JP2019113043A - 渦巻きポンプ用ケーシング及び渦巻きポンプ - Google Patents

渦巻きポンプ用ケーシング及び渦巻きポンプ Download PDF

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【課題】舌部における異物の滞留を防止することができる、渦巻きポンプ用ポンプケーシングを提供する。【解決手段】渦巻きポンプ用のポンプケーシングであって、ポンプケーシングに収容される羽根車の周囲にボリュート室を形成するボリュート部と、ボリュート室と吐出口とを接続する吐出路を形成する吐出管と、を備え、ボリュート部の内面は、ボリュート室の内周側において不連続な少なくとも1条の螺旋状に延在する溝または突起の形態を有する螺旋形状部を有する、ポンプケーシング。【選択図】図1

Description

本発明は、渦巻きポンプ用ケーシング及びこれを備える渦巻きポンプに関する。
一般に汚水用ポンプでは、取り扱い液である汚水中に含まれる異物によるポンプの詰まりが問題となる。
従来の汚水用ポンプの構造の一例を図8に示す。一例として、図8は、羽根車の前面に側板を有しない、いわゆるオープン形羽根車を備える汚水用水中ポンプを示している。図8の水中ポンプは、主軸1を駆動するモータ部2と、主軸1の回転によって揚水を行うポンプ部3とを備えている。そして、ポンプ部3の圧力水がモータ部2側へ漏洩しないように、ポンプ部3とモータ部2の間で主軸1がメカニカルシール4−1、4−2で封止されている。
モータ部2では、主軸1と一体に回転するロータ5と、ステータ巻線を備えたステータ7とが、モータ室8内に収納されている。このモータ室8は、上方に開口した略円筒状のモータフレーム10とモータフレーム10の上端に連結したモータカバー11で水密的に封止されているとともに、上部には、水中ケーブル12が接続されている。
そして、主軸1は、モータカバー11に取付けた上部軸受13とモータフレーム10の下端に連結した負荷側ブラケット14の内周面に取付けた下部軸受15を介して回転自在に支承されている。更に、モータカバー11の上面には、湧水現場等へのポンプの吊下げや移動を行なう把手16が設けられている。
一方、ポンプ部3は、複数の羽根40を有し主軸1の先端にこれと一体に回転するように連結されたオープン形の羽根車41を備えている。
ポンプ部3は、羽根車41を収容するポンプ室を形成し、吐出口42aと吸込口42bを有するポンプケーシング30を備えている。ポンプケーシング30は、吸込みカバー(換言すれば、吸込み側ケーシング)31と、吐出し側ケーシング32と、を備えている。吸込みカバー31は、上方に向けて拡径しており、各羽根40の後縁部(換言すれば、半径方向先端部またはチップ部)が吸込みカバー31の内周面に接近して配置される。羽根車41は、吸込みカバー31の吸込口42bから湧水・汚水等を吸い込んで、吐出し側ケーシング32の側面の吐出口42aから吐き出すようになっている。吐出口42aには、吐出曲管24が連結されている。
図9は、図8に示すポンプケーシング30(具体的には吐出し側ケーシング32)の平面図である。ポンプケーシング30に収容される羽根車41等は図示を省略されている。
一例として、図8の汚水用水中ポンプは、渦巻きポンプの形態を有する。従って、図9に示すように、ポンプケーシング30(図示の例では、吐出し側ケーシング32)は、羽根車の周囲にボリュート室(換言すれば、渦巻室)33Aを形成するボリュート部33と、ボリュート室33Aと吐出口42aとを接続する吐出路34Aを形成する吐出管34と、を備えることができる。このような渦巻きポンプ用のポンプケーシング30では、ボリュート室33A内の渦巻き状の汚水の流れを、吐出路34A内の流れと分離するために、ボリュート部33の始点(すなわち、巻き始め)に舌部36が形成される。舌部36は、実質的に羽根車の周方向に突出するように延びている。吸込口42b(図8を参照)から
流入した汚水は、図示されない羽根車を通ってボリュート室33Aの内周側からボリュート部33に流入し、吐出管34を流通した後、吐出口42aから排出される。図8に示されるように、ボリュート部33は、ボリュート室33Aの上面を規定する上面部33aと、底面を規定する底面部33bと、上面部33aと底面部33bとの間に配置される外周面部33cと、を有する。外周面部33cは、ボリュート室33Aの外周側を規定するように上面部33a及び底面部33bから側方に張り出している。
