JP2019111255A - 浴室手摺 - Google Patents

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和紀 薗部
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有弘 永谷
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正則 塩澤
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Abstract

【課題】連続した握り部のどの位置でも握ることができると共に、給湯時の熱が握り部に伝わるのを抑制できる浴室手摺を提供すること。【解決手段】本体胴部12の上方に握り部13を形成する手摺本体11と、本体胴部12の裏面に、該本体胴部12の長手方向に沿って適宜間隔をおいて取り付けられるブラケットと、を具備し、本体胴部12の長手方向の一端にシャワー等の接続部を形成し、本体胴部12の中間部裏面に水栓連結部7を形成し、水栓連結部7とシャワー等の接続部とを接続する配管8を、本体胴部12に収容する。【選択図】図2

Description

この発明は、例えばシャワー等に接続する配管を収容する浴室手摺に関するものである。
従来、パイプ状手摺本体内に、シャワーに接続するチューブ(配管)を収容した手摺が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のものは、パイプ状手摺本体内に、シャワーに接続するチューブ(配管)と、温度調節弁,流量調節弁及び浄水器等の機能部(水栓部)とを収容してなり、本体部と一体に形成された脚部は、浴室側壁内に配設された給水配管、給湯配管に接続された状態で浴室側壁面に固定される構造である。
特開2003−147820号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、配管と水栓を内蔵した手摺であるが、パイプ状の手摺本体に形成されているため、水栓部や浴室側壁内の給水配管、給湯配管と接続する脚部であるブラケットが直接手摺握り部に設けられ、手摺として握ることのできる部分が限定される懸念がある。
また、握り部分に配管されているため、給湯時の熱が握り部に伝わり、熱くなる懸念がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、連続した握り部のどの位置でも握ることができると共に、給湯時の熱が握り部に伝わるのを抑制できる浴室手摺を提供する。
上記課題を解決するため、この発明に係る手摺は、本体胴部の上方に握り部を形成する手摺本体と、上記本体胴部の裏面に、該本体胴部の長手方向に沿って適宜間隔をおいて取り付けられるブラケットと、を具備し、上記本体胴部の長手方向の一端にシャワー等の接続部を形成し、上記本体胴部の中間部裏面に水栓連結部を形成し、上記水栓連結部と上記シャワー等の接続部とを接続する配管を、上記本体胴部に収容してなる、ことを特徴とする(請求項1)。
このように構成することにより、握り部の下方に位置する本体胴部内に配管を収容した状態で、本体胴部に取り付けられるブラケットを介して浴室の壁面に固定することができる。
また、握り部の下方に位置する本体胴部内に配管を収容することで、給湯時の熱が本体胴部から握り部に伝わり難くすることができる。
この発明において、上記本体胴部は、中空筒状部を有し、上記中空筒状部内に上記配管が挿入されているのが好ましい(請求項2)。この場合、上記配管は、上記本体胴部の内壁に嵌合されるホルダー部材によって固定されているのが好ましい(請求項3)。
また、上記ホルダー部材は、上記配管を抱持する断面略U字状の保持部と、該保持部の開口側両端から外方に延在する一対のフランジ部と、を有し、上記フランジ部を、上記本体胴部の内壁に形成された狭隘開口溝に嵌合可能に形成するのが好ましい(請求項4)。
このように構成することにより、配管を中空筒状部内に挿入して目隠しすることができる。
この場合、配管をホルダー部材によって固定することができ、ホルダー部材に設けられたフランジ部を、本体胴部の内壁に形成された狭隘開口溝に嵌合して配管を固定することができる(請求項3,4)。
また、この発明において、上記水栓連結部は、連結用ブラケット内に収容されているのが好ましい(請求項5)。
この場合、上記連結用ブラケットは、上記水栓連結部に接続される上記配管の端部が挿通可能な挿通孔を有する止水用パッキンを介して上記本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体と、浴室の壁面に固定される壁側ブラケット半体とからなり、上記手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、上記壁側ブラケット半体の上端部に設けられた係止段部に係合可能に形成するのが好ましい(請求項6)。
このように構成することにより、連結用ブラケットによって水栓連結部をカバーすることができる。
