JP2017215721A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の現在位置周辺の施設、場所等に関する動画情報等の被視聴情報を推薦情報として配信する構成と比較して、使用者の移動目的により合致した被視聴情報を配信する。【解決手段】移動状況判定部32は、情報受信部31により受信されたGPS情報と、地図情報格納部36に記憶されていた地図情報とを用いて端末装置20の移動状況を判定する。移動状況判定部32は、情報受信部31により受信されたユーザのスケジュール情報および特定した移動方向に基づいて、そのユーザの目的地を推定する。動画情報選択部34は、移動状況判定部32により判定された端末装置20の移動状況や目的地およびユーザの嗜好に基づいて、その端末装置20のユーザに推薦する動画情報を動画像データ格納部37の動画像データベースから選択する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、携帯端末の位置情報に応じて、リアルタイムかつ自動的に位置情報に関連した情報を携帯端末に提供することができる情報提供システムが開示されている。
特許文献2には、ユーザが複雑な操作を行わなくても、現在位置に応じた映像を視聴することが可能な映像配信装置が開示されている。
特開2006−172399号公報 特開2008−182541号公報
スマートフォン等の移動可能な携帯端末を保持しているユーザ(使用者)に対して動画情報を選択して推薦情報として配信するような場合、ユーザの携帯端末からの位置情報を利用することにより、ユーザの現在位置周辺の施設や場所等に関する動画情報を配信することが可能である。
しかし、例えば新幹線や電車等によりある目的地に移動しているユーザに対して、現在の位置に応じた動画情報を推薦したとしても、ユーザがその動画情報に興味を持って視聴する可能性が低い場合がある。例えば、新幹線で東京から京都に移動中のユーザに対して、移動途中の静岡や名古屋に関する動画情報を推薦情報として提示したとしても、ユーザがそれらの動画情報を視聴する可能性は低い。
本発明の目的は、使用者の現在位置周辺の施設、場所等に関する動画情報等の被視聴情報を推薦情報として配信する構成と比較して、使用者の移動目的により合致した被視聴情報を配信することが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。
[情報処理装置]
請求項1に係る本発明は、移動可能な端末装置から位置情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された位置情報と予め記憶されていた地図情報とを用いて判定された前記端末装置の移動状況に基づいて、前記端末装置の使用者に推薦する被視聴情報を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された被視聴情報を前記端末装置に配信する配信手段とを備えた情報処理装置である。
請求項2に係る本発明は、前記受信手段により受信された位置情報の時間経過に基づいて前記端末装置の移動速度を算出するとともに移動方向を特定し、当該移動速度と地図上の位置とから前記端末装置の移動手段を推定し、算出した移動速度、特定した移動方向および推定した移動手段を前記端末装置の移動状況として判定する判定手段をさらに備えた請求項1記載の情報処理装置である。
請求項3に係る本発明は、前記受信手段が前記端末装置から使用者の予定情報を受信し、
前記判定手段は、前記受信手段により受信された使用者の予定情報および特定した移動方向に基づいて、使用者の目的地を推定し、
前記選択手段は、前記判定手段により判定された移動状況および推定した使用者の目的地に基づいて、前記端末装置の使用者に推薦する被視聴情報を選択する請求項2記載の情報処理装置である。
請求項4に係る本発明は、前記判定手段が、推定した移動手段および特定した移動方向に基づいて使用者の目的地を推定し、
前記選択手段は、前記判定手段により判定された移動状況および推定した使用者の目的地に基づいて、前記端末装置の使用者に推薦する被視聴情報を選択する請求項2記載の情報処理装置である。
請求項5に係る本発明は、前記被視聴情報が動画情報であり、
前記選択手段は、推定した使用者の目的地と算出された移動速度から目的地に到達するまでの移動時間を算出し、算出された移動時間内で視聴可能な動画情報を選択する請求項3又は4記載の情報処理装置である。
請求項6に係る本発明は、使用者毎の過去の視聴履歴情報を格納する格納手段をさらに備え、
前記選択手段は、前記格納手段に格納された視聴履歴情報に基づいて分析された当該使用者の嗜好に合致した被視聴情報を選択する請求項1から5のいずれか1項記載の情報処理装置である。
[プログラム]