図10〜図11Aは、渦巻きポンプ用ポンプケーシング30に設けられる舌部36の従来構成を示す図である。図10は、図9のA1−A1線に沿って見た断面矢視図であり、図10Aは、図9のポンプケーシング30の上方斜視図である。図11及び図11Aは、舌部36の他の従来例を示す、図10及び図10Aに対応する図である。従来の渦巻きポンプ用ポンプケーシング30に設けられる舌部36は、図10及び図10Aに示すように、その前縁部37が羽根車の中心軸線C(図8及び図9を参照)に対して平行になるように、または、図11及び図11Aに示すように、その前縁部37が吐出管34の内周面に沿うR形状になるように形成されている。
しかし、上記のような従来の舌部36には、汚水に含まれる、例えばビニールシートのような薄膜状の異物が被さり易く、舌部36上で滞留し易い。このように滞留した異物は、ポンプの詰まりを生じさせる原因となる。
特許文献1は、汚水用ポンプにおいて、羽根車の後面シュラウドの外周面等、ポンプケーシングとの間隙に面した部分に間隙内へ侵入した繊維類、固形物等を間隙外へ送り出す方向のねじ溝を設けることを記載している。これにより、布片等の異物がねじ溝内に噛み込み、回転するねじ溝からスラストを受けてねじ溝に沿い間隙の出口へ排出されるように構成されている。
特開昭56−35000号
本発明の一実施形態によれば、舌部における異物の滞留を防止することができる、渦巻きポンプ用ポンプケーシングを提供することができる。また、本発明の一実施形態によれば、舌部における異物の滞留を防止することができる、渦巻きポンプ用ポンプケーシングを備える渦巻きポンプを提供することができる。
本発明の一実施形態によれば、渦巻きポンプ用のポンプケーシングであって、ポンプケーシングに収容される羽根車の周囲にボリュート室を形成するボリュート部と、ボリュート室と吐出口とを接続する吐出路を形成する吐出管と、を備え、ボリュート部の内面は、ボリュート室の内周側において不連続な少なくとも1条の螺旋状に延在する溝または突起の形態を有する螺旋形状部を有する、ポンプケーシングが提供される。
本発明の第1実施形態による渦巻きポンプ用ポンプケーシングの平面図である。 図1の部分拡大図である。 図1のA2−A2線に沿った断面矢視図である。 図1のポンプケーシングの上方斜視図である。 本発明の第2実施形態による渦巻きポンプ用ポンプケーシングを示す図であり、図2に対応する図である。 本発明の第3実施形態による渦巻きポンプ用ポンプケーシングを示す図であり、図2に対応する図である。 本発明の第4実施形態による渦巻きポンプ用ポンプケーシングを示す図であり、図2に対応する図である。 螺旋形状部を構成する溝の断面形状の一例を示す図である。 螺旋形状部を構成する溝の断面形状の一例を示す図である。 螺旋形状部を構成する溝の断面形状の一例を示す図である。 螺旋形状部を構成する溝の断面形状の一例を示す図である。 螺旋形状部を構成する突起の断面形状の一例を示す図である。 螺旋形状部を構成する突起の断面形状の一例を示す図である。 螺旋形状部を構成する突起の断面形状の一例を示す図である。 螺旋形状部を構成する突起の断面形状の一例を示す図である。 従来の渦巻きポンプの一例を示す側断面図である。 図8の渦巻きポンプ用ポンプケーシングの平面図である。 ポンプケーシングの舌部の従来例を示す図である。 ポンプケーシングの舌部の従来例を示す図である。 ポンプケーシングの舌部の他の従来例を示す、図10に対応する図である。 ポンプケーシングの舌部の他の従来例を示す、図10Aに対応する図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明はあくまでも一例を示すものであって、本願発明の技術的範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。また、図面では、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。尚、以下の説明において、「上」、「下」等の方向を示す用語は、図8に示す渦巻きポンプの設置状態における方向を意味する。また、本発明の実施形態は、渦巻きポンプのポンプケーシングに特徴がある。従って、以下の説明では、主に、ポンプケーシングの構成要素について説明する。ポンプ部の他の構成要素及びモータ部の構成は、図8に参照して説明したもののほか、従来既知のいかなる構成であってもよい。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態による渦巻きポンプ用ポンプケーシング130の一例を示す平面図である。