この場合、連結用ブラケットを構成する、本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、連結用ブラケットを構成する浴室の壁面に固定された壁側ブラケット半体の上端部に設けられた係止段部に係合して取り付けることができる。
また、この発明において、上記手摺本体の長手方向の端部にエンドキャップが被着され、上記エンドキャップに、上記シャワー等の接続部が形成されているのが好ましい(請求項7)。
このように構成することにより、手摺本体の長手方向の端部を、シャワー等の接続部を形成したエンドキャップによって被覆することができる。
また、この発明において、上記ブラケットは、一端が上記本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体と、浴室の壁面に固定される略L字状の壁側ブラケット半体とからなり、上記手摺側ブラケット半体の他端に設けられた係止垂下片を、上記壁側ブラケット半体の垂直部の上端部に設けられた係止段部に係合可能に形成すると共に、上記壁側ブラケット半体の水平部と上記手摺側ブラケット半体の一端側下部とをねじ部材によって固定可能に形成するのが好ましい(請求項8)。
このように構成することにより、本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、浴室の壁面に固定される壁側ブラケット半体に設けられた係止段部に係合させた状態で、壁側ブラケット半体の水平部と手摺側ブラケット半体の一端側下部とをねじ部材によって固定することができる。
また、この発明において、上記手摺本体を金属製部材にて形成し、上記手摺本体の前面部、握り部及び裏面部に合成樹脂製のカバー材を嵌合被着するのが好ましい(請求項9)。
この場合、上記カバー材の長手方向の端部に合成樹脂製のエンドキャップが被着され、上記エンドキャップに、上記シャワー等の接続部が形成されているのが好ましい(請求項10)。
このように構成することにより、手摺本体に強度を持たせることができると共に、外観や触感を高めることができる。
この場合、シャワー等の接続部が形成されたエンドキャップをカバー材の長手方向の端部に被着することで、手摺本体及びカバー材の長手方向の端部を、シャワー等の接続部を形成したエンドキャップによって被覆することができる。また、カバー材の熱膨張によってエンドキャップが脱落するのを防止することができる。
また、この発明において、上記本体胴部の下部に添設される照明ユニットを更に具備し、上記照明ユニットは、プリント基板に所定のピッチで発光素子を実装してなる光源と、該光源を保持する透光性を有するケースとからなり、上記ケースは、上記本体胴部の下部に設けられた下方が開口する取付凹溝に嵌合可能に形成され、上記照明ユニットの給電ケーブルと上記水栓連結部は、連結用ブラケット内に収容されているのが好ましい(請求項11)。
この場合、上記連結用ブラケットは、上記給電ケーブルが挿通可能な挿通孔と、上記水栓連結部に接続される上記配管の端部が挿通可能な挿通孔を有する止水用パッキンを介して上記本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体と、浴室の壁面に固定される壁側ブラケット半体とからなり、上記手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、上記壁側ブラケット半体の上端部に設けられた係止段部に係合可能に形成するのが好ましい(請求項12)。
このように構成することにより、連結用ブラケットによって水栓連結部と照明ユニットの給電ケーブルをカバーすることができる。
この場合、連結用ブラケットを構成する本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、連結用ブラケットを構成する浴室の壁面に固定された壁側ブラケット半体の上端部に設けられた係止段部に係合して取り付けることができる。
加えて、この発明において、上記手摺本体の裏面に、長手方向に沿う段部を形成し、上記ブラケットの両側面に、水平段部を形成し、上記手摺本体の上記段部と、隣接する上記ブラケットの対向する上記水平段部に棚を載置可能に形成するのが好ましい(請求項13)。
このように構成することにより、手摺本体の裏面に形成された段部と、隣接するブラケットに形成された水平段部の三辺に棚を載置することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1に記載の発明によれば、握り部の下方に位置する本体胴部内に配管を収容した状態で、本体胴部に取り付けられるブラケットを介して浴室の壁面に固定するので、連続した握り部のどの位置でも握ることができると共に、給湯時の熱が本体胴部から握り部に伝わり難くして、握り部が熱くなるのを抑制できる。
(2)請求項2に記載の発明によれば、上記(1)に加えて、更に配管は中空筒状部内に収容されるため、配管は外部に露出することがない。
この場合、ホルダー部材によって配管をがたつくことがなく固定することができる。また、ホルダー部材に設けられたフランジ部を、本体胴部の内壁に形成された狭隘開口溝に嵌合して配管を固定することができるので、配管の取付を容易にすることができると共に、配管の保持を確実にすることができる(請求項3,4)。