請求項7に係る本発明は、移動可能な端末装置から位置情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された位置情報と予め記憶されていた地図情報とを用いて判定された前記端末装置の移動状況に基づいて、前記端末装置の使用者に推薦する被視聴情報を選択する選択ステップと、
前記選択ステップにおいて選択された被視聴情報を前記端末装置に配信する配信ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、使用者の現在位置周辺の施設、場所等に関する動画情報等の被視聴情報を推薦情報として配信する構成と比較して、使用者の移動目的により合致した被視聴情報を配信することが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、使用者の現在位置周辺の施設、場所等に関する動画情報等の被視聴情報を推薦情報として配信する構成と比較して、使用者の移動目的により合致した被視聴情報を配信することが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、使用者の目的地を推定することにより、使用者の移動目的により合致した被視聴情報を配信することが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、使用者の目的地を推定することにより、使用者の移動目的により合致した被視聴情報を配信することが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項5に係る本発明によれば、使用者が目的地に到着するまでの移動時間内で視聴可能な動画情報を推薦情報として配信することが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、使用者の過去の視聴履歴に基づかないで被視聴情報を配信する場合と比較して、使用者の嗜好に合致した被視聴情報を推薦情報として配信することが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、使用者の現在位置周辺の施設、場所等に関する動画情報等の被視聴情報を推薦情報として配信する構成と比較して、使用者の移動目的により合致した被視聴情報を配信することが可能なプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態の動画配信システムのシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態における動画配信サーバ10のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における動画配信サーバ10の機能構成を示すブロック図である。 移動状況判定部32がユーザの移動手段の判定の際に使用する移動手段判定テーブルの一例を示す図である。 移動状況判定部32の移動手段の判定例を説明するための図である。 移動状況判定部32の移動手段の判定例を説明するための図である。 携帯端末20内に保存されているスケジュール情報の一例を示す図である。 移動状況判定部32が、スケジュール情報に記載された記載内容の形態素解析を行って、ユーザの目的地、利用交通機関、出発・到着時刻、移動目的等のその他の行動情報を取得する様子を説明するための図である。 動画情報選択部34が、移動状況判定部32により判定された端末装置20の移動状況に基づいて、携帯端末20に配信する動画情報を選択する一例を説明するための図である。 ユーザが運転者であるか否かを確認する際に、携帯端末20に表示される表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の動画配信サーバ10における動画配信の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 携帯端末20に表示される推薦動画情報の一例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の動画配信システムの構成を示すシステム図である。
本発明の一実施形態の動画配信システムは、図1に示されるように、インターネット等のネットワーク30により相互に接続された動画配信サーバ(情報処理装置)10、および複数の移動可能な携帯端末20により構成される。図1では、携帯端末20の一例として、スマートフォンの場合が示されているが、携帯端末20はスマートフォン以外の携帯電話装置やタブレット端末装置等の他の端末装置であっても良い。
また、携帯端末20は、GPS(Global Positioning System)受信機等の位置情報取得手段を備えており、GPS情報(位置情報)を取得することができるような機能を有している。そして、携帯端末20は、Wi−Fi等の無線LAN経由にてネットワーク30に接続することも可能であるし、移動電話通信回線網を介してネットワーク30に接続することも可能である。