図1のポンプケーシング130は、例えば、図8に示す渦巻きポンプに適用可能である。ポンプケーシング130は、羽根車(図示せず)の周囲にボリュート室(換言すれば、渦巻室)133Aを形成するボリュート部133と、ボリュート室133Aと吐出口142aとを接続する吐出路134Aを形成する吐出管134と、を備える。また、ボリュート室133A内の渦巻き状の汚水の流れを、吐出路134A内の流れと分離するために、ボリュート部133の始点(換言すれば、巻き始め)に舌部136が形成される。例えば図1の部分拡大図である図1Aに示されるように、舌部136は、実質的に羽根車の周方向に突出するように延びている。尚、理解の容易のため、図1Aでは、図1に示され後述される螺旋形状部200、300は図示を省略されている。吸込口(例えば、図8に示す42b)から流入する汚水は、図示されない羽根車を通ってボリュート室133Aの内周側からボリュート部133に流入し、吐出管134を流通した後、吐出口142aから排出される。尚、ポンプケーシング130に収容される羽根車は、通常、図1において時計回りの方向に回転するように配置される。図1Aには、羽根車の回転方向が矢印Rで示されている。また、後述する図2に示されるように、ボリュート部133は、ボリュート室133Aの上面を規定する上面部133aと、底面を規定する底面部133bと、上面部133aと底面部133bとの間に配置される外周面部133cと、を有することができる。外周面部133cは、ボリュート室133Aの外周側を規定するよ
うに上面部133a及び底面部133bから側方に張り出している。
図2は、図1のA2−A2線断面矢視図である。図2Aは、図1のポンプケーシング130の上方斜視図である。
第1実施形態では、ポンプケーシング130のボリュート部133の内面(図1に破線で示す)が、1条の螺旋状に延在する螺旋形状部200を有している。図示の例では、螺旋形状部200は溝の形態を有している。しかし、後述するように、螺旋形状部200は、突起の形態を有してもよい。例えば図8の例に示すように、渦巻きポンプ用ポンプケーシングのボリュート室(図8の33A)の内周側は、羽根車(図8の41)の出口に向けて開放されている。従って、第1実施形態においてボリュート部133の内面に設けられる螺旋形状部200は、ボリュート室133Aの内周側において不連続である。換言すれば、螺旋形状部200は、ボリュート室133Aの内周側で分断され、延在方向で互いに離間される複数の溝または突起の形態を有する複数の曲線部201により構成されている。複数の曲線部201は、それぞれ、互いに共通する1条の螺旋の一部を形成する。
第1実施形態では、複数の曲線部201及びボリュート室133Aの内周側における曲線部201の不連続部分を含む全体形状を螺旋と称する。図示の例では、螺旋形状部200は右巻きに形成されている。換言すれば、螺旋形状部200を構成する複数の曲線部201の各々が、吐出口142aに向けて右上がりの曲線を形成するように配置されている。しかし、後述するように、螺旋形状部200は左巻きに形成されていてもよい(換言すれば、各曲線部201が、吐出口142aに向けて右下がりの曲線を形成するように配置されていてもよい)。
このような全体として螺旋状の溝または突起の形態を有する螺旋形状部200によって、羽根車を通過した水流に捻じれを生じさせることができ、捻じれた水流を舌部136に当てることができる。従って、仮に舌部136に異物が引っ掛かったとしても、異物を強い流れで押し流すことができるので、異物が舌部136に滞留することを防止することができる。尚、ボリュート部133において螺旋形状部200が形成される範囲は、捻じれた水流を、異物を押し流すのに十分な強さで舌部136に当てることができる限り、特に限られない。螺旋形状部200は、舌部136の前縁部137の終端(後述)から水流の上流側に向けて、羽根車の中心軸線C周りに所定の角度範囲A(図1Aを参照)内に設けることができる。
第1実施形態では、舌部136の前縁部137の形状が図9〜図11Aに示す従来例とは異なっている。図2に示すように、第1実施形態の舌部136の前縁部137は、羽根車の中心軸線C(図1参照)に対して傾斜するように形成されている。ここで、「舌部136の前縁部137」とは、舌部136の実質的に羽根車の外周に沿う伸長方向の先端部を意味する。また、「舌部136の前縁部137が傾斜する」とは、前縁部137の上下方向両端部137a、137bを互いに直線で結んだ場合に当該直線が、羽根車の中心軸線Cに対して傾斜することを意味する。
