JP2019109749A - 列車座席案内システムおよび列車座席案内方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】旅客の趣味・嗜好や景色に対しての要望を取り入れて、旅客が沿線景色の具体的に観賞可能な対象物を把握することを可能にし、旅客に対して運行中の車窓の景色を楽しむことをサポートする。【解決手段】座席予約サーバは、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、指定された列車の指定された座席の割付処理をおこなう座席割付処理部と、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、乗車に適した経路候補を算出する処理をおこなう経路案内処理部と、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、景色スポットに関する情報を作成する景色案内処理部とを有する。そして、座席予約サーバは、経路案内処理部が算出した列車の運用経路の沿線の景色スポットに関する情報を保持する要求別景色情報テーブルを有し、要求別景色情報テーブルの景色スポットに対して、利用者の適合度を得点として算出する。【選択図】 図17

Description

本発明は、列車座席案内システムおよび列車座席案内方法に係り、特に、運行時に旅客が車窓の景色を楽しめるようにして、顧客満足度を向上させるのに好適な列車座席案内システムおよび列車座席案内方法に関する。
鉄道は、世界的に普及している運行手段であり、中でも、我が国は、輸送人員が年間230億人にもなる世界最大の鉄道旅客輸送国である。我が国では、既に鉄道利用者が指定席の列車を利用する場合には、駅の窓口またはインターネットなどを利用して指定席の予約ができるサービスがおこなわれている。一方、鉄道利用者が鉄道を利用する際には、単に移動のために利用するだけでなく、運行時の車窓の景色も楽しみの一つであり、座席予約時には、運行時の車窓の景色を楽しめる座席を予約したいという要望がある。そのような観点から、特許文献1には、携帯端末から景観が良好な座席案内を参照するシステムが開示されている。この特許文献1によれば、サーバが、経路情報を参照して、左右何れの方向の視界が良好であるかを判定し、左右何れかの座席がより景色のよい地点を楽しめると判断したときには、左右何れの座席につくべきかのメッセージを作成し、携帯端末に送信する。
特開2011−180100号公報
従来、鉄道事業者が座席予約をおこなう場合には、利用者に利用しようとする列車の空き席を示し、窓側、通路側などの予約指定ができるだけであった。
上記特許文献1に記載の技術では、利用者は座席の選択時に沿線景色の具体的に観賞可能な対象物について把握することができない。また、旅客の嗜好や景色に対しての要望を取り入れることについて考慮されていない。
本発明の目的は、旅客の趣味・嗜好や景色に対しての要望を取り入れて、旅客が沿線景色の具体的に観賞可能な対象物を把握することを可能にし、旅客に対して運行中の車窓の景色を楽しむことをサポートして、顧客満足度を高めることのできる列車座席案内システムを提供することにある。
本発明の列車座席案内システムの構成は、好ましくは、利用者からの入力に従って、座席予約サーバが運行する列車の座席予約をおこなう列車座席案内システムであって、座席予約サーバは、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、指定された列車の指定された座席の割付処理をおこなう座席割付処理部と、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、乗車に適した経路候補を算出する処理をおこなう経路案内処理部と、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、景色スポットに関する情報を作成する景色案内処理部とを有し、座席予約サーバは、経路案内処理部が算出した列車の運用経路の沿線の景色スポットに関する情報を保持する要求別景色情報テーブルを有し、要求別景色情報テーブルの景色スポットに対して、利用者の適合度を得点として算出するようにしたものである。
本発明によれば、旅客の趣味・嗜好や景色に対しての要望を取り入れて、旅客が沿線景色の具体的に観賞可能な対象物を把握することを可能にし、旅客に対して運行中の車窓の景色を楽しむことをサポートして、顧客満足度を高めることのできる列車座席案内システムを提供することができる。
列車座席案内システムの概要構成図である。 座席予約サーバの機能構成図である。 Webサーバの機能構成図である。 座席割付情報テーブルの一例を示す図である。 列車時刻情報テーブルの一例を示す図である。 要求別景色情報テーブルの一例を示す図である。 沿線景色基本情報テーブルの一例を示す図である。 顧客情報テーブルの一例を示す図である。 列車座席案内システムによる利用者のログインから乗車券購入までの処理を示すシーケンス図である。 座席予約処理の詳細を示すシーケンス図である。 乗車希望内容要求時のパラメータの一例を示す図である。 経路候補回答時のパラメータの一例を示す図である。 乗車列車・景色希望要求時のパラメータの一例を示す図である。 景色案内処理を示すフローチャートである。 景色点数算出処理を示すフローチャートである(その一)。 景色点数算出処理を示すフローチャートである(その二)。 乗車列車・希望景色設定画面の一例を示す図である。 景色スポット回答情報画面の一例を示す図である。 座席指定画面の一例を示す図である。
