JP2019111074A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019111074A
JP2019111074A JP2017246323A JP2017246323A JP2019111074A JP 2019111074 A JP2019111074 A JP 2019111074A JP 2017246323 A JP2017246323 A JP 2017246323A JP 2017246323 A JP2017246323 A JP 2017246323A JP 2019111074 A JP2019111074 A JP 2019111074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
rotation
quadrant
waterproof clothing
vibration sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017246323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7140494B2 (ja
Inventor
淳史 大八木
Atsushi Oyagi
淳史 大八木
宜彦 篠原
Nobuhiko Shinohara
宜彦 篠原
浩樹 瀧田
Hiroki Takita
浩樹 瀧田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Priority to JP2017246323A priority Critical patent/JP7140494B2/ja
Publication of JP2019111074A publication Critical patent/JP2019111074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7140494B2 publication Critical patent/JP7140494B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】防水衣類の有無を適切に判定することができる洗濯機を提供する。【解決手段】回転制御部61は、脱水処理の開始時に、低回転域で回転槽20の回転を加速する、2度の加速行程を行うように駆動モータ30の動作を制御する。振動センサ19は、2度目の加速行程の所定の回転数帯において、水平加速度及び鉛直加速度を検出する。防水衣類判定部64は、所定の検出期間中に振動センサ19で検出された鉛直方向及び水平方向の加速度に基づいて、洗濯物C中の防水衣類Cwpの有無を判定する。【選択図】図8

Description

本発明は、洗濯機に関するものである。
従来より、洗い、すすぎ、脱水の各処理を自動で行う全自動式洗濯機が知られている。そのような洗濯機では、防水加工や撥水加工が施された衣類、不透水性の製品(例えば、レインコートやナイロン製のベッドカバー等)などの、水をほとんど通さない、あるいは水を通しても僅かである洗濯物(ここでは、包括的に防水衣類という)は、通常、脱水が困難で脱水時に異常振動を発生するおそれがあるため、脱水処理を行わないように注意喚起されている。
具体的に、防水衣類が洗濯物に混入した場合、洗い処理やすすぎ処理を行ったときに、防水衣類に水が包み込まれた状態となることがある。このような状態で脱水処理を開始して、例えば、洗濯兼脱水槽の回転速度が1000rpm等の高回転域に至ると、防水衣類の中に残っていた水が突然移動して異常振動が発生し、水槽が大きく振れ動いてしまうという問題がある。
そこで、そのような防水衣類が洗濯物に混入し、誤って脱水処理される場合でも、異常振動を予測して防止する技術が検討されており、これまでも様々な方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、脱水行程初期での異なる2つの状態で、ドラムの回転に要する減速時間を比較して洗濯物の重さの変化を検出し、洗濯物の重さの変化から含水率や脱水率を測定することで、防水衣類の有無を判定するようにした構成が開示されている。
特開2014−64919号公報
ところが、一般の洗濯物に混在する防水衣類の割合は一様ではないし、一般の洗濯物の重量変化も、洗濯物の素材や種類等によって大きく影響を受けることとなる。また、洗濯物の量が多く、綿などの吸水性の高い衣類が含まれているときは、含水率が防水衣類と似たような傾向を示し、洗濯物の量が少なく、吸水性の低い衣類が含まれているときは、脱水率が防水衣類と似たような傾向を示すことがある。
そのため、特許文献1の発明のように、洗濯物の重さの変化を検出しただけでは、防水衣類の有無を判定する精度が低く、誤検知を招き易いという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、防水衣類の有無を適切に判定することができる洗濯機を提供することにある。
本発明は、洗濯物が収容される回転槽と、内部に該回転槽が配設された水槽と、該回転槽を回転駆動させる駆動モータとを備え、該回転槽が回転することによって該洗濯物の脱水処理を行う洗濯機を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記水槽の振動に伴う少なくとも鉛直方向の加速度を検出する振動センサと、
前記駆動モータの回転動作を制御する回転制御部とを備え、
前記回転制御部は、前記脱水処理の開始時に、所定の回転数よりも低い低回転域で前記回転槽の回転を加速する、2度の加速行程を行うように前記駆動モータの動作を制御し、