(3)請求項5に記載の発明によれば、上記(1)に加えて、更に連結用ブラケットによって水栓連結部をカバーすることができるので、水栓連結部は外部に露出することがない。したがって、使用者が手摺使用時に誤って水栓連結部に触れるのを防止することができる。
この場合、連結用ブラケットを構成する本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、連結用ブラケットを構成する浴室の壁面に固定された壁側ブラケット半体の上端部に設けられた係止段部に係合して取り付けるので、連結用ブラケットの取付を容易にすることができると共に、確実にすることができる(請求項6)。
(4)請求項7に記載の発明によれば、上記(1)に加えて、更に手摺本体の長手方向の端部を、シャワー等の接続部を形成したエンドキャップによって被覆することで、手摺本体の長手方向の端面及び内部を外部から目隠しすることができると共に、手摺内部への水の浸入を防止することができる。
(5)請求項8に記載の発明によれば、上記(1)に加えて、更に本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、浴室の壁面に固定される壁側ブラケット半体に設けられた係止段部に係合させた状態で、壁側ブラケット半体の水平部と手摺側ブラケット半体の一端側下部とをねじ部材によって固定することができる。したがって、手摺本体の取付を容易にすることができると共に、確実に固定することができる。
(6)請求項9に記載の発明によれば、上記(1)に加えて、更に手摺本体に強度を持たせることができると共に、外観や触感を高めることができる。
この場合、手摺本体及びカバー材の長手方向の端部を、シャワー等の接続部を形成したエンドキャップによって被覆することで、手摺本体及びカバー材の長手方向の端面と手摺本体の内部を外部から目隠しすることができる。また、カバー材の熱膨張によってエンドキャップが脱落するのを防止することができる(請求項10)。
(7)請求項11に記載の発明によれば、上記(1)に加えて、更に連結用ブラケットによって水栓連結部と照明ユニットの給電ケーブルをカバーすることができるので、水栓連結部と照明ユニットの給電ケーブルは外部に露出することがない。したがって、使用者が手摺使用時に誤って水栓連結部と照明ユニットの給電ケーブルに触れるのを防止することができる。
この場合、連結用ブラケットを構成する本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、連結用ブラケットを構成する浴室の壁面に固定された壁側ブラケット半体の上端部に設けられた係止段部に係合して取り付けるので、連結用ブラケットの取付を容易にすることができると共に、確実にすることができる(請求項12)。
(8)請求項13に記載の発明によれば、上記(1)に加えて、更に手摺本体の裏面に形成された段部と、隣接するブラケットに形成された水平段部の三辺に棚を載置することができるので、棚を安定した状態で載置することができると共に、手摺本体の裏面側とブラケット間のスペースの有効利用が図れる。
この発明に係る浴室手摺の第1実施形態の使用状態を示す斜視図である。 図1のI−I線に沿う拡大断面図である。 この発明における配管の保持部を示す断面図である。 この発明における配管の接続部及び照明ユニットの取付部を示す断面図である。 この発明における手摺本体とカバー材及び照明ユニットの取付状態を示す断面図である。 この発明におけるブラケットの取付状態を示す断面図である。 上記ブラケットを構成する手摺側ブラケット半体と壁側ブラケット半体の連結状態を示す断面図である。 この発明における連結用ブラケットを示す分解斜視図である。 この発明におけるブラケットを示す分解斜視図である。 この発明における手摺本体、カバー材及びエンドキャップを示す分解斜視図である。 この発明の構成部材の全体を示す分解斜視図である。 この発明における手摺本体、カバー材、ブラケット及び連結用ブラケットを示す分解斜視図である。 浴室手摺を取り付ける前の状態を示す分解斜視図である。 取付前の浴室手摺の裏面側を示す背面図である。 この発明に係る浴室手摺の第2実施形態の取付部を示す断面図である。 第2実施形態における手摺本体とエンドキャップを示す分解斜視図である。 第2実施形態におけるエンドキャップを示す斜視図である。 この発明における手摺本体とブラケットに棚を載置する前の状態を示す概略平面図(a)及び棚を載置した状態を示す概略平面図(b)である。 この発明における棚の載置状態を示す斜視図である。
以下に、この発明に係る浴室手摺の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
この発明に係る浴室手摺10は、浴室1の出入口(図1の右手前側)と浴槽3に隣接した壁面2に取り付けられており、シャワー等に接続する銅製の配管8が収容されている。また、浴室手摺10の下部には照明ユニット50が添設されている。
上記浴室手摺10は、本体胴部12の上方に握り部13を形成する手摺本体11と、本体胴部12の裏面に、該本体胴部12の長手方向に沿って適宜間隔をおいて取り付けられる複数例えば4個のブラケット30によって壁面2に取り付けられている。