以下、本発明に係る一実施形態を、図1ないし図18を用いて説明する。
先ず、図1ないし図3を用いて列車座席案内システムの構成について説明する。
列車座席案内システムは、図1に示されるように、座席予約サーバ110、季節情報サーバ120、購入・販売サーバ130、天候情報サーバ140、Webサーバ150、クライアントPC160が、それぞれネットワーク5により接続された構成である。
ネットワーク5は、通常グローバルなネットワークであるインターネットを想定しているが、鉄道事業者内のLAN(Local Network)で、クライアントPC160から、利用者が各サーバの機能を利用できるようにしてもよい。
座席予約サーバ110は、Webサーバ150を介して座席の予約情報、列車運行時の景色情報を利用者に提供するサーバである。なお、座席予約サーバ110の機能の詳細は、図4により後述する。
季節情報サーバ120は、座席予約サーバ110に対して、座席予約処理時に関連する季節情報を提供するサーバである。
天候情報サーバ140は、座席予約サーバ110に対して、座席予約処理時に関連する天気情報を提供するサーバである。
購入・販売サーバ130は、利用者が乗車券の購入をするときに、販売をおこなうサーバである。
Webサーバ150は、クライアントPC160のWebブラウザに対して、HTML(HyperText Markup Language)文書や画像などのオブジェクトを提供するサーバである。なお、Webサーバ150の機能の詳細は、図3により後述する。
クライアントPC160は、Webブラウザにより、Webサーバ150からHTML文書や画像などのオブジェクトを表示し、利用者が入力した情報をWebサーバ150に送信するパーソナルコンピュータ、スマートフォンなどの情報処理装置である。利用者は、クライアントPC160を介してWebサーバ150にアクセスし、座席予約の各機能を利用する。
座席予約サーバの機能構成は、図3に示されるように、記憶部111と記憶部112からなる。
記憶部111には、座席割付情報テーブル201、沿線景色基本情報テーブル202、列車時刻情報テーブル203、要求別景色情報テーブル204が記憶されている。
座席割付情報テーブル201は、各列車の各座席の割付情報を記憶するテーブルであり、各列車の各座席単位に、運用区間ごとの発売状況を記憶する。
沿線景色基本情報テーブル202は、座席予約システムで取り扱っている列車の沿線に存在する景色スポットに関する基本的な情報を記憶するテーブルである。ここで、基本的な情報とは、例えば、「A駅からB駅の間には、○○山が下り列車に向かって進行方向左側に見える」などといった情報である。
列車時刻情報テーブル203は、座席予約システムで取り扱っている列車を対象に、列車単位の運転時刻を記憶するテーブルである。停車駅、通過駅の時刻のほか、沿線景色基本情報テーブル202で取り扱っている景色スポットごとに、その通過時刻を記憶する。景色スポットの通過時刻については、例えば大きな山など、長時間さまざまな区間の車窓から観賞可能となる景色スポットを考慮し、その景色スポットが最もよく見える地点を基準とした通過時刻を記憶する。
要求別景色情報テーブル204は、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、要求単位にその要求にて観賞可能なスポットの情報を記憶するテーブルである。
なお、以上の列車座席案内システムで取り扱うテーブルの詳細については、後述する。
記憶部112は、座席割付処理部205、経路案内処理部206、景色案内処理部207、景色点数算出処理部208のサブコンポーントからなる。
座席割付処理部205は、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、指定された列車の指定された座席の割付処理をおこなう処理部である。割付を行った情報は、座席割付情報テーブル201に記憶する。
経路案内処理部206は、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、指定された乗車駅、降車駅、希望時刻から、乗車に適した経路候補を回答する処理をおこなう処理部である。
景色案内処理部207は、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、景色スポットに関する情報を作成する処理部である。なお、景色案内処理部207の処理の詳細は、後に図14を用いて詳述する。