前記振動センサは、前記加速行程の所定の回転数帯において前記加速度を検出することを特徴とするものである。
第1の発明では、脱水処理の開始時に、例えば、防水衣類が混入していても異常振動が生じない低回転域で、回転槽の回転を加速する2度の加速行程が行われる。そして、加速行程の所定の回転数帯において、振動センサで鉛直方向の加速度を検出している。
詳細は後述するが、防水衣類が洗濯物に混入している場合には、加速行程において、鉛直方向の振動が大きくなる傾向にある。そこで、防水衣類の有無を判定するためのパラメータとして、振動センサで鉛直方向の加速度を検出するようにしている。
第2の発明は、第1の発明において、
前記振動センサは、2度目の前記加速行程の所定の回転数帯において前記加速度を検出することを特徴とするものである。
第2の発明では、防水衣類が洗濯物に混入している場合には、特に、2度目の加速行程において、鉛直方向の振動が大きくなる傾向にあることから、2度目の加速行程の所定の回転数帯において、振動センサで鉛直方向の加速度を検出している。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記振動センサは、2度目の前記加速行程の所定の回転数帯において、前記水槽の振動に伴う水平方向の加速度を検出することを特徴とするものである。
第3の発明では、防水衣類の有無を判定するためのパラメータとして、鉛直方向及び水平方向の加速度を用いることで、防水衣類の有無を精度高く判定できるようにしている。
第4の発明は、第1乃至第3の発明のうち何れか1つにおいて、
前記振動センサは、1次共振が生じる回転数帯において前記加速度を検出することを特徴とするものである。
第4の発明では、回転槽が所定の回転数から加速されて回転槽の水平方向の振動が最も大きくなる1次共振が生じる回転数帯で加速度を検出するようにしている。この回転数帯では、鉛直方向の振動が顕著に現れることから、振動センサの検出精度を高めることができる。
第5の発明は、第1乃至第4の発明のうち何れか1つにおいて、
前記振動センサの検出値に基づいて、前記洗濯物中の防水衣類の有無を判定する防水衣類判定部を備えたことを特徴とするものである。
第5の発明では、振動センサの検出値に基づいて、防水衣類の有無を判定するようにしている。これにより、防水衣類に起因して発生する脱水処理での異常振動が未然に防止することができる。
第6の発明は、第5の発明において、
前記防水衣類判定部は、所定の検出期間中に前記振動センサで検出された鉛直方向の加速度を所定の基準値と比較することにより、前記防水衣類の有無を判定することを特徴とするものである。
第6の発明では、所定の検出期間中に検出された鉛直方向の加速度を、所定の基準値と比較することで、防水衣類の有無を判定するようにしている。
具体的に、防水衣類が洗濯物に混入していない場合には、回転槽に収容されている全ての洗濯物がほぼ重量バランスが取れた状態で脱水されることとなる。そのため、水槽の鉛直方向の振動が生じ難く、水槽の鉛直方向の加速度が所定の基準値を超えることはない。
防水衣類が一般の洗濯物に混入している場合には、防水衣類に水が包み込まれた抱水状態が発生して、1度目の加速工程中、脱水処理時の遠心力の作用で、内部の水が回転槽側面に押し付けられるものの、回転槽内はほぼ重量バランスが取れた状態となる。一方、1度目の加速工程が終わり、回転槽の回転が低速に至る、もしくは停止する際、一般の洗濯物が回転槽側面に押し付けられた状態をほぼ維持しているのに対し、防水衣類とそれに包まれた水は、遠心力の作用が弱まることで、回転槽側面に貼りついた状態を維持できず、回転槽の下部に移動することになる。
このように、1度目の加速工程では、防水衣類とそれに包まれた水が回転槽側面に貼りついていた状態でほぼ重量バランスが取れていた状態から、2度目の加速工程が始まる際、防水衣類とそれに包まれた水が回転槽の下部に移動することで、回転槽の上下に大きなアンバランスが生じる状態になる。このような、上下に大きなアンバランスが生じた状態で1次共振を通過すると、水槽の鉛直方向の振動が大きくなり、水槽の鉛直方向の加速度が所定の基準値を超えることとなる。
このように、防水衣類判定部において、鉛直方向の加速度を所定の基準値と比較することにより、防水衣類の有無を判定することができる。
第7の発明は、第5の発明において、
前記防水衣類判定部は、所定の検出期間中に前記振動センサで検出された鉛直方向及び水平方向の加速度に基づいて、前記防水衣類の有無を判定することを特徴とするものである。
第7の発明では、所定の検出期間中に検出された鉛直方向及び水平方向の加速度に基づいて、防水衣類の有無を判定するようにしている。これにより、鉛直方向の加速度のみを考慮した場合に比べて、防水衣類の有無を精度高く判定することができる。
第8の発明は、第7の発明において、
前記防水衣類判定部は、前記検出期間中に前記振動センサで検出された鉛直方向及び水平方向の加速度を示す複数のデータをプロットして得られる分布図を、第1象限から第4象限に分類して、各象限に分類されたデータの平均値をそれぞれ演算するとともに、第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さと第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さとの比を、所定の基準値とを比較することにより、前記防水衣類の有無を判定することを特徴とするものである。