これに対し、例えば図11及び図11Aに示す従来例の舌部36は、前縁部37の上下方向両端部37a、37bを直線で結んだ場合の当該直線が、羽根車の中心軸線Cに対して実質的に平行である。少なくともこの点において、第1実施形態の舌部136は、従来例の舌部36とは異なる形状を有している。
このように傾斜する舌部136の前縁部137は、吐出口142aに近い側に位置する端部(換言すれば、終端)137bと、吐出口142aから遠い側に位置する端部(換言すれば、始端)137aとを有することになる。図2の例では、舌部136の前縁部13
7の始端137aが図2の下側に配置され、終端137bが図2の上側に配置されるように傾斜している。換言すれば、舌部136の前縁部137が、始端137aから終端137bに向けて上り方向に傾斜している。この構成により、舌部136に引っ掛かった異物を、舌部136の前縁部137の傾斜に沿って吐出口142aに向けてスムーズに移動させることができる。尚、他の実施形態によれば、舌部136の前縁部137が、始端137aから終端137bに向けて下り方向に傾斜していてもよい。
また、傾斜する前縁部137を有する舌部136は、羽根車の羽根の先端が舌部136を通過する際の急激な圧力変化(換言すれば、脈動)を抑制することができる。従って、ポンプの振動を抑制することができる。
上記したように、螺旋形状部200は、ボリュート室133Aの内周側で分断され、延在方向で互いに離間される複数の溝または突起の形態を有する複数の曲線部201により構成されている。各曲線部201は、水流F(図2を参照)の上流側に位置する上流側端部201a及び水流Fの下流側に位置する下流側端部201bを有する。第1実施形態では、特に、上記複数の曲線部201のうち、水流Fの最も下流側に配置される曲線部201における下流側端部201bを、「螺旋形状部200の終端201b′」と称する。第1実施形態では、螺旋形状部200の終端201b′が、傾斜する舌部136の前縁部137の終端137bに到達するように配置されている。螺旋形状部200の終端201b′を、舌部136の前縁部137の終端137bに到達するように配置することにより、舌部136の前縁部137の終端137bに移動した異物に強い流れを直接当てることができるので、異物の排出を容易に行うことができる。しかし、螺旋形状部200の終端201b′は舌部136の前縁部137の終端137bに、必ずしも到達していなくてよい。尚、「螺旋形状部200の終端201b′が舌部136の前縁部137の終端137bに到達する」とは、螺旋形状部200の終端201b′の溝または突起を画定する縁部が、舌部136の前縁部137の終端137bに接続される状態を意味する。
また、他の実施形態によれば、舌部136の前縁部137は、羽根車の中心軸線Cに対して傾斜していなくてもよい。上記したような全体として螺旋状の溝または突起を形成する螺旋形状部200によって、羽根車を通過した水流に捻じれを生じさせることができ、捻じれた水流を舌部136に当てることができるので、舌部136に引っ掛かった異物を強い流れで押し流すことができる。従って、従来例のような、舌部36の前縁部37が羽根車の中心軸線Cに対して傾斜していない場合であっても、舌部36に異物が滞留してポンプが閉塞することを防止することができる。しかし、第1実施形態のように舌部136の前縁部137が羽根車の中心軸線Cに対して傾斜している場合には、舌部136に引っ掛かった異物を傾斜に沿って吐出口142a側にスムーズに移動させることができるので、異物を吐出口142a側に一層排出し易くすることができる。
尚、第1実施形態では、1条の螺旋形状部200が設けられているが、他の実施形態によれば、複数条の螺旋形状部200が設けられていてもよい。この場合、螺旋状溝と螺旋状突起の両方が設けられていてもよい。また、少なくとも1条の螺旋形状部200の終端201b′を、傾斜する舌部136の前縁部137の終端137bに到達するように配置することができる。
さらに、第1実施形態では、ボリュート部133の螺旋形状部(以下、第1の螺旋形状部とも称する)200に加えて、吐出管134の円筒状の内面に、連続して延びる1条の螺旋形状部(以下、第2の螺旋形状部とも称する)300が設けられている。図示の例では、第2の螺旋形状部300は溝の形態を有している。しかし、第2の螺旋形状部300は突起の形態を有していてもよい。また、第2の螺旋形状部300として、複数条の螺旋形状部300を設けることも可能である。この場合、螺旋状溝と螺旋状突起の両方を設け