また、本体胴部12の長手方向の一端には、シャワー4に接続するホース4aを接続するシャワー等の接続部5が形成され、本体胴部12の中間部裏面には、混合水栓6に接続された水栓連結部7が形成され、水栓連結部7と接続部5とを接続する配管8が本体胴部12内に収容されている。
手摺本体11は、例えばアルミニウム製押出形材等の金属製部材にて形成されており、前面と裏面が平坦な中空筒状部12aを有する本体胴部12と、本体胴部12の上方に、前面が本体胴部12の前面から直状に延在し、裏面側が円弧状に括れた指掛け凹部13aを有する中空状の握り部13とが一体に形成されている。この場合、手摺本体11の上下方向の寸法は約180mmであり、本体胴部12と握り部13の寸法は略同寸法となっている。
この場合、本体胴部12の裏面側の下端には照明ユニット50を取り付ける下方が開口する取付凹溝14が形成されている。
また、本体胴部12の下端における取付凹溝14を挟んだ前面側と裏面側には、後述するカバー材20を取り付けるための係合溝15a,15bが設けられている。
この場合、図3に示すように、一方の係合溝15aは、本体胴部12の前面と下面の隅角部において、下方に向かって傾斜状に開口する凹溝にて形成されている。また、他方の係合溝15bは、本体胴部12の裏面における取付凹溝14の縁部において、下方に向かって傾斜状に開口する凹溝にて形成されている。
また、本体胴部12の前面側内壁には、狭隘開口溝16が長手通しに形成されている。この場合、狭隘開口溝16の上部側は下部側に対して深く形成されている。この狭隘開口溝16の両側と対向する前面側表面には互いに平行な2条の浅溝17が形成されている。この浅溝17には固定ねじ17bが挿通可能な挿通孔17aが設けられている。
なお、前面側内壁の狭隘開口溝16の中央部には内方に向かって突出する略T字状の補強リブ18aが形成されている。
また、手摺本体11の中間部における本体胴部12の裏面側には、配管8の端部のエルボ部8bと照明ユニット50の給電ケーブル56が挿通可能な長孔12bが設けられている。また、手摺本体11の裏面における本体胴部12と握り部13との間には、長手方向に沿う段部12dが形成されている(図3参照)。
一方、握り部13の中空部内には円弧状の指掛け凹部13aの対称の2箇所から前面側に向かって広がる2本の補強リブ18b,18cが設けられている。このように補強リブ18b,18cを設けることによって握り部13をトラス構造にして強度が高められている。
なお、手摺本体11の前面部、握り部13及び裏面部の表面には適宜間隔をおいて複数の小凸条18dが突設されている(図3参照)。
また、上記のように形成される手摺本体11の前面部、握り部13及び裏面部の表面には、合成樹脂製のカバー材20が嵌合被着されている。
カバー材20は、例えばABS等の樹脂製部材にて形成されており、手摺本体11の前面部、握り部13、指掛け凹部13a、段部12d及び裏面部を連続して覆うと共に、下端に開口部21を有する下向き溝形に形成されている。なお、カバー材20の裏面側の中間部には、本体胴部12に設けられた長孔12bと対向する部位に、本体胴部12に設けられた長孔12bに連通する配管挿通孔20aが設けられている。
また、カバー材20の裏面側には、照明ユニット50の給電ケーブル56が挿通可能なケーブル挿通孔20bが設けられると共に、ブラケット30を固定する固定ねじ31b又は連結用ブラケット40を固定する固定ねじ41dが挿通可能な挿通孔20cが設けられている(図9参照)。
また、カバー材20の開口部21の対向する両側縁には、手摺本体11の本体胴部12の下部に設けられた係合溝15a,15bに嵌合可能な係止凸条22a,22bが形成されている。
上記のように形成されるカバー材20は、下端の開口部21を広げるようにして手摺本体11の上方から手摺本体11に被せた状態で、係止凸条22a,22bを本体胴部12の下部に設けられた係合溝15a,15bにスナップ嵌合させることによって手摺本体11に被着される。
なお、手摺本体11とカバー材20との間に隙間が生じるが、手摺本体11の表面に設けられた小凸条18dがカバー材20の内面に接触することによって、カバー材20の捩れ等によるがたつきを抑制することができる。
また、カバー材20の長手方向の端部は手摺本体11より外方に突出しており、このカバー材20の端部には、エンドキャップ23が接着剤を介して被着されている。このエンドキャップ23は、カバー材20と同様にABS等の樹脂製部材にて形成されている。
ここで、エンドキャップ23を手摺本体11に接着させずに、カバー材20に接着した理由は、合成樹脂製のエンドキャップ23をアルミニウム製の手摺本体11に接着すると、合成樹脂製のカバー材20の熱膨張によってエンドキャップ23が脱落する懸念があるためである。
一端側のエンドキャップ23には、取付孔23aが設けられており、この取付孔23aに、EPDM等の合成ゴム製のグロメット24を介してシャワーホース4aに接続する接続部5が形成されている(図2B参照)。また、このエンドキャップ23の下部には、照明ユニット50の長手方向の端部に取り付けられた端部キャップ51の保持部23bが設けられている。