第8の発明では、鉛直方向及び水平方向の加速度を示す複数のデータをプロットして得られる分布図に基づいて、防水衣類の有無を判定するようにしている。具体的に、分布図のデータを第1象限から第4象限に分類して、第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さと第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さとの比を、所定の基準値とを比較するようにしている。
ここで、分布図の横軸を水平加速度、縦軸を鉛直加速度とし、線分の長さの比を、線分の長さの長い方を分母、短い方を分子に設定することとする。防水衣類が洗濯物に混入していない場合には、鉛直方向の加速度が小さいか、又は、ほとんど検出されないので、分布図は、横方向に長い楕円状のリサージュ形状となる。
そのため、第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さと、第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さとは、略等しい長さとなることから、線分の長さの比が1に近い値となる。ここで、所定の基準値が1よりも大きな値に設定されていれば、防水衣類が洗濯物に混入していない場合、線分の長さの比が基準値を超えることはない。
一方、防水衣類が洗濯物に混入されている場合には、鉛直方向の加速度が大きく検出されるので、分布図は、例えば、第1象限と第3象限とに跨がって斜め方向に長い楕円状のリサージュ形状となる。
そのため、第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さが、第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さよりも長くなり、線分の長さの比が1よりも大きな値となって、所定の基準値を超えることとなる。
このように、防水衣類判定部において、鉛直方向及び水平方向の加速度を示す複数のデータの分布図に基づいて、防水衣類の有無を精度高く判定することができる。
第9の発明は、第5乃至第8の発明のうち何れか1つにおいて、
前記回転制御部は、前記防水衣類判定部で前記防水衣類有りと判定された場合に、前記脱水処理において前記回転槽を所定の回転数以下で回転させるように前記駆動モータの動作を制御することを特徴とするものである。
第9の発明では、洗濯物中に防水衣類が含まれていると判定された場合には、脱水処理において回転槽を所定の回転数以下で回転させるようにしている。具体的に、通常の脱水処理における回転槽の最高回転数が1000rpm程度に設定されている場合、防水衣類が回転槽に収容されていると判定されたときに、脱水処理における回転槽の最高回転数を、例えば、300rpm程度に設定すればよい。
これにより、防水衣類が水を溜め込んでいたことに起因する脱水処理時の異常振動の発生を防止しながら、洗濯機の運転を停止させることなく、脱水処理を完了させることができる。
第10の発明は、第1乃至第9の発明のうち何れか1つにおいて、
前記振動センサは、前記水槽の外周近傍の周面又は底面に設けられていることを特徴とするものである。
第10の発明では、振動センサを、振動が大きくなる水槽の外周近傍の周面又は底面に設けることで、水槽の振動に伴う加速度を検出し易くなる。
本発明によれば、防水衣類の有無を適切に判定することができる。
本実施形態に係る洗濯機の構成を示す概略縦断面図である。 制御装置と、洗濯機の各装置との関係を示すブロック図である。 2度目の加速工程において、一般衣類のみの場合における、回転数を上昇させたときのアンバランス位置の変化を説明するための図である。 2度目の加速工程において、防水衣類が混入している場合における、回転数を上昇させたときのアンバランス位置の変化を説明するための図である。 脱水処理の開始時における2度の加速行程を説明するための図である。 一般衣類のみの場合における、水平加速度及び鉛直加速度の変化を示すグラフ図である。 防水衣類が混入している場合における、水平加速度及び鉛直加速度の変化を示すグラフ図である。 防水衣類判定部による判定処理を示すフローチャート図である。 一般衣類のみの場合における、水平加速度及び鉛直加速度を示す複数のデータをプロットした分布図である。 第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さと、第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さとを示す図である。 防水衣類が混入している場合における、水平加速度及び鉛直加速度を示す複数のデータをプロットした分布図である。 第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さと、第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さとを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
〈洗濯機の構成〉
図1に示すように、洗濯機1は、いわゆる縦型の全自動式洗濯機であり、矩形箱形の筐体2の上部に投入口2aが設けられている。洗濯物Cは、この投入口2aを通じて出し入れされる。
投入口2aの後方には操作部3が設けられていて、ユーザーが操作部3を操作することにより、「給水」、「洗い」、「すすぎ」、「脱水」の各処理が、連続して自動的に行えるようになっている。
筐体2の内部には、水槽10や回転槽20、駆動モータ30、パルセータ40、バランサ50、制御装置60等が設置されている。
水槽10は、上方に開口する有底円筒状の容器で構成され、筐体2の中央部に配置されている。水槽10は、筐体2の内部で振れ動けるように、複数のサスペンション11で吊り下げた状態で、筐体2に弾性的に支持されている。
