JP2019112042A - 報知装置 - Google Patents

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秀雄 吉井
Hideo Yoshii
秀雄 吉井
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Abstract

【課題】本発明は、報知装置を使用できる自転車の自由度を上げることを目的とする。【解決手段】本発明の報知装置は、自転車の運転者が身につける物に取り外し可能に取り付けられ、又は、運転者に着脱可能に着用され、運転者の所定の操作に応じて発光し、自転車の運転についての情報を周囲に報知する発光装置を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、報知装置に関する。
特許文献1には、自転車のテールボックスに搭載された方向指示器が記載されている。
特開2014−162285号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、方向指示器等の報知装置を自転車における周囲から見えやすい位置に固定して取り付ける必要がある。したがって、特許文献1に記載の技術では、報知装置が自転車ごとに固有の構造を持つ必要があり、報知装置を使用できる自転車が制限される。
本発明は、報知装置を使用できる自転車の自由度を上げることを目的とする。
本発明の報知装置は、自転車の運転者が身につける物に取り外し可能に取り付けられ、又は、前記運転者に着脱可能に着用され、前記運転者の所定の操作に応じて発光し、前記自転車の運転についての情報を周囲に報知する発光装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、報知装置を使用できる自転車の自由度を上げることができる。
報知装置の構成の一例を示す図である。 発光装置が衣服に取り付けられた状態の一例を示す図である。 発光装置の衣服への取り付け方法の一例を示す図である。 発光装置の衣服への取り付け方法の一例を示す図である。 操作装置の構成の一例を示す図である。 操作装置が自転車に取り付けられた状態の一例を示す図である。 報知装置の動作の一例を示す図である。 報知装置の動作の一例を示す図である。 発光装置の構成の一例を示す図である。 発光装置が着用された状態の一例を示す図である。 発光装置が着用された状態の一例を示す図である。 発光装置が着用された状態の一例を示す図である。 発光装置が着用された状態の一例を示す図である。 発光装置の構成の一例を示す図である。 報知装置の動作の一例を示す図である。 報知装置の動作の一例を示す図である。 発光装置が着用された状態の一例を示す図である。 発光装置の構成の一例を示す図である。 発光装置の構成の一例を示す図である。
<第1の実施形態>
図1を参照して、第1の実施形態の報知装置100の構成について説明する。図1は、報知装置100の構成の一例を示す図である。報知装置100は、自転車用の方向指示器、及び、ブレーキランプの機能を実現する装置であり、発光装置101と操作装置102とを備える。
まず、図1を参照して、発光装置101について説明する。発光装置101は、自転車20を運転する運転者10が着用する衣服30に取り外し可能に取り付けられ、操作装置102に対する所定の操作に応じて発光をして自転車20の運転についての情報を周囲に報知する。より具体的には、発光装置101は、左右で対となる発光が可能であり、方向指示器として機能する。また、発光装置101は、ブレーキランプとして機能する。衣服30は、運転者10が身につける物の一例である。発光装置101は、第1の副発光装置110と第2の副発光装置120と第3の副発光装置130と第1のケーブル140と第2のケーブル141と通信部と制御部とを備える。
第1の副発光装置110は、第1の基部111と第1の発光部112と電源部113と第1の取付部114とを備える。
第1の基部111は、長方形の平面状を有し、表面に第1の発光部112が取り付けられる。第1の基部111には、例えば、再帰性反射材や蓄光素材が設けられた布が使われる。再帰性反射材として、ガラスビーズ式の再帰性反射材やマイクロプリズム式の再帰性反射材を用いてもよく、これら以外の再帰性反射材を用いてもよい。第1の基部111の表面の反対面が第1の基部111の裏面である。平面視では、第1の発光部112の周囲を取り囲むように第1の基部111が露出する。第1の基部111の露出する部分にのみ、再帰性反射材や蓄光素材を設けてもよい。
第1の発光部112は、中央発光部112aと左側発光部112bと右側発光部112cとを備える。
中央発光部112aは、第1の基部111が伸びる方向の中央部に配置され、第1の基部111に沿って伸びた形状である。
左側発光部112bは、中央発光部112aの一方の端部で中央発光部112aと隣接し、中央発光部112aが配置された側とは反対側の方向に、第1の基部111に沿って伸びた形状である。
右側発光部112cは、中央発光部112aの他方の端部で中央発光部112aと隣接し、中央発光部112aが配置された側とは反対側の方向に、第1の基部111に沿って伸びた形状である。
中央発光部112a、左側発光部112b、及び、右側発光部112cは、例えば、チューブ状のLED(発光ダイオード)で構成される。中央発光部112aは、赤色の発光が可能である。左側発光部112b、及び、右側発光部112cは、オレンジ色又は黄色の発光が可能である。
電源部113は、電池等の電源を収容し、第1の発光部112、第2の発光部122、第3の発光部132、発光装置101の制御部、及び、発光装置101の通信部に電力を供給する。