景色点数算出処理部208は、景色案内処理部207に含まれる処理機能の一つで、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて算出した景色スポットに対して、それぞれ景色スポットごとに得点を算出する処理をおこなう処理部である。景色点数算出処理部208の景色点数算出処理の詳細は、図15A、図15Bを用いて後述する。
Webサーバ150は、図3に示されるように、記憶部151と処理部152からなる。
記憶部151には、沿線景色情報テーブル210、顧客情報テーブル211が格納されている。
沿線景色情報テーブル210は、座席予約サーバで取り扱っている列車の沿線に存在する景色スポットの代表的な画像情報を記憶するテーブルである。記憶される画像情報は、沿線景色基本情報テーブル202に格納された景色の情報と対応するものである。
顧客情報テーブル211は、座席予約システムを利用するユーザ情報を記憶する。ユーザ情報には、ユーザIDとユーザ属性として、年齢、性別、国籍・地域などが記憶される。
Webサーバ150の処理部152には、景色スポット情報作成処理部212と購入・販売中継処理部213からなる。
景色スポット情報作成処理部212は、利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、座席予約サーバ110で作成した景色スポット情報をインプットとし、クライアントPC160に回答する処理結果画面を作成する処理部である。なお、景色スポット情報作成処理部212が出力する画面の例については、後に図17を用いて詳述する。
購入・販売中継処理部213は、利用者が乗車券の購入をするとき、購入・販売サーバ130との購入に関する処理を中継する処理部である。
次に、図4ないし図8を用いて、列車座席案内システムで用いられるデータ構造について説明する。
座席割付情報テーブル201は、指定された列車ごとに、座席の割付け状況を示すテーブルであり、図4に示されるように、号車指定欄1011、座席指定欄1012からなる。号車指定欄1011には、対象となる運行列車の号数が指定される。座席指定欄1012には、区間1013ごとに、座席1014の予約状況が指定される。ここで、座席1014は、予約状態(1)、空き状態(0)のフラグが格納される。例えば、図4の例では、号車指定欄1011に「のぞみ237号」が指定され、「東京−品川」間では、席が予約されていることが示されている。
列車時刻情報テーブル203は、列車の運行時刻に関する情報を格納するテーブルであり、図5に示されるように、号車情報欄1031、駅時刻欄1036、景色時刻欄1039からなる。
号車情報欄1031は、号車指定欄1032、出発日欄1033、発着時刻欄1034、到着時刻欄1035からなり、それぞれに運行する列車の情報が格納される。駅時刻欄1036は、駅名欄1037ごとに、時刻欄1038が設定され、その駅への到着時刻が格納される。景色時刻欄1039には、スポット名1040ごとに、その近辺を列車が通過する時刻1041が格納される。
要求別景色情報テーブル204は、顧客が要求した景色に関する情報を記憶するテーブルであり、図6に示されるように、スポット名801、種別802、区間803、通過時刻804、観賞可能時間帯805、知名度806、見ごろ時期807、リアルタイム景色情報808、方向(下り列車に対して)809、天候810、推奨ユーザ属性811、合計点数812、順位813、見ごろマーク814、おすすめマーク815、指定スポット816、指定風景817の各フィールドからなる。
なお、スポット名801−区間803、観賞可能時間帯805−見ごろ時期807、方向809、推奨ユーザ属性811については、沿線景色基本情報テーブル202から取得した情報である。
スポット名801には、当該のスポットの名称が格納される。種別802は、当該のスポットの種別が格納される。スポットの種別としては、例えば、「都市風景」、「山」、「湖沼」、「歴史遺産」、「鉄道設備」などとすることができる。「都市風景」は、名所となる観光タワーや著名なビルディング、「歴史遺産」は、城や古墳、神社仏閣、「山」、「湖沼」には、自然景観の山や湖沼などがこれに該当する。区間803には、当該のスポットが観賞できる主な駅の区間が格納される。通過時刻804には、運行する列車が当該スポットの最も観賞に適した地点を通過する時刻が格納される。観賞可能時間帯805には、当該のスポットの観賞可能時間帯が格納される。観賞可能時間帯は、図6の例では、「終日」と「日中」、「夜間」の3通で示されており、「終日」とは主に建造物の一部が該当し、夜間にライトアップされるなどし、日没後も観賞可能なスポットを示している。「日中」とは主に自然景観が該当し、日没後は観賞不能となるスポットを示している。また、「夜間」とは、主に建造物の一部が該当し、夜景など夜間のみ観賞可能となるスポットを示している。ただし、一日の区分を「昼間」、「夜間」などのように、大まかに二分割にしてもよいし、もっと区分を細かくし、時間ごとにしてもよい。