回転槽20は、水槽10よりも一回り小さい、上方に開口する有底円筒状の容器で構成されており、互いの中心を縦軸Jに一致させた状態で、水槽10の内部に収容されている。
回転槽20の周壁部20aには、内外に貫通する複数の水抜孔21が全周にわたって形成されている。回転槽20の底には、パルセータ40が配置されている。パルセータ40は、放射状に配置された複数の羽根状突起を上面に有する円板状の部材からなる。洗濯物Cは、回転槽20に投入され、洗いや脱水等の各処理は全て、回転槽20に洗濯物Cを収容した状態で行われる。
回転槽20は、水槽10に回転自在に支持されており、水槽10の底面の裏側に設置された駆動モータ30により、縦軸J周りに回転駆動される。具体的に、駆動モータ30は、モータ本体31と、動力伝達装置32とを備えている。動力伝達装置32は、各々の中心が縦軸Jに一致する第1回転軸32a及び第2回転軸32bを有している。
第1回転軸32aは、水槽10の底壁を貫通して回転槽20の底壁部に取り付けられている。第2回転軸32bは、水槽10の底壁及び回転槽20の底壁部を貫通して回転槽20の内部に突出し、その突端がパルセータ40の中心に取り付けられている。
動力伝達装置32は、第1回転軸32a及び第2回転軸32bの各々の回転方向を、各処理に応じて切り替える。それにより、第1回転軸32a及び第2回転軸32bは、互いに独立した状態又は一体となった状態で、正転や逆転、正逆反転可能になっている。例えば、洗い処理やすすぎ処理では、第2回転軸32bのみが駆動され、回転槽20は回転しないで、パルセータ40が一定の周期で正逆反転しながら回転する。脱水処理では、第1回転軸32a及び第2回転軸32bが一体となって駆動され、回転槽20及びパルセータ40が一体となって一定の方向に高速で回転する。
バランサ50は、円環状の部材であり、回転槽20の周壁部20aの上端に設置されている。バランサ50の内部には、塩水等の高比重の液体や、複数のボール等が移動可能に封入されている。バランサ50により、回転槽20の高速回転時に、洗濯物Cの分布の偏りによって生じるアンバランスが相殺され、脱水処理時の振動を抑制できるようになっている。
水槽10の下方の筐体2の内部には、排水ホース12や排水ポンプ13が設置されている。排水ホース12の一端は、水槽10の底壁に接続されており、排水ホース12の他端は、排水ポンプ13の吸込口に接続されている。排水ポンプ13の吐出口には、筐体2の外部に延出された機外ホース14が接続されている。
筐体2の内部の上方には、洗いやすすぎの処理の前に、水槽10に水を供給する給水装置70が設置されている。給水装置70は、一定の流量で、所定量の水を、回転槽20の開口を通じて水槽10の内部に流下するように構成されている。
水槽10の周壁の外面下側には、小箱状の気密室15が一体に設けられている。気密室15は、水槽10の下隅部に開口する連通孔16を通じて水槽10の内部に連通している。気密室15の上部には、水槽10の周壁に沿って上下方向に延びるサブホース17の下端が接続されている。サブホース17の上端には、水位センサ18が接続されている。水位センサ18と気密室15とは、サブホース17を介して気密された状態で連通している。
従って、給水装置70から水槽10の内部に水が供給されると、その水の一部は連通孔16を通じて気密室15にも流入する。水槽10の水位が上下すると、水槽10に溜まる水の水圧も変化するので、それに連動して気密室15の空気圧も上下する。水位センサ18は、この空気圧の変化に応じた発振周波数を制御装置60に出力し、制御装置60は、その発振周波数から水槽10の水位を検知する。
水槽10の底壁の裏面には、振動センサ19が取り付けられている。振動センサ19は、水槽10の振動に伴う鉛直方向及び水平方向の加速度を検知する。
制御装置60は、筐体2の内部上方に設置されている。制御装置60は、CPUやメモリ等のハードウエアと、制御プログラム等のソフトウエアとを備え、洗濯機の運転を総合的に制御する機能を有している。
すなわち、制御装置60は、制御プログラムに従って、駆動モータ30の回転数や動力伝達装置32の回転方向の切り替えを制御し、給水、洗い、中間脱水、すすぎ、排水、脱水等の各処理を実行する。
図2に示すように、制御装置60には、入力装置として、水位センサ18と、振動センサ19とが接続されている。
制御装置60には、入出力装置として、操作部3が接続されている。操作部3には、操作スイッチ4が設けられている。さらに、出力装置として、報知ブザー6、駆動モータ30、排水ポンプ13、給水装置70が、制御装置60に接続されている。
また、制御装置60には、回転制御部61、給排水制御部62、防水衣類判定部64が設けられている。
回転制御部61は、駆動モータ30の駆動を制御して回転槽20やパルセータ40の回転を制御する。給排水制御部62は、排水ポンプ13及び給水装置70の動作を制御して排水や給水を制御する。
防水衣類判定部64は、脱水処理時の異常振動を防止するために、防水衣類Cwpの有無を判定するものである。なお、防水衣類Cwpの有無を判定する処理については、後述する。
〈洗濯機での各処理〉
回転槽20に洗濯物Cが投入された状態で、ユーザーが操作スイッチ4を操作し、所定の運転モードを選択することにより、洗い、すすぎ、脱水等の一連の処理が開始する。
(洗い、すすぎ)
排水ポンプ13が停止した状態で、給水装置70から回転槽20に水が供給されて、水槽10及び回転槽20に、洗濯物Cに応じた所定量の水が貯留される。洗い処理では、さらに、洗剤が貯留水に添加される。その状態で、回転槽20は回転しないで、パルセータ40が正逆反転することにより、洗濯物Cが水とともに攪拌される。