第1の取付部114は、後に説明するように、第1の副発光装置110を衣服30に取り付ける際に使われる。複数の第1の取付部114が、第1の基部111に設けられている。
第2の副発光装置120は、第1のケーブル140を介して、第1の発光部112における左側発光部112bが配置された側の端部に接続する。第2の副発光装置120は、第2の基部121と第2の発光部122と第2の取付部123とを備える。
第2の基部121は、長方形の平面状の素材であり、表面に第2の発光部122が取り付けられる。第2の基部121の構成は、第1の基部111の構成と同様である。第2の基部121の表面の反対面が第2の基部121の裏面である。平面視では、第2の発光部122の周囲を取り囲むように第2の基部121が露出する。第2の基部121の露出する部分にのみ、再帰性反射材や蓄光素材を設けてもよい。
第2の発光部122は、例えば、チューブ状のLEDで構成され、オレンジ色又は黄色の発光が可能である。
第2の取付部123は、後に説明するように、第2の副発光装置120を衣服30に取り付ける際に使われる。複数の第2の取付部123が、第2の基部121に設けられている。
第3の副発光装置130は、第2のケーブル141を介して、第1の発光部112における右側発光部112cが配置された側の端部に接続する。第3の副発光装置130は、第3の基部131と第3の発光部132と第3の取付部133とを備える。
第3の基部131は、長方形の平面状の素材であり、表面に第3の発光部132が取り付けられる。第3の基部131の構成は、第1の基部111の構成と同様である。第3の基部131の表面の反対面が第3の基部131の裏面である。平面視では、第3の発光部132の周囲を取り囲むように第3の基部131が露出する。第3の基部131の露出する部分にのみ、再帰性反射材や蓄光素材を設けてもよい。
第3の発光部132は、例えば、チューブ状のLEDで構成され、オレンジ色又は黄色の発光が可能である。
第3の取付部133は、後に説明するように、第3の副発光装置130を衣服30に取り付ける際に使われる。複数の第3の取付部133が、第3の基部131に設けられている。
発光装置101の通信部は、無線によって、操作装置102との通信を行う。発光装置101の制御部は、発光装置101の発光を制御する。発光装置101の通信部、及び、制御部は、電子回路等で実現され、例えば、第1の副発光装置110に搭載される。
第1のケーブル140は、第1の副発光装置110と第2の副発光装置120とを接続する。第1のケーブル140は、電源部113の電力を第2の副発光装置120に供給したり、発光装置101の制御部が出力する命令を第2の副発光装置120に送ったりする。
第2のケーブル141は、第1の副発光装置110と第3の副発光装置130とを接続する。第2のケーブル141は、電源部113の電力を第3の副発光装置130に供給したり、発光装置101の制御部が出力する命令を第3の副発光装置130に送ったりする。
次に、図2を参照して、自転車20を運転する運転者10が着る衣服30に発光装置101が取り付けられた状態について説明する。図2は、発光装置101が自転車20を運転する運転者10が着る衣服30に取り付けられた状態の一例を示す図である。衣服30は、上衣であり運転者10が上半身に着る服である。
第1の副発光装置110は、衣服30の後ろ身頃31に取り付けられ、運転者10の背中の位置に配置される。より具体的には、第1の副発光装置110は、背面側から運転者10を見たときに、後ろ身頃31において左右方向に伸びた形状になるように、後ろ身頃31に取り付けられる。左側発光部112bは背面側から運転者10を見たときに左側となる位置に配置され、右側発光部112cは背面側から運転者10を見たときに右側となる位置に配置され、中央発光部112aは左側発光部112bと右側発光部112cとの間の中央となる位置に配置される。
第2の副発光装置120は、衣服30の左袖32における後ろ側(後ろ身頃31の側)に取り付けられ、運転者10の左腕の位置に配置される。より具体的には、第2の副発光装置120は、背面側から運転者10を見たときに、左袖32に沿って伸びた形状になるように、左袖32に取り付けられる。
第3の副発光装置130は、衣服30の右袖33における後ろ側(後ろ身頃31の側)に取り付けられ、運転者10の右腕の位置に配置される。より具体的には、第3の副発光装置130は、背面側から運転者10を見たときに、右袖33に沿って伸びた形状になるように、右袖33に取り付けられる。
次に、図3、4を参照して、発光装置101の衣服30への取り付け方法について説明する。図3、4は、それぞれ、発光装置101の衣服30への取り付け方法の一例を示す図であり、図2における第1の副発光装置110が有する第1の取付部114の部分を拡大した図である。
第1の取付部114は、布状の部材を折り返すことで、第1の取付部114の一方の端部と他方の端部とを第1の基部111の同じ部分に取り付けて形成されたループである。第1の取付部114の中央部分には、ボタンを通すことができるボタンホール114aが設けられている。
図3に示すように、第1の取付部114であるループに通した安全ピン170を衣服30に留めることで、第1の副発光装置110を衣服30に取り付けることができる。また、図4に示すように、衣服30に設けられたボタン171をボタンホール114aに通すことでも、第1の副発光装置110を衣服30に取り付けることができる。第1の副発光装置110は、安全ピン170やボタン171で衣服30に取り付けるものであり、衣服30に対して着脱自在である。
第2の取付部123、及び、第3の取付部133は、第1の取付部114と同様の構造である。そして、第2の副発光装置120、及び、第3の副発光装置130は、第1の副発光装置110と同様に衣服30に取り付けることができ、衣服30に対して着脱自在である。