そして、動画配信サーバ10は、ネットワーク30を介してそれぞれの携帯端末20からGPS情報を取得して、各携帯端末20に対して推薦動画を配信する。なお、この動画配信サーバ10が携帯端末20から取得したGPS情報に基づいてどのようにして推薦する動画情報を選択するかの詳細については後述する。
次に、本実施形態の動画配信システムにおける動画配信サーバ10のハードウェア構成を図2に示す。
動画配信サーバ10は、図2に示されるように、CPU11、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置13、ネットワーク30を介して携帯端末20との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)14、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置15を有する。これらの構成要素は、制御バス16を介して互いに接続されている。
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、動画配信サーバ10の動作を制御する。なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される動画配信サーバ10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の動画配信サーバ10は、図3に示されるように、情報受信部31と、移動状況判定部32と、ユーザ嗜好分析部33と、動画情報選択部34と、推薦動画配信部35と、地図情報格納部36と、動画像データ格納部37と、視聴履歴情報格納部38とを備えている。
情報受信部31は、端末装置20からGPS情報およびユーザのスケジュールを受信する。なお、このGPS情報には、端末装置20の緯度経度の情報およびその緯度経度の情報が取得された時刻を示す時刻情報が含まれている。
地図情報格納部36は、携帯端末20が移動する範囲の地図情報を予め格納している。
移動状況判定部32は、情報受信部31により受信されたGPS情報と、地図情報格納部36に記憶されていた地図情報とを用いて端末装置20の移動状況を判定する。
具体的には、移動状況判定部32は、情報受信部31により受信されたGPS情報の時間経過に基づいて端末装置20の移動速度を算出するとともに移動方向を特定し、この移動速度と地図上の位置とから端末装置20の移動手段を推定し、算出した移動速度、特定した移動方向および推定した移動手段を端末装置20の移動状況として判定する。
例えば、移動状況判定部32は、図4に示すような移動手段判定テーブルを用いて、ユーザの移動手段を判定する。この図4に示された移動手段判定テーブルでは、ユーザの現在位置地と地図情報とを照らし合わせて、ユーザの現在位置が道路上、線路上、水上のいずれかであるのかと移動速度との組み合わせにより移動手段を判定するようになっている。
なお、移動状況判定部32は、携帯端末20からのGPS情報を異なる時刻で複数回受信することにより、移動距離を移動時間で除算して移動速度を算出する。例えば、移動状況判定部32は、ある時刻のGPS情報と別の時刻のGPS情報とで時間差が2分であり、その2点間の移動距離が1.5kmだった場合、移動速度は時速45km(=1.5/2×60)であると算出する。
そして、移動状況判定部32は、例えば、ユーザの現在位置が道路上であり、移動速度が高速(例えば、時速40km以上)であれば自動車、バス、タクシー等で移動していると判定する。また、移動状況判定部32は、ユーザの現在位置が道路上であり、移動速度が中速(例えば、時速8km以上40km未満)であれば自転車で移動中であり、移動速度が低速(例えば、時速8km未満)であれば徒歩で移動中であると判定する。
なお、図4には示されていないが、ユーザの現在位置が高速道路上であり、移動速度が時速60km以上の場合には、移動状況判定部32は、ユーザの移動手段は高速道路上の自動車であると判定するようにしても良い。
さらに、移動状況判定部32は、ユーザが線路上を移動している場合には電車により移動中であり、ユーザが水上を移動している場合には船、フェリー等の水上交通手段により移動していると判定する。
このような移動状況判定部32の移動手段の判定例を図5、図6を参照して説明する。例えば、図5に示すように、ユーザが地図上の位置51〜53を時間経過とともに移動している場合、移動状況判定部32は、このユーザの移動手段は電車であり図中の矢印で示す移動方向で移動しているものと判定する。
また、図6示すように、ユーザが地図上の位置61〜63を時間経過とともに時速50kmで移動している場合、移動状況判定部32は、このユーザの移動手段は自動車、バス、タクシーであり図中の矢印で示す移動方向で移動しているものと判定する。