(中間脱水処理、脱水処理)
すすぎの処理が終了した後、排水ポンプ13が作動し、水槽10から水が排水される状態になる。その状態で、回転制御部61により、回転槽20がパルセータ40と一体となって一定の方向に回転するように制御される。回転槽20の回転は、1000rpmを超えるような高速の最高回転数(脱水回転数)に達するまで上昇した後、一定時間、脱水回転数で回転される。
その結果、洗濯物Cに含まれている水は、遠心力の作用によって水抜孔21を通じて回転槽20から放出される。回転槽20から放出された水は、排水ホース12及び機外ホース14を通じて機外に排水される。
脱水処理は、一連の処理の最後に実施されるが、運転モードによっては、一連の処理の中間において、洗いやすすぎの処理が繰り返され場合があり、その場合、各すすぎ処理と洗い処理の間に中間脱水処理が行われる場合がある(ここでは、中間脱水処理、脱水処理を包括的に脱水処理ともいう)。
〈脱水時の異常振動について〉
図3に示すように、洗濯物Cが、下着やシャツ、セータ等、透水性のある一般的な洗濯物(ここでは、一般衣類Cnともいう)のみである場合、脱水処理を実行し、回転槽20の回転数を上昇させると、一般衣類Cn及び水抜孔21を通じて回転槽20に溜まる水は、支障なく外部に流出させることができる。従って、脱水処理時には、回転槽20が脱水されて軽量になるため、洗濯物Cが大きく偏っていてもバランサ50がそのアンバランスの変化に追従できるので、異常な振動が発生することはない。
しかし、図4に示すように、防水加工や撥水加工が施された衣類、不透水性の製品(例えばレインコートや、ナイロン製のベッドカバー等)などの、水をほとんど通さない、あるいは水を通しても僅かである洗濯物(ここでは、包括的に防水衣類Cwpという)が、洗濯物Cに混入している場合、防水衣類Cwpによって排水が妨げられ、回転槽20の内部に、排水が困難な状態で残水が形成される場合がある。
具体的に、防水衣類Cwpが洗濯物Cに混入していると、脱水処理の前に、防水衣類Cwpに水が包み込まれた状態(抱水状態)が発生する場合がある。抱水状態は、必ずしも水が完全に包み込まれた状態に限らず、脱水処理で作用する遠心力では水が抜け出ない状態を含む。通常、防水衣類Cwpが有れば、抱水状態は、大なり小なり、発生する。残水が少量であれば問題にならないが、残水が多量の場合に問題となる。
このような抱水状態が発生している回転槽20で脱水処理を実行し、回転槽20の回転数を上昇させると、抱水状態の防水衣類Cwpや一般衣類Cnは、遠心力で回転槽20の周壁部20aに押し寄せられる。それにより、一般衣類Cnは、脱水されて重量が次第に減少し、移動することなく周壁部20aに張り付く。対して、防水衣類Cwpは、重量がほとんど変わらずに、回転数の増加により、遠心力の作用で内部の水が上方へと移動し、周壁部20aに張り付いていく。
それにより、回転槽20の内部では、防水衣類Cwpのアンバランス位置と一般衣類Cnのアンバランス位置とが対抗する状態となり、防水衣類Cwpの内部の水が上下に移動することで、回転槽20や水槽10は、三次元的に大きく振れ動くようになり、異常振動が発生する。
そこで、本実施形態の洗濯機1では、そのような防水衣類Cwpに起因した異常振動を未然に防ぐために、防水衣類Cwpの有無を判定するようにしている。
(防水衣類の有無の判定)
本実施形態では、脱水処理の開始時に、防水衣類Cwpが混入していても異常振動が生じない低回転域(例えば、500rpm以下)で回転槽20の回転を加速する加速行程を2度行い、2度目の加速行程の所定の回転数帯において振動センサ19で検出された検出値に基づいて、防水衣類Cwpの有無を判定するようにしている。
図5に示すように、回転制御部61は、脱水処理の開始時に、脱水回転数まで立ち上げる通常の脱水処理での回転槽20の回転制御(メインスピン)の前に、所定の低回転数まで加速して減速する回転制御(プレスピン)を行う。
そして、2度目の加速行程(メインスピン)では、1次共振が生じる回転数帯(図5にハッチングで示す部分)において、振動センサ19で鉛直方向及び水平方向の加速度が検出される。このように、洗濯機1の2次共振が発生する前に検出期間を設けることで、バランサ50の種類(流体バランサ又はボールバランサ)によらずに適用可能となる。
図6は、一般衣類Cnのみの場合における、メインスピン時の水平加速度及び鉛直加速度の一例を示している。メインスピンの所定の検出期間中に、振動センサ19で水平加速度及び鉛直加速度が検出される。
図6に示すように、水平加速度は、周期的な正負の値を有しており、水槽10の静止位置を「0」として、水平方向の一方側への振動を正方向(+)の加速度、他方側への振動を負方向(−)の加速度としてグラフ化している。なお、鉛直加速度も同様に、周期的な正負の値を有しており、水槽10の静止位置を「0」として、鉛直方向の一方側への振動を正方向(+)の加速度、他方側への振動を負方向(−)の加速度としてグラフ化している。
図7は、防水衣類Cwpが混入されている場合における、メインスピン時の水平加速度及び鉛直加速度の一例を示している。メインスピンの所定の検出期間中に、振動センサ19で水平加速度及び鉛直加速度が検出される。
ここで、図6及び図7を比較すると、防水衣類Cwpが混入されている場合の方が、一般衣類Cnのみの場合に比べて、鉛直加速度が大きく検出される傾向にあることが分かる。
そこで、防水衣類判定部64では、振動センサ19で検出された鉛直加速度を、所定の基準値と比較することで、防水衣類Cwpの有無を判定することができる。なお、基準値は、実験等により得られるものであり、機種やサイズ、運転モード等に応じて適宜変更される。