次に、図1、図5を参照して、操作装置102について説明する。図5は、副操作装置160を背面側から見た状態の一例を示す図である。操作装置102は、自転車20のハンドルバー21に取り外し可能に装着される。操作装置102は、副操作装置160として、第1の副操作装置160aと第2の副操作装置160bと第3の副操作装置160cとを備える。
第1の副操作装置160aは、ブレーキをかけるときに運転者10が操作する部材であり、自転車20のハンドルバー21に取り外し可能に装着される。第1の副操作装置160aは、ボタン部161と固定部162と通信部とを備える。
ボタン部161は、運転者10がブレーキをかけるときに押下するボタンを備える。
固定部162は、第1の副操作装置160aをハンドルバー21に固定するために使われる。固定部162は、第1のバンド部162aと第2のバンド部162bと金具162cと留め部162dを備える。第1のバンド部162aと第2のバンド部162bと金具162cとで、柱状のハンドルバー21を取り囲むことで、第1の副操作装置160aがハンドルバー21に固定される。
第1のバンド部162aは、ボタン部161の端部から伸びて、金具162cの穴に通されて折り返されている。
第2のバンド部162bは、ボタン部161における第1のバンド部162aが設けられた側とは反対側の端部から伸びて、金具162cに固定される。
留め部162dは、第1のバンド部162aに取り付けられる。そして、図5に示すように、留め部162dは、第1のバンド部162aの折り返された部分である第1の部分163aを、第1のバンド部162aにおける第1の部分163a以外の部分である第2の部分163bに留める。留め部162dとして、例えば、マジックテープ(登録商標)やドットボタンが使われる。
第1の副操作装置160aの通信部は、第1の副操作装置160aに対する操作を無線で発光装置101に送信する。
第2の副操作装置160bは、自転車20を左折させる等、自転車20の進行方向を左方向に変更する場合に運転者10が操作する部材であり、自転車20のハンドルバー21に取り外し可能に装着される。
第3の副操作装置160cは、自転車20を右折させる等、自転車20の進行方向を右方向に変更する場合に運転者10が操作する部材であり、自転車20のハンドルバー21に取り外し可能に装着される。
第2の副操作装置160b、及び、第3の副操作装置160cの構成は、既に説明した第1の副操作装置160aと同様である。
次に、図6を参照して、操作装置102のハンドルバー21への取り付けについて説明する。図6は、操作装置102が自転車20のハンドルバー21に取り付けられた状態の一例を示す図である。
第1の副操作装置160aは、運転者10がハンドルを握った際に、指が届きやすい位置に固定される。例えば、図6に示すように、第1の副操作装置160aは、ハンドルバー21の左側に固定される。第1の副操作装置160aは、ハンドルバー21の右側に取り付けられてもよい。第2の副操作装置160bは、運転者10がハンドルバー21を握った際に、左手の指が届きやすい位置となるハンドルバー21の左側に固定される。第3の副操作装置160cは、運転者10がハンドルバー21を握った際に、右手の指が届きやすい位置となるハンドルバー21の右側に固定される。操作装置102が有するそれぞれの副操作装置160は、ハンドルバー21に対して着脱自在である。
次に、図7、図8を参照して、報知装置100の動作について説明する。図7、図8は、それぞれ、報知装置100の動作の一例を示す図である。発光装置101は運転者10の衣服30に取り付けられており、操作装置102は自転車20のハンドルに固定されているものとする。
運転者10は、自転車20にブレーキをかける場合、第1の副操作装置160aを操作する。より具体的には、運転者10は、ブレーキをかける場合、第1の副操作装置160aのボタン部161のボタンを押下する。この操作は、ブレーキをかけることを表す操作である。
このとき、第1の副操作装置160aの通信部は、第1の副操作装置160aの操作に基づいて、第1の副操作装置160aの操作に対応する情報を、無線で発光装置101に送信する。
次いで、発光装置101の制御部は、発光装置101の通信部を介して第1の副操作装置160aから受信した情報に基づいて、第1の副発光装置110の中央発光部112aが発光するよう制御する。これにより、中央発光部112aが赤色の発光を行う。したがって、図7に示すように、発光装置101は、操作装置102に対する自転車20のブレーキをかけることを表す操作に対応する発光として、衣服30における左右方向の中央での赤色の発光を行う。
このようにして、発光装置101は、第1の副発光装置110の中央発光部112aの発光により、第1の副発光装置110の左右方向の中央部分が発光して、ブレーキランプの役割を果たす。
運転者10は、ブレーキをかけるのを止める場合、再度、第1の副操作装置160aを操作する。より具体的には、運転者10は、ブレーキをかけることを止める場合、第1の副操作装置160aのボタン部161のボタンを押下する。この操作は、自転車20の減速の終了を表す操作である。
このとき、第1の副操作装置160aの通信部は、第1の副操作装置160aの操作に基づいて、第1の副操作装置160aの操作に対応する情報を、無線で発光装置101に送信する。
次いで、発光装置101の制御部は、発光装置101の通信部を介して第1の副操作装置160aから受信した情報に基づいて、第1の副発光装置110の中央発光部112aが発光を停止するよう制御する。これにより、中央発光部112aが赤色の発光を停止する。
発光装置101の制御部は、第1の副操作装置160aのボタン部161のボタンが押下されている間、継続して第1の副発光装置110の中央発光部112aが発光するように制御し、第1の副操作装置160aのボタン部161のボタンが押下されなくなった場合に、第1の副発光装置110の中央発光部112aが発光を停止するよう制御してもよい。
