JP2019110114A - スパークプラグ用電極、及びスパークプラグ - Google Patents
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Abstract
【課題】耐消耗性をさらに向上させることのできるスパークプラグ用電極を提供する。【解決手段】5〜50wt%のRhを含むIrRh合金に、Ta及びNbの少なくとも一方が合計で0.3〜7.5wt%添加された貴金属チップの電極部材(15、16)が、放電部である中心電極先端部及び接地電極先端部(13a、14a)に設けられる事により、耐消耗性をさらに向上させたスパークプラグ用電極(13、14)を構成している。【選択図】図2
Description
本発明は、内燃機関のスパークプラグに用いられる電極に関する。
従来、スパークプラグ用電極において、Ir(イリジウム)にRh(ロジウム)を3〜30wt%添加したIrRh合金を、放電部の電極部材に用いたスパークプラグ用電極がある(特許文献1参照)。特許文献1に記載のスパークプラグ用電極によれば、高温耐熱性に優れていると同時に、耐消耗性を向上させることができるとしている。
近年、内燃機関において、高出力化や燃費改善のために、スパークプラグの高電流化及び高電圧化が進んでいる。このため、スパークプラグ用電極には、さらなる耐消耗性の向上が求められている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、耐消耗性をさらに向上させることのできるスパークプラグ用電極を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、スパークプラグ用電極であって、
IrRh合金に、
Ta及びNbの少なくとも一方が合計で0.3〜7.5wt%添加された電極部材が、放電部に設けられている。
IrRh合金に、
Ta及びNbの少なくとも一方が合計で0.3〜7.5wt%添加された電極部材が、放電部に設けられている。
上記構成によれば、スパークプラグ用電極の放電部に、電極部材が設けられている。このため、電極部材において、スパークプラグの放電が行われる。電極部材は、IrRh合金であり、望ましくは5〜50wt%のRhを含むIrRh合金であり、さらに望ましくは5〜30wt%のRhを含むIrRh合金である。このため、高温で酸化物が生成されることによるIrの揮発消耗を、高温で揮発しにくいRhにより抑制することができる。
さらに、電極部材では、上記IrRh合金に、Ta(タンタル)及びNb(ニオブ)の少なくとも一方が合計で0.3〜7.5wt%、望ましくは0.3〜6wt%添加されている。IrRh合金にTa,Nbを合計で0.3wt%以上添加することにより、耐消耗性が向上することが本願発明者により確認されている。Ta及びNbは、Rhよりも融点が高いため、火花放電における電極部材の溶融飛散を抑制することができると推定される。ただし、Ta,Nbの添加量が合計で6wt%を超えて8wt%以上になると、耐消耗性が低下することが本願発明者により確認されている。粒界にTa,Nbが偏析して粒界が脆くなり、耐消耗性が低下することが原因と推定される。この点、上記構成によれば、スパークプラグ用電極の耐消耗性をさらに向上させることができる。また、電極部材では、上記IrRh合金に、Nbを添加せず、Taを0.3〜7.5wt%、望ましくは0.3〜6wt%添加してもよい。
第2の手段では、前記電極部材には、Ta及びNbの少なくとも一方が合計で1〜5wt%添加されている。IrRh合金にTa,Nbを合計で1〜5wt%添加することにより、耐消耗性がさらに向上することが本願発明者により確認されている。したがって、上記構成によれば、スパークプラグ用電極の耐消耗性をさらに向上させることができる。また、電極部材に、Nbを添加せず、Taを1〜5wt%添加してもよい。
第3の手段では、前記電極部材には、Ni(ニッケル)及びCo(コバルト)の少なくとも一方が合計で0.3〜3wt%添加されている。IrRh合金にTa,Nbを合計で0.3〜7.5wt%、望ましくは0.3〜6wt%添加した材料に、Ni,Coを合計で0.3wt%以上添加することにより、耐消耗性が向上することが本願発明者により確認されている。Ni,Coを添加することにより、酸化物の生成によるIrの揮発消耗を抑制することができると推定される。ただし、Ni,Coの添加量が合計で3wt%を超えると、耐消耗性が低下することが本願発明者により確認されている。Ni,CoはIr,Rhよりも融点が低いため、火花放電における電極部材の溶融飛散が増加することが原因と推定される。この点、上記構成によれば、スパークプラグ用電極の耐消耗性をさらに向上させることができる。また、IrRh合金にNbを添加せず、Taを0.3〜7.5wt%、望ましくは0.3〜6wt%添加した材料に、Ni及びCoの少なくとも一方を合計で0.3〜3wt%添加してもよい。