そして、防水衣類判定部64において、鉛直加速度が基準値よりも大きいと判定された場合には、防水衣類Cwpが混入されていると判断することができる。
このように、防水衣類判定部64では、鉛直加速度のみに基づいて防水衣類Cwpの有無を判定することも可能であるが、本実施形態では、さらに、防水衣類Cwpの有無をより精度高く判定するためのパラメータとして、鉛直加速度に加えて水平加速度を用いるようにしている。以下、防水衣類判定部64による判定処理について、図8に示すフローチャート図を参照しながら、具体的に説明する。
図9は、一般衣類Cnのみの場合における、所定の検出期間中に検出された水平加速度及び鉛直加速度の複数のデータをプロットして得られる分布図である。図9に示す分布図では、横軸を水平加速度、縦軸を鉛直加速度としている。図9に示す分布図は、以下のようにして作成することができる。
まず、図6のグラフ図に示すように、メインスピンの所定の検出期間中に、振動センサ19で水平加速度及び鉛直加速度を検出する(ステップS101)。そして、図6に示すグラフ図の任意の時間における水平加速度及び鉛直加速度の値をサンプリングしたデータを、図9の座標上にプロットする。このようなサンプリングを、所定の検出期間中の複数のデータに対して行うことで、図9に示すような分布図を得ることができる(ステップS102)。
ここで、一般衣類Cnのみの場合には、鉛直方向の加速度が小さいか、又は、ほとんど検出されないので、分布図は、横方向に長い楕円状のリサージュ形状となる。
次に、図10に示すように、防水衣類判定部64において、図9の分布図を第1象限から第4象限に分類して、各象限に分類されたデータの平均値をそれぞれ演算する(ステップS103)。
そして、防水衣類判定部64では、第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さaと第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さbとを演算する(ステップS104)。その後、線分の長さの比a/b(線分の長さの長い方を分母、短い方を分子に設定)を演算する(ステップS105)。
防水衣類判定部64では、線分の長さの比a/bが基準値よりも大きいかが判定される(ステップS106)。
ここで、一般衣類Cnのみの場合には、分布図が横方向に長い楕円状のリサージュ形状となっているので、第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さaと第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さbとは、略等しい長さとなり、線分の長さの比a/bは、1に近い値となる。
そのため、基準値を例えば2以上に設定すれば、防水衣類判定部64では、線分の長さの比a/bが基準値よりも小さい、つまり、防水衣類Cwpが混入されていないと判定される(ステップS107)。そして、防水衣類判定部64によって防水衣類Cwpが混入されていないと判定された場合には、回転制御部61は、メインスピンでの回転槽20の脱水回転数を、通常の回転数(例えば、1000rpm)に維持するように、駆動モータ30の動作を制御する(ステップS108)。
次に、防水衣類Cwpが洗濯物Cに混入されている場合について検討する。図11は、防水衣類Cwpが混入されている場合における、所定の検出期間中に検出された水平加速度及び鉛直加速度の複数のデータをプロットして得られる分布図である。図11に示す分布図では、横軸を水平加速度、縦軸を鉛直加速度としている。図11に示す分布図は、以下のようにして作成することができる。
まず、図7のグラフ図に示すように、メインスピンの所定の検出期間中に、振動センサ19で水平加速度及び鉛直加速度を検出する(ステップS101)。そして、図7に示すグラフ図の任意の時間における水平加速度及び鉛直加速度の値をサンプリングしたデータを、図11の座標上にプロットする。このようなサンプリングを、所定の検出期間中の複数のデータに対して行うことで、図11に示すような分布図を得ることができる(ステップS102)。
ここで、防水衣類Cwpが混入している場合には、鉛直方向の加速度が大きく検出されるので、分布図は、第1象限と第3象限とに跨がって斜め方向に長い楕円状のリサージュ形状となる。
次に、図12に示すように、防水衣類判定部64において、図11の分布図を第1象限から第4象限に分類して、各象限に分類されたデータの平均値をそれぞれ演算する(ステップS103)。
そして、防水衣類判定部64では、第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さaと第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さbとを演算する(ステップS104)。その後、線分の長さの比a/b(線分の長さの長い方を分母、短い方を分子に設定)を演算する(ステップS105)。
防水衣類判定部64では、線分の長さの比a/bが基準値よりも大きいかが判定される(ステップS106)。
ここで、防水衣類Cwpが混入されている場合には、分布図が第1象限と第3象限とに跨がって斜め方向に長い楕円状のリサージュ形状となっているので、第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さaが、第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さbよりも長くなっている。