知名度806には、当該のスポットに対する知名度を1−5の5段階で示した数値が格納される。ここで、数値が大きくなるほど、知名度が高いスポットであることを示している。見ごろ時期807には、当該のスポットに対する平年での見ごろ時期が格納される、見ごろ時期は、主に自然景観が該当し、例えば、桜の名所における桜の開花時期などの特に観賞に適した時期のことである。リアルタイム景色情報808には、季節情報サーバ120から取得した当該スポットの見ごろ時期に関する指標が格納される。ここでは、見ごろ時期に関する指標が0−5の6段階で示されており、数値が大きくなるほど見ごろ時期であることを示している。方向809には、当該のスポットが車窓の左右どちらに現れるかを示すフラグが格納される。ここでは、下り列車から見える方向を基準とする。天候810には、天候情報サーバから取得した当該スポットエリアの天候情報が格納される。推奨ユーザ属性811には、当該のスポットについて観賞を好む利用者のユーザ属性が格納される。
例えば、日本を代表する観光スポットである富士山といった外国人観光客に人気のスポットであれば、ユーザ属性に外国人と指定する。合計点数812には、図2に示した座席予約サーバ110の景色点数算出処理部208により、スポット点数算出を行った結果で、乗車する列車、ユーザ属性、リアルタイム景色情報などより算出したユーザにおすすめするスポットの合計点数が格納される。点数算出の処理詳細については、後に、図15A、図15Bを用いて詳述する。
図6に示した例では、A駅からP駅までの乗車区間には、九つの景色スポットがあり、それぞれに値が設定されていることがわかる。順位813には、合計点数812に格納された値による昇順の順位が格納される。見ごろマーク814には、リアルタイム景色情報808により、見ごろであると判定されたものに対して、1が格納される。おすすめマーク815には、おすすめであると判定されたものに対して、1が格納される。指定スポット816には、そのスポットが「見たいスポット」であるとユーザが明示的に指定したか否かを示すフラグが格納される。指定風景817には、そのスポットが「お気に入り風景」であるとユーザが明示的に指定したか否かを示すフラグが格納される。
沿線景色基本情報テーブル202は、運行する列車の沿線の景色に関する情報を記憶するテーブルであり、図7に示されるように、スポット名1021、種別1022、区間1023、観賞可能時間帯1024、知名度1025、見ごろ時期1026、方向1027、推奨ユーザ属性1028の各フィールドからなる。
スポット名1021、種別1022、区間1023、観賞可能時間帯1024、知名度1025、見ごろ時期1026、方向1027、推奨ユーザ属性1028は、それぞれ、図6により説明した要求別景色情報テーブル204のスポット名801、種別802、区間803、観賞可能時間帯805、知名度806、見ごろ時期807、方向809、推奨ユーザ属性811に該当する。
顧客情報テーブル211は、鉄道事業者の顧客に関する情報を記憶するテーブルであり、図8に示されるように、ユーザID1061、パスワード1062、氏名1063、年齢1064、性別1065、国籍・地域1066、電話番号1067、Eメールアドレス1068、住所1069、趣味1070の各フィールドからなる。
ユーザID1061、パスワード1062には、それぞれその顧客がネットワークにより、列車座席案内システムを利用するときのユーザIDとパスワードがそれぞれ格納される。氏名1063、年齢1064、性別1065、国籍・地域1066には、それぞれその顧客の属性が格納される。電話番号1067、Eメールアドレス1068、住所1069には、それぞれその顧客の該当する連絡先が格納される。趣味1070は、その利用者の趣味や個人的な嗜好についての情報が格納される。
次に、図9ないし図18を用いて列車座席案内システムの処理について説明する。
先ず、図9を用いて利用者がログインから乗車券購入するまでの処理について説明する。
利用者は、クライアントPC160からネットワークにより接続し、Webサーバ150経由で(A01)、ユーザID、パスワードを入力して、列車座席案内システムにログインをおこなう(A02)。
購入・販売サーバ130は、認証処理をおこない(S01)、Webサーバ150経由で(A03)、認証結果をクライアントPC160に返信する(A04)
次に、図10に示す座席予約処理がおこなわれる(S200、後述)。
次に、利用者が購入申し込みをおこない、購入申し込みとクレジットカード番号がWebサーバ150経由で(A05)、購入・販売サーバ130に送信される(A06)。
それを受け、購入・販売サーバ130は、販売と座席の予約をおこない(S02)、Webサーバ150経由で(A07)、クライアントPC160に予約の通知をおこなう(A08)。
次に、図10を用いて座席予約処理の詳細について説明する。
先ず、利用者は、クライアントPC160から乗車希望内容を、Webサーバ経由で(A301)、座席予約サーバ110に送信する(A302)。
このときのパラメータは、図11に示されるように、ユーザID401、乗車年月日402、希望時刻403、乗車駅404、降車駅405、要求人数406が座席予約サーバ110に送信される。
これを受けて、座席予約サーバ110の座席予約システムの経路案内処理部206が、要求された内容に沿って、乗車経路案内処理をおこなう(S201)。
