JP2019111605A - 締め付け装置 - Google Patents

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聖志 小松
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聖志 小松
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Abstract

【課題】 トルク損失を抑制することができる締め付け装置を提供する。【解決手段】 締め付け装置は、トルクを発生させる駆動源と、先端側にセットされる締結部材を締め付けるように、前記トルクに応じて回転するスピンドルと、前記スピンドルを前記締結部材側に付勢する付勢部材と、前記スピンドルが挿通される挿通孔が設けられ、前記スピンドルを当該回転軸に沿った方向に案内するブッシュとを有し、前記スピンドルには、前記先端側の大径部と、前記大径部より径が小さく、前記先端とは反対側の小径部とが設けられ、前記小径部は、前記締結部材を締め付けるほど、前記挿通孔に進入するように設けられ、前記大径部は、前記締結部材を締め付けるほど、前記挿通孔から進出するように設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、ボルトやネジなどの締結部材を締め付ける締め付け装置に関する。
ボルトやネジなどの締結部材を締め付ける締め付け装置に関し、例えば特許文献1には、ネジを締め付けるビット軸の軸ぶれが防止されるように、ガイドブッシュによりビット軸をガイドする点が開示されている。
特開2002−36132号公報
しかし、ネジの締め付け中、ガイドブッシュの孔とビット軸の外周面は互いに接触しているため、両者間に摩擦力が発生する。このため、ビット軸を回転させるモータのトルクが損失することにより締め付けの精度が低下するおそれがある。
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、トルク損失を抑制することができる締め付け装置を提供することを目的とする。
本明細書に記載の締め付け装置は、トルクを発生させる駆動源と、先端側にセットされる締結部材を締め付けるように、前記トルクに応じて回転するスピンドルと、前記スピンドルを前記締結部材側に付勢する付勢部材と、前記スピンドルが挿通される挿通孔が設けられ、前記スピンドルを当該回転軸に沿った方向に案内するブッシュとを有し、前記スピンドルには、前記先端側の大径部と、前記大径部より径が小さく、前記先端とは反対側の小径部とが設けられ、前記小径部は、前記締結部材を締め付けるほど、前記挿通孔に進入するように設けられ、前記大径部は、前記締結部材を締め付けるほど、前記挿通孔から進出するように設けられている。
本発明によれば、トルク損失を抑制することができる。
締め付け装置の一例を示す側面図である。 締め付け装置の一例を示す断面図である。 締め付け装置の締め付け動作の一例を示す図である。
図1は、締め付け装置の一例を示す側面図である。また、図2は、図1のA−A線に沿った、締め付け装置の一例を示す断面図である。
締め付け装置は、ワーク8に対してボルトやネジなどの締結部材を締め付ける。締め付け装置は、例えば自動車用エンジンの組み立て工程において、エンジンの部品同士(例えばシリンダブロックとシリンダヘッド)をボルトなどで締結する場合に用いられるが、これに限定されず、締結部材が用いられる他の工業製品の組み立てにも用いられる。なお、本例では締結部材としてボルト7を挙げるが、以下に述べる構成は、ネジなどの他の締結部材の場合も可能である。
締め付け装置は、ナットランナ9と、ナットランナ9の姿勢をワーク8の表面に対して略鉛直方向に支持する支持基板50と、支持基板50に設けられたブッシュ51とを有する。支持基板50は、例えば、締め付け装置の筐体(不図示)に固定されている。なお、図1において、支持基板50及びブッシュ51については、側面視の断面が示されている。
ナットランナ9の先端側には、締結部材の一例であるボルト7がセットされている。ナットランナ9は、例えば不図示の移動手段により平面内の任意の位置に移動することができ、ワーク8上の締結対象部分である雌ネジ8aにボルト7を締結する。なお、ナットランナ9の移動は、例えばワークステーションなどのコンピュータにより制御される。