ることもできる。
第1実施形態では、図2に示すように、第2の螺旋形状部300の始端(換言すれば、吐出口142aから遠い側に位置する端部)300aを、第1の螺旋形状部200の終端201b′(図示の例では、舌部136の前縁部137の終端137bでもある)に繋がるように配置することができる。これにより、第1の螺旋形状部200によって生じた捻じれた水流を、その流れの強さを損なうことなく、吐出口142aまで導くことができる。従って、異物を舌部136から吐出口142aへとさらに排出し易くすることができる。しかし、第2の螺旋形状部300の始端300aと第1の螺旋形状部200の終端201b′とは、必ずしも繋がっていなくてよい。尚、「第2の螺旋形状部300の始端300aが第1の螺旋形状部200の終端201b′に繋がる」とは、第2の螺旋形状部300の始端300aの溝または突起を画定する縁部が、第1の螺旋形状部200の終端201b′の溝または突起を画定する縁部に接続されることを意味する。
図示の例では、第2の螺旋形状部300は吐出口142aに向けて右巻きである。すなわち、右巻きの第1の螺旋形状部200に対して右巻きの第2の螺旋形状部300が形成されている。第2の螺旋形状部300を第1の螺旋形状部200と同じ巻き方にすることにより、第2の螺旋形状部300の始端300aを第1の螺旋形状部200の終端201b′に繋がるように配置することができるので、捻じれた水流の流れの強さを維持し易い。しかし、右巻きの第1の螺旋形状部200に対して、第2の螺旋形状部300が左巻きであってもよい。また、複数条の第2の螺旋形状部300が設けられる場合には、少なくとも1条の第2の螺旋形状部300の始端300aを第1の螺旋形状部200(第1の螺旋形状部200が複数条設けられている場合は、少なくとも1条の螺旋形状部200)の終端201b′に繋がるように配置することができる。
しかし、他の実施形態によれば、第2の螺旋形状部300は設けられていなくてもよい。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態を示す、図2に対応する図である。第1実施形態と異なり、第2実施形態では、第1の螺旋形状部400を構成する溝(具体的には、複数の曲線部401により形成される溝)が左巻きに形成されている。換言すれば、各曲線部401が、吐出口142aに向けて右下がりの曲線を形成するように配置されている。従って、第1の螺旋形状部400の終端401b′は、図3の下側に配置されている。さらに、第2実施形態では、舌部236の前縁部237の傾斜の向きが第1実施形態とは異なっており、始端237aが図3の上側に配置され、終端237bが図3の下側に配置されるように傾斜している。換言すれば、舌部236の前縁部237が、始端237aから終端237bに向けて下り方向に傾斜している。このような下り傾斜の前縁部237において、異物は前縁部237の傾斜に沿って前縁部237の終端237bに移動する。図示の例では、第1の螺旋形状部400の終端401b′(換言すれば、複数の曲線部401のうち、水流Fの最も下流側に配置される曲線部401における下流側端部401b)は前縁部237の終端237bに到達するように配置されている。これにより、第1の螺旋形状部400の終端401b′を通った強い流れを異物に直接当てることができる。しかし、第1の螺旋形状部400の終端401b′は前縁部237の終端237bに、必ずしも到達していなくてよい。また、左巻きの第1の螺旋形状部400に対して、前縁部237は第1実施形態のような上り傾斜でもよい。また、第1実施形態と同様に、前縁部237は傾斜していなくてもよい。
さらに、第2実施形態では、第2の螺旋形状部500が、第1の螺旋形状部400と同様に左巻きに形成されている。また、図3の例では、第2の螺旋形状部500の始端50
0aが第1の螺旋形状部400の終端401b′(図示の例では、前縁部237の終端237bでもある)に繋がるように配置されている。
これにより、左巻きの第1の螺旋形状部400に導かれた捻じれた水流は、同じく左巻きの第2の螺旋形状部500に導かれて、流れの強さを損なうことなく吐出口142aに向かう。しかし、第2の螺旋形状部500の始端500aと第1の螺旋形状部400の終端401b′とは、必ずしも繋がっていなくてよい。また、左巻きの第1の螺旋形状部400に対して右巻きの第2の螺旋形状部500が配置されてもよい。
[第3実施形態]