運転者10は、右折する場合等、自転車20の進行方向を右方向に変更する場合、第3の副操作装置160cを操作する。より具体的には、運転者10は、自転車20の進行方向を右方向に変更する場合、第3の副操作装置160cのボタン部161のボタンを押下する。この操作は、自転車20の進行方向を右方向に変更することを表す操作である。
このとき、第3の副操作装置160cの通信部は、第3の副操作装置160cの操作に基づいて、第3の副操作装置160cの操作に対応する情報を、無線で発光装置101に送信する。
次いで、発光装置101の制御部は、発光装置101の通信部を介して第3の副操作装置160cから受信した情報に基づいて、第1の副発光装置110の右側発光部112cが発光するよう制御し、更に、第3の副発光装置130の第3の発光部132が発光するよう制御する。これにより、右側発光部112c、及び、第3の発光部132がオレンジ色又は黄色の発光を行う。したがって、図8に示すように、発光装置101は、操作装置102に対する自転車20の進行方向を右方向に変更することを表す操作に対応する発光として、衣服30における自転車20の変更後の進行方向の側である、左右方向の右側でのオレンジ色又は黄色の発光を行う。
運転者10は、自転車20の右方向への進行方向の変更を終了する場合、第3の副操作装置160cを操作する。より具体的には、運転者10は、自転車20の進行方向の変更を終了する場合、第3の副操作装置160cのボタン部161のボタンを押下する。
このとき、第3の副操作装置160cの通信部は、第3の副操作装置160cの操作に基づいて、第3の副操作装置160cの操作に対応する情報を、無線で発光装置101に送信する。
次いで、発光装置101の制御部は、発光装置101の通信部を介して第3の副操作装置160cから受信した情報に基づいて、第1の副発光装置110の右側発光部112cが発光を停止するよう制御し、更に、第3の副発光装置130の第3の発光部132が発光を停止するよう制御する。
発光装置101の制御部は、第3の副操作装置160cのボタン部161のボタンが押下されている間、継続して右側発光部112cと第3の発光部132とが発光するように制御し、第3の副操作装置160cのボタン部161のボタンが押下されなくなった場合に、右側発光部112cと第3の発光部132とが発光を停止するよう制御してもよい。
運転者10は、左折する場合等、自転車20の進行方向を左方向に変更する場合、第2の副操作装置160bを操作する。より具体的には、運転者10は、自転車20の進行方向を左方向に変更する場合、第2の副操作装置160bのボタン部161のボタンを押下する。この操作は、自転車20の進行方向を左方向に変更することを表す操作である。この場合、自転車20の進行方向を右方向に変更する場合と同様の処理が行われ、左側発光部112b、及び、第2の発光部122がオレンジ色又は黄色の発光を行う。
このように、第1の副発光装置は、左側発光部112bと右側発光部112cとによって左右で対となる発光が可能であり、方向指示器として機能する。また、第2の副発光装置120と第3の副発光装置130とによって、方向指示器として機能する。
以上説明したように、報知装置100は、自転車20に取り付けられる操作装置102と、衣服30に取り付けられ、操作装置102に対する操作に対応する発光をして自転車20の運転についての情報を周囲に報知する発光装置101とを備える。よって、自転車20の周囲に目立つように、自転車20の運転についての情報を周囲に報知することができる。したがって、周囲の人が自転車20の運転についての情報を見落とすおそれを低減することができる。
自転車20は基本的に車道を走行する必要がある。車道の脇に自動車が停止している場合、自転車20は、この停止している自動車を避けるために車道の中央を走行する必要がある。このような場合であっても、報知装置100によれば、自転車20の周囲に目立つように、自転車20の運転についての情報を周囲に示すことができる。よって、自動車等の運転者への注意喚起が可能になって、自転車20の安全性を高めることができる。
また、運転者10は、発光装置101が取り付けられた衣服30を着用し、操作装置102を自転車20に取り付けることで、報知装置100を使用できる。操作装置102を取り付けることができる自転車20に特別な制限はない。よって、報知装置100を使用できる自転車20には特別な制限はなく、報知装置100を使用できる自転車20の自由度を上げることができる。
また、報知装置100は、ブレーキランプ、及び、方向指示器の機能を備える。したがって、周囲の人が自転車20の運転についての十分な情報を把握できる。
また、発光装置101は、後ろ身頃31において左右方向に伸びた形状になるように、後ろ身頃31に取り付けられる第1の副発光装置と、左袖32に取り付けられる第2の副発光装置120と、右袖33に取り付けられる第3の副発光装置130とを備える。よって、例えば、ブレーキランプ、及び、方向指示器が自転車20に取り付けられている場合よりも目立つように、自転車20の運転についての情報を周囲に報知することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態の報知装置100について説明する。第1の実施形態と同様の点については同符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態の報知装置100が有する発光装置101は、運転者10に着脱可能に着用される。図9を参照して、第2の実施形態の発光装置101について説明する。図9は、発光装置101の裏面の構成の一例を示す図である。発光装置101の裏面とは、第1の副発光装置110については第1の基部111の裏面であり、第2の副発光装置120については第2の基部121の裏面であり、第3の副発光装置130については第3の基部131の裏面である。
