JP2019112383A - ソフトカプセルの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)一般加工食品に適した食感を有し、食品の製造過程における加熱殺菌工程に耐えうる耐熱性を有するソフトカプセルが得られる。
(2)特定の液体に浸漬するのみで耐熱性が付与されるため、製造が容易である。
(3)浸漬液の材料である水溶性食物繊維及び還元澱粉糖化物は、一般加工食品に広く用いられる物質であるため、経口摂取に対しての安全性が高い。
1.浸漬処理によるソフトカプセルの耐熱性付与(1)
(寒天皮膜ソフトカプセルの製造)
本実施例に用いたソフトカプセルは、多重ノズルでカプセル皮膜溶液と内容物を同時に冷却油中に滴下させて製造する滴下法により得られた、シームレスソフトカプセルを用いた。カプセル皮膜溶液には、水100重量部に寒天2重量部を溶解させた寒天溶液を用い、内容物には中鎖脂肪酸油(ココナードML;花王株式会社製品)を用いた。冷却油中に滴下されて形成したゼリー状のソフトカプセルを洗浄し、カプセル外周に付着した冷却油を除去した。得られたソフトカプセルの直径は5.8mmであり、ソフトカプセル1粒あたりの重量は112mg、ゼリー強度(日寒水式測定法)は500〜800g/cm2であった。製造したソフトカプセルは、浸漬処理を行うまで、ゼリー状のカプセル皮膜の乾燥を防ぐため、保存液(精製水97.9重量%、ソルビン酸カリウム2重量%及びクエン酸0.1重量%)に入れて保存した。
下記表3に示す成分を有する浸漬液を対照及び試験1−1〜1−13についてそれぞれ準備した。なお、本実施例における浸漬液のうち、試験1−1、1−3〜1−7、1−9〜13は、いずれも表1に示す各製品の原液をそのまま用いている。試験1−2及び試験1−8で用いた浸漬液は、いずれも精製水30gに対応する製品70gを溶解させたものを浸漬液として用いている。表3に示す対照及び試験1−1〜1−13の各浸漬液に、ソフトカプセルと浸漬液の重量割合が1:1となるように、ソフトカプセルを常温(20±5℃)で各浸漬液に浸漬させた。浸漬時間は12時間とした。
浸漬処理後、浸漬液から取り出したソフトカプセルについて、水分活性値(AW)を測定した。ソフトカプセルを水分活性測定装置(ロトロニック AW−パーム、ロトロニックジャパン株式会社製品)に付帯された容器に9割程度入れ、数値を測定した。
ソフトカプセルを浸漬液から引き上げ、5分間網の上に置いて浸漬液を除去した。40gの中鎖脂肪酸油(ココナードML;花王株式会社製品)を入れた試験瓶に、ソフトカプセル30粒を入れて封入し、1時間85℃の加熱処理を行った。加熱処理後、試験瓶を冷蔵庫に入れて7℃に冷却した。冷却後の試験瓶内の中鎖脂肪酸油中のソフトカプセルの外観を観察し、以下表2に示す基準に基づいて評価した。この評価のうち、◎及び〇と評価されたものは、一般加工食品の製造時における加熱殺菌工程等に耐えうる十分な耐熱性が付与されたものと評価できる。
ソフトカプセルを浸漬液から引き上げ、5分間網の上に置いて浸漬液を除去した。40gの中鎖脂肪酸油(ココナードML;花王株式会社製品)を入れた試験瓶に、ソフトカプセル30粒を入れて封入し、各試験温度(65℃〜95℃;5℃刻み)にて30分間加熱処理を行った。加熱処理後、試験瓶を冷蔵庫に入れて7℃に冷却した。冷却後の試験瓶内の中鎖脂肪酸油中のソフトカプセルの外観を観察し、上記表2に示す基準において、カプセル同士の付着が観察される「△」と評価された加熱温度を、「カプセル付着温度(℃)」とした。
2.浸漬液の濃度の検討(1−1)