なお、エンドキャップ23の内面側の外周縁の内方近傍位置に起立壁23cが突設されており、この起立壁23cがカバー材20の端部内周面に嵌挿可能に形成されている(図7及び図8参照)。
上記配管8は、一端が上記接続部5に接続される直状部8aと、水栓連結部7に接続されるエルボ部8bとを有する銅製パイプにて形成されている。この配管8の直状部には例えば架橋ポリエチレン等の可撓性を有する合成樹脂製の保護チューブ8cが被着されており、ホルダー部材19によって本体胴部12の内壁に固定されている。
このように、銅製の配管8に合成樹脂製の保護チューブ8cを被着することにより、アルミニウム製のホルダー部材19及び手摺本体11との接触による電触及び傷防止と、温水からの伝熱防止が図られている。
この場合、ホルダー部材19は、配管8を抱持する断面略U字状の保持部19aと、保持部19aの開口側両端から外方に延在する一対のフランジ部19bとを有する例えばアルミニウム製押出形材にて形成されている(図2A参照)。
この場合、保持部19aは段部19cを介して先端円弧側が狭く形成されており、配管を保持した状態で、配管8に被着されている保護チューブ8cを押し潰すことで、配管8のがたつきを防止している。また、フランジ部19bにはねじ孔19dが設けられている。
配管8を手摺本体の本体胴部12内に収容する場合は、予め配管8にホルダー部材19を取り付けた状態で、ホルダー部材19の両フランジ部19bを本体胴部12の内壁に設けられた狭隘開口溝16に摺動させて、適当な位置で手摺本体11の前面側からねじ固定する。このとき用いる固定ねじ17bはタッピングビスで、本体胴部12を貫通してホルダー部材19に設けられたねじ孔19dにねじ結合する。なお、浅溝17内にねじ頭部が位置しており、手摺本体11の前面より突出していない。
なお、本体胴部12内に収容された配管8のエルボ部8bを手摺本体11の外部に突出させる場合は、配管8を回転させてエルボ部8bを本体胴部12に設けられた長孔12bを介して外方に突出させる。
手摺本体11の裏面側に突出された配管8のエルボ部8bは、連結用ブラケット40内に収容される水栓連結部7に接続される。
上記照明ユニット50は、図3に示すように、プリント基板52に所定のピッチで発光素子53(LED)を実装してなる光源54と、該光源54を保持する透光性を有するケース55とで構成されており、本体胴部12の下部に設けられた下方が開口する取付凹溝14に嵌合可能に形成されている。
この場合、取付凹溝14は、本体胴部12の下面部と裏面部の隅角部に開口部14aを有する形状に形成されており、開口部14aの両側縁に係止凹溝14b,14cが設けられている。
一方、照明ユニット50のケース55は、外形が本体胴部12の下面と裏面に沿う輪郭に形成されており、ケース55の両側に設けられた係合舌片55a,55bを係止凹溝14b,14cにスナップ嵌合させることによって、照明ユニット50を本体胴部12の取付凹溝14に取り付けることができる。
上記のようにして本体胴部12の取付凹溝14に取り付けられる照明ユニット50の給電ケーブル56は、手摺本体11の本体胴部12に設けられた長孔12b及びカバー材20に設けられたケーブル挿通孔20bを挿通して手摺本体の裏面側外方に引き出され、配管8のエルボ部8b、水栓連結部7と共に連結用ブラケット40内に収容される。
上記連結用ブラケット40は、図2、図5及び図9に示すように、止水用パッキン43を介して本体胴部12に固定されるポリアセタール樹脂(POM)等製の手摺側ブラケット半体41と、浴室1の壁面2に固定されるポリアセタール樹脂(POM)等製の壁側ブラケット半体42とで構成されている。
この場合、手摺側ブラケット半体41は、一端に水栓連結部7に接続される配管8のエルボ部8bが挿通可能な切欠き41aを設けた垂直壁41bを有する下方が開口する半筒状体にて形成されており、垂直壁41bの切欠き41aを除いた部位にパッキン41eを貼着してなり、他端の上端部に係止垂下片41fを形成してなる。
なお、垂直壁41bには、手摺側ブラケット半体41を手摺本体11に取り付ける固定ねじ41dを挿通する挿通孔41cが上下左右の対称位置の4箇所に設けられている。また、手摺側ブラケット半体41の両側面には、水平段部41gが形成されている。
一方、壁側ブラケット半体42は、壁面2に固定される垂直片42aと、垂直片42aの下端から直交状に屈曲する水平片42bとからなる、略L字状に形成されており、垂直片42aの上端部に上方が開放する係止段部42cが形成されている。
なお、垂直片42aには、照明ユニット50の給電ケーブル56を挿通するためのケーブル挿通孔42dが設けられており、また、壁側ブラケット半体42を壁面2に固定する固定ねじ42eを挿通する挿通孔42fが上下の対角位置の2箇所に設けられている。
なお、ケーブル挿通孔42dを挿通する給電ケーブル56は、EPDM等の合成ゴム製のグロメット44を介して壁側に導出される。
上記のように構成される手摺側ブラケット半体41は、止水用パッキン43を介して固定ねじ41dによってカバー材20を被着した手摺本体11に固定される。