なお、携帯端末20が、ユーザの乗車している交通手段により提供されているWi−fi等の無線LAN回線経由でネットワーク30に接続しており、その無線LAN回線の種類により交通手段を特定することができるような場合には、移動状況判定部32は、その無線LAN回線の種類に基づいて移動手段を判定するようにしても良い。
例えば、東京都の都営バス内で無料開放されている無線LAN回線に端末装置20が接続されていることが確認できた場合、移動状況判定部32は、その端末装置20は都営バスで移動中であると判定することができる。また、新幹線内で無料開放されている無線LAN回線に端末装置20が接続されていることが確認できた場合、移動状況判定部32は、その端末装置20は新幹線で移動中であると判定することができる。
また、移動状況判定部32は、情報受信部31により受信されたユーザのスケジュール情報(予定情報)および特定した移動方向に基づいて、そのユーザの目的地を推定する。
例えば、図7に示すようなスケジュール情報(カレンダー情報)が携帯端末20内に保存されていて、このスケジュール情報が情報受信部31により受信された場合を用いて説明する。
移動状況判定部32は、図8に示すように、このスケジュール情報に記載された当日の記載内容を取得して、取得した記載内容の形態素解析を行って、ユーザの目的地、利用交通機関、出発・到着時刻、移動目的等のその他の行動情報を取得する。
例えば、スケジュール情報の記載内容が「鎌倉観光」という内容であった場合、目的地は「鎌倉」であり移動目的は「観光」であると判定することができる。また、スケジュール情報の記載内容が「名古屋出張(ひかり201号)」という内容であった場合、目的地は「名古屋」であり、利用交通機関は「ひかり201号(つまり新幹線)」であり、移動目的は「出張」であると判定することができる。さらに、スケジュール情報の記載内容が「京都旅行 AM12:00京都駅着」という内容であった場合、目的地は「京都、京都駅」であり、到着時刻は「AM12:00」であり、移動目的は「旅行」であると判定することができる。
また、ユーザが携帯端末20内にスケジュール情報を保存していないような場合、移動状況判定部32は、スケジュール情報を用いることなく、推定した移動手段および特定した移動方向のみに基づいてそのユーザの目的地を推定するようにしても良い。つまり、移動状況判定部32は、ユーザの移動方向(進行方向)上の地域、エリア等を目的地として推定するようにしても良い。
例えば、ユーザの移動手段が新幹線であると判定され、移動方向が下り方向であり、現在位置が横浜終電であった場合、移動状況判定部32は、そのユーザの目的地を、名古屋、大阪、京都というように推定する。つまり、新幹線の停車駅は限られているため、移動手段が新幹線だと判定されたことにより、新幹線を利用するユーザの目的地として確率が高そうな場所をそのユーザの目的地として推定している。
また、例えば、ユーザが東京湾フェリーに乗船して神奈川県から出船して東京湾上を移動中である場合、移動状況判定部32は、そのユーザの目的地は千葉県の南房総方面であると推定する。
動画像データ格納部37には、観光案内情報、各種施設の紹介情報等の様々な内容の動画情報が、その内容を示す属性情報とともに格納されている。
視聴履歴情報格納部38には、それぞれのユーザ毎に、そのユーザが過去に視聴した動画情報の履歴情報が格納されている。
ユーザ嗜好分析部33は、視聴履歴情報格納部38に格納されている視聴した動画情報の履歴情報を分析することにより、そのユーザの嗜好情報を取得する。なお、ユーザ嗜好分析部33は、それぞれのユーザの嗜好分析を行う際に、協調フィルタリングの手法を用い、過去の視聴履歴情報における視聴回数が多い動画像を「好み」の動画像であるとユーザの嗜好を把握するとともに、類似ユーザの嗜好に合致した動画像の傾向を分析して、「Aの動画が好きな人は、Bという動画を好んで視聴する傾向がある」という情報を用いてユーザの嗜好解析を行う。
動画情報選択部34は、移動状況判定部32により判定された端末装置20の移動状況に基づいて、その端末装置20のユーザに推薦する動画情報を動画像データ格納部37の動画像データベースから選択する。
その動画情報選択部34が、移動状況判定部32により判定された端末装置20の移動状況に基づいて、携帯端末20に配信する動画情報を選択する一例について図9を参照して説明する。
なお、図9では、移動手段が自動車等である場合、携帯端末20の表示画面に図10に示すような内容を表示させてユーザが運転者であるか否かを入力してもらい、その入力結果に基づいて配信する動画情報を変更する場合が示されている。
つまり、移動手段が自動車である場合には、ユーザが運転者である場合を「自動車(運転者)」とし、ユーザが運転者でない場合を「自動車(運転者以外)」として、配信する動画情報の内容を変更するようになっている。