第1の副発光装置110は、第1の基部111の裏面の両端部に、第4の取付部115を備える。第4の取付部115は、紐状部材173を通すことができるループである。
第2の副発光装置120は、第2の基部121の裏面に、第5の取付部125を備える。第5の取付部115は、紐状部材174を通すことができるループである。
第3の副発光装置130は、第3の基部131の裏面に、第6の取付部135を備える。第6の取付部135は、紐状部材174を通すことができるループである。
次に、図10、図11、図12を参照して、運転者10による発光装置101の着用方法について説明する。図10、図11、図12は、それぞれ、運転者10が発光装置101を着用した状態の一例を示す図である。
第1の副発光装置110は、2本の紐状部材173によって、運転者10に着用される。紐状部材173は、例えば、サスペンダゴムベルトであり、両端部を止める留め部173aを備える。留め部173aには、面ファスナやボタン等が使われる。紐状部材173は、図9に示すように、第1の副発光装置110の第4の取付部115であるループに通されて、図10、図11、図12に示すように、肩と胴体の側面とを通って一周する。こうして、第1の副発光装置110は、運転者10に着用され、運転者10の背中において、左右方向に伸びた形状になるように、運転者10の背中の位置に配置される。
第2の副発光装置120は、1本の紐状部材174によって、運転者10に着用される。紐状部材174の構成は、紐状部材173と同様であり、留め部174aを備える。紐状部材174は、図9に示すように、第2の副発光装置120の第5の取付部125であるループに通されて、図10、図11、図12に示すように、左腕一周する。こうして、第2の副発光装置120は、運転者10に着用され、運転者10の左腕の位置に配置される。
第3の副発光装置130は、1本の紐状部材174によって、運転者10に着用される。紐状部材174は、図9に示すように、第3の副発光装置130の第6の取付部135であるループに通されて、図10、図12に示すように、右腕一周する。こうして、第3の副発光装置130は、運転者10に着用され、運転者10の右腕の位置に配置される。こうして、発光装置101は、運転者10の上半身に配置される。
第2の実施形態の報知装置100の動作は、第1の実施形態の報知装置100の動作と同様である。
以上説明したように、発光装置101は、紐状部材173、174によって、運転者10が簡易に着用できる。したがって、運転者10は、簡易に報知装置100を使用できる。また、第1の実施形態と同様に、周囲の人が自転車20の運転についての情報を見落とすおそれを低減することができる。また、報知装置100を使用できる自転車20の自由度を上げることができる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態の報知装置300について説明する。第1の実施形態と同様の点については同符号を付して説明を省略する。第3の実施形態では、図13に示すように、運転者10は、自転車の種類の一つであるロードバイク20aを運転する。
報知装置300は、発光装置301と操作装置102とを備える。操作装置102は、第1の実施形態と同様である。ただし、第3の実施形態では、操作装置102を構成する第1の副操作装置160aは、図15に示すように、自転車20のブレーキレバー22に取り外し可能に装着される。
発光装置301は、左右で対となる発光が可能であり、方向指示器として機能する。また、発光装置301は、ブレーキランプとして機能する。第3の実施形態では、発光装置301は、第1の副発光装置310のみを備え、第1の実施形態とは異なり、第2の副発光装置、及び、第3の副発光装置を備えない。
図14(a)から(d)を参照して、第1の副発光装置310について説明する。図14(a)は、第1の副発光装置310が胴ベルト350から取り外された状態の一例を示す図である。図14(b)は、第1の副発光装置310における胴ベルト350側から見た場合の一例を示す図である。図14(c)は、第1の副発光装置310が胴ベルト350に取り付けられた状態の一例を示す図である。図14(d)は、図14(c)とは反対側から胴ベルト350に取り付けられた状態の第1の副発光装置310を見た図である。
第1の副発光装置310は、基部311と発光部312と電源部313と取付部316と通信部と制御部とを備える。
基部311は、左右方向に伸びた形状であり、例えば、プラスチックやシリコンで構成される。基部311の表面には反射部311aが設けられている。反射部311aは、再帰性反射材や蓄光素材で構成され、外部に露出する。
発光部312は、基部311の表面に設けられ、第1の実施形態と同様に、中央発光部312aと左側発光部312bと右側発光部312cとを備える。中央発光部312aと左側発光部312bと右側発光部312cとは、それぞれ、第1の実施形態の同名称の部材と同様の構成、及び、機能を持つ。ただし、中央発光部312aと左側発光部312bとは離間し、中央発光部312aと右側発光部312cとは離間する。
電源部313は、第1の実施形態の同名称の部材と同様の構成、及び、機能を持つ。電源部313は、図14(b)に示すように、基部311における発光部312とは反対側に配置される。
取付部316は、第1の副発光装置310を胴ベルト350に取り付けるための部材であり、オスのバックルである。取付部316は、図14(b)に示すように、基部311における発光部312とは反対側に配置される。