水溶性食物繊維であるポリデキストロース(成分NO.A−1)を含む浸漬液について、ポリデキストロースが70重量%含まれる浸漬液(原液)、35重量%含まれる浸漬液(精製水で原液を2倍に希釈したもの)、17.5重量%含まれる浸漬液(精製水で原液を4倍に希釈したもの)を準備した。実施例1で製造したソフトカプセルについて、上述した濃度が異なる3種類の浸漬液を用い、実施例1と同様の方法でカプセルの浸漬処理を行った。浸漬処理されたソフトカプセルについて、75℃、80℃、85℃又は90℃の加熱温度でそれぞれ1時間の加熱処理を行った以外は、実施例1と同様の方法で加熱処理を行い、それぞれの加熱温度で処理されたカプセルについて、表2に示す基準に基づいて耐熱性の評価を行った。結果を以下表4に示す。
3.浸漬液の濃度の検討(1−2)
平均分子量が約1230の還元澱粉糖化物(成分NO.B−1)を含む浸漬液について、その濃度が70重量%の浸漬液(原液)、35重量%の浸漬液(精製水で原液を2倍に希釈したもの)、17.5重量%含まれる浸漬液(精製水で原液を4倍に希釈したもの)を準備した。実施例1で製造したソフトカプセルについて、上述した濃度が異なる3種類の浸漬液を用い、実施例1と同様の方法でカプセルの浸漬処理を行った。浸漬処理されたソフトカプセルについて、75℃、80℃、85℃又は90℃の加熱温度でそれぞれ1時間の加熱処理を行った以外は、実施例1と同様の方法で加熱処理を行い、それぞれの加熱温度で処理されたカプセルについて、表2に示す基準に基づいて耐熱性の評価を行った。結果を以下表5に示す。
4.浸漬処理時間の検討
下記表6に示す成分を有する浸漬液を対照及び試験4−1〜4−6についてそれぞれ準備した。なお、本実施例における浸漬液のうち、試験4−1と試験4−3〜4−6で用いた浸漬液は、いずれも表1に示す各製品の原液をそのまま用いている。試験4−2で用いた浸漬液は、精製水30gに対応する製品70gを溶解させたものを浸漬液として用いている。実施例1で製造したソフトカプセルについて、各浸漬液への浸漬処理時間を、1時間、3時間、6時間、12時間、24時間、36時間又は72時間と変えた以外は、実施例1と同様の方法で浸漬処理を行った。浸漬処理されたソフトカプセルについて、実施例1と同様の方法でカプセルの水分活性値の測定及び85℃で1時間加熱処理を行い、表2に示す基準に基づいて耐熱性の評価を行った。結果を以下表6に示す。
5.浸漬処理によるソフトカプセルの耐熱性付与(2)
(寒天及びアルギン酸塩皮膜ソフトカプセルの製造)
以下実施例に用いたソフトカプセルは、多重ノズルでカプセル皮膜溶液と内容物を同時に冷却油中に滴下させて製造する滴下法により得られた、シームレスソフトカプセルを用いた。カプセル皮膜溶液には、水100重量部に寒天1重量部及びアルギン酸ナトリウム2重量部を溶解させた寒天及びアルギン酸塩溶液を用い、内容物にはオリーブオイル95重量%にレモンフレーバー5重量%を混合した香油を用いた。冷却油中に滴下されて形成したゼリー状のソフトカプセルを洗浄し、カプセル外周に付着した冷却油を除去した。その後、カプセルを5%の乳酸カルシウム水溶液に10分間浸漬させて、カプセル皮膜中に含まれるアルギン酸塩をカルシウム架橋させた。得られたソフトカプセルの直径は3mmであり、ソフトカプセル1粒あたりの重量は16mg、ゼリー強度(日寒水式測定法)は1000〜1300g/cm2であった。製造したソフトカプセルは、浸漬処理を行うまで、ゼリー状のカプセル皮膜の乾燥を防ぐため、保存液(精製水97.9重量%、ソルビン酸カリウム2重量%及びクエン酸0.1重量%)に入れて保存した。