第4の手段では、前記電極部材には、Ni及びCoの少なくとも一方が合計で0.5〜1.5wt%添加されている。IrRh合金にTa,Nbを合計で0.3〜7.5wt%、望ましくは0.3〜6wt%添加した材料に、Ni,Coを合計で0.5〜1.5wt%添加することにより、耐消耗性がさらに向上することが本願発明者により確認されている。したがって、上記構成によれば、スパークプラグ用電極の耐消耗性をさらに向上させることができる。また、IrRh合金にNbを添加せず、Taを0.3〜7.5wt%、望ましくは0.3〜6wt%添加した材料に、Ni及びCoの少なくとも一方を合計で0.5〜1.5wt%添加してもよい。
第5の手段は、スパークプラグであって、第1〜第4のいずれかの手段のスパークプラグ用電極を備えている。
以下、内燃機関に用いられるスパークプラグに具現化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、スパークプラグ10は、鉄等の金属材料によって形成された円筒状のハウジング11を備えている。ハウジング11の下部の外周には、ねじ部11aが形成されている。
ハウジング11の内部には、円筒状の絶縁碍子12の下端部が同軸に挿入されている。絶縁碍子12は、アルミナ等の絶縁材料で成形されている。絶縁碍子12に対してハウジング11の上端部11bをかしめることにより、ハウジング11と絶縁碍子12とが一体に結合されている。そして、絶縁碍子12の下部(一端部)において、貫通孔12a(中空部)には、中心電極13が挿入されて保持されている。
中心電極13(スパークプラグ用電極)は、耐熱性等に優れているNi合金を母材として、円柱状に形成されている。具体的には、中心電極13の内材(中心材)が銅で形成され、外材(外皮材)がNi(ニッケル)基合金で形成されている。中心電極13の先端部13aは、絶縁碍子12の下端(一端)から露出している。
中心電極13の先端部13aに対向する位置には、ハウジング11の下端面(一端面)から一体的に湾曲して延びる接地電極14が配置されている。接地電極14(スパークプラグ用電極)もNi基合金によって形成されている。
図2に示すように、中心電極13の先端部13aと、これに対向する接地電極14の先端部14aとによって、スパークプラグ10の放電部が構成されている。中心電極13の先端部13a及び接地電極14の先端部14aには、それぞれ貴金属チップ15,16が取り付けられている。貴金属チップ15,16(電極部材)は、レーザー溶接、または抵抗溶接等の接合加工により、それぞれ先端部13a,14aに接合されている。貴金属チップ15と貴金属チップ16との間に、火花ギャップ17が形成されている。すなわち、貴金属チップ15と貴金属チップ16との間で放電が行われ、火花が形成される。
貴金属チップ15,16は、共に円柱状に形成されている。例えば、貴金属チップ15の外径A=1.0mm、高さB=1.5mmである。貴金属チップ16の外径C=1.0mm、高さD=0.5mmである。
図1に戻り、中心電極13の上部には、周知のように中心軸18、端子部19が電気的に接続されている。端子部19には、火花発生用の高電圧を印加する外部回路が接続される。また、ハウジング11のねじ部11aの上端部には、内燃機関への取り付けに用いられるガスケット20が設けられている。
貴金属チップ15,16は、高融点で耐消耗性に優れたIr(イリジウム)をベースに、Irの高温揮発性を抑制するために、Rh(ロジウム)を含むIrRh合金により形成されている。IrRh合金は、高温の大気又は酸化雰囲気において、結晶粒界からのIrの酸化揮発を抑制することができる。望ましくはRhを5〜50wt%含むIrRh合金、さらに望ましくはRhを5〜30wt%含むIrRh合金は、高温の大気又は酸化雰囲気において、結晶粒界からのIrの酸化揮発を抑制することができる。本願発明者は、IrRh合金にTaを添加することにより、耐消耗性が向上することを見出した。なお、上記IrRh合金において、Rh、Taを除く成分はIrである。
図3は、Taを添加したIrRh合金の貴金属チップ15の耐消耗性試験の結果を示すグラフである。耐消耗性試験では、内燃機関に取り付けたスパークプラグ10により、5600rpmで50時間燃料への点火(火花放電)を行った。同図では、Taを添加していない第1比較例の貴金属チップ15の消耗量(体積減少量)を1として、Ta添加量を変化させた貴金属チップ15の消耗量を比率で示している。同図では、Rhの含有量が、それぞれ5wt%、10wt%、30wt、50wt%の場合について示している。