通信部、及び、制御部は、第1の実施形態の通信部、及び、制御部と同様の構成、及び、機能を持つ。
第1の副発光装置310が取り付けられる胴ベルト350は、図14(c)、(d)に示すように、例えばマジックテープ352で、両端部が結合する。胴ベルト350の中央には、図14(a)に示すように、取付部351が設けられている。取付部351は、胴ベルト350に対して取り外し可能であり、第1の副発光装置310の取付部316に対応するメスのバックルである。
図14(a)に示すように、第1の副発光装置310が胴ベルト350から取り外された状態で、第1の副発光装置310の取付部316を胴ベルト350の取付部351に係合させることで、図14(c)、(d)に示すように、第1の副発光装置310が胴ベルト350に取り付けられる。
運転者10は、図13に示すように、第1の副発光装置310が取り付けられた胴ベルト350を、第1の副発光装置310が運転者10の背中の上下方向の中央部、又は、下部(腰の部分)に位置するように、胴体に巻いて、発光装置301を着用する。
次に、図15、図16を参照して、報知装置300の動作について説明する。図15、図16は、それぞれ、報知装置100の動作の一例を示す図である。発光装置301は運転者10に着用されているものとする。また、操作装置102の第1の副操作装置160aは、自転車20のブレーキレバー22に取り付けられており、第2の副操作装置160b、及び、第3の副操作装置160cは、ハンドルバー21aに取り付けられているものとする。
運転者10は、ロードバイク20aにブレーキをかける場合、図15に示すように、第1の副操作装置160aを操作する。より具体的には、運転者10は、ブレーキをかける場合、ブレーキレバー22を引くと同時に、ブレーキレバー22に取り付けられた第1の副操作装置160aのボタン部161のボタンを押下する。これにより、第1の実施形態と同様に、副発光装置310の中央発光部312aが発光する。こうして、発光装置301がブレーキランプの役割を果たす。
運転者10は、右折する場合等、ロードバイク20aの進行方向を右方向に変更する場合、図16に示すように、第3の副操作装置160cを操作する。より具体的には、運転者10は、自転車20の進行方向を右方向に変更する場合、第3の副操作装置160cのボタン部161のボタンを押下する。この操作は、自転車20の進行方向を右方向に変更することを表す操作である。これにより、第1の実施形態と同様に、副発光装置310の右側発光部312cが発光する。こうして、発光装置301が方向指示器の役割を果たす。
運転者10は、左折する場合等、ロードバイク20aの進行方向を左方向に変更する場合、第2の副操作装置160bを操作する。より具体的には、運転者10は、自転車20の進行方向を左方向に変更する場合、第2の副操作装置160bのボタン部161のボタンを押下する。この操作は、自転車20の進行方向を左方向に変更することを表す操作である。これにより、第1の実施形態と同様に、副発光装置310の左側発光部312bが発光する。こうして、発光装置301が方向指示器の役割を果たす。
以上説明したように、運転者10の背中の上下方向の中央部、又は、下部(腰の部分)に位置するように、発光装置301が着用される。よって、ロードバイク20aのように運転者10が運転時に前傾姿勢になる場合であっても、ロードバイク20aの運転についての情報を、自動車等の運転者が認識しやすいように、周囲の周囲に示すことができる。したがって、自動車等の運転者への注意喚起が可能になって、ロードバイク20aの安全性を高めることができる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態の報知装置400について説明する。第1の実施形態と同様の点については同符号を付して説明を省略する。
報知装置400は、発光装置401と操作装置102とを備える。操作装置102は、第1の実施形態と同様である。発光装置401は、左右で対となる発光が可能であり、方向指示器として機能する。また、発光装置401は、ブレーキランプとして機能する。発光装置401は、図17に示すように、第1の副発光装置410と第2の副発光装置420と第3の副発光装置430と第4の副発光装置440と第5の副発光装置450とを備える。
第1の副発光装置410は、全体として帯状であり、図17に示すように、運転者10が着用するヘルメット40を一周するように、ヘルメット40に取り外し可能に取り付けられる。ヘルメット40の代わりに帽子が使われてもよい。ここで、図18(a)から(c)を参照して、第1の副発光装置410について説明する。図18(a)は、第1の副発光装置410を一方の側から見たときの斜視図である。図18(b)は、第1の副発光装置410を他方の側から見たときの斜視図である。図18(c)は、第1の副発光装置410がヘルメット40に取り付けられている部分の図である。
第1の副発光装置410は、基部411と発光部412と電源部と通信部と制御部とを備える。
基部411は、ヘルメット40を周回する帯状の形状を有する。基部411には、例えば、再帰性反射材や蓄光素材が設けられた生地やシリコンやゴム等の素材が使われる。基部411の長さ方向の両端部には、図18(b)に示すように、面ファスナ413が設けられており、基部411の両端部が結合できる。そして、面ファスナ413によって、ヘルメット40の大きさ合うように長さを調整できる。面ファスナ413の代わりにボタンを使ってもよい。基部411としてゴムを使用する場合、予め基部411の長さ方向の両端部を接続しておいてもよい。この場合、ゴムの伸縮によって、基部411が、ヘルメット40の大きさ合うように長さ調整される。