下記表7に示す成分を有する浸漬液を対照及び試験5−1〜5−13についてそれぞれ準備した。なお、本実施例における浸漬液のうち、試験5−1、5−3〜5−7、5−9〜13は、いずれも表1に示す各製品の原液をそのまま用いている。試験5−2及び試験5−8で用いた浸漬液は、いずれも精製水30gに対応する製品70gを溶解させたものを浸漬液として用いている。表7に示す対照及び試験5−1〜5−13の各浸漬液に、ソフトカプセルと浸漬液の重量割合が1:1となるように、ソフトカプセルを常温(20±5℃)で各浸漬液に浸漬させた。浸漬時間は12時間とした。
6.浸漬液の濃度の検討(2−1)
実施例5で製造した、寒天及びアルギン酸塩皮膜のソフトカプセルを用いて、次の試験を行った。水溶性食物繊維であるポリデキストロース(成分NO.A−1)を含む浸漬液について、ポリデキストロースが70重量%含まれる浸漬液(原液)、35重量%含まれる浸漬液(精製水で原液を2倍に希釈したもの)、17.5重量%含まれる浸漬液(精製水で原液を4倍に希釈したもの)を準備した。実施例5と同様の方法で、上述した濃度が異なる3種類の浸漬液を用い、ゼリー状のシームレスソフトカプセルの浸漬処理を行った。浸漬処理されたソフトカプセルについて、75℃、80℃、85℃又は90℃の加熱温度でそれぞれ1時間の加熱処理を行った以外は、実施例5と同様の方法で加熱処理を行い、それぞれの加熱温度で処理されたカプセルについて、表2に示す基準に基づいて耐熱性の評価を行った。結果を以下表8に示す。
7.浸漬液の濃度の検討(2−2)
実施例5で製造した、寒天及びアルギン酸塩皮膜のソフトカプセルを用いて、次の試験を行った。平均分子量が約1230の還元澱粉糖化物(成分NO.B−1)を含む浸漬液について、その濃度が70重量%の浸漬液(原液)、35重量%の浸漬液(精製水で原液を2倍に希釈したもの)、17.5重量%含まれる浸漬液(精製水で原液を4倍に希釈したもの)を準備した。実施例5と同様の方法で、上述した濃度が異なる3種類の浸漬液を用い、ゼリー状のシームレスソフトカプセルの浸漬処理を行った。浸漬処理されたソフトカプセルについて、75℃、80℃、85℃又は90℃の加熱温度でそれぞれ1時間の加熱処理を行った以外は、実施例5と同様の方法で加熱処理を行い、それぞれの加熱温度で処理されたカプセルについて、表2に示す基準に基づいて耐熱性の評価を行った。結果を以下表9に示す。
Claims (6)
- カプセル皮膜の皮膜基剤として寒天を含むソフトカプセルを、水溶性食物繊維、還元澱粉糖化物及び澱粉糖化物からなる群より選ばれた少なくとも1種の成分を含有する浸漬液に浸漬させる浸漬工程を有することを特徴とするソフトカプセルの製造方法。
- 前記浸漬液中には、前記成分が35重量%以上含まれていることを特徴とする請求項1に記載のソフトカプセルの製造方法。
- 前記水溶性食物繊維、還元澱粉糖化物及び澱粉糖化物は、平均分子量が800以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のソフトカプセルの製造方法。
- 前記水溶性食物繊維は、ポリデキストロース又は難消化性デキストリンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のソフトカプセルの製造方法。
- 前記浸漬工程において、前記カプセル皮膜の水分活性値が0.92〜0.95となるまで前記ソフトカプセルを前記浸漬液に浸漬させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のソフトカプセルの製造方法。
- 前記ソフトカプセルがシームレスソフトカプセルであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のソフトカプセルの製造方法。
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