同図に示すように、Rhの含有量が5wt%、10wt%、30wt、50wt%のいずれであっても、Ta添加量が0.3〜7.5wt%の範囲、望ましくはTa添加量が0.3〜6wt%の範囲において、貴金属チップ15の消耗量が減少している。特に、Ta添加量が1.0〜5.0wt%の範囲において、貴金属チップ15の消耗量が顕著に減少している。Taの融点(3027℃)は、Rhの融点(1960℃)よりも高いため、火花放電における貴金属チップ15の溶融飛散を抑制することができると推定される。
なお、Ta添加量が6wt%を超えて8wt%以上になると、貴金属チップ15の消耗量が第1比較例(消耗比率=1)よりも増加している。粒界にTaが偏析して粒界が脆くなり、耐消耗性が低下することが原因と推定される。
図4は、Ta,Niを添加したIrRh合金の貴金属チップ15の耐消耗性試験の結果を示すグラフである。耐消耗性試験では、内燃機関に取り付けたスパークプラグ10により、5600rpmで50時間燃料への点火を行った。同図では、Rhの含有量が10wt%でTaを添加した第2比較例の貴金属チップ15の消耗量を1として、Ni(ニッケル)の添加量を変化させた貴金属チップ15の消耗量を比率で示している。同図では、Ta添加量が、それぞれ0.3wt%、3.0wt%、8.0wt%の場合について示している。なお、上記IrRh合金において、Rh、Ta、Niを除く成分はIrである。
同図に示すように、Ta添加量が0.3wt%、3.0wt%、8.0wt%のいずれであっても、Ni添加量が0.3〜3wt%の範囲において、貴金属チップ15の消耗量が減少している。特に、Ni添加量が0.5〜1.5wt%の範囲において、貴金属チップ15の消耗量が顕著に減少している。酸化物の融点が高いNiを添加することにより、酸化物の生成によるIrの揮発消耗を抑制することができると推定される。
なお、Ni添加量が4wt%以上になる(3wt%を超える)と、貴金属チップ15の消耗量が第2比較例よりも増加している。Niの融点(1450℃)はIrの融点(2454℃),Rhの融点(1960℃)よりも低いため、火花放電における貴金属チップ15の溶融飛散が増加することが原因と推定される。
そこで、本実施形態の貴金属チップ15,16では、IrRh合金、望ましくは5〜50wt%のRhを含むIrRh合金、より望ましくは5〜30wt%のRhを含むIrRh合金に、Taを0.3〜7.5wt%、望ましくはTaを0.3〜6wt%、より望ましくは1〜5wt%添加している。さらに、貴金属チップ15,16には、Niを0.3〜3wt%、望ましくは0.5〜1.5wt%添加している。
以上詳述した本実施形態は、以下の利点を有する。
・貴金属チップ15,16は、IrRh合金、望ましくは5〜50wt%のRhを含むIrRh合金、さらに望ましくは5〜30wt%のRhを含むIrRh合金である。このため、高温で酸化物が生成されることによるIrの揮発消耗を、高温で揮発しにくいRhにより抑制することができる。
・貴金属チップ15,16では、上記IrRh合金に、Taが0.3〜7.5wt%、望ましくはTaが0.3〜6wt%添加されている。IrRh合金にTaを0.3wt%以上添加することにより、耐消耗性が向上する。ただし、Ta添加量が6wt%を超えて8wt%以上になると、耐消耗性が低下する。この点、上記構成によれば、貴金属チップ15,16(中心電極13,接地電極14)の耐消耗性をさらに向上させることができる。
・貴金属チップ15,16には、Taが1〜5wt%添加されている。IrRh合金にTaを1〜5wt%添加することにより、耐消耗性がさらに向上する。したがって、貴金属チップ15,16の耐消耗性をさらに向上させることができる。
・貴金属チップ15,16には、Niが0.3〜3wt%添加されている。IrRh合金にTaを0.3〜8wt%添加した材料に、Niを0.3wt%以上添加することにより、耐消耗性が向上する。ただし、Ni添加量が3wt%を超えると、耐消耗性が低下する。この点、上記構成によれば、貴金属チップ15,16の耐消耗性をさらに向上させることができる。
・貴金属チップ15,16には、Niが0.5〜1.5wt%添加されている。IrRh合金にTaを0.3〜8wt%添加した材料に、Niを0.5〜1.5wt%添加することにより、耐消耗性がさらに向上する。したがって、貴金属チップ15,16の耐消耗性をさらに向上させることができる。