図4は、第3実施形態を示す、図2に対応する図である。図2の構成と異なり、第3実施形態では、第1の螺旋形状部200を構成する複数の曲線部201のうち、少なくとも水流Fの最も下流側に位置する曲線部201の幅が、当該曲線部201の上流側端部201aから下流側端部201bに向けて小さくなるように構成されている。これにより、舌部136に当てる水流の強さを大きくすることができる。しかし、他の実施形態によれば、第1の螺旋形状部200の幅は、第1の螺旋形状部200の始端201aから終端201b′まで(すなわち、複数の曲線部201のうち、水流の最も上流側に位置する曲線部201の上流側端部201aから、水流の最も下流側に位置する曲線部201の下流側端部201bまで)次第に小さくなるように変化してもよい。尚、図4では、一例として、右巻きの第1及び第2螺旋形状部200、300及び上り傾斜の前縁部137を有する舌部136が示されているが、これは、第3実施形態を限定するものではない。
[第4実施形態]
上記したように、第1の螺旋形状部200、400、及び第2の螺旋形状部300、500は、突起の形態を有していてもよい。図5は第4実施形態を示し、ここでは、一例として、第1の螺旋形状部600及び第2の螺旋形状部700が共に突起の形態を有している。しかし、他の実施形態によれば、第1及び第2螺旋形状部の一方が溝の形態を有し、他方が突起の形態を有していてもよい。また、複数条の第1の螺旋形状部が設けられる場合、螺旋状溝と螺旋状突起の両方が第1の螺旋形状部として形成されてよい。同様に、複数条の第2の螺旋形状部が設けられる場合、螺旋状溝と螺旋状突起の両方が第2の螺旋形状部として形成されてよい。図6A〜図6Dは、第1及び/または第2の螺旋形状部を構成する溝の断面形状の例を示す。図7A〜図7Dは、第1及び/または第2の螺旋形状部を構成する突起の断面形状の例を示す。しかし、水流に捻じれを生じさせることができる限り、第1及び/または第2の螺旋形状部を構成する溝及び突起の断面形状は図示のものに限られない。尚、図5では、一例として、右巻きの第1及び第2螺旋形状部600、700及び上り傾斜の前縁部137を有する舌部136が示されているが、これは、第4実施形態を限定するものではない。
各実施形態のポンプケーシングは、従来の鋳造方法を用いて製造することができる。第1及び/または第2の螺旋形状部は、対応する螺旋形状部を予め鋳型に形成しておくことにより形成することができる。または、第1及び/または第2の螺旋形状部は、鋳造後のポンプケーシングに転造されてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
本発明は、以下の態様を含む。
1.渦巻きポンプ用のポンプケーシングであって、ポンプケーシングに収容される羽根車の周囲にボリュート室を形成するボリュート部と、ボリュート室と吐出口とを接続する吐出路を形成する吐出管と、を備え、ボリュート部の内面は、ボリュート室の内周側において不連続な少なくとも1条の螺旋状に延在する溝または突起の形態を有する螺旋形状部を有する、ポンプケーシング。
2.上記1.に記載のポンプケーシングであって、ポンプケーシングは、ボリュート部の始点において羽根車の周方向に突出する舌部を備え、螺旋形状部は、吐出口に向かう水流に捻じれを生じさせ、捻じれた水流が舌部に当たるように配置される、ポンプケーシング。
3.上記2.に記載のポンプケーシングであって、舌部の前縁部が、吐出口に近い側に位置する終端と吐出口から遠い側に位置する始端とを有するように、羽根車の中心軸線に対して傾斜している、ポンプケーシング。
4.上記3.に記載のポンプケーシングであって、少なくとも1条の螺旋形状部は、舌部の前縁部の終端から水流の上流側に向けて、羽根車の中心軸線周りに所定の角度範囲内に設けられている、ポンプケーシング。
5.上記2.〜4.のいずれかに記載のポンプケーシングであって、少なくとも1条の螺旋形状部は、水流に対して最も上流側に位置する始端と、水流に対して最も下流側に位置する終端と、を有しており、少なくとも1条の螺旋形状部の終端は、舌部の前縁部の終端に配置される、ポンプケーシング。
6.上記5.に記載のポンプケーシングであって、少なくとも1条の螺旋形状部は、右巻きに配置されており、舌部の前縁部は、始端から終端に向かって上方に傾斜している、ポンプケーシング。
7.上記5.に記載のポンプケーシングであって、少なくとも1条の螺旋形状部は、左巻きに配置されており、舌部の前縁部は、始端から終端に向かって下方に傾斜している、ポンプケーシング。