次に、座席予約サーバ110が、経路案内処理により作成した経路候補情報をWebサーバ150経由で(A303)、クライアントPC160に送信する(A304)。
経路候補情報のパラメータは、図12に示されるように、ユーザID501、乗車年月日502、候補情報503、列車504、乗車駅505、降車駅506、時刻507からなる。これらのパラメータは、図11の乗車希望要求時のパラメータの指定内容より、経路案内処理部206において処理を行った結果である。候補情報503−時刻507については、例えば、最大三つのそれぞれ異なる経路候補を回答する。列車504には、候補情報ごとの列車号数を格納する。時刻507には、候補情報ごとの列車の発着時刻と到着時刻を格納する。
次に、利用者は、クライアントPC160が、Webサーバ150に、乗車列車と景色希望の要求を送信する(A305)。
ユーザは、経路候補情報の中から、ユーザが乗車を希望する候補情報の選択と、希望する景色の入力などの指定をおこなう。ユーザが乗車を希望する候補情報の選択と、希望する景色の入力についてのユーザインタフェースは、後に、図16を用いて詳述する。
このときのパラメータは、図13に示されるように、ユーザID601、選択候補602、景色希望603、見たいスポット604、お気に入り風景605からなる。
選択候補602は、図12の候補情報503の中から選択された候補である。景色希望603には、ユーザが景色に関する希望があるか否かのフラグが格納される。見たいスポット604、お気に入り風景605は、景色希望603が「あり」のときに、有効となるフィールドであり、見たいスポット604には、「東京タワー」、「富士山」などのような具体的に利用者が指定した見たいスポットに関する情報が格納される。お気に入り風景605には、「桜」、「山」、「湖沼」などのような一般的な風景の種別の指定に関する情報が格納される。
Webサーバ150は、この指定を受け、ユーザIDから図8に示した顧客情報テーブル211のユーザ属性(年齢、性別、国籍・地域、趣味)を検索し(S202)、それらのユーザ属性と、選択された候補、景色の希望情報を座席予約サーバ110に送信する(A306)
次に、要求情報を受信した座席予約サーバ110が、要求内で“景色案内を希望する”と指定された場合に、景色案内処理部207により、景色案内処理をおこなう(S203)。景色案内処理の詳細は、後に図14を用いて説明する。
次に、座席予約サーバ110が、景色案内処理S203により作成した景色スポット情報と選択された候補の列車の座席情報をWebサーバ150に送信する(A307)。
次に、Webサーバ150の景色スポット情報作成処理部212が、受信した景色スポット情報に対して、景色スポットに対応する画面ファイル(HTML)を生成する(S204)。このとき、必要な画像を沿線景色情報テーブル210よりサーチし、クライアントPC160用の回答情報を作成する。
次に、Webサーバ150は、S204の処理により作成した景色スポット情報(HTML)と座席情報をクライアントPC160に送信する(A308)。クライアントPCのWebブラウザには、送信されてきた画面ファイルに対応する景色スポット回答情報画面が表示される。景色スポット回答情報画面の詳細は、後に、図17を用いて説明する。
次に、クライアントPC160より、Webサーバ150に座席位置を要求する(A309)利用者は、景色スポット回答情報画面を参考にして、自分の好みを考慮して座席位置を決定する。景色スポット回答情報画面を見て判断することにより、利用者がその列車から観賞できる景色スポットについて、その内容を視覚的に確認すること、および見ごろ等のおすすめ情報を判断材料にして、座席位置を利用者の意思により指定することが可能となる。座席位置の指定は、座席指定画面によりおこなうことができる。座席指定画面の詳細は、後に、図18を用いて説明する。
次に、Webサーバ150が、受信した座席位置情報を座席予約サーバ110に送信する(A310)。情報を受信した座席予約サーバ110が、座席割付処理をおこなう(S205)。この処理では、指定された列車の指定された座席のステータスを予約状態に変更する。
次に、座席予約サーバ110が、座席割付処理S205により、決定した座席位置情報をWebサーバ150に送信する(A311)。
そして、Webサーバ150が、受信した座席位置情報をクライアントPC160に送信する(A312)。
次に、図14を用いて景色案内処理(図10のS203)について説明する。
先ず、座席予約サーバ110の景色案内処理部207が、要求内容の乗車駅および降車駅情報に基づいて、沿線景色基本情報テーブル202からサーチを行い、該当する区間の景色スポット一覧情報を取得する(A701)。
S702処理は、景色案内処理部207が、S701処理にて取得した景色スポット一覧情報に対して、要求された列車がそのスポット付近を通過する時刻を取得するため、列車時刻情報をサーチする(A702)。本処理はスポット数分繰り返し処理をおこなう。