この図9に示した動画配信例では、移動手段が「自動車(運転者)」の場合には、運転中のユーザは動画情報を視聴することができないため、ラジオ番組の音声、落語の音声等のような音声中心のポッドキャスト等のコンテンツを配信する。また、移動手段が「自動車(運転者以外)」の場合には、特に配信する動画内容には制限せずに、目的地や移動状況に応じた動画情報を選択して配信する。
また、移動手段が「電車」の場合には、特に制限を設けることなく、目的地や移動状況に応じた動画情報を選択して配信するが、通勤・通学中である可能性が高いことを考慮して、通勤・通学中に視聴される可能性の高いニュースや語学学習用の動画等を優先して配信するようにする。
また、移動手段が「船」の場合には、特に制限を設けることなく、目的地や移動状況に応じた動画情報を選択して配信するが、ライフジャケットの装着方法のような船の安全に関する動画情報等を優先して配信するようにしても良い。
また、移動手段が「自転車」、「徒歩(歩行中)」の場合には、自転車の乗車中に歩行中の動画の視聴は危険であるため、音声中心の動画やポッドキャスト等を配信する。また、このような移動状況で動画情報を配信する場合には、移動中の動画の視聴は危険である旨の警告表示を行うようにする。
また、移動状況判定部32によりユーザの目的地が推定された場合には、動画情報選択部34は、移動状況判定部32により判定された移動状況および推定したユーザの目的地に基づいて、端末装置20のユーザに推薦する動画情報を選択する。
なお、移動状況判定部32によりユーザの移動方向の場所等が目的地として推定された場合には、動画情報選択部34は、ユーザの移動方向の場所、都市、エリア等に関する動画情報を選択する。
また、動画情報選択部34は、移動状況判定部32により推定されたユーザの目的地と算出された移動速度から目的地に到達するまでの移動時間を算出し、算出された移動時間内で視聴可能な動画情報を選択するようにしても良い。
例えば、あるユーザが新幹線で京都に移動中であり京都に到着するまでの移動時間が30分であると判定した場合、動画情報選択部34は、30分以内に視聴可能な京都の観光案内の動画情報を選択して配信する。ユーザがこのような動画情報を選択して視聴した場合、ユーザは、京都に到着する前に選択した動画情報の視聴を完了することができる。
さらに、ユーザ嗜好分析部33によりユーザの嗜好が分析されている場合には、動画情報選択部34は、視聴履歴情報格納部38に格納された視聴履歴情報に基づいて分析されたそのユーザの嗜好に合致した動画情報を選択するようにしても良い。
例えば、和食の料理的に関する動画を良くするユーザに対しては、和食の料理的に関する動画情報が優先して配信されるようにし、城等の歴史上の史跡に関する動画を良くするユーザに対しては、歴史に関する動画情報が優先して配信されるようする。
そして、推薦動画配信部35は、動画情報選択部34により選択された複数の動画情報を端末装置20に推薦動画として配信する。
次に、本実施形態の動画配信サーバ10における動画配信の処理の流れを図11のフローチャートを参照して説明する。
動画配信サーバ10では、携帯端末20からのアクセスがあった場合、そのアクセスがGPS機能付の携帯端末20からのアクセスである場合(ステップS101においてyes)、情報受信部31により、その携帯端末20から、GPS情報およびスケジュール情報を取得する(ステップS102)。
そして、移動状況判定部32は、取得されたGPS情報およびスケジュール情報から、その携帯端末20の移動手段、移動速度、移動方向等の移動状況を判定する(ステップS103)。
例えば、ユーザの現在位置が横浜付近の線路上で下り方向に移動中である場合、移動状況判定部32は、そのユーザは、横須賀線、東海道線、京浜東北線に乗車して下り方向に移動中であると判定する。
そして、移動状況判定部32は、情報受信部31により受信されたスケジュール情報からユーザの目的地を推定する(ステップS104)。
例えば、図7に示したようなスケジュール情報から取得した本日の予定内容が「鎌倉観光」である場合、移動状況判定部32は、ユーザの目的地は鎌倉であると推定する。
ここで、視聴履歴情報格納部38に格納されているこのユーザの過去の視聴履歴に基づくユーザ嗜好分析部33の分析結果により、このユーザの嗜好特性が「お寺」であったとする。
すると、動画情報選択部34は、例えば、「横須賀線」、「東海道線」、「鎌倉」、「お寺」という検索属性を決定する(ステップS105)。
そして、動画情報選択部37は、決定した検索属性に基づいて、動画像データ格納部37内の動画データベースの中からそのユーザに推薦する動画情報を検索する(ステップS106)。
そして、推薦動画配信部35は、動画情報選択部37により検索された複数の動画情報を、携帯端末20におすすめの動画情報として配信する(ステップS107)。
このようにして携帯端末20に表示される推薦動画情報の一例を図12に示す。