8.上記2.〜4.のいずれかに記載のポンプケーシングであって、ボリュート部の少なくとも1条の螺旋形状部は、第1の螺旋形状部であり、第1の螺旋形状部は、水流に対して最も上流側に位置する始端と水流に対して最も下流側に位置する終端とを有しており、ポンプケーシングは、さらに、吐出管の内面に設けられ連続して延びる溝または突起の形態を有する少なくとも1条の第2の螺旋形状部を有しており、第2の螺旋形状部は、水流に対して上流側に位置する始端と水流に対して下流側に位置する終端とを有しており、第2の螺旋形状部の始端は、第1の螺旋形状部の終端に配置される、ポンプケーシング。
9.上記5.〜7.のいずれかに記載のポンプケーシングであって、ボリュート部の少なくとも1条の螺旋形状部は、第1の螺旋形状部であり、ポンプケーシングは、さらに、吐出管の内面に設けられ連続して延びる溝または突起の形態を有する少なくとも1条の第2の螺旋形状部を有しており、第2の螺旋形状部は、水流に対して上流側に位置する始端と水流に対して下流側に位置する終端とを有しており、第2の螺旋形状部の始端は、第1の螺旋形状部の終端に配置される、ポンプケーシング。
10.上記2.〜4.のいずれかに記載のポンプケーシングであって、少なくとも1条の螺旋形状部は、水流に対して最も上流側に位置する始端と、水流に対して最も下流側に位置する終端と、を有しており、少なくとも1条の螺旋形状部の幅が、始端から終端に向けて小さくなる、ポンプケーシング。
11.上記5.〜9.のいずれかに記載のポンプケーシングであって、少なくとも1条の螺旋形状部の幅が、少なくとも1条の螺旋形状部の始端から終端に向けて小さくなる、ポンプケーシング。
12.上記2.〜9.のいずれかに記載のポンプケーシングであって、少なくとも1条の螺旋形状部は、ボリュート室の内周側で分断され、延在方向で互いに離間される複数の溝または突起の形態を有する複数の曲線部により構成されており、複数の曲線部の各々は、水流に対して上流側に位置する上流側端部と、水流に対して下流側に位置する下流側端部
と、を有し、舌部に最も近い位置に配置される曲線部の幅が、上流側端部から下流側端部に向けて小さくなる、ポンプケーシング。
13.上記1.〜12.のいずれかに記載のポンプケーシングを備える渦巻きポンプ。
本発明は、渦巻きポンプに広く適用可能である。
A 角度範囲
C 羽根車の中心軸線
R 羽根車の回転方向
F 水流の向き
W1、W2 幅
1 主軸
2 モータ部
3 ポンプ部
4−1、4−2 メカニカルシール
5 ロータ
7 ステータ
8 モータ室
10 モータフレーム
11 モータカバー
12 水中ケーブル
13 上部軸受
14 負荷側ブラケット
15 下部軸受
16 把手
24 吐出曲管
30 ポンプケーシング
31 吸込みカバー(吸込み側ケーシング)
32 吐出し側ケーシング
33 ボリュート部
33a 上面部
33b 底面部
33c 外周面部
33A ボリュート室
42a 吐出口
42b 吸込口
34 吐出管
34a 吐出路
36 舌部
37 舌部の前縁部
37a 舌部の前縁部の上端
37b 舌部の前縁部の下端
130 ポンプケーシング(吐出し側ケーシング)
133 ボリュート部
133a 上面部
133b 底面部
133c 外周面部
133A ボリュート室
142a 吐出口
134 吐出管
134a 吐出路
136 舌部
137 舌部の前縁部
137a 舌部の前縁部の始端
137b 舌部の前縁部の終端
200、400、600 第1の螺旋形状部
201、401、601 曲線部
201a、401a、601a 曲線部の上流側端部
201b、401b、601b 曲線部の下流側端部
201b′、401b′、601b′ 第1の螺旋形状部の終端
300、500、700 第2の螺旋形状部
300a、500a、700a 第2の螺旋形状部の始端
300b、500b、700b 第2の螺旋形状部の終端

Claims (13)

  1. 渦巻きポンプ用のポンプケーシングであって、
    前記ポンプケーシングに収容される羽根車の周囲にボリュート室を形成するボリュート部と、前記ボリュート室と吐出口とを接続する吐出路を形成する吐出管と、を備え、
    前記ボリュート部の内面は、前記ボリュート室の内周側において不連続な少なくとも1条の螺旋状に延在する溝または突起の形態を有する螺旋形状部を有する、ポンプケーシング。
  2. 請求項1に記載のポンプケーシングであって、
    前記ポンプケーシングは、前記ボリュート部の始点において前記羽根車の周方向に突出する舌部を備え、
    前記螺旋形状部は、前記吐出口に向かう水流に捻じれを生じさせ、捻じれた前記水流が前記舌部に当たるように配置される、ポンプケーシング。
