JP2010091101A - 農機用コントロールケーブルの長さ調節装置 - Google Patents

農機用コントロールケーブルの長さ調節装置 Download PDF

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Eiichi Teraura
栄一 寺浦
Tsukasa Ogawa
司 小川
Koichiro Matsuda
幸一郎 松田
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Abstract

【課題】
農機用コントロールケーブルのラチェット機構を用いた長さ調節装置であって、端末部材に設けられた長さ調節のためのラッチェット歯と、これに噛合う調節部材に設けられたロック歯とが、長さを調節する時にその操作力が従来は重かったが、適度の操作力で容易且つ確実に移動させることによって調節可能とする。
【解決手段】
長さ調節用のラチェット歯と、それに噛合うロック歯の角度を39度から43度とし、ピッチの最良の値を0.8ミリから1.5ミリに特定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は農業機械の分野において、機器の遠隔操作にコントロールケーブルを用いて行う装置に於けるコントロールケーブルの長さ調節装置に関する。
その最も一般的な物はねじによって調節してナットで締め付け固定する構造は古くから知られている。しかしながらかかる構造のものは調節する時にスパナ等の工具が必要であり、その工具無しでは調節が出来ない不便があった、特に圃場等に於いて急遽調節が必要となった場合調節が極めて困難であった。かかる不便を克服するためにラチェエト機構を用いた構造の物が開発されている。
特開平6―147215号公報 アメリカ特許第4175450号公報特許文献1及び2に於いては従来の工具による長さ調節機構を廃し、ラチェット機構によって工具を用いずに調節が出来る構造が示されている。
従来の発明等による長さ調節機構のラチェットに於いては特にその形状等に就いての定めは無く、単にラチェエト機構を採用しただけに過ぎず、従って図1に示す従来技術の構造において端末部材(1)をF矢指方向に移動させて調節する時に、ラチェット歯(3)に対して噛合っているロック歯(8)を乗り越えさせるためのF方向の操作力に可なりの力が必要となり、その時に弾みで調節し過ぎて再度の調整が必要と成ったり、固くて調節が極めて困難な事がある。
本発明はコントロールケーブルの長さを調節する時の操作力を軽くするため、噛合うラチェエト歯及びロック歯の角度とピッチの最良の値を特徴とした。
本発明による構造の農機用コントロールケーブルの長さ調節装置では、長さ調節に工具の必要がないことは言うまでも無く、比較的軽い力で調節できる効果がある。
本発明の構造に於ける農機用コントロールケーブルの長さ調節装置、の最良の値を得るためにラチェット歯及びロック歯の角度(A)を設計上最も常識的な角度である45度を出発点としてピッチ(P)1.5ミリで角度を変えて実験した。
その結果は以下の表1に示したように、39度から43度の間が最も望しいことが判明した、尚ピッチについては出来る限り小さい方が調節が繊細に行えるものの、実際にはピッチが小さくなれば、ラチェット歯の高さ(H)が小さくなり物理的にコントロールケーブルの操作により発生する端末部材(4)に対するG矢指方向の反力に耐えられなくなるので、1.5ミリを基準として行った。
Figure 2010091101
上記の表にしめした通り、ラチェット歯とロック歯の角度が39度から43度の間が操作に適当な値であり、それ以下の37度では操作力は軽すぎ、又それ以上の45度では操作力が重すぎる。
尚ピッチについては前述の通りであり、実験の結果でも0.8ミリ以下では当然ラチェット歯の高さ(H)が低くなり、G方向の反力に耐えることは出来ない。
この装置は作業中に農業機械に取付けたまま、長さの調節が必要に成った時には即座に対応することが出来るので、あらゆる産業機械に使用することが出来る。
従来のコントロールケーブル用長さ調節装置の一実施例を示す切欠き側面図である。 。ラチェット歯と、ロック歯の関係の一部を示す側面簡略図。
符号の説明
1 端末部材
2 内索挿通孔
3 ラッチェット歯
4 調節部材保持穴
5 端末保持部材
6 端末部材挿通孔
7 ロック歯
8 調節部材
9 ロックスプリング

Claims (1)

  1. 農機用コントロールケーブルの導管端部に固着され、その先端部の一領域における外側に軸芯方向にほぼ直行するラチェット歯(3)が多数刻設され、且つその軸芯部に前記コントロールケーブルの導管内に摺動自在に挿通される内索を挿通し得る内索挿通孔(2)が穿設された端末部材(1)と、該端末部材を囲むように保持して回転を拘束すると共に軸芯方向への移動を許容し、更に取付け長さを調節する調節部材(8)を挿嵌し得る有底の調節部材保持穴(4)が軸線に対して直行して設けられ、前記端末部材を関連機器の所定位置に固定保持しうる端末保持部材(5)と、該端末保持部材に設けられた前記調節部材保持穴(4)に挿嵌され前記端末部材を挿通し得る端末部材挿通孔(6)と、その一領域に設けられ前記ラチェット歯と噛合うロック歯(7)を有する調節部材(8)と、前記調節部材保持穴の底と前記調節部材との間に介在し、前記調節部材を前記調節部材保持穴の外方向に付勢したロックスプリング(9)とからなる農機用コントロールケーブルの長さ調節装置に於いて、前記ラチェット歯(3)の角度(A)、及びロック歯(7)の角度が39度から43度であり、そのピッチ(P)が0.8ミリから1.5ミリであることを特徴とする農機用コントロールケーブルの長さ調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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