図12を参照すると、「鎌倉のお寺案内」、「建長寺の紹介ビデオ」、「鶴岡八幡宮」、「三浦半島の観光案内ビデオ」というタイトルの動画情報がユーザに対しておすすめ動画として提示されているのが分かる。
ユーザがこれらの動画情報の中から1つの動画情報を選択して再生を指示すると、選択された動画が再生され、ユーザは動画を視聴することができるようになる。
このように本実施形態の動画配信サーバ10では、携帯端末10から取得されたGPS情報やスケジュール情報から、ユーザの移動手段、目的地等を推測して、現在位置周辺の情報ではなく、目的地に関する情報や、推測した移動手段の沿線情報等の動画情報を選択して配信するような処理が行われる。
[変形例]
上記実施形態では、動画配信サーバ10から携帯端末20に対して動画情報を推薦情報として配信する場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、動画情報以外の文書情報、音声情報、静止画情報、静止画像と音声を組み合わせた情報等を被視聴情報として携帯端末20に配信する場合でも同様に本発明を適用することができるものである。
10 動画配信サーバ(情報処理装置)
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 通信インタフェース(IF)
15 ユーザインタフェース(UI)装置
16 制御バス
20 携帯端末
30 ネットワーク
31 情報受信部
32 移動状況判定部
33 ユーザ嗜好分析部
34 動画情報選択部
35 推薦動画配信部
36 地図情報格納部
37 動画像データ格納部
38 視聴履歴情報格納部
51〜53 位置
61〜63 位置

Claims (7)

  1. 移動可能な端末装置から位置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された位置情報と予め記憶されていた地図情報とを用いて判定された前記端末装置の移動状況に基づいて、前記端末装置の使用者に推薦する被視聴情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された被視聴情報を前記端末装置に配信する配信手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記受信手段により受信された位置情報の時間経過に基づいて前記端末装置の移動速度を算出するとともに移動方向を特定し、当該移動速度と地図上の位置とから前記端末装置の移動手段を推定し、算出した移動速度、特定した移動方向および推定した移動手段を前記端末装置の移動状況として判定する判定手段をさらに備えた請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記受信手段は前記端末装置から使用者の予定情報を受信し、
    前記判定手段は、前記受信手段により受信された使用者の予定情報および特定した移動方向に基づいて、使用者の目的地を推定し、
    前記選択手段は、前記判定手段により判定された移動状況および推定した使用者の目的地に基づいて、前記端末装置の使用者に推薦する被視聴情報を選択する
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記判定手段は、推定した移動手段および特定した移動方向に基づいて使用者の目的地を推定し、
    前記選択手段は、前記判定手段により判定された移動状況および推定した使用者の目的地に基づいて、前記端末装置の使用者に推薦する被視聴情報を選択する
    請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記被視聴情報が動画情報であり、
    前記選択手段は、推定した使用者の目的地と算出された移動速度から目的地に到達するまでの移動時間を算出し、算出された移動時間内で視聴可能な動画情報を選択する請求項3又は4記載の情報処理装置。
  6. 使用者毎の過去の視聴履歴情報を格納する格納手段をさらに備え、
    前記選択手段は、前記格納手段に格納された視聴履歴情報に基づいて分析された当該使用者の嗜好に合致した被視聴情報を選択する請求項1から5のいずれか1項記載の情報処理装置。
  7. 移動可能な端末装置から位置情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信された位置情報と予め記憶されていた地図情報とを用いて判定された前記端末装置の移動状況に基づいて、前記端末装置の使用者に推薦する被視聴情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された被視聴情報を前記端末装置に配信する配信ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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