次に、座席予約サーバ110は、要求された日付の景色情報を季節情報サーバ120に要求し(A703)、季節情報サーバ120は、リアルタイム景色情報を座席予約サーバ110に返信する(A704)。リアルタイム景色情報とは、例えば桜の開花情報や紅葉情報の色づき具合などを示し、沿線景色基本情報に加えて、より正確見ごろ情報として補完するための情報である。本処理はスポット数分繰り返し処理をおこなう。この処理により、スポットの最新情報を取得し、ユーザにより精度の高い情報を提供することが可能となる。
次に、座席予約サーバ110は、A701で取得したスポットの天候情報を天候情報サーバ140に要求し(A705)、天候情報サーバ140は、その該当するエリアの天候情報を返信する(A706)。本処理は、スポット数分繰り返し処理をおこなう。
次に、景色案内処理部207は、A701−A706により取得した各種情報を、図6に示した要求別景色情報テーブル204に格納する(A707)。
次に、要求別景色情報テーブル204のデータに基づき(A708)、景色案内処理部207は、景色点数算出処理をおこない(S300)、その結果を、要求別景色情報テーブルの該当するフィールド(合計点数812、順位813、見ごろマーク814、おすすめマーク815、指定スポット816、指定風景817)に格納する(A711)。
次に、図15A、図15Bを用いて景色点数算出処理(図14のS300)の詳細について説明する。
本処理は、スポット数分繰り返し処理をおこなう(S900−S918)。インプット情報として、図6の要求別景色情報テーブル204のスポット名801−推奨ユーザ属性811、指定スポット816、指定風景817を使用する。
先ず、S900−S916のループの中で、座席予約サーバ110の景色点数算出処理部208が、スポットの観賞可能時間帯805が乗車列車の通過時刻に当てはまるか否かを判定する(S901)。
スポットの観賞可能時間帯805が乗車列車の通過時刻804に当てはまる場合には(S901:YES)、当該スポットの合計点数に+10を加算する(S902)。スポットの観賞可能時間帯805が乗車列車の通過時刻804に当てはまらない場合は(S901:No)、当該のスポットは観賞不能であるため、当該スポットについての処理を終了する。このS901の処理により、日没等により景色が見えないスポットについては、おすすめとして表示しないことが可能となる。
次に、景色点数算出処理部208が、スポットの見ごろ時期807が乗車日に当てはまるか否かを判定する(S903)。スポットの見ごろ時期807が乗車日に当てはまる場合には(S903:YES)、当該スポットの合計点数に+10加算する(S904)。そして、景色点数算出処理部208が、当該スポットのリアルタイム景色情報の点数を当該スポットの合計点数812に加算する(S905)。S905の処理により、最新情報での点数計算が可能となり、より精度の高い案内が可能となる。また、リアルタイム景色情報808の点数が一定以上のとき(例えば、3以上のとき)、当該スポットの見ごろマーク814に、1を設定する(S906)。
一方、スポットの見ごろ時期807が当てはまらない場合には(S903:NO)、リアルタイム景色情報の加算もありないため、S904、S905、S906は行わずに、S907の処理に遷移する。S904、S905の点数加算処理により、見ごろ時期807となっているスポットについて、おすすめとして表示しやすくすることが可能となる。
次に、景色点数算出処理部208が、当該スポットの知名度806の点数を当該スポットの合計点数に加算する(S907)。S907の処理により、一般的に知名度806の高いスポットについて、おすすめとして表示しやすくなることが可能となる。
次に、景色点数算出処理部208が、当該スポットの天候810を判定し(S908)、晴れの場合は、当該スポットの合計点数に+10加算し(S909a)、曇りの場合は、当該スポットの合計点数に+5加算する(S909b)。それ以外の場合には、加算は行わない(S909c)。それ以外とは、雨や雪の場合、または天候情報を正しく取得できなかった場合などを示す。S907の処理により、天候による景色の見え方の違いを点数に反映することが可能となる。
次に、景色点数算出処理部208が、ユーザ属性が推奨ユーザ属性811に当てはまるか判定する(S910)、ユーザ属性が推奨ユーザ属性811に当てはまる場合には(S910:YES)、当該スポットの合計点数に+15加算する(S911)。ユーザ属性が推奨ユーザ属性811に当てはまらない場合には(S910:NO)、S912に遷移する。S909の処理により、そのユーザが好き好むと考えられるスポットをおすすめとして表示することが可能となる。
次に、スポットの種別がユーザ指定のお気に入り風景であるか否かを判定する(S912)。スポットの種別がユーザ指定のお気に入り風景であるときには(S912:YES)、当該スポットの合計点数に+15加算し(S913)、指定風景817のフラグに1を代入する(S914)。
スポットの種別がユーザ指定のお気に入り風景でないときには(S912:NO)、S915に遷移する。