なお、止水用パッキン43には、配管8のエルボ部8bが挿通可能な配管挿通孔43aと、照明ユニット50の給電ケーブル56が挿通可能な、十字状のスリットを有するケーブル挿通孔43bが設けられると共に、固定ねじ41dが挿通可能な挿通孔43cが上下左右の対称位置の4箇所に設けられている(図5参照)。この止水用パッキン43は、カバー材20に貼着される。
この場合、手摺側ブラケット半体41を固定する固定ねじ41dは、4箇所の挿通孔41cのうちの対角位置にある2箇所に挿通されて、本体胴部12に設けられたねじ受け部12cにねじ結合することで、手摺側ブラケット半体41を固定する。
上記のようにして手摺本体11に固定された手摺側ブラケット半体41に設けられた係止垂下片41fを、壁面に固定された壁側ブラケット半体42に設けられた係止段部42cに係合した状態で手摺側ブラケット半体41を壁側ブラケット半体42に取り付ける。
上記ブラケット30は、図4A、図4B、図6及び図9に示すように、本体胴部12に固定されるポリアセタール樹脂(POM)等製の手摺側ブラケット半体31と、浴室1の壁面2に固定されるポリアセタール樹脂(POM)等製の壁側ブラケット半体32とで構成されている。
この場合、手摺側ブラケット半体31は、一端に垂直壁31aを有する下方が開口する半筒状体にて形成されており、垂直壁31aには、手摺側ブラケット半体31を手摺本体11に取り付ける固定ねじ31bを挿通する挿通孔31cが上下左右の対称位置の4箇所に設けられ、他端の上端部に係止垂下片31dが形成されている。
なお、垂直壁31aに設けられた4個の挿通孔31cの表面開口側には同心円状の凹所31eが設けられており、凹所31e内にドーナツ円板状のパッキン31fが貼着される。
また、垂直壁31aの下端部には、手摺側ブラケット半体31の内方に向かって下部水平片31gが設けられ、下部水平片31gの中央部の肉厚部31hに垂直状にねじ孔31iが設けられている。また、手摺側ブラケット半体31の両側面には、水平段部31jが形成されている。
一方、壁側ブラケット半体32は、壁面2に固定される垂直部32aと、垂直部32aの下端から直交状に屈曲する水平部32bとからなる、略L字状に形成されており、垂直部32aの上端部に上方が開放する係止段部32cが形成され、水平部32bの先端側に、連結ねじ33が挿通可能な長孔32dが設けられている。
この場合、水平部32bの中央部は先端に向かって肉厚に形成されており、肉厚部32eの先端側に長孔32dが設けられている。また、水平部32bの両側部と垂直部32aの両側部は、先端に向かって傾斜する側部補強リブ32f,32gによって連結され、水平部32bの中央部と垂直部32aの中央部は、先端に向かって傾斜する中央補強リブ32hによって連結されている。このように、側部補強リブ32f,32g、中央補強リブ32hを設けることによって壁側ブラケット半体32の強度が高められている。
なお、垂直部32aには、壁側ブラケット半体32を壁面2に固定する固定ねじ32iを挿通する挿通孔32jが上下左右の4箇所に設けられている。
上記のように構成される手摺側ブラケット半体31は、固定ねじ31bによってカバー材20を被着した手摺本体11に固定されるのであるが、4個のうちの手摺本体11の長手方向の両端部側に固定される手摺側ブラケット半体31は、強度を持たせる必要があるため、少なくとも上部左右の挿通孔31cと下部の一方の挿通孔31cを挿通する3本の固定ねじ31bを本体胴部12に設けられたねじ受け部12cにねじ結合することによって固定される。ここでは、3本の場合を示す。
内側に位置する残りの2個の手摺側ブラケット半体31は、両側の手摺側ブラケット半体31に比べて強度は要求されないので、上下左右の対角位置の挿通孔31cを挿通する2本の固定ねじ31bによって固定される。
上記のようにして手摺本体11に固定された手摺側ブラケット半体31に設けられた係止垂下片31dを、壁面に固定された壁側ブラケット半体32に設けられた係止段部32cに係合し、手摺側ブラケット半体31の下部水平片31gを壁側ブラケット半体32の水平部32bの先端側に載せた状態で、水平部32bに設けられた長孔32dを挿通する連結ねじ33を下部水平片31gに設けられたねじ孔31iにねじ結合して手摺側ブラケット半体31と壁側ブラケット半体32とを固定する。
次に、浴室手摺10の取付手順について説明する。
浴室手摺10を取り付ける前に、予め、カバー材20に止水用パッキン43を貼着し、手摺本体11の本体胴部12の中空筒状部12a内に配管8を収容する。
配管8を本体胴部12の中空筒状部12a内に収容する場合は、配管8にホルダー部材19を取り付けた状態で、ホルダー部材19の両フランジ部19bを本体胴部12の内壁に設けられた狭隘開口溝16に摺動させて、適当な位置で手摺本体11の前面側から固定ねじ17bによって固定する。このとき、配管8を回転させてエルボ部8bを本体胴部12に設けられた長孔12bを介して外方に突出させる。
なお、配管8を本体胴部12の中空筒状部12a内に収容した後、取付凹溝14に照明ユニット50を嵌合させた状態で取り付け、給電ケーブル56を手摺本体11の長孔12bを通して外方へ引き出す。