そのため、防水衣類判定部64では、線分の長さの比a/bが基準値よりも大きい、つまり、防水衣類Cwpが混入されていると判定される(ステップS109)。そして、防水衣類判定部64によって防水衣類Cwpが混入されていると判定された場合には、回転制御部61は、メインスピンでの回転槽20の脱水回転数を、所定の低速(例えば、300rpm)で回転させるように、駆動モータ30の動作を制御する(ステップS110)。
そうすることで、防水衣類Cwpに起因して発生し得る脱水処理時の異常振動を抑えながら、洗濯機1の運転を停止させることなく、脱水処理を完了させることができる。
また、防水衣類Cwpが混入していると判定された場合には、報知ブザー6で警報を発したり、操作部3の表示パネルにエラーメッセージを表示したりして、ユーザーに注意を喚起するとよい。
また、防水衣類Cwpが混入していると判定された場合には、その段階で運転を停止し、ユーザーに確認してやり直すように促してもよい。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、1つの振動センサ19によって、水槽10の鉛直加速度及び水平加速度を検出するようにしたが、例えば、鉛直加速度を検出する振動センサ19と、水平加速度を検出する振動センサ19とを別々に設けるようにしても構わない。
以上説明したように、本発明は、防水衣類の有無を適切に判定することができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
1 洗濯機
10 水槽
19 振動センサ
20 回転槽
30 駆動モータ
61 回転制御部
64 防水衣類判定部
C 洗濯物
Cwp 防水衣類

Claims (10)

  1. 洗濯物が収容される回転槽と、内部に該回転槽が配設された水槽と、該回転槽を回転駆動させる駆動モータとを備え、該回転槽が回転することによって該洗濯物の脱水処理を行う洗濯機であって、
    前記水槽の振動に伴う少なくとも鉛直方向の加速度を検出する振動センサと、
    前記駆動モータの回転動作を制御する回転制御部とを備え、
    前記回転制御部は、前記脱水処理の開始時に、所定の回転数よりも低い低回転域で前記回転槽の回転を加速する、2度の加速行程を行うように前記駆動モータの動作を制御し、
    前記振動センサは、前記加速行程の所定の回転数帯において前記加速度を検出することを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1において、
    前記振動センサは、2度目の前記加速行程の所定の回転数帯において前記加速度を検出することを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1又は2において、
    前記振動センサは、前記加速行程の所定の回転数帯において、前記水槽の振動に伴う水平方向の加速度を検出することを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1つにおいて、
    前記振動センサは、1次共振が生じる回転数帯において前記加速度を検出することを特徴とする洗濯機。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1つにおいて、
    前記振動センサの検出値に基づいて、前記洗濯物中の防水衣類の有無を判定する防水衣類判定部を備えたことを特徴とする洗濯機。
  6. 請求項5において、
    前記防水衣類判定部は、所定の検出期間中に前記振動センサで検出された鉛直方向の加速度を所定の基準値と比較することにより、前記防水衣類の有無を判定することを特徴とする洗濯機。
  7. 請求項5において、
    前記防水衣類判定部は、所定の検出期間中に前記振動センサで検出された鉛直方向及び水平方向の加速度に基づいて、前記防水衣類の有無を判定することを特徴とする洗濯機。
  8. 請求項7において、
    前記防水衣類判定部は、前記検出期間中に前記振動センサで検出された鉛直方向及び水平方向の加速度を示す複数のデータをプロットして得られる分布図を、第1象限から第4象限に分類して、各象限に分類されたデータの平均値をそれぞれ演算するとともに、第1象限及び第3象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さと第2象限及び第4象限のデータの平均値を結ぶ線分の長さとの比を、所定の基準値とを比較することにより、前記防水衣類の有無を判定することを特徴とする洗濯機。
  9. 請求項5乃至8のうち何れか1つにおいて、
    前記回転制御部は、前記防水衣類判定部で前記防水衣類有りと判定された場合に、前記脱水処理において前記回転槽を所定の回転数以下で回転させるように前記駆動モータの動作を制御することを特徴とする洗濯機。
  10. 請求項1乃至9のうち何れか1つにおいて、
    前記振動センサは、前記水槽の外周近傍の周面又は底面に設けられていることを特徴とする洗濯機。
JP2017246323A 2017-12-22 2017-12-22 洗濯機 Active JP7140494B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017246323A JP7140494B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017246323A JP7140494B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019111074A true JP2019111074A (ja) 2019-07-11