次に、スポット名がユーザ指定の見たいスポット名であるか否かを判定する(S915)。スポット名がユーザ指定の見たいスポットであるときには(S915:YES)、当該スポットの合計点数に+30加算し(S916)、指定スポット816のフラグに1を代入する(S917)。
そして、ループから抜け出たときに、各スポットの合計点数の高い順に順位を設定する(S919)。
次に、スポットの合計点数の高い順から上位の所定数(例えば、1位〜3位)、あるいは、スポットの合計点数の所定の点数以上(例えば、20点以上)のスポットに対して、おすすめマーク815に、1を設定する(S920)。
次に、図16ないし図18を用いてクライアンPC上でのユーザインタフェースについて説明する。
乗車列車・希望景色設定画面3000は、図10のA305の時点でクライアントPC160に表示される画面であり、候補にされた列車の案を選択し、利用者が希望する景色の情報を入力するための画面である。乗車列車・希望景色設定画面3000は、候補選択欄3001、景色案内希望指定欄3010、見たいスポット指定欄3020、お気に入り風景指定欄3030からなる。
候補選択欄3001は、ユーザが候補ごとに候補指定ラジオボタン3002を指定する欄である。景色案内希望指定欄3010は、利用者が景色の案内を希望することを設定する欄である。利用者が景色の案内を希望するときには、景色希望指定欄3011の景色希望指定チェックボックス3011をオンにする。見たいスポット指定欄3020は、利用者が見たいスポットを指定する欄である。利用者が見たいスポットを指定するときには、見たいスポットチェックボックス3021をオンにする。図16の例では、「東京タワー」のチェックボックスがオンにされている。お気に入り風景指定欄3030は、利用者が好みの風景の種別を指定する欄である。利用者が好みの風景を指定するときには、お気に入り風景チェックボックス3031をオンにする。
景色スポット回答情報画面4000は、景色案内処理の出力情報を受けて、Webサーバ150で作成される画面であり、利用者に対して、運行する列車の現在の運行路線における景色の情報をアップトゥデートに示した画面である。
景色スポット回答情報画面4000は、図17に示されるように、左側車窓欄4001、右側車窓欄4003、駅情報表示欄4002からなる。
中央の駅情報表示欄4002には、乗車列車の乗車駅から降車駅までの各駅の発車または通過時刻が示される。また、左側車窓欄4001、右側車窓欄4003には、左右それぞれの車窓から観賞可能なスポットを表示する。なお、観賞可能時間外のスポットについては、表示しない。
例えば、図15A、図15Bの景色点数算出処理により算出された合計点数の上位の3スポットには、“おすすめ”といった表示を付加し、利用者にそのスポットがユーザ属性やユーザの好みからおすすめであることを訴求する。また、例えば、リアルタイム景色情報の値が、例えば、3以上のスポットについては、“見ごろ”といった表示を付加し、そのスポットが現在見ごろであることをユーザに訴求する。この例においては、「##山」は“見ごろ”と“おすすめ”の表記を付加している。
また、利用者が、図16に示した乗車列車・希望景色設定画面3000により、見たいスポットが指定されたスポットに関しては、景色スポット回答情報画面4000上のスポットをブリンクさせる、あるいは、他のスポットと表示色を変えるなどして、強調表示して目立たせるようにしてもよい。
座席指定画面2000は、景色スポット回答情報画面4000により、景色を確認した利用者が、座席を指定して予約をおこなうための画面である。
座席指定画面2000は、図18に示されるように、列車情報欄2001、座席指定欄2010からなる。列車情報欄2001は、対象とする列車の号数、発着時刻、到着時刻などの情報を表示する欄である。座席指定欄2010は、利用者が予約する座席の指定をおこなう欄である。ユーザは、予約するときには、マウスなどのポインティングデバイスにより、座席アイコン2011をクリックすることにより、指定することができる。また、入力し終わるとOKボタン2020をクリックする。
以上、本実施形態の列車座席案内システムによれば、利用者が鉄道遠征の景色を楽しみに旅行する場合に、現在見所のスポットを強調した形で表示し、利用者の好みや指定に合わせた景色の案内をおこなって、利用者が座席の予約をするサポートをすることができる。
110…座席予約サーバ
120…季節情報サーバ
130…購入・販売サーバ
140…天候情報サーバ
150…Webサーバ
160…クライアントPC
201…座席割付情報テーブル
202…沿線景色基本情報テーブル
203…列車時刻情報テーブル
204…要求別景色情報テーブル
205…座席割付処理部
206…経路案内処理部
207…景色案内処理部
208…景色点数算出処理部
210…沿線景色情報テーブル
211…顧客情報テーブル
212…景色スポット情報作成処理部
213…購入・販売中継処理部

Claims (11)

  1. 利用者からの入力に従って、座席予約サーバが運行する列車の座席予約をおこなう列車座席案内システムであって、
    前記座席予約サーバは、