なお、上記実施形態を、以下のように変更して実施することもできる。上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
・図3では、IrRh合金にTaを添加した貴金属チップ15の消耗量を示した。これに対して、Taに代えて、同じく第5属元素のNb(ニオブ)を添加しても同様の効果を奏することができる。要するに、IrRh合金にTa,Nbを合計で0.3〜7.5wt%、望ましくは0.3〜6wt%、さらに望ましくは1〜5wt%添加することにより、貴金属チップ15,16の耐消耗性をさらに向上させることができる。なお、上記IrRh合金において、Rh、Ta、Nbを除く成分はIrである。
・図4では、Rhの含有量が10wt%でTaを添加した材料に、Niを添加した貴金属チップ15の消耗量を示した。これに対して、Niに代えて、同じく鉄属元素のCo(コバルト)を添加しても同様の効果を奏することができる。要するに、IrRh合金にTa,Nbを合計で0.3〜7.5wt%、望ましくは0.3〜6wt%添加した材料に、Ni,Coを合計で0.3〜3wt%、望ましくは0.5〜1.5wt%添加することにより、貴金属チップ15,16の耐消耗性をさらに向上させることができる。なお、上記IrRh合金において、Rh、Ta、Nb、Ni、Coを除く成分はIrである。また、Cr(クロム)、Re(レニウム)を添加することによっても、酸化物の生成によるIrの揮発消耗を抑制することができると推定される。このため、IrRh合金にTa,Nb,Reを合計で0.3〜7.5wt%、望ましくは0.3〜6wt%添加した材料に、Ni,Co,Crを合計で0.3〜3wt%、望ましくは0.5〜1.5wt%添加することにより、貴金属チップ15,16の耐消耗性をさらに向上させることができる。なお、上記IrRh合金において、Rh、Ta、Nb、Re、Ni、Co、Crを除く成分はIrである。
・中心電極13の先端部13a全体(電極部材)を、貴金属チップ15と同一の材料により形成することもできる。
・接地電極14の先端部14a全体(電極部材)を、貴金属チップ16と同一の材料により形成することもできる。
・中心電極13の先端部13a(放電部)及び接地電極14の先端部14a(放電部)の一方のみに、貴金属チップ15,16に相当する電極部材を設けてもよい。
10…スパークプラグ、13…中心電極、13a…先端部、14…接地電極、14a…先端部、15…貴金属チップ、16…貴金属チップ。
Claims (11)
- IrRh合金に、
Ta及びNbの少なくとも一方が合計で0.3〜7.5wt%添加された電極部材(15、16)が、放電部(13a、14a)に設けられている、スパークプラグ用電極(13、14)。 - 前記IrRh合金は、5〜50wt%のRhを含む、請求項1に記載のスパークプラグ用電極。
- 5〜30wt%のRhを含むIrRh合金に、
Ta及びNbの少なくとも一方が合計で0.3〜6wt%添加された電極部材(15、16)が、放電部(13a、14a)に設けられている、スパークプラグ用電極(13、14)。 - 前記電極部材には、Ta及びNbの少なくとも一方が合計で1〜5wt%添加されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスパークプラグ用電極。
- IrRh合金に、
Taが0.3〜7.5wt%添加された電極部材(15、16)が、放電部(13a、14a)に設けられている、スパークプラグ用電極(13、14)。 - 前記IrRh合金は、5〜50wt%のRhを含む、請求項5に記載のスパークプラグ用電極。
- 5〜30wt%のRhを含むIrRh合金に、
Taが0.3〜6wt%添加された電極部材(15、16)が、放電部(13a、14a)に設けられている、スパークプラグ用電極(13、14)。 - 前記電極部材には、Taが1〜5wt%添加されている、請求項5〜7のいずれか1項に記載のスパークプラグ用電極。
- 前記電極部材には、Ni及びCoの少なくとも一方が合計で0.3〜3wt%添加されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載のスパークプラグ用電極。
- 前記電極部材には、Ni及びCoの少なくとも一方が合計で0.5〜1.5wt%添加されている、請求項9に記載のスパークプラグ用電極。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のスパークプラグ用電極を備えるスパークプラグ(10)。
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