  3. 請求項2に記載のポンプケーシングであって、
    前記舌部の前縁部が、前記吐出口に近い側に位置する終端と前記吐出口から遠い側に位置する始端とを有するように、前記羽根車の中心軸線に対して傾斜している、ポンプケーシング。
  4. 請求項3に記載のポンプケーシングであって、
    少なくとも1条の前記螺旋形状部は、前記舌部の前縁部の前記終端から前記水流の上流側に向けて、前記羽根車の中心軸線周りに所定の角度範囲内に設けられている、ポンプケーシング。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のポンプケーシングであって、
    少なくとも1条の前記螺旋形状部は、前記水流に対して最も上流側に位置する始端と、前記水流に対して最も下流側に位置する終端と、を有しており、
    前記少なくとも1条の螺旋形状部の前記終端は、前記舌部の前縁部の前記終端に配置される、ポンプケーシング。
  6. 請求項5に記載のポンプケーシングであって、
    前記少なくとも1条の螺旋形状部は、右巻きに配置されており、
    前記舌部の前縁部は、前記始端から前記終端に向かって上方に傾斜している、ポンプケーシング。
  7. 請求項5に記載のポンプケーシングであって、
    前記少なくとも1条の螺旋形状部は、左巻きに配置されており、
    前記舌部の前縁部は、前記始端から前記終端に向かって下方に傾斜している、ポンプケーシング。
  8. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のポンプケーシングであって、
    前記ボリュート部の少なくとも1条の前記螺旋形状部は、第1の螺旋形状部であり、前記第1の螺旋形状部は、前記水流に対して最も上流側に位置する始端と前記水流に対して最も下流側に位置する終端とを有しており、
    前記ポンプケーシングは、さらに、前記吐出管の内面に設けられ連続して延びる溝または突起の形態を有する少なくとも1条の第2の螺旋形状部を有しており、
    前記第2の螺旋形状部は、前記水流に対して上流側に位置する始端と前記水流に対して下流側に位置する終端とを有しており、
    前記第2の螺旋形状部の前記始端は、前記第1の螺旋形状部の前記終端に配置される、
    ポンプケーシング。
  9. 請求項5〜7のいずれか1項に記載のポンプケーシングであって、
    前記ボリュート部の少なくとも1条の前記螺旋形状部は、第1の螺旋形状部であり、
    前記ポンプケーシングは、さらに、前記吐出管の内面に設けられ連続して延びる溝または突起の形態を有する少なくとも1条の第2の螺旋形状部を有しており、
    前記第2の螺旋形状部は、前記水流に対して上流側に位置する始端と前記水流に対して下流側に位置する終端とを有しており、
    前記第2の螺旋形状部の前記始端は、前記第1の螺旋形状部の前記終端に配置される、ポンプケーシング。
  10. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のポンプケーシングであって、
    少なくとも1条の前記螺旋形状部は、前記水流に対して最も上流側に位置する始端と、前記水流に対して最も下流側に位置する終端と、を有しており、
    少なくとも1条の前記螺旋形状部の幅が、前記始端から前記終端に向けて小さくなる、ポンプケーシング。
  11. 請求項5〜9のいずれか1項に記載のポンプケーシングであって、
    少なくとも1条の前記螺旋形状部の幅が、前記少なくとも1条の螺旋形状部の前記始端から前記終端に向けて小さくなる、ポンプケーシング。
  12. 請求項2〜9のいずれか1項に記載のポンプケーシングであって、
    前記少なくとも1条の螺旋形状部は、前記ボリュート室の内周側で分断され、延在方向で互いに離間される複数の溝または突起の形態を有する複数の曲線部により構成されており、
    前記複数の曲線部の各々は、前記水流に対して上流側に位置する上流側端部と、前記水流に対して下流側に位置する下流側端部と、を有し、
    前記舌部に最も近い位置に配置される前記曲線部の幅が、前記上流側端部から前記下流側端部に向けて小さくなる、ポンプケーシング。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のポンプケーシングを備える渦巻きポンプ。

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