ナットランナ9は、モータ10と、トルクトランスデューサ11と、エクステンションバー2と、スプリング3と、スピンドル4と、ソケット6とを有する。モータ10、トルクトランスデューサ11、エクステンションバー2、スピンドル4、及びソケット6は、この順に接続されている。ソケット6は、ナットランナ9の先端に位置し、モータ10はナットランナ9の後端に位置する。
モータ10は、ナットランナ9の駆動源の一例であり、ボルト7を締め付けるためのトルクを発生させる。モータ10のトルクにより、トルクトランスデューサ11、エクステンションバー2、スピンドル4、及びソケット6は回転軸Tを中心として一体的に回転する。
トルクトランスデューサ11は、モータ10のトルクを検出するセンサである。トルクの検出値は、例えばモータ10の制御に用いられる。
エクステンションバー2は、モータ10の出力軸に接続された基部20と、基部20から先端側に延びる棒状の伸縮部21とを有する。伸縮部21にはスプリング3が巻き回されている。スプリング3は、付勢部材の一例であり、スピンドル4をボルト7側に付勢する。
より具体的には、スプリング3の一端3aは基部20の下面に当接し、スプリング3の他端3bはスピンドル4の上面に当接する。伸縮部21は、先端部がスピンドル4の内部の挿入孔40cに挿入されているため、スプリング3が、その弾性力によりスピンドル4を先端側に付勢することで、ボルト7の締め付けに伴ってナットランナ9の全長を伸縮することができる。
このため、スピンドル4及びソケット6は、ボルト7の締め付けに伴って鉛直下方Dに移動する。これにより、スピンドル4は、ソケット6にセットされたボルト7を適切な力でワーク8の雌ネジ8aに押し当てることができる。
モータ10のトルクは、エクステンションバー2を介してスピンドル4に伝達される。スピンドル4は、先端側にセットされるボルト7を締め付けるように、モータ10のトルクに応じて回転する。
スピンドル4には、先端側の大径部41と、大径部41より径が小さく、先端とは反対側、つまり後端側の小径部40とが設けられている。大径部41及び小径部40は、略円柱形状を有し、例えば鉄系の合金(SCM材など)により一体的に形成されている。
スピンドル4の大径部41の先端側には、ボルト7がセットされるソケット6が接続されている。ソケット6には、ボルト7のヘッド70を係合するための凹部6aが設けられている。このため、ボルト7は、ソケット6及びスピンドル4が一体的に回転することにより締め付けられる。なお、ソケット6は、例えば、ボルト7の種類に応じたものがスピンドル4に着脱自在に固定される。また、ソケット6は、例えばマグネットの磁力によりボルト7を固定してもよい。
ブッシュ51は、スピンドル4が挿通される略円柱形状の挿通孔51aが設けられ、スピンドル4を鉛直下方D、つまり回転軸Tに沿った方向に案内する。スピンドル4は、スプリング3の付勢力によってボルト7の締め付けに伴い鉛直下方Dに移動するとき、ブッシュ51の挿通孔51aに挿通されているため、ナットランナ9の姿勢を維持することができる。ブッシュ51は、例えば、燐青銅粉末などを焼結整形することにより形成されてもよいし、真鍮などの銅及び亜鉛系の合金により形成されてもよい。
スピンドル4の大径部41の径Rbは、スピンドル4の小径部40の径Raより大きい。挿通孔51aの径は、回転軸Tの方向において一定であり、小径部40の径Raより大径部41の径Rbに近い。挿通孔51aの径と大径部41の径Rbの差分は、一例として0.2(mm)程度である。このため、スピンドル4が回転すると、大径部41の外周面41aが、挿通孔51aを形成するブッシュ51の内壁面51bと接触することにより摩擦が生じ、モータ10のトルクが損失するおそれがある。
一方、小径部40の径Raは、挿通孔51aの径よりも小さく、その差分は、一例として2(mm)程度である。このため、小径部40の外周面40aは、スピンドル4が回転してもブッシュ51の内壁面51bと接触しないので、トルク損失が生じない。
そこで、小径部40は、ボルト7を締め付けるほど、挿通孔51aに進入するように設けられ、大径部41は、ボルト7を締め付けるほど、挿通孔51aから進出するように設けられている。このため、ワーク8の雌ネジ8aへのボルト7のネジ部71の組み付けが進んでナットランナ9の姿勢が安定するほど、ブッシュ51の内壁面51bと大径部41の外周面41aの接触面積が減少するとともに、ブッシュ51の内壁面51bと小径部40の間の隙間Sが増加する。
これにより、スピンドル4とブッシュ51の間の摩擦が減少するため、トルク損失が抑制される。