    利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、指定された列車の指定された座席の割付処理をおこなう座席割付処理部と、
    利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、乗車に適した経路候補を算出する処理をおこなう経路案内処理部と、
    利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、景色スポットに関する情報を作成する景色案内処理部とを有し、
    前記座席予約サーバは、
    前記経路案内処理部が算出した列車の運用経路の沿線の景色スポットに関する情報を保持する要求別景色情報テーブルを有し、
    前記要求別景色情報テーブルの景色スポットに対して、利用者の適合度を得点として算出することを特徴とする列車座席案内システム。
  2. さらに、利用者が景色スポットの種別を指定できる手段を有し、
    前記要求別景色情報テーブルは、景色スポットの種別の情報を格納し、
    利用者が指定した景色スポットの種別の得点を高くすることを特徴とする請求項1記載の列車座席案内システム。
  3. さらに、利用者が具体的に見たい景色スポットを入力する手段を有し、
    前記要求別景色情報テーブルは、利用者が具体的に見たい景色スポットの情報を格納し、
    利用者が具体的に見たい景色スポットとして指定された景色スポットの得点を高くすることを特徴とする請求項1記載の列車座席案内システム。
  4. さらに、利用者のユーザ属性を含む顧客情報テーブルを保持し、
    前記要求別景色情報テーブルは、景色スポットごとに推奨ユーザ属性の情報を保持し、
    利用者のユーザ属性と、前記要求別景色情報テーブルの景色スポットごとに推奨ユーザ属性と合致するときに、その景色スポットの得点を高くすることを特徴とする請求項1記載の列車座席案内システム。
  5. 前記要求別景色情報テーブルは、天候、季節、列車の通過時刻に関する情報を保持し、
    前記要求別景色情報テーブルの天候、季節、列車の通過時刻を加味して、前記要求別景色情報テーブルの景色スポットに対して、利用者の適合度を得点として算出することを特徴とする請求項1記載の列車座席案内システム。
  6. 前記要求別景色情報テーブルは、景色スポットごとに、見ごろ時期に関する情報を保持し、
    列車の運行時期が、前記要求別景色情報テーブルの見ごろ時期に合致するときに、その景色スポットの得点を高くすることを特徴とする請求項1記載の列車座席案内システム。
  7. 前記要求別景色情報テーブルは、景色スポットごとに、知名度に関する情報を保持し、
    前記要求別景色情報テーブルの知名度が高いときに、その景色スポットの得点を高くすることを特徴とする請求項1記載の列車座席案内システム。
  8. 運行する列車の沿線の景色スポットを停車駅または通過駅と対比して表示する手段を有し、
    前記算出した景色スポットの得点に従って、沿線の景色スポットを表示することを特徴とする請求項1記載の列車座席案内システム。
  9. 表示される景色スポットの得点の高い景色スポットに対して、おすすめマークを表示することを特徴とする請求項1記載の列車座席案内システム。
  10. 運行する列車の沿線の景色スポットを停車駅または通過駅と対比して表示する手段を有し、
    列車の運行時期が、前記要求別景色情報テーブルの見ごろ時期に合致するときに、見ごろマークを表示することを特徴とする請求項6記載の列車座席案内システム。
  11. 利用者からの入力に従って、座席予約サーバが運行する列車の座席予約をおこなう列車座席案内方法であって、
    前記座席予約サーバは、
    利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、指定された列車の指定された座席の割付処理をおこなう座席割付処理部と、
    利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、乗車に適した経路候補を算出する処理をおこなう経路案内処理部と、
    利用者から要求された予約内容の条件に基づいて、景色スポットに関する情報を作成する景色案内処理部とを有し、
    前記座席予約サーバは、
    前記経路案内処理部が算出した列車の運用経路の沿線の景色スポットに関する情報を保持する要求別景色情報テーブルを有し、
    利用者が具体的に見たい景色スポットを入力するステップと、
    前記要求別景色情報テーブルは、利用者が具体的に見たい景色スポットの情報を格納するステップと、
    運行する列車の沿線の景色スポットを停車駅または通過駅と対比して表示するステップとを有し、
    運行する列車の沿線の景色スポットを停車駅または通過駅と対比して表示するときに、利用者が具体的に見たい景色スポットとして指定された景色スポットを強調表示することを特徴とする列車座席案内方法。
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