発光部412は、基部411の表面に設けられ、第1の実施形態と同様に、中央発光部412aと左側発光部412bと右側発光部412cとを備える。中央発光部412aと左側発光部412bと右側発光部412cとは、それぞれ、第1の実施形態の同名称の部材と同様の構成、及び、機能を持つ。ただし、左側発光部412bは、第1の副発光装置410がヘルメット40に取り付けられたときに、運転者10の頭部の後方から左側方を通って前方まで至るように、設けられる。また、右側発光部412cは、第1の副発光装置410がヘルメット40に取り付けられたときに、運転者10の頭部の後方から右側方を通って前方まで至るように、設けられる。
中央発光部412aは、第1の副発光装置410の制御部の制御に基づいて、運転者10がブレーキをかける際に第1の副操作装置160aを操作した場合に赤色の発光をする。左側発光部412bは、第1の副発光装置410の制御部の制御に基づいて、左折する際に運転者10が第2の副操作装置160bを操作した場合にオレンジ色又は黄色の発光をする。右側発光部412cは、第1の副発光装置410の制御部の制御に基づいて、右折する際に運転者10が第3の副操作装置160cを操作した場合にオレンジ色又は黄色の発光をする。
第1の副発光装置410の電源部は、第1の副発光装置410の各部に電力を供給する。第1の副発光装置410の通信部は、無線によって、操作装置102との通信を行う。第1の副発光装置410の制御部は、第1の副発光装置410の発光を制御する。
ヘルメット40には、図18(c)に示すように、ループ41が設けられる。ループ41は、例えば、両面テープや面ファスナやボタンや縫製でヘルメット40に取り付けられる。ヘルメット40には、複数のループ41が取り付けられている。第1の副発光装置410をループ41に通すことで、第1の副発光装置410がヘルメット40にハチマキ状に取り付けられる。
第2の副発光装置420は、図17に示すように、腕の一部を覆うことができる筒状の形状を有し、腕カバーのように運転者10が左腕を通すことで着用される。ここで、図19を参照して、第2の副発光装置420について説明する。図19は、第2の副発光装置420の斜視図である。
第2の副発光装置420は、基部421と発光部422と電源部と通信部と制御部とを備える。
基部421は、腕を通すことができるような筒状の形状を有する。基部421には、例えば、再帰性反射材や蓄光素材が設けられた生地やシリコンやゴムが使われる。図19に示すように、基部421の上端部、及び、下端部には、ゴム423が基部421の開口部を一周するように設けられている。ゴム423により、運転者10の腕に合わせたサイズ調整が可能となる。ゴム423の代わりにボタンや面ファスナでサイズ調整を可能にしてもよい。
発光部422は、基部421の表面に設けられ、ブレーキ用発光部422aと方向指示用発光部422bとを備える。ブレーキ用発光部422aと方向指示用発光部422bとは、それぞれ、例えば、チューブ状のLEDで構成される。また、ブレーキ用発光部422aと方向指示用発光部422bとは、それぞれ、運転者10が第2の副発光装置420を着用したときに、運転者10の前方、側方、及び、後方に至るように、基部421に設けられる。図19に示すように、ブレーキ用発光部422aと方向指示用発光部422bとは、互いに平行になるように配置される。図19では、ブレーキ用発光部422aが上側であり、方向指示用発光部422bが下側であるが、ブレーキ用発光部422aが下側であり、方向指示用発光部422bが上側であってもよい。
ブレーキ用発光部422aは、第2の副発光装置420の制御部の制御に基づいて、ブレーキをかける際に運転者10が第1の副操作装置160aを操作した場合に赤色の発光をする。方向指示用発光部422bは、第2の副発光装置420の制御部の制御に基づいて、左折する際に運転者10が第2の副操作装置160bを操作した場合にオレンジ色又は黄色の発光をする。
第2の副発光装置420の電源部は、第2の副発光装置420の各部に電力を供給する。第2の副発光装置420の通信部は、無線によって、操作装置102との通信を行う。第2の副発光装置420の制御部は、第2の副発光装置420の発光を制御する。
第3の副発光装置430は、図17に示すように、腕の一部を覆うことができる筒状の形状を有し、腕カバーのように運転者10が右腕を通すことで着用される。第3の副発光装置430は、第2の副発光装置420と同様に、基部431と発光部432と電源部と通信部と制御部とを備える。発光部432は、ブレーキ用発光部432aと方向指示用発光部432bとを備える。第3の副発光装置430の各部は、第2の副発光装置420の同名称の各部と同様である。
ブレーキ用発光部432aは、第3の副発光装置430の制御部の制御に基づいて、ブレーキをかける際に運転者10が第1の副操作装置160aを操作した場合に赤色の発光をする。方向指示用発光部432bは、第3の副発光装置430の制御部の制御に基づいて、右折する際に運転者10が第3の副操作装置160cを操作した場合にオレンジ色又は黄色の発光をする。
第4の副発光装置440は、図17に示すように、脚の一部を覆うことができる筒状の形状を有し、脚カバーのように運転者10が左脚を通すことで着用される。第4の副発光装置440は、第2の副発光装置420と同様に、基部441と発光部442と電源部と通信部と制御部とを備える。発光部442は、ブレーキ用発光部442aと方向指示用発光部442bとを備える。第4の副発光装置440の各部は、第2の副発光装置420の同名称の各部と同様である。
ブレーキ用発光部442aは、第4の副発光装置440の制御部の制御に基づいて、ブレーキをかける際に運転者10が第1の副操作装置160aを操作した場合に赤色の発光をする。方向指示用発光部442bは、第4の副発光装置440の制御部の制御に基づいて、左折する際に運転者10が第2の副操作装置160bを操作した場合にオレンジ色又は黄色の発光をする。