JP7140494B2 JP7140494B2 (ja) 2022-09-21

Family

ID=67221811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017246323A Active JP7140494B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7140494B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113818200A (zh) * 2020-06-18 2021-12-21 合肥海尔滚筒洗衣机有限公司 洗衣控制方法、装置、电子设备、及存储介质

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013192862A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toshiba Corp 洗濯機
JP2014064918A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Lg Electronics Inc 洗濯物処理装置の制御方法
JP2014151000A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Toshiba Corp 洗濯機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013192862A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toshiba Corp 洗濯機
JP2014064918A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Lg Electronics Inc 洗濯物処理装置の制御方法
JP2014151000A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Toshiba Corp 洗濯機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113818200A (zh) * 2020-06-18 2021-12-21 合肥海尔滚筒洗衣机有限公司 洗衣控制方法、装置、电子设备、及存储介质
CN113818200B (zh) * 2020-06-18 2023-06-23 合肥海尔滚筒洗衣机有限公司 洗衣控制方法、装置、电子设备、及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP7140494B2 (ja) 2022-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106574418B (zh) 控制洗衣机的方法
KR102492151B1 (ko) 세탁기
EP3290561B1 (en) Method of controlling a washing machine
EP3354789B1 (en) Washing machine and method for controlling same
KR102486254B1 (ko) 세탁기 및 그 제어방법
JP6731448B2 (ja) 洗濯機
JP2006311886A (ja) 洗濯機
JP2019111074A (ja) 洗濯機
JP2015112316A (ja) 洗濯機
JP4726818B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP6998645B2 (ja) 洗濯機
JP2019111073A (ja) 洗濯機
KR101203565B1 (ko) 세탁기의 제어 방법
KR20160034611A (ko) 세탁 장치 및 이를 이용한 세탁 방법
JP4379265B2 (ja) ドラム式洗濯機
KR20180089965A (ko) 의류처리장치의 제어방법
JP2000342884A (ja) 洗濯機
JP4510789B2 (ja) ドラム式洗濯機
US20230392314A1 (en) Washing machine appliance load size detection using deceleration time
KR100347942B1 (ko) 세탁기의 언밸런스 제어 방법
CN115216916A (zh) 洗涤设备的控制方法、装置及设备
JP2018149219A (ja) 洗濯機
JP2023170306A (ja) ドラム式洗濯機
JP2001104680A (ja) 洗濯機
JP3234571B2 (ja) 偏荷重検出装置およびこれが適用された洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220720

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220720

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220728

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7140494

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150