上記のようにして配管8を収容し、照明ユニット50を取り付けた後、カバー材20の下端の開口部21を広げるようにして手摺本体11の上方から落とし込んで、先に前面側の係止凸条22aを本体胴部12の前面側下部に設けられた係合溝15aにスナップ嵌合する。そして、配管8のエルボ部8bを配管挿通孔20aに挿通させると共に、照明ユニット50の給電ケーブル56をケーブル挿通孔20bに挿通した状態で、裏面側の係止凸条22bを本体胴部12の裏面側下部に設けられた係合溝15bにスナップ嵌合させることによって手摺本体11に被着する。
手摺本体11にカバー材20を被着した後、カバー材20の長手方向の一方の端部に接続部5を形成したにエンドキャップ23を接着によって被着し、他方の端部にエンドキャップ23を接着によって被着する。
次に、図11に示すように、配管8のエルボ部8bと水栓連結部7を接続した状態で、連結用ブラケット40の手摺側ブラケット半体41を、止水用パッキン43を介して固定する。また、4個のブラケット30の手摺側ブラケット半体31を手摺本体11の長手方向に沿って適宜間隔をおいて設定された所定位置に固定する。
一方、連結用ブラケット40の手摺側ブラケット半体41と4個のブラケット30の手摺側ブラケット半体31に対応した壁面2に、連結用ブラケット40の壁側ブラケット半体32と4個のブラケット30の壁側ブラケット半体42を固定する。
図10に示すように、手摺側ブラケット半体31,41を固定した浴室手摺10(カバー材20を被着した手摺本体11)を、壁側ブラケット半体32,42の上方から下方へ移動させて、手摺側ブラケット半体31の係止垂下片31dを壁側ブラケット半体32の係止段部32cに係合させると共に、4個の手摺側ブラケット半体41の係止垂下片41fをそれぞれ壁側ブラケット半体42の係止段部42cに係合させて、浴室手摺10(カバー材20を被着した手摺本体11)をセットする。
そして、4個の手摺側ブラケット半体41と壁側ブラケット半体42とを連結ねじ33によって固定して取付が終了する。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、本体胴部12の下部に照明ユニット50を添設した場合について説明したが、この発明に係る浴室手摺10は、照明ユニット50を備えない場合についても適用できる。
この場合、図12及び図13に示すように、手摺本体11Aは、本体胴部12の下端部に水平区画壁61を設けて中空筒状部12aと中空矩形状部62とを区画し、中空矩形状部62の前面側端部と裏面側の水平区画壁61の連結部にカバー材20の係止凸条22a,22bと係合する係合溝15a,15bが形成されている。
第2実施形態において、カバー材20の端部にエンドキャップ23を被着する場合は、手摺本体11Aの中空矩形状部62の端部とカバー材20の端部との隙間にエンドキャップ23の下端部に突設された保持部63を介在させてカバー材20の端部とエンドキャップ23とを接着している(図13A参照)。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
上記実施形態の浴室手摺10によれば、握り部13の下方に位置する本体胴部12の中空筒状部12a内に配管を収容した状態で、本体胴部12に取り付けられるブラケット30を介して浴室の壁面2に固定するので、連続した握り部13のどの位置でも握ることができると共に、給湯時の熱が本体胴部12から握り部に伝わり難くして、握り部が熱くなるのを抑制できる。したがって、使用者は、浴室出入口から浴槽3までの歩行及び洗面からの立ち上がり動作を安全に行うことができる。
また、上記実施形態の浴室手摺10によれば、図14及び図15に示すように、手摺本体11の裏面に形成された段部12dと、隣接するブラケット30の手摺側ブラケット半体31に形成された水平段部31jの三辺、すなわち図14(a)にハッチングで示す範囲に棚9を載置することができる。
この場合、棚9は、底部9aに4つの長孔状の水抜き孔9bを有する矩形皿状に形成されており、長辺側の一方に垂直に起立する起立壁9cの上端部に係止片9dが形成されている。棚9は、係止片9dが手摺本体11に形成された段部12dに係止され、底部9aの短辺側の二辺が隣接するブラケット30に形成された水平段部31jに係止された状態で載置される。
したがって、棚9を安定した状態で載置することができると共に、手摺本体11の裏面側とブラケット30間のスペースの有効利用が図れる。
なお、上記実施形態では、隣接するブラケット30間に棚9を載置する場合について説明したが、隣接するブラケット30と連結用ブラケット40においても同様に棚9を載置することができる。この場合は、棚9の短辺側の二辺が隣接するブラケット30に形成された水平段部31jと連結用ブラケット40に形成された水平段部41gに係止された状態で載置する。
4 シャワー
5 接続部
7 水栓連結部
8 配管
9 棚
10 浴室手摺
11 手摺本体
12 本体胴部
12a 中空筒状部
12d 段部
13 握り部
14 取付凹溝
15a,15b 係合溝
16 狭隘開口溝
19 ホルダー部材
19a 保持部
19b フランジ部
20 カバー材
23 エンドキャップ
30 ブラケット
31 手摺側ブラケット半体
31d 係止垂下片
31j 水平段部
32 壁側ブラケット半体