第5の副発光装置450は、図17に示すように、脚の一部を覆うことができる筒状の形状を有し、脚カバーのように運転者10が右脚を通すことで着用される。第5の副発光装置450は、第3の副発光装置430と同様に、基部451と発光部452と電源部と通信部と制御部とを備える。発光部452は、ブレーキ用発光部452aと方向指示用発光部452bとを備える。第5の副発光装置450の各部は、第3の副発光装置430の同名称の各部と同様である。
ブレーキ用発光部452aは、第5の副発光装置450の制御部の制御に基づいて、ブレーキをかける際に運転者10が第1の副操作装置160aを操作した場合に赤色の発光をする。方向指示用発光部452bは、右折する際に運転者10が第3の副操作装置160cを操作した場合にオレンジ色又は黄色の発光をする。
以上説明したように、発光装置401を構成する第1の副発光装置410の左側発光部412b、及び、右側発光部412cは、ヘルメット40に取り付けられたときに、運転者10の頭部の後方から側方を通って前方まで至るように、設けられる。また、発光装置401を構成する第2の副発光装置420から第5の副発光装置450までのブレーキ用発光部422a、432a、442a、452a、及び、方向指示用発光部422b、432b、442b、452bは、運転者が着用したときに、運転者10の前方、側方、及び、後方に至るように設けられる。よって、発光装置401は、前方、側方、及び、後方に対して視認性を持つため、周囲の人が自転車20の運転についての情報を見落とすおそれを低減することができる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態では、第1の副発光装置110は、後ろ身頃31や運転者10の背中の部分に配置される。しかし、第1の副発光装置110は、衣服30の前身頃や運転者10の胸の部分に取り付けられてもよい。
また、上記の実施形態では、操作装置102は、3つの副操作装置160を有するが、副操作装置160は3つに限定されるものではない。例えば、1つの副操作装置160が、自転車20の進行方向を左方向や右方向に変更する場合の運転者10の操作を受け付け、他の1つの副操作装置160が、ブレーキをかける場合の運転者10の操作を受け付けてもよい。また、1つの副操作装置160が、自転車20の進行方向を左方向や右方向に変更する場合の運転者10の操作、及び、ブレーキをかける場合の運転者10の操作を受け付けてもよい。
また、発光装置101、401は、第1の副発光装置110のみを有していてもよく、第1の副発光装置110を有さずに第2の副発光装置120、420と第3の副発光装置130、430とを有していてもよい。また、発光装置401は、第4の副発光装置440、及び、第5の副発光装置450のみを有していてもよい。
また、報知装置100は、自転車用の方向指示器、及び、ブレーキランプの何れか1つの機能のみを実現してもよい。
また、上記の実施形態を適宜組み合わせてもよい。
100、300、400 報知装置
101、301、401 発光装置
110、310、410 第1の副発光装置
112 第1の発光部
112a 中央発光部
112b 左側発光部
112c 右側発光部
120、420 第2の副発光装置
122 第2の発光部
130、430 第3の副発光装置
132 第3の発光部
440 第4の副発光装置
450 第5の副発光装置
102 操作装置
160a 第1の副操作装置
160b 第2の副操作装置
160c 第3の副操作装置

Claims (10)

  1. 自転車の運転者が身につける物に取り外し可能に取り付けられ、又は、前記運転者に着脱可能に着用され、前記運転者の所定の操作に応じて発光し、前記自転車の運転についての情報を周囲に報知する発光装置を備えることを特徴とする報知装置。
  2. 前記発光装置は、左右で対となる発光が可能であり、方向指示器として機能することを特徴とする請求項1に記載の報知装置。
  3. 前記発光装置は、ブレーキランプとして機能することを特徴とする請求項1又は2に記載の報知装置。
  4. 前記自転車のハンドルに取り外し可能に装着される操作装置を備え、
    前記発光装置は、前記操作装置に対する操作に応じて発光することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の報知装置。
  5. 前記発光装置は、前記運転者の背中、腰、及び、頭部の少なくとも何れかの位置に配置される第1の副発光装置を備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の報知装置。
  6. 前記第1の副発光装置は、左右で対となる発光が可能であり、方向指示器として機能することを特徴とする請求項5に記載の報知装置。
  7. 前記第1の副発光装置は、左右方向の中央部分の発光によって、ブレーキランプとして機能することを特徴とする請求項5又は6に記載の報知装置。
  8. 前記発光装置は、前記運転者の左腕の位置に配置され発光が可能である第2の副発光装置と、前記運転者の右腕の位置に配置され発光が可能である第3の副発光装置と、を備える請求項1乃至7のいずれか1項に記載の報知装置。
  9. 前記第2の副発光装置と、前記第3の副発光装置とによって、方向指示器として機能することを特徴とする請求項8に記載の報知装置。
  10. 前記発光装置は、前記運転者の左脚の位置に配置され発光が可能である第4の副発光装置と、前記運転者の右脚の位置に配置され発光が可能である第5の副発光装置と、を備える請求項1乃至9のいずれか1項に記載の報知装置。
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