また、ボルト7の締め付けにおいて、回転軸Tに沿った挿通孔51a内の大径部41の長さは、一例としてボルト7の呼び長さLにすると好ましい。この場合の締め付け動作の例を以下に述べる。
図3は、締め付け装置の締め付け動作の一例を示す図である。図3において、図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。なお、ナットランナ9のうち、モータ10、トルクトランスデューサ11、エクステンションバー2、及びスプリング3の図示は省略する。
符号G1は、ボルト7の締め付け開始時の状態を示し、符号G2は、ボルト7の締め付け中の状態を示し、符号G3は、ボルト7の締め付け完了時の状態を示す。また、符号Mは、回転軸Tに沿った挿通孔51a内の小径部40の長さを示し、符号Nは、回転軸Tに沿った挿通孔51a内の大径部41の長さを示す。
ボルト7の締め付け開始時、符号G1で示されるように、スピンドル4は、例えば大径部41の長さNが、小径部40の長さMより長く、かつ、ボルト7の呼び長さLと実質的に等しくなるように挿通孔51aに挿通されている。このため、ブッシュ51は、大径部41の外周面41aとの間で、スピンドル4を案内するために十分な接触面積を確保することができる。したがって、スピンドル4は、ナットランナ9の姿勢を適切に維持することができる。
また、符号G2で示されるように、ボルト7の締め付けが進むと、大径部41の長さNは短くなり、小径部40の長さMは長くなるため、スピンドル4とブッシュ51の内壁面51bの隙間Sが締め付け開始時より広がる。これにより、スピンドル4とブッシュ51の摩擦力は、締め付け開始時より低減されるため、トルク損失が低減される。
このとき、締め付けの進行によりボルト7のネジ部71は、少なくとも一部がワーク8の雌ネジ8aに組み付けられている。このため、スピンドル4とブッシュ51の内壁面51bの隙間Sが広がっても、ブッシュ51だけでなく、ネジ部71と雌ネジ8aの組み付けによってもスピンドル4を案内することができるので、スピンドル4は、ナットランナ9の姿勢を適切に維持することができる。
また、ボルト7の締め付け完了時、大径部41は、符号G3で示されるように、挿通孔51aから離脱することにより、その長さNが0となり、スピンドル4は、小径部40のみが挿通孔51a内に挿通される。このため、小径部40の長さMは、回転軸Tに沿った挿通孔51aの長さと等しくなり、スピンドル4とブッシュ51の内壁面51bの接触面積は0となるので、スピンドル4とブッシュ51の摩擦力が低減され、トルク損失が低減される。
このとき、ネジ部71は雌ネジ8aに組み付けられているため、ブッシュ51はスピンドル4を案内する必要がなく、ナットランナ9の姿勢は、ネジ部71と雌ネジ8aの間の締結力により適切に維持される。
また、ボルト7の締め付けにおいて、スピンドル4及びソケット6の鉛直下方Dへの移動量は、実質的にボルト7の呼び長さLと等しい。このため、締め付け開始時、ブッシュ51に対するスピンドル4の位置を、挿通孔51a内の大径部41の長さNが呼び長さLと等しくなるように設定すれば、大径部41の少なくとも一部は、ボルト7の締め付けの開始から完了まで挿通孔51a内に挿通された状態となる。
このため、スピンドル4とブッシュ51の摩擦力を低減しつつ、締め付けの開始から完了までブッシュ51によるスピンドル4の案内が可能となる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
4 スピンドル
7 ボルト(締結部材)
10 モータ
40 小径部
41 大径部
51 ブッシュ
51a 挿通孔
T 回転軸

Claims (1)

  1. トルクを発生させる駆動源と、
    先端側にセットされる締結部材を締め付けるように、前記トルクに応じて回転するスピンドルと、
    前記スピンドルを前記締結部材側に付勢する付勢部材と、
    前記スピンドルが挿通される挿通孔が設けられ、前記スピンドルを当該回転軸に沿った方向に案内するブッシュとを有し、
    前記スピンドルには、前記先端側の大径部と、前記大径部より径が小さく、前記先端とは反対側の小径部とが設けられ、
    前記小径部は、前記締結部材を締め付けるほど、前記挿通孔に進入するように設けられ、
    前記大径部は、前記締結部材を締め付けるほど、前記挿通孔から進出するように設けられている締め付け装置。
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