32a 垂直部
32c 係止段部
33 連結ねじ(ねじ部材)
40 連結用ブラケット
41 手摺側ブラケット半体
41f 係止垂下片
42 壁側ブラケット半体
42c 係止段部
43 止水用パッキン
50 照明ユニット
52 プリント基板
53 発光素子
54 光源
55 ケース
56 給電ケーブル

Claims (13)

  1. 本体胴部の上方に握り部を形成する手摺本体と、
    上記本体胴部の裏面に、該本体胴部の長手方向に沿って適宜間隔をおいて取り付けられるブラケットと、を具備し、
    上記本体胴部の長手方向の一端にシャワー等の接続部を形成し、上記本体胴部の中間部裏面に水栓連結部を形成し、上記水栓連結部と上記シャワー等の接続部とを接続する配管を、上記本体胴部に収容してなる、
    ことを特徴とする浴室手摺。
  2. 請求項1に記載の浴室手摺において、
    上記本体胴部は、中空筒状部を有し、上記中空筒状部内に上記配管が挿入されている、ことを特徴とする浴室手摺。
  3. 請求項2に記載の浴室手摺において、
    上記配管は、上記本体胴部の内壁に嵌合されるホルダー部材によって固定されている、ことを特徴とする浴室手摺。
  4. 請求項3に記載の浴室手摺において、
    上記ホルダー部材は、上記配管を抱持する断面略U字状の保持部と、該保持部の開口側両端から外方に延在する一対のフランジ部と、を有し、上記フランジ部を、上記本体胴部の内壁に形成された狭隘開口溝に嵌合可能に形成してなる、ことを特徴とする浴室手摺。
  5. 請求項1に記載の浴室手摺において、
    上記水栓連結部は、連結用ブラケット内に収容されている、ことを特徴とする浴室手摺。
  6. 請求項5に記載の浴室手摺において、
    上記連結用ブラケットは、上記水栓連結部に接続される上記配管の端部が挿通可能な挿通孔を有する止水用パッキンを介して上記本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体と、浴室の壁面に固定される壁側ブラケット半体とからなり、上記手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、上記壁側ブラケット半体の上端部に設けられた係止段部に係合可能に形成してなる、ことを特徴とする浴室手摺。
  7. 請求項1に記載の浴室手摺において、
    上記手摺本体の長手方向の端部にエンドキャップが被着され、上記エンドキャップに、上記シャワー等の接続部が形成されている、ことを特徴とする浴室手摺。
  8. 請求項1に記載の浴室手摺において、
    上記ブラケットは、一端が上記本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体と、浴室の壁面に固定される略L字状の壁側ブラケット半体とからなり、上記手摺側ブラケット半体の他端に設けられた係止垂下片を、上記壁側ブラケット半体の垂直部の上端部に設けられた係止段部に係合可能に形成すると共に、上記壁側ブラケット半体の水平部と上記手摺側ブラケット半体の一端側下部とをねじ部材によって固定可能に形成してなる、ことを特徴とする浴室手摺。
  9. 請求項1に記載の浴室手摺において、
    上記手摺本体を金属製部材にて形成し、上記手摺本体の前面部、握り部及び裏面部に合成樹脂製のカバー材を嵌合被着してなる、ことを特徴とする浴室手摺。
  10. 請求項9に記載の浴室手摺において、
    上記カバー材の長手方向の端部に合成樹脂製のエンドキャップが被着され、上記エンドキャップに、上記シャワー等の接続部が形成されている、ことを特徴とする浴室手摺。
  11. 請求項1に記載の浴室手摺において、
    上記本体胴部の下部に添設される照明ユニットを更に具備し、
    上記照明ユニットは、プリント基板に所定のピッチで発光素子を実装してなる光源と、該光源を保持する透光性を有するケースとからなり、
    上記ケースは、上記本体胴部の下部に設けられた下方が開口する取付凹溝に嵌合可能に形成され、
    上記照明ユニットの給電ケーブルと上記水栓連結部は、連結用ブラケット内に収容されている、
    ことを特徴とする浴室手摺。
  12. 請求項11に記載の浴室手摺において、
    上記連結用ブラケットは、上記給電ケーブルが挿通可能な挿通孔と、上記水栓連結部に接続される上記配管の端部が挿通可能な挿通孔を有する止水用パッキンを介して上記本体胴部に固定される手摺側ブラケット半体と、浴室の壁面に固定される壁側ブラケット半体とからなり、上記手摺側ブラケット半体に設けられた係止垂下片を、上記壁側ブラケット半体の上端部に設けられた係止段部に係合可能に形成してなる、ことを特徴とする浴室手摺。
  13. 請求項1に記載の浴室手摺において、
    上記手摺本体の裏面に、長手方向に沿う段部を形成し、
    上記ブラケットの両側面に、水平段部を形成し、
    上記手摺本体の上記段部と、隣接する上記ブラケットの対向する上記水平段部に棚を載置可能に形成してなる、ことを特徴とする浴室手摺。
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