを設けて、前記流通切換手段を構成したことを特徴とする請求項2記載のモータの冷却システム。
- 前記熱回収部は、前記冷却用流体発生手段と前記発熱部との間に介装され、該発熱部を経た冷却用流体が流通する通路部に設けられて、該通路部を流通する冷却用流体が保有する熱を放出する放熱部と、熱源として使用される被加熱流体が流通し、前記放熱部から放出された熱を受ける受熱部と、を備えた熱交換器からなることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載のモータの冷却システム。
- 前記モータの回転中心軸を、中空に形成された固定軸部材から構成し、該固定軸部材から冷却用流体通路部の一部を形成したことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載のモータの冷却システム。
- 前記冷却用流体通路部の一部を、ステータとロータとを備えたモータ周りを覆う部材の端壁部に形成された孔から形成したことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載のモータの冷却システム。
- 前記ステータとロータとを備えたモータは、コイルと鉄心を有するインナーステータと、該インナーステータ周りを回転自由となるように回転自由に軸支され、永久磁石と鉄心を有するアウターロータとを備えたアウターロータ式のモータであることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載のモータの冷却システム。
- 前記アウターロータ式のモータは、タイヤを保持したホイールに取り付けてなる電動車両のインホイールモータであって、前記モータの回転中心軸は車輪軸であり、前記ホイールはモータ周りを覆う部材を構成し、前記熱源を、電動車両に用いる熱源としたことを特徴とする請求項8記載のモータの冷却システム。
- 前記ステータとロータとを備えたモータにおける配線を、前記中空に形成された固定軸部材の内部に収納して外部に取り出す構成としたことを特徴とする請求項6〜9のうちいずれか1つに記載のモータの冷却システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009200986A JP2011055610A (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | モータの冷却システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009200986A JP2011055610A (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | モータの冷却システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011055610A true JP2011055610A (ja) | 2011-03-17 |
Family
ID=43944038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009200986A Pending JP2011055610A (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | モータの冷却システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011055610A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106374710A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-02-01 | 苏州全睿智能科技有限公司 | 无芯马达 |
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-
2009
- 2009-08-31 JP JP2009200986A patent/JP2011055610A/ja active Pending
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